2023年1月7日

リアル書店の逆襲

B&N (Barnes & Noble's)と言えば、昔頻繁にアメリカ出張をしていた時には、週末や休みの時によく行って暇潰しを助けてくれた、確か米国一の巨大書店チェーン。ところがAmazonの台頭で書籍購入がオンラインに移行し、売上げが低迷すると数年前に投資会社に買収されたけれど、それが原点回帰して売上げを伸ばしているという話。

最初にB&Nを知り入ったのは、多分最初の出張の時の最初の週末にホテル近くの大規模モール(当時のNorth Carolina州で最大のモールだった)に行った時だと思うんですよね(1988年か)。当時の日本だと、「大規模書店」と言えば、今は閉店している東京駅八重洲口前の八重洲ブックセンター位だったと思うのですが、巨大だと感じた八重洲ブックセンター位の広さの、かつちょつと古い感じの豪華な内装の書店。更にビックリしたのは、今では国内の書店では普通にあるけれど、書店内にコーヒーショップ(スタバだったのか)が入っていて、そこでコーヒーを注文し、そこで店内の書籍を読んだりすることが出来る事。コーヒーショップだけで無く、書棚のあちこちに椅子が準備されていて、購入する・しない関係無くそこに座って書籍を読む事が出来ることにもビックリ。日本だったら、すぐに追い出されるのに(笑)。

アメリカの書籍の場合、日本の物と比較して「厚くて重い」んですよね。所謂「ハードカバー」と呼ばれる形態が主流なので、日本で言えば辞書とか辞典みたいな本を何冊も抱えて歩いている人はよく見るし、電子書籍が普及する前は、そう言う本を何冊も機内に持ち込んでフライト中に読んでいる人を普通に見ました。日本だと、B5サイズ位の小型版でも稀で、殆どの場合は小型軽量の文庫本位が精々だと思うので、やはりアメリカ人は書籍でも筋トレするのかと勝手な想像をしたりして(笑)。でも、2000年に入ってからだろうか、機内で書籍を読む人がKindleを使い出して、その割合が段々と増えて行ったのは。今では、昔のようにハードカバーの書籍を広げている人は見なくなっていたなぁ。大体、機内の機内誌にしてもどんどんオンラインに切り替わっているくらいですからね。でも、先日のGuamのフライトでは、UAの機内誌「HEMISPHERES」が前のシートのポケットに入っていて、凄く懐かしく読んでしまったけれど(笑)。

その八重洲ブックセンターですが、最初に行ってビックリしたのは、フロアー事に書籍の種類が決まっているので、目的のフロアーに行けば、例えばパソコンの技術系なら〇階、文庫本なら△階と、凄く便利だったこと。自分の場合は、確か3階だったかな、パソコン関係の書籍・雑誌のフロアーと、上の方の7階だったか文庫本のフロアーに入り浸っていました。新幹線の待ち時間で30分もあれば十分にブックセンターまで行って目的の書籍等も見つけられましたからね。特にSF物の文庫本では、地方の書店だと最新のものしか入荷しないので、それで気に入った作者さんが見つかると、次に八重洲ブックセンターに行った時に、その作者の以前の作品など殆ど全て揃っているので、それらを箱買いした事も有りました。今ならAmazonで作者名で検索すれば一発何ですが、それと同じ事がしかもそこで内容を読んでみて自分のお気に入りになれるかどうか迄判断して購入決断出来るので、本当に夢のような空間。ああいう雰囲気が、最近のB&Nでも復活しているんでしょうね。書店側としては、限られたスペースで売れ筋の書籍を出来るだけ起きたいだろうから、中々そういうビジネスモデルにするのは難しいだろうけど、最近では地方の書店でも店主が拘った書籍の品揃えで人気が出るとか、古本屋さんでも特定の分野や内容に特化した書店が生き残っているという話も聞くので、そう言う少しコアな部分をうまく活用するのが肝なんでしょうね。それって飲食関係でも同様だと思う時、ECサイトが充実している現在では、汎用品というか一般的なものを大量に販売するビジネスモデルは、実店舗では厳しいと思う。今年アメリカに行く機会があったら、B&Nにも久しぶりに行ってみたいなと感じた記事でした。

シニアこそデジタルデバイス利用を

PCWatchの山田祥平氏のコラムから、シニアこそパソコンを毛嫌いせずに活用しようという話。筆者が四国八十八箇所巡りをした時の経験から、Google MapやGPS、スケジュール準備のWordにと、パソコンやスマホ機能を活用して、効率的に移動・行動出来、且つその履歴も残っているので、後からも有益という経験からのお話。

私は、長いことデジタル業界というか情報端末とかパソコン関係の製品開発に関わってきたので、もうそう言うデバイスに公私ともにずっぽし嵌まっている状態。「紺屋の白袴」とか「灯台下暗し」という諺があるから、だから自分はそう言う分野のスペシャリストだとは決して思わないけれど、同世代は勿論もう少し若い世代と比較しても、平均以上に活用していることは確か。正直な所、日々の生活にパソコンが無いと、それこそ一日の行動予定や情報収集はままならないし、スマホが無ければ物品購入や新幹線や電車移動等も困ってしまいます。地元のバス会社の遠州鉄道では、独自企画の非接触タッチカードが利用出来るんですが、あれがスマホに取り込まれるか、Suica等と互換しよう出来るようになれば、移動時の決済手段は全て電子マネーで賄えることになり、自分としてはかなり助かると思うくらい、デジタルに依存して居る一人です。今の所、仕事にしても昔からやっているリモートワーク(在宅勤務)前提の働き方をずっと続けていて、それでないともう仕事が出来ない体になってきていることも事実。そう言う意味では、シニアと呼ばれる世代に成りつつあるけれど、そこそこデジタルデバイスは使いこなしている方だと自負しています。

でも、もう少し未来を見てみると、多分その頃には今のパソコンに変わってVRが標準インターフェースになっているかもしれない。今のスマホも、その中に取り込まれていて、通話とか会話なんかはVR空間の中で交わされることが普通になるかもしれない。でも、私はどうもあのVRが苦手で、仕事の関係でデバイスに触ったり試しに使ってみたりはするんですが、どうも非現実的な印象(いゃ、その通りなんだから)がウソっぽくて、仕事なら我慢できるけれど現実にユーザーになるのは無理だよなぁと今の所感じています。大体、あの大きなHMDを被ること自体無理だし。まあ、流石に今のサイズで外に出るようなことは無いと思うので、将来的には少し大きめのサングラスとかメガネくらいまで小型化されたら、本当の意味で実用化されたとなるんだろうけど、自分的にはあのVRベースのデジタル空間には馴染めそうに無いなぁと今から思っています。だから、自分がシニアのそこそこの年代になった時には、世の中がデジタルベースの社会になってしまうと、かなりの確率で取り残されそう。

VRには抵抗があるけれど、一方でマイナンバーカードを利用して社会サービスの紐付けを勧めて、出来るだけワンストップで必要な処理や手続きが進むような仕組みが社会に導入されることには賛成で、究極的には自分の収入や購入履歴を把握されても良いから、今の源泉徴収のように自動的に税金や年金・保険料などの手続きが済むような社会になるのなら賛成。逆にそう言う仕組みには反対する人は今の所多数だから、そう言う方向性に進むことはまだまだ難しいのだろうけど。でも、いずれの場合にも、そう言う技術革新とか発展というものは、総じてより便利な方向に向かうことが期待出来るもの。だから、無理が利く若いうちは何でも良いけれど、色々なことで無理が利かなくなるシニア・高齢者世代になればなるほど、実はそう言う事にもっと敏感になって、より負担の少ない状態で快適に生活出来る事を目指すべき何ですよね。ただ、体だけで無く、頭の方も段々と硬直化してくるのがシニア世代でもあるので、どれだけ柔軟な考えとか受入が出来るかは運頼みなのも事実何だよなぁ。そう言う意味では、今の自分は食わず嫌いせずにVRの世界に今年は踏み込むべきなのかもしれない。その為にはまずはHMDを購入するべきか、いゃそれに見合うパソコンのグレードアップが先かも(笑)。シニアなればなるほど、お金が掛かる気がする。 

2023年1月6日

ベース企業の強み

ITmediaの記事から、何故「福岡ソフトバンクホークスは320億円の売上げがあるのか」というスポーツビジネスの話。 記事には幾つか事例が書かれているけれど、それを言ったらお終いよだけれど、正直なところ一番の理由は「ソフトバンク」という巨大企業の後ろ盾だと思う。携帯電話会社のみならず、ポータルサイトでのEC展開能力もあるし、関連企業も多く抱えているわけで、パブリシティだけでなく流通販売網も自社で完結するような巨大なプラットフォームを持っているだけに、ここにチームグッズやイベントを展開していけば、そりゃぁその影響力は大きいと思う。

ホークスに対抗できそうなのは、多分東北楽天ゴールデンイーグルス位じゃ無いだろうか。その楽天にしても、ソフトバンク程チームビジネスの好調さは聞かないし。それを考えると、それ以外の10球団はもっと厳しいでしょうね。以前は、12球団でもダントツの人気と知名度と実力を兼ね備えていた、東京読売ジャイアンツにしても、今は厳しいと聞くし。大体ソフトバンクは、「ソフトバンク」と流れるCMを一日中流しているわけで、それがスマホのCMだろうが何だろうが、「ソフトバンク」と名が付く全ての事柄の宣伝になっているから強いですよね。まぁ、この会社は昔からそう言う方法で拡大してきた会社だから、やり方自体は昔と変わっていないけれど、その規模は何十倍何百倍も大きくって、そのぶん影響力も大きくなっているから、さらに有利になっている気がする。

野球の場合は、今はオフシーズンですが、2月に入ればキャブが始まるし、3月の終わりから4月にシーズンが始まれば、11月位まで、ほぼ毎日のように試合があり、黙っていてもテレビのスポーツコーナーで取り上げてくれるし、新聞などのメディアも同様。同時期に同程度の試合開催をしているJリーグの露出度を比較しても、やはりプロ野球だけは別格という存在ですからね。そう言う意味では、あのソフトバンクですら年商が320億円というのは、逆にちょっと少ない気もしますね。とは言っても、一日1億円近い売上げがある大企業である事には違いないけれど。

