2021年12月22日

マックフライポテトの危機

今朝のトップニュース(?)の一つ、マックフライポテトが輸入が追いつか無いために、M/Lサイズの販売を年末30日まで停止するという話。単品での販売だけで無く、セットメニューに付くMサイズもSサイズに変更した上で、価格を50円値引きする位だから、結構切実な状況なのかな。私は購入したことは無いけれど、夜マックのポテト関連製品は販売休止するらしいし。一方で、同じポテト商品であるハッシュポテトは通常通り販売継続するとのことだけれど、分量的にはSサイズポテトと変わらないからかな。

販売変更の理由は、船便で輸入していぽいとの材料が、カナダ・バンクーバー港近郊の水害の影響で輸入作業が滞っているからしい。コロナ禍の影響もあるみたいですが、そう言う意味ではコロナ禍でコンテナ輸送がキツキツの所に、そのバンクーバーの水害の影響で綱渡りの輸入作業にほころびが出来てしまったと言う事なんでしょうね。

当然国内の設備で備蓄もしているだろうから、輸送が止まったから直ぐに枯渇するわけでは無いだろうけど、当然その備蓄量も日々の輸入量を見て最適化されているはず。仮に一矢勇敢に一便だったのが一回止まるとこうなるのか、これ以前から遅れて居て最後の輸入停止が致命傷になったのか分かりませんが、今世界的に物が作れない運べない状況ですからね。弊社も、コロナ禍が始まって部品付属が深刻化していて、昨年なんかは物があればいくらでも売れる状態だったのが、物が無いから売る物が無いジレンマ状態で、営業さんは戦々恐々としていました。今年に入っても、お客様に製品を売る前に、先ずは製品を確保しないと何も出来ないみたいな状態で、これも来年は改善されることを期待していますが、中々上手く行かないところもあるみたいで。

自分達は開発部門なので、物を作るところまで売るところまでは関係無いと言えばそうなんですが、結局開発中にも何度も製品のプロトタイプを作るんですが、それが作れない、作っても数が揃わないから開発部門内で奪い合いになるという影響もあり、こちらも実は大変な状態。それに、会社として売上げが上がらなければ、こちらの給料にも影響してくるわけですから。そう言う意味で、マックフライポテトの話は、他人事とは思えないんですよね。と言うわけで、早くマックフライポテトの供給問題が解決されることを祈っている次第です。

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