2021年5月3日

AMC Leg#18: HND-CTS/-HND

 この日は、これまでと違ってちょっとプライベートでの移動。と言っても、いつもと違って何か美味しいものを食べたいなと言う事で、週末を利用して国内の何処かに飛んで戻ってくる予定。最初は空港から直ぐに繁華街へ移動出来る福岡行きを予定したんですが、一度飛んでいるので出来れば別の場所へ行ってみたい。そこで、福岡とは反対側の北海道の新千歳を目指すことに。ただし、空港から札幌までは時間が掛かるので、空港内で何か食べて戻ってくる、タッチアンドゴーになりますが。

前日横浜に宿泊していたので、朝はゆっくり出来ました。ホテルの朝食バイキングをいただき、8時前にチェックアウト。そこから京急線で羽田空港を目指します。非常事態宣言が出ている東京ですが、羽田空港を利用してG.W.で地方への帰省とかする人が多いのでしょう、いつもと比べて人出は多い感じです。それでも、いつものG.W.と比べたら、ガラガラですが。この日は、搭乗ゲートが60番と北側でもあったので、保安検査場Bの横のAMC上級会員向けの優先検査場を抜けて制限区域に入りました。いつも利用している反対側のDiamondメンバー向けの保安検査場は列が外まで出来ていましたが、こちらはこの時は待ち行列無しで通過。結構穴場かもしれませんね。

1) HND 09:30 - CTS 11:05 (NH057)

60番ゲート前に移動すると、事前改札が終わる頃でグループ1の搭乗が始まるところでした。いつもは同時刻対の沖縄線を利用していますが、沖縄線よりも搭乗者は多い感じで、実際グループ3や4での搭乗では結構長い行列が改札前に出来ます。

ほぼ定刻でドアクローズとなり、暫くしてプッシュバックとなり、その後移動開始。最初は、いつものようにD滑走路に向けて移動するわけですが、今回は北向きのフライトなので、途中で左にターンをしてRW34Rに向かいます。特に先行機の離陸待ちをすること無く、誘導路から滑走路に入って正対すると、そのまま離陸開始となります。

新千歳行きは、飛行時間は1時間一寸。ただ、離陸後暫くは揺れが大きく、機内サービスが始まったのはいつもの沖縄行きよりも遅いくらいのタイミングでした。朝はビュッフェでたっぷり頂いていたので、食事は断り飲み物だけ頂いて、後はいつものようにWi-Fiを繋げてメールチェック等をして過ごします。沖縄線で慣れていると、1時間一寸フライトは「あっと言う間」の感覚です。

東北地方のまん中を、ほぼ真っ直ぐに北上するように飛び、津軽海峡に出ればもう新千歳空港は直ぐです。着陸態勢のアナウンスがあると、ほぼ真っ直ぐにRW01Rを目指してアプローチ開始となり、そのまま着陸。左側に誘導路へ離脱すると、そのまま左側の滑走路(RW19R/01L)を横切ると、目の前がターミナルビルになります。8番ゲートに入ったのは、定刻よりも少し早めでした。

この後、機外に出てターミナル中央部分のレストラン街で食事をしたんですが、色々見て回って入ったお店が失敗でした。三種類の焼き魚の定食が「写真では美味しそう」かつ「一番人気」という事で注文しましたが、注文して数分で出てきたので先ず嫌な予感。しかも出されたものが、凄く貧相な見た目。で、最初に箸を付けた「鰆の西京焼き」が「冷たい」。えっ?と思って、残りの鰮の味醂干しとか焼き鮭とかも試してみましたが、こちらはかろうじて「暖かさ」を感じるけれど、どうも予め焼いてあったものを温め直して出してきたみたいだけれど、凄く温め具合にムラがあるみたい。味噌汁もちょっと味が変だし、付け合わせの「じゃがバター」も何だかなぁ状態。大失敗でした。折角飛んできたのになぁと大後悔しつつ、お店を後にしました。

2) CTS 12:30 - HND 14:10 (NH062)

お昼が予想以上にがっかりな内容だったからか、焼き鮭が半生みたいだったのが悪かったのか、どうもお腹の調子が搭乗前からちょっと悪くなります。保安検査場を抜けて最初はラウンジに行く予定だったんですが、その前にトイレに寄らないと危なそうな状態になり、ちょっと先にあったトイレに入ったんですが、そこで暫く座ったままの状態に。結局ラウンジに行く余裕も無くなったので、出発ゲートの10番ゲートにそのまま移動しました。

ゲート前では、すでに事前改札は終わりグループ1の搭乗が始まっているタイミング。私は、この時は最後のグループ6だったので暫く順番待ちをして、最後にグループ6のコールがあり機内に入ります。復路便は、それほど乗客が多くなかったのか、12:15位には機内に入ると、12:20にはドアクローズとなりました。

プッシュバックを受けて反時計回りに機首が回転すると、ターミナルビルとは単体側のRW01Lに移動します。誘導路から滑走路に入ると、直ぐに離陸開始。離陸すると、大きく左旋回をして機首を反対側に向けると、一路羽田空港へ向かいます。

搭乗前からお腹の調子が悪くなっていたので、機内では食事も飲み物も断り、水平飛行に入ると直ぐにシートを倒して休みながらのフライト。30分位うつらうちらしたのかな、少し休みを取れたので、目が覚めたときには少し体調も回復したように感じられます。

寝ている間に、機体はつくば市を通過して成田空港の横辺りまで来ていました。最初は、新ルートのRW16へ向かうのかと思いましたが、左にそれてどうも違う様子。その後時間調整か多少蛇行したのち、右旋回をすると、どうもB滑走路のRW22を狙うようにエアショーからは見られます。しかし、段々と羽田空港に近づくと、どうもマップで見えるよりは、もっと南側を飛んでいる様子。結局着陸したのは、D滑走路のRW23の方で、自分としては初めての着陸となりました。

これで、離陸・着陸合わせてですが、羽田空港の全てのRWを利用したことになるんじゃ無いだろうか。特にD滑走路は、これまでRW05しか利用したことが無く、でも時々RW23に着陸する機体を見ていて、「一度位あっちに降りたい」と勝手に個人的に思っていたので、この時は思わず心のかなで「ラッキー」と叫んでいました(笑)。いつもとは逆に、D滑走路からT2に向かう誘導路の移動すら新鮮です。

着陸したのが丁度定刻14:10頃で、そこから移動して60番ゲートに入ったのが、定刻少し遅れて14:17頃でした。この日は、夕方予定していた浜松での予定がキャンセルされたので、ちょっと時間が余ってしまい、余り使わないモノレールで浜松町に移動すると、そこから東京駅に移動して大丸や周りのお店で少し買い物をしてから、こだま号でゆっくり帰省しました。東京駅を出る頃から雲行きが怪しくなりましたが、浜松に戻る頃から浜松も雨が降りだし、駅からバスに乗った途端に凄い豪雨の状態に。一応折り畳み傘は持参していましたが、それでは耐えられないような豪雨に諦めていましたが、30分程バスで移動する間に小ぶりになり、バスを降りてから自宅までの10分程の間は折り畳み傘でも間に合うくらいの雨になり待たす借りました。ただ、帰宅してから暫くして雷雨となり、その後も凄い豪雨の状態が深夜近くまで続くような悪天候になり、これはやはり新千歳で祟られたのが理由なんだろうかと、勝手に濡れ衣を着せていました。それ位、この日はお腹の調子も夜の天候も、ゴロゴロする最悪の状態でした。

UA MP 4-Segment waiver (2)

先日連絡があった「UA便4区画利用」の条件に関して、UA MPのPremier Memberのうち登録住所がアメリカ国外のメンバーに対しては今年は救済される話。早速アカウントを確認して見ると、「4 of 4」と無事に条件クリアー状態になっていました。これで極端な話、今年はUA便を利用しない=海外渡航しなくても、UA MP 1K 2022獲得が可能になります。

残る条件は、15,000PQPか、36PQF+13,500PQPのいずれかを満たさないといけない。まだ加算されていませんが、やはりUAから先日プロモーション"Pick Your Path"があったので、自分の場合は現在6,234PQPまで加算されていることになります。残り8,800PQP弱、あるいは34PQF+7,300PQP弱をどう埋めるか悩みます。今年後半には、海外旅行で競うという目論見があるので、出来ればそれを利用したい。その場合は行き先やチケットクラスにもよるけれで、数千PQPは確実にカウントされるので、PQF有り無しでの差分1,500PQPってそんなに大きな差では無い。一方で、仮に年内は海外渡航は無理となれば、ANAの国内線で移動するしか無いので、そうなるとPQFを稼ぐのも一つの手かなと言うアイデアも。まぁ、個人的には出来るだけフライト機会は少なくして完了したいので、PQPの多い路線中心に飛ぶことになると思うけれど。

G.W.も残り僅かだけれど、良い暇潰しになりそう。

2021年5月2日

裏の構図 (7)

 今回の電動車いす利用者の無人駅利用問題、中には心ない誹謗中傷もあるけれど、多くの批判や意見はその目的遂行のために手段を選ばない行為・行動に対してであり、決して障害者だからとか言う話では無い。言ってみれば、一社会人としてその行動は適切なのかという、障害とは関係無い部分で批判されているわけで、それを「障害者批判」とすり替えることの方が悪質だと思う。で、この件に関してご本人が出身地の沖縄の新聞にこんなコラムを掲載されたんですが、最後の

「声を上げるのはクレーマーではなく、クリエーターです。」

と言う一言がまた引っかかります。であるなら、今回彼女の行動に対して、その真意を意見している多くの人達の声も、それは「クレーム」ではなく、バランスのある社会基盤の整備を求める「クリエーター」的行為なのでは。

さらに言えば、この言葉って、鉄道の高架下とかビルの壁面にスプレー缶で落書きをして、「これは芸術だ」というような人達の言い訳と同じなのでは。本人が本当に芸術作品と思ってスプレー缶を使用して居るのかは分からないけれど、本人がどう思うと周りが「落書き」と思えば落書きだし、それを例えばバンクシーの以前騒動になったねずみの絵なら「芸術」と思う人も居るかもしれない。いずれにしても、それを落書きか芸術か決めるのは本人じゃ無くて、周りの人の声や認識なんですよね。今回の場合も、ご本人は社会システム整備を正す変革者だと思っているかもしれないけれど、その為に何でも許されているわけでも無い。それが許されるならば、逆に別の人の考えや行動を正当化するために、対する人達の行動を制限したり自由を奪うようなことも許される話になってしまう。それは往々にして、強者が弱者を、多数が少数を抑圧することの正統性に利用される話では無いだろうか。

さらには「今回の問題はいろいろな社会問題がつながっていると気付きました。」と言うのだけれど、それって元々の自分の行動・主張に対しての根拠がどんどん反証されて行く為に、それ以外の事柄へと範囲を広げて問題点を曖昧にしたいという風にも取れます。それによって、根本的な問題点が希釈化されて、今回の件とは直接的には関係無い、福祉だとか弱者救済とか誹謗中傷対策とか、より広義の問題にすり替えることで、自分の行為も含めた全体的な問題点として正当化させようとしている風にしか見えない。広義の問題である、障害を持つ人も問題無く移動出来るとか、行動出来るような社会にする事には、誰も反対はしていない。ただその事も含めて、色々な社会サービスを拡充していくためには、時間もお金も掛かることも事実。「無人駅」は、障害者にとっても問題が多い場所だろうけど、そうで無い人にとっても、例えば急に何か体調不良に見舞われたりすれば問題があるわけで、そう言う意味では社会全体で解くべき問題点の一つのはず。それなのに、無人駅の解消あるいはエレベーター設置しか認めない自分の意見に対して、熱海駅を中心として地域として、バスやタクシーなどのサービス充実や、事前連絡での対応という「今必要な対策」」を提供している側と、そこは話合いなり意見交換するべき余地はあると思うのに、党派せいなのか自身のプライドなのか、何故か闘争へと持ち込もうとすることが違うと思う。

最後の方で「日本の4割以上の駅は駅員がいない無人駅」と書いているんですが、これも曖昧な話で、今回のようにバリアフリー化されていない、あるいはエレベーター設置されていない無人駅が四割なのか、バリアフリー化されているものも含めて、所謂「無人駅」が四割なのかではかなり印象が異なります。調べてみると、どうも「四割」というのは、鉄道駅全体に占める割合で、実際には2020年3月時点では50%近く(9,465駅中4,564駅(48.2%))に増えているので、その点は問題でしょう。こちらの記事によれば、無人駅4,564駅のうち25%が3,000人以上利用者が居てそのうち92%がバリアフリー化されているので約1,050駅が相当します。残り75%の3,000人未満の駅の段差解消率は22.2%なので、750駅余りが取りあえずそのまま利用可能となるので、無人駅4,564駅中1,800駅位(約40%)が取りあえず対応している事になります。だから、実際には駅全体の三割位が文字通りの「無人駅」のままということになりますが、有人駅も減っているとなるとますます対応は難しくなるでしょうね。そうなると、鉄道事業者や経費分担するであろう自治体の負担も増えるわけで、経済的理由から無人駅の廃止と言う方向性も増えるのかもしれない。代わりにバスで代替するにしても、バス事業自体も縮小しているわけだし。だからこそ、より多くの人が集まり、可能且つ持続的な解決策を探さないといけない時に、やはり今回の様な強行突破みたいな手法は受け入れられないと思います。それは、「クリエーター」ではなく「クラッシャー」あるいは「デストロイヤー」になってしまうと思う。

「密」を回避

先日、お昼を外で食べていたときの話なんですが、とあるお店に入ってテーブル席に案内されて、ふと横を見ると少し広めの通路を挟んで斜めにテーブル席が並んでいる部分がありました。そこには、年齢的には私よりも若い50代前後かなぁ、8人位の男性グループで、4人掛けのテーブルをくっつけて食事をしています。その時「密だなぁ」と思ったんですが、暫くするとその中の一人がフロアー係の女性スタッフを呼んで、「ビールとハイボールと、...」とアルコール類の注文を開始。ほどなくしてそれらの飲み物が配膳されると、それぞれ注文した人が手に取り乾杯して、後は談笑モードに。「あぁ、こうやって感染拡大していくんだなぁ」と実感した次第です。

神経質かもしれないけれど、席を変えて貰おうかとも思ったんですが、間隔としては3m以上あったし、店内の換気もされていて、どうも気流の流れを見ると私の座っている方向から、彼らの方向に空気は流れているようなので、取りあえず移動する事はしませんでしたが、ちょっと急いで食事を済ませるとそそくさとそのお店を出ました。まぁ、お店側としてもよほどの事が無いと注意するのも大変だろうけど、少なくとももう少し隣同士と間隔が空くような座らせ方をした方が良いんじゃ無いだろうか。一応お店の名誉のために言っておくと、そのグループが座っている周りのテーブルは空いていて、そこから遠い場所に後から来たお客さんは案内されているようでした。やはり、お店側としてもそれなりに気を遣っている雰囲気はあったので、問題なのは利用客のこの男性グループなんだけれど。

 NHKのニュースで、こんな内容が放送されたみたいなんですが、これって1年前に新型コロナウイルスが流行しだして、密閉、密集、密接の「三密」が言われたときにも、「その三つが合わさる部分だけで無く、どれか一つでも感染の可能性が高まる」という事は言われていたはず。それが、メディア等で伝えられるときに、この三要素の共通部分が「感染理由」みたいな伝え方がされていて、専門家の方などが「そうでは無い」と言われていたと思います。実際化学反応じゃ無いんだから、これとこれとこの要素が合わさったときに化学反応が起こるみたいな話にはならないのは明らか。その中でも、やはり「密接」が飛沫感染の可能性が一番高くなるだろうから、強いて言うのであれば「密接回避」が一番重要なんだろうけど。実際、屋外のBBQ等での感染も密接が最大の原因だろうし。

そう考えると、最近問題になっているコンビニや公園などでの「外飲み」が今は一番の問題なのかも。まぁ、先に書いたように、外飲みだけでなくアルコールを販売しているとどうしてもそんな風な状態になることは避けられないので、今回アルコール販売の自粛要請が出てきたことも頷けますね。一方で最近やっと注目されつつある「個食」「一人飲食」「お一人様」がもっと流行れば、少しは飲食業界の助けにもなるし、ストレス緩和にも繋がるんだろうけど。とは言っても、色々な関係を構築して生活していくのが「人間」である以上、やはり何らかの時には集まることも必要。あの男性グループの様子を見るとも無しに見ていて思うのは、アルコールが入り出すとマスクを戻すことも無く、そのまま談笑モードに入ってしまう。責めて、グラスを口に付けるとき以外はちゃんとマスクをしていれば、リスクも下がるんだろうけど。で、それって結局個人の意志の話になるわけで、やっぱりワクチン接種とか政府のいろいろな宣言とかも大切だけれど、それが有っても無くても一人一人の自覚であったり認識が、最終的にはこのコロナ禍を解決する唯一の処方箋なんだと思う。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

 BONVOY系14滞在目(27泊目+25泊+23泊+10泊)は、一週間ぶりの横浜シェラトン。この週で、ステイカウントの2倍キャンペーンが終了したので、ここからまた地道に積み上げていくしか有りません。それでも、Tianiumに到達したので、また特典が貰えて、前回同様+5泊分のステイカウントをリクエスト。早速アカウントに登録されていて、今年の宿泊数は早くも「85泊」に到達しています。

金曜日の仕事を終えて、夕方少し早めにホテルに向かいます。G.W.中の非常事態宣言で、殆どの館内レストランは営業を停止しており、ラウンジのカクテルアワーでもアルコール飲料提供を控えていると事前にメールが来ていたので、その前に途中の髙島屋地下街で、夕飯代わりのお惣菜とビールなどを購入してチェックインしました。

翌日は、朝ちょっと時間に余裕があったので、7:00のスタート直後に2Fのビュッフェに行き朝食を頂きましたが、これまで同様ビニール手袋を装着して料理を取り分けるなど、やはりまだまだ不便な状態が続きますね。2021年の1/3が終わったところで、あれやこれやでステイカウントは、この宿泊も含めて85泊に。今年は、名目上ではあるけれど、年間100泊を超えそうな勢いです。

2021年5月1日

UA MP 4-Segment waiver


 UAから嬉しいお知らせ。UA MP 1K更新に必須の、UAのフライト区画最低4区画利用の条件が、今年はアメリカ国外のメンバーには免除されるというもの。これで、PQPの値だけ満足すれば、取りあえず2022年のUA MP 1Kには到達出来るわけで、かなり明るくなってきました(笑)。取りあえず今年後半はANA便を利用して、UAに振替よう。あるいは、UAで予約しても良いけれど。どちらが効率的か、このG.W.中に比較検討することにします。

AMC Leg#17: HND-OKA/-HND

今週も所用のため沖縄へのフライト。金曜日の新幹線通勤ですが、いつもよりは1時間早いひかり号での移動。新幹線に乗車して、思わぬトラブルで出鼻を挫かれますが、その後は特にトラブル無く品川駅まで移動。金曜日の朝の出勤時間帯ですが、まだまだ通勤ラッシュの度合いは以前には程遠い状態ですが、一時期の閑散とした状態よりは少し増えてきている感じです。

いつものように京急の空港線急行で羽田空港へ向かいますが、流石にお腹が減ってきたので、B1Fのマクドナルドで朝マックでお腹を満たすことに。座った席の正面が、例のPCR検査の店舗があって、食べているときにシャッターが開きだして、外に並んでいたPCR検査希望者の受付とか始まったんですが、かなりの人数があっと言う間に行列に並びだしてビックリ。皆さん、スーツケースとかキャリーバッグを持っているので、これから搭乗するんだろうけど、どうするんだろうか。一寸調べてみたら、15分位で抗体検査の結果が出るみたいなんだけれど、偽陽性ならまだしも、偽陰性の結果でそのまま搭乗して移動したら、同乗者は堪らないだろうなぁ等と考えていました。陽性者を完全に判定できて特定出来るなら良いけれど、「陰性判定」が出たからと言って感染していない証明にはならないわけですからね。それで気持ちが緩んで三密回避できない状態になる事が一番の問題だと思う。

1) HND 09:35 - OKA 12:25 (NH995)

ゆっくりマクドナルドで食事をしていたわけでは無いのですが、ラウンジに寄るにしては中途半端な時間帯なので、AMC Diamondメンバー用の保安検査場を抜けると、そのままターミナル側に出て、出発ゲートの65番ゲート前に移動しました。

既に事前改札が始まっており、直ぐにグループ1の搭乗開始。そこからホトン鈍感核を淹れずにグループ4まですすみ、私もその列に並んで機内に入ります。元々は、B787が使用機材だったと思いますが、この日の機材は一回り小さいB767-300。私は座席の移動は無かった物の、それなりに座席調整があったのか、機内ではCAさんが「335席の機材予定を、270席の機材に変更したため、座席の移動をお願いしたお客様にはご迷惑をおかけしております。」とお詫びのアナウンスを流していましたが、航空会社側も直前の非常事態宣言などもあって、機材繰りは大変なんでしょうね。

