NLFのコーチとして、それ以上にNFLのテレビ解説や、そしてNFLゲームの代名詞的存在として有名だった、ジョン・マデン氏が28日に死去したという記事。自分的には、やはりNFLゲームのイメージが強いんですが、仕事でNFLシーズン中にUSに出張した時には、週末のNFLゲームをテレビ観戦するのが唯一最大の楽しみで、その時にこのマデン氏とか登場すると、「おぉ!」とちょっと気持ちが高ぶったりして。
最初の頃のNFLゲームは、確かカードゲーム式の物だったと記憶しているのですが、私がよく見たのはパソコンにインストールして使用するタイプの物で、出張する度に「買って帰ろうか、どうしようか」悩んだ物です(笑)。当時は、そこまでNFLに詳しいわけでは無かったし、確か選手データとかトレードしたりしてチームを強化したりするので、日本で使うには一寸難しかった気がします。その後、日本語版みたいな物も発売されたと思うのですが、逆にその頃になると、NFLへの興味は続いていたけれどPCゲームに関しては全く興味が無くなっていたので、手を出すこと無く今に至ります。
昔は「ジョン・マッデン(Madden)」と日本語では表記されていたけれど、発音としては「マデン」と「マッデン」の中間くらいの「ッ」が凄く小さな「マッデン」なんだろうなぁ。記事にも書かれているけれど、Super Bowlやリーグ戦で活躍した名だたる名匠の名前を知らなくても、この「Madden NFL」を知らないフットボールファンは以内だろうし、逆にNFLやフットボールに馴染みは無くても、このゲームには馴染みがあるゲームマニアの方が多いかもしれない。今は違うと思うけれど、以前だとパソコンゲームの代名詞の一つで、よくパソコンの互換性テストとか機能テストのサンプルとして使われる事もあったように記憶しています。
パソコンゲームと言っても、初期の物は平面のフットボールフィールド上に、各チームの選手名が書かれたキャラクターというかアイコンが動く程度の物だったものが、段々と解像度が上がってきて実際の選手に近い物になり、確か最新のものは本物ソックリな選手が動き回るような感じになっているんじゃ無かっただろうか。このゲームだけでなく、野球にしてもサッカーにしても同じように高精彩化されて、ゲームと言うよりは実際の試合を眺めているような感じの物に進化しているけれど、その進化に負けないような、画面上へのプレーの書込とか「バーチャルファーストライン」と呼ばれるダウン更新のライン表示とか、テレビ中継に貢献した事の業績も大きいですよね。画面上へのプレーの書込なんて、今はどのスポーツでも普通にリプレーの一種として使われているわけですから。Super BowlチャンピオンチームのHCとしての業績もそうだけれど、「見せるスポーツ」としてのフットボールに革命を持ち込んだ一人でも有ったことは確かでしょうね。ご冥福を心からお祈りします。
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