2024年8月31日

Lexus NX350h Impression (15) - 1ヶ月点検

先月購入したNX350h君の1ヶ月点検。納車の時に「1ヶ月点検はいつにしましょう」と担当営業さんと適当に決めた日付けが、まさか台風に遭遇するとは誰にも予想できないでしょうね。先週の時点では、この当日にまさに東海地方から関東に上陸するかという予報が出ていた時で、「台風直撃しそうだけれどどうします?」と事前に連絡しようかと悩んだくらい。ただその時点でも迷走状態で、その日にどうなるのかは前日でも分からないような状態で、まぁ仕方ないから前日の様子を見てから決めようと半分諦めていました。ただ、実はその1ヶ月点検の前日、前々日とディーラーさんが連休でお休みだったので、前日に連絡するわけにも行かず、当時の朝に様子を見て決めるしかないよなぁと前日は就寝しました。

幸か不幸か、翌日は雨模様の天気でそこそこ雨量もあったけれど、まぁ「ちょっと雨が強い日」くらいなので予定時刻前に出かけて行きました。ディラーさんは、こんな天候でもちゃんとオープンしていて、予定通り1ヶ月点検をお願いしてその間はラウンジで待つことに。全てのLexus Loungeが同じかどうか分かりませんが、今回Wi-Fiサービスが変わっていてこれが使いづらい。以前だと、APのSSIDとアクセス用のパスコードを入力すれば、直ぐにその場でアクセス出来るような設定でした。ところが今回利用してみると、指定されたID宛に空メールを送ると、その送信ID(=自分のメルアド)にアクセス用コードが送られてきます。その後、指定されているラウンジ内のWi-Fi APにアクセスして、その送られてきたコードを入力すると、その後2時間Wi-Fi利用が出来るというもの。で、この時は自分のノートブックパソコンを接続したかったので、まずはスマホ(=iPhone 15 Pro)から空メールを送ってみました。ところが、いつまでたっても返信が来ない。迷惑メールホルダーとかちゃんと確認しても落ちていないし、ドメイン制限なんて言うのもやっていない。2回ほど試しても駄目なので、仕方なくそのスマホをテザリングモードにしてパソコンからアクセスして、パソコンから空メールを送ってみたら、少しタイムラグはありましたが、今度はパスコードが書かれたメールが戻ってきました。でも、凄くレスポンスが遅くて、実は1回目の空メールが反応しなかったので2回目の空メールを送ったら直ぐに返信書きたんですが、その後また2回目の返信がきて「???」。どうも反応が遅くて、2回分来たらしい。四苦八苦しながらも、何とかパソコンのWi-Fiを接続する事が出来ましたが、なんかわざと不便にしてWi-Fiアクセスを回避させようとしているみたいな雰囲気。(※あくまで個人の感想です)

予定では1時間位との事でしたが、そんなに掛からず45分位かなぁ、整備士の方が「特に問題ありませんでした」とデジタルキーを戻してくれました。整備の後は洗車もしてくれたんですが、外はそこそこ強い雨が降っていて、まぁ洗車の意味は無いとは言わないけれど、一度洗ってくれたから雨のスポットは軽減されそう。担当営業さんとちょっと話をしましたが、乗り始めて一月後の印象を聞かれて、やっぱり以前のUX200とは5年間のギャップは(良い意味で)感じますねと伝えておきました。技術的な部分は勿論なんですが、これが「グレードの違い」というと身も蓋もないけれど、UXとNXではレベルというか質の違いみたいなものを感じますよね。例えば走行時の安定性というか路面の伝わり方などは、車重や剛性の違いだとは思うけれど、UX200に比べてNX350hは「安定している」とともに「滑らかさ」みたいなものも個人的には感じています。今回のNX350hは、AWD車なんですが、 ハイブリッド車の場合「AWD」と言ってもフルタイムAWDではなく、基本FF走行で必要な時だけ後輪をモーターで駆動する「パートタイムAWD」というのかな。車内モニターで、このAWDがどの様に動いているか画面に表示されるんですが、坂道の上り坂とかでもAWDにならないときもあれば、ちょっと低速でアクセルを踏むと後輪も動いているAWDモードになったりと、そんなに山道とか責めるつもりは全く無い自分にとっては少し宝の持ち腐れかなぁと言う気もしないでもないのですが、以前のFFでのUX200の時に感じていた、ちょっと加速したときにお尻がブレるような感覚が無くなり、しっかりと重心が定まった状態で常に運転出来る感覚がNX350hでは得られていて、これは凄く安心感があると感じています。以前も書いたんですが、全体のフレーム構造の違いとともに、後部にバッテリーやモーターなど、UX200と比べて重心位置が後ろにあるんだろうなと勝手に想像しています。ただ、コンパクト差というか全体のサイズ感はUX200(今ならUX300h)の方が個人的に好みというか、体に合っている感じはあるので、5年後(?)位に「UX350h/UX350h+」みたいなモデルが登場して来たら、今度はそっちに乗り換えるかなぁ(笑)。

一月の間に出来るだけエージング出来るようにと、比較的乗り回したつもりでしたが、天候もそうだし時期的に夏休みで高速道路も混雑していたので回避していたりしていたので、結局走れたのは720km位と目標の1,000kmには届かず。その分、辺にエンジンを吹かしたりとか短い距離を何度も繰り返すような負荷を掛けるような走り方はしていないので、変な癖とかは付いていないはずですが、来月はちょっと遠出もしてみたいですね。9月は三連休が2回あるんですが、でもどちらも混雑しているだろうなぁ。やはり、平日にちょっと遠出をして、どこかの道の駅とか高速のSAに停めて、車内のWi-Fiを利用して「勝手にモバイルオフィス」にしてみようか。東名の浜名湖SAに停めて、確かあそこにはスタバもあるので、コーヒーでも飲みながら仕事(?)をして見るというのもありかも。(続く)

波乱のシーズン幕開け

8月最後の週末。実はこの土曜日から、国内のアメフトシーズン(東西大学、社会人)が始まる予定だったのですが、台風10号の影響で、それぞれの組織は実行可能性の確認や、スケジュール変更に奔走している状態に。台風の影響が一番受けると想定される、関西学生アメリカンフットボールリーグでは、早々にスケジュール変更を告知して、影響が減ると思われる来週の平日夕方から夜の開催へ。こういう判断が出来るのは、それだけ台風の影響が大きい事もあると思うのですが、試合会場の「MKタクシーフィールドエキスポ(旧エキスポフラッシュフィールド)」が、関西学連の自前のグランドでそれなりに融通が利くという事も大きいんでしょうね。 ただその代償として、第2節の試合までの間隔が3日とか4日かなり短くなってしまい、コンディションとか準備は大変そう。

関東学生リーグは、今日の試合が夕方からの開催予定なのでお昼までに決定し、明日1日の試合は本日中に決定するとのこと。色々事情があってギリギリの判断になってしまうのは、出来るだけスケジュールを維持したい=大会会場地確保や日程変更が厳しい、と言う事なんだろうなぁ。Xリーグ(社会人)も、今日関西で開催予定だったELECOM vs. SEKISUIは延期が決定(スケジュール未定)しているけれど、それ以外の関東地区開催の4試合と福岡開催のパナソニックvs福岡の試合は、今の所開催の方向で予定しているとのこと。福岡の試合は1日の午後キックオフなので、最悪明日の午前中にはパナソニックが福岡への移動(多分山陽新幹線)可能という判断なんでしょうね。実最強から天候も回復するみたいだし。関東はこれから天候が悪化するので、ちょっと微妙な所もあるけれど、都内在住の選手は別にして他の地域から移動してくる選手は参加出来ないんじゃ無いだろうか。

屋外スポーツだけに、こういう自然環境の変化も含めて対応しないといけないのが大変なところ。それでも、今では殆どの会場が人工芝になったので、グランドコンディションはまだマシなのかな。自分が現役の頃は、基本土のグランドだったから、雨の日の試合は、始まって10分もするとジャージが泥だらけになり番号の判別も難しくなるほど。大学の試合がそんな感じだったから社会人になって、天然芝のグランドとか人工芝(当時は殆ど無かった記憶)のグランドだと、凄く得した気分になったものです。でも、今の人工芝と当時の人工芝は全く違う物でしたから、まぁ人工芝でも大変だったけれど。今回関東開催の4試合のうち、オービックvs東京ガスの試合がオービックのホームグランドである第一カッターフィールドで開催されるんですが、グランドコンディションは大丈夫なのだろうか。かなりたっぷり雨水を吸い込んでいるだろうから、グランドの貸し出しがされるかどうかも危ぶまれる気がする。

悪天候で試合延期になるという経験は、今回が初めてでは無いけれど、リスケスケジュールが大変。特に今回延期された、ELECOM vs SEKISUIは、どちらも実力が伯仲しているチーム同士で、多分シーズン開幕のこの試合に向けてかなりしっかりと準備してきたと思うんですよね。それがリスケとなり、多分今のシーズンスケジュールからすると、来週末土曜日くらいに設定するか、レギュラーシーズン最後にするしか無いと思うんですが、後者の場合はまさにその1勝がトーナメント進出なるかどうかの戦いになりそう。いずれにしても、明日新幹線動くのかなぁ... 今の状況だと、かなり厳しそうで、明日の試合は動画観戦になりそうな気がします。残念。