定刻前にドアクローズとなると、5分程でプッシュバック開始。C滑走路側を向いて移動を始めると、いつもは右にカーブしてD滑走路に向かうのに、この日は左に機種が向きます。「あれ?」と思いましたが、どうもA滑走路のRW16Rを使うようです。沖縄方面で、こちらからの離陸は年初以来。着陸での利用は、何度かあるんですが。RW16Rに近づくと、丁度JAL機が離陸し始めたところ。その機体が離陸して上昇し始めた様子を見ながら機体は左にターンをして正対すると、こちらも直ぐに離陸開始となりました。

機内では、食事は断りコーヒーだけ頂き、機内Wi-Fiを利用して仕事のメールチェック等をして時間を潰します。ほぼ定刻通りに沖縄へ近づくと、この日は真っ直ぐに北から空港を目指す空路で接近します。特に迂回や時間調整をすること無く、そのまま第2滑走路のRW18Rに着陸。誘導路を移動して、36番ゲートに入ったのが、定刻よりは10分程遅れてでした。ここの所、沖縄の天気は悪い場合が多かったんですが、この日はいかにも「沖縄!」という快晴で青い空が広がっている状態。もう半袖で無いといられないような天候ですね。予定よりも少し遅れていたので、急ぎ足で外に出て用務地へ向かいます。

2) OKA 14:35 - HND 17:00 (NH468)

所用を済ませて空港へ戻ってきたのは14:00過ぎ。そのまま手近の保安検査場Bを抜けて、出発ゲートの35番ゲートに向かうと、事前改札は終わってグループ別搭乗が始まっていました。復路の使用機剤はB787だったんですが、搭乗者数が少なかったのか、定刻5分前にはドアクローズとなり、ほぼ定刻時にプッシュバック開始。離陸は直ぐ横のRW18Lだったので、あっと言う間に離陸開始となり、羽田へ向かいます。

この時はお昼を食べる余裕が無かったので、遅めのお昼をいただきながら移動します。結構早めに伊豆半島近くまで近づいたので、「このままRW34に着陸かな」と期待しましたが、残念ながら房総半島上空を北上すると、東京湾沿いに反時計回りに回り込む新ルートでのアプローチ。これで10分や15分位違ってきますからね。それでも、いつもはさいたま市当たりまで回り込むのが、今回はぎりぎり埼玉県と千葉県・東京都との県境をなぞるようにやや南側で旋回して、羽田空港を目指します。

手元のiPhone8でエアショーを表示させて軌跡を観ていましたが、改めてこの新ルートって、東京の中心地である、山の手沿線の中核地区を、左右に見ながら羽田空港へアプローチする「ゴールデンルート」なんだなと実感しました。左右どちらかの窓際に座るかで、見える光景は異なるものの、左側だとスカイツリーに東京駅周辺地域、そして湾岸エリアのベイブリッジ等を見ながらの着陸になるし、右側だと池袋、新宿、渋谷の光景を見ながら、ずっとビル群が続くと思ったらあっと言う間に着陸みたいな、意外性というかこれまでの海側からのアプローチに慣れていると、凄く新鮮な感じを毎回受けます。

今回も、C滑走路のRW16Lに着陸すると、右にカーブして誘導路に出て引き返し、62番ゲートには定刻の10分位前に到着しました。この後、京急線を利用して、この日の宿泊場所である横浜へ移動。翌日は、久しぶりにプライベートで移動する予定が入っています。(続く...)

風評加害者

「風評被害者」が存在するのは、「風評加害者」が居るからだという言説をネットで見て膝ポンしたんですが、 まさにその「風評加害者」とでも言うべき記事の一つ。執筆者の姫田小夏氏のプロフィールを見ると、上海の大学への留学経験や、現地での滞在期間も長く、現地の事情に明るい様子が伺えます。実際過去の記事を幾つか読んでみたけれど、それなりに面白い視点を感じましたが、この福島第一原発の記事では、その詳しい中国国内の情報は良いとしても、それを裏付ける科学的・技術的な理解が足りないので、正直不十分な内容と感じられます。

「専門家が挙げる5つの理由」にしても、既に解決されているあるいは誤解であることは明らか。

  1. チェルノブイリと同じ「レベル7」の事故
    福島の事故では、放出された放射性物質の量がレベル7の規定を超えたので「レベル7」と判定されてますが、その量はチェルノブイリの1/10以下であり、事故の定義レベルは同じだが、事故の規模や内容は同一では無い、というのが事実。同一視する事が間違いである事は、既に事故直後に言われている話。それを未だに引っ張り出してくるのは、それを知らないか、プロパガンダに乗せられているかでしょうね。
  2. 処理水の質が異なる
    これは、私も一時は一理ある理由と思っていましたが、結局これまでの冷却水であろうと、今回の処理水であろうと、同じ規準で検査をしてその結果を評価しているわけだから、そこで規準を満足しているのであれば、出所が違っても結論は同じはず。仮に、処理水の検査結果に未知の物が含まれていると言うのであれば、それは冷却水に含まれていても不明なわけで、それで問題が発生するなら既に何らかの現象が確認されているはず。本当に「質が異なる」のであれば、それを中国(や、韓国)が示さない限り、それは単なる妄想でしかない。そんなことを言い出したら、「中国の排水処理は日本の規準とは違うから、中国の水を使用した食品は信用できない」みたいな事も正しくなるのだけれど、良いのだろうか?
  3. ALPSが万全では無い
    これも情報が事故直後からアップデートされていない証拠。当初は、処理が不完全でも増加する汚染水を移動させることを優先したから、保管タンクの中の7割位が二次処理が必要な事は東電も認めている。その後ALPSも改良されて、最近の処理水は実はそのまま放出可能な位のレベルになっていることも事実。その情報は、東京電力が「処理水ポータル」としてまとめていて、現在では問題ないことは、その膨大なデータを見れば明らか。今、ALPSの処理性能とか、処理水の質に関して疑問を呈するのであれば、二次処理が必要な以前の処理水の量であったり、その二次処理過程の詳細であったり、あるいは海洋放出する場合の順番であるとか、そう言う点に疑問を持つなら分かるけれど、「ALPSが万全ではない」という理由は、今では「私は何も知りません」と言っていることと同じだと思う。
  4. データの公開が不十分
    日本政府として、対外的に福島の件について積極的に発信や広報活動をしてきたか、と言われれば、それは私も「不十分」だったと思うけれど、上記の「処理水ポータル」であったり、最近の活動に関して言えば、かなり努力していると思います。それに、原子力関係の情報なのだから、IAEAが本来窓口になるはずで、個別に対応するものでも無いでしょう。何処かの国のように、IAEAに対しても秘匿しているような事があるのであれば、そこは非難すれば良いと思うけれど、そのIAEAからもお墨付きを貰っている以上問題は無い。ただし、強いて言えば、英語や多言語による国際的な広報活動に関しては、もっと進めるべきだとは思うけれど。
  5. 近隣諸国や国際社会に十分な協議や説明が無い
    近隣諸国といいつつも、それは中国、韓国、あとロシア位でしょう。大体、何度も書いているけれど、地理的に影響を受ける度合いが皆無と思われる場所から、なんでクレームされるのか。どう言う自然現象が発生したら、福島から反対側の韓国や中国へ影響するのか、まずはそれを逆に説明して欲しい。地球を一周して影響するというのであれば、まずクレームするのは太平洋地域の国々であり、北米・南米であり、欧州・アフリカ諸国であり、そしてアジア諸国なんですからね。
記事の中では、IAEAの懸念を取り上げているけれど、それは1年前の話で、海洋放出に関してのIAEAも認めたことは取り上げない。トリチウムの不安を訴えるNPOの話を取り上げているけれど、それならば日本以上にトリチウムを放出している中国や韓国に対しての懸念の方がより大きいはずなのに、それは取り上げない。意図的なのか、情報不足なのか、そこまでは判断出来ないけれど、少なくとも同じ内容を記事にするとしても、最新の情報を確認するくらいのことはやっても良いのでは。不思議な事に、データは1年前の物を参照しているのに、例のトリチウム説明ポスターのキャラクターの話は取り上げているんですよね。その部分に、執筆者のちぐはぐさを凄く感じます。

そして、最後には「これは中国だけの問題ではない、日本の国民にも影響する共通の問題」というトーンでまとめるんですが、それっていつも中国が言う話では。中国が、中国国民に対しての説明不足とか言うのであれば理解出来るけれど、何故に他国の国民の心配をするかと。それなら、日本人や日本政府、あるいは日本以外の国が、中国の人権であるとか、ウイグル問題に「懸念」を示しても、中国は文句を言えないはずなんだけれど。で、最後の結論は、お決まりの、

そのためには、国民と国際社会が共有できる自由で開かれた議論の場が必要だ。日本政府と東京電力にはよりいっそう丁寧な対応が求められている。

と、「まだまだ議論が必要、丁寧な対応・説明が必要」と言う言い方をしている。それならば、こう言う記事では少なくとも最新の情報を根拠に話をするべきで、それでも足りないのであればまだ分かるけれど、古い情報や前提で話を進めて「丁寧な説明」と言われても、それはあなたの理解が足りないだけではとしか言いようが無い話。で、こう言う中途半端な記事が大手のサイトで掲載されて、それが権威付けされて拡散されて風評となり、 いつまでたっても情報が更新されない状態が続くから、いつまでたっても風評被害は解決しないんですよね。まさに「風評加害者」の実例みたいな記事だと思う。

あぁ、無情

久々の「金曜日の新幹線」シリーズ。 久しぶりに金曜日のオフィス出社のために、朝の新幹線で横浜へ向かいます。世の中的には木曜日からG.W.らしいけれど、取りあえず自分はカレンダー通りの日々。で、浜松駅ではG.W.で混雑しているかなと思っていたら、それほどでは無くて、やはり平日だからなのか、通勤通学で利用していると思われる人の方が多数ですね。それでも、大きなスーツケースを持った家族連れとかグループが目立つのは、やはりこの時期ならではなのかもしれないけれど。

さて、いつものように朝食用にコーヒーとサンドイッチを調達して、いつものように浜松停車のひかり号に乗り込みます。車内も、以前よりは乗客数は多いけれど、それでも2割は超えていない感じ。やはり直前に出た東京への非常事態宣言や、その周辺自治体の蔓延防止措置の影響が大きいのかもしれませんね。で、のぞみ号の通過待ちをした後、ひかり号も次の停車駅静岡駅に向けて発車します。

お腹も減っていたので、早速朝食に取りかかり、サンドイッチを一口囓ったところくらいで、直ぐ横を女性の車掌さんが通りかかります。いつもなら端末で指定席の確認をしながら、そのまま通過していくのですが、この時はちょっと変な雰囲気で、私も何か感じたのか横を向くとその女性車掌さんと目が合います。で、端末を見ながら「こちらの席ですが、指定席となっておりまして...」と、どうも席間違いか、自由席の乗客と思われたみたい。私も「えっ?」と思いつつ、丁度シャツの胸ポケットに改札入場時の控えの確認証が入っていたので、直ぐに撮りだして、日付け、利用車番号、号車、座席番号とざっと確認。特に間違いなさそうなので、「多分間違いないと思いますが」と車掌さんに提示します。すると慌てて「失礼しました、端末に入っていなかったようで...」というところあたりまで言ったところで、何故かテーブルに置いてあったサンドイッチが床に落下してしまいます。

まだ一口しか食べていないサンドイッチ。三秒ルールは分かっていますが、流石にちょっと適用する気持ちにもなれずに、そのままレジ袋に拾い上げます。車掌さんも、自分が声を掛けたからと言うことなのか、凄く気まずそうに拾うのを手伝ってくれましたが、後の祭りですね。いらぬ指定席詐称の疑いを掛けられ、且つ朝食も無駄になってしまう、散々な朝でした。しかし解せないのが、なんで端末に反映されていないのか、と言う事。この予約は、一月前に可能になった時点で取っていて、その後変更などもしていません。いつものルーティンで、前日と当日朝には予約を確認していて、それもあったので自分は間違っていないことの確信もあったのですが。新幹線のEX-ICは、サービスが始まった頃から利用していて、もう10年以上になるはずですが、座席指定で車掌さんに声を掛けられたのは初めてですし、端末に反映されていないなんて言う事も今回が初めての経験。まぁ、貴重な経験ではあるけれど、朝食のサンドイッチが戻ってこないことが残念でした(笑)。

[追記] この日は食べ物に祟られていたのか、お昼に食べたオニオンスープで唇をやけどしてしまいました。最初は、唇にオニオンスープの溶けたチーズが付いていると思って、カリカリ爪で取っていたんですが、それって焼けて剥がれた唇の皮膚だったようで、余計に被害を広げる結果に。まぁ、マスクなので外からは分からないのだけれど、その部分がヒリヒリするのが大変な一日でした。

摂理に従う

少し前のNHKのニュース記事なんですが、テレワークに関して1秒単位で管理するという話。 テレワークに関しては、国家的特級在宅勤務作業士(非認定)としては黙っていられない(笑)。今年で15年となるテレワーク(在宅勤務)経験者として言わせてもらえれば、やはりテレワークとしての最大の効果は「裁量労働制」での運用だと思うんですよね。勿論、裁量労働制に馴染まない職種も沢山有るわけで、そう言うものに関しては「部分的裁量労働制」みたいな事を考えるとか。単にオフィスワークを在宅に投影するだけでは、通勤時間が省略されるだけで、仕事の効率やモチベーションとしては、逆に低下するような気がします。

テレワークの最大の魅力であり効果は、私は「自分のモードやタイミングで仕事が出来ること」だと思っています。貴賤な例で言えば、通勤時間が無くなることもそうだし、部屋着や短パンで仕事をしても問題無い(あっ、テレビ会議の時には上半身はちゃんとしないと-笑)。さらには、仕事の時間帯も有る程度自由に出来る事も大きい。その中で、8時間の仕事を効率よく7時間で済ませれば、1時間の余裕が生まれて色々なことに応用出来るのが、テレワークの効果の一つだと言って良いのでは。何度か書いていますが、自分の場合は仕事相手が殆どアメリカに居ることも有って、仕事のピークタイムは日本時間で言えば夜から深夜帯、場合によっては早朝だったりします。これを通常のオフィス勤務でこなすとなると、昼間の時間の使い方は勿体ない状態だし、夜の仕事にも限界があります。それがリモートワークになり、裁量労働制になれば、夜の仕事に集中しても良いし、自宅で仕事をしているから、仮に電話会議が深夜を回っても、そのままベッドに直行できるから問題ない。そう言う意味で、テレワークは自分にピッタリな仕事のモードだったりします。

とは言っても、9-5時での仕事の人も多く存在するし、テレワークで本当に仕事をしているか確認もしたくなるのも事実。ただ、だからと言って1秒単位で管理したり、着席・離席の度に申請するようなシステムは、ストレスが増すだけだし、細かく管理しようとすればするほど結果的に破綻する物。実は昔、勤務時間とその内容を記録して効率的に活用するようなシステム開発しようとしたことがあり、似たような事を考えて見たことがあるんですが、結局細かく管理しようとすればするほどユーザーの抵抗感が増幅して実用にならなかったことを経験しているんですよね。管理側としては、ちゃんと仕事をしているか確認したい気持ちも分かるんですが、結局は管理具合を確認するための管理になってしまい、本来の適切且つ効率的に業務されているかの確認にはならないんですよね。じゃぁ、9-5時の職種の場合はリモートワークは出来ないのかと言うと、個人的には部分的に定時作業と裁量労働を導入すれば良いんじゃ無いかと思っています。例えば、9時と夕方の5時、後必要なら1~2回位チェックポイントを設けて、その時点で必要な作業をしていることを確認したら、後は裁量労働制のようにその人に勤務形態は任せるような仕組みにすれば、ストレスも軽減されるし必要最小限の勤務管理は可能だと思うんですよね。仕事をする方も、拘束される時間は残るけれど、それ以上に自由裁量の時間が生まれれば、そこで新しい事やより先進的な事、あるいは気分転換も可能になり効率化も期待出来る。そう言う「部分的裁量労働制」を導入することで、さらに多くの職種でリモートワークが可能に成るんじゃ無いかと思います。

例えばどうしてもその場所に人手が必要な製造ラインみたいな場合でも、遠隔操作と5Gを利用したリアルタイムモニターが可能になれば、例えばこんな感じで製造管理みたいな部分はリモートワークが可能になるかもしれない。コールセンターの様な仕事でも、在宅にすることで時間的自由度が増えれば、集中する時間帯にリアルタイムに人員を増やすことも可能になるでしょう。さらに、リモートワークが可能ならば、何らかの障害で通勤が出来ない・難しい様な人であっても仕事をする機会も増えるわけです。その為にも、「いつからいつまで仕事をするのか」から「何の仕事をするか」という、量から質への転換が必要だと思います。そう言う意味で、既存のタイムカードベース、オフィス同居ベースの仕事システムから、結果ベース、実績ベースの仕事システムへの転換が、今凄くチャンスだと感じています。で、それって会社のためになるだけで無く、自分自身の仕事や人生設計に置いても有益なシステムじゃないかと。それを、利用するもしないも、活用するもしないも、それぞれの裁量なんですが、そう言う事を許さない、難しくする仕組みだけは止めて欲しいですよね。時代は、どんどん変わっているし、変化に対応出来ないシステムや生き物は淘汰されるのが自然の摂理だと思う。

メッシュの密度

Appleの新製品である 「AirTag」が話題ですが、その理由はメッシュネットワークを利用して、なくし物をトレース出来る事。今こういうことを言うと「後出し」「後付け」「いっちょ噛み」「真似っこ」等と言われそうなんですが、同様の仕組みを以前考えたことがあります。

2011年に東日本大震災が発生して、被災地では震災の影響で通信インフラが破壊され、さらに停電もあり通信環境がブラックアウトしました。実はその数年前に、社内のクラブ活動的有志活動があって、その中のお題の一つに「Wi-FiやLTEが使えない時のネットワーク化」みたいなテーマがありました。その時の想定は、ネットワークが喪失して孤立化したパソコンを、何とかして利用できる手段はないか、と言うようなことでした。で、その時に考えたのは、それぞれのパソコンに必要となるであろうデータ(Webサイトのキャッシュや、直近に利用したデータ類)を分散して保存しておき、万一の場合には隣接するパソコンとPeer-to-Peer通信を繋げてリレー形式で必要なデータを保管して居るパソコンに到達するような仕組みを考えたことがあります。全体のアイデアとしては評価されつつも、P2Pで通信リレーが出来るほどの密度でパソコンが存在するか疑問とか、保存しておくデータの内容はどうするとか、その時点では否定的というよりは技術的なハードルの高さ実用性に対しての疑問みたいな意見が多数で、結局はアイデア出しで終わってしまったんですが、その後東日本大震災が発生して、ああいう考えや仕組みも必要じゃないかという話になったりしました。

1000%手前味噌なんですが、その時の議論やアイデアと今回のAirTagって、凄く似ているんじゃ無いかと思うんですよね。世界中で何十億と存在するiPhoneを利用するのも良いけれど、先のアイデアではパソコンだけでなく、スマホを利用したらホッピング可能なんじゃないと言うアイデアも出ていたんですよね。でも、その時の会話では、日本ではメジャーなiPhoneは、Appleが解放しないだろうし、Android端末では(その当時では)メッシュを作成するには足りないのでは、というような感じでした。あと、バックグラウンドで自らが認識しないタスクが走ることが受け入れられるかという、倫理的な話もあったなぁ。今回のAirPadでは、その機能を使用するためには最新のiOSをダウンロードしないといけないみたいで、となるとiOSの更新の確認の中に、バックグラウンド利用の許諾も含まれるんだろうか。それはそれで、また問題のような気がするんですが。

これまでも、スクリーンセーバーの形で分散処理する仕組みはあったわけで、アイデアとしては決して新しいわけでは無いんですよね。ただ、それをApple製品という限定された環境であっても、実現するのは凄いと思う。課題となるのは、多数のデバイスを経由して辿ることによる遅延でしょうか。多少の遅延なら、データアクセスするような場合では問題にならないけれど、リアルタイム性が必要な動画再生とかリアルタイムの会話みたいな場合にはそぐわないでしょう。でも、リアルタイムの会話が出来なくても、多少の遅延有りでもLINEとかのテキストメッセージでは問題にならないだろうから、そう言うTPOを考えた利用方法を活用することで、幾らでも実用的になるでしょう。メッシュ化は、ネットワークの世界では必須だと思うし、それ以外にも電力だったり水道とかの社会インフラ全般で必要な事ですよね。AirTagの登場が、そんな社会インフラの革新に繋がったら、さらに良いことだなと強く思います。

