2025年3月31日

サインとPIN

現金決済を殆どしなくなり、多くの場合はスマホ利用の電子マネー決済を利用し、それ以外の場合の高額な場合などはクレジットカード決定をしている自分。そのクレジットカード決済での「サイン決済」が今日で終わり、明日からは原則PIN入力での認証に変わるという記事。 

自分の利用している範囲では、サイン決済を最後にしたのはいつだろうか。もう何年もPIN入力で決済しているから記憶に無いです。多分どこからのホテル利用をした時にサインしたのが最後だと思うけれど、それだって多分5~6年以上、10年前と言う事は無いと思うので7~8年位前だろうか。そう言う意味では、この今日から明日の切替で自分が受ける影響は「無い」といっても大丈夫でしょうね。

PIN対応が出来るようになったのは、やはりハンディタイプのカードリーダーが導入されたからで、今では宅配のスタッフさんなんかも、小型の懐中電灯くらいのサイズのカードリーダーを腰にぶら下げてきていて、必要ならばスッと取りだして決済していますし。以前は有線でリーダー部分と処理部分が分割されているものが酒量だった記憶がありますが、最近は多分公衆回線経由での無線型の端末が殆どで、店内で生産する場合も無線型の端末を最近はよく見るようになりました。端末も小型化されてきているし、クレジットカードのコンタクトレス対応になっているものも多くて、利便性はかなり改善された気がします。

日本の場合は、FeliCaで世界に先行していた印象があるんですが、その後NFC Type-A/Bがクレジットカードのコンタクトレスで一気に普及して、今では逆にType-A/Bの方が勢いがある印象。FeliCaの場合、Androidの場合やiPhoneでもSuicaの場合は、パスワード解除しなくても利用可能なので、他人が自分のスマホを悪用する事も可能。でも、ApplePayとかGoogle Payだと、一度端末認証を通すから、ある意味クレジットカードのPIN認証を通しているような感じなのかな。利便性では、1ステップ増えるわけですから、好ましく無いと思うけれど、セキュリティ的にはそちらの方が良いわけですが、うーん、でもやはりタッチ操作一つで全部終わる方が便利だと思う。Apple Payでの支払がちょっと今ひとつに感じるのも、その「一手間」が必要な事ですし。そのうちに、SIMがeSIMに変わったように、クレジットカードも物理カードからeクレジットカードに変わるんだろうなぁ。その時の個人認証って、どうするんだろうか。マイナカードで登録して、それで確認するようになったりして。

ミャンマー大地震

ミャンマーで発生したM7.7の大地震。軍事政権下で内戦状態という事もあるのか、情報自体が中々入ってこないけれど、政府発表の1,000人規模の死者数は、実際には1万人を越えている という話も聞こえてきていて、被害の大きさが心配されます。日本人在住者一人の方も、倒壊したアパートに滞在していて連絡が無いと言う事で、こちらも心配。ロシアや中国の緊急援助隊が入っているみたいですが、更なる援助が必要だと思うし、ここは日本も含めて周辺国が早急に援助投入したいところ。

更に今回の場合は、約1,000km離れた対のバンコクに長周期振動の影響が発生して、高層ビルに被害が出ていて、こちらも混乱している様子。タイは殆ど地震が発生しないという事で、耐震設計されているような建物が少ないらしいけれど、それでも最近流行のタワービルはどうしても揺れますよね。私も未だに東日本大震災の時に、21Fのオフィスにいてゆっくりとした揺れを経験した記憶が消えません。だから、タワマンに住みたいとも思わないし、仕事の時でもあまり高層階へ行きたいとも思わないし。あと、デザイン重視の設計なんでしょうけど、高層ビル同士を高層階で繋ぐ連絡通路が、接続している高層ビルの振動が同期していないので破壊される映像も出てきています。日本でも、渡り廊下みたいな作りで家と家を繋ぐ場合は、接続部分が柔軟に動くようにして置かないと、幾ら耐震設計していたとしてもその部分が破壊されるかもしれませんね。

今回の地震の震源地は、大きな断層が走っているところらしく、そう言う内陸部の断層が動くというのは余り日本に居るとイメージが沸きません。大陸内部なら安定して居る気がするんですが、それでも安心出来ないとなると居住地域に関して暫くは疑心暗鬼になりそう。これも根拠の無い疑心暗鬼なんですが、何か地球全体が小刻みに身震いしていて、それが世界各地で地震とか災害を発生させているような気も。そうなると、日本やさらに韓国でも発生した山火事も、若しかしたら地球の身震いが、と思ってしまうけれどこちらは野焼きなど人的原因が大きいみたいで、でも自然環境が不安定になると人の気持ちも不安定というか適当というか、注意力散漫な状態になりトラブルが生まれてくるのかも。

バンコクの長期震動によるビル倒壊は、不運にもその長期震動と強振してしまうような構造のビルが合ったからとも言えると思いますが、それ故に問題無い建物も多くて、同じバンコク市内でも明暗が分かれているというのは悲しい現実なのかも。しかしバンコクの場合、屋上にあるプールの水が大量に落下するシーンは、あれも恐い光景ですよね。そうで無くても水の重さでトップへピーになっているだろうし、下手にプールに浸かっているときに地震が発生したら、水と一緒に外に吸い出されてしまうことは無いのだろうか。タイのバンコクであの被害が発生したのですが、そこから多分1,000km位離れていシンガポールとかに影響は無かったのかな。今週末行くだけにちょっと不安が心配です。

2025年3月30日

(NH) HND-SIN/-NRT (2) - 気候の違い

出発まで一週間を切った、今年初めての海外渡航であるSingapore行き。 直前の準備をそろそろ始めないとと思いつつ、前回の同じ頃の様子を見てみると、入国に必要なMyICAの入力くらいが今回新規に必要なもので、それ以外は普段利用しているもの・持ち歩いている物をそのまま右から左に動かすくらいの作業で済みそう。ただ、一つ困るのが「衣類」の準備。

暫く前から真夏日なんていう日もあって、どんどん暖かくなるんだと思っていたら、今週からまた「寒の戻り」で寒さがぶり返してきました。行き先のSingaporeは「日本の夏」の気候だから、少なくとも上半身は半袖で無いと大変。一方出国日と入国日の日本は、結構寒さが戻ってきている様子で、この切替の服装をどうするか悩むところです。出国日は、早朝朝一の路線バスで浜松駅まで移動して新幹線で品川へ行き羽田空港へ移動しますが、時間帯的に長袖は必須だし、場合によってはアウターみたいなものも必要かも。多分気温差は10度以上あるので、結構厳しそう。帰国日も、成田空港到着予定ですが、それだけに都内よりも気温は低そうで、どうしようか並みます。

今の所、着替えは半袖のシャツ類を持参し、日本国内では少し厚めのトレーナーを着用して凌ごうかという計画。国内移動時は、外歩きする時間は殆ど無いので、車内とか空港内ならそれでも我慢できるんじゃ無いかと言う算段ですが、さてどうだろうか。なんせ荷物はバックパック一つで行きたいので、中綿入りのアウターは避けたい。というか、既にクリーニングに出していて、それをまた利用して再びクリーニングに出すのもなぁ...

残り数日の間に一番注意しないといけないのは、健康管理かな。先週末に出かけたときに、何か食べたものが悪かったのか、ちょっとお腹の調子が悪くなって「ノロ?」と焦ったんですが、何とか体調は戻ってきて今の所は問題無さそう。花粉症もそれなりに落ち着いて来たので、こちらも凌げそうだけれどティッシュペーパー持参は必須になりそう。残り数日を穏やかに過ごせますように... (続く...)

Touch I/F

タッチパネルI/Fの良いところは、限られたスペースの中に自由に「ボタン」配置出来ることだと思います。階層化も出来るので、例えばボタン全部を並べたら50cm×50cmのスペースが必要な場合でも、20cm×20cm位の画面に収めることが可能。ただし、それは操作性の向上も低強度着るかというと、それは違うんですよね。その実例として個人的に思っているのは、パソコンにタッチパネル画面のモデルが登場して随分と時間がたっているけれど、じゃあそれがパソコンの主流になっているかというと、必ずしもそうでは無い。OS自身がそのタッチI/Fをサポートしているのにそういう状況であることが、一つの証しだと思います。

現在乗車している自分のLexus NX350h (2024年モデル)も、14インチのナビスクリーンが搭載されていて、このタッチI/Fに昨日操作が集約されています。タッチスクリーンだけで無く、ハンドルの左右に搭載されている十字型の「オーディオ操作スイッチ」も最悪で、左右が選曲の先送り、巻き戻し、なのに上向きが電話の発信、下向きが音声エージェントの起動が設定されているので、曲飛ばし操作したつもりが発信してしまうことも。更に、このボタン、最初にタッチするとアクティブになり、その後に上下左右のボタンを押すと設定されている機能が実行されるのですが、最初に強めにタッチするとそのままその触れた場所のボタンの機能が実行されてしまう。そのため何度間違ってスマホで発信してしまったか。そのくせ、音声のアップ・ダウンは別の物理ボタンになっている。せめてボタン設定のカスタマイズ位出来るようにして欲しい。

物理ボタンと言いながらも、こういうマルチファンクションが定義されているのも「準タッチパネル」みたいなもので、その触れたときにどの機能が実行されるのか分からないのが最大の問題点。物理ボタンI/Fの場合は、そのボタンに設定されるのは1機能に限定して、さらに言えば押すたびに「ON→OFF→ON→OFF」と機能が変化するルールで統一して欲しい。昔の自動車は、まさにこういう物理的I/Fの世界で、その当時はまだ必要な機能数も限定的だったから良かったけれど、最近のようにオーディオ操作やナビ操作にスマホとの連携とか、どんどん要求機能が増えてくるともう機能を階層的にまとめて行かないと車内がボタンだらけになってしまう。そのための電子化の必要性は理解出来るけれど、もう一つ「先」を見て欲しい気がします。

例えば、よく使う昨日を最上位のレイヤーに設定出来るようなカスタマイズ機能を搭載して欲しい。それと同時にシステムの初期設定に直ぐに戻せる「リセット」ボタンも入れて欲しい。さらに言えば、そのカスタマイズした設定情報はクラウドに保存して、例えば車を買い換えても設定を継承できるようにして欲しいですよね。その上で、例えばハンドル上に設定するボタンの位置や数を統一化するとかまで進めくれたら、さらに望ましいと思うけれど。車の買い換えだけで無く、例えばカーシェアとかレンタカー利用の時に、車種が変わってもいつも自分が運転している環境が再現されるというのはかなりの付加価値になると思うけれど駄目かなぁ。自動運転も大切だけれど、そういう操作性の統一化と継承性に関しても何かアイデアが欲しい気がします。

2025年3月29日

ANA SUITE EXPRESS


羽田空港第2ターミナルのまん中右よりの場所は、以前はAMC Diamond会員向け優先カウンター・保安検査場がありましたが、新規に保安検査場Cの横により規模の大きいブースが出来、そちらへ以降。元のスペースは、ずっと養生された状態でしたが、4月24日から「ANA SUITE EXPRESS」として、AMC Diamond会員用の優先保安検査場に変わるという記事。 

以前もDiamond会員専用でしたが、チェックインカウンターが無くなる分検査機を以前の1台から2台に増設するんだろうか。今の新しくなった優先保安検査場も2台検査機は並んでいるけれど、稼働しているのは1台しかなかったような。それでも、結構な人数がいるDiamond会員のアクセスが二箇所に分散してくれるのはありがたい。しかも、今はエスカレーターで上がってきたから、そこそこの距離右側に移動しては入れるけれど、今回は以前の場所に再オープンするので、アクセスする距離は短くなりますからありがたい。そのままラウンジにも上がれますし。

最近何度か利用して感じるんですが、以前と比べてラウンジの混雑具合が減っている気がします。偶々だとは思いますが、人気の窓際の席が空いていることも多いし、「今日は人が多いなぁ」と思うときでも、左右のテーブルを占有しても問題無いくらいの混み具合ですし。Diamond会員には仕事で利用する人が多いだろうから、やはりギリギリに空港に到着して、保安検査場を抜けて、直ぐにゲートへと移動するのだろうか。

新しい保安検査場はG.W.前から供用開始するみたいで、残念ながら自分が次回利用出来るのは5月の終わりに予定しているフライトから。どんな様子になっているのか楽しみです。

DoubleTree by Hilton Naha

およそ一月ぶりの宿泊となるDoubleTree by Hilton Naha。 羽田からのフライトが30分以上遅れたため、ホテルに到着したのは20:00過ぎてから。本当はその前に夕食を食べようかとも思っていましたが、空港からホテル最寄り駅まで移動してしまうと、回りに食べ物屋さんも無いし、まずは一度ホテルに入って荷物を置いてから考える事にします。

このホテルはHHORNORS Diamond特典で飲み物を頂けるのですが、今回もハイボール缶を2本頂きました。あと、DoubleTreeと言えばクッキーが有名ですが、それも「甘い物が苦手だから」と何度か断っているうちに宿泊者記録にコメントが付いたのか「クッキーは不要でしたね」と言われてしまいました(笑)。

そうそう、今回ビックリしたのはチェックインの時に「25回目のご宿泊、ありがとうございます」とメッセージカードを頂きましたが、カウントしてたのね(笑)。記念すべき1回目の宿泊は12年前ですが、どうも手元の記録を見てみると今回は「26回目」なのだが??? 

前回の宿泊分が完了(決済)されて、それで「25宿泊」というフラグがたったので、今回「25回おめでとう」というレターになったのだろうか。

翌日はフライトが08:00なので、06:30にはチェックアウトして、06:35発のゆいレールで空港へ向かいました。ホテルを出たときには曇り空でしたが、ゆいレールで移動中に雨に変わり、空港駅に到着したときにはスコールのような激しい雨になっていてビックリ。今の所、今回の宿泊が年内最後の予定のなので、27回目はいつになるだろうか。

(NH Leg#15) HND - OKA

週の後半、何時ものフライト。今回は都合により到着後に一泊して、翌日の初便で戻るパターン。午後の出発なのでゆっくり出来るかと思ったら、朝一からのリモート会議に、お客様トラブルでちょっとシビアな案件が発生したりして、結構ドタバタしながらなんとか処理しました。翌日も、浜松にはお昼頃に戻ってくる予定ですが、直ぐにちょっと移動する用事もあるため、駅までは自家用車で移動。一応屋根付きカーポートの下に駐車していますが、ここのところの黄砂と思われる細かな砂みたいな物がうっすらと積もっていて、本当は洗車したいところだけれどそんな時間も余裕もないので、とりあえず毛叩きで拭っておく程度で我慢しました。

浜松駅近くの駐車場へは、お昼少し前に到着したので結構一杯。なんとか空きスペースを見つけて車を止めて、駅へと向かいました。新幹線は、それほど混雑していませんでしたが、品川駅に到着すると結構な混み具合。隣の「高輪ゲートウェイ駅」が本格的にオープンしたらしいので、今度一度寄ってみたいけれど、今日はそんな余裕はないので直ぐに空港へと向かいます。

途中車内でフライトの運行状況を確認すると、折り返しとなる予定の沖縄からの飛来機がすでに20分くらい遅延しており、これは多分羽田での折り返しもさらに遅延するなと予想。空港に到着して出発掲示板を見ると、15:25発が15:45に遅延しており、そのタイミングでチェックインしていたスマホのボーディングパスも更新されました。午後の混雑する時間帯なのか、地下のホームから2Fに上がるエスカレーター前にも長い列が。自然と、左右二人ずつ並んで上に上がっていきます。2Fの出発フロアーに上がり、右手の優先保安検査場を目指しますが、さらにその奥にはT2の国際線出発フロアーの「INTERNATIONL」の表示が。「来週はあっちだぞ」と、意味不明なお呪いを自分に言い聞かせて、今回はその手前の優先保安検査場抜けて、そのまま4Fのラウンジへと進みました。1時間半くらいの余裕が出来てしまったので、まずはまったりと搭乗開始まで待つことにします。窓際の席を確保すると、折り返し機が到着する62番ゲートが目の前に。見てみると、まだ搭乗機の前の機体が駐機している状態なので、まだまだ時間がかかりそうです。

1) 03/27 HND 15:25 - OKA 18:15 (NH477)

沖縄からの折り返し機が到着したのが、15:00少し前くらい。遅延して15:45と出発時刻がすでに変更されていますが、多分45分では何合わないでしょう。ただ、それ以上の出発時刻変更のお知らせは飛んでこないので、15:20位にラウンジを出てゲート前に移動しましたが、やはり事前改札がスタートしたのが15:30頃で、それもPBBの中で機体側のドアが開くのを待っている状態。春休みだからか、子供連れのグループが多くて、ゲート前のドアのところまで待ち行列が伸びてきています。その後、グループ1の優先搭乗開始が15:40頃始まり順次搭乗していきます。ただ遅延して15:45へ出発時刻変更となったけれど、ドアクローズしたのが16:00とさらに遅れます。プッシュバックして方向転換すると、移動先は意外なことにB滑走路のRW22。この時間帯の西行きの離陸は、ここを使うこともあるんだとちょっと新鮮な驚きでした。何時もは着陸するときに見る光景を見ながら離陸したのが16:22。機体が浮き上がると、直ぐに左に旋回をして、T3のガラス張りのターミナルの上を飛び越えて沖縄へと向かいます。

事前に離陸後しばらくは気流が不安定で揺れが続くとアナウンスされていましたが、遠州灘を越えて三河湾も越えて、紀伊半島を抜けるくらいでやっと食事の配布が始まりました。離陸後30分以上経過してのミールサービスは、記憶している限りでは最長記録かも。食事は、時間帯的にサンドイッチの軽食かと思っていたら、幕の内のお弁当が出されてちょっと驚きました。結果的にこの日の夕食となるお弁当を頂いた後は、何時ものように機内Wi-Fiに接続してメールチェックなどして時間を潰します。

