中国による対日制裁(?)として、「日本は中国国民に対して危険だ」「地震の被害が危険だ」みたいな「日本への渡航を再考するような指導」が出ていて、実際中国から日本へのフライトの4割強が停止・運休に。丁度6割で止まっているのは偶然の一致にしては偶然すぎる気も(笑)。ただ今回の話に関しては、中国国内で実際に関係省庁から旅行業界にそういう指示(強い意向?)が出されていたことは事実としても、「口外厳禁」とされていた話が、堂々と表に出てきてしまい日本でも報道されたら、当局の面子は潰れるし業界にはもしかしたらますます強い圧力が加えられるような気もするけれどどうなんだろうか。
中国からのフライト数は実際減っていて、地元の富士山静岡空港も影響を受けているけれど、ネットのとある指摘でなるほどと思ったのが、羽田とか成田など基幹空港線は影響を受けていないということ。関空も何路線か運休したとおもったけれど、報道される内容を見ると、確かに中国の地方空港と日本の地方空港を結ぶ路線が殆どのように見えて、そうなるとそれなりのパック料金を利用して団体で日本を訪れる様なパターンが、今は停止されているんでしょうね。それに対して個人で訪日可能な人達は、余り影響を受けていないようだし、場合によっては韓国とか一度別地域に出てから移動するみたいな迂回ルートを利用しているのかもしれない。ただ、旅行代理店側としても、政府の命令には従うけれどビジネスとしてのインパクトは最少化したいだろうから、多分利益の低い団体旅行中心に止めて、利幅が大きそうな個人の所謂富裕層の旅行は継続するんじゃ無いだろうか。
当初は、国内のホテルやお土産物屋さんで「中国訪日客が減った、影響が大きい」みたいな報道が殆どだったけれど、その頃よりも締め付けが厳しくなった最近は逆にそういう報道が殆ど出てこない気がします。観光業界側も、中国以外 の地域からの誘致を進めたり、日本人観光客が減った分を埋めているのかもしれない。当初は1.8兆円の損失にといわれていたけれど、単純計算で6割は来るのであれば、さらに購買力のある訪日客は残るのであれば、損失額もそこまではいかずに、もう少し少ないところで止まり、逆に補填される部分もあって、プラスマイナスゼロに近い状態になるんじゃ無いだろうか。
少し前の報道で、千葉の某ホテルで営業停止になったけれどちゃんとした対応がされていなくてトラブルになっている報道があったけれど、あれもどうも中国系のオーナーに変わりインバウンド需要を期待したものらしくて、そういうところが今回の影響を一番受けているんだろうなぁ。私は、別に中国だろうとどこの国の人だろうと、日本でビジネスを初めて成功することには全く異論は無いけれど、ただし国内のルールは守るべきだと思う。よく行われているように、今回の中国の渡航制限措置で一番影響を受けるのは、日本をパススルーするようなビジネスモデルを入れている中国系企業・サービス業なわけで、今後長期化していけば行くほどそういう部分が淘汰というか消耗していく気がします。それはそれで、国内の観光ビジネススキームが適正化されるという事にもなるので、案外良いことなのかも。言ってみれば少し食べすぎた人が健康のためにちょっと断食して見る、みたいな話なのかも(をぃ)。
0 件のコメント:
コメントを投稿