2025年12月9日

居酒屋マーカー

佐々木俊尚氏の引用から、「期待出来ない居酒屋の特徴」集。ほぼ納得出来る内容だけれど、個人的に更に追加したいのは、 

  • 「無国籍料理」は「無国籍」ではない
    「無国籍」って何だよ(笑)。単に、洋風の味付けを和風にしたり、逆に和風素材を洋風とかエスニック風に調理したり、それって「複数国籍料理」とか「多国籍料理」とか言えばまだ信用するのに。「無国籍」と言っていい調味料って、多分塩と砂糖位しか無いんじゃ無いだろうか。その中の「塩」だって、和食の場合は殆どが海水から作った「海塩」だろうけど、海外だと「岩塩」が中心のところもあって、その場合海塩と岩塩では微妙に味付けが違ったりするので、これも「無国籍」とは中々言いづらい。砂糖だって、一般的な白糖以外にも、キビ糖とか蜂蜜とか「甘味」に関してもいろいろあるし。和食だって、北海道から沖縄で違う料理なんて幾らでも存在するわけで、そもそも料理に国籍を言うのは不自然だと思うし、わざわざ「無国籍」というところに適当さを感じてしまう。
  • 「シェフの気まぐれ○○」が気まぐれだった試しは無い
    何か偶然生まれた美味しい料理みたいな響きも感じる「気まぐれ○○」シリーズ。でも、本当に気まぐれから生まれた物って無いんじゃ無いの。それよりも、「賄い生まれの○○」みたいな方がまだ信用できる気がします。賄い料理って、調理の練習でもあり制限の有る中で工夫する調理であり、先輩などが食べるから美味しい必要も有るし。「気まぐれ」よりは信用できると思うぞ。
  • 「食べ放題」は質より量なら許すけれど...
    「食べ放題」と言っても、単品を都度注文できる方式ならまだ許せますが、所謂「バイキング形式」の食べ放題は、どうしたって調理後時間はたっているから冷めていたり、味が落ちていることが多い。中には下から保温用に燃料を入れて温めている場合もあるけれど、あれも時間がたてばやはり味は落ちるし、場合によっては料理が煮詰まったり乾燥したりしてしまう。京都の「おばんざい」のように、一度に調理しておいて取り分けて提供する場合だと、その都度温め直したりしてくれるから良いんですが、どんと大きなプレートに盛られて出されるバイキング形式だったり、器や皿からはみ出たりこぼれ落ちることを「良し」と思っているお店には、正直行きたくない。大盛りにするなら、それが入りきる器を要すするべきだし、入りきらないのなら二つ三つと分けてほしい。あれって、単に見えというか量で圧倒するだけで、若い運動部部員には受けるだろうけど、個人的には敬遠したいところ。
  • 熱々鉄板プレートは止めて欲しい
    同じ理由で、ハンバーグとかステーキで鉄板プレートを焼いてその上に料理を盛り付けて出す場合がありますが、個人的にはあれは大嫌い。鉄板プレートで火が入るから、提供直後は実は少し生目で出てくるし、それを焼いてい食べるから場合によっては食べ終わらないうちにプレートが冷めてしまうことも。スチームやお湯で温めた食器に盛り付けて、その食器が冷める前に食べきれる状態と量で提供して欲しいなぁ。
  • 日本酒の「盛り溢し」を知らない
    日本酒を売りにしているお店だと、サービスでコップに並々とお酒を入れて、そのしたに敷いているお皿や升少し溢してくれる場合があります。あくまでお店のサービスなので、どれだけ溢すか溢さないかはお店というかその担当者の裁量。以前多分採用されたばかりのアルバイトさんが、升に入れたコップに日本酒を入れてくれたんですが、コップから溢れないように九割くらいで止めてしまいそれで出されたものだから思わず心の中で突っ込んでしまいました。そこで責めても仕方ないのでそのまま飲み干してすぐにお店は出たけれど、そこそこちゃんとしてそうなお店だったけどなぁ。
  • 酒と料理の調和を考えていない
    最近、例えばワインと和食とか、日本酒と洋食とか、お酒と料理組合せも複雑化多様化してきて、それは良いことだと思うけれど、お店で提供する場合には、「これとこれは合うけど、これとこれは駄目」という事はしっかり確認して言って欲しい。白ワインを置いていると、何でもかんでも「シャブリで生牡蠣」みたいなパターンは、結構外れる場合が多いと思うんだよな。シャブリでも、熟成香の強いものは牡蠣以外にも海鮮類と合わないし、ニューワールド系の軽目のものならば、逆に日本酒とのマッチングみたいな経験も得られる場合もあるから有りだけれど、そこまで考えているお店って多くないような気がする。赤ワインも、肉なら何でも会うわけでは無いし、レアっぽいステーキならばタンニン強めの赤でも良いけれど、鳥のローストとかだとそれだと私は苦味みたいなものを感じるので、軽めの赤とか白でも合いそうだからそちらをお願いすると思うなぁ。メインだけで無く、付け合わせでも結構違っていて、一時期イタリアンでもフレンチでも、やたらとクミンとかコリアンダーとか、カレー風味の付け合わせが出てくるときがあって、正直私は苦手でした。しっかり火入れしているスパイスから作られたカレーと、スパイスそのものがそのまま使われているような付け合わせでは、全く違うことをもっと理解してほしい気がする。皿に言えば、お酒を飲めない人も居るのだから、例えば日本茶にしてもほうじ茶一つだけでなく、緑茶でも濃いめの粉茶からあっさりした煎茶まで、出来れば種類を揃えてほしいところ。
まだまだ書きたいことは色々あるけれど、なんだか愚痴大会みたいになってしまった(笑)。

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