空港に近づくと、今回は北側からまっすぐにRW18Rへ降りるパターンに乗ります。Flightradar24で見ていると、そんなに混雑していない様子で、結構すんなりと着陸出来ました。この時の天候は雨は降っていないけれど曇り空で、いつでも雨が落ちてきそうな状態。35番ゲートに入ったのが18:45で、少し遅延を取り戻しての到着という感じでした。この後所要を済ませた後、何時ものDoubleTreeへチェックインをして一日が終わりました。

2) 03/28 OKA 08:00 - HND 10:15 (NH460)

ホテルを出るときは曇り空でしたが、ゆいレールで空港に到着する頃には結構な強さの雨に変わっていたこの日の沖縄の朝。まずはラウンジへ入りお腹を落ち着かせて一息つきます。搭乗する機体は、前日夜1時間遅れくらいで到着して、そのまま一晩駐機していた物。ですから、久しぶりに定刻出発の表示が出ています(笑)。ラウンジを出て32番ゲート前へ到着すると、丁度事前改札が始まるところでした。その後優先搭乗が始まり機内へと入り出発を待ちます。

定刻少し前にドアクローズとなり、プッシュバック開始は定刻を少し過ぎてから。ターミナルとは反対側のRW36Rへと移動して、羽田へ向けて離陸したのが08:15でした。こちらも気流が不安定でしばらく揺れましたが、10分ほどして安定すると機内食の配布が始まります。食事を頂いてアイスコーヒーを飲んでいたんですが、朝早かったからか知らないうちにシートを倒して眠ってしまいました。結構ぐっすり寝てしまい、目が覚めたのは到着30分くらい前に機長アナウンスがありこのボリュームが結構大きくて、それで目が覚めてこちらもびっくり。羽田空港周辺も雨模様で気流も不安定ということで、早めにベルト着用のサインも点灯します。

Flightradar24を見ると、房総半島上空に羽田空港のA/C滑走路のRW34L/Rへと向かう飛行機の列が出来ています。その最後尾に並ぼうとしている搭乗機は、コースを左右に少し蛇行してタイミングを計ってルートにのり、着陸へと向かいます。A/C滑走路両方使用しているかと思ったら、横切るD滑走路のRW05を離陸に使用しているので、着陸はA滑走路のRW34Lだけのようです。一列に並んで次々に着陸していき、搭乗機も10:11に着陸。そこから誘導路に出て、T2の61番ゲートへと移動します。実はこの後11:10発のひかり号を予約しており、そのためには10:41発の京急に乗れれば間に合います。で、着陸したときには「余裕のよっちゃん」と思っていたのに、T2の手前まで来たところで機体は停止。嫌な予感がすると、ゲートチェンジとなり、61番から53番へと変更になったため準備が出来るまでしばらく停止しますという無情なアナウンス。ゲートに入ったのは10:28でしたが、ゲートから出口までには結構距離がある53番ゲートに加えて、お腹の調子が悪くなりどうしてもトイレに寄りたい状態となり、10:41発は諦めました。11:10のひかり号を諦めて、次の11:34発のこだま号へと変更しますが、これで浜松到着が1時間くらい違うので結構痛いです。ひかり号が2本走っていればなぁと毎回感じる瞬間ですね。

都内は上着はいらないくらいの暑さで、羽織っていたブルゾンを脱いで片手に持ちなから品川駅を移動。途中お腹に優しそうなお弁当を昼食として購入し、こだま号で帰宅しました。

2025年3月28日

電動キックボード

先日自宅近くのイオンモールへ車で行く途中、初めて運転中に電動キックボード乗りと遭遇しました。気がつくと前方を走っていたんですが、多分30代くらいの女性と思われる人がボードに乗っていて、一応ヘルメットは着用していました。ただし、背中に大きなリュックサックを背負っていて、しかも服装がやけにヒラヒラした感じの上着とスカートなので、走っていると風をはらんで結構大きく膨らみバタバタしています。 「併走するのは嫌だな」と思いましたが、幸か不幸か少し渋滞していたこともあり、その間を縫うようにしてこの電動キックボードは先に消えていきましたが、結構スピードも出るので自転車とは違った怖さがありますよね。

田舎で日常的に運転していて困るのは、自分の家の周りはまだ田んぼとか畑が残っているので、そういう畑仕事にいくのか結構高齢のお年寄りが、のんびりと自転車を漕いで突然登場すること。しかも場合によっては道路にかなりはみ出してふらふらとゆっくり進んだりするので、その後ろには結構な渋滞が出来たりします。以前交差点で右折し先ときに、その右側反対車線が渋滞していて車が並んでいたんですが、突然高齢の女性の自転車がふらふらと車の間から飛び出してきて急ブレーキを踏んだことがあります。見た限りでは渋滞していて車が止まっていると勘違いしていて、反対車線からの車は気にしていない様子。あれが、これまでで一番危ない瞬間でしたが、今回の電動キックボードはそれとはまたちがった怖さがありますね。

短い時間でしたが見ていると、広報に関してはほとんど注意を払っていない様子なので、下手に追い抜こうとすると突然ハンドルを切ってぶつかってきそう。また、今回は知っていた場所は舗装された道路ですが、それでも少し段差があったりして、車ならまだしも、電動キックボードや自転車だと結構上下の振動を感じるんじゃ無いかと思います。そういう状態で立ったまま、しかも背中には結構なサイズの重そうなリュックサックを背負っていて、バランスをとるのも大変な気がするんですが。オートバイ乗りの人とか、自転車でそれなりにちゃんとしている人って、大きな荷物を背負ったりしないし、服装も体にピタッとした物を着用して、自分自身で安全対策を考えているけれど、電動キックボード乗りはそういうことは一切関知していない気がします。ある意味、小さな子供が自分中心に自転車を漕いでいるような印象を受けます。

都会だと、こういう人達が縦横無尽に走行していると思うと、ちょっと怖い気もしますね。今回は昼間だからまだしも、そうで無くても暗い田舎の道をこういう人が走ってくると、多分反応できないんじゃ無いだろうか。未だに個人的に不思議なのは、何でこういうリスクのあるものが無免許で利用できるような認可が下りたんだろう。自転車と同じと言われてしまえばそれまでですが、自転車よりも遙かに脆弱でしかも利用者は乗ったまま・立ったままで移動するから、「漕いでいる」自転車よりも交通の流れの中にいることを自覚していないんじゃ無いだろうか。実は帰り道でも、この電動キックボードの女性とすれ違ったんですが、やっぱり周りに注意して運転している気配が感じられない。電動キックボードの会社側も対策はとりつつあるようですが、初めて見た限りではローラースケートやスケートボードに乗った人間が車の中を走っているような感覚で、リスクしか感じられない状態でした。やっぱり規制が必要なのでは。

無知と謙虚

佐々木俊尚氏のmondeから、年を重ねても新しい興味や自身の成長をいとわない人は謙虚な人が多い気がするという話。「謙虚」という言葉の解釈にも寄るけれど、ある意味貪欲さを失わないというか、知らないことを知る喜びみたいな物が、自分に対しての報酬として価値ある物という認識と、それを数多く獲得するためにはまずは自分の間口を常に広げておくことが必要という要素を一言で言い表したのが「謙虚」なのかも。

mondeの回答を読んで感じたのは、自分としては座右の銘ともいえる「無知を誇るな、無知を恥じるな」ということも、まさにこの「常に謙虚であれ」という事と同じじゃ無いかな。相手の対しての戒めである「無知を誇るな、無知を恥じるな」に対して、自分自身に対しての戒めともいえるのが「常に謙虚であれ、尊大になるな」とかかな。例えば「食べ物」に関して、有名なお店とかブームの食材をいろいろ経験していくうちに、なんとなく自分がその専門家みたいな気持ちになり、蘊蓄の一つも傾けたくなるのが「謙虚さを失う瞬間」なのかも。 会食をしているときなどは、その場の雰囲気を盛り上げたりするために、そういう話題を振ったり提供することも一つの「技」なのかもしれないけれど、それがどんどんエスカレートしていくと不愉快な空気が満ちてくる状況になりがち。少し前に、やはり佐々木氏が寄稿されていたSNSの炎上に関しての記事で、「教えてくん」の「Taker」ではなく、相手に情報を渡せる「Giver」になる事で、さらなる機会が生まれるという話をされていますが、何でもかんでも口を挟んでくる「Giver」は迷惑なだけであり、やはりそこには価値ある「Giver」にならないと意味が無い。その要素の一つが「謙虚」さなのかも。

自分はまだ新しい事・分野に対しての興味が続いている方だと思うけれど、それでもバリバリ仕事をしていた30代くらいの頃と比べると、ずいぶんと「ずぼら」になった気がします。ただこの状況も少し考えてみると、自分自身だけで無く周りの環境の変化の影響も大きいと思います。その当時だと、YahooとかGoogleのポータルサービスや検索サービス黎明期の頃で、自分からいろいろな手段手法で情報を「獲得」しないと駄目な時代でした。一番代表的な手段が「読書」だったわけです。ところが今の時代(10年くらい前頃かなぁ)、SNSには真偽不明な情報があふれているし、さらにターゲティングの影響でちょっとした切っ掛けでその分野の情報がどんどん自分の前に提供されていく。となると、自分の手を動かさなくても自動的に向こうから情報がやってきて、それで満足してしまう十分と思う状態になっていることが一番の問題だと思う。情報リテラシーの一番の基礎「まずは疑え」ということが、今一番重要視されると思いますね。

おいしいものに目がない人が、「初めての味」と思う出会いを求めても良いし、コスパ重視の人はそういうお店巡りをすることも良いでしょう。一方で、お気に入りのお店に時たま立ち寄って、静かに自分の時間を満喫することをよしとする人もいるでしょう。ある程度年齢を重ねてくると、そういう自分なりの「型」というか「スタイル」というか、年月によって作られてきたものがあると思います。その中にいることが一つの「安心」を感じる要素なのも事実」。で、その中に埋没してしまいそれしか見向きをしなくなるのが「老害」みたいなものへと変化していくのかも。だんだんと視野が限られていく中でも、その視界の中には無限の方向が存在しているわけだから、振り返ることや視点を変えてみることをいとわないちょっとした勇気が「謙虚」というものの一つの状態じゃないだろうか。そのためには飽くなき追求欲というか、貪欲さ、場合によっては知識に対しての飢餓感みたいなものを失わない忘れないことが年齢に関係なく必要だと思う。

2025年3月27日

シン・ハママツ計画

暫く前に、「静岡がガンダムなら、浜松はエヴァンゲリオン」という話があって「なんじゃい、そりゃぁ」と思っていたら「シン・ハママツ計画」なるものが本家からアナウンスされていてビックリ。まだトップページだけだけれど、こんなページも準備されていてさらにビックリ。今でもたまに見かける遠州鉄道の西鹿島線を走るラッピング車両が、4月20日のイベントスタートから増加するんだろうか。

このエヴァの舞台となった「第3村」は、天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅がモデルと言われています。この「天竜浜名湖鉄道(天浜線)」は、昔は「二俣線」と呼ばれていた旧国鉄の路線で、浜松市の東にある掛川市の掛川駅からぐるっと内陸部を半円形に回って、浜名湖の西側にある湖西市の新所原駅までを繋ぐ物。途中浜松市の一部も通過するけれど、どちらかと言うと掛川と湖西を結ぶ路線という印象の方が強いんですよね。今回ラッピング電車の中心である遠鉄西鹿島線は、JR浜松駅に隣接する遠鉄新浜松駅から、ほぼ真っ直ぐに北上する路線で、反対側の終点が西鹿島駅で、ここが天浜線との接続駅になります。浜松市も地方都市アルアルの「車社会」なので、学生が通学に使うことを除けば、多くの人は車で移動しているような地域というのが私の理解。私も、実は天浜線には一度も乗車したことも無いし、西鹿島線にしても新浜松駅から途中の駅までしか利用したことがなくて、北側半分位は利用したことがありません。

実は、SF好きな自分ですが「エヴァンゲリオン」はどうもハマらなくて、で、人気シリーズで色々な作品が作られているんだけれど、前の作品の伏線というか、そう言うものも良く分からないので視聴することを諦めてしまった作品の一つ。Amazon Prime会員なので、一時エヴァの劇場版とか全作視聴出来たけれど、結局意欲が沸かなくて視聴しなかったし。いろいろと評価は高いし、作図も緻密だし、ストーリー性も豊かなんだろうけど、何か意欲が沸かない。実は同じ症状は「ガンダム」にもあって、自分は最初のシリーズはテレビでリアルタイムで観た世代なんですが、これはこれで面白かったけれど、その後のシリーズはどうも意欲が沸かなくて、結局今に至るまで殆ど見ていない。何なんだろうなあ、加齢による意欲減退だろうか。その割には、未だにBABY METALは好きなんだけれど(マテ)。

このイベント、今年の4月20日からスタートして、来年の2月28日まで10ヶ月間開催される長期イベント。ラッピング電車だけでなく、市役所には6mの立像設置されるというので、そこは人気になりそうだし、スタンプラリーなんかもやるみたいだけれど、一番のメインが天竜二俣駅となると市街地での盛り上がりは今ひとつ低そう。それでも、4月20日からのスタートだから、5月の3~5日の浜松祭りの時には「エヴァ凧」とか出てくるんだろうか。「エヴァ御殿屋台」とか出てきたら面白いと思うけれど、どれだけ「聖地巡礼」の効果が生まれるか疑問だなぁ。勿論、地元民の一人として、地元が活性化して浜松市だけで無く周辺地域も盛り上がる起爆剤になれば嬉しいけれど、ちょっと弱い気がする。どうせやるなら、やはり浜名湖の今切口にエヴァの原寸モデルを立たせて、夕日に染まる初号機みたいなプレゼンしたら盛り上がりそうだけれど(笑)。

Missing Mile Request

国内線利用をしているANAのフライトのうち、幾つかはUA MPに振り替えて、UA MP 1K 2026に向けて育てているわけですが(笑)、先日のHND-OKAのフライト分が、何故か一週間過ぎても登録されていませんでした。以前からの経験則だと、ANA→UAの場合数日のタイムラグが有る場合もあって、それでも最近は翌日には登録されるようにシステムも改修されてるよなと思いつつも、暫く様子を見ていました。それが一週間過ぎても登録されず、でもその後のフライトはちゃんと登録されていて、どうも1回分抜けた状態が続いていました。途中UAのシステムメンテナンスとかあったみたいで、それも影響しているかと静観していましたが、さらにその後の履歴も登録されるのに約二週間前のフライトは未登録のまま。

そこで、「未加算マイル申請」のページから申請を掛けてみました。手順はANAで発券したANA運航国内線フライトなのでちょっと癖があります。先ず最初に入力が必要な「航空券番号」ですが、通常UAで発券すると「016」から始まる13桁の番号がアサインされ、ANAの場合は「205」から始まる13桁の番号が発行されますが、これは国際線のチケットの場合。ANAの国内線は別フォーマット(国内線用と国際線用でCRS(Computer Reservations System) が違う。今年統合予定。)なので、ダミーナンバーの「2050000000000」を入力します。次の画面では、申請するフライト情報を入力。氏名、運航会社(=ANA)、便名、搭乗日、出発・到着地までは良いけれど、運賃クラスでちょっと悩みます。今回は最上位の「プレミアム運賃」なので「Fクラス」を指定し、座席番号は良いとして、最後の「搭乗番号(Board Number)」で悩みました。そのままなら搭乗グループの1~5何だろうけど、それって意味があるのか? 暫く悩んで「Board Number」だから「Boarding Group Number」だろうと駄目元で「1」を入れて、「クレジットの申請」ボタンをクリックしました。

これで数日後に結果が来るだろうと思っていたら、直ぐに(本当に1秒も掛からず)画面に「Approved 申請マイルが追加されました」と表示されて「えっ???」。多分「申請が受け付けられました」の間違いだろうと思いつつも、「利用状況」のページを開いてみたら、あら不思議、さっきまで無かったその未登録のフライトがちゃんと追加されています。まるで、表示される直前まで処理が進んでいたのに、何かの理由で最後の表示まで行かなかったのが、申請したらそれが引き金になって堪っていた表示が吐き出された、見たいな感じです。ちょっと解せない気持ちもありますが、まぁ本来登録されるべきものがちゃんと登録されたわけだから、文句は言えません。UAとANAの国内線システムのI/Fが改善されたのか、実はすでにAmadeusに接続されていてデータ共有とかし始めているんだろうか。以前も同じような事をやったことがありましたが、その時は確か数日かかった記憶があります。

まぁ、結果オーライなので文句は言わないけれど、登録されなかったことにも、未登録申請からの瞬時の登録も、何か解せない気持ち(笑)。今年は、まだまだ同様の処理が発生するから注意してみていないと。

2025年3月26日

IoT on マイナカードリーダー

昨日近くの薬局へ薬を受け取りに行ったんですが、そこで一寸気になる発見が。確認のため、私のマイナンバーカードを店頭のカードリーダーに於いて認証しようとしたところ、突然その端末の画面が消えて「準備中」の表示に。理由は不明ながら、個のお店の端末では以前も似たような状況に遭遇したことがあり「またか」と思いつつ、カウンター内の薬剤師さんに伝えると、接続しているパソコンを操作して、どうも再起動を実効しているらしい。