2024年8月30日

完璧なアスリート

MLB ドジャースの大谷選手が40-40を達成した時にも書いたけれど、やっぱりこの人「アスリート」としての肉体や精神力だけで無く、記録にも記憶にも残る特別なアスリートとして何か天啓みたいな物を持っている選手なんじゃ無いだろうか。いゃ、だって昨日達成した「42-42」の試合なんて、

  • ドジャースのホームゲームで
  • 自身とデコピンのバブルヘッド人形が配布される試合で
  • その愛犬デコピンが始球式に登場して
  • 完璧にマウンドからキャッチャー位置の大谷選手までボールを咥えて運び
  • その試合1回裏で1番打者の大谷選手が右手一本でライトスタンドへボールを運ぶ42号ホームランを打ち
  • 更にその後2回の出塁機会でそれぞれ盗塁を決めて42盗塁を達成し
  • MLB 二人目の「42-42」を達成する
なんて、出来すぎ以上のストーリーだと思うぞ。

40-40を達成した時に、正直50-50は無理だろうなぁと私は思ったんですが、45-45は勿論、50-50も俄然現実味を帯びてきましたよね。 50盗塁は、多文化なり可能性は高いと思うけれど、50本塁打はどうだろうか。相手が勝負をして良いコースにボールが来ないと、以下に大谷選手でもホームランは厳しいと思うけれど、でも最近のホームランを見ると、結構ボール気味のコースでもバットにカチンとあたると結構伸びていってスタンドインしているように見えるので、バットに当てればかなりスタンドまで運べるんじゃないだろうか。以前の打撃不振の時に比べたら、何か一皮剥けたように私には見えるのだけれど。

ホームランキングはほぼ確実と言っていいだろうけど、打率と打点でもう少し頑張って、三冠王なら神部機だけれどホームランと打点の二冠くらいは獲得して、それで50-50達成ならば、今シーズンもリーグMVPは確実だろうなぁ。50-50で三冠王まで獲得したら、多分今年も満票でのリーグMVPになりそう。流石にMLBはそこまで甘くないだろうし、プレーオフが近づくと休養とかもあるかもしれないし、まぁチームとしてはプレーオフ進出、そしてワールドカード優勝が最優先で、そこは大谷選手としても、自分の記録よりはチームの成績を優先することは確実だろうな。

残り30試合位で、ドジャースが所属するナリーグ西地区は、1位のドジャースと2位のダイヤモンドバックスが3ゲーム差、3位のパドレスとは4ゲーム差と、まだまだ地区優勝は混戦状態。しかも、このダイヤモンドバックスとパドレスはワイルドカード争うの1位、2位でもあるので、最後までそれぞれのチームが厳しい競り合いをしそう。あくまで個人的な勝手な予想ですが、最終戦当たりで逆転サヨナラホームランを大谷選手が放って、50-50と三冠王を確定させてレギュラーシーズン終了、なんていう劇的ドラマが生まれるんじゃ無いだろうか。いゃ、そうなったら野球漫画以上だけれど、既に漫画の領域を越えているからなぁ、大谷選手。本当に最後まで何が起こるか分からない今シーズン、というか今シーズンも予想が付かない活躍というのが正しいのかな。いゃ、凄い。

クラウンプラザ浜松

InterContinental Hotelに代表されるIHG Hotels & Resortsと、国内で多数のホテル運営を手がけて、浜松でもグランドホテル浜松やクラウンパレス浜松(旧名鉄ホテル)等を手がける、HMI (Hotel Management International)が、国内の「クラウンパレス」ホテル3件を「クラウンプラザ」ホテルにリブランドする事に合意したというニュース。高知、知立、そして浜松駅前の「ANAクラウンパレスホテル」が、それぞれ「ANAクラウンプラザ高知」「クラウンプラザ知立」 「ANAクラウンプラザ浜松」に改装されるらしい。へぇ~~というか、ちょっとブランドイメージが... (笑)


このHMIという会社、ヤマハが持っていた「つま恋リゾート」を買収したことで地元では一躍有名になったんですよね。そして、浜松を象徴するホテルであった「グランドホテル浜松」を「浜松マリオットホテル」に来年からリブランドする等、積極的にビジネス展開をしている会社という理解。HMI社長の比良竜虎氏は、以前観たときには「比良」という名字から沖縄出身の方かなと思いつつ、でも沖縄の雰囲気が「濃い」なぁと失礼ながら思っていましたが、インドご出身で帰化され方なんですね。それなら納得。

実は、以前の「名鉄ホテル」が「クラウンパレス」に名前が変わったときに「インターコンチ系の『クラウンプラザ』みたいな名前だなぁ、そのうち怒られるぞ」と勝手に思っていましたが、これで無事に解決されることになるわけですね(マテ)。どちらもリブランド開業は来年秋らしいけれど、どちらの設備も結構古いのでかなり大規模な改修が必要なんじゃないだろうか。それに合わせて、部屋を広げたりとか、ラウンジの設備とか、いろいろ新規に追加しないと「クラウンプラザ」とか「マリオット」とか言うのは厳しいと思うけどなぁ。来年は「マリオット浜松」を利用してみようかな。

ところで、クラウンプラザは、国内のブランドでは「ANA」の冠が付いているんですが、ANAとインターコンチは密接な関係がありつつも、ANAはANAでハワイではHilton推しだし、この辺りビジネスはビジネスみたいな割り切りみたいなものが感じられて面白い気がします。HMI社だって、少なくとも浜松でインターコンチとマリオットのライバルブランドのホテルを裏では経営するわけですし。こう言う関係というか仕組みって、自分が関わる分野でも有る話何ですが、一番困るのはそれぞれライバル企業の情報をどの様に保持するのかというセキュリティの話。まぁ、最近では親会社が複数のブランドの子会社を持つことは普通にあるから、それなりの対策は出来ているだろうし、アメリカでだって先月はマリオットだったのが今月はヒルトンになっている、何て言うことも珍しく無かったし。これで浜松も「国際都市」になれるんだろうか(笑)。

2024年8月29日

本当の「自動更新」

何枚か保有しているクレジットカードのうち、三井住友VISAカードのオムニカードである、三井住友マスターカードが9月に有効期限を迎えます。そのため先日新しい有効期限が刻印されたカードが届き、それに合わせて何カ所かのサイトやECショップに登録しているこのマスターカードの有効期限の更新を行いました。

その一つがAppleのサイト何ですが、ここで不思議な事が。ログインをして自分のアカウントページにアクセスして、その中で支払い用のカード情報を登録しているページに進んでビックリ。何故かそのマスターカードの有効期限が、既に新しいものに切り替わっています。何故? 普通は、そのカード情報を登録したときのままで、一月位前になると「有効期限が近づいています」と表示されたりして、更新作業や使用カードの切り替え等が促されます。実際それ以外のサイトでは、来月有効期限が切れる現在のマスターカードの情報が登録されており、その有効期限を新しい期日に変更するか、新規に新しいカードの番号・期限などを登録して、今のカード情報を削除する作業が必要になります。これまで、いろいろなブランドの色々なカードを利用してきましたが、毎回そういう作業を繰り返していました。勿論、カードの変更ではなく単に有効期限が変わるだけなら、カード会社から連絡が行って自動的に更新されないかなとは思っていましたが、実際今回初めてそういう状態を見るとちょっと不安が心配。

有効期限が何年延びるかは、一律ではないので単純には計算出来ないと思うんですよね。以前は2年単位とか3年単位とか限定的だったけれど、優良ユーザーとして認識されると、4年とか5年とか長くなる場合もあるし、実際今回も5年間有効期限が延びています。Appleで色々買い物をしたから、優良ユーザーと認識してくれたのだろうか。今の所Appleにはサブスクでストレージの契約をしているだけで、特にiPhoneとかiPadとか大きな買い物はしていません。サブスクに登録しているクレジットカードだから、何かの方法とか仕組みでサブスク側からカード会社に有効期限が近づくと更新情報を取得する事が可能になるのだろうか。Appleとしても、たまたまユーザーが更新を忘れていて、そこで一律に契約を切って保存データとかを削除してしまうようなリスクも回避したいだろうし。

自分の中で後サブスクしているのは、ATOKとAdobe位かなぁ。どちらもVISAカードなので条件が違うのだけれど、確か前回のカード更新の時には自分でアカウントにアクセスして有効期限を変更した記憶があるけどなぁ。まぁ、自分にとっては便利な機能というかサービスではあるんだけれど、やはり一言「アカウント登録のカード有効期限を自動更新しました」くらいの連絡は欲しいかな。わざわざAppleに確認するような話でも無いけれど、暫くは毎月の支払状況の確認とか注意しないと。個人的には、翌月の支払が確定したところで、毎回明細のPDFとそれぞれの買い物のレシートや控えを付き合わせて確認しています。実は最近何度か自分が購入したものでは無い買い物承認要求が飛んでることがあって、たまたま間違って番号を入れての行為なのか、意図的な行為なのかカード会社に確認しようとしても繋がらないし、こちらは承認コードを入れない限り購買成立しないから今の所は静観していますが、ちょっとクレジットカードの利用に関して良くも悪くも疑問が生まれつつあります(笑)。

