2025年12月5日

ナポリタンの誘惑

昔母親が喫茶店を経営していたこともあり「ナポリタン」は自分のとっては「母の味」の一つだし、やはり時々無性に食べたくなる料理の一つなんですよね。日本に良くある「地元料理っぽいけれど地元には存在しない、日本の魔改良料理」の一つ(笑)。こと、スパゲティに関して言えば、ナポリタンだけで無く、タラコパスタとか和風の醤油味のパスタとか、さらには「カルボナーラ」なんかも、日本独自の変更が加えられていて、例えば地元では加えないベーコンとか入れるのは邪道らしい(最近、そんな騒動がありましたよね)。

昔の「スパゲティ」と言えば、このナポリタンか牛挽肉をトマトソース等で煮込んで作った「ミートソース」の2種類位しか無かったんじゃ無いだろうか。ミートソーススパは、こちらも美味しいのだけれど、子供心に不満だったのはパスタの上に掛けられた「ミートソース」の量の少なさ。肉の部分もそうだけれど、煮込まれたトマトソースの汁気が殆ど無いので、最初は良いのだけれど、半分位食べると肝心な「ミートソース」の「ミート」が無くなってしまい、お皿に残ったミートソースの油やトマトソースに無理矢理麺をこすりつけて味を移して食べていたなぁ(笑)。その点ナポリタンは最初から全体に味付けがされているので、安心して最後まで食べられます。ただ、ミートソースに比べて「肉感」がウインナーソーセージだけというのが、子供心に不満だった気もする。

YouTube等を見ていると、この手の「魔改造スパゲティ」を日本に来たイタリア人が食べて、最初は「なんだこれ」状態なんだけれど、段々とその味に嵌まって行くみたいなパターンが多い気がします。個人的に不満を感じるのは、ナポリタンを説明する時に「スパゲティにトマトケチャップを掛けたもの」みたいな大雑把な言い方をするから、イタリア人は単なるケチャップ和えみたいな印象で「怪しからん」と感じるんじゃ無いだろうか。例えばトマトソース系のスパゲティも、トマトソースや生のトマトをよく煮込んでソースを作るけれど、ナポリタンだってトマトケチャップをベースに使うけれど、それを使って具材とよく炒めてスパゲティに絡めるもの。行ってみれば、オリーブオイルにニンニクや鷹の爪を入れて味や風味を移すみたいに、トマトケチャップを焼いて酸味を飛ばして甘みと旨味を凝縮させるところにナポリタンの肝があるわけで、それを実際に体験するとイタリア人と言えどもはまる人も多いのでは。

ナポリタンは誰もが認める「洋食」の一つなんだけれど、所謂昔からの「和食」である煮物とか煮付けとか醤油系味噌系の味付けの群よりも 、インバウンドの人には取っ付きやすい群じゃないだろうか。和風ハンバーグとかの肉料理、トンカツやチキン南蛮みたいなの揚げ物系、そう言うものの一分類に「スパゲティ類」みたいなカテゴリーがあっても良いかも。あと、洋食系だと日本でもナイフ・フォークで食べる場合が多いので、インバウンド人も不慣れなお箸で食べるよりも食べやすいだろうし。「ナポリ」と関係無いのに「ナポリタン」は、天津には無い「天津飯」クラスの、日本の魔改造料理だと思う(笑)。

ミカンの危機

先日自宅近くのイオンスーパーへ買い物に行った時に、お正月飾りなどが早くも発売開始されていて、さらにその横には地元の「三ヶ日みかん」のミカン箱が積み上げられています。でも、それを見て寂しく感じるのが、ミカン箱かいつの間にかコンパクトになっている事。今スーパー等で箱売りされているミカンは4kgの物が殆どで、昔よく見た10kgのミカン箱の半分以下のサイズ。でも価格はその4kgで4,000円近くするのでビックリ。昔は10kgのミカンでも、2,000円はしなかったと思う。さらに言えば、昔はスーパーや地元の八百屋さんなどで販売されているミカンは、皮に疵も無く綺麗でサイズも揃っていました。で、出荷出来ない位のB級品を知り合いの農家の人がくれるので、殆ど飼うことも無かったのですが、最近スーパー等で販売されているミカンはそのB級品と同等あるいは酷い見た目の物も。味は変わらないのだろうけど、随分と時代が変わった印象を受けます。