中々画面が復旧せずに「どうせアプリを再起動するだけだろうに、なんでそんなに時間が掛かるのか」と思っていたら、マイナンバーカードリーダー端末の小さな画面に一瞬見慣れた画面が表示されます。「あれ?!」と思った瞬間に消えてしまったのですが「何かWindowsのデスクトップ画面みたいなものが見えたぞ」と思っていたら、再び今度は長めに表示されます。この端末の画面は細長い形状なので見た目の印象は違いますが、画面の下側にはWindowsの窓アイコンと共にツールバーが表示されていて、Edgeのアイコン等も見えています。これも暫く表示された後再び画面は暗転をして、その後マイナンバーカードー読み込みの初期画面が表示されて、やっと自分の確認作業が完了しましたが「をぃをぃ、マイナ端末ってWindowsで動いているのか」と知ってちょっとビックリ。

「Windows」といっても、自分達がパソコンで使用している「Windows 10/11」とかでは無く、多分「Windows IoT」でしょうね。端末の開発時期とか考えると、「Windows 10 IoT 22H2 Enterprise」あたりだろうか。しかし、あの程度のサイズでIoTを動かすのは、やはり端末内部でセキュリティ関係の処理を完了して、接続しているパソコン側へは氏名とか登録番号とか、必要な最小限のデータを「認証済み」として送っているだけなんだろうなぁ。IoTのシステムって、実際使用され始めると裏方というか機器の中に組み込まれるとか、バックヤードのラックに設置されるとか、要するに中々表に見える場所で使用されることが少ないのですが、そうかお前はここで頑張っていたんだなと撫でてあげたくなりました(嘘)。

空港で出発待ちとかしていると、ゲート上の情報端末がハングアップしていたり、それこそWindowsのBSoD (Blue Screen of Death)が表示されている場面に遭遇することが何度かあったり、あと販売店のPOS端末の画面も時々死んでいるが目を見ると、Windowsのエラーが出ていたりすることがありますが、仕事のパソコン以上に今はWindowsが社会に浸透していることを感じます。遡ると、Windows CEとかWindows Embedded、さらにはWindows Phoneなんていうのもあって、それがWindows IoTに統合された感じだけれど、Windows CEの最初の発表から知っている一人としては隔世の感があります。今の時代、Windowsだからどうこうとは言わないけれど、マイナ端末の裏側でWindowsが走っていることを知ってしまったのは、ちょっといろいろな意味でショックでした(笑)。

食の好み

ちょっと異論を言いたくなる、佐々木俊尚氏の面の堅さに関しての引用。「アルデンテ」という言葉が一般的に使われるようになったのはいつからだろうか。自分的には、1980年代位に当時のトレンディードラマの影響で「イタメシ」とかがブームになり、そこで「イタリアのパスタ(これも、当時のスパゲティから変わった言葉では?!)には芯がある」みたいな言い方が流行った気がするけれどどうだろうか。 

これも朧気な記憶だけれど、平行して「讃岐うどんブーム」みたいなものが生まれて、当時としては斬新な「堅いうどん、噛み応えのあるうどん」みたいなものが全国的に認知されて、目新しさもあってそれが「正解」みたいな認識が生まれた頃じゃ無いだろうか。当時のうどんの食感と言えば「シコシコつるつる」というのが一般的で、確かにそばやうどんのような細長い麺類は、今ほど「腰」とか「噛み応え」みたいな事を要求されるような時代では無かったと思う。面白いと思うのは、例えば豚骨ラーメンで有名な博多は、豚骨ラーメンの麺は殆ど湯がかないようなものからあるような「固め」が好みなのに、博多のうどんは柔らかいという、同じ面でも180度違う思考であること。同じ「麺」だから、背景(=スープ)が変わると、主役の麺の個性も変わってくる変えたくなるようなものだろうか。

実は自分は所謂「讃岐うどん」はそれ程好みではなくて、理由は「麺が硬いこと」だから(笑)。ラーメンにしてもうどんにしても、どちらかと言うと「柔らかめ」が好みで、昔はインスタントラーメンは、指示されている3分に対して4分弱は茹でていましたね。うどん類は、最近は色々な種類のうどんを販売しているけれど、昔は柔らかいうどんしかスーパーとかでは見つからなかった気がします。同じ麺類でも、そばに関してはそれ程柔らかい物を要求しないのは、やはりそばは茹ですぎると溶けてしまうからだろうか。ただ、お蕎麦にしても少し柔らかめの方が啜りやすいし喉越しも良いと思うけれど、これも人の好みだろうしなぁ。

引用元で「味付けか薄い、パスタが生煮え」というのは、アメリカで食事をした経験があれば良く分かる話ですが、「野菜が堅い」というのはちょっと注意が必要かも。確かに彼らはシチューとか煮込み料理が多いだろうから、そう言う傾向もあるだろうけど、自分が一番ビックリしたのが、ブロッコリーを生で食べること。いゃ、生のブロッコリー結構堅いだろう(笑)。不思議な事に付け合わせとしてよく出てくるんですよね、ブロッコリー。中華料理店に行っても、お皿の周り沸かざる付け合わせ野菜として必ず蒸したり炒めたブロッコリーが添えられています。あと、ベイビーキャロットも、これはおやつ代わりにクリームチーズを付けてボリボリ食べるし。向こうでミーティングをやると、大体ドーナツかこのベイビーキャロットを食べている人が必ず何人かは居たなぁ。あと、キャベツはプラスチック製じゃ無いかと思うくらい堅くて、幾ら茹でても絶対ロールキャベツは出来ないだろうという感じだったし、野菜の違いも結構有ったように思います。そうそう、昔N.Y.で向こうに常駐している友人とDowntownで食事をしたときに、美味しいイタリアンのお店を探しましたが、当時はまだYelpとかそういうシステムが無い時代で、結局日本の秘書の女性に「N.Y.で人気のイタリアン、出来れば日本人シェフのお店を探して」と依頼して、多分当時のぐるなびとか地球の歩き方とかから探したのかな、とあるお店を見つけて貰い訪問したら大正解でした。昔は今よりも更に大変でしたね。

茶所

少し前のニュースに、昨年のお茶(荒茶)の生産量で60年以上日本一だった静岡県が、鹿児島県に逆転されて2位に転落したというものがあり、流石に「茶所静岡」と言われる地域だけに、ローカルでは結構深刻なニュースとして、何度も取り上げられていました。 長い間「静岡県がトップ」と言われつつも、年々生産量が下がり続けていて、それに対して鹿児島県の生産量は比較的安定していたこともあり、昨年は静岡県が25,800トンの生産に対して、鹿児島県は27,000トン生産して逆転したとのこと。

その内訳を見ると、茶製品の原料とも言える「荒茶」のうち、煎茶として加工される「一番茶」の生産では静岡県が10,000トンに対して、鹿児島県は8,450トンと上まわっているけれど、ペットボトルのお茶とか最近ブームの抹茶に加工される「二番茶」の生産では、静岡県が一番茶の価格下落を回避するために生産量を絞ったこともあり、鹿児島県が全体では上まわったという状況らしい。お茶本来の製品である「一番茶」に拘った静岡県に対して、最近の需要が伸びている二番茶製品へと注力した鹿児島県の戦略勝ちとも見える結果。

ただ、こちらの産経新聞の記事に掲載されている両県での生産量の推移を見ると、コロナ禍の落ち込みは別にして、年々増加傾向にある鹿児島県に対して、ジリ貧気味の静岡県の様子が良く分かる気がします。県内でも、時々お茶の消費に関してのニュースが流れますが、お茶離れやペットボトルのお茶へ需用が移行している状況は何度も伝えられていて、静岡県の茶業には厳しい様子。対策として、緑茶だけで無く紅茶製品へと加工したり、ほうじ茶にしたりと努力はしているようですが、中々起死回生というわけには行かない様子。記事では輸出などを見据えて「碾茶(てんちゃ)」への構造転換を進めているらしいけれど、その実績が反映されるのはいつだろうか。労働力不足もあって、山間部で生産することが多いお茶作りは、やはり厳しい業種の一つだと思うなぁ。

先日のMLB東京シリーズでは、選手や選手に同伴してきた家族が日本の飲食を楽しむ様子も広くSNSで拡散されていて、その中心の一つが「Mattha(抹茶)」。自分自身、お抹茶のお茶自体殆ど飲まないし、抹茶味の製品(お菓子、アイスクリーム、スイーツ)にも殆ど手を出さないので、何故「Match」が海外からの観光客に受けるのか不思議なんですが、日本製として人気のフルーツ等と同様に、海外向けの戦略品として活用出来そうな商品の一つ。「抹茶」とは、単に茶葉を細かな粉末にしたものと安易に考えていたんですが、調べてみたら「抹茶」には明確な定義(ルール)があり、多分自分がこれまで記憶している「抹茶体験」は「粉末茶体験」なんだと思う。そう言う意味では、荒茶を作りその一部を単純に真っ茶に回すという簡単な話では無いみたい。

自分が好んで飲んでいるお茶は、煎茶の部類ではあるけれど、「粉茶」というものが好きでこれを中心に買っています。これは煎茶の茶葉を文字通り粉状に粉砕したもので、お茶の香りや色が凄く出るもの。昔はお寿司屋さんへ行って出されるお茶(上がり)は、大体この「粉茶」を使った濃いお茶で、大量に何回も茶葉を変えて出しても、コスト的にも助かるもの。昔の自宅では大きなヤカンにお湯を沸かして、朝から大きな湯飲みで祖父母から両親から、結婚する前の叔父・叔母とかがぶがぶお茶を飲んでいましたから、茶葉の消費量も半端なかったでしょうね。その点粉茶は懐にも優しいし、味も香りも良いので今でも好きなお茶です。この当たりのお茶を上手く加工して、野趣溢れるお茶風味の製品って出来ないものだろうか。1位2位の順位争いよりも、このままお茶文化が衰退していくことは回避してほしいですよね。

2025年3月25日

今季花粉症終了、かも

世間的には、スギ花粉の時期が終わってこれからはヒノキ花粉が飛来するらしい。さらにさらに今日くらいからは、中国からの黄砂が日本全体に飛来するらしく、洗濯物とか自動車に積もる黄砂対策が暫く続きそう。

そんな世間的にはまだまだ花粉症が続きそうな環境ですが、自分の症状としてはかなり落ち着いて来ていて、ここ数日は毎日就寝前に飲んでいた花粉症の薬(アレジオン)も飲まずに済んでいるし、今年はちょっと眼球が痛くなったりコロコロした感じがあったので準備した目薬も、一日に1~2回差せば問題無い程度に収まっています。

一時は酷い時期もあったんですが、5年位前から花粉症の症状は出ても以前と比べたらかなり軽くなり、例えば寝ている間に鼻が詰まって目が覚めることもここ数年は殆ど無くなりました。鼻は詰まらないけれど、目が覚めたときには鼻水が堪っていることはあるので、朝は何度かティッシュペーパーのお世話になっていますが、それも2~3回鼻をかめば後はそんなに頻繁に必要になることも無く、昔と比べたら快適です。昔は本当に一年中鼻がムズムズしていたし、目もモ眼球がコロコロして、時にはピリピリと電気が走るような感じの時もあり、一年中何か花粉の影響を受けている感じでした。それが何か体質が変わったのか、ここ数年は殆ど意識しなくてよい位に。その前15~10年位前に、シークァーサーを飲み出して以前の悲惨な状態からかなり改善したことがあったので、それ位から変化してきたのだろうか。

とは言っても何かをきっかけにまた再発する可能性もあるわけで、やはり外に出たら花粉が体中に付いていることを前提に室内に入る前に叩いたり、衣類にしても頻繁に選択したりして注意することは必要。後は何となく自分の経験からの印象ですが、やはり規則正しい生活、バランスの取れた食事、そして十分な睡眠という基本的な事が、体調を整えてその分代謝がよくなって耐性が出来るような印象を持っています。全国花粉症対策協議会の会員の皆様、頑張って今年も花粉に打ち勝ちましょう(マテ)。 

PEPSI MAN

こう言うことがあるからネットは侮れない。Xで偶々見つけた、昔懐かしい「PEPSI MAN」のTV-CM集。半分位は記憶に無いものもあるけれど、日本語吹き替えが入っていたりするから、全部国内で放送されたものなんでしょうねぇ。懐かしいし、今見ても全然色あせていない。30年前の作品ですぜ? 流石にCGのPEPSI MANは、ちょっと時代を感じるけれど、それだって気になるほどじゃない。 

そう言えば、最近Coca ColaのCMはよく流れるけれどPEPSIは見ないなぁ、撤退したのか名などと不届きな事を想像しましたが、PEPSIってサントリーなんだ。うちは母親が喫茶店を経営していたこともあり、子供の頃からCoca Colaはよく飲んでいましたが、中学校の陸上部の先生が「糖分過多な炭酸飲料禁止令」を出して飲まなくなってから、Coca ColaもPEPSIも殆ど飲まなくなりましたね。唯一飲むのは、バーでコークハイ(ウィスキーのコーラ割り)を偶に飲むときくらいでしたねぇ。昔は、CoCa ColaとPEPSIの味って結構違っていたけれど、今でもそうなんだろうか。CoCa Colaも、ダイエットコークとかカフェインレスとか色々甘味料が変わって人気が低迷したので、わざわざ昔の味(?)の「コーククラッシック」とか出してきたりしているけれど、もう10年、20年、それ以上自販機で買うのはお茶になりました(笑)。

この印象的な「PEPSI MAN」の音楽作成されたのが、X引用しているジェイムス下地氏という方で、失礼ながら今回初めてお名前を知った方ですが、CM音楽のリストを見ていると結構記憶にのこっと炒るものも多くて、今更ながら驚きました。それでもやはりPEPSI MANの音楽は短いけれどインパクトがあって、リズムも良くて、記憶に残りやすくて、頭の中でループしています(笑)。

これが、書籍とか辞典に書かれていたものだと、誰かがそれを紹介するか自分で見つけるしか無いのだけれど、その確率に比べたら何かのタイミングでネットで秤量しているところに遭遇する確率ははるかに高いでしょうね。まぁ、昔の懐かしい記憶が蘇ったからと言って、何かが変わるわけじゃ無いけれど、自分の頭の中で忘れていたというか記憶の奥の奧に仕舞い込まれていたものが、こういう切掛で表面に出てくると、それに釣られて周りの記憶も表面化して、何か新しい行動とか考えに結びつく糸口になるかもしれないと自分では思っています。それってまさに「温故知新」という事なんじゃ無いだろうか。昔の人も、何かの光景とか風景とかを見た時に「何か見た記憶がある」みたいな事から、新しいインスピレーションが生まれていたんでしょうね。 

First Class

エールフランス(AF)の新しい個室型のファーストクラスシート「ラ・プルミエール」紹介の記事。 この手の豪華なファーストクラス、あるいはその上位のクラス設定は、中東系航空会社の専売特許かと思っていましたが、AFも欧州の雄として欧州へ多く就航している中東系航空会社に負けられないという事なんだろうか。写真で見る限りスペースとして横幅よりも達にストレッチしているみたいで、使い勝手的にはどうだろうか。写真の場合だと、モニターと頭位置が従来よりも長くなるから、視聴しづらくなる気がする。

自分体験では、ファーストクラスを利用した事があるのは、UA、ANA、TG、SQ位かなぁ。回数で言えばANAが圧倒的に多いわけですが、一番最初のファーストクラス経験はUAでのNRT-HNLだったので、もうクラス設定自体が無くなってしまったこともあり、UAの印象も結構強いですね。当時(30~20年位前)のファーストクラスの最大の利点は、シートがほぼ水平に倒れてくれて、ゆっくりと睡眠することが出来ることだったと自分は思います。勿論機内食に関しても、今のレベルよりもずっと豪華で品数も多かったけれど、自分的にはシートの違いが一番大きかったなぁ。その後ビジネスクラスでもフラットシートが導入されて、横になるだけならそんなに違いが無くなってきたけれど、広さとかの点ではまだまだ差はありますけど。

私は欧州便の経験は無いので、太平洋路線あるいはシンガポールやバンコクへのフライトでの経験だけですが、やはりファーストクラスを利用するならば、最短でも10時間以上、出来れば15~16時間位ゆったりと利用してみたいもの。東南アジアの路線だと、片道6時間位なので、離陸して食事を頂いてちょっとウトウトしたらもう到着。余り有難味は感じませんでした。同様に、米国行きの場合は追い風になるので、西海岸だと9時間位、東部でも12時間位で、やはり西海岸(SFO/LAX)だとちょっと勿体ない気がします。復路であればSFO/LAXからでも12時間位飛ぶので、ちょっと得した気にはなりますけど、それならばJFKとかORDとか、しっかり14時間位ゆっくりと経験したいところ。

フルフラットシートになったと言っても、例えばANAやUAのビジネスクラスのシートは、横幅が狭くて標準的な日本人体系の自分でも寝返りを打つのがちょっと大変なくらい。昨年初めてANAの最新版シートであるTHE SuiteとTHE Roomを利用しましたが、THE RoomのシートとはこれまでのSTAGGERD Sheetよりもシート幅が確保されていて、かなり快適でした。今の所B777-300ERにのみ搭載されているけれど、あれB787-9/10へ搭載するとなると、少し横幅を削らないと駄目だろうから、そうするとちょっと狭くなって印象も変わるかも。B787で運航している米国路線も結構有るので、あの快適性を維持したまま既存のシートとの交換をしてくれたら、かなりありがたく感じますが、無理かなぁ... 無理と言えば、AFはスカイチームなので、紅組(ワンワールド)以上に利用機会そのものが無いので、まさに今回の新シートは「絵に描いた餅」で終了ですね。

