2021年4月25日

AMC Leg#16: HND-OKA/-HND

 前回に続いて、今回も所用でのフライト。前泊していたので、それなりに余裕はあったんですが、朝7時からの朝食ビュッフェを食べている余裕は無かったので、丁度始まるくらいにチェックアウトして京急線で空港へ向かいます。この日は放射冷却の影響で、朝は少し肌寒いと感じる位。でも、これで日が高くなってくると、上着は入らないくらいに昼間は気温が上がるんですよね。そろそろ着るものも、これまでの冬用から春というか初夏モードに切替が必要になります。

空港に到着して、流石に朝食抜きは厳しいので、B1Fにあるマクドナルドで朝マックを頂いてから、2Fの出発ロビーに上がります。土曜日の朝でしたが、非常事態宣言の影響かやはり人影はまばら。この日のフライトは、59番ゲートからの出発予定で、南側のラウンジから見ると反対側北側サテライトの付け根の場所になります。時間が微妙だったので、いつもとは反対側で殆ど使うことの無い第二ターミナルの北側(左手)に向かい、保安検査場Bの先のAMCメンバー向けの優先保安検査場を抜けて、そのまま59番ゲートへ移動しました。

1) HND 08:30 - OKA 11:25 (NH467)

ゲートの前というか横には、高校生らしき団体が列を作って並んでいて、そのグループの搭乗が既に始まっていました。どうも、高校の修学旅行みたいで、この後那覇空港到着時に機長からアナウンスがありましたが、最後にこの団体さんへのメッセージがありました。このフライトは、事前に機内持ち込み手荷物削減のお願いメールが来るくらいだったので、ほぼ満席なんでしょうね。ドアクローズはほぼ定刻位で、暫くしてプッシュバックが始まり、その後D滑走路に向けて移動が始まり、RW05から離陸したのが9時少し前位でした。

水平飛行に入ると周りの席ではシートの背もたれを倒し始めたんですが、私の横に座っていた同年代くらいのスーツ姿のサラリーマン風の男性は、靴を脱いで足を組むようにして横になります。この時、その足先が私の方を向くように足が組まれたんですが、靴下の臭いが強い... 据えた臭いというのでは無く、いかにも「靴を脱いだ後の靴下の臭い」が漂ってくるんですよよね... 「参ったなぁ」と思ったんですが、幸いにもこの日の使用機材は国際線仕様のB787 (B78M)。その為、頭上には空気の吹き出し口があります。そこで、少し口を開いて風がこちらに向くようにして、臭いが反対側に流れるようにして、何とか難を逃れました(笑)。

いつものように軽く食事を頂いた後は、パソコンをWi-Fiに接続してちょっと仕事の資料の整理を。最近の機内Wi-Fiサービスは、十分とは言いませんが以前と比べると結構安定して接続出来るので、重宝しています。ただ、接続するタイミングによっては、なかなかAPが掴めないときや、地上に接続しても直ぐに切断してしまう名で、まだまだ満足出来るレベルでは無いのですが。

そんなことをしているうちに、沖縄本島に近づくと、左に少し進路を傾けて時計回りに回り込む空路に変わります。ここの所、真っ直ぐRW18Rに降りることが殆どでしたが、この日は久しぶりにRW36Lに降りるようです。エアショーの軌跡を観ていると、ちょっと大きめに回り込んで行きます。この日の沖縄は雨が降る悪天候で、結構厚い雲が空港の回りを覆っていましたが、その中に入ると結構揺れます。最後は、雨空で灰色の中RW18Lへ着陸して32番ゲートへ入ったのは、ほぼ定刻位のタイミングでした。

2) OKA 13:15 - HND 15:40 (NH996)

朝食を取って所用を済ませた後、この日は少し余裕があったのでラウンジで出発まで待つことに。この日のラウンジも結構混雑していて、6割、7割位の混雑具合でしょうか。この時、復路便となる羽田からのフライトの状況を見ると、30分もの早着になっていてビックリ。搭乗開始も早くなるかなと思って早めに33番ゲートへ行ったんですが、事前開発はいつものように定刻の25分前から始まったものの、すぐにグループ1~3、そして6までとなり、あっと言う間に搭乗が進んでいきます。プレミアムクラスは満席でしたが、普通席は結構空きがあるみたいですね。その為か、ドアクローズは定刻の10分近く前で、直ぐにプッシュバック開始。暫くして、RW36Rへ移動して、先行機の離陸待ちも無くそのまま滑走路に入って離陸したのは、13:20一寸過ぎ位と実にクイックな出発になりました。

出発はスムースで良かったのですが、このフライトで一寸困ったのが後ろの席の女性二人組。多分40~50代位と思われる女性二人組が私の後ろの席に座っていたんですが、この二人が席に座ってからずっと喋りっぱなし。特に、窓際に座っている話の主導権を持っていると思われる女性の声が、一寸低めの通る声質で、しかも声も大きめなので、申し訳ないけれど嫌でも耳に入ってくるし、話の内容も分かるくらいの声の大きさ。マスクはしているんだろうけど、一寸このご時世では有り得ないなぁと言う印象です。まぁ、出発前は仕方ないと思いつつ、タキシングが始まっても、離陸を開始してもその状況は変わらないので、堪らず私はイヤホンを取りだして雑音をシャットダウンしたんですが、結局羽田に着くまでずっとそのままでした。

この二人組、流石に食事の時には静かになるかと思ったんですが、食事中もイヤホンを通して話し声が伝わってきます。食事が終われば、また元のモードでずっと何か話をしている。カナルタイプのイヤホンをして、低い音量で音楽を流していても話していることが分かる位ですから、周りの人は堪らないかも。機内で話をするなとは言わないけれど、たまにこういう人が居るんですよね。ご本人は、自分の声質が結構通ることに気がついていないのかもしれないけれど、自分では小声で話しているつもりでも、結構回りに筒抜けの事ってあるんですよね。その場合は、相手の人が少しは弔慰した方が良いと思うのだけれど。イヤホンをする前までに、聞くとも無しに耳に入ってきた話だけで、結構プライベート情報も含まれていて、正直「勘弁してくれよ」という気持ちでした。

そんな機内の問題を除けば、この日のフライトも順調で定刻の30分近く前にはもう伊豆半島の先くらいまで進んでいましたが、その早着を打ち消すように房総半島の東側を北上して北からの新ルートでの着陸態勢に入ります。この新ルートは、さいたま新都心から新宿、お台場と、下の光景も楽しめて良いのですが、出来るならわざわざ遠回りせずに、早く着陸して欲しいなというのが本心(笑)。それでも、C滑走路のRW16Lに着陸してくれて、2タミ側とホッとしたんですが、到着ゲートはそこから大きく戻る58番ゲートだったのでゲートインしたのは定刻5分前でした。この後、品川駅にいつものように出て帰宅。今回のフライトも、色々プチトラブルはあったけれど、大きなトラブル無く終り、ホッと一息です。(続く...)

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