2016年10月7日

賠償請求

8月に新千歳空港で発生した、セキュリティゲートすり抜け事件。その賠償請求は、AIR DO側がしない事にしたという記事。金額が算定できないと言う事もあるだろうけれど、検査する側の不手際があった事も理由と言うけれど、記事を読んでいて一寸気になったのが、最終的に搭乗ゲート前で搭乗券が無いのに登場許可をした事。

このすり抜けた女性が搭乗券を無くしたと言い訳をして、その後本人確認をした後に搭乗したわけだけれど、その時にセキュリティ通過の履歴はゲート前で分からなかったのだろうか。私も以前、スマホの搭乗券が何故かゲート前でエラーになり、その時に保安検査場で印刷された控えを提示して、そこに記載されていた何かの番号(結構桁数があった)をゲートのGSさんが入力すると、何か確認が取れて無事に通過出来たので、多分搭乗者情報と保安検査場での結果はリンクしているはず何だけど。私は那覇空港での経験だったから、多分新千歳にも同様の仕組みがあると思うんですけどね。

あと、実際に賠償請求したら、多分この女性は支払不能という事もあるんでしょうね。100%相手に原因があると言う事でも無いし、その当たりAIR DOとしても忸怩たるものがあるけれど、大人の対応をしたと言う事なんでしょうね。個人的には、安全に関しての事だからそこはしっかりちゃんとして欲しい。ただ、だからといって通過時間がUSみたいに何十分も掛かるのは困るし、そこは優先レーンとかTSA Pre✔みたいな仕組みも国内導入を検討して欲しいですよね。以前、バゲッジルームに間違って侵入した中国からの観光客が逆流して那覇空港でやはり同様のトラブルが発生したけれど、あれ以来那覇空港のバゲッジクレームに入るところはセキュリティが強化されていますし、新千歳もこの事件以降強化されたようですし、少しでも空の安全が向上するように願いたいですよね。それがせめてもの償いだろうし。

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