2025年3月24日

未来予想図

佐々木俊尚氏が引用していた、10年前の野村総研のAIで衰退する職業・残る職業の現状。スレッドでも指摘されているけれど、元々の「衰退する職業」はAIによるというよりは、ロボットが置き換えるかもしれない職業の様な気がします。当時野村総研がどういう想定なり意図で、こういう職業の選択をしたのか、今にして思うとちょっと不思議。その野村総研のレポートを見ると、「人工知能やロボット等で代替可能に」とタイトルされているので、ここはやはりAIというよりは、AIやロボット等の最新技術で変化する職業、と言う理解が正しいのかな。

10年前の「AI」は、数年前の「ChatGPT」の登場で「生成AI」という新しいステージのAIに変わり、それによって以前のAI前提の推定は大きく変化したと思うんですよね。 生成AIで一番の革新は、自分としては日本語も含めて会話が普通に通じるようになった事。場合によっては、相手に生成AIと分からずに普通に会話して終了する事も可能な時代が一気に到来して、これで応用範囲が一気に広がる可能性が出てきたと思います。

同じくして、ロボット技術に於いても産業用ロボットから人型ロボット、具体的にはホンダのASIMOが一般に認知されて技術的可能性が感じられてきたのが、2000年代後半から2010年代だから、あのままASIMOがSF小説に登場するロボット的役割を担うような思いもあったのかもしれません。残念ながらASIMOは開発が終了してしまい、二足歩行ロボットでは今は中国のメーカーがものすごい鎬を削っていて、信じられないような進化を遂げています。今配膳ロボットとして普及しつつある「猫型ロボット」に変わり、日本タイプの配膳ロボットが実用化されるのも、後数年位じゃないだろうか。二足歩行型だけでなく、Boston Dynamicsの犬型ロボットもかなり進化していて、どちらも中国メーカーが最先端型の開発をしていることから、戦争のツールとして利用される懸念もあるのだけれど、何とか人のため社会のためになる方向に舵を取ってほしい。

「AIやロボットが今の仕事を奪う」という言い方は、昔から同じような話はあるわけで、自分としては「OEM/ODM化は社内の仕事を奪う」という話が同じような意味合いなのかなという印象です。そこで重要なのは、OEM/ODM化してデザインや開発製造を他メーカーに委託したとしても、自社製品としての「特色」は自分達で作らないといけないし、ブラックボックスとして製品を右から左に移すだけだと、確かにその企業の製品とは言えないものが出てくる可能性が高くなります。だからこそOEM/ODM化しても、それら依託メーカーを上まわる技術や知識を発注元メーカーが持っていて検証しないといけないわけで、そういう部分をしっかり残した上でOEM/ODM化するなら良いけれど、単にコストダウンのために仕事の中抜きするだけのようなOEM/ODM化では、未来は無い事は既に証明されています。AI/ロボットに関しても、単に便利だから導入するだけならいずれ限界がくるわけで、その上のレベルで俯瞰できる知識なり能力なり経験を蓄積していくことが必須。その結果ねAI/ロボットが入ってきても、それを上まわる結果を出せる人が更に生き残っていけるというある意味厳しい時代になることは確実ですね。それが希望する未来なのかどうかは別にして、必ず来る未来であることは確かだと思う。

2025年3月23日

(NH Leg#14) HND-OKA / (UA Leg#6) OKA-HND

今週はちょっとイレギュラーで土曜日のフライト。しかも時期的に春休みに入る時でもあり、混雑を予想しつつ出発します。いつもより一便早いフライトなので、自宅もそれに合わせて早く車で出て浜松駅に向かいます。途中朝食確保のために7/11に寄って浜松駅に到着しますが、土曜日のそこそこ早朝7時前なのに、平日の朝以上に混雑している。勿論中心と思われるのは、家族連れやグループの観光客と思われる人達で、ホームに上がると自由席車両の所には長い列が出来ています。 

逆に品川駅に到着すると、いつもの出勤時のラッシュは無く、スムースに新幹線から京急線への乗換が出来ました。新幹線の品川駅到着が08:08で、京急空港行きが08:12。4分の乗換は無理だろうと、その後の京急蒲田で乗り換えて空港へ向かう08:17発の横浜方面行きに乗るつもりで品川駅を移動していたら、何だかんだで08:12の空港行きに間に合ってしまいました。

いつもの第2ターミナルに到着して、保安検査場C横の優先保安検査場を抜けて、それ程出発までの時間も無いのでラウンジに寄らずに、そのまま制限区域内に出て出発ゲートへと向かいました。

1) (NH) HND 09:25 - OKA 12:20 (NH995)

この日のゲートは、ラウンジから出て右手に進んだ64番ゲート。で、ゲート前に到着したら、到着機遅れのために10分遅延するというお知らせが。もう少し早く分かれば、ラウンジに寄ってきたのにと、いつもながらこのタイミングの悪い遅延のお知らせには不満です。このフライトの到着機は、大体福岡とか新千歳から朝飛んできて、それが羽田から沖縄へと飛ぶんですが、最近遅延が多い気がします。前回は一つ後のフライトで1時間位遅延したんですが、その時にこのNH995便は機材繰りが出来ないという理由で2時間以上遅延していて、「次はこのNH995便だけど大丈夫かなあ」と心配していました。

ラウンジに戻るほどの余裕もないので、そのままゲート周辺で搭乗開始を待ちます。09:11頃から事前改札が始まり、車いすの方や幼児連れのグループがボーディングブリッジに消えていきますが、まだL1/L2のドアは開いていないようで、暫くそこで待機している様子。さらに、幼児連れのグループがいつも以上に多くて、優先搭乗が始まったのは09:17頃からでした。

使用機材がB777-300で満席というアナウンスもあり、ドアクローズしたのは更に遅れて09:47頃。プッシュバックは少し早めに始まりましたが、移動した先のRW16Rで離陸の順番待ちがあり、そこで少し時間が掛かり羽田空港を飛び立ったのは10:11と20分位の遅延になりました。

食事を頂いた後は、暫くは機内Wi-Fiに接続してメール確認やサイトを眺めていましたが、いつもより朝が早かったので眠気が勝り、知らないうちに寝入ってしまいました。気がついたら、もう奄美大島を通り過ぎて、そろそろ着陸態勢に入るかという頃合い。北側から南側海上に抜けて、沖縄本島に沿って時計回りに回り込むようにして第2滑走路のRW36Lに着陸したのが12:30過ぎ。そこから35番ゲートに入ったのが丁度12:40でした。

2) (UA) OKA 14:10 - HND 16:30 (NH468)

帰りのフライトも、まだ機体が到着していないのに羽田発が遅れたからでしょうか、早々に10分の遅延が表示されます。そこそこ混雑しているラウンジで待っていると、その機体が那覇空港に到着したんですが、定時よりも少し早着しています。「それでも10分の遅延かぁ」と思っていたら、再びスケジュール変更が入り、今度は遅延が解消されて14:10の定時出発に変わります。記憶する限りでは、一度遅延が伝えられて、それが元に戻るのは初めてじゃ無いだろうか。いきなり10分繰り上がったので、少し慌ててラウンジから33番ゲートへと移動しました。

事前改札が始まったのは、定刻に合わせて14:46頃。こちらも幼児連れのグループが多かったのですが、グループ1からの優先搭乗は14:52からスタートです。一度遅れた予定のつもりでゲート前に来た人もいたのか、ドアクローズは定刻の14:10でした。プッシュバックまでは少し時間が掛かり10分程してから動き出し、その後反対側のRW36Rへと移動して離陸したのが14:30過ぎ。この時点で飛行時間が01:46と表示されるので、そのまま着陸できれば嬉しいけれど、多分羽田の混雑もあるから2時間位として、到着は定刻の16:30位かなぁ等と想像していました。

復路でも食事を頂き、比較的安定していた機内Wi-Fiに接続して、Kindleとかダウンロードしつつ時間を潰します。順調に羽田空港に接近するので、もしかしたら予定の新幹線を一つ前の17:10発のひかり号に出来るかな淡い期待も生まれてきます。でも、房総半島の南側辺りから、ぐるっと反時計回りに羽田空港へ向かう飛行機の列が出来ていて、しかもこの時は、A/C滑走路の北側RW16R/Lへの着陸だったので、更にアプローチに時間が掛かります。

運良くターミナルに近いC滑走路側のRW16Lへ着陸出来たのが16:40過ぎ。そこから、右に抜けて真っ直ぐターミナルへ向かい、65番ゲートに到着したのが16:47頃でした。ひかり号には間に合いませんが、予め予約していたその後の17:34発のこだま号には余裕で間に合う到着でした。品川駅は、夕方のラッシュ時間帯で結構混雑していましたが、何とか駅ビルで夕食代わりのお弁当を確保してこだま号の車内へ。浜松駅には夜の7時過ぎに到着しましたが、何かイベントがあったのか結構な混雑具合でビックリ。明日はゆっくり休むことにします。

AIM

私自身は飼ってはいないけれど、大の「猫派」でYouTubeで猫動画を視聴するのが毎日の日課(笑)。ただし彼らの寿命は意外にも短くて、その原因の多くが「腎臓病」というのは知られた話。何故か猫は腎機能が正しく機能せず、「宿命の病」とも言われていたけれど、そこに道筋を付けたのが、元東大教授だった宮﨑徹氏。腎臓は、いってみれば体の中のフィルターみたいな役目の臓器だけれど、それが上手く機能しない猫は腎不全などで早くに死んでしまうことが多かったけれど、その腎機能が機能出来るようなマーカー(タンパク質)「AIM」を発見して、それを愛猫家からの寄付などで資金を準備して自ら会社設立までした方。

その成果が実を結びつつあり、正式認可に向けて治験の準備に入ったという記事。多分多くの愛猫家も協力するだろうし、これで長くて10~15年という猫の寿命が30年位に成るとも言われていて、特に今腎臓病に悩んでいる愛猫家は一日も早く実用化して欲しいと思っているんでしょうね。

課題は「コスト」で、どの程度掛かるのか分からないけれど、一旦実用化されればそのニーズはかなり大きい事は確実だから、大量生産でコストダウンって出来ないだろうか。さらに、人間にも応用出来る可能性があるということで、となると腎臓病で悩んでいる人達に取っても大きな福音になるはず。私も体質的なものなのか、やや腎機能が低下している状態が長く続いていて、かかりつけ医の先生からは「このままやや高止まり安定の状態を維持して、最後は逃げ切るのが一番でしょうね」と言われているのだけれど、それも改善する薬が近い将来登場するのだろうか。 

猫ちゃんの寿命が延びることに異論はないのだけれど、そうなると今度は別の問題も出てきそう。先ず思いつくのは、高齢化した猫が増えてしまい、所謂認知症状態の猫が増えて、それを無責任に飼育放棄したりする飼い主が増えないだろうか。安価で手軽に入手出来るようになれば、殆どの飼い猫の寿命が延びるわけで、となるとそう言う問題も生まれそう。もう一つは、今は保護猫を家猫に向かい入れる事で、野良猫を減らしつつ適正に管理出来るような仕組みを作りつつあるけれど、飼い猫の寿命が延びれば受け入れる保護猫の数やインターバルも減るわけで、となると保護猫の扱いにも影響するかもしれない。まぁ、世の中の仕組みは、何か一つ問題が可決されると、新しい問題が見えてくるものなので、その時はその時でまた解決策を見つければ良いのだけれど、今は一日も早い薬の実用化を祈るだけですね。

ただ乗りするメディア

いかにもAERAらしい、批判しているようで擁護しているようにも見えるけれど、結局は批判している記事。最近よく見るようになった、席の番号をキーにして、スマホからそのお店のメニューにアクセスして注文する方法が、分かりづらいとか使いづらいというのはまだ理解出来るけれど、「通信量やバッテリーのただ乗り」という発想に繋がるのは理解出来ない。 仮にそれを「ただ乗り」というのであれば、既存の「インターネット」というインフラにただ乗りをして、ユーザーのスマホやパソコンの通信量やバッテリーを消耗させて、あまつさえ「広告の強制表示」でさらに通信量やバッテリー消耗させている、彼らメディアのサイトも批判されないといけないのでは。自分達の消耗は良い消耗で、お店の消耗は悪い消耗とでも言うのだろうか。

UIとして、今のスマホオーダーが使いやすいかどうかは色々あると思います。特にデジタルリテラシーが決して高くない高齢者や馴染みの無い人からすると、「紙のメニューを!」と言いたくなるのもあるでしょう。でもお店側としても経営効率化や最適化をしないと店舗経営も出来ない訳で、その一環としてデジタルオーダーでフロア担当者を最適化したり、注文の動向がリアルタイムで集計できるから、それによってメニュー構成を変更したり、場合によっては売れ残りそうな商品を割引してロス率を改善することも可能でしょう。そういう店舗は、ある程度チェーン化していたり、何店か展開しているようなところが多いだろうから、そういう所は客層的にもデジタル化に慣れている人も多いんじゃ無いかな。そうで無いカテゴリーのお店は、以前のように紙のメニューを残せば良いと思うし、慣れていない人に対してのサポートは、それはそのお店の「おもてなし」というか、サービス品質の問題だと思う。

ただ、「通信」に関しては一つ課題があって、それは大きなビル内の店舗とか地下の店舗などの場合、通信電波(WAN)が入らない、入りづらい時があり、中々メニューが表示されないときや処理が進まないときがあります。そういう場合には、店舗内のWi-Fiとか、その施設共通のどこでも接続出来るWi-Fiサービスみたいなものは欲しいかなと思います。ただ、お店毎にWi-Fi AP設定されてしまうと、それだけで膨大なAPリストが出来そうで、それはそれで面倒くさい気もします。何か共通のAPというか、あるいはマイクロ5Gみたいな中継装置を店内に設けるとかして欲しい(それはそれでコストが掛かりそう)。個人のスマホ代わりにタブレットという意見もあるけれど、タブレットはタブレットで充電スタンドと遂になっていて、結構重くて扱いづらいものが自分の経験では多いので、それよりはスマホの方が楽かな。ただ、タブレットならばスマホよりも画面が大きいから見やすいという利点は感じるけれど、でももう少し軽量薄型のタブレットを準備して欲しい。多分コストの関係で仕方ないのだと思うけれど。

閑話休題。最初にも書いたように、スマホ注文の問題点課題点を上げているけれど、それって全てのネットワークサービスに当てはまる事でもあると思うんですよね。記事中上げているアメリカ在住女性の話だって、別にアメリカの子供だけがスマホに反応するわけじゃ無い。記事の最後に「人のありがたさ」なるもので綺麗にまとめたつもりだろうけど、じゃあスマホ注文では無いけれど、予めメニュー内容が印刷された紙にチェックをして注文するようなお店だって「人のありがたさ」を感じづらいと思うぞ。券売機で購入するのだって、分かりづらい場合もあるし人が介在しない点では同様。オンラインメディアなんて、印刷もしていないし配達もしていないくせに、お金を取るのは怪しからん、と言われても反論出来ない気がするんだけれど。「食事に出かけるのに車が必要だから、ガソリン代はかかるし、タイヤはすり減るし困る」とか「電車を使うから、電車賃も掛かるし靴だってすり減る」と文句を言っている人を見て、「なるほど、全くただ乗りですね」という人はどれだけ要るだろうか。それならば、他人の振る舞いに文句を言う前に、先ずは自分達がインターネットにただ乗りしている事を反省した方が良いと思う。

2025年3月22日

言いたい放題

ネットでは実際の会見の様子の動画も流れていますが、国民民主党の椎葉幹事長が、立憲民主党の杉尾秀哉議員の質問に猛反論という記事。国民民主党が、メディアにお金を渡して世論誘導をしたような質問をして政府見解を得ようとしているけれど、そのネタにされた国民民主党としては我慢ならない。まぁ、この杉尾氏は元TBSのキャスターで、その時にも松本サリン事件で一方的な報道をした前科があるし、個人的には「然もありなん」と感じる人。と言うか他人の批判をするくせに、自分達(=立憲民主党)だって、以前ネットメディアの「CLP」に一千万円を超える資金提供をしたり、 元SEALDsメンバーが所属していていた「ブルージャパン」なる会社に数億円の資金が流れていたりと、当時は指摘されたのに何故かそのまま有耶無耶で終わっている件を、椎葉さんは蒸し返したら面白いのに(マテ)。

何度も書いているけれど、所謂メディアは与党に対しては重箱の隅の裏までほじくり返すのに、野党に対しては「遺憾です」で終わる程度というのは問題なのでは。確かに政権与党に対しては厳しく監視し追求するべきだと思うけれど、二大政党制とか野党連合での政権奪取とか本当に考えているならば、次の与党になる可能性のある野党に対しても、厳しく監視しないと辻褄が合わない。実際、自民党から民主党に政権交代したときも、与党民主党に対してメディアの態度は、その前や後の与党自民党に対しての態度と随分と違っていた気がする。さらに、野党に戻った民主党に対して、与党時代の色々不都合な事実が明るみに出ても、それを追求する姿勢は皆無だった気がします。

その立憲民主党の杉尾氏は、別の質問でも手で顔が隠れて表情が殆ど分からない写真を見て、「笑顔だ」と断定して追求している。まぁ、参議院選挙立候補者と並んでの写真だから、渋い表情をしている事は無いと思うけれど、証拠として示している画像から判断出来ないことを「こうである」と言い切るのは、誘導に近いとも言えるのでは。国会で寝ていると言われた写真が時々出回るけれど、その中には偶々瞬きをして目をつぶった瞬間の画像だったりすることもあるわけで、実は写真一枚だけでは決定的な証拠になる場合も有るけれど、そうで無い場合も多い。私も色々写真撮影するから良く分かるけれど、写真が映し出すのは本当に一瞬を切り取るだけなんですよね。しかも、画角があるから全体全てその画面に入るわけでも無い。そういう不完全ものを「証拠」にしてしまうことは、報道の世界にいた人にして見たら、裏取りせずに報道する行為と同じだと思うのに、彼はそう言う事も忘れてしまったんだろうか。

