先日自宅近くのイオンモールへ車で行く途中、初めて運転中に電動キックボード乗りと遭遇しました。気がつくと前方を走っていたんですが、多分30代くらいの女性と思われる人がボードに乗っていて、一応ヘルメットは着用していました。ただし、背中に大きなリュックサックを背負っていて、しかも服装がやけにヒラヒラした感じの上着とスカートなので、走っていると風をはらんで結構大きく膨らみバタバタしています。 「併走するのは嫌だな」と思いましたが、幸か不幸か少し渋滞していたこともあり、その間を縫うようにしてこの電動キックボードは先に消えていきましたが、結構スピードも出るので自転車とは違った怖さがありますよね。
田舎で日常的に運転していて困るのは、自分の家の周りはまだ田んぼとか畑が残っているので、そういう畑仕事にいくのか結構高齢のお年寄りが、のんびりと自転車を漕いで突然登場すること。しかも場合によっては道路にかなりはみ出してふらふらとゆっくり進んだりするので、その後ろには結構な渋滞が出来たりします。以前交差点で右折し先ときに、その右側反対車線が渋滞していて車が並んでいたんですが、突然高齢の女性の自転車がふらふらと車の間から飛び出してきて急ブレーキを踏んだことがあります。見た限りでは渋滞していて車が止まっていると勘違いしていて、反対車線からの車は気にしていない様子。あれが、これまでで一番危ない瞬間でしたが、今回の電動キックボードはそれとはまたちがった怖さがありますね。
短い時間でしたが見ていると、広報に関してはほとんど注意を払っていない様子なので、下手に追い抜こうとすると突然ハンドルを切ってぶつかってきそう。また、今回は知っていた場所は舗装された道路ですが、それでも少し段差があったりして、車ならまだしも、電動キックボードや自転車だと結構上下の振動を感じるんじゃ無いかと思います。そういう状態で立ったまま、しかも背中には結構なサイズの重そうなリュックサックを背負っていて、バランスをとるのも大変な気がするんですが。オートバイ乗りの人とか、自転車でそれなりにちゃんとしている人って、大きな荷物を背負ったりしないし、服装も体にピタッとした物を着用して、自分自身で安全対策を考えているけれど、電動キックボード乗りはそういうことは一切関知していない気がします。ある意味、小さな子供が自分中心に自転車を漕いでいるような印象を受けます。
都会だと、こういう人達が縦横無尽に走行していると思うと、ちょっと怖い気もしますね。今回は昼間だからまだしも、そうで無くても暗い田舎の道をこういう人が走ってくると、多分反応できないんじゃ無いだろうか。未だに個人的に不思議なのは、何でこういうリスクのあるものが無免許で利用できるような認可が下りたんだろう。自転車と同じと言われてしまえばそれまでですが、自転車よりも遙かに脆弱でしかも利用者は乗ったまま・立ったままで移動するから、「漕いでいる」自転車よりも交通の流れの中にいることを自覚していないんじゃ無いだろうか。実は帰り道でも、この電動キックボードの女性とすれ違ったんですが、やっぱり周りに注意して運転している気配が感じられない。電動キックボードの会社側も対策はとりつつあるようですが、初めて見た限りではローラースケートやスケートボードに乗った人間が車の中を走っているような感覚で、リスクしか感じられない状態でした。やっぱり規制が必要なのでは。
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