2025年12月15日

明瞭すぎる通信

中国人民解放軍艦艇と日本海上自衛艦との通話と言われて公開された通信内容ですが、昨日夕方の日テレ系「バンキシャ!」で、その音声解析をする場面がありました。個人的な印象ですが、この番組結構この「音声解析」するのが好きみたいに感じていて、「もしかしたら」と思っていたら予想通りでした。

 件の音声データを、千葉と東京だったかな、2箇所の音響解析研究所みたいなところで解析していて、最初に登場した千葉の会社は、音声のBGMとして流されている音楽部分を削除して、中国軍の男性音声だけを抽出。これがビックリするくらいクリアーな音声で、まるでスタジオでその「セリフ」だけ録音したみたいな状態。同じ様に、日本側の女性音声も処理すると、こちらも同様に音声だけの状態で、本来含まれるであろう背景ノイズみたいなものはまったく感じられない。

私も最初にこの音声を聞いたときには「作り物?」と感じる位綺麗すぎる通話記録でビックリ。私はアマチュア無線をやっているので、この手の通信の場合どんな風にこちらに聞こえてくるかは多少なりとも経験がありますが、まるでとなり手喋っているかのようにこんなに明瞭に聞こえてくることはまず無い。どこの周波数帯でどの様な形式で送受信しているかは不明だけれど、外国の艦艇との通信だから多分標準的な周波数帯で標準的な通話形式で通信しているだろうから、特別に何かデジタル処理をしてノイズ除去みたいな事はやっていないと思うけどなぁ。

これはあくまで邪推だけれど、このデータを公開したのが政府系の「放送局」という事を考えると、もしかしたらその放送局は「このようなやり取りが合ったと思われます」と再現VTRみたいなつもりで作成したものが、現実の通信データとして拡散されてしまったんじゃ無いだろうか。放送局側も「これは想像に基づく創作データです」とも言えず、逆に政府のお墨付きが付いたから、このまま知らんぷりしようとか思ってるんじゃ無いだろうか。多分、反対側のデータを持っている海上自衛隊としては、最初からこれは「作成された通信データ」と認識しているんじゃないだろうか。当然こちらの手の内を示す必要は無いから、通人の事実はあったけれど、その内容までは言及していないような気がします。証明するためには、多分録音していたであろうこちらの通話記録を示す必要が有るけれど、それを出せば出したで相手側は更なる誇張や捏造を仕掛けてくるだろうし。最後の最後に、「いゃ、そちらの音声データは実際の物とはことなりますよね」と最後の切り札として出す物だろうし。やっぱりどんどん墓穴を掘っている気がする。

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