20年の資産

NHKの国際ラジオ放送で、原稿にない翻訳をして問題となった中国籍の男性。既に出国をして中国に戻っているという話が出ているんですが、本当なのだろうか。聞こえてくる話では、東京大学の大学院を卒業して、幾つかの職業にも就いた経歴があり、すでに滞在20年以上とのこと。具体的な生活状態までは分からないけれど、20年も日本に住んでいたならば、物理的にも精神的にも、かなりの「資産」があると思うんですよね。そう言うものを、事件が発覚して数日で全て処分・清算して中国に戻る事なんて出来るのだろうか。

例えば、持ち家でなくて賃貸に済んでいたとしても、その中で使用していたであろう家電とか家財とか生活備品等を持ち帰ろうと思ったら、国際宅配とか手配しないと駄目だろうし、仮に売却するにしても数日で買い手が直ぐに決まるとは思えない。また、生活しているのだから、銀行口座とかクレジットアカウントとか、そう言うものだって必要だろうし。そう言う物理的な柵以外でも、国内で知り合いとか友人関係もあるだろうし、当然派遣社員として契約していた会社との契約もあるだろう。単純に、自分が国内で引っ越しするだけでも、色々な手続きで大変でとても数日程度で全て完了出来るとは思えないんですよね。それが20年間も色々な柵があるのに、多分もう二本には戻らない覚悟で中国に戻るとなると、相当以前から準備していたか、そう言うものを丸々諦めるくらいの覚悟が無いと、こんなに素早く戻る事は出来ない気がする。

今伝えられている情報では、長年仕事をしているのにNHKの待遇改善がされないことに不満をつのらせての行動だったと伝えられているけれど、これも変な話で、彼は契約自体は関連団体としていて、NHKには派遣される形で仕事をしていたんじゃないのだろうか。NHKが関連団体から推薦されて、彼との契約を直接していたならばまだ分かるけれど、NHK位の規模の大企業が個人と直接契約する事って珍しい気がするけどなぁ。一般的な派遣社員なら、NHKはその派遣会社と契約して、派遣会社がその要員と契約して仕事に出るわけだから、そうであれば彼が不満を向ける先は派遣会社になるはず。まぁ、仕事に対して不満が本当に今回の事件の理由ならば、それを登録している派遣会社なりNHKの担当者に伝えればよいだけで、それが通じないのであれば、転職するとかの方法もあったはず。それなのに、その20年間の蓄積の結果が放送で自分の主張というか非難するだけというのは、空しくないのだろうか。

この中国籍男性は、数年前から香港フェニックステレビにもレポーター等として20数回出演していた形跡もあり、その場合は副業としてなのか兼業としてなのか分からないけれど、NHKとの契約違反にもなるのかな。今回は中国製男性の行為という事で問題になっているけれど、別に日本人であっても他国にシンパシーを感じている人ならば同じような行動をしてもおかしくない。かといって、採用時に相手の思想信条まで調べてそれを条件として仕事をさせることも問題。まぁ契約時に業務内容とその範囲を明確化して、例えば「日本語を中国語に翻訳する場合、原文に含まれない意味を付加する場合は、原文の意図を尊重して必要最小限にすること」みたいな事まで定義しないといけないのかなあ。陰謀論が好きなネット上では、妄想空想も含めていろいろな意見が出ているけれど、これが大学出たての愛国心に燃える20代くらいの留学生が起こしたなら分かるけれど、日本の大学院を卒業をして22年も国内で仕事をしているのに、正直この程度のつまらない行動でその鬱憤を晴らしたと思っているとしたら、随分と軽い行動だなと感じます。その割には20年の柵なんか何のその、そんなものを捨て置いてサッサと帰国するフットワークの軽さというか切替の素早さは、いかにも大陸的な中国社会のDNAっぽい気もしますね。いずれにしても、この人の行為一つで、これまで長年日本で信用信頼を積み重ねてきた外国籍・外国出身の真面目な人達が、いろいろな意味で迷惑を被るような状態が生まれることは事実でしょうね。

足踏み台風 (2)

台風が発生する東シナ海海上で、暫く停滞してなかなか移動しない台風というのは、過去にもあったように記憶して居るのですが、今回の台風10号は日本列島の直近まで近づいて来ているのに、なかなか移動しない「足踏み台風」に。今朝の天気予報を聞く限りでは、まだ九州に上陸をせずにその手前で停滞しているようで、その為激しい雨と風だけが延々と続くような状態に。 


元々の予報では、水曜日くらいに列島に上陸して週内に抜けるだろうという予報だったと思うのですが、それが未だに九州の手前に止まっている状態。しかも、列島に一度上陸してもなかなか進行速度が上がらず、今朝の予報だと東北地方から太平洋側へ抜けるのは3日になってから。今週末の31日と1日は、Xリーグの開幕戦が予定されているんですが、台風の進行が遅延紙が故に、関東地区で開催予定の試合に関しては、天候は雨だろうけど逆に何とか出来そうな雰囲気も。困るのは関西地区の試合で、実は福岡で1試合が予定されているのだけれど、新幹線にしても飛行機にしても移動がままならないだろうなぁ、この様子では。

台風の位置が四国とか中国地方にあっても、今回の場合はそこから遠く離れた場所に線状降水帯や豪雨・強風が発生していて、何故か静岡県がその週中攻撃を受けているような状態が続いています。昨日から今朝に掛けては、雨はやや強めに降って入るけれど、風はそれまでと比べてそんなに強くなく、強いて言えば梅雨の時期位の状態が続いている感じです。これ、山間部だと地中に雨水が染みこみすぎて、ちょっとした切掛で土砂崩れとか起きそうな気がします。いつもなら問題無いような、震度1とか2位の地震でも、緩んだ地盤がそれで崩れるような。余り不吉な予想はしたくないけれど、早く台風が通り過ぎて湿気も解消されるように祈りたいけれど、多分来週半ばくらいヘタをしたら来週一杯位はこんな天候が続くのだろうか。

人間は自然には勝てないので、その時その時の状況に合わせて対応するしかないのですが、それにしても今回の台風は全くと言って良いほど動向が読めずに、予想して計画を立ててもその都度肩透かしを受けるような感じがずっと続いています。個人的な願いは、とにかく日曜日に何とか移動出来ればと思うけれど、今の状況だと厳しい感じ。今の所浜松の状態は、天気は悪いけれど買い出しなどの外出には問題無いレベルなので、様子を見ながら対策は出来ますが、この週末から来週にかけて台風が最接近したときにはどうなるんだろうか。そこでもまだこんな足踏みをしてずっと停滞するような状態だと、来週予定しているハワイ行きにも影響が出そうだなぁ... 困った。

2024年8月28日

女性宰相を選ばない理由

与野党それぞれの第一党でほぼ同時期に行われる次期総裁・代表選挙。基本次の代表を決めるのは、その政党の党員と所属議員で、殆どの国民には関係無い話ではあるんですが、与党の場合、自民党の総裁=日本国首相と事実上なるので、影響は大きい。また野党とはいえ、仮にも「野党第一党」で150人規模の議員を有している政党だから、野党と言えどもその存在は多少は国民生活に影響するだろうし。実際、つまらない言いがかりで法案成立を遅らせて、国民生活に影響を及ぼしていることも事実ですし。

今回の代表選で素朴な疑問として、自民党が推薦人20人を一つの閾値にしているのは理解出来るとして、所属議員がその半分以下の立憲民主党も、推薦人を20人とする理由が良く分からない。精々10人位でも十分のではと思うし、そうすればもっと色々な人が立候補する余地も生まれて活性化するのにと、余計な心配までしてしまいます。まだ最終的な立候補者は決まっていないけれど、個人的に素朴な疑問として「女性代表をもっと出せ」という声が聞こえてこないことが凄く不思議。日々「男女同権」とか「女性参画」と言うことを声高に言って、中には「女性枠を設けて半々にする」とまで言っているような人達が、なんで今回は「男女半数の立候補者確保」とか言わないのだろうか。穿った見方をすれば、同じ女性候補でも自民党の女性議員には肩入れしたくない、と思っている人達が「同権」ということを声高に主張していたような気もするし。

地元出身ということを割り引いても、「女性宰相」というのは「若返り宰相」ということ以上にインパクトの有る話だと思います。それに、毎年「日本は女性の権利が低い、ジェンダーギャップが最低」と言っている人達からすれば、今回は女性宰相という日本の「顔」を変える絶好の機会なわけで、何故そういうチャンスを利用しないのだろうか。女性候補として言われているのは、高市氏、野田氏、上川氏で、確かに高市氏、野田氏はちょっと癖があるかもしれない。でも、上川氏ならそれなりに実績はあるし、年齢的にも多分そんなに長期政権は無理で、次の候補も選びやすい。インパクトとしては、日本最初の女性宰相というのは大きいだろうし、それに対して彼女は外務大臣を今勤めているくらい交渉力も期待出来る。若手の総裁を選ぶリスクよりは、よほど堅実で実りも大きいと思うのだけれど、多分こちらからでは見えない大人の事情が幾らでもあるんでしょうね。

