いよいよ日本で開催される「MLB2025の開幕戦」の為に、一足先にChicago Cabsが一昨日の深夜に来日し、昨日の午後にはL.A. Dodgersが来日。どちらのチームもチャーター機を利用して、それぞれのキャンプ地のアリゾナから羽田空港に乗り込んできました。Dodgersの来日の様子は、日本の午後のワイドショーの時間帯という事もあり、何処かで生中継するんじゃ無いかと思っていたら、TBS系列の「ゴゴスマ」でA滑走路のRW34Lへの着陸から、第三ターミナルビル前の沖止めスポットへの移動までライブで中継してくれました。プライバシー等の関係で、タラップを降りてくる様子等は放送できないという事で、飛行機しか見られなかったけれど、T3のターミナルから撮影した個人の映像は流れてくるんだろうなぁ。
Cabsが利用したチャーター機は、United Airlinesの「UA3786(N2332U)」便で使用機材はB777-300ER。普通に日常の運用に使っている機材で、最近の飛行履歴を見るとSFOを中心にアジア・オーストラリアを往復している機体。羽田空港には予定よりも少し遅れて12日の深夜近く(23:41)に到着して、その一時間後くらいには燃料補給をしてSFOにフェリーしているのはビックリ。
方やDodgersがチャーターしたAtlas Airの機体は、昔懐かしいB747-400で「5Y8013(N263SG)」。いゃぁ、数年ぶり(10年振り以上?)に飛んでいるB747見ました(笑)。しかも、主翼の先にウイングレットが付いているB747って、自分は初めて見たかもしれない。ずっとアメリカ国内を行ったり来たりしていた機材みたいで、久し振り(?)の国際線運用は大丈夫だったんだろうか(笑)。昨年の韓国での開幕戦では、S.D. PadresもDodgersも、このAtlas Airのチャーター機で移動したらしいのですが、その時にPadresが利用したのが、今回Dodgersが利用した機体レジN263SGの機材らしい。
Atlas AirのHPに、この機材の情報が掲載されていますが、今回のN263SGも、昨年Dodgersが利用したN322SGも、「747-400 VIP PLUS」という一番贅沢なコンフィグの機体のようです。First Class 10席、Business Class 143席(!)、Economy Class 36席の189席という贅沢な作り。昔のB747で3クラスでも400名以上の乗客数だったので、定員数は半分以下ですね。まぁ、通常多くても50席位のBusiness Classが、その3倍位準備されていれば仕方ないか。仮に今回の搭乗者数が200人だとしても、ほぼFirst/Businessで間に合う構成ですね。
で、昨日の午後3時頃にこのAtlas AirのB747-400が羽田に到着。最近の飛行で4発というと、A380位しか思い浮かばないけれど、はやりB747は長いこと馴染みもあるし、独特の雰囲気を感じますね。最近のB777やB787と比べると、確かに室内でもエンジン音がうるさかったりしたけれど、1F側のあの広々とした感じや、先端部分のFirst Class設定等は、もう今の機材では望めないもの。A380の1F先頭部分なら可能だろうけど(確かEtihadとかQuarterとかは設定していたのかな)、そのA380も予想以上に早く消えそうだし(マテ)。
前日深夜に到着したCabsのチャーター便は、111番ゲートに入り、厳重な囲いの中入国したようですが、これも深夜で回りに人がいないから可能だったこと。今回のDodgersのチャーター機は、流石にゲート付けは出来なくて、沖止めの123番スポット当たりに止まったけれど、まぁ仕方ないでしょうね。T3の中を通常の入国順路でチームが移動したら、もう普通の騒ぎじゃ収まらないだろうし。
昨年は韓国での開幕中にとんでもない事件が発覚して、昨シーズンの大谷選手の活躍も心配されましたが、結果は50-50、ホームラン王、MVP獲得と文句の付け所の無い内容。今シーズンは、勿論トラブル無く好ゲームの開幕戦を繰り広げて貰い、そして最悪昨年同様バッター専念でも良いから大谷選手の活躍、そしてそれ以外の日本人選手の活躍を祈りたいですね。もっとも、自分自身はチャーター機の追跡で、もうお腹一杯ですけど(笑)。
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