2021年4月30日

脳震盪プロトコル

大相撲境川部屋の三段目力士、響龍(ひびきりゅう)の天野光稀(あまの・みつき)さんが28日に無くなった件、 1月の春場車ので土俵下に転落し頭部を強打して担架で運ばれた様子は記憶に新しいけれど、あの時から脳震盪の検査はちゃんとしたのかと、結構その手の話には敏感なフットボール界隈では話題になっていました。

フットボールは激しいコンタクトスポーツなので、以前から脳震盪に対しての懸念や対策には力を注いでいて、だからこそ防具の進化も大きいのですが、それでもコンタクト時の脳震盪は避けられないし、そこから不幸な結果に繋がる事も無くは無い。だからこそ、ここ数年「脳震盪プロトコル」というか、試合中に脳震盪と疑われるとプレーが禁止されたり、一定期間練習も禁止されるなど、厳しい措置が適用されます。日本でも、そう言う流れを取り込んできているけれど、正直フットボール以外のスポーツでは、中々そこまでは浸透していない気がしています。

この大相撲の時も、倒れて立ち上がれない響龍関を短歌で運ぶときも、フットボールのように頭部を固定して運ぶわけでも無く、また直ぐに脳震盪を想定して患部の検査をした様子も、確か当時の報道では伺えなかったと思います。今でも記憶しているのは、その後意識も戻り、順調に回復しているという報道があったので、そこで安心してしまいちゃんと検査しなかったのでは無いかと感じるんですよね。

記事では、肺血栓を発症していたので、もしかしたら死因はそちらの関係なのかもしれないけれど、事故直後の様子を見ていて日本のスポーツ界も、もっとアメリカの事例を取り入れて行く必要性を感じた人は少なくないと思うんですよね。コンタクトスポーツだけで無く、今回の様に転倒して頭部を強打する可能性のあるものも、その範疇に入れるべき。例えば、相撲の場合は「土俵」という高さのある場所から転倒すれば、普通に転倒する場合よりも頭部への衝撃波大きくなるわけだから、本来なら周りにマットとか準備するべきなのかもしれないし。無くなった命は戻らないけれど、せめてこの一件が安全性確立やより慎重な対応への糸口になり、将来へ繋がる事を祈りたいです。合掌。

ピント外れ

やっぱりピントが外れている、立憲民主党の枝野幸男代表の発言。 ワクチンよりもPCR検査拡大を、という従来の考えを持ち出しているけれど、単純に考えて全国民に2回の接種をすれば殆どの感染を沈静化できるワクチン接種に対して、何回PCR検査をすれば陽性者を全て発見して隔離出来るのか分からないPCR検査の、どちらが現実的でより効果的なのか、分からないのだろうか。

三つの補選に関しては、先日も書いたけれど、野党が勝って当たり前の選挙な訳で、そこが最低限のボーダーラインのはず。本来なら、ダブルスコアくらいで勝ててこそ、初めて「我々が支持された」と言えるくらいの勝負だったわけで、そこを見誤ると本番の衆議院選挙は危ない。それに、「立憲共産党」とも言われる統一候補で共産党の固定票があったから勝てたところもあるわけで、その割には連立内閣には入れないとか、表だけ欲しいという態度も見え見えなわけで、最後の最後に共産党にそっぽ向かれる可能性だってまだ十分あるわけです。その時には、立憲民主党単独で勝負出来るかと言えば甚だ疑問ですし。で、「枝野ビジョン」って自著の宣伝を入れてくるのは、まぁ本筋とは関係なからスキップするとして、三つ目のワクチン接種に対しての批判も、ちょっとピント外れな印象が否めない。

枝野氏は、

「政府が無理やり、各自治体の事情を考えずに指示をおろしているようだが、このことで自治体が大変な混乱を招く状況になっているのではないか」と強く危惧しました。

と危惧しているらしいけれど、それならば与党の検証者としての立場で地方の実状を調べて、与党に改善なり修正を要求するのが本来の仕事ではないの? 危惧しているというのは、確固たる証拠は無いけれど、自分達はそう思っている・感じている、というだけの話なわけですから。 少なくとも、河野大臣がここ数日民放などに出演して説明している範囲では、ワクチンの輸入量がまだ限定されている今だからこそ、丁寧にそれぞれの自治体でのオペレーションを検証しつつ、G.W.開けに潤沢にワクチンが輸入されたら、一気に接種を拡大する準備をしていると説明しています。そこで、例えばワクチン接種管理システムに問題があるならそれを指摘するべきだし、ワクチンの管理が地方自治体では無理があるなら、例えば巡回接種出来るような、ワクチンキャラバンみたいな仕組みを提案指定も良いと思う。そう言う、与党の意見に何でもかんでも反対するのでは、足りない部分を補完していくことで、政権担当能力自体も鍛えられるだろうし、それが国民が次に選択する理由にもなるはず。でも、結局は文句しか言わない、言えないまま10年過ぎているだけ。

最後の補償に関しても、それこそ彼らが言うべき事であり国民からも広く支持されるであろう「二回目の給付金」であったり、休業補償制度の拡充やより分かりやすい手続きとか、自分達が出来る事は幾らでもあるはず。でも、そんなことは殆ど見えてこないし聞こえても来ない。「渡洋初産は決定的に足りない」といいつつ、じゃぁまだ開会中の国会で、例えば補正予算の要求とか、前倒ししての給付とか、そう言う議論をすればまだしも、結局は文句を言って時間を無駄遣いしている様子しか伝わってこないんですよね。それに対して、彼らが自信がクレームしていないのは、そう言う姿が伝えられることを彼らも認識していて、それを良しと思っているからなんでしょう。本当に、予算が必要と思うならそう言う事を、もっと言えば良いのに。結局は、「次の選挙で勝って政権を取る」と言うべきところに、「禅譲するべき」と自らの弱みを晒してしまうところまで、実は彼ら自身追い詰められていることに薄々気がついているのだろうか。いゃ、逆に「それ位言っても良いくらい、自分達は指示されている」と大きな誤解の中に埋まっているんだろうか。

Offer by UA

UAから"Pick Your Path"なるオファーが来ていました。どうも、ターゲットキャンペーンみたいなので、内容は人によって違うかも知れませんが、私の場合は7月27日までに3回フライトすると、追加ボーナスPQPが貰えるか、特に何もしなくても1500PQP加算してくれるかの二択らしい。

早速登録サイトに飛んでみたんですが、そこには三つ目の選択肢が書かれていて、それは2倍マイルの提供だったんですが、"US Only"のオプションなので、DMには書かれていなかった見た。また、最初のボーナスPQPも、フライト対象がUAとUAの関連会社の運航便なので、実質利用できない状態。結局は、2番目の「1500PQP追加」しか選択肢は無いことが確定しました。

今の所、今年必要な15,000PQPのうち、4,734PQPまで到達していて、このPQPが追加されると、6,234PQPに。残り8,766PQPは、もう一つのクライテリア、UA運航便の4区画利用とともに満たさないといけないから、となると日本からの国際線利用が必須。仮にその分のPQPで6,000PQP獲得できるとしても、まだ2,700PQP少しが必要。やはり、国内線で少し飛んでおいた方が良いかなぁ。AMCの方は、もう事実上完了しているので、後はUA MP 1Kに集中出来ることもあるし。いずれにしても、コロナ禍が落ち着いて、東京2020も終わってからだろうけど。

2021年4月29日

50年振りの異変

お茶所と知られている静岡県は、長年お茶の産出額で日本一だったけれど、それが今年僅か1億円の差ではあるけれど、鹿児島県に奪われたという記事。この話、少し前に静岡県のローカル番組だったか夕方のローカルニュース番組だったかで既に言われていて、県内茶農家の経営効率化とか大規模化が急務だけれど、お茶の消費量低迷もあって難しいみたいな事が言われていた気がします。

うちもお茶の消費量は多くて、うちだけじゃ無いけれど「濃く」入れるのが普通。多分、他所の地域の人からみたらうちで入れる緑茶は、青汁に見える位の濃さ(笑)。茶こしにたっぷりと煎茶とか粉茶を入れて、お湯を注いで入れますが、一回上からお湯を注ぐと、蒸されて膨らんだお茶の葉が茶こしから溢れそうになるくらいの分量を入れますから。で、三回とか四回くらい入れて一寸薄くなると、直ぐにお茶っ葉を交換してしまうし。まぁ、お茶屋さんとかに知り合いも居るからお茶を買うことに躊躇ないと言うか、そう言う家だから出来る話なんだろうけど。ですから、外でお茶を飲むと、殆どの場合「薄く色のついた白湯」みたいな感じなので、逆に殆ど手を付けることも無いのが困りもの。

とあるペットボトルのお茶のTV-CMで、「お茶の苦み」みたいな言い方をCM中にしていたんですが、多分今の人の感覚からすると、緑茶のあの味は「苦み」と表現するしか無いのかなとちょと寂しくなった事も。お茶のあの味は「渋み」と言うべきもので、実はその「渋み」の中には「微かな甘み」も感じられるのが、緑茶の本当の味だと思っています。「青汁みたいな緑茶では、そんな繊細な味は分からないだろう」と言われることもあるんですが、実は見た目の濃さと味はそんなにリンクしていなくて、発色の良い茶葉というか、そう言う入れ方もあります。一般的には、80度とか70度位のお湯を急須やポットに入れて、ゆっくりと茶葉を開かせて字や風味を楽しむのが王道なんでしょうけど、私は一寸違って、多めの茶葉に熱いお湯を注いで、見た目は濃そうだけれど味わいはスッキリ、みたいなお茶が好みです。

そんなんだから、実はペットボトルのお茶には当初は結構抵抗があって、特に何となく嫌だったのがお茶の色。茶色のお茶なんて、麦茶かほうじ茶かよと最初の頃は思ってました(笑)。最近では、緑茶らしい緑色を保持したペットボトル緑茶も発売されているけれど、個人的にはちょっと物足りないのも事実。多分、自分みたいなコテコテの静岡県民向けに淹れてしまうと、普通の人には飲めないの濃さになるしコスト的に合わないからだと思いますが(笑)。ただ、今時代鹿児島県のように売れ筋であるペットボトル市場を意識するのは重要だと思うし、「お茶」として飲料だけで無く、お茶要素の入った別の部分に進出するのも重要だと思いますね。ANAのラウンジに行くと、茶色のペーパーナプキンが置かれていますが、あれってお茶の成分が含まれていて、結構しっかりとお茶の匂いがします。カテキンの抗菌作用も期待しているんだろうけど、あのペーパーナプキンが実は個人的に結構気に入っていて、ラウンジを出るときにはあのペーパーナプキンでテーブルに残った水滴を拭き取り、その時に漂うお茶の香りを少し楽しんでからラウンジを出るのか毎度の事。海外に行く場合には、長時間機内に置かれていても少し臭いとか吸着してくれそうなので、何枚か鞄に入れてからラウンジを出ています(した)。だから、自分的にはお茶の匂いは故郷の匂いの一つなんだけれど、時と場所によっては旅立ちの匂いでもあります。最近は、そこからとんとご無沙汰なのがですからとても残念だし寂しい限りですね。

tweet出来ない国からのtweet

 


葛飾北斎の「富嶽三十六景」の中でも有名な絵柄の一つ、「神奈川沖浪裏」。砕け散る波模様がフラクタルだとか、構図の取り方が、北斎独自の「三ツワリの法」という、線と丸を組み合わせた作図とか、今でも新しい発見がある絵の一つ。この有名な絵を、福島第一原発の処理水海洋放出を揶揄する「絵」にしたものを、中国政府の趙立堅副報道局長がtwitterに投稿して日中韓の問題に。


その絵は、船に防護服のようなものを着た人が乗り、処理水らしきものを捨てている様子や、白波の形が何か怪物のようだったり、富士山が原子炉建屋みたいでその上の雲が十字架のようになっていたり、まぁ欲もこれだの「悪意」を詰め込めるなぁと、そっちに感心してしまう内容。流石に外務省も抗議して削除を要求したけれど、中国のましてや政府関係者が自分達の面子を潰すようなことは絶対にやらないでしょうね。

今回は中国政府の副報道局長がやったから、ここまで取り上げられて問題になっているけれど、似たような福島の原発事故を揶揄するような絵や造形物は、国内外でこれまで色々出てきた物。韓国は東京2020の聖火ランナーが防護服を着て走るような絵で顰蹙と非難を被ったし、ドイツのテレビ局も原発関連のパロディー絵を嬉々として公開していたりする。それと比べれば、今回は政府レベルで抗議している分だけまだましなのかもしれないけれど、こう言う事は徹底して反論して、相手が10を出してきたら、20、30ではなく100位で跳ね返すくらいの事をしないと、結局はそれが既成事実化してしまう。特に今回は「副報道局長」の行為なんですからね。ある意味、中国政府の「正式な意見」と取られても仕方の無い行為。

ネットで指摘されていて、「なるほど」と感心したのは、「自国民にはtwitterを禁止しているくせに、役人はtwitterで揶揄するのは良いのか」というコメントで、これはなるほどと思わず膝を叩いたくらいの名言。さらに「表現の自由の範囲」という擁護意見に対して、「表現の自由の無い国で?」という切り返しも絶妙なわけで、まぁどう言い逃れしても、直ぐに反論されてしまう状況である内容・行為であることは確か。子どもの喧嘩では無いので、互いに似たような事を言い合いしても仕方ないけれど、外務省の報道官の反論も、もう一寸厳しくても良いのでは。元々は、韓国を盾にして日本を揺さぶり、それで某かの利益を得るくらいのことを考えているかなと思っていたので、今回の件も趙副局長の独断なんでしょう。とは言っても、一度振り上げた手を下ろさせるのは難しいわけで、これまでの日本だとなぁなぁで何となくフェードアウトを期待するのだろうけど、尖閣のことも考えるとここからは一歩も譲らない態度を維持しないと、さらにエスカレートするだけだろうなぁ。結構政府としても、慎重な対応が要求されるような気がします。

静岡県知事選挙

今年6月に予定されている、静岡県知事選挙。少し前に、現在三期目の川勝平太知事が四期目の出馬を表明。一方で対抗馬となる自民党の候補は中々決まらず、少し前には鈴木康友浜松市長の名前が挙がったものの、どうも事前にそれがリークしたことで頓挫。その後も、多分紆余曲折があったと思うのですが、岩井茂樹参議院議員出馬が決定。取りあえず、6月の知事選は、この二人の事実上の対決になりそう。

静岡県の場合、大きく三地域に分かれていて、東側(東京より)から、伊豆半島地区や富士山周辺(富士市や三島市等)の「東部地区」、静岡市を中心とした県政の中心の「中部地区」、そして浜松市を中心とした独立愚連隊(笑)みたいな「西部地区」があります。この岩井氏は、どちらかというと県の中部・東部が地盤というか活動地域(一応住所は三島市)なので、浜松などの西部地区の人間には余り馴染みが無いように思います(自分が知らないだけかもしれないけれど)。と言うか、川勝知事も浜松の人間は馴染みが無いんじゃ無いだろうか。浜松市にある静岡文化芸術大学の学長に就任して、本当ならそのままそれなりに地元に馴染む機会もあったんだろうけど、2年ほどで県知事選挙に出馬したからなぁ。

川勝知事の場合、これまでの三期12年の功績を評価すると、まぁプラス・マイナスで言えば「プラス」なんでしょうね。コロナ禍で事実上止まっている富士山静岡空港ですが、ここの国際線を積極的に誘致して地元振興を進めていた事は評価されると思う。そのやり方や進め方には個人的には抵抗を感じるけれど、静岡県を盛り上げるという意味では、その行動力は評価出来るんじゃないかと。ただ、個人的には一寸感情的な面が気になるし、それ故に独善的な判断と感じられる事も少なくないことが気になります。まぁ、そう言う意味では3期12年努めて、年齢も72歳で四期目の4年が終わると76歳だから、ぎりぎり高齢化に対しての批判も回避できるくらいの年齢。そう言う意味では、今回が最後の出馬として、知事としての総仕上げの4年という言い方をすれば、多分多くの票を集められるんでしょうね。

多分選挙の争点は、リニア問題が一番大きいんじゃ無いかと。川勝知事は、今の所工事で排出される地下水の還元問題で一歩も譲らない立場で、それを支持する人も多いけれどその頑固な立場に違和感を感じる人も多い。ただ、その反対票が賛成票を上回るだけの規模かというと、微妙なんですよね。浜松の鈴木市長が仮に出馬していたら、その場合は西部地区は鈴木、中部は川勝、東部が浮動票みたいな感じで票の争奪戦になったんじゃないかと。今回の岩井氏は、知名度はそこそこあるんだろうけど、川勝氏の地盤の中部・東部での争いとなったら、やはり川勝氏有利かなぁ。細野豪志氏あたりなら、まだ勝算があったかもしれないけれど。争点のリニア問題の争点は、狭義の視点では大井川への流水問題だけれど、広義の解釈をすると、リニア開通により既存の新幹線の静岡県内停車数が増加することによる経済的な利益の判断とも言えるんじゃ無いかと。その間の何処に落とし所を見つけて、次の4年の間に出来ればより早い時期に決着できれば良いけれど、今要求しているように「流水全量回復」を絶対条件にしてしまうと、また4年間進展無しで終わってしまう。個人的には幾つか評価ポイントはあるんだけれど、4年間でどの様に解決するのか、その話は二人に聞いてみたい気がします。

2021年4月28日

「発言」は「思惑」を表す

連休明けに、ファイザー製ワクチンの大量供給の目処が立ったため、それを効果的に接種するために東京都大阪に大規模な接種会場を設営し、自衛隊の支援を受けつつ国が主導するという事に対しての各関係者のコメント記事。 今の接種予定では、まずは接種作業を担当する医療関係者に免疫を持ってもらい、その人達が今後活動できるようにしつつ、重症化など影響の大きい高齢者を次に目標にしている状態。ワクチンの供給量も、今の所は制限されているからそう言う選択的な方法で、徐々に練度を上げて行くことは良い考えだと私も思います

一方で、一日も早く感染拡大を終息させるためには、感染者数の多い地域を数で制圧する必要が有るわけで、その為には多くの病院を巻き込むか、大規模な集中的施設を準備して一気に進めるしか無いでしょう。そこに自衛隊の入り用関係者を配置するのは当然としても、さらには海外の事例でも有るように、一定の技術や経験を持った人を再研修して配置するとか、更なる対応も考える必要が有るのでは。まぁ、何でもかんでも自衛隊に投げるのは良いこととは思わないけれど、一般の病院や医療関係者以外でそう言うスキルを持っている組織となると、やはり自衛隊以外ではちょっと思いつかないので、そこは仕方の無いことだと思うのですが。でも、過去の看護師経験者とか医療従事者だった人が、こう言う場合には何らかの方法で一時的に現役復帰できるような、言ってみれは「医療予備役制度」みたいな事も、今後のために検討しておく必要はあるかも。

で、そんな切羽詰まった状況を何とかドライブしているなか、なるほどそう言う事を考えるかと逆の意味で感心してしまったのが、いつもの立憲民主党の安住国対委員長。その発言は、

「なぜ東京と大阪だけ国が主導するのか。まさか東京都議会議員選挙に向けた対策ではないか。パフォーマンスはもうやめてほしい。ワクチン接種は効率的に根拠を持って対応するのが政府の責任で、今後、厳しく追及していく」

記事に書かれています。

  • なぜ東京都大阪だけ国が主導するのか
    今一番感染状況が切羽詰まっているからでしょう。また、東西の中心としてして、最優先で感染拡大を制圧する必要が有ることもあるでしょうね。
  • まさか東京都議会議員選挙に向けた対策ではないか。
    いゃ、この発言に関しては「すげーなぁ、そう言う発想をするか」とビックリ。そんなことを言ったら、先週末の補選に関しては野党共闘の成果と誇っているけれど、それだって次の衆議院選挙に対しての対策・パフォーマンスと言われてしまうのでは。と言うか、コロナ禍対策が成功すれば、多分政権に対して支持率はアップするんだけれど、それも対策・パフォーマンスと言うつもりなんだろうか。結局は、自分達がそうしたいと思っているから、そう言う発想に至るんじゃ無いだろうか
  • パフォーマンスはもうやめて欲しい
    いゃ、それってブーメラン(笑)
  • ワクチン接種は効率的に根拠を持って対応するのが政府の責任
    そう。だから、今一番追い今日の大きい東京・大阪にリソースを注入するわけですよね。それって、効率的であるし、根拠も十分ある対策だと思うのだけれど。逆に立憲民主党はどう言う根拠でどう言う対応が良いと思っているのだろうか。少なくともここ最近の発言をきいていると、いつものようにPCR検査を拡大しろ、ワクチン接種を早くしろと、無意味な発言しかしていない気がするんですが
  • 今後、厳しく追及していく
    ということは、審議拒否する、ということですね、そうですね(笑)。と言うか、追求する前に、今必要な対策の対案を出せよと小一時間。例えば、リソースを提供した病院が、それによって通常医療業務が行えず収入が減ったら、その分を無条件に補填するとか、大規模接種施設とともに、人員を多く配置して24時間接種可能な施設を考えるとか、あるいは与党の代わりに「二回目の一時給付金支給」を提案したって良いはず。そう言う「提案型活動」が出来ないから、国民からの支持が一向に増えないと言う事をいい加減理解しないと。
結局は、与党の失策になるなら、このコロナ禍対策もどうでも良いようにしか受け取れられないなぁ。別に立憲民主党に政権を担って欲しいとは、これっぽっちも思わないけれど、こう言う形で足を引っ張ることだけでも止めれば、少しは支持率も上がるだろうし、建設的な意見を重ねていければ、もしかしたら何年後何十年後日に、あの「民主党の再現」が生まれるかもしれないけれど、それはそれで二度目の悪夢か(マテ)。

