ANA連合か、Delta連合か、その行き先が注目されていたSKYMARK支援計画ですが、ANA連合に決定。直前の報道では、かなりDelta連合が巻き返していたようにも言われていましたが、債権者数の8割、議決権額の6割を獲得し、ANAとの共同運航等を中心にした、SKYMARKの提案が承認され、やっとこれでSKYMARK再建策が動き出しそう。
Deltaとしては、悲願の日本国内路線獲得チャンスでしたが、支援に名乗りを上げたのが遅かったからか、再建策の未熟な部分もあって、少なくとも多くの支援者の支持を得られなかったのが痛かったようですね。
事前の報道では、Delta案を支持し最大の債権者で議決権額の38%を有する米国のリース会社、イントレピッド社が有利という事もありましたけど、結局Delta側が獲得した議決権額は39.75%と言う事なので、殆どイントレピッド以外の支持は得られなかったと言っても良いのでは。何故そこまで嫌われたのか(笑)分からないけれど。ただ、現在日本国内線に集中しているSKYMARKとしては、海外からの需要取り込みよりは、ANAと連携して国内路線の集客に集中したほうが効率的でしょうね。ANAとしても、販売や整備などでは協力するけれど、路線や運賃設定はSKYMARKの独自性を尊重すると言っているので、将来的にSKYMARKが独立するときにも有利だろうし。
個人的には、スタアラの選択肢が増えて嬉しいけれど、でもSKYMARKに搭乗する機会はあるのだろうか。
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