ミャンマーで発生したM7.7の大地震。軍事政権下で内戦状態という事もあるのか、情報自体が中々入ってこないけれど、政府発表の1,000人規模の死者数は、実際には1万人を越えている という話も聞こえてきていて、被害の大きさが心配されます。日本人在住者一人の方も、倒壊したアパートに滞在していて連絡が無いと言う事で、こちらも心配。ロシアや中国の緊急援助隊が入っているみたいですが、更なる援助が必要だと思うし、ここは日本も含めて周辺国が早急に援助投入したいところ。
更に今回の場合は、約1,000km離れた対のバンコクに長周期振動の影響が発生して、高層ビルに被害が出ていて、こちらも混乱している様子。タイは殆ど地震が発生しないという事で、耐震設計されているような建物が少ないらしいけれど、それでも最近流行のタワービルはどうしても揺れますよね。私も未だに東日本大震災の時に、21Fのオフィスにいてゆっくりとした揺れを経験した記憶が消えません。だから、タワマンに住みたいとも思わないし、仕事の時でもあまり高層階へ行きたいとも思わないし。あと、デザイン重視の設計なんでしょうけど、高層ビル同士を高層階で繋ぐ連絡通路が、接続している高層ビルの振動が同期していないので破壊される映像も出てきています。日本でも、渡り廊下みたいな作りで家と家を繋ぐ場合は、接続部分が柔軟に動くようにして置かないと、幾ら耐震設計していたとしてもその部分が破壊されるかもしれませんね。
今回の地震の震源地は、大きな断層が走っているところらしく、そう言う内陸部の断層が動くというのは余り日本に居るとイメージが沸きません。大陸内部なら安定して居る気がするんですが、それでも安心出来ないとなると居住地域に関して暫くは疑心暗鬼になりそう。これも根拠の無い疑心暗鬼なんですが、何か地球全体が小刻みに身震いしていて、それが世界各地で地震とか災害を発生させているような気も。そうなると、日本やさらに韓国でも発生した山火事も、若しかしたら地球の身震いが、と思ってしまうけれどこちらは野焼きなど人的原因が大きいみたいで、でも自然環境が不安定になると人の気持ちも不安定というか適当というか、注意力散漫な状態になりトラブルが生まれてくるのかも。
バンコクの長期震動によるビル倒壊は、不運にもその長期震動と強振してしまうような構造のビルが合ったからとも言えると思いますが、それ故に問題無い建物も多くて、同じバンコク市内でも明暗が分かれているというのは悲しい現実なのかも。しかしバンコクの場合、屋上にあるプールの水が大量に落下するシーンは、あれも恐い光景ですよね。そうで無くても水の重さでトップへピーになっているだろうし、下手にプールに浸かっているときに地震が発生したら、水と一緒に外に吸い出されてしまうことは無いのだろうか。タイのバンコクであの被害が発生したのですが、そこから多分1,000km位離れていシンガポールとかに影響は無かったのかな。今週末行くだけにちょっと不安が心配です。
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