まぁ、国民民主党としても夏の参議院選挙や、色々な大人の事情もあるだろうから、案外このまま有耶無耶のまま終わりになるような気もします。少し前には、立憲民主党の原口議員がmRNAワクチンに関しての真偽不明な発言の数々で、Meiji Seikaファルマから名誉毀損で訴えられたけれど、この政党はもう少し議員の発言に関して責任を持たないと、とてもじゃないけれど信用できないと思うけどなあ。世間からの批判が少ないと思っているんだろうか。それとも、世間からの批判は全て自分達に対しての欺瞞行為だと思っているのかなぁ。そう言う冷静な判断の出来ない人に「議員」を努めて欲しく無いけれど、与野党どちらを見ても、中々そういう人材は少ない気がする。それが今の日本の政治の一番の不幸だろうなぁ。

お冷や

佐々木俊尚氏が紹介している、飲食店で出される「お冷や」に注目したXのスレッド。うちは、母親が喫茶店を20年位かなぁ、自分で経営をしていて、子供の頃から高校卒業して自宅を離れるまで手伝わされていたので、「お冷や」には五月蠅いです(笑)。

当時は、今みたいな「ミネラルウォーター」なんて言うのは殆ど無い時代だったので、うちの場合は金属製のポットに氷を入れて、水は水道水でした。ただし、氷は製氷機の氷では無く、氷柱(四角い氷の塊)を氷屋さんから購入していて、これをアイスピックで砕いてお冷やのポットに入れたり、アイスコーヒーを作るときは濃いめに入れたコーヒーをこの氷柱をある程度のサイズにしたものを鍋に入れて、そこに一気に淹れ立てのコーヒーを注いで急冷していたので、ひと味違うお冷ややアイスコーヒーを提供していました。水も「水道水」とは言いましたが、水道の蛇口が繋がっているのは自宅の敷地から飲料可能な地下水(天竜川の伏流水だと思う)が出ていたので、これを簡易水道として使っていました。その水を使って、お冷やにしたりコーヒーを入れるときもその水を湧かしてサイフォンスで淹れていたので、やはりひと味違っていたはず。だから、「美味しい」と何倍もお代わりするお客様も少なくありませんでした。

グラスにしても、お冷や用のグラスは記事の中で千葉の「珈琲屋からす」で使用しているものと同じ形だったことは記憶にあります。佐々木硝子製のものだったかどうかは、既に処分しているので分からないけれど、多分同じ物じゃ無いかなぁ。うち以外にも、喫茶店に入ると数軒に一軒くらいの割合でこのグラスに出会うくらいよく使われていたグラスですから。多分大量に使われていて、価格も安かったんじゃ無いだろうか。で、うちも同じくグラスに氷は入れずに、常に冷えた氷水の「お冷や」を、ポットから入れていました。多分、例えばコーヒーカップだと珈琲の色が付いたり、紅茶カップだと紅茶の渋が付いたりするけれど、このグラスに入れるのは「お冷や」だけなので、元々そんなに汚れることは無かったと思います。だから普通に洗って拭いて乾燥させれば、常に綺麗なままで使えた気がします。それでも、どうしても水垢とかは少しずつでも残るだろうから、時には漂白剤とかに漬けていたのかなぁ。

記事の本題に戻ると、やはり気配りが出来ている居心地の良い喫茶店や飲食店は、最初から最後まで、そういう雰囲気の中でサービスされているから、お冷やにしても一寸違うと言う事なんだと思いますね。うちはランチもやっていて、その場合は最初にお冷やを出して、ランチの注文を出すときにはお茶を付けて出したりしていましたから。まぁ、その程度の事を「手間」と考えるか「当然のサービス」と考えるかで、お客さんとしては居心地が大分違うと思います。お冷やじゃないのですが、うちのお店は「お絞り」は業者さんから配達して貰うのでは無く、お絞りの手拭き用のタオル地のものを大量に購入して、毎日洗濯をしてまだ湿っている間にクルクルと巻いて保管し、それを加湿器の中で蒸して提供していました。そのお絞りを巻くのが、私の仕事だったりしたから、だから今でも布製のお絞りを出されると、使った後につい手元で「クルクルっ」とまき直してしまう悪い癖があります(笑)。最近は、コロナ禍もあったりしたので不織布のものや紙ナプキンのものが殆どになりましたが、たまに高級なお店に行くと布のお絞りを出してくれるので、その時にはホッとしますね。まぁ、その後美味しいものを頂いて会計するときには「ギョッ」とするんだけれど(マテ)。

2025年3月21日

No More "迷惑電話"

佐々木俊尚氏が引用している、電話を使用した詐欺が横行し、知らない電話番号には出なくなった今の社会について。実は私も自宅の固定電話がそうで、留守番電話に設定していて、着信のみなら基本出無い。何かメッセージが録音されていて、その内容がちゃんとしたものなら折返し電話する、と言うモードになっています。勿論、記録されている電話番号は検索に掛けて、怪しいものは直ぐに「着信拒否」に設定。「非表示」なんて、問答無用に削除です(笑)。

スマホの着信は、時々知らない番号から掛かってくることがあって、それも一度はそのまま出ないでいて、一度その電話番号を検索に書けて当たりが付けば折返し電話するし、迷惑電話として検索結果が出たら「着信拒否」設定にしています。まぁ、電話をする前にメールで連絡先交換とかすれば、予め電話番号を登録して置くから仕事などではそんなに影響無いけれど、本来は一番便利なツールである「電話」が、何か迷惑の種になっているような部分もあるのが時代の皮肉なのかもしれない。 

最近では、LINE電話などのVoIP電話になって、予め登録している相手としか通話しない・出来ないから、本当に固定電話とかスマホの電話機能って使われなくなってきています。私も正直なところスマホの契約をデータ通信だけに絞って、音声通話はVoIPのアプリでいいかなと思いつつも、とは言ってもデータ通信に集約するリスクもまだ恐い気がしていて、旧来のスタイルを続けています。考えてみたら、仕事の電話もVoIPに集約されてしまって、これはこれで以前のように昼夜構わず掛かってくる電話が、パソコンを開いているときだけになったのは数少ないメリットの一つかも(笑)。

個人的に欲しいと思うのは、電話対応用AIがスマホに内蔵されていて、まずはこのAI(エージェント)が電話に対応して、営業勧誘とか詐欺電話ならばその場で終了して、必要な物だけ転送してくれる機能。簡単な会話なら、不自然さ無く可能な程度にAIの性能がアップしたら、そのままAIが対応して用件を聞いて会話を完了させることも可能じゃ無いだろうか。最近のスマホでは、AIを利用して画像処理をしたり検索機能を強化したりするCMを流してくれるけれど、そう言う「秘書機能」に特化したAIアプリを、どこか作って提供してくれないだろうか。SiriとかOK Googleならやってくれないだろうか。

「おうむ」と「れいわ」

オウム真理教による地下鉄サリン時間が発生してから30年。今日は朝から当時の様子等が伝えられていて、自分も思いだしても最初は何があったのか分からなかったのに、段々と事件の大きさが理解して行く恐怖みたいなものを記憶しています。この30年の間に、色々な検証が「オウム真理教」や「サリン事件」に対して行われているけれど、やはりサリン事件が発生する以前から、色々な意味で注目されていたオウム真理教に対しての社会の意識や彼らの行動に関してから、もう一度時間を巻き戻して確認する必要があると思うんですよね。

今でこそオウム真理教や現在の派生団体は「サリン事件を起こした危険な集団」という認識になっているけれど、其れ以前のオウム真理教は一風変わった教祖と面白い広報担当者によって、メディアにも多数露出するし、秋葉原では格安パソコンを販売する会社を運営していて、そのパソコンはそこそこの性能もあったら技術的にはそれなりに認識されていた集団。サリン事件が発生した1995年より少し前、1990年に入った日本の社会は、それまでの「自民党一党時代」が終わりつつある時。自民党の宮澤内閣不信任案可決から総選挙があり、内部の離反もあって自民党は大敗。離党した議員などが新党を幾つも創設して、そこから非自民政権となる「細川内閣」が誕生するわけですが、これも細川氏自身の問題もあって短命で終わるんですよね。

状況は異なるとしても、政治状態は今の日本の政治構造と結構似ている部分があるように感じます。細川内閣の後は、羽田内閣が数ヶ月続き、その後ウルトラCとも言える社会党の村山富市氏を総理にすえた「自社さ政権」 が生まれるわけですが、その村山内閣時代(1994年6月30日~1995年8月8日)の間に、このサリン事件が発生(1995年3月20日)したのですが、その前1995年1月17日には阪神淡路大震災が発生していて、政治も混乱していたけれど日本の社会も大混乱していた時期だったと改めて認識されます。これも、何か最近の日本の状況に似ている気がするんですよねぇ。自然災害や生活苦などの社会不安があり、さらに国内だけで無く世界も欧州からアメリカまで混乱しつつある分、この頃よりも現在の方がより不安定感を増している気がします。

更に当時には無かった不安定要素が「SNS(ネットワーク)」が浸透していて、情報伝達が以前とは比べものにならないくらいあっと言う間に拡散して、しかもその検証機能も十分に機能できないから、正しい情報以上に欺瞞情報や虚偽情報が広く深く長く拡散されてしまう。サリン事件の発生する以前にも、実はオウム真理教はいろいろと不安な行動が散見されていたけれど、宗教法人に対しての信教の自由だったり、メディア側も何となく避けていたというか、TBSの様にオウム擁護みたいな行動を取るところもあって、実際の行動がかなり隠されていたように思います。逆に、選挙活動をパフォーマンスの場にしたりして、何となく良く分からない人達に取っては「面白い集団」みたいな認識も合ったように思います。だから、個人的には某政党の行動は大きくオーバーラップするし、信用も出来ないんですよね。彼らがサリン事件のような社会犯罪を起こすとは言わないけれど、目指すところはそんなに変わらないのであれば、やはり当時のオウム真理教以上に彼らやその他の政党も含めて、一挙手一投足を監視しつつ、批判する事も続けないといけないんじゃないだろうか。

2025年3月20日

商品券

石破総理が、昨年の衆議院選挙で当選した新人議員15名に10万円の商品券を送った(その後返却)件は、野党からは絶好の与党攻撃材料になっていて、さらに歴代総理も同様の事を行っていたのではという疑惑も。野党も、これを機会に一気に退陣まで攻め込めば良いけれど、情けないことにこのままかイケせずにしかし終わること無くズルズルと疑惑を続けて、夏の参議院議員選挙での材料にしたいというけちくさい考え。

まぁ、昔はもっと凄い話があちこちから出ていたので、決して不思議じゃ無い話し出し、かと言って流石に政治資金規正法とか法律を犯してまでそう言うことをやるとは考えられないので(10万円は大金だけれど、政治家生命を賭けるほどの金額では無い)、まぁグレーかもしれないけれど取りあえず法律はクリアーしているんじゃ無いかと思うんですよね(知らんけど)。

立憲民主党の野田代表は「自分はそんなことやったことが無い」と追求しているけれど、でもこの人が首相の時の選挙では大敗をして政権交代したわけで、とても当選した新人議員(だってごく少数だっただろうし)に「お祝い」を上げるような雰囲気じゃ無かったはず。それよりも、その旧民主党が政権交代をして2009年の選挙の時に代表でその後首相となった鳩山由紀夫氏に疑惑は無いのだろうか。なんと言っても、毎月数千万円の「子ども手当」を母親から貰っていて大きな問題になったくらい、お金に頓着無い人だったし、与野党逆転をして政権を取った後は、傍目で見ていても浮かれている様子がご本人を頂点に民主党全体に溢れていましたからね。そんな彼らが新人議員に大盤振る舞いせずに、慎ましやかにしていたとは思えないのだけれど。

昔から「政治家と金」問題は良く問題になるし、政治家なんて誰でも叩けば埃が出るというのも昔から言われている話。それを見逃せとは言わないけれど、いつも思うのは「優先順位が違うだろ」という事。お米が高い、値上がりして生活が苦しい、給与が上がらない、等生活に直結した解決策が最優先のはずだし、一方で医療費の削減をして増え続ける予算の削減と税金を下げる(特に若い世代)も考えないと、今後の少子高齢化時代は乗り切れない。「だから政治を変える、政権を変える」と野党は言いたいのだろうけど、あれだけ期待された国民民主党も結果としては機会はあったのに自分達の主張を少しでも実現することは出来なかった(しなかった)一方、それなりに政治経験が長い維新の会は自分達の主張を通して予算賛成に回ったことは、ある意味「政治世界の渡り方」みたいな能力だと思う。自分達が欲している政治家は、常に相手の問題を取り上げて批判だけしている政治家では無く、仮に目標の10%でも必要な政策を実現して、生活を豊かで楽なものにしてくれる政治家ですからね。何度も書いているけれど「無能な働き者」はいらない。

Return Flight

MLBのCubs vs. Dodgersの開幕戦は、Dodgersが打ち勝って2連勝。Cubsがホームチームの二戦だったので、本当はCubsが連勝、あるいは一勝一敗で終わるのが理想的だろうけど、今回の「日本人目線」では、ほぼ100%(90%)の成功と言っていいのかな。やはりなんと言っても、大谷人気のDodgersが連勝。その大谷選手は、初戦で二安打して2戦目では待望のホームランを打ち、ファンとしては満足な内容。投手陣は、勝ち星が付いたのは山本選手だけだけれど、今永選手、佐々木選手、それぞれ失点しながらもそれなりの内容で合格点といえるのでは。唯一残念だったのは、Cubsの鈴木選手が無安打で終わったことで、彼がヒットを打っていればもう何も言う事の無い対戦だったような気がします。

その試合は、19日の22:00過ぎに終了しましたが、両チームの選手・関係者は直ぐさまアメリカに戻るので、日付けが変わる深夜過ぎには羽田空港からチャーター機で戻るんですよね。調べてみたら、Cubsは来た時同様United AirlinesのB777のチャーター機で、Dodgersも同様にAtlas AirのB747のチャーター機で帰国しますが、Cubsはキャンプ地のアリゾナ州フェニックスに戻るけれど、DodgersはホームのL.A.に一度戻る様子。 


Cubsが利用するUA3776 (N2737U)は、使用機材は往路便(UA3786(N2332U))とは別機体ですが、同様にSFOを基点にアジア中心に毎日のように飛んでいる機体。Cubsがチャーター機で到着した時には、この機体は通常のフライトで成田に来ている(笑)。今回は、SFO-PVG(上海)、SFO-PEK(北京)と中国2往復した後に、試合が終わった頃に羽田(HND)にSFOから到着。2時間のターンアラウンドタイムで、日付が変わった00:30にアリゾナ州フェニックス(PHX)へと戻る予定(実際には1時間遅れ)。ホームのシカゴへ行かないのは、やはりまだ寒いからなのかな。で、この機体はPHX到着後SFOにフェリーされて戻り、また上海へと通常のフライトに戻るらしい。


Dodgersが利用するAtlas Airの5Y8014(N263SG)の機体は、13日にPHXからHNDへ飛んできた後、翌日に成田(NRT)へ移動して、成田で駐機していたらしい。まあ、Cubsのチャーター機のように、空いている間他のチャーター利用や定期便利用が無ければ、駐機しておいた方が楽だろうし、乗務員もそのままステイしているんでしょうね。13日の15:00頃に羽田にDodgersを運び、翌日に成田空港へ移動。18日の夜に、成田から羽田に移動して、一日羽田にステイしていますね。偶然だろうけど、19日は羽田空港は雪で混乱していたから、これは結果的に良かった判断。で、19日の試合が終わり、日付が変わった00:30にLAXへ向けて飛ぶ予定(実際には2時間遅れ)になっています。Dodgersの地元は、暖かいL.A.ですからねぇ。

あくまで想像ですけど、多分Dodgersの方が費用としてはCubsよりも数倍掛けているような気がする。日本企業とのCM/スポンサー契約も多く結んでいるし、今回だって開幕戦で試合をすることが一番重要な事は当然だけれど、日本のスポンサー企業回りも(多分企業側がDodgersを尋ねる形で)やっているだろうから、十分それだけのコストを投資してもペイできているんだろうなぁ。今回の開幕戦は、Cubsとしては試合結果に不満は残っただろうけど、両チーム選手・家族や関係者、MLB、観戦した日本のファン、サポートしている日本企業、その他関わった全ての人が得をした「Win-Win」の結果だったように思います。欲を言えば、ANAやJALは自社のチャーター利用をして欲しかったのかもしれないけれど、それぞれ最新機材のJALのA350とかANAのB777-300ERとか、チャーター利用に回す余裕が無いと言う事もあるのかな。まぁ、ANA/JALの場合、一度アメリカへフェリーして、アメリカ-日本を往復して、最後にまた日本までフェリーしないといけないから、効率が悪いという事もありますしね。いずれにしても、夢のような時間が終わってしまいました。やっぱり、L.A.へ、試合観戦に行かねば。

(UA Leg#5) HND-OKA / (NH Leg#13) OKA-HND

 前日夜の8時くらいかなぁ、急に雨が降り出して自宅近くに雷が落ちる大きな音が何度して、今朝の天気はどうなるのか心配でしたが、その雷雨も短時間で収まり、今朝は青空が広がる良い天気。ただし、前日夜の雨で気温が一気に下がり、朝自宅を出るときには、厚手のアウターにするか薄手のアウターにするか悩むくらい。結局、今回も自宅と浜松駅の間の移動は自家用車なので、多少さむくてもそんなに影響はないだろうと、予定通り薄手のアウターで出かけました。ちょっと寒かったけれど、とりあえず問題ない状態です。