Four Points by Sheraton Nagoya Centrair

BONVOY系13滞在目(25-26泊目+25泊+23泊+5泊)は、先日に続いて再びのフォーポイントセントレア。かなり助けて貰った、2倍ポイントキャンペーン最後の、駆け込みステイです。

今回も最上階の12Fの部屋へアップグレードして貰いましたが、窓の外は駐車場なので余り恩恵は無し(笑)。それでも、何も無いよりはましではありますが。

今回、ワーケーションを兼ねて何回か利用しましたが、このホテル、他のホテルと比較して、仕事をするには一番使いやすいかなぁと言う印象を受けました。このホテルの室内デザインとして、全体に配管をむき出しにした「アメリカンロフト」みたいなデザインにしているんですが、机のところにも大きなACコンセントと充電用のUSBポートが設置されていて、電源回りに関しては自分的にはほぼ満点。

現在の状況では、食事関係でちょっと困るかなという気はしますが、館内1Fの受付横にミニコンビニみたいなコーナーがあるし、斜め前の東横INNにはファミマも入っているので、何とかなるかなと言う感じです。ちょっと遠いのですが、Flight of Dreamsにはシアトルビールのお店が入っているので(確か今は休業中だけれど)、まぁそう言う楽しみもあるし、コロナ禍後にもまた利用してみたい場所になりつつありますね。

2021年4月27日

今年も春は中止

 この週末に発令された、三回目の非常事態宣言のため、今年も春の試合は「中止」に。昨年も、春は全試合中止になり、秋のリーグ戦も3試合+Japan X Bowlに短縮されて、フットボールファンとしてはずっと飢餓状態が続き、やっとこの春は、いつものパールボウルじゃないけれど満たされると思っていただけに、残念度は昨年以上かもしれない。

正直なところ、去年はまだ新型コロナウイルスの様子もよく分かっていなかったし、とにかく「人と集まらない」という事が最大の予防措置と思われていたこともあるから仕方ないと思うんですが、今年はまだ課題もあるけれど一年間の知見があるはず。それが生かされないのが残念だし、悔しいなぁ。勿論、非常事態宣言は重いと思うし、特に今回はデパートや多くの商業施設が「休業要請」され、さらにはプロ野球を始めとして色々なスポーツイベント、それも屋外開催のものも中止となる状況で、Xリーグだけ開催というわけに行かないのも理解は出来るのですが。

昨年と大きく違うのは、今はマスク着用はほぼ全員がしているし、例えば入場時の条件として「マスク必須」としても問題ないでしょう。それに、1年前と事なり、マスクにしても手指洗いのアルコール類も十分に供給されています。さらに、フットボールは屋外競技だから、試合観戦中に「密」になる事は先ず無いし。と言うか、どのスポーツも昨年一年間色々工夫をして努力してきたわけで、その成果というかノウハウを生かせば、全く制限無しの幹線は無理としても、上限設定とかキャパの半分とか、やり方次第で今でも可能だと思うんですよね。

勿論、理由はその試合観戦だけじゃ無くて、例えばスタジアムへの行き帰りに密になるとか、試合後に川崎駅前で一杯となるとさらに密になるとか、根本的に「三密回避」をその時には出来ていても、付帯的なタイミングまではコントロールできないから、結論としてそのイベント自体を無くすしか無くなる。だから、「政府が」とか「ワクチンが」とか言いたくなる気持ちも分かるんですが、結局は一人一人がちゃんとそう言う意識を持って行動するか、でしか無いんですよね。まぁ、愚痴を言っても結果が変わることは無いわけで、そうなればとにかく7月位迄に目処を付けて、秋のリーグ戦は予定どおりの開催、と言っても今年はフォーマットがこれまでと変わる可能性があるんですが、それが生かされるスケジュールで開催して欲しい。しかし、この春の喪失感はどうすれば良いのだろうか。まだ消していない、昨シーズンのNFLの試合を、もう一度見返すことにしようか...

ブリングアップ(Bring-up)

河野太郎大臣のブログ記事から、ワクチン接種の状況について。この人に対しての評価は、勿論人それぞれ異なるだろうし、良い点・悪い点色々あると思うのですが、この記事を読んで感じたのは、結構この人手堅いなと言う事と、案外総理大臣としての器も有りかな、と言う事。

何でそんなことを感じるかという理由が、記事に書かれているワクチンの接種方法なんですよね。一度に潤沢に輸入できるわけでも無いし、他国と比べて決して今の所恵まれた環境でも無いけれど、まずは手元あるものをいかに有効に利用して将来の接種環境のために対象者を選別し、そこから徐々に積み上げていっていざワクチンが大量に輸入されて利用可能となったら、一気に対象者を拡大できるように準備を進めていく。この考え方が、自分が関わってきた「診断プログラム」やそれに類するソフトウェア開発の考えに凄く近いから、親近感を感じるのかもしれません。

診断プログラムは、ハードウェアの機能を診断(テスト)する事が目的で、直接ハードウェアのポートやレジスターを叩く場合もあるし、例えばストレステストのように一種のアプリケーションの様な形でシステム全体を満遍なくどうさせるなど、結構特殊なソフトウェア。その為、新規のハードウェアを作るときには最初に利用されるというか、ハードウェアのデバッグのために要求されます。ところが診断プログラムとしては、正しいハードウェアがあって、それとは異なる点=故障箇所を見つけるものだから、まずは「正しい物の上で正しい動作をする」事を確認しないといけない。まさに「卵と鶏」みたいな関係で、その鬩ぎ合いが毎回発生するんですよね。とは言っても、どうしてもハードウェアが先に上がってくるから、ソフトウェアは確実なところから徐々に機能を追加したり更新したりして仕上げていきます。その最初の段階を「Bring-up Code/Program」という言い方を、私のところではしていました。強いて日本語に訳すると「始動確認コード」みたいな感じかな。

気持ちとしては、最初からちゃんとした者を提供して欲しいのは正直なところ。ただ、そう簡単にはそう言うものは出来ないし、急がば回れでは無いけれど、トラブルを最小限にして最短で結果を出すためには、まずは初めの部分を丁寧に検証・作り込みをして、そこで大きな問題は勿論、できる限りの問題・トラブルの種を積んでおけるかどうかで、その後の作業がおおきく変わるもの。ただ、実際の開発では全体のスケジュールが決まっている以上、しかも終盤製造とか時間の掛かる工程が控えている以上、とにかくスタートしたらどんどん進めたい。だから、本来時間を掛けて丁寧に進めるべき初期段階から、結構プレッシャーが来るものなんですよね。多分、我々が目や耳にする以上の批判とか圧力を河野大臣には届いているんだろうけど、そんな中でもゴールとなる「全員への接種を予定通り完了する」事を目的に、慎重に工程を進めていく気持ちの強さというのは、結構この人の強みかもしれない。諺に「始め良ければ終わり良し」が有るけれど、あれって事実だと私は思っています。最近のハードウェアの世界では、昔のように何度も作り直す時代は終わって、シミュレーションソフトの発達でハードの検証も出来るし、ソフトの検証も出来るから、プリングアップの出番はなくなって居るみたいですが、その意図というか考え方は変わっていないと思う。そんな、一寸昔の仕事を思い出させる記事ですね。

Lenovo Tab B10 HDに嵌まる

元々は、母親が孫(私の姪っ子、甥っ子)が送ってくる、ひ孫の写真や動画が、自分のらくらくスマホでは見にくい、タブレットが欲しいと言い出したこと。「またぁ、直ぐに飽きるのに...」と思いつつ、モスボール状態だった昔購入したiPad2を引っ張り出して、すでにサポート終了しているiOS番のLINEを、裏技で無理矢理インストールして、母親のIDをセットして取りあえず使えるようにしました。

ところが、iPad2なんて、もう何年も前にディスコンされていて、LINEのバージョンだって二世代、三世代くらい前までしかサポートされていないレベルなので、どうも受診は出来るんだけれど、こちらからの送信は出来ない状態になっているらしい。それでも、話をしたければスマホでいいし、向こうからの動画を観ることはあっても、こちらから動画を送り事は無いのでそれで良いじゃんと宥めつつ騙しつつ使っていましたが、最近になって弟が用事があって帰省したときにそのiPad2を使って、「発信が出来ないのは不便」とか言いだし、やっと消した火に再び油を注ぐ物だから、また「新しいタブレットが欲しい、iPadが欲しい」と言い出してて、正直「あ~~、めんどくせぇ」と思っていたここ最近。


そんな親不孝者に天罰を与えるためか、なんとAmazon様が先日から「タイムセール祭り」を開催。しかも、そこでLenovo製のタブレットが、1万円そこそこで購入可能となっていて、思わず「ポチ!」っと(笑)。土曜日の夜に注文したら、日曜日の朝一にクロネコさんが届けてくれました。どうせ母親のLINE(ひ孫の映像専用マシン)になるだけなので、早速セットアップをして渡してしまおうと思ったら嵌まりました。電源を入れて直ぐにWi-Fiの設定があり、それでAndroidのアップデートとかと思ったんですが、そのWi-Fiに繋がらない。SSIDやパスフレーズとか、色々試してみたのに何故か認識しない。「もしかして、Wi-Fiデバイスの故障?」と思い、手元のiPhone8をテザリングモードにしてみたら、あっけなくそっちには繋がります。その後も設定を色々変えてみても駄目。最後は、今使っているWi-Fi APが古いもの(10年位前に購入)なので、それとの相性かなぁとも思いだし、実は昨日朝一で近くの量販店に行って、NECのWi-Fiルーターを購入。それで試しても「ネットワークが見つかりません」と表示されて駄目で、となると一体何が原因なのか、正直お手上げ状態でした。

で、悪戦苦闘して、コーヒーブレイクしつつ、ふと思いだしたのが自宅のWi-Fi設定。SSIDやパスフレーズは、勿論デフォルトから変更していますが、もう一つ通常の設定値と異なっているのが、SSDIDをステルスモードにして、サーチされても表示されないようにしていること。普通は、サーチで引っかからなくても、SSIDを手打ちして設定すれば、接続出来て、実際私の手持のデバイスだけでなく、弟家族達が帰省時に持ってくるパソコンやスマホも全部それで接続しています。まぁ、他にはもう思い当たる節は無いのでWi-Fiルーターの管理画面に何年かぶりかにアクセスして、設定を変更してSSIDが見えるようにしてみたら... あっけなく接続しました orz 何だよ、これ。このデバイスと1時間位悪態ついていたのは内緒です。最近のシステムってこんな物なの? 取りあえずネットワーク接続出来るようにはなりましたが、ここで気力体力使い果たしたので、残りはG.W.に入ってからになりそうです。そこで、また新たな展開、ドラマが生まれるか(笑)。

2021年4月26日

三戦三敗

 この週末の三つの補選。結果的には野党統一候補が、三箇所とも全て当選して、早速立憲民主党の福山幹事長は威勢の良いことを言っているけれど、長野以外は自民党元職の汚職とか不正疑惑での辞任に伴う補選だから、取って当たり前、落としたら一大事の選挙。実際、あれだけ騒がれて批判された広島の補選だって、共産党分の票が無ければどうなったか。当選した宮口治子候補と次点の西田英範候補との得票差は3万4千秒弱で、どちらも30万票を得票している。「きわどい勝利」とは言わないけれど、それなりに接戦だったことは確かで、「国民がNOを突きつけた」と言うほどの差は無いように思います。

北海道は、自民党は候補者は擁立していないので、個々は当選した松木兼公氏の知名度もあって得票差は開いたけれど、ここも今年の9月までにはある衆議院総選挙で次はどうなるか分からないし、場合によっては短命で終わることもあるだろうし、当選したけれど決して安心出来ない状態であることは確か。

残り長野の補選は、新型コロナウイルスで急死した羽田議員の弔い合戦な訳で、ここも取って当たり前と言える選挙区。それよりも、当選した羽田次郎氏は、急死した羽田雄一郎氏の弟で、しかも二人の父親は羽田孜元総理大臣という、立憲民主党が日頃批判している「世襲議員」ど真ん中の議員。こういうところに矛盾を感じるから、中々支持率も上がらないのでは。

正直、二つの選挙区は前職の辞職の理由が理由だけに結果に不思議は無いし、新型コロナウイルスもまだまだ沈静化せずに、その不満が与党に向くことはある意味自然な反応。問題は、じゃぁ今回の選挙結果が政党支持率に反映されるかどうか、ですよね。確かに野党議員が三人増えたことは事実だけれど、それで国会のバランスがかわるわけでもないし、本命は秋の衆議院選挙。その為には、与党を逆転することは無理としてはも、次の参議院選挙では議席を増やせるくらいの機体が出来る程度は差を詰めないといけない。その為には、まずは日頃の支持率を上げていって、責めて与党の半分くらいの値にはしておかないと、無理だと思うんですよね。今は調査の仕方によって、10~6倍位の差が出てくるわけで、そう言う意味ではまだまだ彼らの道のりは遠いわけで、それを今回の結果で浮かれると、足下をつく割れるのは彼らの方じゃ無いかという気がします。そういう、厳しい見方をしているのは、国民民主党くらいみたいなのが、今の野党の状況をよく表していると思う。

コロナ禍後を見据える

ANAと比較して、少しはコロナ禍の影響が少ないJALですが、既にコロナ禍後を見据えて、LCCの春秋航空日本を連結子会社化する方針という記事。 JALは5%出資していたんですね。それを51%まで引き上げるという話らしい。まだ国際線ビジネスは、貨物便が殆どで乗客利用は殆ど無い状態ですが、これが夏頃からコロナ禍も落ち着いて来たら、まずは先に新型コロナウイルスが沈静化しつつある中国からの需要が高まるという判断なんでしょうね。あと、来年早々の北京オリンピック需要も睨んでいるんだろうなぁ。

航空会社も、今はLCCを中心に色々なところが乱立していて、正直私などは何処がどうなっているのかよく分からないところも。さらに、以前はANA/JAL系のLCCであっても、本家とは特典やサービスの共有はせずに、その分コストダウンすることでLCCとしてのエコシステムを構築していたはずですが、最近ではそこを変更してグループとして顧客の囲い込みを進めていて、フルサービスやミドルサービス、LCCと客層で分担するのでは無く、同じ人でも利用目的やTPOに応じて航空会社を使い分ける方向になっているし、それに対応しようとしているなぁと感じます。

自分が見ている範囲だと、空港でのANAのカウンターとLCCであるPeachのカウンターの混み具合って、今はそんなに違わない印象で、今のように幹線以外の路線の多くが運休していると、幹線中心に運行しているLCCとの差はあまりなくなっているんでしょうね。今後フルサービス側の路線が復活してくると、今度はLCC側も保有機材でニーズを満たせるような準幹線路線や地方路線への展開も検討するんだろうけど、それは年内に間に合うだろうか。

気になるANA側は、少し改善したとは言えまだまだ赤字決算の額は大きく、予断を許さない状況。最近の様子を見ていると、プレミアムクラスは殆ど埋まっていても、普通席は結構空席が多いらしく、たまに「このフライトは混雑が予想されるので、機内持ち込みは必要最小限に」というメールが飛んできますが、以前と比べるとその頻度は激減していますし。非常事態宣言も再び出されて、頼みの綱のG.W.需要も期待出来ず、多分次はその反動の6月の梅雨入り前需要かなぁ。その後は、東京オリンピック需要を見込みたいのだろうけど。ワクチン接種も、本格化するのは早くて6月、今の予定では7月に始まれば御の字みたいで、やはり「戻った」と実感できるのは9月位からでしょうか。まだまだ我慢の時期が続きますが、少しでも先の事も考えて準備や行動を起こさないと。

2021年4月25日

AMC Leg#16: HND-OKA/-HND

 前回に続いて、今回も所用でのフライト。前泊していたので、それなりに余裕はあったんですが、朝7時からの朝食ビュッフェを食べている余裕は無かったので、丁度始まるくらいにチェックアウトして京急線で空港へ向かいます。この日は放射冷却の影響で、朝は少し肌寒いと感じる位。でも、これで日が高くなってくると、上着は入らないくらいに昼間は気温が上がるんですよね。そろそろ着るものも、これまでの冬用から春というか初夏モードに切替が必要になります。

空港に到着して、流石に朝食抜きは厳しいので、B1Fにあるマクドナルドで朝マックを頂いてから、2Fの出発ロビーに上がります。土曜日の朝でしたが、非常事態宣言の影響かやはり人影はまばら。この日のフライトは、59番ゲートからの出発予定で、南側のラウンジから見ると反対側北側サテライトの付け根の場所になります。時間が微妙だったので、いつもとは反対側で殆ど使うことの無い第二ターミナルの北側(左手)に向かい、保安検査場Bの先のAMCメンバー向けの優先保安検査場を抜けて、そのまま59番ゲートへ移動しました。

1) HND 08:30 - OKA 11:25 (NH467)

ゲートの前というか横には、高校生らしき団体が列を作って並んでいて、そのグループの搭乗が既に始まっていました。どうも、高校の修学旅行みたいで、この後那覇空港到着時に機長からアナウンスがありましたが、最後にこの団体さんへのメッセージがありました。このフライトは、事前に機内持ち込み手荷物削減のお願いメールが来るくらいだったので、ほぼ満席なんでしょうね。ドアクローズはほぼ定刻位で、暫くしてプッシュバックが始まり、その後D滑走路に向けて移動が始まり、RW05から離陸したのが9時少し前位でした。

水平飛行に入ると周りの席ではシートの背もたれを倒し始めたんですが、私の横に座っていた同年代くらいのスーツ姿のサラリーマン風の男性は、靴を脱いで足を組むようにして横になります。この時、その足先が私の方を向くように足が組まれたんですが、靴下の臭いが強い... 据えた臭いというのでは無く、いかにも「靴を脱いだ後の靴下の臭い」が漂ってくるんですよよね... 「参ったなぁ」と思ったんですが、幸いにもこの日の使用機材は国際線仕様のB787 (B78M)。その為、頭上には空気の吹き出し口があります。そこで、少し口を開いて風がこちらに向くようにして、臭いが反対側に流れるようにして、何とか難を逃れました(笑)。

いつものように軽く食事を頂いた後は、パソコンをWi-Fiに接続してちょっと仕事の資料の整理を。最近の機内Wi-Fiサービスは、十分とは言いませんが以前と比べると結構安定して接続出来るので、重宝しています。ただ、接続するタイミングによっては、なかなかAPが掴めないときや、地上に接続しても直ぐに切断してしまう名で、まだまだ満足出来るレベルでは無いのですが。

そんなことをしているうちに、沖縄本島に近づくと、左に少し進路を傾けて時計回りに回り込む空路に変わります。ここの所、真っ直ぐRW18Rに降りることが殆どでしたが、この日は久しぶりにRW36Lに降りるようです。エアショーの軌跡を観ていると、ちょっと大きめに回り込んで行きます。この日の沖縄は雨が降る悪天候で、結構厚い雲が空港の回りを覆っていましたが、その中に入ると結構揺れます。最後は、雨空で灰色の中RW18Lへ着陸して32番ゲートへ入ったのは、ほぼ定刻位のタイミングでした。

2) OKA 13:15 - HND 15:40 (NH996)

朝食を取って所用を済ませた後、この日は少し余裕があったのでラウンジで出発まで待つことに。この日のラウンジも結構混雑していて、6割、7割位の混雑具合でしょうか。この時、復路便となる羽田からのフライトの状況を見ると、30分もの早着になっていてビックリ。搭乗開始も早くなるかなと思って早めに33番ゲートへ行ったんですが、事前開発はいつものように定刻の25分前から始まったものの、すぐにグループ1~3、そして6までとなり、あっと言う間に搭乗が進んでいきます。プレミアムクラスは満席でしたが、普通席は結構空きがあるみたいですね。その為か、ドアクローズは定刻の10分近く前で、直ぐにプッシュバック開始。暫くして、RW36Rへ移動して、先行機の離陸待ちも無くそのまま滑走路に入って離陸したのは、13:20一寸過ぎ位と実にクイックな出発になりました。

出発はスムースで良かったのですが、このフライトで一寸困ったのが後ろの席の女性二人組。多分40~50代位と思われる女性二人組が私の後ろの席に座っていたんですが、この二人が席に座ってからずっと喋りっぱなし。特に、窓際に座っている話の主導権を持っていると思われる女性の声が、一寸低めの通る声質で、しかも声も大きめなので、申し訳ないけれど嫌でも耳に入ってくるし、話の内容も分かるくらいの声の大きさ。マスクはしているんだろうけど、一寸このご時世では有り得ないなぁと言う印象です。まぁ、出発前は仕方ないと思いつつ、タキシングが始まっても、離陸を開始してもその状況は変わらないので、堪らず私はイヤホンを取りだして雑音をシャットダウンしたんですが、結局羽田に着くまでずっとそのままでした。

この二人組、流石に食事の時には静かになるかと思ったんですが、食事中もイヤホンを通して話し声が伝わってきます。食事が終われば、また元のモードでずっと何か話をしている。カナルタイプのイヤホンをして、低い音量で音楽を流していても話していることが分かる位ですから、周りの人は堪らないかも。機内で話をするなとは言わないけれど、たまにこういう人が居るんですよね。ご本人は、自分の声質が結構通ることに気がついていないのかもしれないけれど、自分では小声で話しているつもりでも、結構回りに筒抜けの事ってあるんですよね。その場合は、相手の人が少しは弔慰した方が良いと思うのだけれど。イヤホンをする前までに、聞くとも無しに耳に入ってきた話だけで、結構プライベート情報も含まれていて、正直「勘弁してくれよ」という気持ちでした。

そんな機内の問題を除けば、この日のフライトも順調で定刻の30分近く前にはもう伊豆半島の先くらいまで進んでいましたが、その早着を打ち消すように房総半島の東側を北上して北からの新ルートでの着陸態勢に入ります。この新ルートは、さいたま新都心から新宿、お台場と、下の光景も楽しめて良いのですが、出来るならわざわざ遠回りせずに、早く着陸して欲しいなというのが本心(笑)。それでも、C滑走路のRW16Lに着陸してくれて、2タミ側とホッとしたんですが、到着ゲートはそこから大きく戻る58番ゲートだったのでゲートインしたのは定刻5分前でした。この後、品川駅にいつものように出て帰宅。今回のフライトも、色々プチトラブルはあったけれど、大きなトラブル無く終り、ホッと一息です。(続く...)