浜松の銘品と言えば、まずは鰻なんですが、それとともに有名なのが「三ヶ日みかん」。浜松市の北部の山間部を中心に、昔から温州ミカンの産地で子供の頃は冬になるとミカン箱が幾つも玄関先に並んでいて、一日に10個以上食べることも。逆に言えば、その時代の「甘味」で手軽に食べられる物としては、ミカン位しか無かったとも言えるんですが。今は色々な果物やスイーツもあるから、温州ミカン自体の消費量も減っているし、栽培農家も高齢化など有りどんどん減っているらしい。地元の「三ヶ日みかん」もかなり厳しい状況だというニュースを昨年聞いた記憶があります。

そんなミカン農家が、より付加価値が高いアボカド栽培へと移行しているという記事。 この話も最近地元のニュースで聞いた記憶があって、この時には「何でミカンの代わりにアボカドなの?」と疑問でした。確かに最近人気の食材の一つで、ある意味年間通して需用もあるだろうし、栽培方法さえそんなに大変で無ければ、やっぱり農家としてはより収益が見込めるアボカド栽培へと以降するでしょうね。でも、そうなるとますますミカン農家が減っていき、地元の名産どころかミカン自体が衰退して言ってしまうかも。とは言っても、気候温暖化の影響もあり、それまでは産地としてミカン栽培の最適値だった浜松も高温下で栽培が難しくなれば、それは別の手当を考える必要があるのも現実だしなぁ。三ヶ日のミカン栽培は、浜名湖奧の山間部の斜面を利用して、温暖な気候もあって甘いミカンが収穫出来ていましたが、温暖化で浜松辺りでも亜熱帯果実のアボカドが栽培できるようになるのは複雑な心境でもありますよね。

野菜や果実だけでなく、魚介類もどんどん北上化していて、以前は南の海で採れていたものが、今は北陸とか東北などで漁獲できるようになるなんて言う話は、もう珍しく無い。自然界の変化に、それに依存する人間も適応していく必要はあるのだけれど、やはり昔からの「銘品」「特産物」みたいなものが無くなるのは寂しいですよね。私の高校時代の知り合いも、いつの間にか地元でオリーブ栽培をしていて、オリーブも確かそれなりに暖かい土地で育つ植物だと思うんですが、浜松の名産もどんどん変わっていきそう。それとともに、有名な淡路島のタマネギに負けない「篠原のタマネギ」とか、そういう特産物の保持というか継続も考えてほしいですよね。

一気に冬模様

12月に入ってからも、そこそこ暖かい日が続いていて油断したわけでは無いけれど、昨日の朝は久し振りに「ゔっ、寒い」と思いつつ目が覚めました。部屋のファンヒーターを付けたときも、起動時の室温が一桁で表示されたのは今シーズン初めてじゃ無いだろうか。ただ、まだ流石に「真冬」では無いので、掛け布団(羽毛布団)だけで間に合うので助かります。でも、今月末くらいには毛布も出して、本格的な「冬」対策をしないといけないかも。

全国的に急に寒波が襲来したからか、昨日のニュース等では、北の地域の雪化粧の様子を何度も放送していたけれど、鳥取砂丘も雪が降っていたりと、日本海側は大変そうですね。関東でも、群馬県とか日本海側に近い場所ではそこそこ積雪も出来たみたいだし、この週末はこのような状態が続きそうなので、注意しないと。 

私は「暑がりな寒がり」という超絶我が儘なんですが(笑)、やはり寒さよりは暑さの方がまだ我慢できる気がします。それに、浜松の場合は気温が下がると同時に、西からの空っ風が強くなるので、更に体感温度は下がります。今朝の気温を見ると、早朝の最低気温が3度で、その後日中は日もさしていたけれど最高気温は9度と、とうとう一日通して気温は一桁台で終わりそう。この時の翌日(=今日)の予報では、朝の最低気温は少し上がって6度で、日中の最高気温も12度くらいてまで上がるという予報で、天候が午前中は曇りの予報なので、それで気温が保温されるのかな。この後少し暖かくなってくる予報で、日曜日は最高気温の予報が17度になっているけれど本当だろうか。それなら、風がなければ洗車とかしたいところです。