立憲民主党でも、1年生議員の女性議員が立候補に向けて準備しているらしく、でもそんなに大々的な話としては聞こえてこない。もし蓮舫氏が都知事選に出馬せずに残っていたら、彼女なら今回手を上げただろうか。仮に、都知事選で敗れたとしても、小池氏に肉薄した2位での落選ならば、「蓮舫待望論」みたいなものが立憲民主党内部から出てきて、三顧の礼で迎えられて立候補したのかも。でも、都知事選のためとは言え離党した人が、落選して直ぐに復党するというのは納得出来ない人も多いだろうし、多分彼女の場合内部に敵も多いだろうしなぁ。まぁ、色々事情はあるにしても、今回ほど女性のリーダーシップを表すには絶好の機会だと思うのに、そう言うことを主張する声は以前よりも聞こえない気がする。結局は、自分がやるわけではない、責任を取らされるわけでは無いときには声高に主張するけれど、それが現実になってしまうとリスク回避、責任回避するのは、声高に主張することはビジネスであって本位では無いと言う事なんだろうな。何だかんだ言っても、アメリカが凄いと思うのは、バイデン氏が撤退してハリス氏に変わっても、それを党として支える熱量は変わらないところだと思うんですよね。リーダーシップは必要だけれど、それは個人のカリスマ的なものではなく「チーム」として醸成されるものという認識なんでしょうね。考えてみたら、テキサスの農家から大統領とか、俳優から大統領とか、結構アメリカの大統領の背景も怪しいところはあったしなぁ。今こそ、「女性宰相、女性総裁・代表」を選出するチャンスなのでは。

足踏み台風

天気予報サイトの台風情報のページを見ても、いつまでたっても同じ位置に居座っているように見える台風10号。一番影響が大きいのは、やはり直近の奄美地方とかその周辺の島嶼部だろうけど、はるか離れた場所にも大きな影響を及ぼしているのが、今回の台風の特徴と言って良いんじゃ無いだろうか。

その一つが静岡県で、気嚢は本当にクルクル天候が変わる目まぐるしい一日でした。朝のうちは、曇り空で少しは落ち着いた天気かと思ったら、暫くしたら突然バケツをひっくり返したような雨が降りだしてビックリ。この日は、今週後半に台風の影響が出る前に、少し食料品とか飲料水を買い溜めておこうかと思っていたんですが、雨が酷いので無理をしないことに。結局その後の天候の乱れもあったので、一日外には出ずに家に籠もる結果になりました。午後になると、雷が鳴り始めたり、突然豪雨になったり、それが30分もしないうちに収まって静かになったり、そんな状況がクルクル変わる状態で、記憶する限りではこんなことは初めてじゃないだろうか。普通雨なら雨、雷なら雷と半日くらいはそういう状態の天候が続くと思うのですが。

天気図を見ると、奄美周辺の台風が居座っている周辺の天気が乱れているのは分かるのだけれど、その影響を受けて太平洋側からまるで静岡県を狙い撃ちするように、雨雲の印が南から静岡県目がけて移動しているように見えます。しかも同じ静岡県でも、何故か駿河湾で少し奥まった位置にある静岡市には、狙い撃ちしているような感じで強い雨のマークが何度も突入しているように見えます。実際気嚢の静岡県内では、浜松や静岡などで雨量が多くて、何度も新幹線が運行停止したらしい。お昼過ぎ位から、浜松駅とか静岡駅からの中継が、全国ニュースでも流れるようになり、少し前の状況にも似ているなぁと感じながら見ていました。今回の場合は、運行停止時間も短かったらしいのですが、動き始めたらまた止まるみたいなことが4回位繰り返されたようで、これでは利用して居る方も逆に疲れてしまいそう。

九州に上陸するのは明日くらいの予報らしいのですが、それ以降は日本列島を縦断するけれど如何せん速度が遅いので、通カルにも時間が掛かりそう。昨日の時点では、31日位に関東を通過するような予報が、今朝の予報では1日になりそうで、そうなると1日に予定しているスケジュールはキャンセルかもしれない。新幹線もどうなるか今の所不明ですしね。JR東海は、計画運休の予定を、当初の29日~31日を30日~31日に変更したらしいけれど、これが30日~1日となると困るなぁ。雨に濡れるのは、まぁいつもの事なので我慢する・出来るとしても、移動出来なくてはどうしようも無いし。台風10号が、今の位置から九州に一度上陸するのは避けられないと思いますが、そのまま真っ直ぐ北に抜けて早々に日本海で熱帯低気圧に変わって、週末は晴れとは言わないから曇り空くらいに全国亭に安定しないだろうか。何かヤキモキしながら週の後半を過ごすことになりそうです。

永遠に解決しない問題

自民党総裁選への立候補を表明した河野太郎氏の会見の様子を見ていて気になったのが、もし自分が総裁に選ばれたなら、所謂「裏金問題」で問題となった議員にその「裏金」の返金をさせるというもの。一見正しい事をしているように見えるのだけれど、それっていろいろと問題がある発言であり考え方なのでは。

決して自民党の「裏金問題」が良いことだとは思わないけれど、「裏金」とメディアが煽っている部分も多分にあると思うんですよね。その「裏金」と言われているものは、パーティー券を販売してその売上げの一部を戻された分(キックバック)を、本来記載して明らかにするべき「政治資金収支報告書」に記載しなかったことだと言うのが私の理解。同様の「本来発生していた収入を記載せずに、その分を表に出ないお金として暗黙のうちに利用した」事例は昔から有るわけで、それは与野党問わずに指摘されると「記載ミス」という理由で修正されて、それで終わっていた話。今回も数年分の金額が言われるから「何百万円」みたいな金額も出てきているけれど、一年当たりだと「数十万円」くらいになるわけで、それってこれまでの同様事例とそんなに大きな乖離はない。勿論中には多額の金額であったり、明らかに意図的な隠匿が疑われる事例もあったから、検察が告訴をして結果的に議員辞職した元議員もいたわけで、旧「安倍派」という派閥の中で集団的に行われていたことは問題。だから正すべきは、そういう集団活動の中でルールに抵触するような行為が隠匿されていたことや、本来は正しく正確に申告されるべき政治資金の内容が、そうで無かった部分のはず。

仮に河野氏が総裁となり、言っているように裏金相当のお金の返金を要求して、例えばそれに従わない場合には離党勧告とかするとしたら、問題点は二つあると思っていて、一つは現在岸田総理を筆頭に対応したはずの内容が不十分だといっていると言うことと、もう一つは仮に返金したとしても多分世間的には納得せずにその後も不満は残り更なる対応を要求する雰囲気は残り続けるだろうということ。前者に関しては、既に今どこが不足していて何をやらないといけないのかはっきりしているわけだから、そう言う事を言うのであれば総裁選の公約として明確に言うべきだと思うんですよね。単に世間の風向きを見て、それに沿うような事を言うだけだなら、そっちの方が問題だと思う。それに、一度結論を出した事柄を再燃させるのであれば、新たな証拠というか、例えば安倍派の当該議員で修正申告していない議員がいるからとか、そういう理由が必要だと思います。まぁ、当該議員にしても、全員ではないけれど「何が問題なの」みたいな態度の人もいるから世間的には許せない感情がずっと残るんだろうけど、そこは「安倍晋三」という絶対的な存在の下で驕りが生まれていた事も事実でしょうね。その親分がいなくなると、その驕りだけが残り増長してしまった、ある意味自業自得ではあるんだけれど、それ以外の議員にとってはいい迷惑ではありますよね。

一般人へのアンケートで、新総裁に臨むことはという項目では、やはり経済対策が一番で、その次が社会保障など。メディアが何度も取り上げる「裏金問題」は4位とか5位位で、正直なところ優先順位は高くない。そこには、諦めているところもあるのも事実だけれど、結局自民党だけの問題では無いと言う事も分かっていますからね。自民党を責めている立憲民主党からだって、同様の記実不記載は出てきているわけだし。大体最大規模の「不記載」と言えば、毎月何千万円も母親から「子ども手当」を貰っていた、元首相の件だって有耶無耶にして終わったわけですから。それだから良いとは言わないけれど、結局制度上に問題が有るのだからそれを正す方向の話をしない限り、誰も完全に納得はしないだろうし、解決したとは誰も言わずに延々と続くだけ。大体あれだけ騒いでいた「モリカケサクラ」問題だって、今では殆ど言わなくなったし、ちょっと毛色は違うけれど都知事選の「千年の森」とかだって、今は誰も言わない。結局は、その時その時のマスコミ受けする話題を拾って作って膨らませて騒ぐだけだから、本当に問題だという事を感じても、信用して貰えなくなるんだと思います。裏金だ、パーティー券だと騒いでいた本人が、その政治資金パーティーを開くと言って顰蹙を買うことくらい直ぐに気がつきそうなものなのに。今度の総裁選も、良くも悪くも多種多様な候補が「乱立」する自民党に対して、着古した古着みたいな候補しか出てこないような「考慮」の立憲民主党という言い方も、バイアスが掛かっている気がするし。結局は、問題を提起して解決することがゴールではなく、いかにその問題=ネタで長く引っ張って商材に出来るかが一番重要なんだろうな。まぁ、いつもの事ですけど。

2024年8月27日

停滞台風

各地に被害を出している台風10号。本体は未だ奄美大島の東側に殆ど「停滞」しているような状態で、上陸するタイミングも上陸が予想される地域も未だ定まらない状態。それでいて、強力な風の影響なのか、遠く離れた地域で線状降水帯が発生するなど影響は日本各地で出ていて、実は昨晩は浜松もその一つに。

