2010年2月16日

寂しい繁華街

先週金曜日は飛び石連休の中でしたが、用事がありいつものように会社に出社。でも、休みの中日なのでいつもよりは早く仕事も終わり、いつもより早めの新幹線で戻ってきました。で、久しぶりにちょっと飲んで帰ろうかと駅から鍛治町方面に向かい、地元にいた頃は一番の繁華街だった有楽街に入ったんですが、全然人影がない。いゃ、ちょっと雨上がりの少し寒い日ではあったけれど、週末金曜日のまだ9時前ですぜ。人影があっても、99%は客引きのお兄さんやお姉さん(笑)。道路からお店の中が見える、通り沿いの居酒屋とか焼き肉屋には、そこそこ人も入っているけれど、それ以上に通りに人が昔は溢れていたものだけど、全然そういう光景がない。勿論、昔知っていたお店の面影もなくて、あまりの寂れようにちょっとショックを受けながらとあるお店に入ったんですが...

多分、ここ数年くらいに開店したとおぼしきバーというかラウンジみたいなお店。内装はそこそこ綺麗だし広くて、最初の雰囲気はまぁまぁ。でも、バーテンダーが下手。ロックを頼むと、角氷をグラスに入れるためにアイスピックの根元で叩いて削るのはまぁ許すけれど(本当はそんなところで削るなよ、と言いたいが)、その氷の破片がこっちに飛んできて顔に当たる。別のお客様のオーダーを作っているとき、私の目の前にグラスを並べて順番に準備するのは良いけれど、クラッシュアイスを注ぐときにカップですくってそのままグラスに入れる物だから、溢れた氷が私の目の前にまで滑ってきます。直ぐに片付けるのかと思えば、先にドリンクを作ってそれからテープルを吹き始める。まぁ、浜松価格で値段は都内で飲むより安いので許すけれど、何だかなぁ...

今、浜松の繁華街って何処なんでしょうね。高校を出て浜松を離れる頃は、肴町付近におしゃれなお店ができはじめていたけれど、でもそっちの方も特に人通りが多いように見えなかったし。駅から、遠鉄百貨店、サゴーと流れて千歳あたりの方が賑やかなんだろうか。私が居た頃、千歳と言えば深夜から開く店が多い、まぁいかがわしい系のお店が多い場所という理解だったけれど(笑)。ま、でも、今では昔のように「街」に来て飲むこともなくなったんでしょうね。私が高校生の頃は、今のザザシティの場所に西武デパート、松菱も健在、ヤマハの横にはマルイがあり、その正面には遠鉄名店ビルと、客層を鍛治町方面に吸い上げていましたからねぇ。いま、これらで残っているものは一つもないわけだし。改めて、市街地の空洞化を実感した夜になりました。

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