2025年12月12日

マイナ保険証

ITmediaの記事から、マイナ保険証の状況を病院側から見たインタビュー記事。改善点や対策が必要なところはあるものの、総じて好意的な印象を受けます。自分も年齢相応にかかりつけ医や大学病院への通院が必要な時があり、もう数年前からマイナ保険証を利用しています。利用者側の「手間」としては、以前ならば診察券と保険証を窓口に出せばそれで済んでいたのに、現在は診察券を出して「マイナンバーカード」を端末にセットして認証作業をしないとけないので、利用者の手間としては少しだけれど増えているんですよね。でも、それによって例えば 「高額医療制度」の申請も不要になるし、薬剤履歴も保存されるからお薬手帳が手元になくても薬の相性が判断出来るなど、結構利用者側のメリットとしても大きいと思う。

これまでの手入力がほぼ解消される病院側のメリットは、記事にも書かれているようにかなり大きいでしょうね。病院関係の話を見聞きすると、やはり診療報酬の為のレセプトの準備が面倒で、誤記等があれば何度も書き直し必要が有り、その手間がかなり大きそう。マイナ保険証だと、患者との紐付けも自動的に出来るだろうし、データが直接サーバーに上がるから、有る程度自動的に処理も可能になるだろうし、人的ミスがかなり軽減できることは大きいでしょうね。まだマイナ保険証の利用率が半分弱の46%でも、病院側として高価が期待出来るのであれば、これが利用率80%とか90%とかまで上がれば、かなり大きな効率化に繋がるんじゃ無いだろうか。

いいこと尽くめのマイナ保険証だけれど、個人的にちょっと悩んでいるのはマイナンバーカードのスマホへの取り込み。最近スマホ(Android)を更新したばかりなので、タイミング的には丁度良いのだけれど、取り込んだ後にマイナンバーカードの証明書期限の更新とか、将来的にスマホを更新した時の移行手順とか、その辺りがちょっと面倒くさそうというのもあるので、今の所様子見です。マイナ運転免許証も含めて、スマホにそれら証明書関係を統合出来れば、財布も少しスリムになるんだけれど(今は、運転免許証とマイナンバーカードをクレジットカード類とともに入れている)、マイナ保険証に関しては利用頻度的にそこまでしなくても十分かなと言う気もしているので、ちょっと踏ん切りが付かない状態です。

今回の記事は、大学病院のような大規模病院なので、内部処理の煩雑さと利用者数の多さから、診療手続きや事務手続きを電子化するメリットは大きいと思うので前向きな意見がでてくるけれど、これがもう少し小さな中小の総合病院とか、かかりつけ医のような「町のお医者さん」クラスになると、導入や運用に掛かる手間やコストに対して、メリットはそんなに大きくないのかもしれない。それでも、人的ミスが前提となる手入力が省力化されるだけでもメリットは大きいと思うけれど、そういう中小の病院の場合、利用者層を考えると現状維持肯定派が多いだろうから、二重に対応しないといけないオーバーヘッドも大きそうですね。マイナ診察券の端末の信頼性や可用性をもっと向上させるとともに、良い点悪い点をしっかり判断しつつ正当な評価を利用者側もするべきだと思う。そう言う意味では、今に始まったことじゃないけれどやたら不安をかき立てる系の報道が一番の問題だと思う。

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