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

BONVOY系12滞在目(23-24泊目+25泊+21泊+5泊)は、一月振りとなる横浜のシェラトン。事前に確認したときには、館内の馴染みのレストランやバーが制限付きながらも営業を再開していて、良し久しぶりに寄ろうかと思っていたら、非常事態宣言の再要請が直前に出てしまい、宿泊時にはほぼ館内のレストランは休業状態。仕方ないとはいえ、残念でした。

初日は夕方少し遅めにチェックイン。一寸疲れていたので、ホテル内で食事をする予定でしたが、殆ど休業状態と言う事が分かったので、部屋に荷物を降ろしてから、隣りの髙島屋地下でお惣菜を購入して、この日は部屋飲みモード。翌日は、ほぼ一日部屋で電話会議やZoom会議やTeams会議(ツールを統一してくれぇぃ!)で過ごすことに。朝は2Fのビュッフェを頂きましたが、お昼は気分転換も兼ねて外に出てサンドイッチを購入。夜は夜で、やはり外でテイクアウトを購入して部屋飲みPart-2。来週からは、また非常事態宣言が発出されて、今度はアルコール類の提供禁止とか言われているので、ますます厳しくなりそう。

今回の宿泊で、実際の宿泊数(24泊目)に加えて、前年実績のバイアス分(25泊)に、Double Nights特典(21泊)、そしてPlatinum到達特典で貰った5 Nightsが加わり、Titanium の年間75泊に到達。Titanium到達で、再び追加の5 Nightsが貰える(選択)出来るはずなので、それで80泊目。今年は取りあえず100泊まで伸ばして行く予定ですが、100泊で取りあえずAnvassadorの必要宿泊数には届くけれど、年間の利用料金総計はDiscountされた今年分でも届かないので、それは取りあえず諦めることに。まぁ、TitaniumとAnvassadorはそんなに違わないし。

ユニフォームの広告

個人的には結構画期的な判断だと思うのですが、一般社団法人関東学生アメリカンフットボール連盟(所謂、関東学連)が、今シーズンからユニフォームへの広告掲載を認めるという発表

広告掲載(企業ロゴや商品名のワッペン)出来るのは、両袖と旨の二箇所の合計四箇所。一箇所に付一広告なので、最大四件の広告掲載が可能で、その分の広告掲載収益が期待出来るというもの。社会人リーグ(Xリーグ)では既にお馴染みで、社会人の場合はもう少し掲載可能な場所の数が多かったと思うし、以前はパンツにも入れられたと思うのですが、貴重な収入元でもあるし、チームを応援して貰えるコアなファンであるとも言えます。ただアメリカのカレッジスポーツ程地位的にも存在感的にも、ごく一部の学校を除いて確立していない日本の大学では、中々厳しいだろうなぁ。

あくまで個人的想像ですが、短期的にはチーム運用のための資金作りではあるけれど、この取組からスポンサー企業との協業(企業×大学の産学協同開発とか)とか、就職も含めた社会生活支援みたいな物、さらにさらにはそのスポンサー企業名を冠した試合開催みたいなイベントへと繋がる可能性もあるかもしれない。アメリカ大学では、多くの場合アメリカンフットボールがその大学の収入源として貢献していて、中には10万人規模のスタジアムを持っている大学チームもあるし、テレビ放送権料なども含めて年間で何百億円と稼ぎ出すところもあり、そこは日本人的感覚では追いつけないアイデアが一杯。ただ、やはりアメリカが偉いと思うのは、著名スポーツチームを商品として利用するのではなく、そのチームを核として大学全体、多のスポーツチームもそれ以外の学生も、さらにはOB/OGも含めて潤うようなエコシステムを作ることを目指している事。通称「AD (Athletic Department)」と呼ばれる、日本語に訳したら「スポーツ部局」とでも言えば良いのか、そう言う組織が充実していて、最近では筑波大学とか関西の大学連盟とか日本でも同様の組織を立ち上げる動きが活発化しているけれど、そこにも繋がる改革なんでしょうね。

自分の親の時代なんかだと、大学進学できるのは極々一部の人だけで、ある意味「高嶺の花」。不破雷蔵氏のデータを見てみると、それが自分くらいの時代になると、4割位にまで近づいていて、最近の大学進学率は5割を超えるくらいに。自分の頃は、まだまだ将来就職するときの専門的知識習得みたいな側面が強かったけれど、その時ですらすでに会社側では「大学で学んだことは役に立たない」みたいな事を言われていた時代。実際、同期入社でSEコースに行った文学部卒業生とか居てビックリしたし。最近では、大学教育も一緒にカジュアル化している気もしますしね。そんな中で、段々と企業から見たら大学なるものは、単なる通過的の一つにしかならなくなってきている気がします。でも、こう言う取組で幾つかの企業だけとはいえ、密の繋がりが出来る事は良いことだと思うし、そこから企業側の意識も変わっていけば、大学という立ち位置というか存在意義も変わってくる気がする。うちのチームも、早速OB/OG会を中心に今後の活動予定を話し始めたんですが、正直関東学連の3部チームでは、なかなか大手のスポンサー企業は期待出来ません。チームと企業というよりも、その企業とチームが所属する大学、あるいはそのチームが拠点としている地域位のマスサイズがないと、相手企業の規模とも釣り合わないし。でも、何とかこの動きを上手く利用して、チームの成長にも、大学への貢献にも、そして最終的には社会的に有意義なシステム作りに繋げたいですね。

ホテルの「旅館化」


非常事態宣言が今日から始まる中、ホテルニューオータニがその期間中に開催する「スーパールームサービス」 なるもの。通常のルームサービスの内容や幅を広げて、ホテルの部屋一つ一つをレストランの個室化するもの。ある意味逆転の発想だけれど、よくよく考えてみたら、日本の旅館って元々は部屋に配膳してくれるサービスなわけで、それのホテル版と言っても良いかも。

ホテルサイトを見てみると、ホテルの全室1,479室が対象で、料理が120種類、ワイン&カクテルが300種類と、多分館内のレストランが提供するメニュー、ほぼ全てを網羅しているんじゃないだろうか。勿論、1,400室余りの客室全部がこのメニューをオーダーする訳ではないだろうけど、料理のデリバリーとかアルコール類の提供とか、人出は間に合うんだろうか他人事ながら心配。料理にしても、これまでのルームサービスなら一度のまとめて運んで仕舞えば終わりだったけれど、これ、コースなら何度か料理を運ばないといけませんよね。お酒だって、ワインなら最初にセレクションする時にソムリエが行けば良いかもしれないけれど、カクテルとか注文するときにはバーテンダーさんが部屋に来るまで待っているんだろうか。ただ、ホテルとしてもそれなりに勝算があって運用も可能という判断で始めるのだろうから、外野はとやかく言う前に先ずは一度利用してみろ、と言う事なんだろうな。

旅館の料理の場合、一部アレルギーとか好みの問題で一部変更するとしても、基本その日に提供される料理は全て同じ物なわけで、対応してくれる場合でも、メインが何種類かとか、やはり予め用意されているコースから選ぶような場合が殆ど。その点この「スーパールームサービス」だと、かなり自由度は高そう。そのメリットとしては、両館の場合連泊すると料理が二日目以降マンネリ化してくる可能性が高いけれど、こちらのサービスなら、例えば1日目はフレンチ、二日目は和食、三日目は中華、のように可能な分野の料理を楽しめるし、場合によってはそれらをミックスして、前菜は和食、魚料理はフレンチ、メインは中華、みたいな組合せだって可能だろうし。そう言う意味では、連泊するお客様へのオプションサービスとして将来的に付けるのも良いかもしれない。「いゃ、それだったら毎日違うレストラン予約すれば」と言われるかもしれないけれど、ルームサービスの良いところはレストランの雰囲気に合わせなくて良いところ。自分の部屋で食べるわけだから、極端な話シャワー浴びてバスローブで食べても良いわけで、その辺りにどれだけの付加価値をお客さんの方でも感じるかですね。

まぁ、ホテル側としては、夜の19:00とか20:00以降でも利益率の高いアルコールを販売できるし、今回の様に割ける意販売禁止の状態でも、多分それは可能なはず。実は私もよくホテルを利用していてちょっと不思議だったのは、館内のレストラン等は、例えば20:00までの営業でもラストオーダー19:00とか、アルコールラストオーダー18:30とか設定されるわけです。それなのにルームサービスなら、メニュー数は流石に今は限定されているけれど、22:00までOKとかなっている。ホテルとしても、多分そんなに多く出るわけでは無いルームサービスに人員を充てることは難しいかもしれないけれど、でもアイデアとしては面白いと思いますね。以前も、食事込みのパッケージは有ったけれど、それを「ルームサービス」とちょっと視点を変えてきたところが、流石ニューオータニというか何というか。同業他社さんも、早速真似てくるんじゃないだろうか。ホテル側も大変だと思うけれど、個人的には思わぬところで「瓢箪から駒」が出たように思います。

2021年4月24日

泡戦争

ITmediaの記事から、アサヒとキリンの「ビール泡戦争」の舞台裏。発泡系の飲料水は、ソフトドリンクでもアルコールドリンクでも得意じゃ無いので、口開けのビールは飲むけれどそんなにビールが好きというわけでも無い自分にとっては、あまり気持ちが惹かれるような記事でも無いのですが、ビジネスの裏側を知るという意味では中々興味深い記事。 


アサヒジールの「生ジョッキ缶」は、発売後直ぐに人気の高さから一旦販売中止となり、十分に数量を確保して再販売を始めたら、それが逆に徒となって一日でまた販売中止。次は6月と言う事だけれど、また同じような騒動が起きるんじゃないだろうか。私は、実物は見たことは無いけれど、YouTube等に上がっている開缶して泡がムクムクと盛り上がってくる様子は、確かにこれまでの缶ビールにはない「仕込み」で、確かにその光景を見て一口飲めば、味も「違う」と感じるだろなぁ。ただ、私自身はビールに限らず、金属製の食器の口当たりが好きじゃ無いので、この缶ジョッキ缶を買っても、グラスに注いで飲むような気がします(笑)。


対するキリンの「ホームタップ」は、発表されたときには私も契約を考えたんですが、どうも私が好きなダーク系のビールが無くて、それが残念で利用するまでは至らなかった物。今回の記事を読んでいて思ったんですが、例えば何処かのサイトで「こんな種類のビールが飲みたい」アンケートをとって、その分量が一定量まで行ったら、そのビールを造ってくれないだろうか。また、一定量に届かなくても、プレミアム代金を払えば、別途作ってくれるとか。実は、自宅でビール醸造できるキットが、日本でもAmazonとかから購入出来るんですが、あれ、アルコール度数を下げている物なので、正直ノンアルビールとそんなに違いが分からない。それなら、本物のビールをちゃんとしたメーカーが造ってくれたら、個人ユーザーとしても嬉しいのだけれど。

今回の生ジョッキ缶にしても、ビールサーバーやサブスクにしても、多分生活に余裕がある部分が出てくると、それを自分の欲しているものに投資する気持ちが大きくなるんだと思うんですよね。実際、不況の時でも結構高級品がうれたりしているも、買い物が制限されているからこそ、少ないチャンスを自分にとってより価値のある物に振り分ける気持ちが生まれてくるんじゃないだろうか。そう言うニッチな部分を上手く突いて、それなりの規模のビジネスにした例じゃないかと思っています。泡だから、切なくはかなく消えそうだけれど、この泡は結構しぶといかも(笑)。

非常事態宣言、三度

三回目の非常事態宣言が、25日から5月11日まで発出されることに。 G.W.中の人出対策であることは間違いないわけで、個人だけで無く経済的に疲弊していた業界も期待を掛けていたG.W.だけに残念なことは事実。ただし、理由や原因はいろいろあれど、感染しているという事は一人一人の「三密対策」が、どこか緩いところがあり、それが感染拡大させていることは確かなわけで、そう言う意味では最初のコロナ禍から一年以上が過ぎて、みんなの心の中に油断が大きくなっていることも事実でしょうね。

新型コロナウイルスにしても、以前は高齢者が危ないという話だったのが、最近の変異株では30代とか20代でも常勝者が出るなど、明らかに蛍光が変わっていることが伺えます。私は生物系は得意では無いけれど、ウイルスの性質として自分達を広げるために、宿主は死なない程度に抑えつつ、よ広く感染拡大出来る特質を獲得していく、のであれば、これまでノーマークだった若年層に対して有効な特性を獲得していった株が生き残り、ある意味「ブルーオーシャン」を制しつつあるのは自然界としては当たり前なのかな。しかも、その年代の人は、これまでは感染のリスクが少ないという事で、三密対策なども緩い蛍光にあったことも事実ですし。

今回は、酒類の販売停止や、ネオンなどの消灯など、かなりこれまで比べても思い切った対策を要求しています。「第三波」と言われてる年末から年明けにピークを迎えたと思われる感染拡大は、年末年始の帰省で家庭内感染が広がって、それが第三波になったと言われているだけに、逆にG.W.中に巣ごもりさせることは良いのか、個人的にはちょっと疑問。外に出ること自体は悪いことでは無いと思うし、逆に屋外の方が室内で換気不十分の場所にいるよりは「三密回避」に貢献していると思うんですよね。問題は、そうやって外出したときの食事の時なわけで、そこを個食優先にするとか、テイクアウトを推奨させるとか、そう言うバランスは必要なんじゃないだろうか。

実は、昨日リニューアルオープンしたばかりのイオンモールはどうするのか見ているんですが、特にG.W.中の短縮営業とかの予定は今の所はないみたい。浜松まつりも、半分くらいの町内は不参加みたいですが、今の所は予定通り開催されるのかな。自分は、本来ならアメリカ当たりに遊びに行っている時期ですが、昨年続いて今年もそんなチャンスは無く、まぁずっと自宅で庭の草むしりか、YouTubeで面白い興味の沸く動画を探すのか。今年も、ちょっと錆びかけたGolden Weekになりそうなのが辛い。

2021年4月23日

AMC Leg#15: HND-OKA/-HND

 二週間ぶりとなるフライト。今年予定しているAMC Diamondのフライト予定も、もう第四コーナーを回り、ホームストレッチに入ってきたところ。この日は朝浜松から出かけてのフライトで、いつもよりも1時間ほど早い新幹線を捕まえての移動になります。

木曜日の朝ですが、乗換の品川駅の混雑具合は、通常時に比べるとまだ半分にも行かないくらいですが、以前の自粛時に比べると倍以上は人手が増えてきている印象。新幹線からJRへの乗換口を出て、JRのコンコースを横切って京急の乗り換えよう改札へ移動するのですが、以前は真っ直ぐに歩けるくらい空いていたのが、今では横から来る人の流れを避けながらの移動になります。

1) HND 09:35 - OKA 12:25 (NH995)

羽田空港に到着して、少し余裕があったのでDiamond用の保安検査場を抜けて4Fのラウンジへ一旦入ります。もともと出発ゲートが63番だったものが前日に「64番に変わったよ」とお知らせがあり、それがこの朝さらに「65番になったよ」右シフトしている(笑)。ゲートがラウンジ近くだったので、ゆっくりとゲートへ向かうと、事前改札が終わってグループ1の登場が始まる頃。その後順番に、グループが進み、私は最後のグループ6でしたが、定刻の10分以上前には機内に入って座っていました。「少し早めに出発出来そう」とこの時は思ったんですが、もう乗ってくる人も居ないのに中々ドアクローズにならない。さらにドアクローズはほぼ定刻位の時刻でしたが、5分過ぎても10分過ぎてもプッシュバックは始まりません。難だろうと訝しむとCAさんからアナウンスがあり、機体の後方ににオイル漏れしている場所があり、その清掃のために暫く出発が遅れるとの話。続いて機長からも同様のアナウンスがあったんですが、「管制塔からオイル漏れの場所があると連絡があり」と言っていたので、相当広い面積なんだろうか。

最初、機体からのオイル漏れだとアウトじゃ無いのかと心配しましたが、どうもそうでは無かったらしく定刻から20分以上遅れてやっとプッシュバックが始まりました。その後心持ち速めのスピードでD滑走路のRW05へ向かいますが、途中機長からも「出発が遅れたけれど、飛行時間は2時間17分を予定しているので、出来るだけ定刻到着を目指します」みたいなアナウンスも。そんなトラブルもありながらも、羽田空港を飛び立ったのは10:20頃でした。

この時、沖縄地方は天候が悪くて厚い雲で覆われているので到着前には揺れる可能性があるとのアナウンスがありました。その為なのか何なのか、フライトは沖縄本島の西側を通過すると直ぐに左に旋回して、真東に進路を向けると、今度は右に旋回してまるで「S字クランク」を通過するような感じで蛇行しつつ、空港を目指します。「時間調整?」とも思える蛇行のせいなのか、出発の遅れが響いたのか、雨の中第2滑走路のRW18Rに着陸したのは12:40位で、その後35番ゲートに入ったのが12:50位と、30分近くのディレーでの到着となりました。15分位の遅延は元々予定に入れてあるのですが、ちょっと予想以上に遅れたので、急いで外に出て用務先へと向かいました。

2) OKA 14:35 - HND 17:00 (NH468)

結構ぎりぎりに近いくらいのタイミングで空港に戻ってくると、まずは復路便の状況確認。皮肉なもので、自分達のフライトは30分近くの遅延でしたが、その後に飛んできた復路便は逆に30分近くの早着になっていました。ただ、以前も早着したフライトが那覇空港でメカトラブルとなりキャンセルされたことがあるので、実際に飛ぶまでは安心出来ません。

それでも、出発ゲートの33番ゲート前に行くと、すでに事前改札はおろか、グループ登場も3番まで終り4番以降の登場がはじっていました。そそくさと機内に入り、暫くするとドアクローズとなりましたが、定刻よりも5分位前。そこから反転すると、直ぐ横のRW18Lに移動し、離陸したのは定刻5分過ぎ位と順調な出発になりホッと一安心です。

機内では、いつものように食事を頂き、Wi-Fi接続してメールチェック等で時間を潰します。出発が早かったので、予定よりも早く到着するのか、あるいはゲートが間に合わなくて時間調整するのか、そんなことを思いつつエアショーを見ていると、どうもいつもよりショートカットして空港へ向かっている雰囲気。

これまでの例だと、A/C滑走路のRW34L/Rに向かうなら、房総半島の西側とか、東京湾の丁度まん中当たりを狙って通過するのが常でしたが、この日はさらに西側寄りの空路を進んでいます。マップ上では、三浦半島の三崎-久里浜当たりの上空を横切っている感じですが、確かに窓の外も町並みというか陸上部分がつづています。記憶している限りでは、三浦半島上空を通過して羽田空港にアプローチするのは初めての気がします。

三浦半島を通過して東京湾上空に入ると、結構急な感じで左旋回をしてA滑走路に機首を向けると、RW34Lに着陸したのは、定刻の20分以上前。そこから61番ゲートに移動してゲートインしたのは、15分位前の早着でした。この日は翌日の仕事もあり宿泊予定だったので、京急で京急蒲田まで出て、そこからはいつもの品川方面では無く、反対側横間は方面へ移動し、チェックインしてこの日の移動は終了です。(続く...)