昼間は相変わらずの猛暑で、33度位の暑い一日でしたが、この日は夕方位から台風の影響で雨の予報でした。確かに夕方になると灰色の雲が増えだして、雨が降るかなと何度か空を見上げる物の、まだ明るさが残っているときには雨は落ちてきませんでした。夜も、8時、9時と進んで、10時位だったかなか、パラパラと外で音がしだして、暫くするとバケツをひっくり返したような盛大な雨の音がしだして「あっ、振り出した」と認識。暫くすると静かになり「通り雨かな」と思ったところで再び雨の音が。そんなことを何度か繰り返すうちに、雷の音も聞こえだして急いでパソコンの電源を落として様子を見ていました。その後私は寝入ってしまいましたが、その間に近くの川が増水して緊急避難警報が浜松市の一部地域に出されていたらしい。今朝も雨模様の天気で、今の所はそんなに強い雨は降っておらず「小雨」状態だけれど、昼間になるにつれて今日は降ったり止んだりが繰り返されるんでしょうね。

そんな前日の様子から、台風もそろそろどこかに上陸するのかなと思って台風情報を見てみたら、前日の位置から殆ど変わらない状態。それによって、進路予報も一日ずつ遅れているような記載に変わってきています。確か昨日の進路予報では、30日の早朝には日本海に抜けるような予報だったと思うんですが、今朝の予報では31日の午後でもまだ関東から東北地方のどこかを移動しているような予測に。個人的な予定で申し訳ないのですが、9月1日には都内で用事があり朝から出かけなきゃいけないので、これは困ります。31日の時点で日本海に抜けるか熱帯低気圧にかわって勢力が衰えてくれないと、進路的には通過してもその影響が心配ですよね。JR東海も、計画運休を29日から31日に予定しているらしいけれど、1日まで影響すると困るなぁ... 

まだ海上にいるから停滞していても何とか被害もそれなりに抑えられているけれど、それでも奄美地方などはずっと暴風雨圏内に入っているわけで、現地は大丈夫だろうか。これから九州に上陸すると、多くの人が住んでいる地方を移動する事になるんですが、そこでこんな感じで停滞する事は無いだろうなぁ。この台風は、風が強いと言われているので、その影響が心配されます。強風が吹くと色々なものが飛ばされて、それが河川に引っかかって鉄道が停止するとか、電線が切断されて停電が拡大するとか、雨も困るけれど風も困りもの。何かこの台風の後ろから後押しをして、とっとと日本海とか冷たい海の上に追いだして勢力を減衰させて、早く熱帯低気圧に下げてくれないだろうか。台風の影響で、来週の月曜日くらいまでずっと雨予報で、その雨マークを見ているだけでも憂鬱になりますね。このまま、秋の長雨シーズンに突入してしまうのだろうか。しかも気温は30度以上が予報されていて、湿度も高くて酷暑よりも酷い「蒸暑」とでも言うべき、じっとりジメジメベタベタな一週間になりそう。体力を奪われないように注意しないと。

2024年8月26日

事業者責任

NHK国際放送での、不適切放送の件、その後当初言われていた部分だけでなく、別の部分でも勝手に文言を追加して中国語で放送していたことが発覚して、問題は拡大することに。これ、実は気がついていないだけで、過去にも同様に「勝手に文言追加」をして放送していたんじゃ無いのか。どれたけアーカイブが残っているか分からないけれど、可能な範囲で検証をして調べないといけないのでは。

さらに言えば、NHKはその国際放送の枠やそれ以外の機会で、今回の「事件」の訂正放送をしているのだろうか。このまま日本国内で騒いでいるだけでは、多分言ったもん勝ちで終わると思う。まずは同時間帯の放送枠の中で、さらには別のニュース放送などの機会を利用して「何月何日にこれこれこういう無許可の内容放送があったが、それは間違いです。尖閣諸島は日本の領土であり、靖国神社を始め日本の公共物に対して不法行為を働く行為は厳重に罰せられます。」とかしつこく修正と警告の放送をするのが、放送事業者としてNHKがまずはやるべき事なのでは。それは、紅麹問題で小林製薬が何度もCMで改修告知しているのと同じ事だと思う。それをやらずに、不適切でした不手際でした、で終わったら、結局は何も解決せずにNHKとして幕引きしようとしているとしか見えない。

今回、NHKの国際放送には、国から億単位の補助金が出ている事も分かりました。私はてっきりNHKがビジネス拡大のためにやっていると思っていたから、受信料を払っている一人として不満を感じていたけれど、国からの補助も受けていたならば、政府として間違った内容を放送したのだから、しつこく訂正放送を繰り替えするように言うべきだと思うのに、政府としてもあるいは総務省としても厳重注意とかしていないのだろうか。規模や程度は違うけれど、これってファストフードやコンビニのアルバイトが、冷凍庫の中に入ってみたりして炎上するのと同じような話なわけですよね。企業の信頼性を損なう行為に対して、企業側としては全力でその行為を否定して、信頼性回復のために過剰なくらいの対策をして、それを周知させるために何度も広告や告知をするわけですが、NHKの場合は殆どそう言うことが目にも耳にも入ってこない。事業者責任も満足に取れない組織体に、決して少なくない受信料なんて払いたくないと思うのは自然では。行ってみれば、企業の対応に不満があれば買い控えとかするのと同じ事をしても文句は言われないのでは。

NHKに限らず、民間の放送事業者も、自分達の商材である「放送内容」に関しては、かなりいい加減な部分もあるし、間違っていても決して積極的に訂正や是正をしようとする態度が見えない気がします。それは「放送の自由」とか「表現の自由」という部分に守られているから、自分達は何をしても許されるみたいな「驕り」が有るからじゃ無いかと思います。それは決して無制限の自由でも無いし、間違ったことをやればその地位とか責任に応じて必要な対応をするのは、ある意味「義務」でもあると思う。少なくともNHKは、毎日朝昼晩と「尖閣諸島は昔から日本の領土。国内の公共物への中国語の落書きは止めてください。」と繰り返して放送するくらいのことはやるべきでは(笑)。少なくとも小林製薬の紅麹問題以上の対応は必要だと思う。 

米不足

昨年の天候不良やインバウンドの影響(?)もあって、今年は米不足が何度も話題になっていますが、少なくとも自分の周りを見る限りでは、お米の袋はスーパーに普通に並んでいるし、そんなに騒動になっているようには見えない。まぁ、浜松も農業は盛んだから、それなりに地元からお米の供給もあるんだろうけど。ちょっと不思議なのは、少し前には日本人の米離れが言われていて、だからお米の収穫量も減っているという話も聞いた記憶がありますが、そういう状況を上まわって今の米不足は発生しているのだろうか。

今朝の街頭インタビューでも、「ご飯を食べたい」「お米が大好き」という答えをしている家族連れとか何度も放送されていたけれど、何か取って付けたような印象を受けるのは私の心が曇っているから? (笑) さらに不思議だったのは、スーパーでお米不足で棚が空になってしまうと放送しているのに、「その米不足対策として、いま増えているのがお弁当の購入」みたいな感じで、そのスーパーで販売している大盛りのお弁当とかお鮨のバイキングが大人気とか放送しています。いゃ、売るべき米袋が無いのに、なんでスーパーのお惣菜用のご飯はあるんだ、と凄く疑問。まぁ、個人消費者向けの小分けのお米が不足していて、業務用のお米はそれなりに流通しているのだろうか。何度か同じような場面をテレビで見たんですが、見る度に不思議で疑問を感じる映像でした。

お米不足対策で、消費者としては雑穀を混ぜたり、もち麦を混ぜたり、糸こんにゃくを混ぜたり、お米の代用でお豆腐にしたりと、ノウハウも提供されているけれど、それって少し前に流行った「ダイエット食」ですよね? もしかしたらこの一月位の間に、かなり日本人が自然にダイエットに成功して健康になって、医療機関に行く機会も減ってくるかもしれない。私自身、ご飯は好きだけれど、それに執着する気持ちは薄くて、仮にお米が入手出来なくなれば、多分パンを食べるし、さらに夕食の時等はサラダを増やしたりおかずだけの食事になっても、多分問題無い。アメリカ出張していた時も、数ヶ月一度も米を食べないときもあったし、それで全然困らなかったですしね。まぁ、当時は現地で美味しいお米がなかなか入手出来なかったし、入手出来ても鍋とか単純な電気炊飯器で炊飯すると、やはり味的にはそんなに対したものは炊飯できなかったし。

先日JAのファーマーズマーケットに買い物に行ったら、既に早生の新米が売りに出ていて人気でしたが、来月くらいからだんだんと新米が市場に出てくるので、今の米不足は後一月位で解決されるとのこと。 そうなると、今度は「米余り」が言われるようになるんじゃないだろうか。個人的に印象ですが、お米も不足しているんだろうけど、野菜類も多分猛暑の影響だろうけど例年より少ない気がするんですよね。しかも、例年よりも数は少ないし品質もちょっと低い気がします。出荷量が少ないので、出荷基準を少し下げて量を確保している気がします。スーパーなんかだと、流石に検品に五月蠅いだろうから、品質的には揃っているけれど、その分店頭に並ぶ量は少ない状態が続いている気がします。JAのファーマーズマーケットも、やはり品質が安定指定ない気がするし、やはりこの連日の猛暑の影響は大きい気がします。来年のお米や青果食品は大丈夫なんだろうか。今年はオレンジが不作でちょっと騒ぎになったけれど、世界的に異常気象の影響を受けているのかなぁ。天気に「もう少し落ち着け」とでも言いたい気持ちですね。

