昨日発表された「東京都の新型コロナウイルス陽性者数が87人」というニュースは結構衝撃的で、新規陽性者が100人を着るのは今年初めてと聞いて「そうだよなぁ」と編に感心すらしてしまいました。ここの所、東京よりも陽性者数が多かった大阪も100人を切り、確か昨日は全国全ての都道府県で100人を切ったはず。静岡県も、2日は24人でしたが、浜松市は0人。実に110日ぶりらしい。さらに3日は県内で3人まで下がり、昨日とか今日あたり待望の「0人」という日も来かも。
昨日月曜日は、1週間のうちでも陽性者数が少なく出る傾向が強い週の初めということもありますが、ここの所半減近い減少率が続いているので、今日あたりは昨日と同程度の人数でも御の字ですが、さらに下がって70人台とか60人台まで下がれば、これはもう第五波終息が確実と言って良いような気もします。9月下旬のシルバーウィークの影響があるなら、そろそろ出てきている時期な訳ですから、それがワクチン接種の効果なのか、シルバーウイークと言いながらも人流が抑制されていた効果なのか、それとも未知の要素がまた何かあるのか不明ですが、今週一杯こんな状態が続くなら、かなり余裕が出来そうですね。次の課題は宣言解除された行こう影響な訳で、それは来週の後半位から表れてくるでしょう。そこで再び上昇傾向が出てくるのか、このまま下がるか、期待するのは当然後者なわけですが。
昨日当たりのニュース等を見ていると、この減少の理由が定かでないと繰り返しているんですが、例えば感染拡大期には盛んにデルタ株だとか〇〇株という事を言っていたのに、最近では一切「デルタ株」という言葉はテレビからは聞こえない。もうデルタ株は無くなったの? 例えばデルタ株以前の株が、盛り返していたとしたら、それに対して日本人は耐性を持っていた事が分かっているから、それが効果を出しているのかとか、なんでニュースではそう言う分析をしないのだろうか。まぁ、専門家でも直ぐに結論を出す事は難しい命題に関して、素人のメディアが勝手に解釈して大々的に伝えられては、また混乱しか生まれないから希望はしないけれど、でも以前主張して居た根幹と、今話をする根幹くらいは共通性を持たせて、視聴者の判断基準としてのベース位はちゃんと伝えるべきだと思うけれどなあ。あれだけ「デルタ株」を連呼していたのだから、じゃあ今デルタ株はどうなっているのか、と言う事は重要なニュース要素だと思うんですが。
感染額は素人なんですが、例えばデルタ株が余りに蔓延しすぎて、ほぼデルタ株で埋められてしまい、逆にそれでデルタ株が拡散する余地がなくなって自滅している、という事は無いんだろうか。動物にしても、植物にしても、本能的に繁殖を優先して自分達の領地を広げるけれど、それが閾値を超えて拡大しすぎると自滅するというのは、よく聞く話。ウイルスの世界でも同じような事があるんだろうか。ただ、その理由は分からないけれど、ここまでの努力、特に菅政権の努力が大きく影響している事は事実だと思うんですよね。ワクチン確保だけで無く、ワクチン接種の加速は、やはり大きな功績だと思う。不満を言えば、経済支援が上手く機能しなかったところとか、ワクチン接種のスキームが混乱した事等あるけれど、それでも十分にその成果は評価されるべき事柄の一つだと思う。直前まで、対策遅れと批判されてきたけれど、こうして結果が出れば再評価されるべきだと思うし、それに値する仕事をした人だとも思います。そう言う意味では、今週の動向が大いに気になりますね。良い結果が出てくるように祈るばかりです。
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