2022年8月12日

Nreal Airとは?

ITmediaに掲載された、「Nreal Air」なるHMDの利用記事。HMDと言うと、トンボの目よりも大きなディスプレー部分を目の前に装着しないといけなくて、正直実用性はゼロだと個人的に思っていたので、このサングラス型のHMDにはビックリ。今回初めて知りましたが、 auとdocomoで販売されているんですね。「Nreal Ltd.」という会社は何処の企業なんだろうと思ったら、中国(北京)の企業なんですね。日本法人も2年前に設立済みで、このコロナ禍が無ければもっと早く知ったかもしれないなぁ。

記事を読むと、結構使いやすい気がする。自分の場合だと、新幹線や飛行機の中でパソコン(ノートブックパソコン)を使用する場合が多いのですが、小型の13インチ、12インチクラスのノートブックパソコンでも、テーブルの上で使用するにはちょっと手狭な感じになるんですよね。どうしてもキーボードは外せないので、そうなるとディスプレー部分をどれだ倒したりするか問題になるんですが、このデバイスがあって目の前に表示出来ればその問題は解決。タブレットタイプや2-in-1タイプのパソコンだと、ディスプレー側にシステムが内蔵されていますが、このデバイスが一般化すると、キーボード側にシステムが内蔵されて、見た目は「キーボードを持ち歩く」移動スタイルが一般化するかも。

そのキーボードだって、シートタイプの物とか投写型で手元をスキャンするタイプの物なんかも既に有るから、そう言うデバイスを組み合わせると、メガネをしてポケットにシステムとキーボードを入れて移動する、なんて言うことも可能になりそう。何なら、ネックタイプのクーラーみたいな形で、そこにシステムやバッテリーを入れて、そことこのHMDを接続し、入力デバイスは必要に応じてキーボードとかマウスとか接続して使えば、場合によっては移動しながらでの文書作成とか、資料作成なんかも可能になるかも。スマホ機能なんかも全てネックデバイスに統合してもいいかもしれませんね。今のように、出かけるときにはスマホをポケットに入れるんじゃ無くて、出かけるときには(帽子を被るように)ネックデバイスを首に掛けて出かければ、全てOK何て時代になるかも。

将来的には体内埋込のインプラントタイプが登場するのだろうか。そこまで極端で無くても、スマホとパソコンを統合した新しい形のデバイスが生まれるかも。これまでは、どうしても表示部分を内蔵しないといけなかったので、表示部分を起点としたデザインにならざるを得なかったけれど、今後はその部分はUSB Type-C接続する(将来的には無線だろうか)前提で、それ以外の部分を自由にデザインできそう。考えてみたら、今の省スペース型デスクトップPCって、それに近い形になりつつありますからね。5Gとか6Gとかが普通に安く使える時代になれば、パソコン部分だって別にハードウェアを持つ必要は無くて、例えばAndroir端末からVDIを呼び出して、その映像をこのHMDに投影すれば良いだけの話し出し。で、これだけ個人的に期待して何なんですが、サポートリストをみると、iPhoneもPixelも入っていない orz まずはそこからかよ...


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