年間の試合数では、プロ野球の10分の1にも満たない国内アメフトの場合、どうやったらチーム運営を成立させるだけの「売上げ」を得ることが出来るか、凄く大きな課題だと思う。最大でも年間の試合数が10試合程度では、仮に集客が成功して試合当たり1000人が観戦に来てくれても、年間の集客数が1万人程度。その1万人が、一人当たり1万円の消費(チケット代やグッズ台)をしてくれて、やっと年商1億円に届く。現状では、試合で1000人の集客って、かなりハードルが高い目標なんですよね。で、観戦してくれる人を増やすにはチームが強くなければやはり人は集まらないけれど、その為にはコストも掛かる。でも、お金は無い、みたいな三すくみみたいな状態を、殆どのチームが抱えている最大の課題。これをどうしたら糸口を見つけることが出来るか。個人的に思うのは、少ない試合数をアメリカでは「希少価値」として上手く付加価値付け出来たけれど、日本ではそれは無理だから、試合以外での露出度をもっと増さないと駄目だと思う。地域ボランティア等が手っ取り早いと思うけれど、例えば最近多くのチームで力を入れだしているフラッグフット教室みたいなものだと、子供にその親御さんも巻き込んで、しかも定期的に年間通して遡及が可能だから、なかなか良いアイデアだと思う。兎に角、一年中「フメフト」が感じられる露出をどうするのかと言うのが、今のフットボール界の最大の課題じゃないだろうか。言うは易、ですが。

2023最初のアメフト


1月3日のライスボウルが終わるとともに、国内アメフトの2022シーズンが終了。変わって2023シーズン最初のイベントは、1月22日に開催予定されている「Japan U.S. Dream Bowl 2023 presented by ヒト・コミュニケーションズ」。国内Xリーグと大学生からの選抜チームと、アメリカのIVY Leagueの卒業生中心のチームとの対戦。国内チームには、初めてXリーグ所属の外国人選手も参加する事が予定されているので、戦力的には過去のアメフトW杯に出場したオールジャパンチームと比較しても、最強チームが構成される予感。対するIVY League All Star Teamも、IVY Leagueも国内のアメフトチームと比べたら決して実力的に劣っているわけでは無く、なかなかの接戦が期待出来る試合だと思います。また、アメリカンフットボールの試合としては初めて使用される国立競技場なので、その国立競技場(自分的には「新国立競技場」の雰囲気なわけですが)にも行ってみたい気もします。時期が時期だけに、天候が心配なんだけれど... 

で、日本国内で久しぶりに開催される結構大きな大会なんですが、その認知度は今ひとつ所かそれ以下。先のライスボウルの時にも、それなりに東京ドームや放送でも告知したみたいですが、もう少し盛り上がらないと集客だって出来ないだろうに。そのライスボウルの入場者数は、16,000人余りと、正直20,000人にも届かなかったのは残念。富士通vsパナソニックという、企業チーム同士の対戦ですから、それなりに集客力はあると思ったし、行動制限も無くなっていたので3万人は無理としても、2万人は行くだろうと思っていたのになぁ... 小学校では、フラッグフットボールが教科に加わるなど、環境整備はそれなりに進んでいるだけに、今が国内アメフト普及のもしかしたら最後のチャンスかもしれない。

22日の試合開始は13:00なので、15分Qで試合時間が3時間としても、夕方には終わって、夜そんなに遅くない時間帯に帰宅できそう。出来れば観戦に行きたいけれど、天気次第だよなぁ... 今朝の予報では、今日明日は冷え込むみたいですが、週末から来週に欠けては3月並みの暖かさになるらしい。そうなると、その後は今度は冷え込みが厳しくなるのだろうか。今の所、予定しか発表されていなくて、これからオールジャパンメンバーが絞り込まれるので、その内容を見てからかなぁ。

曖昧な主旨

ネットで賛否が話題になった、東京新聞年始の特集記事の一つ。日本の健康保険未加入の外国人に対しての治療費の話なんですが、これも見出しで先ず誤解を招く言い方をしており、さらに記事本文に関しても何故か感じな部分は曖昧模糊としており、何の問題点を指摘したいのか、記事としての主旨が不明な典型的な駄目記事(と、偉そうに言ってしまう)。

まず、この記事の見出しが、

「日本人なら生きられたはず」困窮外国人にのしかかる高額医療費 保険未加入で法外な治療費も

と書かれていて、「困窮外国人」が健康保険未加入なので通常の3割診療が受けられず全額負担となる事を問題視しているのかなという印象を受けます。その為、この記事に対しての多くのコメントが、健康保険未加入あるいは傷病保険等に入らずに日本に来て、そこで病気になって審査料を受けたのならば、全額負担するのは当然だろうという意見が多くを占めている。

ところが記事本文を読んでみると、記事で訴えていることは、保険未加入のため本来ならばそれでも10割負担で診療行為を受けられるはずが、外国人はその2倍とか3倍の診察料が請求されるために、適切な診療行為を受けられず重篤な場面に遭遇する事を問題視しているんですね。所が記事では、病院側がそれはルールだからと言っているとしか書いていないから、何故病院側が通常の診察料よりも多く請求するのか、その理由が分からない。よく聞く話は、治療を受けたもののそのまま治療費を踏み倒して帰国したり行方が分からなくなり、病院側がそのぶんの負債を抱えることになる問題。でも、そうであるならば、例えば治療費を前払いで支払うような予防措置を設けることでそれなりに対応可能だろう。あるいは、実際に治療を開始すると、当初見積よりも治療費が掛かる場合もあるから、そのぶんも予め見込んで金額が増えるが、最後に精算するから実際には「10割実費」なのかもしれない。病院側が何故実際の治療費よりも多く請求するのか、その説明が無いし、さらに記事の中では別のより負担の少ない病院で手術を受けたと書いてあるけれど、それはつもり病院事に対応が違うと言うことですよね。となれば、出来るだけ負担が少ない病院をリスト化して、そういう所と協業するというのも対応策の一つだと思うのだけれど。実際記事の中でも、アンケート調査した4380医療機関の4分の1が医療費を全額負担よりも高く設定していたと書いていますが、それは4分の3は通常の医療費で診察してくれる・診察するということなわけですから、全く手段が無い訳ではない。記事では、兎に角困っている外国人には理由不問で支援しろ、と言う事を言いたいような論調を感じるわけで、そこには逆に記者に対しての不信感みたいなものが生まれるわけです。

記事の中には治療とは別にして気になる話題も書かれているわけで、冒頭のミャンマー人の男性は、1年半前から野外生活に移ったのに在留資格は更新出来るらしい。多分支援組織などが援助しているからなんでしょうけど、それならば彼らの施設にな入るなりして仕事を探すとか、それによって保険に入るという手段も可能性としてはあると思うのに、そう言う事は支援組織はしないのだろうか。また、母国で反政府運動をしていたから帰国出来ないとも書かれているけれど、8年前と言えばアウンサンスーチー氏中心の新政権が発足した時期で、現在の軍部中心の政権がクーデターで出来たのは記事に書かれている「昨年」ではなく、2021年2月なので「一昨年」と書かなければ正確では無い。多分原稿執筆中が昨年だったからそうなったんだろうけど、公開時期は新年と分かっていただろうから、本来ならばそれに合わせるべきなのでは。細かなところと言われそうだけれど、でもそういう部分が正確なのかどうかなので、記事自体の信頼性も評価されるんじゃないの。「細かいことは気にするな」というのは、こと報道に関しては当てはまらない言い訳だと思う。さらに在留資格を喪失しているのに滞在していることも大きな問題なわけで、それはまた別の問題として取り上げるべきだと思うけれど、記事の中では在留資格喪失者の人数が増えて、入管施設に収容出来ないために仮放免したために、保険の無い状態で市中で生活しなければいけないみたいな話にしているけれど、記事の中のグラフを見ると、元々仮放免されている人は入管施設の数倍いるわけで、それならば入国者を厳選しろという話になるような気がする。「<それ、変えませんか? ~ Change it ~>」というタイトルの年始特集みたいですが、自分達の欲することにだけ変更を許諾するだけが"Change it"では無いと思う。

2023年1月5日

宗教は息苦しい

立憲民主党代表の泉健太氏の初詣ツイートに噛みつく、自称リベラル派の人達。でも、その泉氏自身にしても、同じ事を旧統一教会信者に対して行っているという認識は有るのだろうか。「旧」が突かない「統一教会」時代から自分は知っているし、その内容に関しては個人的にはカルトに近いというか、かなり極端な教義を持つキリスト教系宗教だと思うし、その宗教に人生を狂わされたと感じる人も多いと思うけれど、でもそれって旧統一教会だけの話ではないし、だから取って特定の宗教弾圧みたいな事を屋って良いとは、今の憲法には記載されていないはず。 

安倍元総理が射殺された事件、所謂霊感商法等で高価な物品購入をさせたり、高額の寄付を強要・あるいはそうせざるを得ないように仕向ける強制的な宗教活動、そして今日統一教会という宗教法人の妥当性は、それぞれ別の話だと思う。安倍元総理射殺の容疑者に、幾ら個人的に安倍氏に恨みをつのらせるような理由が例え合ったとしても、命を奪うことは全く許される行為ではない事は事実。相手の弱みにつけ込み、高額の商品だったり寄付を募ることは仮に違法ではなくても道義的に問題のある行為ではあるけれど、それを本人が望んでいたとしたらそれを止める権利は第三者には無いでしょう。さらに、旧統一教会が一般的に「怪しい」と言われる宗教法人で合っても、それを信じて従う信者からすれば心の救いかもしれないし、誰がどんな宗教を信じて行動しようと、それは個人の信教の自由だろうし、そこにメスを入れるとなると憲法問題にも抵触するだろうし。

日本の宗教観って、個人的に独特の物があると感じていて、言い方は悪いかもしれないけれど、アメリカのキリスト教のように生活と言うよりも自分の人生の一部・支える一つみたいな存在ではなく、何となく付かず離れず一緒にいる存在みたいなそれっぽい存在感はあるけれど、空気のような希薄さも有る、邪魔にならないけれど無駄でも内容な都合の良い存在だと思うんですよね。近代化とともに、昔のような「信仰心」は薄れていて、十強との関わりも、それこそ初詣とか冠婚葬祭みたいなイベントにどんどん限定されていって、多くの人にとっては希薄な存在になっている一方、だからこそ免疫みたいな物も薄れているから、中にはこれまで以上にはまってしまう人も残るんだろうなぁ。寄付寄進だったりは昔から有る話で、でも昔の場合はその多くは地元の有力者だったり資産家が担っていたものが、色々な理由からそう言う存在が減っていくと、今度は一般の中から広く熱く集めることをしないと、宗教本体が続きませんからね。