台風、西へ

今週中にも日本列島へ上陸が予想されてい台風10号。当初の進路予測では、東海から関東へ上陸すると予想されていたのが、太平洋上の熱帯低気圧の勢力が強くて徐々に西にずれて行き、現在の予測では今週水曜日から木曜日位に九州辺りに上陸すると変わっているらしい。それに伴い浜松の天気予報も変わってきており、今日の夜位から水曜日中くらいまで「雨」の予報は変わらないものの、雨量だとか風力などは少し弱まってきているようです。水曜日の午前に、車の1ヶ月点検を予定している自分としては、天気は悪いけれど何とか出かけられそうな程度になりそうで、ちょっと安心。

それでも、一昨日、昨晩と何故か夜中過ぎ位に急に強い雨が降り出す時間帯があって、それで目が覚めたりしています。台風の影響何だろうけど、昼間は33度とか暑い状態でまだまだ夏の天候なのに、夜になると急に熱帯地方的な雨が降るのは不思議。 今朝は、早朝の一雨で空気は少し涼しいのだけれど、日差しは朝かな真夏の様相で、今日は少なくとも明るいうちは「夏日」になりそう。その後、今日の夕方位から雨の予報に変わると、そのままずっと木曜日の午前くらいまでは雨マークが続いています。最新の予報だと、九州の鹿児島県辺りに上陸すると、そのまま九州、中国、近畿と横断する形で進んで、そこから日本海側へ抜けるような進路予想が出ています。これって、西日本を完全に蹂躙するような進路では。

交通関係でも、先週末くらいにはJR東海とかJR東日本などが、計画運休や間引き運転に言及していたけれど、今はJR西日本やJR九州が計画運休や間引き運転をする様子。逆にJR東海等は運休と言うよりは、状況を見て運航スケジュールを変えていくというようなニュアンスに変わりつつあります。新大阪を境に西と東で綺麗に別れてくれれば運航変更も楽なんだろうけど、そう簡単にはいかないのが自然の摂理ですからね。天候の具合にも寄るんだろうけど、名古屋辺りで折り返し運転になるんだろうか。

今回というか最近の天気で恐いのは、台風が近づいている地域とは遠く離れた地域で、その影響で線状降水帯とかゲリラ豪雨とか発生すること。昨晩も、浜松にもちょっと豪雨があったけれど、北関東でも線状降水帯が発生していたらしい。今回台風の進路がにしに大きくずれて九州に上陸したとしても、その影響が東海地方とかに出る可能性も大きいわけで、明日から木曜日位までは注意が必要そうですね。今日くらいには、少し食料とか飲み物のストックを準備して置いた方がよいかもしれない。九州は、ここ数年いろいろと自然災害が集中しているようにも感じるんですが、今回仮に上陸しても被害ができる限り少ない事を祈るばかりです。

2024年8月25日

40-40

まぁ、昨日このニュースを聞いた人間は100人いたら100人同じ事を重うと思うんですよよね、「大谷選手、スゲー」って(笑)。確かに凄い選手で、これまでのMLB日本人選手の枠を大きく越えたというか、MLBの規準すら越えている選手だとは思うけれど、こう言う劇的な場面で劇的なプレーが出来るのは、本人の実力は勿論だけれど、やはりその選手が「何か持っている」ものが全く次元が違うような気がします。

アメリカ人は結構記録が好きな国民性だと思うのは、いろいろなスポーツの年毎の記録を集めた「Almanac」と呼ばれる記録集が毎年更新されていて、それを放送局もDB化していて「この選手がヒットを打てば、MLB史上何十人目の記録」みたいなことを即座に解説したりします。NFL等では、そういう記録の紹介とともに、その記録が達成された時の映像も直ぐに放送されたりすることも多く、やはりテレビの放送権と共に成長したNFLはちょっと違うなと感じた次第。これ、日本で有名になったのは、映画「Backto The Future 2」で、未来へ行ったマーティが「Sports Almanac」アンティークのお店で見つけて購入してスポーツくじで一儲けしようと思ったら、それをビフに奪われて歴史が変わってしまったというストーリーで使われた物で、多分多くの日本人はアメリカにはそんなものが存在しているだと、自分も含めてあの映画で初めて知ったんじゃないだろうか。あの頃から日本の放送でも、何かトリビア的な記録照会が増えてきたような気がします。

今回大谷選手が達成した「40-40」は、年間で40盗塁と40本塁打以上を記録した選手の意味で、個人的には「なんで盗塁と本塁打の組合せなの?」と不思議。それでも、これまでMLB史上5人の選手しか達成していない記録で大谷選手が6人目と言われるで、やはり凄い記録なんだしそれだけ認識もされている記録なんだろうなと思います。その記録の価値以上に今回凄いと思うのは、達成する時にこれだけの要素を詰め込んでいる事で、これは多分MLB史上初めてじゃ無いだろうか。

  1. 40-40をMLB史上最速の試合数(確かこれまでの記録よりも20試合位早い)で達成
  2. 40盗塁、40本塁打を同一試合(ホームゲーム)で達成する
  3. 40本塁打がサヨナラホームラン
  4. しかも満塁ホームラン
  5. さらに9回満塁2死からの満塁ホームランという劇的な逆転サヨナラ劇
ホームラン後の手洗い歓迎の様子が動画にも出ているけれど、日本で言う「千両役者」を越えた「万両役者」「億両役者」とでも言っても足りないくらいの出来事だよなぁ。

MLBは残り30試合位で、今の大谷選手の調子であればMLB史上初の「50-50(50盗塁、50本塁打)」も計算上は可能らしい。個人的には、今年はナリーグ移籍後初のMVP獲得を目指してほしいので、50-50の達成もそうだけれど、やはり「三冠王」も狙ってほしい。今の所トップなのはホームラン数(40本、2位のオズナ選手は37本)で、打点では今回の満塁ホームランもあってか92点に上がり1位のオズナ選手(94点)に2点差まで追撃。厳しそうなのは打率で、これはトップのオズナ選手が.308で大谷選手は6位の.292。これをひっくり返すのはなかなか大変そう。ただ、三冠王は無理でもホームラン王と打点王を獲得して、打率は3割台に乗せることが出来れば、オズナ選手よりも有利になる気はするんですが。そのためには、ホームランだけでなくとにかくヒットを積み重ねて、その中でも得点が入る(打点が付く)タイムリーヒットを量産しないといけないけれど、かなり厳しいだろうなぁ。ただ大谷選手だけに、リーグ戦最後の試合で何かとてつもない記録を達成しそうな気もするんですが。リーグ戦終盤になると、プレイオフに向けて選手の起用方法も変わるだろうし、逆に記録を狙って打席に立って怪我でもされたら大変ですから、プレイオフ進出が確定したら場合によっては大谷選手の出番も減る可能性もあるし、なかなか難しいですよね、起用方法としては。それでも、今シーズンも何かやってくれそうな気がする。

引き算のメリット

佐々木俊尚氏が引用されていた、 「引き算歯垢」という書籍紹介。書籍紹介の概要何だけれど、この短い紹介文を読むだけでも凄く納得出来るのは、自分が関わる開発の仕事もまさにそんな感じだから。例えば二昔位前の日本の家電がまさに「足し算」の製品で、ラジカセどんどん機能が追加されて満載されて行ったことは自分と同じ位から少し若い世代なら良く記憶している話でしょう。Windowsも、一時期はアプリがどんどん膨れていって、本来のビジネスアプリよりもゲームアプリの方が多かったような時代もあったけれど、アプリも所謂「ストアアプリ」となりオンラインで必要に応じて導入するようになり、最近のWindows11では(あくまで昔に比べれば)スッキリした印象はあります。ただ、その要素が何か問題を発生させる原因であれば取り除くことは簡単だし必要だけれど、そうでは無い場合には「無害ならばそのままでも」という思考はどうしても生まれてしまいますよね。

一番典型的なのは、開発におけるテストケース。製品開発の色々なフェーズで、機能やデザインに品質などを補償するために、色々な場面を想定してテストケースを準備して試験をするわけですが、テストケースというのは過去の事例からの積み重ねでもあるので、過去発生した問題に対しての対策として事前にその原因を見つけて排除する為にも重要なことは言うまでもありません。ただ、何か問題が発生した時には一番言われるのは、「何故事前に検査して分からなかったのか」「何かテストケーズが足りなかった、不十分だったのでは」と言う意見が必ず出てくること。そうなると現場としては、そういう要素を事前に発見するために、新たなテストケースを作成して導入するんだけれど、それをどんどん繰り返していくと、テストケースの分量は増えるばかり。増やすと同時に陳腐化したテストケースとか不用なものは削除していけば良いのだけれど、その為には本当に不用か確認作業も必要になるし、仮にそれを削除しても模試同様の問題が発生したら誰が責任を取るのかみたいな話が毎回出て、「それならば今回はこのままにしておきましょう」みたいな妥協案で毎回終わるんですよね。リソースと時間が有れば、そりゃぁテストケースの確認のためのテストケースを作って検証することも出来るけれど、そんな余裕はどこもないのが実状だし。

