2021年11月12日

断捨離雑感2 (10)

断捨離作業自体は、一息ついて次のフェーズのプランを練っている所なんですが(笑)、日々の生活の中でそれらの物に全く触れないわけにも行かず、物の出し入れが発生することは当然で、そうなると色々不具合とまでは言わないけれど、使い勝手の悪さとか改善点みたいな物が見えてきます。

最初に困ったのは、最後に整理した書籍だなというか文庫本棚。当然と言えば当然で、それは予め承知していたのですが、今の所一つの棚に前後二列で本を並べているので、どうしても後ろ側の本へのアクセスが簡単に出来ないし不便。元々の想定では、既読の本は後ろに並べて、未読の本を前に並べればそれを順番に読み進めれば良いと楽天的に考えていましたが、そんなに都合良く後ろに既読前には未読なんていう風には並びません。結構既読の本が少なくて、優先順位(=古い順)的に先に読むべき本が後ろに隠れてしまったりして、一寸並べ方を考えないといけないなぁと思案中。現在とは逆に、後ろに未読本を並べて、手前に既読本とそれに続く未読分を並べて置いて、前列が読み終わったら後ろと入れ替えるれば良いかなぁと、今の所対応策を検討中。

もう一つ困ったのが、シリーズ物として新しいものが発行される度に買い求めていたはずなのに、結構途中が抜けている物があることを発見したこと。それも、一番本を読んでいて毎日のように発行履歴を確認していた5~6年位前位までにも幾つかあって、ちょっとショックです。新たに買い求めるか思案中。Kindle版が出ていればそっちを購入すると思いますが、その頃の物ってKindle化されていないものも多いんですよね。そうそう、Kindleと言えば、最近の発行分は出来るだけKindleで購入する様にしているんですが、そうすると本棚に並んでいない分が既に手元に有るのか、未購入なのか判断しづらい。Kindle側を見ても、以前の本は入手済みなのかいちいち本棚を確認しないといけないし。今考えているのは、Kindleで購入済みの物は、一つ一つメモみたいな物を作って、それを本棚側に差し込んで置こうかなぁと言うこと。そうすれば、一目瞭然だし。最初からKindleなら良いんですが、混在してくると一寸管理が大変だなぁと言うのが実感した所。さらに、整理しているときに気がついたんですが、重複して購入していた書籍も結構ありました(汗)。また、持っている(保存している)と思っていた、以前購入したお気に入りのシリーズの初期の頃の本が、何故か見つからない。可能性があるのは、これまで整理している間に廃棄してしまったのだと思うのですが、うーん、何故だろうか。自分でも不思議です。

書籍以外では、一旦整理して棚(=ホームエレクター)に収まった、例えば工具とかケーブルとかを、用事があって取りだしてまた戻すときに、必ずしも取りだした場所が「最適な保管場所」と感じられなくて、「工具箱はこっちの方が良いかなぁ」と思うことが度々発生します。ワークデスク周りに集約したパーツや備品類は、使用頻度でもう少し分散させた方が良いだろうし、既存の物でも今は分散して保管して居るけれど、多少嵩張ってもこれはまとめて保管した方が良いと感じたり、あとやはり新しく購入したものを割り込ませるのが大変。整理整頓が完了して、そこ手自分の人生も終わるなら、その瞬間が「完成形」なんだろうけど、一旦整理整頓しても、その直後から自分の生活は続くし、毎日毎日異なる一日が始まって終わっていく以上、生活の中に一緒に存在する物も同じように生活の中で「動いている」訳ですよね。となると、今の瞬間はベストな状態であっても、次の瞬間それはベストでは無くなるわけで、そういう部分を追いかけるのでは無く、そう言う「ブレ」が合っても多少は吸収できる「余裕」というか、歯車で言うところの「バックラッシュ」みたいな「隙間」を作っておくことが重要だなぁと実感しています。保管している箱(今は靴箱ですが-汗)に目一杯いれるのではなく、半分くらいのつもりで入れて置いて必要に応じて余白を利用するとか、並べている棚の隙間だって、時にはもう一つ淹れるくらいの余裕は常に残しておきたい物。そんな中で最大な事は断捨離する事や整理する事を目的化するのでは無く、自分にとって快適な環境に「育てる」事を考える事じゃ無いだろうと思っています。断捨離はあくまでその為の一手段で、物を手放すのも有る程度保有するのも、それをきちっと整理するのも多少乱雑にする事を許すのも、全ては「自分にとって気持ち良いかどうか」が規準。それを忘れちゃいけないなと再認識しています。ですから、もう少し多少の不便は感じつつも今の環境で生活して見て、その中から次の作業目標を設定する事に。要するに、ユースケースを想定して実際に適用して、その中で優先度の高い物を改善する、これ日々の仕事=プロジェクトじゃん(笑)。(続く...)

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