社会の変革や、人の意識の持ち方の変化で、「宗教」自体の意味や定義が少しずつ変質しているのかもしれない。行ってみれば、アイドルとか骨董品に入れ込むのと同じような理由から、宗教とか教祖に入れ込むみたいな事になりつつ有るのかもしれない。宗教側としても、そう言うアルミ自分達にとって都合の良い「エコシステム」が一旦構築出来れば、有る程度の安定が得られるわけで、それに成功しているのが統一教会であったり、一部の宗教法人じゃ無いかという気がする。大きな法人は、薄く広く寄付を集めても成立するだろうけれど、中小の法人はより先鋭化してコアな信者開拓をするのは、何となくビジネスの話と似ている気がするのは、宗教自体が元々の相互援助・互助会的な仕組みから、文字通り宗教ビジネスに変化してきた証拠だと感じます。まぁ、泉代表に対しては大変だなと思う反面、そう言う事を相手に対してやっている事も事実な訳で、それに気がつけば授業料と思えば良いけれど、多分そんな変化は生まれないでしょうね。

委託事業疑惑

年末から話題になっていた、所謂「Colabo問題」。 東京都から若年女性支援事業として委託を受けて活動していた「Colabo」が、その依託費用を不正に流用・使用していた疑いがあるとして、「暇空茜」なる人物が東京都に監査請求を出していた事象。1回目の請求は却下されたものの、その為にColabo側が出してきた資料に対して2回目の請求をした所、不明な点、疑わしき点があるので、2月28日までに精査して再提出するようにと、監査請求が通ってしまった。その発表が4日にあり、やっと書くメディアが取り上げ始めたところ。

東京都からの監査結果に関しては、こちらのページに掲載されていて、監査内容全文へのPDFへのリンクもあります。この結果に対して、Colabo側は自分達の主張が認められており、監査請求は不当だとこんな発表を。実は、東京都が公開した監査内容の詳細では、暇空茜氏の個別の指摘に対してはここに否定(=内容は妥当)という説明をしているんですが、その理由はColabo側の出してきた資料と比較して「相当」と判断しているように読み取れます。つまり現行の提出資料で突き合わせる限りは、不正な点は認められない、と。ただ、それは当然なわけで、わざわざ不正が分かるような資料は提出しないわけで、そこはいくら何でも辻褄は合わせるでしょう。で、肝心なのは最後の21ページ以降の「4 判断、エ  本件経費の検証について」だと思うんですよね。「エ i)」では、人件費の按分が曖昧なので、その明確な根拠を示せと指摘し、それ以外の事案に関しても記述内容の根拠となる証拠(領収書)を示すように指摘しています。続く「エ ii)」では、この委託事業の経費として妥当性が疑われる内容があるので、精査しろと指摘されている。しかも「オ 小括」では、委託金(2600万円)よりも実際の経費(2905.7万円)が上回っているので、持田紫文も含まれている事情は理解するが、ちゃんと委託分経費が分かるように精査しろ、実際の活動内容から具体的に示す事が難しい事は理解するが、それが免罪される理由にはならない。と、かなり厳しい指摘をしているように感じます。

最後に「5 結論」として、監査対象である事業委託元である東京都の福祉保健局に対して、必要資料を精査し、疑惑な点や不明な点が解消される事を2月28日までに要求しているんですが、これって「現在の資料を見る限りは問題無いけれど、その資料が疑わしいからもう一度やり直し」と言っているのでは? 少なくともColabo側が主張しているように「自分達に不正がないことが証明された」みたいな内容では無いと思うけどなぁ。第一、この監査請求はColaboに対して出された物では無く、委託元の福祉保健局に対して監査請求だから、Colabo側が何か言うのであれば「自分達の活動に対して監査請求が出されたが、当該部局に協力をして問題無いことを再確認します」と言うべきなのでは。だって、現時点では、提出した資料は「正しい」という前提で評価したけれど、その資料が不十分だと言われているのだから。まぁ、そういう「お役人言葉」も分かりづらいと思うのだけれど、何か相手を持ち上げて油断させて、最後に大どんでん返しをしているようにも見えるなぁ... 


不思議なのは、何か裁判が始まっているわけでも無いのに、「弁護団」が結成されていて(しかも7名もいるらしい)、こんな「勝利宣言」を出してしまう。監査請求は福祉保健局に大してなのだから、彼らは局から要請に対して対応するべきなのに、自分達の不正が退けられたみたいな反応をしてしまうのは、逆に後ろめたいところがあるからなのではと勘ぐってしまう。 さらに、退けられた主張もあるけれど、疑いが勝ったから監査請求は成立したわけで、そう言う意味では現時点では「疑惑は深まった」と言うべき状況だと思うんですよね。それ故に、請求者である「暇空茜」氏の主張は誹謗中傷では無く、正当な主張であったわけで、それを「誹謗中傷」言う事の方が「誹謗中傷」になると思うのだけれど。しかも素人や一般人が言うならまだしも、法律の専門家である弁護士集団がそう言う事を言うのは、余計に罪は重いと思う。この件で、「暇空茜」氏側が名誉毀損の裁判を起こしたら、勝てるんじゃないだろうか。それに、今回の件はまだ序の口で、このColaboと関係する他の3団体にも疑惑が生まれているし、かつ国の事業でもこの4団体内部で回している疑惑も。そこに、某政党が絡んでいるという話も出てくれば、下手なポリティカルストーリー顔負けの状態だよなあ。この話、まだまだ先は長そうだし、広がりそうだなぁ。

今年も見出し詐欺

国家公務員の出張経費などを定めた旅費法改正に関しての、共同通信社の記事なんですが、これが真逆の印象を与える「見出し詐欺」。 見出しの

「政府、海外出張費の改定検討 公務員、宿泊費自腹も」

 を普通に読めば、「政府が海外出張費の改定を検討して、公務員の宿泊費が自腹になる」と解するのが自然。どちらかと言えば批判に晒されることの多い公務員の経費関係の話題だけれど、それでも海外出張での宿泊費(ホテル代)が自腹というのは酷いなぁという印象が真っ先に浮かびます。

ところが肝心の記事本文を読むと、これまで出張旅費などをさだめた法律が1984年以来40年近く改訂されて折らず、実際の宿泊費と乖離が大きくて、だから超過分を自腹生産している現状を修正する目的で改定を検討している、という話。見出しから受ける印象とは180度真逆な内容だと多くの人は認識するのでは。そう言う意味では、より適切な見出しを考えると、

「政府、海外出張費の改定健闘 公務員の自腹解消目指す」

とでも書けば、内容とも一致する見出しになると思うのに。私は、こう言う記事の「見出し」は、一般的な商品で言えば、パッケージあるいは包装紙に相当する物だと思うんですよね。つまり、棚に並んでいる商品を買おうか止めようか判断する時に、その外観を見て「美味しそう」「価値がありそう」「便利そう」みたいな感情から手に取るわけで、その為に企業は工夫や苦労をしているわけですし。 

所で、記事の内容出来になったのが現在の宿泊費上限。最も高い事務次官や局長級で25,700円、課長補佐係長級で19,300円と書かれているんですが、まず海外の宿泊費を円で決めているのだろうか。普通は、現地通貨で決めません? で無いと、今のように「円安」状態の場合は、現地で許される上限はグッと下がるわけだし。例えばアメリカ出張する場合、19,300円でUS$1=110円ならUS$175位ですが、US$1=145円だとUS$133まで下がってしまう。どの地域のどのクラスのホテルを使用するかにも寄りますが、例えば今New Yorkのホテルを今月下旬くらいの予定で検索してみると、ロケーションの良い地域だと、やはりUS$200~$300位が平均で、安いブランドのホテルだとUS$130~$150位の印象。現在のレートだとUS$1=130円位だと、US$150位なのでギリギリ間に合うかどうか微妙な感じでしょうか。まぁ、でも公務員でそれなりに仕事場に近い場所を選んだら、やはり最低でもUS$200位は必要かなぁ。実際には、政府レートあるいは旅行会社枠みたいな、もう少し安いレートがあるんだろうけど。

小さな問題と思う人もいるかもしれないけれど、これ配信会社の記事ですからね。この内容が、全国の地方紙に配信されて、地方紙はそのまま掲載するわけだから、全国紙が同様の「見出し詐欺」をする場合よりも、より広く誤解を量産することになるんじゃ無いだろうか。と言うわけで、2023年も既存メディアの報道は、まずは疑っていかないと、正しい情報には行きつけないという事を再認識する年の初めですね。

2023年1月4日

日本を諦めるトヨタ

ネットで話題になっていたので読んでみたITmediaの記事(前編後編)。筆者は、著名な自動車評論家の池田直渡氏と言う方らしいけれど、自動車業界に詳しい人が読めば「なるほど」という内容なのかなぁ。車に人並みに興味は有るけれど、業界の動向とか詳細には疎い私には、何となく違う意図が書かれているように感じるんですよね。

記事は先ず前編で、カーボンニュートラルの最前線であるトヨタのタイ工場への取材旅行から、トヨタの意図を理解しない(?)日本政府に愛想を尽かし、トヨタは近い将来日本を諦めて出ていく、という話から始まります。これ、よくよく読むと、トヨタの組織中枢を、今の日本からタイと米国に移すであろうと筆者は予測しているんだけれど、どうも書かれている文章を読むと、「トヨタ車」が日本から無くなるような書き方をしているように感じてしまう。最初は「トヨタが日本のマーケットを捨てる」という事を書いているのかと思って読み始めたんですが、多分自動車開発の拠点あるいはデザイン等の中枢部分を、日本から他国へ移設すると言う話なんだろうなと今の所は理解したんですが、どうもまどろっこしい書き方をしている気がする。でも、それって今でもブランドによってはタイで設計していたり、欧州でデザインをして居たり、開発主体がアメリカであったということは有るんじゃ無いだろうか。その上で、各国・地域によって車にタイしてのレギュレーションは違うのだから、そこでビジネス使用と思ったらそれに合わせたビジネスを構築しないといけない。日本市場を政府のやる気無さのために捨てるなら分かるけれど、日本の市場規模は決してそんなに小さくないだろうし、日本で売るためにはそれなりにアダプテーションは必要。となれば、例えば中国とかASEANとか日本よりもマーケット規模の大きな市場にこれまで以上に注力することあるだろうけど、そう簡単に日本市場から撤退する事は無いだろうし。