何時ものように浜松駅のスタバで朝食代わりのホットサンドとコーヒーを頂き、新幹線で品川駅へ移動。浜松よりも、都内の方が寒い感じですね。品川駅で京急空港線を待っている間に、何回か体を動かして少し暖めたりしていました。浜松は夜に雷雨がありましたが、それが移動したのか小田原くらいから天候は雨模様に。羽田空港に到着すると、外はそこそこ強めの冷たい雨が降っているようで、地上係員の人達は大変な一日でしょうね。まずはラウンジに入り一服します。

1) (UA) HND 10:25 - OKA 13:20 (NH469)

使用ゲートが何時もの63番ゲートから隣の62番ゲートに変わり、この時点ではスケジュール変更がないことを確認してゲート前へと向かいました。特にトラブルの匂いはこの時は感じなかったのですが、10:00を過ぎても事前改札が始まらず、どんどん時間が過ぎていきます。そのうちに「積雪のため搭乗を停止しています」というアナウンスが入り、他のフライトも同様に搭乗保留になっているみたい。外を見ると、確かにさっきまでは雨の様子だったのが、雪が待っているようにも見えますが、白く積もっているような場所は視界の中にはありません。というか「雪」と言っても霙みたいな感じで、つもりよりも先に溶けてしまいそうなんだけれど。そんな状況だからすぐに再開すると思ったら、10:30過ぎても、11:00になってもゲートは閉まったまま。すぐ隣の61番ゲートには、復路便となるNH471便が駐機していますが、こちらも積雪対応で遅延しているみたいなので、今のところは自分的には問題無さそうダナなどと考えているうちに、出発時刻がやって11:30と確定して11:10頃から事前改札が始まりました。

その後グループ1からの優先搭乗が開始され機内に入り、ドアクローズが11:30。プッシュバックも5分後くらいに始まり「遅れたけれど、離陸はスムースにいきそう」と思ったところ、誘導路を移動中に止まってしまいます。どうも、まだ雪の影響が残っているのか、管制指示でそのまましばらく待機みたいな状態になります。この時、どこで止まっているのか良くわからない買ったんですが、その後30分くらいしてまた動き出したところで、左に海が見えていたので「C滑走路のまだ横なの?!」とちょっとびっくり。ところが、さらにしばらくすると、そのまま前進をして左にターンしていきます。どうもC滑走路のRW34Rから離陸するみたい。これって、北側は陸地の密集地帯があるから、離陸後すぐに右に急旋回しないといけないはず。さらに、西行きのフライトですから、そのまま旋回を続けて、多分ほぼ一周近いくらい右旋回をして機種を西に向けて上昇しないといけないはずです。通常使うD滑走路のRW05でも、離陸すると直ぐに右旋回をしてほぼ180度位機種を回してから西行きのルートに乗りますが、それよりも空に厳しい旋回をしつつ、なんとか飛び立ちました。

事前に離陸後しばらくは揺れるというアナウンスがあり、確かに10分以上はガタガタ揺れながらの飛行でした。その後、遠州灘上空くらいまで来ると、高度もとれたからか安定したフライトになりました。例によって機内では機内Wi-Fiに接続して、メールなど確認をしていましたが、離陸してからずっと順調に接続していたのに、到着30分くらい前になったら急にネットワーク接続できなくなってしまい、なんとも理由が良くわからないままに那覇空港へ着陸しました。沖縄半島を時計回りに回り込んでRW36Lに着陸したのが14:55で、そこから33番ゲートに入ったのが丁度15:00を少し過ぎた頃でした。

折り返しの11:25羽田発のNH471は、この後15分遅れくらいで到着する予定なので、復路便には十分間に合うのですが、接続時間は短くなってしまったので空港の外には出ずに、そのまま空港内であんなことやこんなことの処理をしてから、再びラウンジへと向かいました。

2) (NH) OKA 15:05 - HND 17:25 (NH470)

優先保安検査場を抜けてラウンジに入ると、予想はしていましたがほぼ満席状態。羽田便だけで無く、軒並み遅延しているので仕方有りません。それでも、なんとか席を確保して、ちょっと喉を潤していたら、15:05出発予定だったNH470が到着機遅れのために15:55に出発時刻変更というアナウンスが。でも、ANAのサイトで運行状況を調べてみたら、往路便のNB471便は、14:20到着予定が1時間遅れて15:20に32番ゲートに入っています。となると、15:55というの無理で、多分16:00過ぎになるだろうなと推測します。でも、この時点では「15:55」のままなので、それに合わせてゲートへと移動しました。

ゲート前にはすでに各グループ毎に長い列が出来ていて、グループ1だけでも20名以上が並んでいてびっくり。で、並んでいたら「15:55をさらに遅延して16:10に変更」というアナウンスが。ただし、事前開発が始まったのが15:53で、グループ1の優先搭乗開始が16:00でしたから、さらに遅れることは覚悟しながら機内へと入りました。このフライトは、遅延などもあったらでしょうけど満席ということで、なかなか搭乗が終わらない。それでも、ドアクローズしたのが16:17で、プッシュバック開始が16:23でした。そこから反対側のRW36Rへ移動して、やっと離陸したのが16:35でした。この時点でブロッキングタイムは01:40と表示されているので、18:15頃に到着する計算になりますが、これは着陸するまでの時間で、実際には空港混雑で待機時間も発生するだろうし、ゲートへの移動で10分くらいかかる場合もあるので、ゲートに入るのは早くても16:30位かなと想像します。

唯一の救いは、この復路のフライトでも機内Wi-Fiがそこそこ使えて、常時接続出来ていたことで、メール確認するとともに、品川駅からの新幹線の予約に悩みます。元々は、艇庫通りなら間に合うはずの18:10初のひかり号を予約していましたが、1時間出発が遅れたので、これを19:10と次のひかり号に変更しておきました。しかし、さらに遅れが増えているので多分これには間に合いません。幸いにも19時台の浜松停車のひかり号は、もう一つ19:37品川発のひかり号があるので、これならば十分余裕で間に合いそう。ということで、機内から新幹線の予約変更をしておきました。

夕方の到着ラッシュ時ということで、房総半島付近で蛇行しつつ、A滑走路のRW34Lに着陸したのが18:30。誘導炉を移動して、60番ゲート入ったのが18:38と、19:10発のひかり号には間に合わない絶妙のタイミング(笑)。それを見越して、その約30分後のひかり号に変更済みなので、慌てずゆっくりと機外へ出て、京急で品川駅へと移動しました。品川駅では余裕が20分以上あったので、ちょっとお惣菜や夕食のお弁当を購入して帰宅となりました。

2025年3月19日

Sho Time (2)

いよいよ始まった、MLB Tokyo Series 2025。今回来日している5人の日本人選手のうち、今日の先発が予定されている佐々木朗希選手以外の4選手が出場して、試合も盛り上がりました。試合はCubsが先制するものの、そのごDodgersが集中安打で逆転。Dodgersが開幕戦を勝利で飾りましたが、良い試合だったと思います。

最初の見所はCubs先発の今永投手と1番DHでの大谷選手との「日本人メジャーリーガー対決」。試合後のインタビューで大谷選手自身も語っていたように、大谷選手のプレーがちょっと堅く感じたのは、やはり珍しく緊張感を感じていたとのこと。今永選手は4回1点リードの場面で投球数から交代して勝ち星は付かなかったけれど、5回を投げていたら試合結果も含めて分からないと思うくらい良い内容だなと感じた投球でした。対するDodgersの山本投手は、今永選手と比べると立ち上がりに苦しんでいるように見えたけれど、上手く打者を処理して1失点でとどまります。チームは今永投手交代直後に逆転。大谷選手もヒットを打つなど、早めの交代が裏目に出たことは確か。9回にも大谷選手は二塁打を放ち、5打数2安打とホームランは無かったけれど、まずまずのシーズンスタート。残念だったのはCubsの鈴木選手で、4打席無安打とちょっと奮わない結果に。今日も出場が期待されるから、今日はCubsが昨日の借りを返すのだろうか。

試合前には、ピカチュウが登場したり、両国の国家遠征はX JapanのYOSHIKIが登場するとか、正直「お金の掛け方が半端ないなあ」という印象。ただ、両チームが来日してから今日までの約一週間、日本国内の盛り上がり方は多分MLB関係者の想像以上だったんじゃ無いだろうか。オープン戦も含めて、試合チケットはほぼ完売状態たし、急遽設定してオープン戦前日の「練習見学」も、すぐに満席になるくらいの注目度。チームグッズ販売も、何百人という待ち行列が出来ていたみたいだし、後は日本テレビ系列とPrime Videoでの試合中継が、どれだけ視聴率を獲得出来たかで、次回の開催も例えば2年後とか3年後とか、短いインターバルでの開催が決まるかもしれない。勿論「MLB」なので、アメリカ国内のホームグランドで観戦するのが一番だとは思うけれど、NFL等も積極的に海外開催を行っているけれど、まずは身近な存在になることがファン獲得市場拡大の第一歩だと再認識しましたね。

あと、何度も言うようだけれど、今回来日したチーム関係者や家族が、空き時間に都内だけで無く京都など観光する様子もSNSに多く投稿されています。メジャーな人達のSNSなので、拡散力は大きいだろうし、来多くのインバウンド獲得のきっかけになることは間違いないのでは。また、彼らにとって「もう一度来日したい」という気持ちが大きくなれば、今年も多くのNFL選手がオフの間に日本国内で発見されて話題になったけれど、ああいう光景が他のメジャースポーツ選手や有名人が頻繁に話題になれば、日本の観光地としての知名度ももっと上がりそう。その場合、例えばインバウンドの多くが名所や景勝地に感激する以上に、例えば日本のコンビニに注目したり、トイレを話題にしたりという、日常の中に魅力を感じていることが今回も明確になったと思います。それこそが、少し前に言われた「(買い物中心などの)物の体験」から「事の体験」という付加価値の変化を照明する物だと感じますね。

Volumetric Video System

MLBのオープン戦、Cubs vs. ジャイアンツ戦で使用された、「ボリュメトリックビデオシステム(Volumetric Video System)」が、米国で話題になっているという記事。私もこの試合中継を観ていて、その再現されたシーンも見ましたが、確かに凄いと感じます。欲を言えば、選手の様子等が何となくアニメの画質っぽい感じになるのは、多分処理速度の問題何だろうけど、確か100何十台というビデオカメラが撮影した全方向からの映像を、3秒で合成して目的のシーンを任意の視点から再生出来るというもの(と、番組で説明していたと思う)。

昔も「自由視点映像」みたいな言い方で似たような映像を巨人戦で流していたことがあったように記憶していますが、その時はその選手の輪郭がガクガクだったりして、不自然さの方が目立ったけれど、今回の映像はもっとスムースになっていて、十分実用に耐えるだけの品質だと感じました。この「ボリュメトリックビデオシステム(Volumetric Video System)」って、どこのベンチャーの技術なんだろうと思ったら、何とあのキヤノン様がやっていると今回知って二度びっくり。しかも4年位前から最初の技術は公開されていて、その当時は範囲も狭い能舞台とかだったけれど、2022年にはもう東京ドームで公開していたんですね。これを朧気ながらに記憶していたのだろうけど、当時はそれ程凄い技術とも思わなかったのはご免なさい(笑)。

この手の映像技術、特にNFL、MLB、NBA、NHLのアメリカのメジャースポーツでは、昔から先鞭を付けるのはアメリカというのが常識で、最近では日本でも大きな試合で使用される、和イーでカメラを吊してフィールド上空から縦横無尽に撮影する「スカイカム(Sky-cam)」を最初にNFLで見た時に、もうただただため息が出るばかり。最近のNFLの試合では、例えばエンドゾーンのパイロン(境界を示すオレンジ色の立方体のマーカー)の中にカメラが仕込まれていて、TDシーンが再生されたり、微妙なプレーや判定を複数の視点から即座に再生したりと、多分何十台というカメラで一つのプレーを集中して撮影して、それを瞬時に再生することが普通に行われていますが、あれも凄い。ある意味物量作戦の勝利ですよね。まぁアメフトの場合、ビデオリプレーが発生するから、常に多方向からの映像でプレーを撮影しておく必要が有るのだけれど、でもこの今回のボリュメトリックビデオの場合は、カメラ台数だけで言えばその何倍ものカメラを設置しているわけで、それならばリアルな映像再生もして欲しい気がする。

「キヤノン」と言えば、一般的には「デジタルカメラメーカー」という印象が一番強いと思うんですが、放送機器ではSONYと世界市場を二分するような存在。高解像度カメラの開発と提供が、4K、5K、6K、8Kと「どの様に撮すか」という基本部分ではある程度まで到達したところで、今度は「どの様に見せるか」という応用部分への開発へシフトして、市場開拓しているんでしょうね。例えばこの技術が、今の街中の監視カメラ網に適用できたとしたら、何か事故があったときの証拠映像として多数視点から検証出来てより公平精確な評価が可能になるかもしれない。まぁ、最初の頃は街中の監視カメラもプライバー問題で揺れたけれど、それもその機能や効果が認識されると、今ではそんな声は聞こえないし、それ以上に一人一人がスマホを持ち歩きカメラ機能出回りを撮影している時代になった今、「常に撮影されている」というの、「空気を吸う」みたいな感覚に成りつつ有るのかもしれない。まだまだ夢の夢だけれど、小さな空間でも実現して広がってほしい。

Narita New Terminal

偶々見つけた、成田空港の新ターミナル建設に関しての記事。既存のT1/T2/T3を残して、現在の貨物エリアを新しく開設するC滑走路横に移設して、その跡地に新ターミナルを建設するというもの。同じ場所に新ターミナルを建設するにしても、既存の3ターミナルは残して、「第4ターミナル」として増設するという案もあったんですね。個人的にはそれでも良いと思うけれど、ターミナル間移動が劇的に改善されないと、確かに分散型は不便そう。イメージとしては、ChangiのT1/T2/T3(/T4)が浮かぶけれど、あれだってあのスカイトレインがあっても、徒歩でもT1/T2/T3を移動出来るからまだ許せるわけですしね。

アメリカの空港だと、T1から始まってT7とかT8とか幾つもターミナルが並んでいる場合もあって、でもその場合は同じ航空会社が自社用のターミナルを設計して使用していたりするから、成田空港の場合とはちょっと事情が違う。便数シェアが10~15%と言う事は、多分一番多いのはJAL/ANAだろうから、残り70%以上が何十という航空会社が乗り入れていると言う事なので、となるとアライアンスで分けるのも大変そう。実際、LCCが昔よりも台頭してきているから、同じJAL系ANA系でも乗り継ぎなんかも今は大変ですからね。


別記事に掲載されている、ターミナル移行プランの図解を見ると、現在のターミナルから新ターミナルの東側半分が完成して、今のT1利用航空会社中心に移動するまでは、そこそこ早い気がしますが、その後T1を解体して敷地を整備して、さらに新ターミナルの残り西側半分が完成するまでは結構時間が掛かりそう。半分だけでも、新ターミナルを見ることが出来るのは2030年代に入ってからと予想されますが、その時にはまだ海外旅行へ行くだけの体力と経済力が残っていることを祈るばかりですね(笑)。
 

2025年3月18日

Sho Time

昨日はMLBの試合が無い休養日だったので、今回の試合中継を独占する日本テレビ系列はどうするかと思ったら、夜7時からは大谷選手特集番組みたいな物を代わりに流していました。通常、オープン戦はそんなに人気が集まるわけでは無いけれど、今回の試合ではCubs/Dodgersの試合どちらも東京ドームは満員で大盛況。Dodgers戦の視聴率も22%位まで行ったらしく、最近のコンテンツとしては大成功で日本テレビは笑いが止まらないのでは(笑)。

昨晩の特番では、大谷選手のこれまでのプレー等を順位形式でまとめた物で、まぁどれも既に見ているもが殆どだったけれど、個人的に驚いたのはその番組に挿入される企業CM。見た印象では7割位が大谷選手とスポンサー契約を結んでいる企業がCM供出しているので、CMが流れている2分とか3分の間にも、次々と大谷選手が画面に出てきます。いゃ、どっちが本編でどっちがCMなんだよと思わずツッコミを入れたくなる気分。 

日本企業だけで10社以上、総額で年間100億円以上のCM契約を獲得しているだけに、その訴求力はとんでもないんでしょうね。昨年Dodgersと、10年間1000億円以上(US7億ドル)の選手契約を結んだけれど、そのうち97%は10年後の支払なので選手としての年俸は3億円程度。それでも凄いと思うけれど、それにプラスして100億円がこれから数年は続くのだろうから、もうちょっとした企業並みの収益ですよね。まぁ、税金で半分位は取られるとしても、年間50億円位は残るわけで、それを債券など回せば利回りだけで... 止めておこう-笑

過去MLBで一番人気があってビジネス的にも成功したと思うのは、イチロー選手だと思うんですが、そのイチロー選手にしても大谷選手の1/10位かなぁ。どうしてもイチロー選手のCMとなるとユンケルしか思い浮かばないけれど、結構複数のCMに登場していたのは確かだと思います。当時のイチロー選手も、MBLで200安打だけでなく、年間最多安打数記録を塗り替えたり、かなりの活躍だったけれど、それでも今の大谷選手の活躍と比べると物足りなく感じるのは、やはり大谷選手が凄すぎるからでしょうね。今日、明日の試合でどれだけ活躍してくれるか期待は高まるけれど、大谷選手が高見を伸ばせば伸ばすほど、それに続く日本人選手への影響も大きくなるだろうから、今世界で活躍している選手、これから世界に出ていく選手の大きな励みになるでしょうね。日本人選手もそうだけれど、両チームの2試合が好ゲームになる事を祈って。

