Nathan氏が紹介している、NHK党の浜田聡参議院議員による安倍元総理の国葬に関しての質問主意書に関しての記事。まずは「浜田聡」議員なる名前に心当たりが無く、NHK党だと当選した議員さんは一人とか二人位だろうから、某かの記憶が残っていると思ったんですよね。で調べてみたら、先日の参議院選挙で当選した議員さんではなく、党首の立花孝志氏の議員辞任に伴う繰り上げ当選で参議院議員になった(任期は2015年まで)人なんですね。東大の大学院を卒業して、その後京都大学の医学部に入り直して放射線科専門医をされていた人らしい。失礼を承知で言えば、何処かの政党のようにタレントや著名人として担ぎ上げられた様な人材では無いらしい。
Nathan氏が紹介しているのは、その浜田議員が出した質問主意書の内容で、特に質問書最後に答弁書作成のための時間的余裕をしっかりと明記している点には、私も感心するしこういう風に「何を何時までにどの様に」という事を明確にすることは、仕事の上でも必要な事。勿論、情報として早ければ早いほど助かることも事実何ですが、かといって今日出して明日回答することは物理的に無理な事ですからね。何処かの野党議員には、この浜田議員の爪の垢を煎じて飲ませたいくらい(笑)。学歴で人を判断してはいけないのかもしれないけれど、東京大学で教育を、京都大学で医学を学んだ成果は反映されている質問書の内容だと思う。最も、同じ大学を卒業しているはずなのに、トンチンカンを通り越すような発言や行動をしている議員さん、中には党首だったり党の幹部だったりという重鎮(?)議員も存在するので、この浜田氏が「たまたま」なのかもしれないけれど。
安倍元総理の国葬に関しては、当初の国葬参政多数の状況から、最近の「旧統一教会」の問題も影響しているのか、今賛成・反対の一般的なアンケートを取ると、ほぼ拮抗しているような状態。反対意見の理由として一番よく言われているのは「法的根拠が無い(国葬を定義している法律が無い)」という事だと思うんですが、それに対して簡潔かつ明確に政府答弁が説明されています。同様の事は、すでにNathan氏も説明されているんですが、この辺りの法律用語というか解釈に関しては、自分のような素人にはなかなか理解しづらいもの。ただ、こうやって説明を聞いてみて、何か不審な印象なり疑問を感じるようなところが無ければ、それは正しいと言うか正当な解釈なんだなと思うことにしています。今回の「国葬反対論」に関しては、反対している勢力というかグループが、その国葬の対象が天敵・安倍晋三であるが故に反対している風に見えるので、幾ら法律的な根拠を説明しようが納得はしないだろうし、奇妙な法律解釈なり感情論を持ち出して「反論しているふり」を続けるんでしょうけど。
Natha氏も最後に書かれているけれど、どうでも良いような質問主意書(内閣に質問を提出、それに対して閣議決定をした解答を返さなきゃいけない時点で、どうでも良い質問はするべきでは無いのだけれど)を出し続けて、その数だけを誇るようなどうでも良い野党議員はメディアでも大きく取り上げられるけれど、こう言うちゃんとした物は殆ど報道されることは無い。メディア自身が、まずは商売にならない話題性に乏しい情報は扱わないし、扱うにしても別の意図を付加した状態にするから、彼らにとっては質問主意書の内容ではなく、いかに政府の回答を面白可笑しく記事化できるかが採用基準なんでしょうね。だから、回答だけ見るととんでもない回答を政府がしているように見えるものは結構取り上げられるけれど、実はその回答は提出されたとんでもない質問による物という事をもっと理解しないと。いずれにしても、正直NHK党というは迷走している話題だけの政党という認識でしたが、こういう人が活動しているのであれば少し見直してみても良いかも。最も、先の選挙で当選したガーシー議員の問題はどうするのか、そちらの方とプラスマイナスすると、大きなマイナスだと思う。
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