で、何となくフラストレーションを感じながら二日後に後悔された後編を読んで見たんですが、その内容は言い方は悪いけれど、タイトヨタや現地の協力会社のCPグループを持ち上げる内容が中心のように感じるんですよね。タイで設計製造されて、日本でも人気のハイラックスを例に記事は進むのだけれど、日本で販売されている車種はハイラックスだけじゃない。人気車種の一つではあるけれど、売れ筋の車は軽自動車まで含めるともっと多種多様。前半を読んでいた時にも何となく記事から感じられたのだけれど、後半を読むとますますこの一連の記事って「PR記事」じゃ無いの、という印象が強まるばかり。実際何度か記事先頭に「PR」が付加されていないか確認したくらい。ストーリーとして、人気のあるハイラックスベースのBEVとか、あるいは業務用車だけでなくキャンプ向け車両のような方向にも複数展開することで、ますます人気も売上げも伸びるだろうけど、流石にまだそれなりに市場のあるセダンやクーペ、商用車に手軽かな家庭用の車種までカバーするには、ヘビーだと思うし話の展開には少し無理な印象を受けます。で、最後にはモータースポーツの話でトヨタのカーボンニュートラルの話を続けるんだけれど、それもタイで開催されたレースの話題で、これも少し我田引水の印象が抜けない。

自分なりに感じているのは、世の中が世界的に「環境」重視となり、特に欧州では完全にBEVにシフト使用としていて、その動きは個人的には極端にも感じられるほどだけれど、ウクライナ戦争で電力事情が不安定になると、そのBEV戦略に関しても少し揺らいでいる気がします。自動車大国のアメリカもテスラを筆頭にBEVに急速にシフトしているけれど、アメリカこそまだまだ内燃機関での自動車を話さないだろうし。日本では、まだまだBEVはマイナーで、PHVやHVに移行している最中。そんな状況で、トヨタがBEVに全振りしたらそれはかなりのリスクだろうし、日本のトップ企業の余裕もあって、様々な選択肢に唾を付けているのは、やはり王者の余裕だと私は思うなあ。勿論、それによって失敗や利益損失も大きい物があるだろうけど、それで最終的に市場を取れれば中長期的には成功なわけだし。正直世界的な流れはBEVだろうけど、中国にバッテリーが依存していること、まだまだ大規模な技術革新が必要な事、ウクライナ戦争で世界的に電力供給不足が想定されることなど、逆風もまだまだ強いと思うんですよね。私も、来年車を買い換えたいと思いつつも、どのパワートレーンにするかは大いに悩んでいるところ。色々考える情報は合ったけれど、何となく欲求不満のまま終わった記事のように私はかんじましたね。詳しい人にとっては衝撃的な内容なのかもしれないけれど、素人の自分にとってはそんな印象でした。

今日から2023シーズン

昨日開催された第76回ライスボウルで、国内の2023シーズンが終了。試合は、シーズン最後を飾るに相応しい熱戦・接戦で、前半まではパナソニックがかなり有利に試合を進めていたけれど、流石富士通、後半しっかり前半のオフェンスミスを修正し、さらにそれに釣られてディフェンスも調子を取り戻し、後半2回のパスインターセプトが大きかったですよね。 今シーズンのリーグ戦では、正直パナソニックの方が調子は上だと思っていたし、実際試合開始からハーフタイムまでは、富士通らしくないプレーが続いたけれど、やはり伊達に日本一を維持しているわけでは無い富士通は、ちゃんと後半からいつもの「嫌らしく強い富士通」に戻っていました。

両チームのオフェンスを見ると、どちらもランプレーがパスプレーを上回り、やはりフットボールの基本というか「体幹」はランプレーだよなぁと再認識した試合。どちらも、富士通は#2ニクソン、パナソニックは#5ジャモーという、国内トップのパワーランナーを要しているから当たり前と言えば当たり前ですが、近年のフットボールはどうしてもパスが中心になりがちの中、やはり核となるプレーがあると、攻撃に厚みが出るなぁと再認識した試合でした。一方パスは、富士通の#18高木は前半ウソみたいに駄目でしたね。エースレシーバーの#85松井とのコミュケーションも取れていなかったし、何とかディフェンスがパナソニックを2TD(14点)に抑えてくれたから、後半の巻き返しが届いたという感じ。パナソニックの#2ヘンダーソンは逆に、前半は良かったけれど、後半プレッシャーが厳しくなってくると格段にパスの精度が落ちてきて失速した感じ。多分、リーグ戦やトーナメント戦で経験したことの無い雰囲気で焦りが出てきたんだろうなぁ。3Q後半から4Qに欠けては、もう前半感じたような脅威は消えていた気がします。

両チームのディフェンスは、もう最前線のディフェンスラインの強さ、中間のラインバッカーの素早さ、そしてレシーバーとマッチアップするディフェンシブバックの巧みさの競い合いで、他チームがこのレベルのディフェンスを切り崩して得点を奪うのは2023シーズンも厳しそうという印象しか浮かばない。個人的に印象深かったのは、所謂「セカンダリー」と呼ばれる、ラインバッカーやディフェンシブバックの、前(スクリメージラインに近い場所)での対応が素早く確実だなぁという所。ディフェンスラインで有る程度の穴を潰すんですが、どうしても人数比で穴は出来るけれど、そこをしっかり後ろがフォローできているから、そこを抜けて独走TDとかフリーなレシーバーが出てどんどんパスが通るというような場面は少なかった。結果的に富士通の勝因は、パナソニックのオフェンスをゴール前で2回断ち切ったパスインターセプトだとは思うけれど、その2回のパスでQBのミススローイングを誘発するようなディフェンスライン/ラインバッカーの圧力が後半効いてきた結果だと感じました。

この2チームは、所謂「企業チーム」で、X1 Super 12チームの中では、この2チームだけ(X1 Area 8チームでは、警視庁が企業チーム(実業団)扱い)。昔は有望選手を集めやすいクラブチームの実力が上で強かったけれど、そんな中でも富士通とパナソニックは他種目(野球、バスケットボール、野球等)での経験からか、フットボールにも力を入れていて、この2チームの牙城を崩すのはかなり厳しそう。勿論、他チームでも全日本クラスの有望選手は多いけれど、今月22日に開催予定のDream Bowlに招集された一次候補選手93人を見ると、外国人選手も含む社会人選手79名のうち、富士通からは23人、パナソニックからは26人と、この2チームで半数以上(六割)を締めている。続くオービックが9人、IBMが7人と一気に半分以下の選出になるのは、やはりこの2チームの実力というか選手層の厚みの凄さの証明だと思うんですよね。それだけ、個人個人の資質というかスキルアップしないと、この2チームに追いつくことは難しい。あのオービックですら、最近では後塵を廃しているわけですからね。さらに言えば、今回のライスボウルでは、両チームとも結構基本的なプレーでシリーズを組み立てており、プレーの持つ胃票差と言うよりは、完成度あるいはプレー精度の高さが勝負だった気がします。その辺りも、十分な個人スキルの上に、チームとしての統制力・実行力というか、まぁ完成度の高さの証明でもあるわけですからね。まぁ、昨日の試合を見たX1 Superの10チームのコーチ・スタッフは、新年早々頭を抱えているんじゃ無いだろうか。そんな印象の2022シーズンの締めくくりでした。

2023年1月3日

年初のスケジュール

この年末年始に、年初(1月から3月)の冬ダイヤでの予定を入れたり出したりしているんですが、お得なレートはかなり埋まってきていますよね。旅行支援の効果かなぁ... 年初は取りづらいことは確かなんですが。そんな中で、3月はまだ少し余裕があるけれど、春休みに入るであろう3月の下旬はもう埋まっている状態。

また、ホテル予約も見ているんですが、以前と比べて2~3割高めのレートになっているようで、これも旅行支援策分値段を上げているんじゃ無いかと邪推したくなる傾向。今年の目標としては、BONVOY系で41泊すればLifetime Platinumに到達するので、いつもよりは余裕がある状態。さらに言えば、年内に41泊しなくても、2023年の会員ステータスが切れる2024年3月頃までに達成すれば、シームレスに会員特典を受ける事が出来るから、例えば今年は35泊位で、来年3月上旬くらいまでに6泊位というのは、そんなに無理なスケジュールでは無いだろうし。

ただ、その3月頃までは航空券にしてもホテル代にしても、やや高めの強気設定なのがちょっと困ります。行動制限が開けた反動と、旅行支援策の影響だと思いますが、この様子だと4月から5月のG.W.も競争が厳しそうな雰囲気ですね。今年のG.W.は、うちの会社では、会社の特別休日と組み合わせて、4月28日から5月7日まで10連休の予定なので、この時期に何処かに行きたい気持ちは1000%なんですが。後は、US$=円のレートがどこまで改善(円高傾向)するかだなぁ。それを考えると、もう少し為替レートが落ち着いてから発見する方が良さそうですし、となると暫くは様子見かぁ。

今年前半の目標として、UA MPで堪っているPlusPointsを何とか有効利用したいということ。今考えているのは、近場でも良いのでUAで発券して、それをPlusPointsでアップグレードする事なんですが、なかなか上手い予定が見つからない。今年から、UAのフライトならばマイル発券してもPQPが登録されるから、マイルで国際線部分を賄って、米国国内線でアップグレードというパターンかなぁ。多少効率が悪くなっても、今年は勉強のつもりで色々試してみたい気持ちです。 

新横浜新線

東海道新幹線・JR横浜背・横浜地下鉄の駅がある新横浜駅に、この3月18日から新たに相鉄・東急の新横浜線が開通するという記事。 

横浜オフィスに仕事で出る時には必ず使う東海道新幹線の新横浜駅ですが、そこから横浜方面に出るのが一寸大変。一つは横浜市営地下鉄を利用する方法は、乗換無しで出られますが新幹線から地下鉄の駅までの移動が少し高低差があり面倒。一番便利なのは、JR横浜線で一駅菊名駅まで移動して、そこで東急線に乗り換える方法ですが、これは菊名から都内方面に移動する人が多くて乗換が混雑して大変。もう一つは、JR横浜線を利用してそのまま横浜駅まで移動する方法ですが、運良く桜木町行きとか大船行きの横浜線に当たれば良いけれど、多くは横浜の手前東神奈川止まりなので、ここで乗換が必要になります。で、今回の新線が開通しても、実は横浜方面への移動に関しては殆ど御利益は無い。自分の経路で新線開通の効果が有るのは、都内方面に出る人が、これまでのように菊名経由では無く、新横浜から直接日吉経由で都心方面へ移動するパスが出来るから、菊名での乗換が少し楽になるかなと言う所。

