ネットで話題になっていた、元2ch管理人のひろゆき氏(西村博之)が、金融庁のNISA啓蒙動画に出演している話。私も、金融庁は何を考えているのか、と疑問を感じる派。自分などは、彼は2chで散々好きな事をやっていて、ある意味「悪役ヒーロー」みたいな存在だったと思うけれど、2ch上で止まっているうちはまあ好ましくは無いけれどそれもネットだと思うんですが、幾つも裁判を起こされて敗訴しているはずなんだけれど、その結果はどうなったんだろうか。自分などは、その賠償金を支払わないために、欧州(フランスだっけ?)に出て、ほとぼりが冷めたから戻ってきたという認識何だけれど。
時代だなと思ったのが、彼の事を好ましく思わない世代は30~40代位の層で、それよりも若い10~20代世代に取ってはYouTube等での露出度から好印象を持たれていて、上の60代以上からは投資やFX等の金融資産関係の「教祖」みたいな受け止められ方をしていると聞いてびっくり。若い世代が彼の事を知らないのは仕方ないとしても、自分達よりも少し上の世代がそう言う認識なの排外でした。2chとかで騒がれていたときには、余りネットとかに興味の無い世代だから、今のしたり顔で金融関係の話題に蘊蓄を語る姿を信じてしまうのだろうか。
彼がそれら裁判で確定した判決に対して、賠償するなり景気を完了しているならば、それは過去の行為を指摘する事はあっても、それを理由に批判する事は無いと思うけれど、そうで無ければまずは昔の問題を解決してから今の事を言うべきでは。彼だけで無く、悪目立ちした人をその時は批判するのに、時間が経つと180度変わった立場で評価する事は時々見られますよね。特に政治家の世界では、以前はトラブルで批判していたのに、暫くしてその人の意見が使えるとなると、何か昔からのオーソリティーのように取り上げたり。在任中は散々その行為を批判していたのに、政権攻撃出来ると思うと、重用してチヤホヤしているのも同様。今回も同じ構造なんだろうけど、それでも「民事訴訟の詳細は承知していない。」と金融庁が言うのは問題だと思う。
昔悪い事をしたから、今も悪い事をしているに違いないというのは、今の旧統一教会に対しての過剰な批判と同じになってしまうので、それは控えないといけないし、だからこそ当時の問題はどう解決されて、今はどうしているのかと言う事を先ずはちゃんと提示するべきだと思う。彼の場合は、昔の民事訴訟の結果がどうなっているのか、まずはそれを明確にするべきだと思う。もし、それを踏み倒しているような事例が有るならば、仮にそれが時効とかの関係で罪では無いとしても、じゃぁ道義的に問題無いのかという事を、少なくとも公共の場で起用するなら確認する必要があるのでは。私も老後の事を考えて、金融資産の効率的な活用情報は歓迎したいけれど、少なくとも今の状況では彼の意見を聞いたら痛い目に遭いそうな気がする。
0 件のコメント:
コメントを投稿