トレードオフの論理

なぜUber配車サービスは日本で失敗したのか?」 という問いの答えが、「日本の法律を破らなかった」からという刺激的な話。確かにアメリカでは、基本的には法律遵守が優先されるけれど、仮にそれを守らなかった場合のコストと、それによって得られる利益を天秤に掛けて、前者の方が少なければ後者を優先する傾向はあるなぁと自分のささやかな経験からも感じます。

記事の中には、NapsterやRokuの事例が記載されていますが、SONYのビデオデッキ、βマックスが裁判になり、確か「著作権は侵害していない。単に視聴時刻をずらしている(Time Shift)だけだ」というロジックで勝利したんじゃ無かったかな。あと、我々世代なら随分とお世話になったレンタルレコードの先駆け「黎紅堂」のレンタルレコードをカセットテープに録音することも、確か裁判になったと記憶しています。多分、規模などは違うんだろうけど、日本にも例が無い事はない。ただ、アメリカのようにそれ自体が一つのビジネス戦術みたいな位置付けでは無い事は確か。

記事中段では、ではどうしたら日本で成功することが出来るのかというテーマになり、

「日本の社会実装に足りなかったのは、テクノロジーのイノベーションではなく、社会の変え方のイノベーションだった」

と言う、いかにも日本らしい結論に聞こえます。 AirbnbやMoney Forwardが記事に書かれているような地道な努力をしていたのは知りませんでしたが、日本人から見るとやはりそれが「正道」に感じます。言い換えれば、幾ら自国で成功しているからと言って、そのシステムをそのまま他の地域に持ち込んでも成功するとは限らない、現地化・ローカライズの一部として既存の仕組みやシステムを尊重することが大事というのは、ソフトウェアの更新にも当てはまる話だなと実感。個々でふと思いだしたのが、最近話題になっている駅のバリアフリー化に関わる一連の騒動。JRの駅で騒動を起こした側は、言ってみればアメリカ的考えで世の中を変えようと思ったと擬えることが出来るのでは。実際、同じ事をアメリカでやったらそれなりに評価されると思うし、BLMの一連の運動もそれに近い物を私は感じます。他方、あの行動が多くの批判を受けているのも同じ理由で、そう言う手法は馴染まないし、実はJR側はルールに基づいて対応しているのに、それを曲げろと言っている側が被害者として主張していることに、社会の多くの人は反発を感じているのでは。だから、彼女が本当にバリアフリー化を望み、それを第一義とするのであれば、もっとやり方としては別の方法もあるだろうし、必ずしも駅へエレベーターを設置することだけが解決策では無い事にも配慮するべきだったと、再度感じます。

Uberのビジネススタイルは日本では受け入れられなかったけれど、Uberのアプリは正直自分としてはもう手放せません。JapanTaxiのアプリは、幸いにも地元のタクシー会社も参加していたので浜松でも利用でき、もう昔のように電話でタクシーを呼び出すことは、ここ数年やっていないほど。Uber等のアプリでは、ライバルが増えたので乗合利用やポイントtoポイントではなく特定地点間の移動みたいな、サービスの多様性とコスト削減を進めているけれど、これに関しては日本人的にはどうかなという気はしています。ただし、例えば会社の帰りで、複数の人間が順番に降りていくような場合は結構あると思うので、そう言う複数地点での下車に対応するような改良は良いかもしれない。あるいは、過疎地域での利用を想定して、乗合バス的な運用をアプリを利用してやるのもいいかもしれない。日本の場合、一度決まったルールや仕組みを変えることはかなり難しいと感じるんですが、だからこそネットを利用して多くの声を届けることも可能だし、手法としては以前よりも多様性が生まれていると思います。その為、より過激な行動にも繋がるデメリットもあると思うけれど、やった場合の利益とやらない場合の不利益を見せて、そこで納得さえされれば後は結構スムースに行くのも、日本人気質の良いところ(流されるところ?)でもあると思うので、こう言う知見を生かしてくことがより快適な社会サービスを生み出す原動力になると思う。

宇宙港 in 北海道


SF好き、宇宙好きな自分みたいな人間には、一寸ワクワクする響きのある「宇宙港(Spaceport)」。それを、北海道の大樹町に作ると言う記事。「大樹町」って聞いたことがある地名だなぁと思ったら、所謂「ホリエモンロケット」を打ち上げているところですよね。「宇宙のシリコンバレーを目指す」という言い方は、その意図は理解出来るけれど、それなら「日本のケープカナベラルを目指す」とか言って欲しいなぁ...

ロケット打ち上げには、出来るだけ赤道に近い方が打上に有利と言われているので、北海道という地理状況はどちらかと言えば不利なはずなんですよね。場所的に、東側と南側が太平洋に面していて、打ち上げる方向的には問題ないみたいですが。よくきくロシアのバイコヌール宇宙基地と緯度を比べると、大樹町は北緯42度、バイコヌールは45度とバイコヌールの方が少し北なんですよね。緯度で1度違うと、約111km(4万km/360度)なので、3度違うと333kmバイコヌールのほうが北になるから、もっと不利になるわけですね。それでもあれだけ打ち上げているのだから、大樹町にもできないわけはない。日本の場合、それなりの広さを持った場所を考えると、多分北海道が一番有利で、南に行くとなると離島とかをまとめて開発しないと中々難しい気がします。そうなると、緯度的な理由からの技術的難易度よりは、色々な施設を集約できる土地の広さの方がメリットがあるという事なんだろうな。

そう言えば、20年位前の映画「コンタクト」では、爆破された宇宙船のバックアップ機が北海道に建設されていて、それを使用して主演のジョディーフォスターが知的生命体とコンタクトする映画でしたが、もしかしたらその北海道の基地はこの大樹町だったりして(笑)。当時、ジョディーフォスターのファンだったこともあり、この映画を見に行きましたが、正直消化不良。どちらかというと、精神的な物、思想的な物中心に描かれていて、一寸自分の好みには合わなかった記憶があります。ロケットの打上までは良かったんですが、そこから先が何か精神的な話で「うーん」となったなぁ。

これで、種子島、内之浦に続いて、日本国内三つ目の打上設備が出来たわけで、大型機が種子島、中型機が内之浦、小型機が大樹町という棲み分けが、何となく今は出来つつある印象。デブリ化の問題はあるけれど、小型サイズの衛星需用って今後は拡大していくと思うので、低コストで小回りのきく運用が出来れば結構ビジネス的にも良いのかも。確か、ホリエモンロケットとは別に、プラスチックなどを燃料にロケット打上を研究しているチームが、北海道にあったと思うのですが、その技術なんかも上手くいかされると、結構画期的に低コストの打上が可能になる気がするんですが。近い未来に、北海道が日本の宇宙ビジネスの中心になる時代がやってくるのかも。でも、冬が大変そうだなぁ...

人工光合成byトヨタ

個人的には、昨日一番のニュースでしたが、トヨタ自動車グループの豊田中央研究所が、太陽光と水と二酸化探査から、ギ酸を生成する「人工光合成」の効率を、7.2%という世界最高水準まで高めることに成功したというニュース。豊田中央研究所の、森川健志シニアフェローが進めている研究のようですが、本来光合成をしている植物の効率を上回るというのは凄い。

「人口光合成」って、確か以前も何か書いていた記憶があるので、自分の記事を検索してみたら、9年程前にも人工光合成の記事を書いていましたが、そちらはパナソニックの事例で別物。今「パナソニック 人工光合成」で検索してみても、最近の記事にはヒットしないんですが、こちらは何か壁にでもぶつかっているんだろうか。手法や技術は違っても、どちらも画期的な技術であることには変わりないので、どちらも頑張って欲しいところですが。

人工光合成をする事で、太陽光エネルギーを物質の形で蓄えることが出来るから、ある意味自動的に勝つ無尽蔵にエネルギー生産と保管が出来る事になります。勿論、その蓄積する施設の規模とか制限はあるけれど、今の太陽光発電のようにその日の天候の具合でどれだけのエネルギーがどれだけ発電できるか分からない、文字通り「お天気任せ」の状態よりははるかに現実的な応用が可能に成るんじゃ無いだろうか。

問題は、生成コストですよね。記事では触れられていないけれど、設備投資に例えば1億円掛かるけれど、その設備のライフで人工光合成できる生成物の価値が1000万円では、技術的には成功であっても、ビジネスとしては利用できないわけで、その当たりはどうなんだろうか。太陽光発電などは、補助金を前提に結構甘い計画を立てて、それで10年経ったときに予想外の出費やそれまでの支出で無く人も多いみたいですが、この技術の場合は個人宅での利用は想定しないとしても、企業単位の利用でどれだけ利益が出るのか、そこを知りたいですよね。余り楽観的に考える事はしない方が良いかもしれないけれど、ハードウェアコストは時間とともに下がる物なので、今現在コスト的にペイできなくても、5年後とか10年後には十分利用できるレベルまで下がる可能性は大きいのであれば、この技術に期待したいですね。本当に、太陽光パネルの代わりに人口光合成パネルが屋根に並び、そこで光合成されたギ酸あるいはメタンから、燃料が加工されて、家庭内自立型発電システムが動作する、何て言うことが可能になれば嬉しい。

分かりやすい「トリチウム水」

ここ最近は少し下火になってきたとはいえ、福島第一原発の処理水海洋放出に関しては、国内でも未だに反対意見が多く聞かれます。その最大原因は、事故後10年間もこの問題を先送りにしてきて、今回急に「海洋放出」という次のステップが登場したように多くの人が感じていることなんだろうと思います。そう言う言う意味では、震災当時の旧民主党政権もそうだけれど、その多くの時間を浪費した、安倍前政権の責任というのはもっと考査されても良いと思います。 

今の所海洋放出の課題は、個人的には2点あると思っていて、一つは1年後には不足すると言われている貯水タンクの敷地の残りと実際に放出が始まり空いてくるであろうタンクとの競争。単にタンクが空いたから、また処理水の保管をするというのではなく、タンクを空にして敷地を開けて、今度はその場所を本命である溶解している炉心などの核心部分の処理作業に利用しないといけないわけですからね。実際炉心部分の作業が始まれば、今処理している汚染水よりもさらに高濃度の汚染水の処理をしないといけないわけだから、それを希釈する度合いもこれまで以上になるだろうし、そうなると保管する場所も余分に必要になるだろうし。そして、もう一つの課題が「風評被害」対策。具体的に目に見える「事象」が無いのに、噂や誤解だけが広がるので、正直何かを止めるとか何かを実行すれば解決する物でも無い。唯一の対策は、その風評の原因となっていることに対して正しい情報を入手して、風評から説かれることしか無い訳ですが、これが中々難しい。先ず、その情報に接しようとしないから、一度思い込んだ誤解は、「真実」としてずっとその人の頭の中に残るわけですから。

ワイドショーのコメンテーターが典型だと思うけれど、たまたま何かの理由で名前が売れている人だと、その人の専門外の話であろうが、単なる思いつきレベルの話だろうが、それが「真実」として視聴者は理解して、事実化してしまう。同じ人が、昨日と今日とで言っていることが180度違っても、誰も疑わない。それが、コメンテーターとかなら、その人の資質の問題だからと言う事も出来るけれど、それなりの規模のメディアまでが同様の事をやっているのは、正直そのメディアの企業としての本質が問われる問題だと思う。結局は、正しい情報を根気よく継続して発信するしか無いけれど、一度思い込んだ人に対して、その考えを変更させるための説明ほど難しい事はないわけで、技術的な事だろうと科学的な事だろうと、平易な言葉や表現で、分かりやすく説明する事が次の課題かなあ。そんな状況の中で、トリチウム水に関して「ここまで丁寧かつわかりやすい説明は無いだろう」というのが、東京海洋大学の勝川俊雄准教授の記事

海洋放出反対派の今の主張を見ていると、「トリチウム水」という言い方よりも「汚染水」「汚染処理水」という言い方に変えている傾向が大きいように感じます。その理由は、トリチウム自体は人体に無害であっても、元々汚染されていた水なのだから、それ以外の有害物質が残留しているだろう、それが問題の本質なのだ、という感じでしょうか。それは、記事にも書かれているし、私も当然の疑問だと思います。だからこそ、IAEA等の権威ある機関とともに検証や必要な査察はするべきだと思うし、それらの情報公開は当生成を担保して行うべきだと思う。以前も書いたけれど、震災直後から福島産の生産物を全量検査をして、正直それはやり過ぎだとも思ったけれど、結局あの努力が有って福島県農産物魚介類に対しての風評は、極々一部の人を除けば今では誰も気にしない状態になったと思います。本当ならば払う必要も無い努力なんだけれど、やはり将来のことを考えると徹底的にやるべき何じゃ無いかと。それも、そこは政府の責任でやるべきで、人もお金も出して福島の風評被害対策を復興庁最優先課題にしても良いんじゃ無いかと思いますね。そして、今回その対策活動が実際に実を結んで風評被害が無くなれば、同様に風評対策に対しても効果がでるんじゃ無いかと。つまり、「●●」という事に対して「〇〇」という活動なり情報が伝搬してきたら、実は「●●」というのは正しくない、是正されるべき情報であるという、一つのリテラシーが定着するんじゃ無いかと。空くまで理想論ですが、そうやってまた一つネット社会が成熟する切掛になって欲しいし、しなくちゃいけないと感じます。

2021年4月22日

裏の構図 (6)

一旦終わったと思った、来宮駅での電動車いす問題ですが、援護射撃をしているはずが、逆に元々の主張の不整合性を言う結果に。なにかと言えば、以下略ちゃんがまとめているけれど、在来線の東海道本線(小田原駅乗車)から、最寄り駅の伊東線来宮駅まで乗換無しで移動出来るから、来宮駅での下車が必要だったという説明ですが、これは私も調べて書いたけれど、夕方遅くの時間帯に2本あるだけで、多分今回の旅行目的には不向き。ご自身で「レストランもホテルも予約して」とBlogに書いていて、その後弁解Blogでは「ランチを予約して」と書いているので、現地到着が17:00過ぎで、そこからランチに行くというのはどう考えても不自然。それが無かったとしても、その時間帯から坂道を上って来宮神社まで行ってホテルに入って、というのもかなり無理がありそう。だから、直通電車の利用が目的では無いと私も思います。

もし、負担を少なくするために乗換無しで移動したいのならば、なんで伊東線を利用するのかも不思議。実際はどうか不明ですが、この方は川崎市在住らしい。そうなると、川崎駅から一本で移動出来る事が重要だと思いますが、小田原からJRを利用していることから、川崎市内でも小田急線沿線なんでしょうね。そうなると、伊豆方面へ行くのも選択肢だろうけど、小田原から箱根登山鉄道で箱根方面という案もあると思うんですよね。で、そっちの方が料金的には安くなるんじゃ無いだろうか。例えば、新百合ヶ丘駅から箱根湯本までなら960円ですが、同じく新百合ヶ丘から来宮駅だとJRへ乗り換える分割高になって1060円と検索すると表示されます。より安く、より移動が簡単で、より観光地として著名な場所を選ばずに、来宮駅へ行くことを優先した不思議さがここでも感じられます。

また、以下略ちゃんは最後に、

熱海駅で、ノンステップバスなどに乗り換えると、その分の料金が増えてしまうわけです。

と書いていて、これは事実なんですが、でもそれは今回当てはまらないのではと思います。その理由は、ご本人がBlogで「元々は家族やヘルパーさん達と沖縄旅行を予定していたけれど、感染拡大で諦めて来宮駅に行き先を変えた」、と書いていたこと。つまり、LCCを利用するにしても往復で1万円を超えるチケット代になるわけで、ご本には障害者割引が適用されるかもしれないけれどそれでも数千円の旅費が必要だったわけです。それが、小田急線の運賃を含めても、往復2000円以下になるわけだから、バスを何回か利用しても当初の予算よりは支出は抑えられると思うのですが。いゃ、元々の沖縄行きの話は枕で、そう言う予定は無かったという反論が出るかもしれないけれど、そうなると「沖縄行きを諦めて来宮駅へ行く」という今回の旅行の目的がおかしくなります。最初から来宮駅へ行くことが目的だとしたら、その理由はなんだろうか、と言う疑問が出てきて、もしかしたら社民党としての活動目的が本当はあるのでは、と勘ぐられてもおかしくない。ここに矛盾が生じるわけですよね。

今回の彼女の行動に関して、賛否いろいろな意見がネットには出ているけれど、その中で障害者の声を届けさせるためにはこれくらいの過激な行動が必要、みたいな意見があったんですよね。その気持ちは理解出来るとしても、それはメディアとして新聞とかしか無かった二十年、三十年くらい前ならぎりぎり許容されたかもしれないし、それしか方法は無かったかもしれないけれど、今の時代はそうではない。今回彼女が批判されるのは、障害者としてのエゴとかではなく、社会人としての規範に照らしてどうなのかという点だと思うんですよね。そう言う意味では、逆に障害者差別されているわけでは無く、同等に扱われているわけで、それを「差別」とすり替えた議論をしようとするからますますフレームアップしていくように感じます。前にも書いたけれど、政治的な目的であっても、そこにそう言う設備が必要と思うのであれば、正々堂々と主張すれば良いだけの話し。それをネットで拡散すれば、同調する人も今以上に増える事もあるでしょう。それを、変に演出して、勧善懲悪物語みたいな筋立てにしてくるから、直ぐにおかしなところが指摘されて問題になる。国会では、火の無いところに煙を立てている人達が、実際に火を付けて煙が出ているのに、そんなことは無いと言うから批判されるわけです。大体、今回の場合お仲間である他の野党からの援護射撃が殆ど見られないことからも、何となく正体が推測されるような気がしますね。(続く...)