新横浜駅は、実は横浜の端っこの方にあるから、新幹線を降りてから・新幹線に乗るまでの移動が面倒で大変。理想的には、横浜線の東神奈川止まりを減らして、もっと横浜とか大船方面まで直通運転や、そちら方面からそのまま横浜線に乗り入れるをする列車を増やしてくれると便利なんだけれど、新幹線はJR東海で横浜線はJR東日本だからか、結構その辺りの連携は気にしていないような雰囲気を昔から感じているところ。今回の新線開通でも、横浜方面に出ると言うよりは、渋谷方面に出ることが最大の利便性のように感じます。

海老名方面からだと、小田急で新宿方面に出るくらいしか都内への移動方法は無かったけれど、今回相鉄を利用して一度横浜駅まで出ずに新横浜をショートカットに利用して東急で渋谷に出られるのが最大のメリットなのかな。自分が利用する場合だと、遠回りになるけれど新横浜から日吉に移動して、そこで横浜方面行きの京急を捕まえる位かなぁ。あるいは、白金台のシェラトン都ホテル東京を利用する場合には、新横浜-日吉-目黒-白金台と移動出来るのがメリットになるかも。3月に開通したら、一度位は利用してみようかな。

2023年1月2日

YouTubeは衰退期なのか

古参・著名YouTuberが、解散や活動停止しているという記事。個人的に感じているのは、

  • 制作側が多数参入しているために、同じ分野傾向内容のライバルが増えて競争率が高くなった
  • 著名になればなるほど、一部のコア登録視野を除いて、動画に対しての要求が多様になるため、制作側の意図との乖離が生まれる。それが低評価・批判コメントなどにつながり、そこまで出ない登録者も離れて言ってしまう
  • YouTube以外の、例えばTikTok等のプラットフォームが乱立し、それらがどれも短時間で一気に楽しめる傾向が強いので、YouTube側での対応が遅れて居る
  • 人気を維持するためには、多頻度更新が必要になるが、分業制で制作するとどうしても作品の品質にばらつきが出たり粗が気になる。特に最近、案件絡み(「プロモーションを含みます」と表示されるもの)の投稿がどんどん増えている気がする。それは、制作者側だけで無く、案件をもうしむ側にも責任があると思うけれど
等が、最近特に感じているところ。

あくまで個人的な印象・好みの問題なので、自分の感覚が正しいとは思わないけれど、以前の自分が持っていたYouTubeの印象というのは、「リアルな動画、ドキュメンタリー時な内容」というもので、要するにテレビとか映画のような「作り込む作品」ではなく、本当に一瞬を切り取ったような映像だとか、ずっと長回しをして一回撮りした物を編集して短くして流すとか、そう言うもの。所が最近の動画だと、変に演出したなと感じる場面や、何か作り物っぽい印象を受ける場合も少なくなくて、昔の飽きてきた頃の「テレビ」に何か近づいて来た感じを受けます。だから、有名YouTuberの動画で楽しいものもまだ多いけれど、時々「お勧め」で再生回数が100回とかそんな程度の動画を観ると、凄くホッとするしそこからファンになる事も。ああいう感動というか出会いって、今のYouTubeでは減ってきている気がします。

例えばタレントさんとか芸能人が、自分達のビジネスの一部と割り切って動画投稿してくれるのは良いんです。最初からそのつもりで見るから。でも、そうでは無い作者がスタイルだけビジネス目的みたいな形に変えていくことは、結局はそれまであった自分の個性を削っていくことになると思うんですよね。実は以前多くの著名YouTuberが、芸能事務所とかそう言う人達を束ねる事務所に所属しているという話を聞いて、ちょっとガッカリしたことがあります。いゃ、税金対策とか社保などの管理に、スケジュール管理等のマネージメント作業とか、必要性は分かるんだけれど、何か古いスタイルの片鱗が垣間見えた気がしてしらけた気分になったことを覚えています。今ではそれほどでも無いけれど、それでもたまに有名な作者の動画と上手も、以前ほどドキドキワクワクしないのは、そういう部分も大きいのかも。

私が気に入って更新されるとすぐに視聴するあるコンテンツがあるんですが、私が見始めたのはまだ登録者数は二桁位で、再生回数も1000回にも言っていないような時に、たまたまお勧めで表示されて見て気に入った物。そのコンテンツは、若い夫婦が山奥の古民家を再生していく内容何ですが、その内容の面白さ、映像や構成の確かさ、そしてその若い二人に凄く共感と交換が持てる点が気に入っています。基本一週間に1回の更新で、忙しい時にはそれも伸びる傾向があるんですが、それでも許せるくらい一つ一つの内容は濃く深い気がします。そう言う良質のコンテンツが増えて欲しいと思いつつ、YouTubeとしても私企業だから、何千万回とか何億回という再生回数が回るような怪物コンテンツも必要だろうし、そうなるとそう言うほのぼのしたような物は切り捨てられる運命なのだろうか。YouTube自体が肥大化した故の悩みだと思うけれど、もしかしたらあと10年もしたら衰退していて、全く別のプラットフォームが躍進しているかも。そう言う時代の流れの速さも、今の時代に必要な事なんですよね。それだけ、世の中はどんどん厳しくなっているという証拠だと思う。

チェスの駒としての自覚

個人的には、HUFFPOSTというメディアは余り信用していないサイトなんですが、今回掲載された小泉悠・東京大学先端科学技術研究センター専任講師のインタビュー記事は、読み応えがあるというか色々な含蓄を含む内容で、ちょっとHUFFPOSTを見直したくらい(笑)。 

私自身も、ロシアやウクライナ所か、国際政治にしても軍事・安全保障に関しても、専門知識の欠片も無い。ただ、そう言う状態であっても、今回のロシアによるウクライナ侵攻(ウクライナ戦争)に関しては、ロシア側に譲歩するべき事情は一変も無いと思うし、最終的にどう言う結果になるかは分からないけれど、少なくともウクライナ勝利と誰もが認める形で無ければ、この戦争は終結しないと思う。それは、責められているウクライナ側が納得しないだろうという事と、某かの譲歩がロシアに残った形で決着すれば、ロシアだけで無く中国とかその他幾つかの国が同様の事を起こす可能性が残ってしまうだろうから。特に中国に関しては、「力による変更」をすでに東南アジア等で行っていて、日本に対しても圧力を掛け続けているわけで、そう言う意味でもこのウクライナ戦争は日本にとっても他人事では無いと思う。

記事の中で印象的だったのは、小泉氏が国内でロシア擁護をする人達に関して、

今回の戦争に関しては日本のリベラル層は、ロシアを擁護する人が妙に多いんです。「アメリカのウクライナ政策にこそ問題がある」といった論調ですね。これを私は残念に思っています。まずは「侵略している側、つまり相手を殴りつけて人を殺している側を非難して止める」というのを最優先に考えるべきです。

と批判しているところ。仮に何らかの理由でロシア側を擁護あるいは弁護するにしても、まずはロシアの蛮行に関して批判するべきだし、それを止めて謝罪したところから、初めてロシアの言い分を聞く事が出来ると思う。一方的に侵略し、一般国民それも子供も含めて無差別に攻撃し殺傷し、さらには火事場泥棒みたいな事を国家レベルでやっている事を、立場の違い以前に先ずは非難するべきだと思う。それなのに、某国会議員だったり、一部の「知識人」とか著名人が「ウクライナが悪い、ロシアは悪くない」という事を主張することには、大いに疑念を感じるしそれ故に彼らの他の言動に関しても不信感がつのるだけ。

 そして、さらに印象的なのが、その文章に続いて小泉氏が指摘する、

「我々はチェスのプレイヤーの方じゃないですよ、明らかに我々はチェスの駒ですよ」ということですね。(強調自分)

という一言は、重い言葉だと思う。 当のウクライナ出すら、今回のロシアの侵攻は予想外だったと言われるけれど、だからと言って手をこまねいていたわけでは無く、東部諸州へのロシアの侵攻やクリミア併合を機に、「チェスの駒」としての意識が生まれて育って一旦でしょうね。それが、小泉氏も指摘しているように、ウクライナの予想外の抵抗と攻勢に繋がっている事は明らかだと思う。日本に対しても、例えばロシアがウクライナの失態隠しのために、中国と事を起こすことは出来ないから日本の北海道に何かちょっかいを仕掛けてくるかもしれない。その中国にしても、台湾侵攻の余波で沖縄とかの目障りな米軍施設に対して何か攻撃するとか、あるいは沖縄の反米世論を盛り上げるような損害を沖縄に落とすかもしれない。韓国に至っては、竹島問題で今まさに「侵略」されているわけですし。今回大幅な防衛費増大が決定されて、しかし世論的にはいつもの様なアレルギー反応みたいな反対論はそれほど目立たず、逆に賛成する人が多いことは、多くの人が同様の危機感を感じているからだと思う。その度に思うのですが、今回のウクライナ戦争に関しては、小泉氏を始め、多くの専門家が時には自分の間違いを謝罪訂正しつつ、丁寧に説明していくれる事が大きな援護射撃というかこれまでに無い効果を生んでいると思います。それ故に、最初に書いた変なリベラル層の意見も余計に際立って胡散臭さを感じるような気がします。そう言う意味でも、このウクライナ戦争の決着が付くまで、小泉氏をはじめとした信頼出来る人達の発言には注目していきたい。

人口爆発

自分が子供の頃は、確か世界で一番人口の多い国は中国と教わったと思うんですが、今年にはとうとうインドがその中国を抜くという記事。確かその頃の中国の総人口は5億人とかで、日本は1億数千万人だったから4倍位の違い。でも今では中国の総人口は14億人を超えているので、日本の10倍以上になっている。インドも、確か昔は3億とか4億人と言われていたと思うんですが、今年には14億人を超えて中国を抜くというのは、今回検索してみたら昨年の9月にJETROから既にレポートされていた。

昨年ちょっとショックだったのは、2022年の出生数が80万人を切りそうというニュースを聞いた時で、確か自分の頃の出生数は160万人位いたと思うので、それが半減したことになる。日本は世界でトップの高齢化社会に突き進んでいて、日本以外の各国ではベンチマークとして日本の動向を見ているなんて言う話も聞きますが、日本の少子化はもう止められないのだろうか。実は先日甥っ子のところに二人目の予定が出来たという話を聞いて、ちょっとホッとした所なんですが、昔は「一人っ子」の方が珍しくて、大体は二人三人と兄弟が居た物でしたが、最近では兄弟が居る方が珍しい時代になってきたのかなぁ。

