偶々見つけた、成田空港の新ターミナル建設に関しての記事。既存のT1/T2/T3を残して、現在の貨物エリアを新しく開設するC滑走路横に移設して、その跡地に新ターミナルを建設するというもの。同じ場所に新ターミナルを建設するにしても、既存の3ターミナルは残して、「第4ターミナル」として増設するという案もあったんですね。個人的にはそれでも良いと思うけれど、ターミナル間移動が劇的に改善されないと、確かに分散型は不便そう。イメージとしては、ChangiのT1/T2/T3(/T4)が浮かぶけれど、あれだってあのスカイトレインがあっても、徒歩でもT1/T2/T3を移動出来るからまだ許せるわけですしね。アメリカの空港だと、T1から始まってT7とかT8とか幾つもターミナルが並んでいる場合もあって、でもその場合は同じ航空会社が自社用のターミナルを設計して使用していたりするから、成田空港の場合とはちょっと事情が違う。便数シェアが10~15%と言う事は、多分一番多いのはJAL/ANAだろうから、残り70%以上が何十という航空会社が乗り入れていると言う事なので、となるとアライアンスで分けるのも大変そう。実際、LCCが昔よりも台頭してきているから、同じJAL系ANA系でも乗り継ぎなんかも今は大変ですからね。
別記事に掲載されている、ターミナル移行プランの図解を見ると、現在のターミナルから新ターミナルの東側半分が完成して、今のT1利用航空会社中心に移動するまでは、そこそこ早い気がしますが、その後T1を解体して敷地を整備して、さらに新ターミナルの残り西側半分が完成するまでは結構時間が掛かりそう。半分だけでも、新ターミナルを見ることが出来るのは2030年代に入ってからと予想されますが、その時にはまだ海外旅行へ行くだけの体力と経済力が残っていることを祈るばかりですね(笑)。



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