朝日新聞社が、asahi.com開設20周年を記念して、1995年8月10日の公開当時のサイトを公開したという記事。この頃は結構頻繁に海外出張(in US)していた頃で、このasahi.comはアメリカから日本の情報を日本語で得られる貴重なサイトでした。
当時はまだ.jpドメインがそんなに普及していない時期で、かつ世界的に認知されるには.jpなんてローカルドメインじゃ無くて.comを使うべきだみたいな話もあって、この朝日新聞のサイトも「asahi.com」を使っているんですが、その後同様のサイトを開設しだした読売新聞とか産経新聞等は.jpドメインを使っていたので、結構間違って「asahi.jp」とか「asahi.co.jp」なんてURLを打ち込んでアクセス出来ないなんて騒いでいる上司かとかいたなぁ(笑)。
今でこそ、こういうペーパーメディアがデジタルメディアを運用することは普通でしたけれど、当時は結構驚きでしたね。一つは、紙の新聞だと有料だったのに、こういうサイトは無料でほぼ全ての記事を見ることが出来たこと。今では、読売新聞とか産経新聞などしかやってませんが、当時は情報サイトというよりは、ポータルサイト的な目的があったのかもしれませんね。
そう言う先見の明はあったと思うものの、このサイトを通じて世界中に様々な虚報、誤報をまき散らして、後々の禍根を生み出したわけですから、その点はもっと反省して貰いたいところですが。国に対して「反省」「謝罪」「賠償」を要求する前に、自分達のしたことに対しての「反省」「謝罪」「賠償(=情報訂正)」をまずやらなきゃね。
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