閑話休題。中国・インドが14億人ずつで28億人だけれど、世界の総人口数はもう80億人に膨れあがっているんですが。やはり子供の頃の学校で教わった記憶では、確か当時の世界総人口は「36億」と覚えた記憶があるんだけれど、こちらは日本の出生数とは逆に倍増していることに。 記事によれば人口急増をしているのは、インド、パキスタン、フィリピンのアジア各国と、ナイジェリアやエチオピア等のアフリカ五ヶ国に集中しており、人口の急増している国と減少している国の二極化が生まれているとのこと。それにより、急増している国では食料、エネルギーなどが間に合わず、貧困や飢餓などの問題が拡大しているとの事で、その為に経済活動や開発を優先すると、今度は新たな環境問題を有無というジレンマも。環境問題も大切だと思うけれど、その為に自国の国民の生活が続けられないとなったら、やはり優先する物は人の命だろうなぁ。

以前ちょっと思ったのは、最初に発達した欧米は、アジアに進出してコストダウンをして、その中で日本とか韓国等の次の成長国は、さらにアジアの他の地域や中国に進出。今度は、中国やそれらアジア各国が発展すると、さらに別の開発途上の地域に進出していくというループを繰り返すと思うんですが、結局それが最後の地域まで進んでしまったら、その後はどうするのだろうと。多分、アフリカとか南米地域が最後の開発途上地域として安価な労働力提供が期待されるんだろうけど、それらの地域が発展したら、彼らは次にどこを目指すのだろうか。それまでには、機械化・ロボット化されているという話もあるし、今の日本がそうなっているように、逆に人口減少をしていく欧米とか日本などアジアで最初に開発された地域に戻ってくるのかもしれない。後30年もすれば、世界人口は100億人を超えて、流石にそこからは緩やかに減少していくらしいけれど、例えばその頃には地球以外の地域へ進出していくことが、普通になっている時代になるのだろうか。「人材」という資源をどの様に活用していくか、改めて考える一年になるのかな。

2023年1月1日

テロを容認するメディア

年末に毎日新聞に掲載されて、特にネットでは物議を醸した元日本赤軍最高幹部・重信房子氏のインタビュー記事(前編後編、どちらも有料記事)と、それに対して異議を唱えたギラッド・コーヘン駐日イスラエル大使の反論記事(無料記事)。両者の記事を掲載したのは、「両論併記」という意図なのだろうか。でも、それならば最初の主張である重信氏の記事が全体はそのままでは読めない有料記事なのに、それに対しての反論記事は全文が無料記事として掲載されているのは、バランスが悪い配慮のように感じます。

また、重信氏の記事を作成したのは、インタビュアーが「飯田高誉」氏というキュレーター(渋谷区立松濤美術館副館長)と言う、国際情勢や政治とは関係なさそうな人で、そのとりまとめは毎日新聞社東京本社学芸部所属の「平林由梨」記者という、これまた国際政治や社会情勢とは少し畑違いの部署の記者さんがまとめています。 一方で、駐日イスラエル大使の記事は、「古本陽荘」氏という、政治部、外信部経験のある毎日新聞北米局長という、こちらは専門家のかつそれなりに経験とポジションのある人。例えば、同じ外信部の記者がどちらも担当して比較すると言うのならば、それはまだ理解出来るし、逆にどちらも一般読者代表みたいな形で、全く国際政治とは関係無い人が書くこともそれなりに意味があるのかもしれない。でも、180度異なる主張の記事が、一方は専門家が、他方は素人とは言わないけれど専門家とは言えない人が作成する事に何らかの意味があるのだろうか。

飯田氏の略歴を見ていると、2011年から2015年に慶應義塾大学で「政治とアート:戦争と芸術」という講座を持っていたそうで、どう言う内容かと思ったら、2007年から2009年に戦争画に関しての活動をしていたようで、そう言う関係の講座なのかと思うのですが、余り今回のインタビューとの接点を感じるものでは無いような気がします。また、重信氏の記事に関して、インタビューは飯田氏が行い、記事構成と最終的な編集は平林氏が行ったようなので、そう言う意味では記事から感じる印象は、平林氏の主張・意図の方が強いのかな。そう考えると、飯田氏は私よりも上の世代なので、テルアビブの事件は良く知っている反面、平林氏は私よりも二回り以上若い人なので、あの事件自体は知らずにその後の記録などで理解している世代だと思うんですよね。そう考えると、多分インタビュー時にはそれなりに当時の話とか今でも有益な情報が話されたのかもしれないけれど、それをまとめた人がある意味あのテロ行為に何か意味を見いだそうとする重信氏や関係者の意図を、意識的か無意識か分からないけれど、補強するような感じの記事を作成して、公開したんじゃ無いかという気がします。だから、専門である外信部経験もある、北米局長というそれなりの地位の人が慌てて駐日大使の反論を掲載してバランスを取ろうとしたんじゃ無いだろうか。

後編の見出しには「もっと違う形で戦っていたら、こんな社会には...」と書かれているけれど、つまり重信氏は今の平和な日本が気に食わないし、あのテルアビブ空港乱射事件が成功していたら、自分達の理想とする社会体制が生まれたという思いを今でも持っていると言っている訳ですよね。それって、力による改変=テロによる転覆を認めているわけで、となると朝日新聞神戸支社事件を経験している朝日新聞は、毎日新聞のこの記事に対して何か言う事は無いのだろうか。いつも感じる事ですが、1960年から1970年代に掛けての、この手の学生運動だったり日本赤軍の行動に関して、何か憧れみたいな意識を持っている世代というか集団が未だに残っているんですよね。当時そう言う事にシンパシーを抱いていた学生達が、卒業後の就職先としてメディアに多く流れていった事で、今でもそう言う事に理解を示す一部メディアが存在する理由になっているという事を聞きますが、あながち間違った話では無いような気がします。また、個人的に勝手に想像しているのは、これって「忠臣蔵」の世界観に何となくすり替えているんじゃ無いかという事。君主の敵を討つために、四十七士の討ち入りは、その後処刑されたことからも当時としても「テロ行為」だったわけです。ただし、民衆の心は赤穂浪士に同情的であり、だからこそ何か美しく話が作られていったような。あの話も、実は今言われている内容は後日作られた話と言うことも聞いたことがあり、実際にはどうだったのかは分からないけれど、安倍元総理襲撃事件の容疑者に対して異常に擁護論や被害者である安倍元総理へ言われ無き批判が生まれてくることを考えると、そう言う美しい誤解が根底に有るんじゃ無いかという気がします。だからこそ、リアルタイムにあの空港乱射事件を知らない世代の人間が、話だけ聞いて記事を作るとこう言う話になるという一例なんでしょうね。いずれにしても、毎日新聞は、ちゃんとした説明が必要だと思うし、朝日新聞は自社の経験から強く批判するべきだと思う。

ネットで終わり、ネットで始まる

年末年始になると、テレビ放送も特別編成になり、所謂「特番」とか「〇〇シリーズ一気見せ」とか、「〇〇××合体スペシャル」みたいな感じの、3時間とか4時間とか長時間の番組が続きます。あれは、年末年始だから特別な物をという意味もあるけれど、予め番組制作をして作り置きしておいて、放送局の局員も年末年始に休めるようにしておくためという話も聞いたことがあるけれど、その分芸人さんとかタレントさんが「生放送」に借り出されて、大変そうになっている気がする。

ただ、年末年始の特別感みたいな物って、段々と薄れてきていて、それは周りの環境とかの変化もあるんですが、事テレビ番組に関して言うと、今年は年末の28日、29日位から番組表を見ても「見たい」とか「録画しておこう」という物が少なくて、結局はNFLの中継とか国内の大学/NCAAの中継が録画されていくばかり。一般の地上波デジタルとかBS何かの録画も殆どしていないので、もうその前に録画しておいた番組も消化してしまい、年末のゴールデンタイムはネットで時間を潰すことが殆どになってしまいました。ネットの方が、年末という事で面白い特集みたいな物を公開していたり、YouTubeなんかも年末用の動画を登録してくれていたりするので、かえっていつものよ面白いくらい。 結局大晦日の昨日も、紅白とかお笑い系の番組も見ずに、ずっとYouTubeで「今年もありがとうございました」というタイトルでアップされている登録チャンネルの皆さんの年末動画をザッピングし、さらにはNFL Gamepassで最近の贔屓チームの試合を見て終わってしまいました。


元旦の今朝は今朝で、野良猫なのかなぁ、ダミ声の鳴き声で朝の4時過ぎに目が覚めてしまい、テレビを点けたら一応前日深夜からのお正月特番みたいなものも流れていましたが直ぐに飽きてしまい、BGM代わりにYouTubeでそのまま画面が流れるままにして新年の日の出までグダグタしていました。今年のお正月は、多分最近では珍しいくらい穏やかな朝で、風は少し冷たいけれど殆ど無いくらいの状態で、なんと言っても空には雲一つ無い快晴の青空が広がっているのはビックリ。その真っ青な青空を見ているだけで、今年は何か良いことが起こりそうな気もしますが、でも北朝鮮は大晦日だけで無く元旦にもミサイルを撃っていて、彼らは花火のつもりで撃つ上げているんだろうか。

閑話休題。お正月の番組表を見ていても、以前ほどワクワクドキドキするようなお正月の番組って激減している気がします。相変わらず残っているのは、2日3日の箱根駅伝と3日のライスボウル位だろうか。そう言えば、レコード大賞っていつの間にか大晦日では無くなっているんですね。まぁ、紅白も早く始まるからだろうけど、未だに昨年の紅白はどちらが勝ったのか分からない位、もう興味の外。やっぱり歳のせいなのか、どんどん興味の対象範囲が狭くなっている気がする。それはもう生きるための活力が無くなってきていることにもなるので、そこは何とか今年は改善しないと。その「何か」を見つけるために、元旦からネットをうろうろする一年の始まりになりそう。

2022年12月31日

2022宿の総括

6回目(2021年2020年2019年2018年2017年)となる、この一年の「宿の総括」シリーズ。今年も、宿泊したのはBONVOY系のホテルだけで、それ以外のグループ・チェーンは無し。これまでのように週一で横浜のオフィスに通うような勤務形態から、ほぼ100%リモートワークにコロナ禍のために変わってしまったため、なかなか外出機会も無くなり仕方ないと言えばそうなんですが。それでも年内に1回2回は例えばHilton系とかInterConti系とか利用しても良かったかなと、今更ながらちょっと後悔。