若い頃は(苦笑)、それなりにスポーツとかやっていたこともあり、結構筋肉質の体だったので、寒さにもそこそこ強くて、真冬でもそんなに着込むこと無く結構薄着でも平気でした。それが加齢とともに筋肉も落ちてきて、体を温める「筋肉の中綿」が無くなってしまったのが一番大きいですね。寒いし筋力も下がるからますます運動というか動くこともなくなり、それでますます寒さ耐性が下がっていくという負のループから中々逃れられません。そんな急な冷え込みが原因なのか、実は昨日は朝少し喉が痛くて「やばい、インフル?」とか思いつつ、お昼過ぎには大事を取って少し薬を飲んで休んだりして、何とか夜には体調も戻ったんですが、今日明日くらいは暖かくして体調を崩さないようにしないと。12月に入り、そろそろ少しずつでも年末の大掃除に向けて整理や片付け、さらには新年の準備もしないといけなくて、文字通り「師走」な状態になるわけで、そのためにはまずは体調管理が一番重要。無理しないことが一番大切な気がします。

2025年12月4日

受付時間

クロネコヤマトと言えば、国内の宅配サービスの雄で、個人的にも信頼している企業サービスの一つなんですが、そのクロネコさんにしてはちょっと不親切なデザインじゃ無いかと不満を感じた今回のサービス。週末までにとある荷物をとある場所へ送付する必要が有り、水曜日発木曜日配送の予定で荷物を昼過ぎから準備して、午後2時過ぎに発送のために近くのコンビニへと向かいました。勿論事前にクロネコアプリで発送手続きは完了していて、Apple Walletに発送用のバーコードも登録済み。

コンビニ(7/11)へ行き「宅配お願いします」とiPhoneのバーコードを差し出すと、定員さんがスキャンしてくれますが、POS端末画面にエラー表示。 何だろうと思ったら「もう集配時刻が過ぎていますから、本日の発送は出来ませんね。表示されている日付なら可能です」と言われます。画面には「5日(金)発送」と何故か2日後の日付けが表示されます。そう言えば、コンビニの駐車場に入るときに、クロネコさんの集配車が出て行くのを見たような気がしますが、確かここのコンビニでは以前は夕方4時位まで翌日配送可能だったはず。その場でクロネコアプリを立ち上げて見ますが、アプリ側では状況は分からない。仕方が無いので、一度キャンセルしてもらい、木曜日発送金曜日配達にするつもりでアプリを立ち上げて見ますが、この店舗を選択すると未だに「水曜日」が選択可能で発送可能なように見えます。実店舗の状態がアプリに反映されていないのでそう見えるんだろうけど、ちょっと不親切だなぁと感じます。

そこで、少し離れた場所にある多分集配時刻は夕方だと思う以前利用した事のある別の7/11店舗を指定みると、こちらも当日発送が可能と表示されます。そこで当日発送翌日配送をしていして申込をして、急いで車でそちらの店舗へと向かいました。店舗に到着したのは午後3時頃。お店に入り、荷物を差し出して恐る恐るApple Walletのバーコードを提示すると、こちらでは問題無く受け付けられて無事に翌日配送可能な状態になりました。やれやれと思いながら帰宅しましたが、何時まで受付可能なのかそれが分からないと折角のサービスが台無しだなぁと感じます。

確か以前は当日配送を選択すると「この日は受け付けられません」と怒られた記憶があるんですが、それは別の発送方法の時だったのかな。今回はクロネコのコンパクト便だったので、わざわざ集配に自宅に来て貰うのも迷惑だろうと、コンビニへ発送に行ったんですが、この締切時刻ってその時の集配荷物の有無とか周辺を回っている集配車の都合で変わるんだろうか。クロネコ側も作業効率の効率の為に、配送する荷物の無い店舗にわざわざ寄ることも無いだろうけど、もう少し分かりやすい表示をしてくれないだろうか。最悪は最寄り事業所へ持ち込めば、その日そこそこ遅い時間帯でも翌日配送の便に乗るんだろうけど、宅配の事業所ってちょっとアクセスしづらい場所にあるんですよね。デジタル化されて発送手続きとか送り状などは便利になったけれど、最後の物理的に荷物の引き渡しのところが逆に不便さが目立つようになった気がします。

2025年12月2日

新語・流行語大賞2025 Top 10

今年も発表された「現代用語の基礎知識 新語・流行語大賞2025」。どうせいつもの様に、恣意的な言葉が選ばれるんだろうなと思ったら、ノミネートされた30語も含めて、選出されたトップ10もそれなりに納得出来る言葉ばかりで、いつもの「そんなの何処で誰が流行らせてるんだよ」みたいなものが無い。何故だろうと思ったら、 これまで20年間協賛をしていた通信教育のユーキャンに変わって、今年から「T&D保険グループ」になっているらしい。選考委員を見ると、ほぼ例年通りみたいに感じるけれど、メディア関係の人間が入れ替わっているんだろうか。いずれにしても、これまでの政治ショーみたいな物がより国民感覚に近い物になったことは、イベントの目的として良いことなのでは。ただ、これまでの選考内容を評価していた人達は「何だ今年の大賞は!? あぁ、スポンサーが変わったからか。もう価値がない」とお怒りモードなのも面白い(笑)。