パソコンの場合、長く初期のシステムで使用されていた「Compatible BIOS(CBIOS)」という古い規格が無くなり、現在は「EFI(UEFI) (Unified Extensible Firmware Interface)」、数年前の機種まではこの「CBIOS」と「UEFI」の二つのSystem BIOSが実装されていて、パソコンが起動するときにはどちらかの基本システムを使用して動作していました。同じWindowsが動作していても、最初の起動時に基幹部分が異なる状態で立ちあがってくるので、その後のWindowsの動作も微妙に違ったりして、ですから当時のテストケースではそれぞれのBIOSで同じWindowsの機能テストをしてみたりと、テストチームは大変。それが最近のパソコンではUEFIでのみ動作するように変わったので、昔のCBIOSを想定したテストケースは削除されたんですが、その時に今でも必要なテストケースが一緒に削除されたり、よくよく見たらもう不要だよねというテストケースが見つかったり、結構大騒ぎな時がありました。それだけ「引く」事の難しさ大変さは大きいのですが、それによってテストケースは半減以下になるわけで、リソースはかなり効率化されるし、テストケースとしてもより効果の高いものに変更したりする機会にもなり、メリットは大きいんですよね。でも、なかなかそれをやる切掛が生まれない。

少し前に流行った「断捨離」も、「足すことのたやすさ、引くことの難しさ」を具体化した行為じゃないでしょうか。ああいう「物理的な物」の場合、例えば未使用期間でバッサリ判断して廃棄することも出来るから、やる気さえあれば簡単と言えば簡単。食べ物系で言えば「賞味期限/消費期限」なんていうものもあるから、「勿体ない」という気持ちを抑えさえすれば、不用なストックを一気に消化することも出来るし。そう言う、指針とかガイドがあるような物でも、人間はどうしてもため込んでしないそれで安心してしまう動物なので、何事においても「残しておけば後で何かあったときに」という意識が生まれて優先してしまうのは仕方の無いことなのかも。単に「引く、削除する、捨てる」と言うだけだと確かに不安を感じる事も多いと思いますが、自分がそう言う事をするときに考えるのは「万一の場合のバックアップ手段があるなら、外しても大丈夫」と考えるようにしていること。顕著なのは海外旅行の時で、私は出来るだけ軽装・軽量で旅行したい派で、荷物は出来るだけ絞るようにしています。その時に判断の基準としているのは、「万一の時に現地のコンビニ・お店で購入できるもので日常使わない物は持参しない」という考え方。まぁ、そう言ってしまうとそれこそ着替えから歯ブラシなんかの日用品何かも現地調達は可能だから、パスポートと現金・クレジットカードとスマホ(パソコン)があれば事足りてしまうことになってしまいます。それでも、到着時刻が夜ならば現地調達も出来ないわけで、勿論そういう部分での調整や判断はするし、直ぐに必要になる物は持参するけれど、「もしかしたら使わないかもしれない」と思うものは、もう現地調達予備軍リストに入れてスーツケースには入れないようにしています。単に「引く/引き算する」というので無くなると考えるから不安を感じるわけで、その物はなくなるけれど万一の場合の対策「Plan B, Plan C, ..., Plan Z」が準備出来れば少しは安心出来て「引くこと」の利益を得ることが出来るように感じます。「引く」と考えるよりは「最適化する」と考えるのが近いのかな。そう言う思考方法は、仕事では勿論、日常生活でも余裕が生まれる気がするし、色々な意味でフットワークも軽くなる気がします。それもまた「引き算」から得られるメリットだと思う。

2024年8月24日

歯磨き励行

私が新入社員として入社して配属された研究開発部門の施設には、保健室みたいな部屋があって、ここにはX線撮影機の部屋とかもあり、さらに歯科診察専用の部屋もあって、週に何回か歯科医さんが来て診察や治療をして貰うことが出来ました。緊急以外の治療は、確かその社員のかかりつけ医への紹介が基本で(回りの歯科医院の仕事を奪ってしまうことになるから)、一番の目的は定期的な歯の検診で、その時に歯石除去などもしてくれるので、私も定期的に利用していました。ここで歯間ブラシとかフロスを知り、結構使う様にはなったのですが、ただその後、経済が停滞して会社の経費削減も厳しく進められて、こういうサービスも終了してしまい、それ以降口腔ケアはおざなり状態になったのがトラブルの原因。

10年位して、高校生の頃に治療した右奥歯のブリッジの調子がだんだんと悪くなり始めました。ブリッジを掛けて、もう20年、30年と過ぎていて、両側の橋桁にあたる歯の状態も悪くなり、その回りも歯肉炎になっていたようです。丁度そのくらいに、いろいろあって浜松の自宅に戻っての在宅勤務(=リモートワーク)が始まりこちらでの生活がスタートしたのですが、それ位からどうしてもその右奥歯が痛くて我慢ならないくらいの状態に。25年位地元を離れていてかかりつけ医等も無い状態で、そこはGoogleで回りの歯科医院を調べて、一番近いところの歯科医院の評判が良くて、しかもその時に入れようかと思っていたインプラントの実績もあるとのことだったので、以来その歯科医院にお世話になっています。その痛かった右上のブリッジは、直ぐに外して根治治療を半年くらい実行。良くなったところでインプラントの土台形成をして、インプラントが入ってブリッジの橋桁の歯に銀歯を被せたりして完了したのが、さらに数ヶ月後だったかな。いらい快適な状態が続いています。ただ最近は、そのブリッジの橋桁の奥歯のもう一つ置くに親知らずがあって、その部分の磨き方が少し足らなくて少し歯肉炎になりつつあるので、二月に一回のインプラントの状態確認と口腔ケアの通院は欠かせませんが。

基本歯科医院で2ヶ月に一回歯石除去とか口腔ケアをしてくれるのですが、それだけでは足りないのでインプラントを入れたときから歯磨きの励行と、同時に再び歯間ブラシとフロストの励行をするようにしています。少なくとも朝晩の二回は歯間ブラシとフロスは使用するようにしています。後は歯ブラシも、通常の平形の歯ブラシだけでなく、奥歯の回りとか歯の裏側も磨けるようにタフト歯ブラシも使用しています。お陰で歯科医院での歯肉炎チェックでは殆どが2で、時々奥歯の裏側が3とか4に成る感じ。歯垢の状態も、毎回4~6%位で一桁台をキープしています。それでも年齢の事もあるから油断できないけれど。こちらの記事で紹介されている映像は、結構日頃のお手入れが足りない気がしますが、これくらいの状態でもまだ出来ていない人も多いんだろうなぁ。私は、ブリッジで痛い思いをしてそこからインプラントにして快適になり、その時から始めた口腔ケア習慣がもう体に染みついているので、忙しいときには歯磨きだけの時もありますが、時間のある時の朝と夜はしっかりケアするようにしています。それでも、歯磨きした後に歯間ブラシを通したら、どこに隠れていたのかと思うような肉の線維とか筋が取れたり、ホウレン草とか野菜の筋が出てきたり、ナッツの噛み砕いた欠片が飛び出てきたり、結構ビックリします。そういう作業をして綺麗になった思ってベッドに入っても、翌日目が覚めると口の中に何か違和感があるなぁと思ったら、どこかに隠れていたナッツの欠片が舌の上に乗っていたり(笑)。彼らも生き残るのに必死なのだろうか(マテ)。

最近では歯周病菌が腸内活動に影響するとか、さらには血管に入って脳に入ると痴呆症等の原因になるとも言われて、それもあって口腔ケアだけはここ10年以上しっかりするようにしています。インプラントも、その後反対側にも入れて2本入っていますし、昔の虫歯が悪化して銀冠を被せたりと、治療は続いているけれど、今の所特に問題も無く咀嚼も出来るし、もう少し美味しいものを楽しむ余裕はありそうです。そう言う事もあって、昔は歯ブラシなどはホテル備え付のものがあれば十分と思っていましたが、今では自宅の歯ブラシ(平ブラシとタフトブラシ)に、歯間ブラシとフロスは必需品で、チェックインするとまず洗面所にこれらを並べていつでも使えるようにセットするのがルーティンの一つ。昔のCMで「芸能人は歯が命」というのがあったけれど、歯は誰にとっても大切。特に高齢者になればなるほど歯を失うリスクは高くなるし、前述したような他の病気との関係もありそうなので、これからますます口腔ケアは欠かせないと思います。私は毎月1日に歯ブラシを新品に取り替えるのですが、そういうコストも含めて健康に投資することは決して無駄にはならないと思いますね。 

台風10号の影響、か?

