2016年10月20日

暴言と暴行

沖縄の北部ヘリパッドでの抗議活動に支援に入った、大阪府警の機動隊員が余りの激しい抗議活動に暴言を発してしまったという事件。理由はともかくその発言をした時点で負けだから、堪えられなかったのは機動隊側の落ち度だとは思うけれど、でもメディアでは報道されない反対派の常軌を逸した行動の様子をネット等で見ていると、機動隊の気持ちはよく分かる。あくまで個人的想像ですけど、日頃厳しい相手と対応しているだろう大阪府警の人間が、思わず堪忍袋の緒が切れる位って、どれだけこのゲート前の連中は激しいのかと。彼らの違法的なバリケードや勝手に検問などをして、地元の人達が迷惑を被っている事も殆ど報道されないけれど、ああいうのはもっと取り締まるべきだと思う。確かに集会の自由や個人の思想の自由はあるだろうけど、その「自由」の意味をはき違えているというか勝手に拡大解釈しているのは、もう違法と断言するべきでは。さらには、韓国、あるいは中国の関係者もこの中には入っているらしく、そう言うのって何故もっと取り締まれないのだろうか。今でもそうだけれど、何かあると直ぐに「差別」と言い出して自分達が弱者、あるいは弾圧された側のような態度を取るわけだけれど、あんなに暴力的な弱者はいないだろう。で、理由はどうあれ、他国の人間が日本国内の問題に関して活動する事は、内乱罪あるいは騒乱罪、さらには外患罪として取り締まる必要性も考えないと。

以前も書いたけれど、今の辺野古とか高江の様子は、闘争活動激しい頃の成田空港の様子に似ている気がするんですよね。成田闘争に関しては、最初の国の対応の不味さが原因だとは思うけれど、その後地元住民の支援という事で全国から活動家が集まってしまい、途中からは活動家の活動場所になってしまい、逆にそれに嫌気をさした地元住民が離脱するようになり、それで皮肉にも成田の共存に方向性が進んだと言う事もあるけれど、今の沖縄は地元不在の単なる活動家、プロ市民のプレゼンテーションの場になっているような気がする。

個人的に違和感を感じるのは、辺野古に対してはあれだけ抵抗している翁長沖縄知事が、この高江に対してはあれほど厳しい抵抗をしていない気がするんですよね。辺野古の場合、普天間の大体という位置付けがあるものの、海岸部に新設するV字滑走路が気にくわないみたい。でも、高江にしても新規にヘリパッドを新築するわけだから、同じ状態だと思うけれど、高江は元々の基地のエリアにヘリパッドを作る事と、それによって広大な地域が返還されると言う事で、辺野古ほど象徴的な施設が出来るわけでは無く、その分見返りも大きいと言う事で、彼としては抵抗姿勢は見せつつこちらは容認しているのかなと思ったら、やはり素人でも分かるような話はすでに看破されていたようです。

沖縄の厳しい状況や特異な状況は理解しているけれど、だからといって一度に全ての問題が解決する方法は無いのも事実。それならば、優先順位を付けて、より危険なもの、より優先度の高いものから解決していくしか無いですよね。その中には地元として反対したいもの、順番を変えてほしいものもあるだろうから、そう言う話し合いはしていくべきだと思うけれど、結局今のように何でも反対という立場になってしまうと、動くものも動かなくなり、結果的に一番の問題点である普天間基地だって何も解決せずに何年もそのままなわけで、本当に基地の危険性を訴える人はそれで納得しているのだろうか。

いずれにしても、何百人といる反対派のうち、関係無い県外からの応援者とか少なくとも外国人位はある程度の力で排除しても良いんじゃ無いかと思う。地元の住民ですら反対派の行動に対して批判をしているという現状は、もっとメディアも強調するべきで、その上で相互にちゃんと意思主張して話し合いできる場所と時間を作らないと。その為にも、まずは翁長知事が辺野古異常の力をこちらにも注ぐべきだと思いますけどね。

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