世間から、あーだこーだ言われながらも利用拡散されている「ワクチン接種済み証明アプリ」 。私も早速インストールして、それぞれiPhone 13 ProとPxel 6に証明書をインストールしたんですが、ちょっと気になるところが。
まずiPhone側は、すでにアナウンスされている、英語表記で日本語の「姓名」順とは逆に表記される問題が、Ver. 1.0.3からVer. 1.0.4で修正されたという話。個人的には、英語表記なんだから英語では一般的な"Given Name - Family Name"の順番でいいと思うのだけれど、少し前に日本人名の英語表記も、「Family Name - Given Name」順にするという話があったので、それに対応したんだろうけど、それならそれで、今全て大文字で表示されるから、 Family Nameの最後に","を入れるようにして「あぁ、こっちがFamily Nameね」と分かるようにして欲しいなぁ。あるいはちゃんと"Family Name", "Given Name"とフィールドを分けるか。もう一つ気になったのは、アプリのバージョンを上げてもう一度マイナンバーカードやパスポートをスキャンしたら、以前スキャンした証明書に追加される形で今回の証明書が二重に表示されるようになったんだけれど、これは良いの? 普通は、以前の証明書を一度キャンセル(削除)して、新しくスキャンした物だけが表示されると思うのだけれど。代替、以前の証明書の削除、と言う項目も見つからないし、追加するだけなんですよね、今で着そうな操作は。それが仕様なら仕様と何処かに書いて欲しいけれど。
で、iPhone版の更新をした後に、ふと気になってAndroid版のアプリも確認して見ました。こちらは使命の英語表記はちゃんと「Family Name - Givien Name」になっているんですが、全部が大文字でコンマで区切らないと、どっちがFamily Nameなのか分からない。このままでは海外の人は「どっちがFamilyだ?」と混乱しそうだけれど大丈夫かなぁ。で、それよりも気になったのが、英語表記の自分の名前の最後に何か余計な物が付いているんだけれど。例えば自分の名前が「山田太郎」だとすると、
YAMADA TAROH E
と、最後に一文字何故か余計な"E"が付いているんですよね。 これが"F"とか"M"なら"FEMALE/MALE"まだ分かるんですが、"E"とは???? 少なくとも、iPhone版ではそんなものは表示されないし、パスポートの表記にもそんなものは無い。大体、本来同一の物が表示されるべきなのに、iOS版とAndroid版で異なるのもおかしいし。何となく、名前データを格納するエリアにゴミが残っていて、それが表示されているような気もするんだけれど。
まぁ、アプリ開発に関してはアジャイル的に「まずはそこそこ使える物を出して、適時問題修正や機能拡張の更新をして行くことは正しいと思うけれど、更新情報だったり問題修正情報だったり、そういう部分のサポートもあってのことだと思うから、もう少しデジタル庁には頑張って欲しいなぁ。
0 件のコメント:
コメントを投稿