そのBONVOY系は、7ホテルに32滞在37泊。プロモーションで14泊追加されているので、合計年間51泊分が今年の結果。何とか来年度のBONVOY Platinumは達成。Lifetime Nightsは554泊となり、来年はいよいよLifetime Platinumの600泊に到達出来そう。残り46泊ですから、ちょっとだけ楽になりそう。
[2023年1月2日追記] 2022年の50泊した特典で、エリートナイト5泊分があったのでそれを選択すると、2022年の宿泊記録が、宿泊数37泊(有償28泊・ポイント9泊)にプロモーション19泊の合計56泊に。これに伴い、ライフタイムナイトも559泊となり、今年のステイが少し助かることに。

定宿のYokohama Bay Sheraton Hotel & Towersが4分の3を占めているのは、やはりいつも以上に多い感じです。一方で、今年初めて宿泊したのは、今年開業したWestin YokohamaCourtyard by Marriott Nagoya、そしてグアムのThe Westin Resort Guamの3箇所。
  • Westin Yokohamaは、今年6月にオープンしたハイブランドの一つで、立地的にはJR桜木町、みなとみらい駅、京急高島駅のまん中当たりという、アクセスは少し大変な場所。ただWestinブランドでかつ出来たてだから施設は満足。今年は3回利用して、実は3回ともポイント宿泊でしたが、料金的には3万円代からなのに、何故かポイントだと30,000ポイント位で宿泊出来て非常にお得で助かりました。来年も利用する機会が増えるかなというホテル。
  • Courtyard by Marriott Nagoyaも、今年3月にオープンしたカジュアルホテル。ただここも立地条件がちょっと悪く、最寄り駅のJR名古屋駅にしても、地下鉄伏見駅からにしても、少し距離がある立地。Courtyard系列なので、設備や施設のグレードはそれなりなので、正直もう少し価格は下げて欲しいところだけれど、やはり名古屋市内ということで、ちょっと強気の価格設定をしている気がする。まぁ、名古屋方面に用事があり、セントレアのFourPointsと比較してプラス要因(=コスパ)があれば利用しても良いかなと言う感じ。
  • The Westin Resort Guamは、これまでグアムで利用していたSheratonが無くなってしまったので、今年初めて利用しました。正直、施設の古さは否めないけれど、立地的には十分満足出来るホテル。こちらも、2回利用で何故かポイントが1泊当たり27,000ポイントで予約できたので、それで利用したもの。来年北米方面へフライト出来るようになれば、グアムに行く機会も無くなるかもしれないので、次回利用は何時になるか不明。ただ、グアムに今後行く時は、今の所一択状態。
ところで、Hilton系列はHilton HHORNOR Amex Premium Cardでステータス維持を目標にしたんですが、必要条件の年間200万円以上利用の条件を満たしたはずなのに、未だに来年のステータス状況に変化が無い様子。まぁ、駄目なら駄目でも、来年はまたBONVOY系中心になるだろうから実質的には問題無いけれど、ちょっと不信感が。コロナ禍に入って前年のステータスが繰り越される状態が続いていたこともあり、ここ3年ほどHilton系列の利用実績が無いので、来年は何回か機会を狙って利用してみたいと思っています。今年も快適なホテルステイに感謝。

今年の十大ニュース

毎年大晦日恒例の、私的今年の十大ニュース(2021年2020年2019年2018年2017年2016年2015年2014年2013年2012年2011年2010年)。今年も3年目に突入した「コロナ禍」中心の一年ですし、さらに輪を掛けて安倍元総理の射殺事件や、いつも以上に慣れ親しんで人や著名人が亡くなり、さらにウクライナの戦争もあり「重い一年」だった気がします。勿論そんな中でも明るい話題も増えてきた来はしますが、その一つがやっとコロナ禍が第四コーナーを回り始めたと言って良いのが、唯一の救いかもしれない。そんな2022年の私的十大ニュースから。

