2016年10月5日

二重国籍問題

蓮舫氏の二重国籍問題は、最近一寸なりを潜めているけれど、自民党の小野田議員が日本国の選択はしていたけれど、米国籍の離脱手続きが完了していない事が分かり、これを公開して手続きをしたことで、またその他の議員に対しての二重国籍問題が蒸し返されそう。小野田議員に関しても、軽率だったと思うけれど、一応ちゃんと必要な書類を公開して説明している。蓮舫問題の一番の問題点は、彼女が説明しているように既に適切な手続きをとっていたと自分は認識していたけれどそうで無かったと説明している事に反する事象が幾つも見られる事と、その事に関しての説明責任が果たされていない事。多重国籍者に対しての差別とか勘違いの発言も聞かれるけれど、彼女の場合は本来するべき説明をしていない事が批判されているわけで、本当に自分が意識していなかったのであれば、それは法律の整備の問題なので今後正せば良いだけの話し。別に彼女が日本とアメリカの二重国籍であっても今回の様な事があれば批判されるだろうし、それは別に中国籍台湾席だからという話ではない。国民が不信感を懐いているのは、彼女の説明が信用できない口先だけの説明しかない事なんですよね。あれだ日頃「説明責任」と言っているくせに。

日本維新の会は、所謂「蓮舫法案」を出しているけれど、それはそれでちゃんとやるべき。また、議員立候補の時には多重国籍では無い事を宣誓する一文を入れて、仮に後でそれが虚偽だと発覚したら偽証ということにすればよいだけ。そう言うルールは、今回不備があった事が分かったのだから整備するべき。で、そういうルール作りとは別に政治家として虚偽の説明をしていた事の釈明と説明が無い事が、蓮舫問題の一番の争点。「多重国籍者が選挙で当選した」事では無く「多重国籍を認識して選挙で当選した、国務大臣になった」という事が問題だと明確にして、そこを責めないと。本当に彼女に日が無いのであれば、戸籍謄本なり国籍離脱の書類なりパスポートの写しなり、幾らでも証明できるものはあるはずなんですからね。それが出せないと言う事は、やはり何か拙い事があるのではと疑ってしまう。

そこまでやるかどうか分からないけれど、自民党の小野田議員が今回責任をとって議員辞職したら、それはそれで蓮舫氏に対しての壮大なブーメランになるのでは。しかも、衆議院は早晩解散総選挙が言われているから、そんなに長い期間無職になるわけでは無いだろうし、逆に伊崎良く禊ぎをしたと言う事で次回はさらに集票できるかもしれない。一方で蓮舫氏は、多分当選はするだろうけど逆風も強くなるだろうし。

ところで蓮舫氏は党の会合でこんなことを言っていたらしいけれど、いゃ自分の方がよほど「何様」という言い方をしていると思うぞ。もっとも、それは「驕り」からではなく「虚勢」からだとは思うけれど。トップバッターで質問するらしいけれど、さてどうなる事やら...

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