2025年2月22日

GUNDAM vs EVANGELION

静岡市の難波市長の会見で、静岡のシンボルとして実物大ガンダムの誘致を進めたいという話を聞いて「えっ?」とビックリ。ガンダムの製造元(ちょっと意味が違うかも-笑)のバンダイナムコの新工場がこの夏に完成し、ガンプラの製造工程見学などが計画されていることから、これまで以上に「ガンダムマニア」が静岡に来ることが予想されることから、そのシンボルを設置したいということらしい。ただし、静岡市がお金を出すわけでは無く、あくまでバンダイナムコ側の意図次第で、仮に実現したら観光振興などで後押しするという話らしい。そう言えば15年位前に、東静岡駅横の市有地に、国内初の「実物大ガンタム」が表れて、何で個々にと不思議でしたが、そうかバンダイナムコがあったからかと、今更ながら納得。

で、この話を伝えていた昨晩のローカルニュースでは、「静岡がガンダムならば」と続けて「浜松はエバンゲリオンの像を誘致することに」と言い出したからさらに「えっ、えっ、えっ?」。しかも中の浜松市長は「すでに了解もいただいています」みたいなことを言っている。確かアニメとか制作していたガイナックスは破産したよなと思ったんですが、今は版権や商標は庵野秀明監督の会社「カラー」に譲渡されているから、ここから許諾を受けたんだろうなぁ。まだ具体的には確定していないらしいけれど、昨日の放送では浜松駅の北側の遠鉄百貨店前のスペースに、初号機のモデルとキャラクター像3隊を設置するらしい。あそこ、そんなに広いスペースじゃないのに、大丈夫かなぁ。駅の出入り口正面の、ステージみたいな場所にせっちしたらよいのに。あるいは、松菱跡地を再整備するとか(マテ)。

今実物大ガンダム像があるのは、お台場のダイバーシティ(ユニコーンガンダム)と、福岡のららぽーとにνガンダムが設置されているのかな。春からの大阪万博のバンダイナムコ館に3体目の機体が設置されるらしいけれど、その3体目を静岡に移設する、と言うような話なら実現性は高いかも。一方でエバンゲリオンは、庵野秀明監督の故郷である山口県宇部市が「エバンゲリオンの街」として、町中でエバを展開しているようで、となると浜松の場合はスケール感でも見劣りしそう。そもそもエバの由来というか関係性も、浜松市の奥(北)の方の二俣にある「天竜二俣駅車両基地」が、エバの第3村の舞台という話だけなんですよね。駅前にエバ関係の像を設置して、街中の飲食店や物販などでも「エバンゲリオン」を盛り上げていくという話を、中野市長は言っていたけれど、うーん弱い気がするなぁ...

例えば、ガンダムのコロニー落としで出来た隕石孔の後が浜名湖だったとか、エバの最終決戦の地が三方原台地の航空自衛隊浜松基地だったとか、それ位の具体的なしかも印象的なシーンがあれば「○○由来の街」みたいな言い方をしてもいいと思うけれど、浜松のエバ推しはちょっと弱い気がする。どうせなら、浜松市内の企業がエバの操縦席のモックアップを作って疑似体験出来るようにするとか、エバシミュレーターみたいなものって出来ないのだろうか。 と言うか、浜松には「ウナギイヌ」とか「家康くん」とか、れっきとした浜松を代表するキャラクターが存在するのに、それを無視して良いのかという気もする(知らんけど)。あるいは、駅前にエバ像を陳列するなら、横のアクトタワーの壁面にプロジェクションマッピングでエバの場面を投射するとか、もっと拘ったらどうだろうか。今の雰囲気だと、静岡のガンダムよりは浜松のエバの方が早く実現しそうな感じだけれど、盛り上がり方ではどちらに軍配が上がるのか。浜松vs静岡のライバル心対決になったりして(笑)。

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