大変失礼ながらも、実は「T&D保険グループって何?」というのが最初の印象。「保険グループ」と付いているから、何か損保関係の会社・企業体なんだろうけど、そんなとこ有ったかなぁと調べてみたら、太陽生命と大同生命を中心とした親会社で、「T&D保険グループ」としては1999年に誕生していたんですね。全然知らなかった。TV-CMでは、それぞれ太陽生命、大同生命の名前で打っていてT&D保険グループとしては効いたことが無かったから仕方ないとは思うけれど、へぇーそうなんだとちょっとビックリしました。

閑話休題。今年の対象には、高市総理が総裁選で当選したときの言葉「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」という言葉と、日本初の「女性首相」という合わせ技で受賞。確かに良くも悪くも話題になった一言では有るけれど、新語・流行語という意味ではどうだろうか。個人的にはやっぱり今年の大賞は「ミャクミャク」だと思うなぁ。まず「新語」であるし、誕生したときの「気持ち悪い」から「可愛い」へ変化して、キャラクターとしても成功したし、そこから「こみゃく」とか派生語も生まれているし、大阪関西万博が終了してもその人気は続いているし。まぁ、最後は授賞式の話題作りで、高市総理に軍配が上がったのかなとちょっと邪推(笑)。

毎年通常のニュースでも取り上げられるこの「新語・流行語大賞」の話題ですが、今年はトップ10に「オールドメディア」が入っているので、ちょっと伝えにくそうに感じるのは私のバイアス?! (笑) 少し前に「レガシーメディア」という言葉が出てきて、これは新規メディアに成りつつあるSNSに対して、既存メディアの立ち後れみたいな物を待避しての言葉だったと思います。それに対して今回は「オールドメディア」と、その時代感の後進性を指摘されているわけで、言葉としては似たような印象だけれど、意味としてはより辛辣な感じなのかな。日本語に訳すとすれば「斜陽メディア」「斜陽報道機関」とでも言うのだろうか。高市政権が直接自分達の発表会見内容を公開したり、企業が自社メディア機関みたいな物を作ったり、時代が大きく変わりつつあることは事実。オールドメディアから脱皮できるか試練の時期なのは確かですね。「ニューメディア」なる存在が生まれるか、どうかなぁ...

dポイント

先日まで開催されていた、AmazonのBlack Fridayで経験した「へぇ~」なポイント体験。私自身は所謂「ポイ活」に興味は無く、だから積極的にポイントを貯めることもやっていません。だって面倒なんだもん(苦笑)。スマホに「○○用アプリ」をインストールして、それをその店舗なりサービス利用時に提示すれば良いのですが、その度にスマホをアンロックしてアプリを起動して提示する手順が「あぁ、焦れったい」と感じるいらちな性格なものですから。でも、全然使っていないわけでは無くて、例えばスタバのアプリは利用しています。理由は、以前Edyを利用してスマホタッチだけで決済してポイントが自動的にアプリに貯まる仕様になっていたので、それって手順的には電子マネー決済と変わらずポイントも勝手に貯まるから使っていたんですよね。で、Edy対応が終了してからはスタバカードのQRコード表示を利用していますが、これが正直面倒。但し、スタバで購入するという行為が日常化しているので、仕方なく利用しているというのが本音。まぁ、そこまで経験値が蓄積していれば決してポイ活みたいな事をしないわけではないけれど、最初からポイ活しようとは思わない位の動機付けです。

で、スマホの契約はdocomoなので、日々の利用料金で「dポイント」が自動的に貯まって行きます。これまでは、時々利用料金に充当していたんですが、先月残りデータ残量を調べていたら11月末で期限切れとなるdポイントが1万ポイント以上あることを発見。1ポイント=1円ですから、結構大きい。しかも、利用料金に充当するにはタイミング的には遅すぎて、12月分への適用は可能だけれど、それって期限切れ(=11月末)だし。dポイント用のカード保有ならそちらに振り替える事も出来るみたいですが、そんなもの所有していない。色々調べてみて、有効利用出来る方法が無くて、このまま捨てポイントになるしかないと諦めていました。