新滑走路@Centrair

国内の空港で、最初から複数の滑走路を準備して開港する空港は殆ど無いと思うんですが、大体は一つの滑走路からスタートして、需用が増えてきたら2本目を増設してというのが通常の手順でしょうね。新千歳空港は、元々となりに「(旧)千歳空港」が2本の滑走路であったから、2滑走路の空港として増設されたと思うんですよね。逆に需用がそこそこある那覇空港も、擦った揉んだしてやっと第2滑走路の供用が始まったわけですし。

その2本目滑走路の増設時は、関空のように沖合埋め立てを進めて増設できれば良いのだろうけど、福岡空港のように周りが市街地で囲まれているとそんなことは無理。2本目の滑走路も、ある意味無理矢理増設するような感じですよね。そう言う意味では海上空港であるセントレア(中部国際空港)は、沖合展開して2本目の滑走路を増設するのが理想的なんだろうけど、それを賄うだけの需要予測は難しい。そこで、既存の滑走路とターミナルの間の誘導路部分に2本目の滑走路を増設する計画が始まるらしい。 現在の滑走路が、沖合側ギリギリに設置されているから、新規埋め立てをしないのであれば、その滑走路とターミナルの間しか余裕がないのは確か。ただ、そこで第2滑走路の工事をしたら、離発着する飛行機の移動に邪魔にならないのだろうか。

運航していない夜間帯などに工事をするとしても、現在の誘導路部分を工事するわけだから、それを塞いでしまったら、運航再開となった時に飛行機が移動出来ない何てことでは困ります。まぁ、ちゃんとそういう所を計算して工事計画は立てるんだろうけど、走りながら車のタイヤ交換するみたいな作業にならなければ良いけれど。

福岡空港にしても、このセントレアにしても、第2滑走路が出来ても滑走路の間隔が狭いので動じ利用出来ないとか、制限ありの運用になるので、単純に滑走路が倍になっても運航可能数も倍にはならないのがちょっと残念というか勿体ないというか。まぁ、福岡空港の場合は、あれ以上の規模拡大をするならば、海側にでも移動して大規模な埋め立て工事をするか、別の地域に移動するしか無いけれど、前者はお金や機関の問題が出そうだし、後者の場合は今の直結駅との利便性がなくなるので困るだろうなぁ。セントレアも、仮に将来海側に展開して第3滑走路が作られて、事実上の並行運用が出来るようになったら、それはそれでラッキーなんだろうけど。願わくば、セントレアの新滑走路を一度位は利用してみたい(笑)。

2025年3月17日

インバウンドサンプル

明日からのMLB開幕戦で盛り上がる日本野球界。阪神、巨人とのオープン戦は、阪神が連勝、CubsとDodgersが1勝1敗、巨人が2敗という事で、阪神が世界一になったわけですが(マテ)、まぁ連敗した巨人の試合にしても、昔のように大差で敗れると言う事も無く、チーム力としても日米の野球のレベルは接近してきてるんだなとちょっと感じました。 

試合の方の興味も、大谷選手をはじめとした日本人メジャーリーガーの活躍にも勿論興味がありますが、個人的にちょっと追っかけているのが来日している選手や関係者の「オフの過ごし方」。日本だと、こういう遠征の時には結構禁足令が出たりして、ホテルと試合会場以外の移動は殆ど無いように思いますが、向こうの場合は家族同伴という事も有るからかもしれませんが、試合とか練習の時間以外は基本自由時間なんですね。結構遅いと思われる時間帯に偶然取材陣が選手家族と遭遇したり、朝は朝で早朝から築地場外へ行ったりしていてちょっとビックリ。選手にとっては、時差ぼけ解消のために無理矢理朝から体を動かすのは良いことだと思うけれど、それでも大変だろうなぁ。

個人的に面白いと思うのは、彼らはアメリカでは勿論「セレブ」と呼ばれる人達で、収入しても桁違いな訳だけれど、日本に来てあちこち観光している様子を見ていると、コンビニに喜んだりガチャガチャに喜んだり(特に子供がいる家族)、あるいはゲーセンでプリクラ撮ったりと、結構普通のインバウンド観光客と変わらない行動パターン。勿論、時には高級ブランド店での買物の様子とかも流れてくるれれど、みたらし団子を食べ歩きしたり、普通のお店と思われる店内でスパゲティとか食べている様子とか、結構変わらない。これってやっぱり日本の日常時代がプライスレスな観光資源としては海外では認識されている証拠なんでしょうね。

異文化に触れると言う事は、やはり大きな興味と興奮をもたらすし、日本の場合はアニメとか下地みたいなものもあるし、今回のMLB選手団は日本人選手からの情報もあるだろうから、より楽しめるオフタイムに成ったでしょうね。ところで、やはりセレブ集団だから立地な部分も気になるわけで、昨日はDodgersの選手が一堂に会して、日本人選手(実質は大谷選手らしい)主催の歓迎パーティーが開催されたとのこと。何処かのホテルのバンケットルームでマグロの解体ショーや有名焼き鳥店の店主が自ら焼きに来たみたいで、お金の部分も気になりますがそこまでの準備はどうしたのか気になります。個人的想像だけれど、やっぱりクレジットカード会社のコンシェルジュサービスとかで発注したんだろうか。スポンサー契約では、三菱UFJ銀行と契約しているので、この中のクレジット関係の部門とか120%のサポートを今回しているんだろうなぁ(※あくまで個人の邪推です)。世界には、今回のMLBスター達以上のセレブも幾らでもいるわけで、そういう人達向けの高価格高付加価値サービスの試金石になっていたりして。

キューピーマヨネーズ100周年、だが...

日本の食卓に欠かせない調味料の一つ「マヨネーズ」。国内では、「味の素派」と「キューピー派」の二大勢力の覇権争いが長く続いています(マテ)。そのキューピーマヨネーズが「100周年」ということで、 こんな記念サイトが。

キューピーマヨネーズと言えば、赤ちゃんのキャラクター(Kewpie)が昔からのお馴染みで、「キューピー」と聞くとまず思いだすし、小さな赤ちゃんを見れば「キューピーちゃんみたい」と言う言葉が自然と出てくるほど。で、今回の100周年記念のCMを見ていたら、そのキューピーが二人(二体?)登場してちょっとビックリ。えっ、二人だったの? 

まぁ、それは許すとして、二人だから100周年(=100歳?)だから、男女のペアになっているのは良いのだけれど、その女性キャラクターのキューピーが、どう見てもチョコレートプラネットの松尾の女装にしか見えないのは許してほしい(笑)。CG作成された映像だと思いますが、最初斜め横顔で登場する様子が、直ぐに「洋服の青山」のCMに登場する母親役の松尾にそっくりで笑ってしまう。
勿論偶然だと思うけれど、髪色だけ除けば、髪型、丸顔の顔、隊形、ファー以外の着衣の様子、もう丸ごとコピーしたんじゃないと疑いたくなるような感じ。仮に、これキューピーと青山で狙ってやっていたとしたら凄いなぁ。で、偶然だとしたら、もっと凄い偶然だと思う。申し訳ないけれど、これからキューピーマヨネーズを使うときには、つい「TT兄弟」を口ずさんでしまいそう(笑)。

KIX New Lounge

関西国際空港(KIX)に新しいエアポートラウンジが開場したという記事。そう言えば、最近はKIX利用したこと無いなぁと思って調べてみたら、国際線で最後に利用したのはもう15年も前! 国内線利用でも、9年前の沖縄からの戻りフライトが最後のようで、随分とご無沙汰していますねえ。

15年前の関空は、まだまだ発展と情感を感じる国際空港で、当時の成田空港や羽田空港と比べても、ちょっと後塵を廃している印象は否めませんでした。当時の関空はまだ滑走路が一本の時代で、それだけ就航便数も少なかった事も伺えますね。また、成田空港は、東京駅など主要駅からの移動に時間が掛かると言われていたけれど、この関空もちょっと面倒な感じで、時間の掛かり具合も新大阪駅から関空までの移動は、東京駅から成田空港とそんなに違わない印象でした。その後セントレアが出来て、もう少し海外渡航(=米国行き)が簡単になるかと思ったら、NGO-SFOのUA便も数年で撤退してしまったし、日系キャリアの国際線は中国路せかんが中心で自分的には利用頻度が殆ど無くなってしまいましたし。

関空はそれ程では無いのだけれど、やはり米国や東南アジア(=シンガポール)しか行かない自分にとっては、わざわざ関空を選択する理由が無くて、しかも最近の羽田空港の国際線充実具合を見ると、新幹線での移動の利便性でも関空は負けているので、ますます浜松からだとまずは羽田利用、それが駄目なら成田、それでも駄目なら... という優先順位が確定してしまい、結果関空利用は10年以上ご無沙汰状態に。先日SQの名古屋就航30周年キャンペーン10年振り以上でセントレアを利用したんですが、需要と供給の問題なのは理解していても、これだけの設備が近くにありながら利用出来ないのも何となく勿体ない気もしますね。

久し振りにKIX-SFOを利用してみようかなぁ。HND/NRT意外では、唯一のUA就航便ですよね、これって。実は関空利用で困るのは、浜松から空港までの移動特に新幹線が実質的に1時間に一本のひかり号利用に制限される不便さが個人的には問題点。名古屋駅で乗り換えれば多少は選択肢は増えますが、結果的に往路の場合は名古屋まではひかり号かこだま号利用で、その後名古屋から新大阪までそんなに時間的に違わない。逆方向だと、名古屋までのぞみ号で移動しても、名古屋からはこだま号利用になるので、これも最初からこだま号利用と変わらない。ただし、上りの場合は1時間に2本走るこだま号のうち一つは名古屋始発なので、結局新大阪から名古屋までの移動はひかり号かこだま号がそれぞれ1本ずつ。それならば、次のひかり号を待ってもそんなに変わらないんですよね。新大阪方面は、年に何回か利用する機会があるので、もう少し利便性が向上しないかといつも感じる所です。それもあって、ますます羽田・成田利用が加速しそうというのが本音ですね。あっ、新ラウンジの話は、もうどうでも良くなってしまった(笑)。

2025年3月16日

大谷無双

MLBのChicago CubsとL.A. Dodgersが来日し、来週からの開幕戦前に、阪神、巨人とのオープン戦を開催。阪神は3-0でCubsに完勝して、オープン戦(エキシビションゲーム)としても、日本のプロ野球チームがMLBに勝利したのは20数年ぶりらしい。続いてナイターで開催された、巨人とDodgersとの対戦は、大谷選手の2ランホームランも飛び出して、もう日本人ファンがまっていたかのような展開でDodgersが5-0で完勝。今日は対戦相手を交代して、同様にCubs vs 巨人、Dodgers vs 阪神の試合が開催されて、一日休養日が入り、18日、19日と日本でのCubs vs DodgersのMLB公式開幕戦が始まります。オープン戦どころか、公開練習でも1万人以上のファンが集まり、アメリカの放送局もビックリしたみたいだけれど、公式戦の盛り上がりはこのオープン戦以上でしょうね。

実は金曜日に羽田空港から東京モノレールで浜松町へ移動していたとき、Cubsのロゴ入りTシャツを着たグループを見かけて、「あぁ、熱烈なファンがドームに来たんだ」とちょっとビックリ。日本では、壮絶なチケット争奪戦が展開されて文字通りの「プラチナチケット」になっているんですが、アメリカでも発売されたんだろうか。それとも、日本での発売にアメリカから参加して、チケットゲットしたんだろうか。あるいは、試合はスポーツバーとかホテルでのテレビ観戦で、MLBの試合を理由に日本に来た観光客なのか、まぁ結構インバウンドに対しても刺激になっている気がします。

昨年は韓国でこの開幕戦が開催されて、それも話題になったのだけれど、その時には例のトラブルも発覚して、ちょっと後味の悪い開幕戦でした。それもあってか、今回の日本の熱烈歓迎振りはMLB側も予想以上のレベルなんじゃ無いだろうか。まぁ、大谷選手は別格としても、日本人選手が両チームで5人もいるわけですからね。こう言う「お祭り好き」な国民性もある日本人としては、嫌でも盛り上がるでしょうね。個人的には、この今回の盛り上がりをMLBが好感して、毎シーズンは無理とても、2年に1回とか3年に1回とか、開催頻度を上げてくれる切っ掛けになると良いのだけけれど。試合開催は厳しくても、日本に対してのビジネスチャンスを感じてくれたら良いと思いますね。

アメリカの四大スポーツ、MLB、NBA、NHL、そしてNFLのうち、まだ日本人選手が誕生していないNFLも、今回の1/10、1/100でもいいから日本で盛り上がればなぁと、毎回のように感じます。3年後のL.A. Olympicでは、NFL選手の参加も予想されるフラッグフットボールが開催されて、日本からもトップクラスの選手を選抜して、男女で参加する(予選あり)予定ですが、3年後に大谷選手も円熟味を増して更に活躍して、そのL.A.の地で日本のフラッグフットボールチームが活躍すれば、NFLも少し身近になるかなぁ。とにかく「大谷人気」にあやかって、野球だけで無くてアメリカンスポーツ全部が日本で盛り上がることを期待したいですね。

Spoofing

警察の捜査協力に見せかけてお金を振り込ませる詐欺は、国番号に注意するような注意喚起もあって減ってきたと思っていたら、今度はまさに警察からの電話番号がそのまま表示されて騙されるケースが多発していてちょっとした騒動に。一連の報道では、何故本来の電話番号(新宿警察署)が、その番号以外からの発信で表示されるのか不明と伝えられていますが、「発信者番号スプーフィング」という技術で偽装可能らしい。 

私はこの分野の知識や技術に明るくありませんが、既存のスマホを利用しては多分スマホ内部の暗号化されているような部分まで弄ることになるから多分無理だろうとは思っていました。ただ、所謂IP電話(VoIP)ならば、ソフトで何とでも対応出来るので、ここで発信社殿よ番号を偽装するようなハッキングは可能なんじゃ無いかなとは感じていました。で、やはり偽装では無くて、正当な目的のために発信者番号を変更する機能は提供されていたんですね。確かにコールセンターのような多数対1での対応が必要な場合、毎回異なる電話番号からの着信では、顧客側も混乱するだろうし。

この記事を読んでいてちょっと気になったのが、流石に国番号までは偽装できないので、今回のこの詐欺事件では国内の電話網かIP電話網に接続して悪用されている可能性があるという事。元々の所謂「オレオレ詐欺」は、国内に犯人グループがいて詐欺電話を掛けていたものが、摘発が厳しくなり海外に拠点を移動。その後少し前に報道されていた、タイとミャンマーの国境付近での拠点摘発など、海外での活動にもリスクが大きくなったので、再び拠点を国内に戻しているような気がします。円髙で海外進出企業が、円安で再び国内回帰しているようなものだろうか(マテ)。まぁ、海外に移ったのは、警察の捜査を逃れるためもあるだろうけど、国番号を除いてそれらしい電話番号を取得出来ると言う理由もあったと思います。それが偽装工作で簡単に任意の番号から発信したようにできるならば、わざわざ海外へ出かける必要も無いわけですし。

私は理系の人間で、しかも一応エンジニアの端くれなので、技術革新は世の中を豊かにして幸せをもたらすという考えを持っているけれど、一方でこれまで想像出来ない犯罪に繋がる可能性もあります。今回のこのスプーフィングなんて、元々は企業ユーザー用に利便性提供目的に実装されたものが、まんまと悪用された事例な訳で、今後はその発信者番号の認証なり認証機能が必須になりそう。とは言っても、そう言うものが直ぐに普及することも難しく、暫くは電話番号ではなくその内容で真偽を判断して対応するしかないでしょうね。ただ、これまでなら「怪しいと思ったらかけ直して」と言えば済んでいたのが、「怪しい」と判断する要素の一つである電話番号が「正しい電話番号」なのだから質が悪い。ユーザー側ができる対策としては、その内容に関わらず「かけ直すので、担当部門名と担当者名、そして電話番号を教えてください」と言って、それで相手が躊躇するようならば「詐欺」と判断するしか無いでしょうね。まぁ、相手も「問題があります」とか脅すような事を言い出すだろうけど、本当であればかけ直しても問題無い、という認識をもっと伝えるべきなのかも。

2025年3月15日

マイナンバーカード更新

この3月24日から始まる、マイナンバーカードと運転免許証の一体化に先立ち、河野太郎議員からの注意喚起とも言える投稿。私も、今年の誕生日月に今のマイナンバーカードの有効期限となるので更新しないといけない。まさにこの事例に当てはまるわけです。

「マイナ免許証」にも、更新後は登録したいと思うのですが、それとともに今年はAndroidスマホの更新も予定していて、その更新後にはマイナンバーカードのスマホへの取り込みもする予定。色々なことが一度に発生するので、まずは一番ベースとなるマイナンバーカードを更新しておくのが肝になりますね。ただ、マイナ免許証に更新しても暫くは既存の運転免許証(昨年更新して、令和11年まで有効)も持ち歩く予定で、それはマイナ保険証スタート当時に、どうしてもマイナ保険証に対応出来ていない病院やマイナ端末の不具合に遭遇しているから。

Androidスマホに関しても、今使用しているPixel 6が購入後3年少し経過しているので、まぁ替え時であることはあるんですが、ただいまの所特に問題は無いしバッテリーもそこそこ使えるし、一番の理由は移行に伴うあれこれの手続きや処理が面倒(笑)。Pixel 10が出たら買い換えようかなぁと今の所思っていますが、Pixel 9とそんなに変わらないのでもう直ぐ発売が予想される、Pixel 9aでも良いんじゃ無い、という評価記事などを見て悩んでいます。実はちょっと事情があり、Dual SIMで運用したくて今色々物色して居るところ。nano-SIMを2枚使いたいので、例えば先日発売されたMotorolaのg05とか良いかなと思っていたら、Motorolaの廉価モデルってNFC-A/Bは対応してもNFC-F(Felica)は非対応なので、もう論外。一つはeSIMにして、もう一つはnano-SIMにしないとやっぱり駄目かなぁ...

