石破総理が、昨年の衆議院選挙で当選した新人議員15名に10万円の商品券を送った(その後返却)件は、野党からは絶好の与党攻撃材料になっていて、さらに歴代総理も同様の事を行っていたのではという疑惑も。野党も、これを機会に一気に退陣まで攻め込めば良いけれど、情けないことにこのままかイケせずにしかし終わること無くズルズルと疑惑を続けて、夏の参議院議員選挙での材料にしたいというけちくさい考え。
まぁ、昔はもっと凄い話があちこちから出ていたので、決して不思議じゃ無い話し出し、かと言って流石に政治資金規正法とか法律を犯してまでそう言うことをやるとは考えられないので(10万円は大金だけれど、政治家生命を賭けるほどの金額では無い)、まぁグレーかもしれないけれど取りあえず法律はクリアーしているんじゃ無いかと思うんですよね(知らんけど)。
立憲民主党の野田代表は「自分はそんなことやったことが無い」と追求しているけれど、でもこの人が首相の時の選挙では大敗をして政権交代したわけで、とても当選した新人議員(だってごく少数だっただろうし)に「お祝い」を上げるような雰囲気じゃ無かったはず。それよりも、その旧民主党が政権交代をして2009年の選挙の時に代表でその後首相となった鳩山由紀夫氏に疑惑は無いのだろうか。なんと言っても、毎月数千万円の「子ども手当」を母親から貰っていて大きな問題になったくらい、お金に頓着無い人だったし、与野党逆転をして政権を取った後は、傍目で見ていても浮かれている様子がご本人を頂点に民主党全体に溢れていましたからね。そんな彼らが新人議員に大盤振る舞いせずに、慎ましやかにしていたとは思えないのだけれど。
昔から「政治家と金」問題は良く問題になるし、政治家なんて誰でも叩けば埃が出るというのも昔から言われている話。それを見逃せとは言わないけれど、いつも思うのは「優先順位が違うだろ」という事。お米が高い、値上がりして生活が苦しい、給与が上がらない、等生活に直結した解決策が最優先のはずだし、一方で医療費の削減をして増え続ける予算の削減と税金を下げる(特に若い世代)も考えないと、今後の少子高齢化時代は乗り切れない。「だから政治を変える、政権を変える」と野党は言いたいのだろうけど、あれだけ期待された国民民主党も結果としては機会はあったのに自分達の主張を少しでも実現することは出来なかった(しなかった)一方、それなりに政治経験が長い維新の会は自分達の主張を通して予算賛成に回ったことは、ある意味「政治世界の渡り方」みたいな能力だと思う。自分達が欲している政治家は、常に相手の問題を取り上げて批判だけしている政治家では無く、仮に目標の10%でも必要な政策を実現して、生活を豊かで楽なものにしてくれる政治家ですからね。何度も書いているけれど「無能な働き者」はいらない。
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