で、やっとAmazonのBlack Fridayです(笑)。幾つか商品を購入して決済画面に入ります。ここで普通は登録しているクレジットカードを指定して、場合によってはAmazonのポイントを適用して確定画面に進みます。で、今回その決済画面 を見てみたら、通常のAmazonポイントの下に「dポイント 連携済み」みたいなフィールドがあって、どうも11月末期限のポイントが利用出来る雰囲気。この時の合計金額が1万数千円だったので、期限切れ前日のdポイントもてくめて利用を選択すると、あらら残り決済金額が数百円となってくれました。で、そのまま確定して商品を購入しましたが、諦めていたそこそこの金額になるポイントが、意図せずに有効活用出来て「へえ~、こんなこともあるんだ」とちょっとビックリした体験でした。

私は電子マネーやECサイト利用頻度は人並み以上だと思うのだけれど、やはりそこは古い世代でもあるので、こういうポイントのやり取りみたいな事ってどちらかと言うと苦手。自分としては、管理しやすいように決済手段は限定したいのに、企業側は出来るだけ自分の商圏に固定させようと専用アプリ等で囲い込みに熱心。結局、店舗やサービスの数だけアプリをインストールしないといけなくなり、それは自分のポリシーというか使い方には反する考えでもありかなり抵抗感があります。ただ、ポイントのやり取りみたいなものは昔から有り、例えば最近は使っていないけれどEdyを利用すると金額に応じてポイントがUAのマイルに加算されたりという事はやっていました。自動的に変換されてくれるから。今回も自動的に連携されて利用可能になっていたから利用したわけで、これが「○○の手順を実行して」みたいなことが入っていたら、多分「あぁ、面倒くさい」と辞めていたと思う。例えばアプリをドラッグ&ドロップで関連付けしたらポイント連携が設定されるとか、もう少し敷居を下げてくれると多頻度ユーザーとしては嬉しいのだけれど。

2025年12月1日

無観客コンサート

中国での日本人アーティストのコンサートやイベントが中止され、さらにはアニメ映画の上映も中止され、日本に対しての圧力を強めている中国(政府?)。某アニメコンサートで、謳っている中で強制的に証明や音響が止められて中止させるというのは、いくら何でもずいぶんだなと思ったんですが、昨日は浜崎あゆみのコンサートが前日に中止が決定。でも浜崎あゆみ氏は、無観客の会場で、一人で一曲目から最後まで予定されていたセットリストを実演して話題に。 

素朴な疑問として、中止されたコンサートの会場が何故利用可能で、しかも多分証明や音響は予定通り利用出来たのだろうと思うし、その様子が限定された状態ではあったけれど外部に漏れてくる(浜崎あゆみ自身が公表)出来ているのは何故なんだろうか。今回は、中国側スタッフ100名、日本からのスタッフ100名という構成で準備したらしいけれど、中国側スタッフとしても拘りがあるからこそ、何らかの理由を付けて会場使用できるように段取りしたんだろうなぁ。もしかしたら、後から叱責された責任者もいたかもしれないけれど、浜崎氏自身は勿論、中国側の気概みたいなものも評価されるべきでは無いだろうか。

ネット情報ではあるけれど、これらの日本関係のイベント中止は、政府の要請というよりは政府に忖度したそれぞれの責任者が独断で行っているものらしい。まぁ、向こうの音楽関係者としても、政府の言いたいことは分かるけれど、音楽は別だろうという気持ちを強く感じているんじゃ無いだろうか。一方で、別の情報では中国からのバンドが日本に来て、コンサートを開催しているらしい。「日本では中国人に対しての犯罪が多発している」と政府が言っているわけには、中国のバンドの人気も結構有って、それこそ「反体制」の旗印みたいな感じになりつつあるような感じも受けます。

日本のアーティストで中国で活動・活躍している人達が、少し前に「なんてことをしてくれたんだ。自分達は中国を支持する」みたいな発言をして批判を受けたりもしたけれど、音楽家ならば音楽で、アーティストなら自分の作品で自分達の主張なり信じることを示すのが本来の姿だと思うなぁ。言い方は悪いけれど、生活がかかっている人達は迎合気味だし、それなりに余裕のある人は自分の信じることだけを実行している気がします。日本でも人気のある浜崎あゆみ氏の行動が、今後の日中関係に良い方向への影響力を及ぼす、そんな切掛になる事を祈りたいですね。