ドローンと自動運転


 ドローンの世界的メーカーとして有名な中国のDJIが、そのドローンで培った技術を生かして、自動車の自動運転の分野に乗り出したという記事。私は、ドローンに関しても自動車に関しても、一般的な知識しか無いけれど、個人的には一寸疑問を感じる話し。勿論、DJI自体は大きな会社だし、色々技術的な蓄積はあるだろうから、自動車の自動運転に関してもそれなりに実力はあるんだろうけど、記事にあるようなドローン技術がどれだけ有利かという点に関しては、まだまだ未知数だと思う。

個人的にドローンと自動車の自動運用を比べて、大きな違いは二つあると思っていて、一つはドローンは空中を3次元機動出来るけれど、自動車は平面上の「道路」の部分を線状に移動する事しか出来ない点。勿論緊急時には道路を無視する場合も有るだろうけど、基本的には「道路」という通路上の移動しか許されない点は、今のドローンとは大きく異なる点。それだけ制限要素が多いわけで、ドローンの機動にも多くの制限が生まれるはずで、その分かなり異なるアルゴリズムが要求されるような気がします。そしてもう一つの違いは、ドローンは何か障害とかの発生を予見したら、その発生地点を回避するように飛行経路を変更するけれど、唯一異なるのは自動車の場合には重要な行動動作である「緊急停車する」という事が無いという点。個の違いは結構大きい気がします。

3次元機動であるドローンに対して2次元機動をする自動車だから、違いが発生するのは当然で、例えばドローンが危険回避のために急上昇したり急降下する場合には、自動車では急停車する、という置き換えをすることで近似する事は可能でしょう。でも、左右の急旋回をするケースでは、自動車では道路からはみ出してしまう可能性もあるわけで、その場合はぎりぎりを掠めるように前進するのか、やはり急停車するのか、色々アルゴリズムは複雑になりそう。さらに、空中を飛来するドローンは、360度視界はそれなりに確保されるのに対して、車の場合は360度の視界は確保できても、直ぐ先が建物とか他の自動車などで視界が塞がれる場合も有るわけで、その辺りのアルゴリズムも、またドローンとはかなり異なりそうな気がします。

少し前の話題で、今後EV車が市場を席巻した場合、既存の自動車メーカーが淘汰されて、新しいメーカー、例えばSWとかデータ処理に明るいメーカーがEVの覇者になる、と言うような話が結構されていたんですが、個人的にはその話にも今は疑問を感じています。理由は、EVになろうが現在のガソリンベースの自動車であろうが、基本はガソリンエンジンが電気モーターに変わるだけで、それ以外の駆動系が変わらない以上、方充電処理とか動作中のバッテリー管理みたいなところは新興メーカーが有利だろうけれど、やはり「車」という商品に仕上げる点では既存の自動車メーカーがまだ有利じゃないかと思います。勿論、EV車として確か日本の大学で研究しているように、タイヤの中にモーターを仕込んで、独立して動作するような今の自動車にはない様なデザインで先行する可能性はあると思いますが、そう言う方向に全体が行かない限りは、自動車メーカーも新規メーカーにも、どちらにもチャンスは有るんじゃないかと。それと同じように、エポックメイキングな技術や製品が登場する可能性は大きいけれど、そこに至るにはまだまだ多数のそして複雑なパラメーターが存在していて、どの様にも傾く可能性が大きいのが、今の自動車市場特にEVやPHV等に関しての乗客じゃないかと個人的には感じています。私も、何年か後には車の買い換え時期が来ると思っていて、もしかするとそれが人生最後の買い換えになるかもしれないわけで、その時にどんな車が目の前に登場してくるのか、ちょっと楽しみに待っているところです。

2021年4月21日

マスクハック

 TLに流れていた、米国CDCのマスクハック。

=> https://twitter.com/CDCgov/status/1382005659252760577

マスクを二つに折り、耳掛け紐のところを付け根で結んで、その重なる部分を内側で広げることで、N95マスクのように鼻から口-顎の部分に空間が出来て、かなり呼吸が楽になります。実際自分も早速やってみたら、以前は呼吸の時息を吸う時にマスクが口や鼻の部分に密着して苦しくなることもありましたが、少し試した範囲ではそんなことは無い。

一つ付け加えるならば、この加工をする前に鼻押さえの針金が入っている部分を折って、予め上の部分が鼻のラインにフットするようにしておいてから、二つ折りをして耳掛け紐の根元を縛る加工を始めた方が良いですね。あと、府耳掛け紐の根元の部分が近くなって、マスクの四つの角の部分がどうしてもほほの部分に当たります。CDCの映像では、元々のマスクのサイズが大きいのか、顔の横まで隠れるようになっていますが、私が今使っている不織布マスク(大人用の標準サイズ)では、以前だと顔の横まで隠れていたものが、この加工を加えるとえくぼのあるくらいの所まで、マスクの端(耳掛け紐の付け根)が内側に入ってきます。その辺りはもう少し改善が必要かも。

[2021年4月23日追記]
何日か試してみたんですが、足すかに鼻と口の周りに空間が生まれて呼吸するのは凄く楽。ただ、耳掛け紐を結んで短くなるので、その分耳に当たるところが痛くなったり、上下に広げても左右で結んでいるので、どうしても開いた蛇腹部分が閉じ気味になり、知らないうちに鼻が出ていたり、逆に顎の部分がずれ上がっていたりと、どうも具合が悪くなる場合も。多分、日本では「大人用、標準サイズ」として売られてマスクだと、この加工を加えると小さめになってしまうようですね。映像を見ても、アメリカ製マスクは加工後も結構サイズ感があるし。ということで、元の状態に戻してしまいました。今後大きめサイズのマスクが購入出来たら、また試してみようと思っています。

ワクチン確保

先日の日米首脳会談の時に発表された、米国ファイザー社製ワクチンの追加供給について、5000万回分の追加となるという記事。 どちらかと言えば与党に批判的な論調の毎日新聞が記事にするくらいだから、多分その内容は正しいんでしょう(そう言う判断基準かい-回)。

この追加供給が発表されたときには、菅総理の快挙を賞賛する声もある一方で、実は口約束だけとか、その後EU分の追加等もあり日本は結局蚊帳の外だったのではと言う不信感も出されていましたが、取りあえずはそれは払拭されたという理解で良いのかな。これで、ファイザー社製ワクチンだけで1億9400万回、一人2回接種が必要だから、9700万人分となり今予定されている16歳以上への接種がほぼ賄える状態に。このファイザー社製ワクチンに追加して、モデルナ社(5000万回分)とアストラゼネカ社(1億2000万回分)のワクチンも今の所予定に入っているので、かなり余裕が出来た計算にはなります。

ただ、アストラゼネカ社のワクチンは、接種後の血栓発生の問題でEUでも今の所使用中止状態で、こちらは今後の動向次第。となると、やはりファイザー社製ワクチンに暫くは期待が掛かることになりますが、ワクチンは届いてもそれを接種する医療従事者の数が足らないという事で、全員に行き渡るのは来年という発言も。このあたりは、実際に接種を運用する自治体の体力次第という事もあるので、中々難しいとは思うけれど、何とかワクチンが増えた分詐欺用可能な人材も、例えば今は引退した看護師の人を臨時に再雇用するとか、政府としても出来る選択肢はどんどん検討して欲しい。

実は、自分の親のところには既に接種の予約可能の知らせが来ているらしく、「打った方がいいか」とか行っているのですが、私的には「直ぐに予約しろ」と言っています。でも、昼間はワイドショー好きな母親などは「〇〇さんが言っているから、暫く様子を見る」とか言っていて、本当くだらないにも値しないでも情報を拡散している一部ワイドショーやテレビ番組には怒りしか感じない。今回だけで無く、これまでの反ワクチン報道の責任を、いつかメディアには徹底的に取ってもらいたいものです。

晒されるメディア

ジャーナリスト、佐々木俊尚氏のコラムから、戦後メデイアの病=弱者の代弁氏としての驕りについて。 最初から2/3位迄は戦前・戦後のジャーナリズムの話で、興味深い話ではあるけれど、肝は最後の部分ですよね。本来は「事実」を伝えるべきメディアが、自分達の意図・主観を「真実」として述べるようになり、しかもその正統性を担保するために、「弱者に寄り添う」事で批判をかわすと言うよりは封じる立場になってきた事を問題視しているところでしょうね。

つい最近も、ネット上でのとあるメディア関係者が、「最近メディアに対する批判が強いが、自分達は正義、だから頑張る」とか「昔はメディアへの批判は無かったが、最近は何かあると直ぐ批判される」みたいな書込がありました。これって、今から何十年も前、メディアと言えば、ラジオ、テレビ、新聞位しか無かった時代の事を、今でもそのまま通用すると勘違いしている証拠でしょうね。ネットが発達して、全ての人が情報発信が出来るようになり、瞬時に既存メディアだろうと個人の発言だろうと、公開されて拡散されて、反応が戻ってくる時台になってきている認識も自覚も覚悟も無いんでしょう。

大体、特定の媒体しか無い時代に、仮に反論しようと思っても、先ずはその媒体に取り上げられないと出来なかったわけで、それは事実上反論の手段が無かったのと同等の話。決して、メディアに対しての批判や反論が無かったわけでは無くて、手段が無かっただけの話。それを誤解しているのか、蒸ししているのか。強いて言えば、読者からのコメントみたいな物はあっただろうけど、それは社内で閉じているから世間は知ることは出来ない。公開されるようなコメントは、良い内容だろうと悪い内容だろうと、社内的に確認されて承認された物だけが掲載されるわけですから、少なくともメディア側にとって「毒」にはならない。でも、今のネットでは、玉石混交全ての情報が戻ってくるわけだから、読者や視聴者同様メディア側にも「ネットリテラシー」「情報リテラシー」を十分に保持する必要があるはず。でも、そんなものは極々一部のメディア関係者を除いてないことは、既に知れ渡っているわけですしね。

一番の問題点は、佐々木氏が指摘されているように、弱者やマイノリティを利用して、彼らに寄り添う素振りを自分達の立場の正当化に利用していること。最近の例で言えば、福島の被災者に寄り添う素振りをしつつ、風評被害を拡大させているわけだし、その前にはHPVワクチンに関しても副作用を錦の御旗にして反ワクチン運動の推進者になり、結果的にHPVワクチンで防げたであろう問題を拡大させただけ。その名残というか流れは、今の新型コロナウイルスワクチンにも影響しているわけです。何度も書いているけれど、普通の企業だったらリコールとか製品回収をして、さらには代替手段の提供やその問題に対しての原因究明や対策提供をするわけですが、メディアではそう言う行動は見られない。逆に、何故メディアを攻撃するような発言がネットでは多いのか、みたいな方向にどんどん傾倒していくわけで、自浄作用なんていうものも期待出来ない状態に。「発信力」という力を誰もが持つようになった現在、それまでその力を独占していた「メディア」はそれに変わる「物」を自ら見つけて行かないといけないわけで、それが特定範囲に対してのみの訴求力であることが、今最大の問題なんでしょうね。


2021年4月20日

ウイルスセンサー


理研・東大・京大の共同研究で、新型コロナウイルスの超高感度・世界最速検出技術を開発したというニュース。 記事では簡略化されていて今ひとつよく理解出来ませんでしたが、リンクされているリリースレターを見ると、ちょっと理解出来た気がします(笑)。

ウイルスRNAとある機能の酵素を混ぜておくと、RNAと酵素が結合したときに微細な蛍光シグナルが発生するので、その個数をカウントすれば、RNAが幾つあるか分かり、且つその単位はウイルスRNAの1分子レベルで検出できるというもの。そう言う働きをする酵素技術と、さらには微細蛍光現象を感知できるデジタル技術の融合という事なんでしょうね。

リリースレターの後半には、今回の新型ウイルス以外の基礎疾患の診断や発見にも応用可能ということで、かなり期待が持てる技術のように感じられます。また、ランニングコストがUS$9となっていて、PCR検査のUS$5と比べてそんなに高くなく、将来的にもさらに安価に出来るとのことで、有望な技術のように感じられますね。まずは新型コロナウイルス検査に特化した技術の確立なんだろうけど、そこから他のウイルスや疾患への展開はかなり早くなりそう。センサーというか、蛍光を完治する部分は純粋に微細半導体加工技術なので、後はそのウイルス等に応じた酵素とそれに反応する蛍光レポーターと呼ばれる発光物質の特定が出来れば、どんどん応用の可能なんでしょうね。

試薬というか、一番分かりやすいのはリトマス試験紙だと思いますが、酸性・アルカリ性の度合いで色が変化して、それでpH値を知ることが出来ますが、行ってみればそれを凄く微細に且つ正確に実施するような物という大雑把な理解でOK? これまでだと、化学反応を起こす試薬開発が中心だったけれど、そこにデジタルの技術が入る事で、例えば人間の視覚では捉えられない高速な変化や微細な変化まで認識出来るので、より試薬の種類の幅も広がると言う事なんでしょうね。犬の嗅覚で癌を検知するとか言う話が以前有ったけれど、多分その犬の高感度の嗅覚部分を、デジタルセンサーが補うと思えば良いんでしょうね。段々と、サイボーグの世界観が近づいて来た気もするのは、SFの読み過ぎ。いずれにしても、日本発の技術として早く実用化して欲しい。

三井住友Hilton HHONORS VISA Platinum Card解約

8年程前に始まった「Hilton HHONORS VISA Platinum Card」も、既に新規募集は終了して、サービスも来年の8月で終了。 発行されて直ぐに契約して、以後毎年10滞在のクライテリアを満足させつつ、Hilton HHONORS Diamond特典や、付帯しているPCJ (Premium Club Japan)のサービスを有効に利用させて貰っていたので大変残念。後継のHilton HHONORS Amex Premir Cardを3月に契約して既に使い始めていますが、とにかくHHONORS Diamond維持のためには、年間200万円以上の使用履歴が必要になるので、それが大変。それでも、複数枚のクレジットカードを所持していて、それら全体の年間使用金額はそれ以上なので、使用カードの付け替えをすればそんなに厳しい条件では無いのですが。

で、このHHONORS Amexを使い始めて一月近くが経過しようとしています。最初の一月間に10回以上の使用履歴で、HNONORS 1万ポイント付加とか、最初の3カ月で30万円以上の利用履歴で3万ポイント付加とか、いろいろと利用特典が設定されているので、まずはそれを目指すことに。すでにMizuho Amex Platinum Cardも持っているので、そちらでの利用先を付け替えるのが先ず最初だったんですが、となるとこのAmex Platinum Cardも重複するからいらないかなぁと言う気がしています。見栄だけで持っているのも無駄だし(笑)。このカードの今後に関しては、来月以降に一寸確認してから決める予定。

今回のHHONORS Amex Premium Cardですが、Amexはどうしても利用の買う先が限定されるという認識が私には合って、だからメインカードにはしたくない・成れないと思っていました。只、今回カードが来て意図的にあちこちで使用してみているんですが、例えば以前は弾かれていた自宅近所のガソリンスタンドの給油機のカードリーダーでも、今回利用できてビックリ。多分提携先のJCBが頑張っているんだろうけど。それ以外の、個人経営のお店なんかでも、以前はAmex系は手数料が択手取り扱っていないお店が多かったのに、最近は結構増えている印象を受けます。まぁ、利用者にとっては良いことですよね。

と言うわけで、新しいHHONORS Cardを使い始めて一月近くが経過し、移行は順調に進んでいることもあって、これまで散々お世話になった旧HHONORS VISA Cardを解約することに。既にサービス終了がアナウンスされて居ることも有ってか、VISAのVpassという自分のアカウントからボタン一つで解約処理が出来てちょっと拍子抜けました。まあ、普通ならサービスセンターに電話して、その時に散々引き留められてみたいな手続きが必要だったと思いますが、事情が事情だけに仕方ないのかもしれません。こちらとしては、簡単なことは嬉しいのですが、解約手続き後自分でハサミを入れたカードは、どの場合でもちょっと寂しい気がしますね。私の場合、サービス毎にカードを作ることは無くて、出来るだけ集約して利用するタイプなので、やはり一つ一つのカードにそれなりに思い入れもありますし。ありがとうございました。


火星の空

火星探査車「パーシビアランス(Perseverance/忍耐)」に搭載された、火星探査ヘリ「インジェニュイティ(Ingenuity/創意工夫)」が、初めての飛行に成功したというニュース。まずは、ロケットを打ち上げて衛星軌道に持ち上げることが大変なわけで、そこから火星までの飛行ミッションを成功させ、さらに探査車も含めた探査機材を無事に着陸させ、そこから搭載していた火星ヘリコプターの飛行を成功させるという、何代買い物難関を越えてのミッション。

この火星ヘリ、1.2mの回転翼2枚を持っているとのことで、反転回転翼なんでしょうね。そのサイズの物を搭載しているというのも凄いけれど、地球の大気密度の1%程度の火星の空気の中飛び上がるために、毎分2500回転するというのも凄い。微弱な太陽光から発電して蓄電して、それで飛行するんでしょうけど、やはりアメリカの持っている技術力は凄いなぁと改めて感じます。

この火星ヘリには、人類初の動力飛行機での飛行に成功した「ライト兄弟(Wright Brothers)」の飛行機、「ライトフライヤー号(Wright Flyer)」の翼の一部(布)を搭載しているなんて、いかにもアメリカ人が好きそうなストーリーですよね。で、この初飛行に成功した場所を「ライトブラザーズフィールド(Wright Brothers Field)」と名付けるのも、いかにもアメリカっぽい気がします。実際にライト兄弟が初飛行に成功した「キティーホーク(Kitty Hawk)」は、仕事の出張でよく行っていたNorth Carolinaにあり、私も2回位週末に行ったことがあります。「人類初飛行の場所」だから、結構色々あるかなと最初は期待したんですが、当時は記念碑みたいなものがある砂浜だけで、かなり拍子抜けした記憶があります。

実は、ライト兄弟の初飛行にの2年前に実は初飛行に成功していたのではと言われる、グスターヴホワイトヘッド(Gustave Shitehead)なるも知られているのですが、写真等の記録が乏しいという事で、ライト兄弟が「初飛行」という事になって居るみたいですが、このあたり単に記録だけの問題では無く色々政治的な課題もあるのかなと勘ぐってしまう。まぁ、NASAが今回ライト兄弟の名前を使用したことで、歴史的には確定するんでしょうけど。勿論、そう言う裏の事情とは無関係に、今回の火星ヘリの飛行成功は快挙だし技術と科学の成功例の一つであることは間違いないですね。

2021年4月19日

枝野、寝ろ

何か、「枝野氏、大丈夫か?」と心配になる発言。 昔、何でも欲しがる「クレクレタコラ」っていう番組があったけれど、まさに「クレクレエダノ」と言われても仕方ないようなこう言う発言が、ここの所何度も続きますね。

野党が与党政権を目指して日々活動するのは当然のことだけれど、その活動の対象は「国民の生活向上」とか「平和維持」とか「経済活動の活性化」とか、そう言う社会全般に対してのはず。ところが最近の彼や、立憲民主党の発言を見ると、とにかく自分達を中心にしろ、自分達に政権を持たせろ、俺たちにやらせないから日本は駄目なんだ、みたいな、どこからそんな自身が出てくるのか不思議な状況。

一番不思議なのは、「政権を渡せ」という言い方。10年以上前に、旧民主党が当時の自民党から政権を奪取したのは、仮にも国民の支持を得て選挙で自民党など与党議員を破ったからなわけで、その後の実績は別にしてもちゃんとルールに従って、議員を増やして行ったからこそ。中には、ガソリン税とか消えた年金対策とか、結局は大風呂敷を広げて、広げたままで終わった物も多いけれど、それでも美辞麗句と知りつつも当時の国民の多数が支持したから、選挙でも勝てたわけで、少なくともそう言う努力と実績は会った事は確か(自民党のオウンゴールも多かったけれど)。でも、現在の政権を狙う立憲民主党は、何かというと「政権を渡せ」ばかり。何故、選挙で勝って奪うと言わないのだろうか。それは、もう政党支持率に如実に表れているわけで、旧民主党時代は自民党と並んで20%位の支持率を得ていたから選挙に持ち込んで勝負も出来たけれど、今の自民党は30~40%位の支持率がそれでもあるのに対して、立憲民主党は数%と10倍近い差がある。そんな中で選挙をしても、勝てないばかりか、下手をすれば所属議員数がさらに減る可能性も大きい。

共産党との共闘が行きすぎいていて「立憲共産党」とも揶揄されるくらいだけれど、考えてみたら自民党も社民党と連立政権を作って、当時の村山富市社民党党首を総理大臣にしたくらいだから、そんなに変な話では無いと思うけれど、でも村山政権は阪神淡路大震災の対応の不味さもあり終わったし、結局その時に容認した自衛隊問題で社民党はどんどん分裂していったことを考えると、連立も一つの方法とは言えやはり相手を考える必要があるわけで、余り良いアイデアとは言えないでしょうね。特に、共産党との連立は、自民党が公明党との連立を切れないなと同じで、特に感安定した票が欲しいと言うだけの理由だから。それでも、公明党はそれなりに自民党に対してのブレーキ役的存在にもなる場合も有るからまだ良いけれど、立憲民主党と共産党も含む野党統一政権が仮に誕生したら、共産党はブレーキ役所か時限爆弾になりそう。東日本大震災当時は、不甲斐ない当時の菅(かん)総理に変わって、それこそ寝る間も惜しんで対応し、ネットからは「枝野、寝ろ」と言われたけれど、今も同じ言葉が掛けられるんだろうなあ。意味的には180度違うだろうけど。

見苦しい引退後

 産経新聞に掲載された、鳩山元首相の菅総理とバイデン大統領の会談に関しての記事なんですが、取材した記事かと思ったら、単に彼のtwitterを紹介しているだけ。何か、記事にするだけの内容があるならともかく、こんな文字通り箸にも棒にもかからない呟きを、わざわざ記事掲載する必要性なんて微塵も感じない。

と言うか、史上最低の総理大臣の一人に、菅総理にしても他の総理にしても「哀れ」とか言われたくないよなぁと同情してしまう。ご自身は、当時のオバマ大統領との会談で、後に「やりにくい、付き合いにくい」と言われたのは知らないのか忘れたのか。沖縄の基地問題にしても、「最低でも県外」と言いながら、最後は「県内移転が必要」と現実を突きつけられて、結局何もせずに逆に騒ぎを大きくして消えていったし、引退したはずなのにちょくちょくいっちょかみしてくるし。

この人の議員時代には、母親から何億という「子ども手当」を貰っていたことが発覚したけれど、結局は当時の与野党交替の雰囲気にメディアが荷担したからか、有耶無耶で終わってしまったし、その後も自分の事務所に自衛隊関係の書類を持ち帰っていたりと、やりたい放題。それなのに、なんでどこからもお咎めが無いのか未だに不思議。少なくとも、議員としての資質は無いに等しいと思うので、もし日本のために何かやりたいと思っているのだとしたら、自分の資産を活用した基金を設立して、問題解決をすれば少しは再評価されるかもしれないけれど。

まぁ、鳩山氏以上に、何故かわざわざ個人のtweetの内容を取り上げて記事にする産経新聞も産経新聞だけれど。強いて言えば、そのtweetにしても相手をこき下ろすだけなら素人にも出来る分けで、仮にも元首相経験者として会談内容に関して自分の意見を述べるなり、批判ではなく批評する位の度量があれば、まだ評価されるんだろうけど、何か子どもの喧嘩で遠くから悪口を言っている感じ。「晩節を汚す」という諺があるけれど、通常は以前は高い評価を受けていたのに、後にそれを覆すような振る舞いをする事ですが、昔の高い評価も無い人が、後にさらに酷い振る舞いをする場合には何というのだろうか...

