2016年10月15日

汗をかくロボット

東大が開発した「汗をかいて冷却するロボット」。金属フレームにスポンジ状の構造を取り入れ、そこから水が浸透し気化熱で冷却するという、まさに人間の「汗」と同じ仕組み。ファンによる空冷の3倍の効果があるというのは、ファンのような専用の仕組みがない分かなりメリットがあるのでは。ただ、今はフレーム構造飲みなのでフレーム自体をスポンジ状にして水を浸透させるけれど、将来的に外殻というか「皮膚」が付くようになったらどうするんだろうか。このままでは内部の湿度が高くなって効果は無くなるだろうし。外殻が付いたら、多分その外殻に同様の「発汗」システムを作り、必要な部分にはその冷却効果が伝わるような仕組みにするんでしょうね。実際人間の体は、骨から汗が発汗しているわけでは無いし。

自然界の動物や植物などの形状から工業製品のデザインが生まれたりしますが、やはり自然は偉大、人の体は偉大、と言う事なんだろうなぁ。

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