  1. 終息? 新局面? 新型コロナウイルス3年目の状況
    やはり今年もトップニュースは、3年目に入ったコロナ禍でしょうね。ただ、これまでとの違いは、昨年までと比べて、例えば行動規制が緩和されたり、入国規制が緩和されたりと、少し前進した事でしょうか。一方で新規陽性者数は第七波に近づきつつあるような状況で、それに合わせて病床使用率も上がってきていて、ちょっとこの先どうなるか分からない。それでも来年には、これまでの第二類相当から第五類相当に緩和されることで、インフルエンザ相当の扱いに変わるという事ですが、インフルエンザと比較してやはり個人的に気になるのは重症化率だとか後遺症の問題。そのリスクを多くの国民が受け入れられるのか、場合によっては大きな社会問題になりそうな気もします。
  2. 安倍元総理殺傷事件、政治と宗教とは別問題では
    今年も多くの著名人が亡くなったのですが、その中でも衝撃的な事件の一つであった安倍元総理の参議院選挙中の殺傷事件。その方法も衝撃的だったけれど、容疑者の動機が「母親の宗教傾倒に荷担した」という濡れ衣的な理由からここまでの行動を取らせたと言う事も大きな問題なりました。で、さらに問題は、その背景が昔問題になった旧統一教会と言う事で、そこだけがクローズアップされて、本来考慮されるべき「宗教の自由」だったり「宗教と政治の分離」という大原則が、一部当事者やメディアに寄って歪められたことだと思います。メディアが「第四の権力」と言われて久しいけれど、法曹界が「第五の権力」としてその公正さが問われる事象になってきていると思います。
  3. ファクトチェックの無意味さ、メディアの信頼性崩壊
    「ファクトチェック」という事が言われて久しいけれど、本当の意味で「ファクトチェック」が機能している例って殆ど無いんじゃ無いだろうか。特に大手メディア(=レガシーメディア)自らが「ファクトチェック」と称して自分達の記事や報道を正当化しているけれど、本当にチェックされるべき話題はその俎上に昇ることは先ず無いし、チェックされた話題は、正直どうでも良いような話題も多い。逆の見方をすれば、メディアとしてもそう言う援護射撃を自ら準備しないと、自分達の報道や情報が市井で受け入れられづらくなっていることの焦りなんじゃ無いかという気もします。
  4. 記録的円安、一転円高へ
    一時US$1=150円台まで円安が進み、日本経済の危機みたいな話も出てきたけれど、突発的な為替介入や、さらに日銀の予想外の長期金利幅の拡大で一気に今度は円高が進み、この年末にはUS$1=130円台の前半で終わりそう。何度も書いているけれど、理想的な為替レートと言うものは存在しないわけで、その時々の状況で円安を歓迎する場合も有れば、円高を歓迎することもあるわけです。私なんか、子供の頃はUS$1=360円固定相場の時代だったので、海外に出かける機会自体少なかったけれど、いざ出かけるとなると大変な時代。その固定相場が変動為替制度になった時には、確か一気にUS$1=270円位になったと思うんですが、かなり大きな騒ぎだった記憶も。そして、あの民主党時代にはUS$1=80円前後にまで「円高」になったわけで、それよりもまだ「円安」時代の1980~90年代には、日本企業の米国資産の購入が大いに話題なった事も。個人的には計算しやすいUS$1=100円が理想だけれど、US$1=110~120円位が一番良いレートとも言われていて、それに来年は近づくんじゃ無いだろうか。まぁ、海外に行く人にとっては円高が有りがたいわけで、そう言う意味では来年はもう少し円高に振れて欲しいです。
  5. サブスク、量り売り、シェアリング時代
    購買力が下がってきているから、購入しないで共有したり期間限定利用出来るような仕組みが流行っているという見方もあるみたいですが、個人的には製品寿命がどんどん短くなってきているので、購入した場合に陳腐化する速度が速くなっていることも大きな原因だと思っています。私も昔AV(Audio-Visual)に凝っていた時には、アンプやスピーカーにサラウンド、さらには高品質ケーブルにターンテーブルにと、給料の多くを投資したけれど、それって一度それなりの物を揃えれば、10年20年30年と楽しめるという前提が有ったからで、年数で割れば実はそんなに高価な投資とも言えない。でも、どんどん時代が進み特にデジタルの社会になると、もう毎年新製品が新機能で登場する時代になると、システムも複雑化するために、結局は製品寿命もどんどん短くなっていく。そう言う時代に於いては、レンタル、シェアリング、みたいな「TPOに合った利用可用性」が、一番消費者が望む物じゃ無いだろうか。この傾向は、来年も加速していくと思う。
  6. ロシアのウクライナ侵攻、防衛増額、原発再開
    年初に、多くの専門家の予想を裏切ってロシアが始めたウクライナ侵攻。年内には決着は付かず、来年に向けて泥沼化しそうな雰囲気。唯一の救いは、多くの西側諸国の支援もあり、またウクライナ自身の頑張りもあって、10倍位違うロシアに対して押し返す状況になっている事でしょうか。ロシアの場合、最悪は核戦力があるので最終的にどうなるのか予断は許されないのだけれど、来年は何かウクライナが納得する形で決着して欲しい。一方で、この問題は各国に祖国防衛という意識と、エネルギー問題という二つの大きな課題を突きつける結果にもなっているわけで、どちらの課題に対しても及び腰の日本ですら、大幅な防衛費の増額と、原発再開に新規原発設置まで政府として言う状況になったことは大きな変化だと思います。原発再開に関しては、経済問題にも直結するだけに、是非この10年間の遅れを取り戻して、将来への飛躍に繋がるようになって欲しい。
  7. スキャンダル頼みの特定野党
    「モリカケサクラ」は、一部野党のお題目だったのだけれど、今年はそれに「モリカケサクラトウイツコクソウヒメン」と、さらにお題目が延びた一年に。結局は、週刊誌の記事頼み、肝心な政策そっちのけで、自分達のやってる感を見せられる話題にのみ注力する「無能な働き者」状態は今年も健在で、それによってどれだけ多くの国民の貴重な資産が無駄になっていったかと、小一時間問い詰めたいところ。臨時国会でも、閣僚の罷免を取り上げていたけれど、確かにそれは問題ではあるけれど、わざわざ貴重な時間を消費するような問題とは思えず世間の反応も鈍くて不発だったように思います。そんな中で、どんどん国民民主党とか日本維新の会とか存在感を増しているわけで、真面目な話来年は立憲民主党は三つくらいに分裂して、もっと現実的な野党連合みたいなものを考えないと、存在意義すら無くなるのでは。まぁ、それで困るわけでは無いので、個人的には勝手にやっていればと既に覚めた目で見ているわけですが。
  8. EOS R7購入
    個人的に今年一番の購入品と言って良いかな。約7年振りに買い換えたデジタルカメラ。ミラレース機が一気に普及をして、プロですらミラーレスを仕事で使う時代に、こんなに早くシフトするとは思ってもいませんでした。それを機会に、それまでのAPS-C (EOS 7D Mark II)から、フルサイズのEOS R5とかR6に移行しようかとも思いましたが、レンズの価格が本体以上にアップしてくるので、我慢してミラーレスAPS-CのEOS R7登場迄待っていたかいがあったと思います。ただ、EOS R7の機能に関しては、実際に使ってみると不満も結構有って、ちょっと買い換えは失敗だったかなと後悔する部分も。来年は、もしかしたらレンズを買い換えたりするかもしれないし、場合によっては現在2台持ちのEOS R7のうち1台をEOS R5かR6に買い換えようかとも思案中。いずれにしても、カメラ沼、レンズ沼に一度嵌まると、一生抜け出せないという事を、身をもって実感した年でした。
  9. SDGs, LGBTQ+, 男女平等、貧困対策、何でもビジネス化
    昨年はLGBTQ+が、今年はSDGsが、頻繁にメディア等から流れてきていた気がするんですが、失礼を承知で言えば本当にその主旨のために言っているのか、疑問を感じることも少なくない。某テレビ局では「SDGs Week」みたいな事をやっていたけれど、啓蒙活動と言うよりはそこに参加している企業の宣伝のように感じてしまったし。全部が全部そうだとは言わないけれど、過去にも貧困対策のNPO等がその支援される側から批判されたり、男女平等とか、LGBTQ+にしても、似たような話が出てきている気がします。年明け早々に東京都の話が大きく取り上げられるかもしれないけれど、そう言う美名のためならば手段を選ばずと言う風潮が、最近強くなってきている気もします。結局熱心なのは、当事者の団体とメディアだけで、本当に支援が必要な多くの人達からは関心が消えていくという皮肉な状況が来年は進むような気がします。
  10. メタバース、仮想世界
    今年急に話題になったわけでは無いけれど、新しいデバイスやサービスが生まれてきて、かなり認知される存在になったのが2022年じゃないでしょうか。私も、ちょっとそれっぽい話に関わったりする機会があったんですが、確かに興味深い分野だと思うけれど、どうしてもまだ物足りなさというか、作り物感みたいな印象が消えないんですよね。最近のメタバースの様子を見ても、どうも20年前にあった「セカンドライフ」のイメージとそんなに変わらない。勿論、提供される世界観やアバターの精巧さとか、動作のスムースさなど、比較にならない進歩はあるんですが、その内容というかやっている事はそんなに違わないと思うんですよね。自分にとっての「仮想世界」は、やはりスタートレックのホロデッキに行きつくわけで、それが彷彿されるくらいの物が登場しないと、なかなかのめり込めない気がする。最大の課題は、HUDの小型化軽量化ですよね、まずは。
その他、個人的に気になった話題や事柄に関して。
  1. 選挙で勝てない野党
    今年は参議院選挙があって、当初は与党の劣勢が伝えられていたけれど、結果は与党の圧勝にちかいものに。衆議院選挙も行われたばかりなので、衆議院の解散・総選挙が無い限り次の選挙は3年後の参議院の改選までない。最近になって、防衛費増額のための増税や原発問題等での解散総選挙があるという話も出てきたけれど、それだって来年すぐにという動きでもない。野党としては、じっくり時間を使って支持を固める機会だと思うけれど、相変わらず週刊誌記事頼みの頼りなさ。まあ、無能な働き者は、関係無い所で頑張っていてくれた方が平和で良いなと感じた一年でした。
  2. 海外渡航・入国規制緩和
    10月から海外渡航の規制が緩和されて、一部条件はある物のかなり以前の状態に近づきました。自分も近場のグアムですが、3年振りに2回国際線利用をする機会があり、来年こそは以前のようにアメリカ本土やハワイ、さらにはシンガポールやシドニーと言った馴染みの場所へ再訪したいところ。来年は、9月に今のパスポートが期限となる事もあるので、何処かで更新もしないといけない。年齢的には、もしかしたら人生最後の更新(?)という可能性もあるわけで、これから一回一回の渡航が貴重になっていきます。
  3. サッカーW杯の日本チーム活躍とVR
    スポーツ界で今年最大の話題は、やはりカタールワールドカップでの日本チームの活躍と言って良いでしょうね。そんな中でも、サッカーでのVRの活用が予想以上だったことにはビックリしました。アメフトでは、結構昔からビデオリプレーだとか取り入れられていたけれど、最近のサッカーや後バレーボールやテニスのような活用度には到達していない気がします。その時の記事にも書いたけれど、ボール本体の認識可能性がスポーツの特性上難しいので、単純にシステムだけで解決出来る話でも無いと思うけれど、新しいスポーツ運営、新しいスポーツ観戦の時代をちょつと感じたサッカーワールドカップだったと思います。
  4. 今年3回のワクチン接種
    今年は、2月に3回目、8月に4回目、そして12月に5回目のワクチン接種をしました。4回目くらいまでは結構副反応が辛かったのですが、5回目は初めてファイザー製ワクチンだったこともあるのか、比較的軽めの副反応でホッと一息。年明けになると、新型コロナウイルスは五類相当に変更されるという話も有り、そうなるとワクチン接種も自費接種に変わるだろうし、かといって変異株などはまだ恐いし、来年もコロナ禍を意識せざるを得ない一年になりそうなのが憂鬱です。そう言う意味では、マスク着用機会も、まだまだ続くんでしょうね。
  5. リモートからオフィスへの回帰
    弊社でも、一時は100%近いリモートワークへの移行が言われていたけれど、現在は部門によっては100%近く、全体平均としては、70~80%位のオフィス回帰が言われています。私は家庭の事情等もあって、原則リモートワークをする事を条件にして貰っていることもあり、オフィスワークは多分増えても10~20%。以前は、毎週金曜日に新幹線通勤をしていたので、その時は20%のオフィス率でしたから、それが毎週では無く隔週とか、月に1回は通勤しない週を挟むとか、そんな感じに落ち着きそう。ただ、折角日本のビジネス環境が大きく変化する機会と期待していたら、何故か元の鞘に戻りそうなのは個人的には残念ですね。
  6. 訃報続く
    毎年、どなたかは永眠されるわけですが、今年は馴染みのある方が多く亡くなられた気がします。さらに言えば、自分が子供の頃に親しんだ人から、どんどん自分と同世代に近づいていくのは、自分もそう言う状況になりつつあるという証しな訳で、「終活」という事もそろそろ意識して準備を始める時期なのかなと感じています。
  7. マイナンバーカード利用拡大
    「マイナンバーカード」を、健康保険証だけで無く、例えば運転免許証やその他サービスや証明書として活用できるようにやっと成りつつある状況に。意図的なのか無意識なのか、マイナンバーカード反対、政府の管理反対みたいな事を言う人も、未だ多く残っている気がするけれど、個人的にはリスクと利便性を比較して、利便性の方が大きいと思うので、是非進めて欲しい政策の一つ。社会の透明性を担保する手段としては、今の所非常に有効なツールだと思うんですよね。だから、公共目的の活動とか事業等に関しては、マイナンバーを利用して誰が何時何処で何をしたことが、申請ベースで無くても把握出来るようになれば、怪しげな団体とか事業活動も淘汰されて、もっと血の巡りの良い社会になる気がする。
ここの所、毎年「来年は新型コロナウイルスが終息するように」と願っていたけれど、来年こそは「終息」は無理としても「気にしなくても良い時代」になって欲しいですね。それによって、やっと普通の生活が戻ってくる気がします。

2022旅の総括

9回目(2021年2020年2019年2018年2017年2016年2015年2014年)となる、旅の総括。新型コロナウイルスが勃発して世界的な流行が始まった、2020年3月の直前に訪問したシンガポール旅行を最後に、約3年間国際線利用は無かったのですが、今年は最後の最後にUA MPのために2019年以来3年半振りにグアムを訪問しました。まだまだ完全な形には程遠いけれど、来年は以前のようにMLB/NFL観戦のために渡米できそうな状況になってきた気がします。問題は、円高による航空券価格の高騰と、これまでの渡航制限の反動で予約が取りづらくなることかな。

ANA AMC Diamond

今年は、定番の羽田-沖縄往復をPremium Classで15回、羽田-新千歳を1往復(Flex)、羽田-伊丹を1.5往復(Value)、これにG.W.前から7月までのPremium Pointキャンペーンで獲得した10,000PPを加えて、今シーズンは100,100PPで来年度のAMC Diamond到達。

例年だと、年明けから飛び始めますが、今年は旅行支援策のため予約の埋まり具合が半端なく、冬ダイヤの3月下旬までもう安いレートのチケットは殆ど無い状態。それもあって、今年は以前やっていたシンガポール往復とかシドニー往復も絡めていきたいと思っているので、もしかしたらAMCのスタートは早くても2月下旬、場合によっては3月とか4月からになるかもしれない。そのぶん、UA MPの国内利用振替をするかもしれないけれど。まあ、こちらは国内線利用が中心だし、いざとなれば来年の12月31日まで何とでもやりようはあるので、出来れば10月位までに再来年のステータスが確立するくらいの気持ちで進めたいところ。

UA MP 1K

今年は、一昨年のステータス獲得条件がかなり緩和されていたので、何とか帳尻合わせが出来たけれど、来年はほぼ通常通りのルールが適用されるので大変。USへのフライトは、可能ならば3回、最低でも2回は飛びたいところ。特に、ずつと特例で有効期限が延長されてきたPlusPointsが、来年の7月31日期限の物が640ポイントあるので、これを上手く利用してアップグレードに繋げたいところ。

現在の円安傾向は、多分来年も継続するだろうし、購入価格のUS$1=1PQP換算なので、US$1=100円以上に円高にならないと、日本のメンバーは不利な状態が続きます。それを埋め合わせるためにも、有利なANA便利用でのUA MP振替を来年もやらなきゃいけないのだけれど、取りあえずこちらも羽田-沖縄を10往復位は積み上げるのかなぁ。それで、13,000PQP位まで積み上がるので、ボーナスの2,500PQPと合わせて15,000PQP。残り10,000PQPをUSへのフライトで獲得する、というのが大雑把なシナリオ。ANAの振替分は、ノーマルレートの料金が一番効率が良いので、それならば1月からでも余裕を持って予約が可能。ですから、来年の第一四半期は、UA MPの為のフライト中心になるかもしれません。

来年には、新型コロナウイルスに対しての対策も今よりは緩やかになり、国際線旅行も利用しやすくなることを期待しているので、何とか4年振りの北米へのフライトを実現したいですね。その為にも、この年末年始は良い子にしていないと。