2016年10月28日

emoji

ニューヨーク近代美術館(MoMA)が、docomoの初期の絵文字176種類をNTT docomoと契約して収蔵に加えるという記事。今見ると懐かしいなあ... (笑) 今は何千種類という絵文字が有り、さらにはスタンプもあるけれど、当時はこの程度の絵文字でも十分充実していた感じがありましたね。

改めて見返してみると、所謂「Face Mark」が無いような。これはちょっと意外。実は、この手の絵文字が登場する以前のテキストベースのメールのやり取りでは、感情表現をする顔の表情を入れるのが標準だったから。私が最初に仕事でメールを使い出して遭遇したのが、「;-)」とか「:-p」とかの、横に傾いた表情。最初は何だから分からなかったけれど、気がついた時の感動というか衝撃は大きかったなぁ。その後日本のBBSでは「(^^;;」系が使われるようになり、以後はこれがスタンダードに。さらにDBCSで日本語だけで無く各国語のキャラクターも使えるので、今では「( ͡° ͜ʖ ͡°)」見たいな芸術的な表情まで作れるようになったし。

私はLINEはしないので最近のスタンプ事情には疎いけれど、日本語の場合漢字を使うからこういう絵文字との相性は良いんじゃ無いだろうか。その漢字の意味まるまる一つの「絵」と差し替えできますからね。英語でも単語単位で絵文字に差し替えることは出来るんだろうけど、一寸イメージが沸きません。一文字での変換では無く、単語が一つの絵文字になる違和感というか。それに、元々漢字自体が象形文字から変化したものだから、ある意味「絵」の抽象化したものですからね。12月のクリスマスの頃にN.Y.に行く予定を入れているけれど、MoMAにも寄ってみようかしらん。

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