自分体験では、ファーストクラスを利用した事があるのは、UA、ANA、TG、SQ位かなぁ。回数で言えばANAが圧倒的に多いわけですが、一番最初のファーストクラス経験はUAでのNRT-HNLだったので、もうクラス設定自体が無くなってしまったこともあり、UAの印象も結構強いですね。当時(30~20年位前)のファーストクラスの最大の利点は、シートがほぼ水平に倒れてくれて、ゆっくりと睡眠することが出来ることだったと自分は思います。勿論機内食に関しても、今のレベルよりもずっと豪華で品数も多かったけれど、自分的にはシートの違いが一番大きかったなぁ。その後ビジネスクラスでもフラットシートが導入されて、横になるだけならそんなに違いが無くなってきたけれど、広さとかの点ではまだまだ差はありますけど。
私は欧州便の経験は無いので、太平洋路線あるいはシンガポールやバンコクへのフライトでの経験だけですが、やはりファーストクラスを利用するならば、最短でも10時間以上、出来れば15~16時間位ゆったりと利用してみたいもの。東南アジアの路線だと、片道6時間位なので、離陸して食事を頂いてちょっとウトウトしたらもう到着。余り有難味は感じませんでした。同様に、米国行きの場合は追い風になるので、西海岸だと9時間位、東部でも12時間位で、やはり西海岸(SFO/LAX)だとちょっと勿体ない気がします。復路であればSFO/LAXからでも12時間位飛ぶので、ちょっと得した気にはなりますけど、それならばJFKとかORDとか、しっかり14時間位ゆっくりと経験したいところ。
フルフラットシートになったと言っても、例えばANAやUAのビジネスクラスのシートは、横幅が狭くて標準的な日本人体系の自分でも寝返りを打つのがちょっと大変なくらい。昨年初めてANAの最新版シートであるTHE SuiteとTHE Roomを利用しましたが、THE RoomのシートとはこれまでのSTAGGERD Sheetよりもシート幅が確保されていて、かなり快適でした。今の所B777-300ERにのみ搭載されているけれど、あれB787-9/10へ搭載するとなると、少し横幅を削らないと駄目だろうから、そうするとちょっと狭くなって印象も変わるかも。B787で運航している米国路線も結構有るので、あの快適性を維持したまま既存のシートとの交換をしてくれたら、かなりありがたく感じますが、無理かなぁ... 無理と言えば、AFはスカイチームなので、紅組(ワンワールド)以上に利用機会そのものが無いので、まさに今回の新シートは「絵に描いた餅」で終了ですね。

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