次期更新機種では、マイナンバーカードをスマホに設定したりする予定でいるので、それなりに寿命が長くてその辺りに対応してくれるモデルでないと困ります。とは言っても今のスマホでも3年持てば良い方で、4年も使えれば御の字。どうしても、マイナンバーカードやそれに付帯するサービスよりは短命なので、やはり途中で乗り換えることを想定して機種選択しないと。今年も色々出費が続きそう。

(UA Leg#4) HND-OKA / (NH Leg#12) OKA-HND

寒さも少し和らいだ感じのお彼岸前の週末。今週二回目のフライトも、何時ものように自家用車で自宅から浜松駅まで移動して、新幹線で品川駅まで移動。今回も、何時もガラガラのE-WORK車両の7号車も、7割8割混雑している感じです。 それでも特にトラブル無く品川駅へ到着。京急空港線は、まぁ普通程度の混雑具合で運良く空席も見つかり座ったままで移動できました。

そんなに余裕はなかったのですが、優先保安検査場を抜けて4Fまで上がり、お手洗いを使わせてもらい、窓の外からこれから向かう63番のスポットを見ると、一応今回はちゃんと機体がボーディングブリッジに接続していましたが、まだ荷物を下ろしているところで、これは少し遅れるかなという予感が。それでも、この時点ではまだ遅延などの連絡も無かったので、定刻に合わせてラウンジを出て、目の前の63番ゲート前へと移動しました。

1) (UA) HND 10:25 - OKA 13:20 (NH469)

事前改札はほぼ定刻通りの10:01頃から始まりましたが、今回は結構幼児連れのグループが多かったのか、この搭乗に時間がかかり、グループ1からの優先搭乗が始まったのが10:08でした。その後順番に機内へと搭乗して行きドアクローズはほぼ定刻の10:23頃。ところがプッシュバックがなかなか始まらず、後から機長のアナウンスでは貨物搭載に時間がかかったとのことですが、やっと機体が動き出したのは10:46頃でした。ここからRW05へと移動して離陸したのが11時過ぎ。結果的に20分くらい遅延したような感じでした。

今回の使用機材はB787-8の2-2-2の6アプレスト。私の隣にちょっと陽気な雰囲気の小太りの男性が座ったんですが、上着を脱いで袖まくりをして、扇子でパタパタ扇いでいるのになぜか毛布をCAさんに要求して膝にかけているのはなぜ? CAさんが見かねて「少し気温を下げて26度にしました」と言っていますが、逆に私は少し寒いくらい。しかも左側に座っている私に向かって、扇子の風がそよいでくるんですが、そこにかすかな酢酸臭みたいなものが... 時々あるんですよね、機内で扇子とかはハンディ扇風機を利用すると、ちょっときつめの体臭とかコロンの匂いが漂ってくるのが。離陸してしばらくしたら、その扇子攻撃も終わったので少し楽になりましたが、それまでは花粉症で鼻がぐずぐすしているところにこの攻撃で大変でした。

機内では食事を頂き、今回はそこそこ機内Wi-Fiも接続してくれていたのでメールチェックなどをして過ごします。で、那覇空港へ近づくと、北から南に接近するような感じで最初はRW18R目指して何かするような空路でしたが、そこから右に旋回をすると、慶良間諸島を反時計回りに回り込むような感じで沖縄本島の南側に出て、反対側のRW36Lへと着陸しました。反時計回りに回り込んでRW36Lに着陸するのは、多分初めてでは無いけれど、ここまで大きく回り込んでの着陸は今回が初めてじゃ無いだろうか。先行機が何機か飛んでいましたが、同じように慶良間諸島の西側まで回り込んでアプローチしていたので、着陸機が混雑していたのかもしれません。

その後33番ゲートに入ったのが13:48とほぼ30分くらいの遅れでの到着。乗り継ぎには多少の余裕はみているので、まずは一度外に出て所要を済ませ、その後再び空港へと戻りました。

2) (NH) OKA 15:05 - HND 17:25 (NH470)

この日も決行遅延が発生していて、ラウンジも少し混雑気味でした。空港に戻って復路便の予定を確認すると、いきなり15:05から20分遅延しています。やれやれと思いつつも、これで少し余裕が出来たので小腹を満たすために軽食のおにぎりを頂き、新しい出発時刻に合わせて35番ゲートへと向かいました。

ゲート前は、そんなに混雑している雰囲気無かったのですが、なかなか事前改札が始まりません。ここで時間があったので、帰りの新幹線の予約を確認したら、豊橋駅構内のトラブルで軒並み新幹線が遅延しています。この日は一度羽田空港から東京駅の大丸へ行って買い物をしてから東京駅から戻る予定でしたが、ちょっと困った状況に。とりあえず羽田空港に到着したところで新幹線は考えることにしました。

15:11から事前改札が始まり、グループ1の優先搭乗は15:17から。ドアクローズはさらに遅れて15:34でしたが、時間調整のためなのかプッシュバックもなかなか始まらず、機体が動き出したのは15:47。幸いにも滑走路の向きが変わり、離陸はすぐ目の前のRW18Lからでしたが、離陸待ちの機体が数機前にいて離陸したのは16:00少し前くらいでした。表示された飛行時間は1時間48分でしたが、多分羽田空港の着陸待ちで時間がかかるから2時間は最低でも見ておく必要があります。となると、東京駅まで移動して大丸で買い物をすると予約していた19:03発のひかり号には間に合いません。トラブルでの遅れが10分とか程度だったら、その後の19:30発のひかり号に変更しようか悩むところです。

飛んでいる間は何もしようが無いので、メール確認などして時間を潰し着陸まで時間を潰します。今回は羽田空港も反時計回りに回り込んで、A/C滑走路の北側からの着陸コース。RW16Lだとゲートまで近いけどなぁと祈っていたら、その祈りが通じたのかC滑走路側のRW16Lへ着陸。その後60番ゲートへ入ったのが18:12頃でした。

ここから東京駅まで出るには、モノレールで浜松町乗り換えの方が早いようなので、久しぶりにモノレール利用でまずは浜松町駅まで移動します。これが金曜日の夕方なので、モノレールも浜松町駅もラッシュ状態。山手線に乗り継いで東京駅に到着して、反対側の大丸へ移動して1Fの店内に入ると、週末以上の混雑。しかも、何時もは女性が多いのになぜか男性客が7~8割占めている感じ。何だろうと思ったら、そうかこの日は「ホワイトデー」だった。もう、いい年したおっさんがあちこちのお店に長い行列を作ってチョコレートを購入しています(マテ)。私は、お使い物のチョコレートとお菓子を買う予定で来たんですが、とてもそんな状態ではありません。何時も利用しているWITTAMERは、ケーキ、チョコ、クッキーと、3カ所に分かれて列を作っていて、本当はチョコレートとクッキーを幾つか購入する予定でしたが、とても並び直している余裕はなさそうなので、一番空いていたクッキーの列に並び、いくつか購入して新幹線ホームへと向かいました。

19時過ぎに新幹線の構内に入りましたが、この時点でまだ下り方面は30分くらいの遅延が残っています。私が乗る予定だった19:03発のひかり号も30分ほどの遅延でまだ東京駅に到着しておらず、結果的に元のひかり号に30分遅れで乗ることに。で、ホームで待っていたらこのひかり号、先日JR東海とディズニーがコラボを始めた、ディズニー仕様の特別車両でびっくり。本当に今日はいろいろなことがあった一日でした。その分疲れて帰宅しましたが、金曜日で翌日は休みだからなんとかリカバリーできるかな... 

2025年3月14日

Atlas Air

いよいよ日本で開催される「MLB2025の開幕戦」の為に、一足先にChicago Cabsが一昨日の深夜に来日し、昨日の午後にはL.A. Dodgersが来日。どちらのチームもチャーター機を利用して、それぞれのキャンプ地のアリゾナから羽田空港に乗り込んできました。Dodgersの来日の様子は、日本の午後のワイドショーの時間帯という事もあり、何処かで生中継するんじゃ無いかと思っていたら、TBS系列の「ゴゴスマ」でA滑走路のRW34Lへの着陸から、第三ターミナルビル前の沖止めスポットへの移動までライブで中継してくれました。プライバシー等の関係で、タラップを降りてくる様子等は放送できないという事で、飛行機しか見られなかったけれど、T3のターミナルから撮影した個人の映像は流れてくるんだろうなぁ。

Cabsが利用したチャーター機は、United Airlinesの「UA3786(N2332U)」便で使用機材はB777-300ER。普通に日常の運用に使っている機材で、最近の飛行履歴を見るとSFOを中心にアジア・オーストラリアを往復している機体。羽田空港には予定よりも少し遅れて12日の深夜近く(23:41)に到着して、その一時間後くらいには燃料補給をしてSFOにフェリーしているのはビックリ。

UAのB777-300ER(77W)のコンフィグを見ると、United Polaris 60席、Premium Plus 24席、Economy(含むEconomy Plus)が266席という構成。選手、コーチ、スタッフ、家族となると、100人は確実に超えるだろうし、200人位搭乗すんだろうか。選手がまずはPolaris優先で、コーチ、家族が続くのかな。Economyでも、横一列を占有して「Economy Flat」で利用するのかもしれないけれど、ちょっと意外でした。

方やDodgersがチャーターしたAtlas Airの機体は、昔懐かしいB747-400で「5Y8013(N263SG)」。いゃぁ、数年ぶり(10年振り以上?)に飛んでいるB747見ました(笑)。しかも、主翼の先にウイングレットが付いているB747って、自分は初めて見たかもしれない。ずっとアメリカ国内を行ったり来たりしていた機材みたいで、久し振り(?)の国際線運用は大丈夫だったんだろうか(笑)。
昨年の韓国での開幕戦では、S.D. PadresもDodgersも、このAtlas Airのチャーター機で移動したらしいのですが、その時にPadresが利用したのが、今回Dodgersが利用した機体レジN263SGの機材らしい。

Atlas AirのHPに、この機材の情報が掲載されていますが、今回のN263SGも、昨年Dodgersが利用したN322SGも、「747-400 VIP PLUS」という一番贅沢なコンフィグの機体のようです。First Class 10席、Business Class 143席(!)、Economy Class 36席の189席という贅沢な作り。昔のB747で3クラスでも400名以上の乗客数だったので、定員数は半分以下ですね。まぁ、通常多くても50席位のBusiness Classが、その3倍位準備されていれば仕方ないか。仮に今回の搭乗者数が200人だとしても、ほぼFirst/Businessで間に合う構成ですね。

で、昨日の午後3時頃にこのAtlas AirのB747-400が羽田に到着。最近の飛行で4発というと、A380位しか思い浮かばないけれど、はやりB747は長いこと馴染みもあるし、独特の雰囲気を感じますね。最近のB777やB787と比べると、確かに室内でもエンジン音がうるさかったりしたけれど、1F側のあの広々とした感じや、先端部分のFirst Class設定等は、もう今の機材では望めないもの。A380の1F先頭部分なら可能だろうけど(確かEtihadとかQuarterとかは設定していたのかな)、そのA380も予想以上に早く消えそうだし(マテ)。

前日深夜に到着したCabsのチャーター便は、111番ゲートに入り、厳重な囲いの中入国したようですが、これも深夜で回りに人がいないから可能だったこと。今回のDodgersのチャーター機は、流石にゲート付けは出来なくて、沖止めの123番スポット当たりに止まったけれど、まぁ仕方ないでしょうね。T3の中を通常の入国順路でチームが移動したら、もう普通の騒ぎじゃ収まらないだろうし。

昨年は韓国での開幕中にとんでもない事件が発覚して、昨シーズンの大谷選手の活躍も心配されましたが、結果は50-50、ホームラン王、MVP獲得と文句の付け所の無い内容。今シーズンは、勿論トラブル無く好ゲームの開幕戦を繰り広げて貰い、そして最悪昨年同様バッター専念でも良いから大谷選手の活躍、そしてそれ以外の日本人選手の活躍を祈りたいですね。もっとも、自分自身はチャーター機の追跡で、もうお腹一杯ですけど(笑)。

差別批判が差別を助長する

今のところ産経新聞だけしか取り上げていない「国際女性デー」に呼応した、女性フェミニスト集団のデモの話。「女は黙れ」と言えば、確実に「女性蔑視」と言われるのに、「男は黙れ」と言っておとがめなしというのも変だし、一番の問題は「男が産めるのは『う○こ』だけ」なるシュプレヒコール。彼らは、生物学的女性だけが可能な「出産」という唯一性を、男性よりも優れている優位である特徴と考えてこういうことを言うのだろうけど、出産の大切さは理解するけれど、そういうものを比較して区別することが「差別」の根源じゃ無いの?

というか、同じ「女性」はずなのに「出産」というものに対しての考え方が、彼女たちは軽薄というかいい加減というか適当というか、ある意味デタラメと言ってもいいように感じますね。まず「産めるのは」というけれど、産道を通して生まれてくる赤子と、直腸から出てくる排泄物は全く別物。それを同一して「産む」というのは、排泄物を子供と同等の存在と思っているのか、子供が排泄物程度のものと思っているのかの度力だと思うけれど、多分揶揄していることを考えると後者の考えなんでしょうね。つまり、彼女たちは男性に対して批判しているつもりで、実は女性に対しても同じ事をしているのに気がついていない。出産が可能な女性に対してだけでなく、何らかの理由から出産できない女性・不妊治療している女性も多いわけで、そういう人達は生物学的に「女性」であっても、男性同様「埋めるのは...」になってしまうわけで、つまり彼女対の主張は全女性に対しての脂にも当たると思うのは私だけ?

最終的に子供を身ごもって、10ヶ月体の中で育み、かなりのリスクを伴いながら出産する女性の存在が出産では中心であることは確かなんだけれど、残念ながら女性だけでは妊娠できない。少なくとも生殖という男性も参加した行為が無ければ、出産も実現しないわけで、仮に何か問題が存在しているならば、その解決策なり妥協点を見つけることが最優先のはずで、対立を煽ることでは何も解決しない。個人的には、だからこういう人達の主張や行動には全く共感は生まれないし、彼女たちの目的は過激な主張を拡販して注目を集めて、自分たちの満足感を増やしているだけだと思う。そういう意味では、泡沫政党の党首とはいえ、国政に参加している政党の党首がそのイベントに参加して主張しているのに、なぜか「取材拒否」するのは政治家として失格なのでは。日頃自分たちは散々相手に対して要求しているのに、いざ自分たちが当事者になると手のひら返しするのも、こういう人達の特徴だと思う。

いろいろな種類の差別や不平等な事柄に対して、何らかの批判をしたり行動することは大切なことだと思うけれど、ネット社会になってちょっとしたことも大きく取り上げられたり、意図せずに拡散・拡大することが増えてくると、本来の目的とは別により注目を集める事が目的じゃないかと邪推してしまう行為も多く見られます。今回の件も、今のところ産経新聞だけ記事にしているけれど、それもその内容よりもネットで問題になっているということもあってのことで、これがネット黎明期やそれ以前の時代だったら「その他大勢」みたいな認識で記事どころか噂にもならないでしょうね。そういう意味では、産経新聞以外のメディアは昔の認識なのかもしれないし、でも朝日新聞や毎日新聞あたりは「余計なことをやりやがって」と地団駄を踏んでいるかもしれない。 今はネットの時代で情報が瞬時にいろいろな形で共有される時代。それは、多数の人に情報が浸透すると同時に、多種多様な批評や批判も生まれるということ。それによって、どんどん淘汰される情報がある一方、また新しく生まれてくる情報もあり、それが新陳代謝を進めているのが、今のネット社会だと思うんですよね。そういう意味で、今回の行動には1mmも賛成できないけれど、それによってこういう「差別批判が差別を助長する」ような事がどんどん淘汰されるきっかけになれば良いと思う。

SQ WANDERLUST

 
SQから約一年ぶりのプロモーションのお知らせ。KrisFlyer会員でかつMasterCard利用すると、最大で15%位の割引になるらしいのですが、KrisFlyer会員だけれどKrisFlyerにマイルは付けていないので、それだけだと余り興味が無いのですが。今回気になったは、確か前回には含まれていなかった、オーストラリア行きのフライトが含まれていること。

料金的には2万円位の違いで、UA MPに付けるときのマイル計算をして見ると、Dクラスなので100%マイルがつき、大体1PQP=150円位の計算になります。で、13日10:00を過ぎて検索してみるけれど、既にSold Outなのか中々その料金が見つからない。最初は「TYO-SYD」で色々検索したんですが、どうもこの路線(HND/NRT-SIN-SYD)の最低料金はそこまで下がらず27万円台が最安値設定みたい。「オーストラリア」の他の目的地(ブリスベンとかパースとか)なら、表示されている価格が出てくるんだろうか。うーん、段々面倒になってきた(笑)。まだ期限はあるので、一度頭を冷やしてからもう一度考えてみよう。