2025年3月22日

言いたい放題

ネットでは実際の会見の様子の動画も流れていますが、国民民主党の椎葉幹事長が、立憲民主党の杉尾秀哉議員の質問に猛反論という記事。国民民主党が、メディアにお金を渡して世論誘導をしたような質問をして政府見解を得ようとしているけれど、そのネタにされた国民民主党としては我慢ならない。まぁ、この杉尾氏は元TBSのキャスターで、その時にも松本サリン事件で一方的な報道をした前科があるし、個人的には「然もありなん」と感じる人。と言うか他人の批判をするくせに、自分達(=立憲民主党)だって、以前ネットメディアの「CLP」に一千万円を超える資金提供をしたり、 元SEALDsメンバーが所属していていた「ブルージャパン」なる会社に数億円の資金が流れていたりと、当時は指摘されたのに何故かそのまま有耶無耶で終わっている件を、椎葉さんは蒸し返したら面白いのに(マテ)。

何度も書いているけれど、所謂メディアは与党に対しては重箱の隅の裏までほじくり返すのに、野党に対しては「遺憾です」で終わる程度というのは問題なのでは。確かに政権与党に対しては厳しく監視し追求するべきだと思うけれど、二大政党制とか野党連合での政権奪取とか本当に考えているならば、次の与党になる可能性のある野党に対しても、厳しく監視しないと辻褄が合わない。実際、自民党から民主党に政権交代したときも、与党民主党に対してメディアの態度は、その前や後の与党自民党に対しての態度と随分と違っていた気がする。さらに、野党に戻った民主党に対して、与党時代の色々不都合な事実が明るみに出ても、それを追求する姿勢は皆無だった気がします。

その立憲民主党の杉尾氏は、別の質問でも手で顔が隠れて表情が殆ど分からない写真を見て、「笑顔だ」と断定して追求している。まぁ、参議院選挙立候補者と並んでの写真だから、渋い表情をしている事は無いと思うけれど、証拠として示している画像から判断出来ないことを「こうである」と言い切るのは、誘導に近いとも言えるのでは。国会で寝ていると言われた写真が時々出回るけれど、その中には偶々瞬きをして目をつぶった瞬間の画像だったりすることもあるわけで、実は写真一枚だけでは決定的な証拠になる場合も有るけれど、そうで無い場合も多い。私も色々写真撮影するから良く分かるけれど、写真が映し出すのは本当に一瞬を切り取るだけなんですよね。しかも、画角があるから全体全てその画面に入るわけでも無い。そういう不完全ものを「証拠」にしてしまうことは、報道の世界にいた人にして見たら、裏取りせずに報道する行為と同じだと思うのに、彼はそう言う事も忘れてしまったんだろうか。

まぁ、国民民主党としても夏の参議院選挙や、色々な大人の事情もあるだろうから、案外このまま有耶無耶のまま終わりになるような気もします。少し前には、立憲民主党の原口議員がmRNAワクチンに関しての真偽不明な発言の数々で、Meiji Seikaファルマから名誉毀損で訴えられたけれど、この政党はもう少し議員の発言に関して責任を持たないと、とてもじゃないけれど信用できないと思うけどなあ。世間からの批判が少ないと思っているんだろうか。それとも、世間からの批判は全て自分達に対しての欺瞞行為だと思っているのかなぁ。そう言う冷静な判断の出来ない人に「議員」を努めて欲しく無いけれど、与野党どちらを見ても、中々そういう人材は少ない気がする。それが今の日本の政治の一番の不幸だろうなぁ。

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