Four Points by Sheraton Nagoya Centrair

BONVOY系11滞在目(20-22泊目+25泊+19泊+5泊)は、 ほぼ一月振りとなるセントレアのフォーポイント。今回も1万円を切るレートが出ていたので、ワーケーションを兼ねての宿泊。

今回チェックインの時に、予約した時のレートだと最上階の12Fのキングルームが利用可能だが、5Fになるがプレミアムルームにアップグレードも可能と言われて、ちょっと迷いましたが、別にそんなに広い部屋で無くても構わないし、最上階のフロアーはまだ利用した事が無かったので、そのまま12Fの部屋をお願いしました。

実は眺望にちょっと期待したんですが、隣りのホテルの駐車場が見えるだけで、滑走路は勿論空港ビルすら見えない(笑)。その空港ビルは、相変わらず寂しい雰囲気で、羽田とかですらそこそこ飛行機が飛んでいてもあんな状況だから、セントレアは言わずもがななんですが。一応に本の中心部にある空港だから、利便性は高いと思うものの、如何せん主な地域・都市へは新幹線も走っているわけで、沖縄とか北海道とか、遠隔地行きのフライト以外は余り利用されていないんでしょうね。アメリカのように国土が広ければ、ハブ空港として一番利用される部類だと思うけれど、日本の場合は端から端まで飛んで、やっと3時間一寸くらいの距離ですから、名古屋からだと2時間掛かるかどうか位の距離でカバーされてしまう。その遠距離線である沖縄、北海道線にしても、そんなに日中フライトがあるわけでも無いし。航空機産業の日本の中心地・名古屋ではあるけれど、空路需用はそんなに高くないというのは何か皮肉にも感じられます。

2021年4月17日

I/Fの未来

 佐々木俊尚氏のコラムから、電子デバイスI/Fの方向性に関しての話題。デザインや機能実装の自由度の高さから、「タッチパネル」「タッチスクリーン」系のI/Fは今の主流になりつつありますが、「画面を見ながら、そこに表示されたI/Fを操作(タップ、ドラッグ等)」する、「対面型」のI/Fは再び「同方向型」のI/Fに代わり、最終的にはインプラント技術などで人間と一体化するだろうという話。

佐々木氏は、タッチパネルI/Fの難点として画面見ながら操作することにより、そこに意識が集中することで、本来集中すべき方向、例えば運転中なら前方の状況把握が疎かになる点を指摘されています。確かに、液晶ディスプレイがダッシュボード内に組み込まれているような場合には、視線が前方とダッシュボードを行ったり来たりするでしょうけど、その映像がオーバーヘッドプロジェクターでフロントガラスに投影されれば、かなり改善されると思うし、タッチパネルもタッチパッドで手元で操作できるようになれば、液晶画面を見ながら操作する事には変わりないけれど、操作性はかなり違ってくると思います。

車のダッシュボードよりも、さらに複雑な航空機の操作系では、グラスコックピットが今では標準なわけで、佐々木氏が書かれているように、操作するときにその画面を見なければ行けないというデメリットはあるものの、例えば操作系を階層化したり、重要な物をまとめたり、また操作する範囲がその画面の中に収まるということで、あちこち手を伸ばしたり体を動かす必要が無くなるから、それはそれで安全性の向上が期待出来るとも思いますし。一方で脆弱性としては、その液晶パネルが例えば異物が当たって画面が壊れてしまえば、全ての操作系が動作不良になってしまうので、万一の場合には脆弱性は益しようパネルの方が弱いと思う。

結局は、過去技術の無い時代に生まれたものは、その当時に確率したI/Fを踏襲していく必要性があるし、その中で差し替え可能な部分は徐々に世代交代していくという事。車の場合、ハンドルの存在はまだまだ重要だけれど、自動運転が徐々に実用化されていけば、ハンドルはスティック型になるかもしれないし、もしかしたらスマホで操作する時台にもなるかもしれない。最終的には、音声指示やジェスチャーによる「運転」が、自動運転の補助動作として使われる程度にまで進化するかもしれない。それまでの試行錯誤が、今進んでいるという事なんでしょうね。そう言う意味では、視覚に頼るタッチパネルのような液晶I/Fは「方向性」の中でもタッチパネルに対しての「指向性」を持つけれど、同じく方向性はあるけれど「無指向性」の音声認識・音声ガイド等は、対面式だけれど同方向性の自然さも同居しているI/Fじゃないだろうか。車に関して言えば、今自分の自家用車にも音声認識システムが内蔵されていますが、SiriやOK Googleと比べてかなり残念な性能なんですよね。あの辺り、まだまだ改善の余地があると思うし、そうなると「無指向性」の方向性I/Fが、究極のインプラトンまでの繋ぎになりそうな気がする。

スーツの集団

昨日自宅近くのイオンモールに朝出かけたとき、モール内に入って暫くすると、スーツ姿の男女の集団に遭遇しました。年齢的には30代を中心に、20代や40~50代と思われる方もいて、全体で30人位いたかなぁ。女性の方も2~3割位いて、一体何なんだとビックリしました。 

どうもリニューアル中だったコスメショップがリニューアルショップしたので、その店舗に商品を入れている化粧品メーカー各社の人達が、リニューアルオープン祝いに駆けつけた、と言う事らしい。私が言ったのは、丁度専門店がオープンする朝の10:00少し過ぎ位でしたが、こちらの店舗の写真にあるように店内も結構混雑している様子でした。自分はコスメも化粧品も使わないから、全く縁の無いお店なんだけれど、まだまだ養生中の店舗区画が目立つモール内だけに、1店舗だけでも開いてくれるのは1ユーザーとして嬉しい。

チラッと内部を通りすがりに見たんですが、奥行きが深くてビックリしました。並びの店舗の外からの様子と比較すると、奥行きは2倍位ありそうな印象。でも、この店舗区画は、その奧の反対側に眼科医院が入っているので、そんなに奥行きは取れないと思うので一寸不思議。店内デザインで奥行きの深さを意識させて、その分各社の商品数とか種類とかも豊富なような印象を与えるようにしているのだろうか。

決してイオンモールの回し者ではありませんが、来週金曜日23日には一連のリニューアルが一段落して、今はまだ養生中の店舗区画も新店舗だったり、リニューアルした既存店舗が再オープンして、また賑やかさが戻ってきそう。新規開店組では、一足早く開店したAlpen Outdoorsには、用事が無くてもモールに行けば必ず寄って店内を一回りして、日々キャンピング心がかき立てられていますが(笑)、23日にはその上のフロアーにAlpen Sports DEPOがオープンするので、こちらもちょっと楽しみ。以前は言っていたスポーツ店のヒマラヤの店舗に、横にあった赤ちゃん用品のお店が移転してスペースが拡大されているので(実は、一番最初のスポーツ店がその規模だった)、品揃えに期待しているところです。G.W.には、混雑するのかなぁ。その前にちょっと新店舗のチェックをせねば。

2021年4月16日

移動制限は効果的か

非常事態宣言が解除されて「やれやれ」と思ったところ、関東1都3県や、関西地区などでは陽性者数が増えていて、再度移動制限などを指示出来る「まん延防止等重点措置」適用がされようとしている事態に。今朝のCX系「めざまし8」に出演されていた、外国人コメンテーターの方(名前は失念)が言われていましたが、他のアジア諸国や欧州も同じ感染拡大のトレンドを見せており、日本の対策云々と言うよりも、新型コロナウイルスの感染トレンドが忌まそうなっていると考えた方が良い、と。確かに、日本以上のロックダウンをしている地域や、ワクチン接種が進んである地域でも、同様のトレンドがでていて、日本特有の現象で無いと言う事は自分も何となく感じる所。

唯一の例外としては、ワクチン接種がかなり進んでいるイスラエル位でしょうか。徹底したワクチン接種でその効果はかなり期待出来ることは分かってきたので、これはこれとして今後の知見として重要だと思う半面、国の規模とか仕組み、さらには人口などを考えると、イスラエル位の規模なら可能でも、その何十倍もの人が居る日本などでは中々そこまでは難しい。東京都の小池都知事を始め、陽性者数が増加している地域の首長は外出や人の移動を極力控えるように依頼。特に小池都知事などは「東京に来ないで下さい」とまで言っているけれど、をぃをぃそれって東京2020はどうするんだと。

100%無関係とは言わないけれど、あれだけ批判を受けたGo Toトラベルを中止しても、結局は感染の傾向は終息しなかったし、正直人の移動による要因はゼロとは言わないけれどかなり少ないと言って良いのでは。実際、移動時に密になる可能性の高い電車だったり飛行機は、数分間隔で室内換気されているので、下手な場所よりも飛沫感染するリスクはかなり少ないでしょう。また、徒歩移動であれば常に空気が移動するなかに居るので、こちらもリスクは低いと思う。唯一懸念されるのは、例えば信号待ちの時等で、回りに丁度感染させやすいタイミングの保有者が板場後かだろうけど、それもちゃんとマスクをして距離を取れば、やはりリスクは下げられるはず。だから、移動する事自体が感染拡大の要因に繋がるというのは、ちょっと現時点では無理があると思うし、それを中心に人達に無理強いをすることの効果も疑問。

やはり、感染経路が分かっている、例えば院内クラスターやカラオケ店など、人が集中して居る場所の対策を重点的に進めるべきだと思う。所謂会食機会にしても、営業時間制限よりは、座席位置の間隔とか室内換気の状況、さらにはマスク無しの会話の抑制とか、そういう部分をもっと厳密に指導するべきだと思う。その分、営業可能時間は今よりも遅くして良いけれど、仮にクラスター発生したら、その店舗だけで無く周辺店舗も含めて査察対象にして営業指導が入るみたいな、ピンポイントの指導の方が重要だと思うなぁ。その分、人出は掛かるかもしれないけれど、今のように移動制限するよりは効果的だと思う。最近では、変異株が若年層に対して感染力が高まっていることが言われているけれど、初期の頃に若い世代は感染しない、感染しても軽傷で済むという話が、今も生きていて、だから彼らが余り感染対応に熱心で無い事が、ジワジワと感染拡大している原因の一つじゃないだろうか。あと、街中でのPCR検査が広がっているけれど、あれで偽陰性の人が大量にでていて、それで安心してマスクなしとか夜遅くの会食とかに繋がっている気がします。感染拡大を抑える対策は必要だけれど、移動制限が本当に効果的なのか、ちゃんと考える必要があるように思いますね。

CFL Global Draft

アメリカにNFL (National Football League)があるように、カナダにはCFL (Canadian Football League)があります。2019年に、日本のX-Leagueとパートナーシップを結ばれ、昨年はコロナ禍の影響で中止されましたが、日本からCFLへ挑戦するパスが出来ました。アメリカ人、カナダ人以外の海外選手を対象に、正規選手2名、練習選手3名の5名の枠を各チーム(全部で9チーム)が持ち、そのうちの4名分のドラフトが日本時間の今日の早朝に開催されました。

世界各国からの候補選手は300名位いて、その中からある程度絞られた選手からドラフトされます。日本からは、12名がリストされ、その中から6名が今回のドラフトでピックアップされて最初の関門を突破。内訳は、キッカー(K)が二人、オフェンスライン(OL)が一人、ラインバッカー(LB)が二人、ランニングバック(RB)が一人。日本人以外の選択選手も含めて感じるのは、カナディアンフットボール(CFL)のNFLとは異なる特殊性みたいなもの。NFLも含めて、アメリカンフットボールの試合人数は11名ですが、CFLは一人多い12名。さらにフィールドサイズも縦・横ともにNFLの企画よりも大きく、またTDを狙うエンドゾーンの奥行きはNFLの倍の20ヤードあります。したがって、試合はパッシングオフェンス中心で、点の取り合いによるシーソーゲームになりやすく、それがCFLの魅力の一つとも言えます。今回、QBのドラフトが無かったのは、やはり試合の組み立てや実行で外国人としての難しさがあるのかなとちょっと感じます。また、レシーバーも、ワイドレシーバー(WR)が二人、タイトエンド(TE)が一人選択されていますが、今回4人のWRが居た日本人メンバーからの選択はゼロ。能力的には、どの選手も十分ドラフトに値すると思うのですが、考えられるのはコミュニケーションの問題(英語力)、とサイズかなぁ。一応、各チーム2名の選手と3名の練習生の選択権があり、今回はそのうちの4人分が行使されたもの。各チーム、後一人分のドラフト権が残っているので、今後何処かのチームから声が掛かる可能性は高いと思いたいですね。

メジャーリーグが、頂点のMLBから、3A、2A、1Aと階層構造が作られていて、下部組織からMLBへの昇格もありますが、CFLとNFLの関係はそうでは無くそれぞれ独立した組織だから、CFLに居るからNFLに昇格できるわけでは無い。ただ、NFLとしても例えば欧州リーグからよりも、即戦力になりやすいCFLから選手を持ってくる方が、リスクも低いわけで、CFLというものがNFLのある意味バッファーみたいな存在であることも事実。ただ、NFLとしては潤沢なUSカレッジフットボール界から優秀な選手がどんどん生まれてくる中、CFLや海外リーグから選手をピックアップする理由は、よほどの理由=レギュラーが怪我をして即戦力が今すぐ欲しい、というような場合だろうから、それに答える成績を先ずは残して、NFLスカウトの目にとまるようにするのはさらに大変。今回選択された選手も、5月からのキャンプに参加し、そこでセレクションされて6月に登録されれば「日本人初のCFL選手」になれます。その後、6月中旬から10月まで、CFLのシーズンは続きますが、その中で出場機会が得られれば、8月からのNFLシーズンで収集される可能性も生まれてきますが、まだまだ険しい道のりでしょうね。

今回選ばれた6名のうち、RBの李選手(OBIC)は、NFLを最初から狙っているから、ドラフト指名を受けたけれどCFLには行かずに、NFL挑戦を続ける可能性が高いので、実質5名のうち誰かが日本人初のCFL選手になる可能性が今の所あると言えます。ちょっと以外だったのは、OLやLB等、結構日本人が不利と言われるサイズが必要なポジションに半数が選抜されたこと。それでも、OLの町野選手(富士通)は、197cm/136kgと十分なサイズだし、LBの二人、丸尾選手(アサヒ飲料)も183cm/102kg、山岸選手(富士通)は182cm/102kgと、LBとしては十分なサイズですからね。ただ、サイズは互角でもスピードは日本選手とはかなり違うと思うので、それにどれだけ対応出来るかで、今後の生存可能性が決まりそう。残るキッカー(K)は、佐藤選手(IBM)が178cm/80kgと山崎選手(OBIC)の173cm/85kg。サイズ的にはアメリカ人的には小さい方なのかもしれない無いけれど、フットボールのポジションのうち、唯一コンタクトされないポジションなので、サイズは余り関係無い。純粋にキック力だけが問われるポジションなので、可能性的にはこの二人が一番近いかもしれません。いずれにしろ、次の関門6月のロースター登録目指して頑張って欲しいです。

あぁ、ブーメラン

福島第一原発処理水の海洋放出に関して、国を挙げて反対していた韓国ですが、韓国の聯合ニュースがこんな記事を掲載。 昨年10月に、韓国海洋水産部や原子力安全委員会等による韓国政府の合同タスクフォースが、「科学的に問題ない」という政府報告書を作成していたと言う内容。

記事によれば、

  1. 海洋放出が与える影響は、拡散・希釈されて有意味な影響は無い
  2. 日本のALPSの性能に問題は無い
  3. 日本の海岸地域付近の放射能の影響は、妥当な数値だった
  4. トリチウムは生体に濃縮・蓄積されにくく被爆の可能性は極めて低い
と言う内容だったとのこと。つまり「全く問題なし」と半年程前に政府がお墨付きを与えているわけです。それなのに裁判するの?

と思ったら、こちらのハンギョレの記事では、専門家の意見は意見だが政府の立場では無い、と強弁しているらしい。まぁ、火の無いところに煙所か大火事を作る国だから今更驚かないけれど、こちらの記事を見ていると、福島第一原発の海洋汚染に関して騒ぐことが、逆に自国の水産業に対しての風評被害を誘発することになっているという笑えない状態に。実際福島県沖の海流の流れを見ると、北からの親潮、南からの黒潮の交流地点で、どう見ても黒潮の流れに流されて、太平洋上に拡散されるようにしか見えない。仮に、親潮に逆らって北上したとしても、津軽海峡と宗谷海峡は、西からの対馬暖流が流れ込んでくるから、ここを逆流するのはさらに難しそう。どうあがいても、福島の処理水が韓国に届くことは無さそうだけれど、ロシアや中国からの排気処理水は朝鮮半島の東側に堪ることの方がありそう。

これまでの例を見ても、仮に彼らの主張を覆すような反論や証拠が出てきても、それを無視して、場合によってはそれらを「捏造」と言いつつ、自分達の主張のみが正義という立場を堅持する。それって、何処かの野党の立場とそっくりなんだけれど、どちらかがどちらかを見て真似ているんだろうかと思うくらい。でも、結局はどちらも国民の支持は得られず、極々一部の支援者だけが支援し、それもその活動が過激になるにつれて、どんどん減っている気がします。一昔前ならいざ知らず、今ではネットがありあっと言う間に事実が拡散される時代ですからね。昔のように、不確かな情報に振り回されて信じてしまう余裕すら無くなってきていることが、段々と世の中の動きや考え方を軌道修正させている気がします。そう言う意味では、元々の処理水の今後の状況なども、包み隠さずリアルタイムに公開していくことが、手間や時間は掛かるだろうけど一番確実な方法だと思いますね。

2021年4月15日

ならば裁判で

福島第一原発で保管されている、処理水の海洋放出に関して、早速韓国がいつものようにいちゃもん抗議声明を出して、さらに今回は「国際会用裁判所に提訴する」事を検討するように、文在寅大統領が担当部署に指示をしたという記事。 まぁ、かなり無理があるという事は素人の自分でも分かりますよね。

まず、「放出による韓国への影響」と言うけれど、太平洋側への排出なのに間に日本列島が入っている反対側の韓国へ、どの様な影響があるというのだろうか。それを言うのであれば、日本海を汚染している韓国の原発冷却水排出を止めて貰わないと。さらに、韓国との十分な協議不足と言うけれど、基本的には日本の国内問題だし、処理に関してはIAEAからのお墨付きも貰っているわけだから、個別に対応する話でもない。近隣の不安に配慮しなかったというのも、自分達で勝手に騒いでいるだけで、それを納得させないで勝手な行動を取るなというのは、これまでの所謂慰安婦問題、徴用工問題、等と同じ構図の話。

先日の国内選挙(ソウルと釜山の市長選)では、与党が惨敗してますます文政権の支持率が下がり、確かこれまでで最低の33%まで落ちてしまう結果に。歴代の韓国大統領は、政権末期、あるいは其れ以前でも支持率が下がると、日本叩きをして支持回復をするのが定石な訳で、これまでは竹島の領土問題や所謂慰安婦問題を持ち出しては騒ぎ、最近ではそこに徴用工問題やその補償問題を出してきたけれど、既に使い古されたカードであり、新鮮味も無い。そこに、渡りに船と海洋放出の話が出てきたから、早速飛びついたと言う状況なんでしょうね。そう言う意味では、文大統領は菅総理に感謝しているかも(マテ)。

韓国が騒いでくれるから、中国もいっちょ噛みして同じように批判しているわけで、これは韓国に代理戦争をやらせて漁夫の利を得たいだけ。日本と米国の関係強化に対して、一言言えば日本は退くと思っているんだろうなぁ。さらにロシアも一言言ってきているけれど、まぁアメリカが「Good Job!」と言っているから、自分達は「反対」と言いたいんでしょうね。ロシアなんか、原子力潜水艦をそのまま放棄していて、日本海への影響が心配されるから日本がわざわざお金を出して処理したくらい。自分達の尻拭いも出来ない人達から、それを忘れて文句を言われたくは無いよなぁ。何処の国も日本海に面している国だけれど、その日本海に自分達の原発の冷却水(=トリチウム)を排出していることには変わりないわけで、まぁここ最近最大の「お前言う」案件と言えるでしょうね。それに対して、珍しく公明党の山口代表が中韓を批判しているけれど、まぁそう言う事ですよね。とは言っても、この放出に関しては、まずは国内のメディアがちゃんとした対応(=冷静正確な報道)をしないことが最大の問題なわけで、先ずは身内から正さないといけないのが日本の大きな問題だよなぁ。