2015年8月8日

平壌標準時

北朝鮮が突然時刻の標準時を現在から30分送らせると発表した記事。正直なところ、あの手この手で世間の注目を集めたいだけにしか見えないですよね。しかも「30分」という中途半端な設定だし。確かに世界には1時間毎の区切りで無く、30分の時差を持っている場所もあるけれど、正直計算が面倒ですよねぇ。

で、記事では1908年に当時の大韓帝国政府が30分遅れの時間に変更し、1910年に韓国併合により日本の一部になったことで再び日本と同じ時間帯に。で、対戦後独立した後1954年に30分遅れにしたけれど、直ぐに1961年に今の爆大統領の父親、朴正煕大統領が現在の時間帯に変更して現在に至る、わけです。1908年以前にどの様にして標準時が決まったか詳細は分かりませんが、1884年にグリニッジ子午線を規準に数時間ずつずらした物を時刻の標準時として使用することが始まったようなので、その時点で東経135度を規準に日本と同じ時間帯を選択したと言うことなんだろうなぁ。地球一周360度を24時間で割ると、15度毎に1時間ずれることになりますからね。日本からすれば、東京当たりを標準にしたいだろうけど、東経135度の明石市が規準になっているのは、別に日本が強制的に決めたわけじゃ無いと言うことも。そう言う意味で、何時ものように「日帝が」と韓国とか北朝鮮では言っているけれど、韓国のように戻したければ戻せば良いんですよね。でも、それでは色々不便があるから時差の無い状態にしているわけだし。そんなに日本と一緒が嫌なら、日本から1時間ずれている中国と合わせればいいじゃん(笑)。

真面目な話、この「時差」っていうのは国際ビジネスを考えると重要なわけで、その時に例えば端数が0分違いと30分違いとでは、かなり印象も変わって来ると思うんですよね。あと、世界地図なんかでタイムゾーンが書かれている地図を見ると、大体15度毎の東経に合わせて時間帯を設定しているわけでは無くて、結構凸凹しているのは、やはりある程度時間帯がずれても、関係の深い国と合わせる事でメリットがあるとも言えるからでしょうね。

まぁ、是非北朝鮮には頑張って欲しいところです(えっ?)。韓国も合わせれば良いのに(えっ?)

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