今回のGuam旅行は、望むと望まざるとに寄らず、台風10号(の卵)に向かって行くようなスケジュールと経路になったフライトでした。しかも、その台風の影響もあるのか、静岡県内の天候も不安定になり、実は出発日の早朝というか日付けが変わったくらいに結構凄い雨音がしだして、実は一度目が覚めたくらいでした。実際成田から飛び出した頃位から、県内の特に静岡市で豪雨状態となり、酷いところでは一月分くらいの雨が降ったらしいと言う事をGuamで知ってビックリ。若しかしたら、翌日帰国したときに新幹線が運休しているんじゃ無いかと心配になるくらいでした。

で、更に心配だったのは台風10号(=卵)の存在。発生場所がSaipanのちょっと北辺りで、直前に天気予報を見た限りではGuamは雨や曇りの様子らしいけれど、台風の影響まではそんなにででいない様子で、実際UAのフライトもほぼ定刻通りに行き来していたので、取りあえずは行って戻ってこれるかなと思っていました。それよりも、途中の都内とか千葉の天気が結構荒れた状態の中移動していたので、成田からの離陸が遅れるんじゃ無いかと思ったくらい。それはなかったのですが、やはり離陸して暫くは気流が安定しないということで、少し遠回りをして房総半島から離れたような経路でしたし、Guamに近づくときも、その手前で勢力を増しつつある台風10号の卵を避けるような感じで、少し蛇行した軌跡でGuamに到着しました。到着したときには、Guamは曇り空で雨などは降っていませんでしたが、やはり夜になるとちょっとパラパラしたりして、翌日は台風の影響がより強くなるかなぁと思いつつベッドに入りました。

でも、翌日は朝から快晴の青空が広がる天候で、いかにもGuamらしい天候でちょっと肩透かしを食らったような感じ。この天候が一日早ければなぁと思いましたが仕方ありません。ただ、Guamからその台風の卵に向かって飛行する復路便は、やはりその領域(Guam島から見て北北西の方向)は避けて、かなり東よりの空域を回り込むようにしてフライトしていました。実際旅行記にも書きましたが、通常は離陸後30分位で始まるドリンクサービスやその後のミールサービスが1時間半位乱気流のために始められずにいたくらいですから。 ただ、事前にそういうアナウンスがあったものの、実際の揺ればそんなでは無い(自分規準)と感じましたが。それだけパイロットさんが多少遠回りになっても、安定した空路を選択したということなんだろうけど。それよりも、房総半島沖から陸地に上がるくらいの時の方が、揺れは大きかったですね。降下していくとそんなに天候は悪くなかったけれど、上空の気流が不安定というか荒れているという状態だったんでしょうか。それでもそんなに遅れること無く無事に戻れたので感謝しないと。

その台風10号は、この後勢力を増した正式に「10号」になったあと、真っ直ぐに日本列島の中心部を直撃するように、紀伊半島から関東辺りに上陸するらしい。その規模や進路を見ると、大きな被害を出した「伊勢湾台風」とか6年前に関空を孤立させた台風21号を彷彿させるという話も書かれていて、上陸が予想される来週の月曜日・火曜日は、外にも出ずに雨戸も閉め切って一日やり過ごした方が良いのかもしれない。私は、水曜日にNX350hの1ヶ月点検を予定しているので、その前までには通過して落ち着いた天気に戻ってほしいのだけれど、今の予報だと一度西に振れてから日本に向かうので、28日の早朝くらいに上陸しそう。今の所最悪のパターンになりつつあります。まぁ、今回は運良く台風の影響も突発的なゲリラ豪雨や線状降水帯の影響もうまく切り抜けて予定通り旅行が完結出来ましたが、天気だけは読めない要素なので万一の場合は仕方ないですね。そうは思っても、いざそうなるとなかなか納得出来ない部分も多いのだけれど。いずれにしても、来週の台風の被害が可能な限り少ない事を今から祈るばかりです。

(UA) NRT - GUM (6) - 帰国日

さて、一晩寝たらもう帰国日(苦笑)。何か仕事で国内移動するのと全然変わらないぞ。 朝ホテルでゆっくりと朝食を頂き、その後暫く時間を潰して、9時少し過ぎにロビーに降りてチェックアウトをして、シャトルバスのピックアップを待ちます。入口の所を見たら、今回利用した現地の業者のロゴ入りバンが止まっており、もう来ているみたいですがドライバーの姿が見えません。5分程待ったところで、ドライバーが入ってきて名前を呼ばれたので返事をして乗り込みますが、結局利用者は私一人だけでそのまま空港へ直行となりました。

既にオンラインでチェックインをしているので、UAのカウンターへはよらずにそのまま2Fのセキュリティへ移動します。待ち行列無しで直ぐに通過出来ホッと一安心。実はUAから、Guamは09:30以降混雑するから早めに来いというメッセージも来ていたんですが、その混雑は回避出来たようです。UAのアプリを確認すると、定刻12:15に対して搭乗開始が11:35から。使用ゲートは、ターミナルの端になる18番との事。まだ2時間近く余裕があるので、ひとまずUnited Clubに入って落ち着くことにします。

最初United Clubの入口に気がつかず通り過ぎてしまい、18番ゲート手前まで歩いてしまい、戻ってきたところで10番ゲート付近に入口を見つけました。中に入り搭乗券を提示して、無事入場。私が入ったときには、先客は一人だけでしたが、その後30分位の間に続々と利用者が入ってきました。その後もだんだんと混雑してきたんですが、UAのGuam便を利用すると思われる日本人利用客らしき姿は無くて、どうしたんだろうと不思議でした。それと、途中でラウンジスタッフの人がアイスクリームサンデーを作って「1ついかがですか?」と配っていたのにはビックリ。そんなに広くは無いラウンジですが、以前と比べて食事の種類も少し増えている気がするし、雰囲気は良くなってきたと感じました。その後、出発ゲートもターミナルの端っこの118番ゲートなので、少し早めにラウンジを出てゲート前へ向かいました。

18番ゲート前はそこそこ混雑していました。ここでプチトラブル。事前改札が始まり、車いすの方などの搭乗が始まったので、パスポートとボーディングパスを用意しようとしたところ、ネットアクセスが出来ない状態だったので、UAのアプリか今回のGUM-NRTのQRコードを表示する事が出来ません。何故かApple Payに登録出来ないので、オフラインだと対応出来ないのかちょっと焦りました。空港のWi-Fiにアクセスしようとしても、何故か接続を拒否されます。仕方が無いのであわててゲート前のポディアムへ行き、GSのお姉さんに「オンラインボーディングパスが表示出来ないので、印刷してくれない?」とお願いして、その場で印刷してもらいました。これで一安心と思ったところで、MP 1Kの搭乗も始まったのでゲート前進むと、Guamでは顔認証でゲート通過をしてるんですね。パスポートも苦労したボーディングパスも提示すること無く、スキャナーの前に立って顔認証したら通過出来ました。それならば、アプリで表示出来ないと焦ることも無かったと、ちょっと悔しい(笑)。

無事機内に入り、ボーディングプロセスもスムースに進み、12:00丁度にドアクローズとなり、これなら早着が期待出来ると喜んだのも束の間、なかなかプッシュバックが始まりません。プッシュバックが始まったのは15分位してからで、どうも天候調整をしていた様子でした。その後は、反対側のRW16Lに移動すると、そのまま直ぐに離陸開始となりましたが、ブロッキングタイムは3時間40分との事で、さらに離陸後暫くは乱気流のエリアを通過するので、食事の配布は遅れるというアナウンスもありました。実際、途中それなりに揺れてはいましたが、正直ANAの国内線なら飲み物や食事を配布しているよなぁというレベル。離陸後1時間半以上過ぎてからやっと食事の配布が始まりましたが、配布開始が遅れたからか事前に確認していた食事前のドリンクと一緒に食事のトレーも配布されてきました。で、食事の配布が始まってからの方が、揺れ具合はちょっと大きかったように思います。実は袋の食事はビーフを事前予約していて、赤ワインで楽しみましょうとか思っていたんですが、この後浜松駅から自宅まで車で戻らないといけないのでアルコールは御法度。CAさんに「ノンアルコールは何がある?」と聞いても、私が苦手な炭酸飲料ばかり。「Iced Teaは無い?」と聞いたら「Iced Tea... We have woo-long-tea!」と答えてきたの手、烏龍茶をお願いしました。多分国際線で烏龍茶飲んだのは、自分のこれまでのフライト経験の中で初めてだと思う(笑)。フライトは台風10号(仮)がGuam島から見て北北西の位置にあるので、飛行機は北北東に機首を向けて遠回りにその地域を抜けて、日本との中間地点くらいまで来たところで、真っ直ぐ成田空港へ向かう航路へと戻りました。

房総半島に近づくと、海側から反時計回りに成田空港にアプローチすると3/4周位回り込んでB滑走路のRW16Lへと進入します。そのまま着陸したのが15:02。そこから右に離脱をして誘導路の移動に時間が掛かり、35番ゲートに入ったのは15:14でした。比較的入国審査場に近いゲートだったので、今回は助かりました。日本人用の顔認証ゲートは誰もいない状態で通過。税関申告も、オンラインゲートでほぼパススルー状態で通過し、到着後10分後には日本に戻ってきていました。直ぐさま15:44発のN'EXを予約して品川駅へ移動開始。そこで、事前に予約してい17:10発の浜松停車のひかり号で浜松まで戻り、夕暮れの中自宅に今回も無事戻る事が出来ました。これでUA MPの4区画利用のうち2区画を完了。残り2区画を、秋のNFL幹線に絡めるか、どうしようも無くて今回の様な弾丸トラベラーパターンで行くか、もう少ししたら考える事にします。()

2024年8月23日

The Westin Resort Guam

BONVOY系3滞在目(4泊目+1泊目)は、2年振りのGuam訪問で、2年振りの滞在先となるThe Westin Resort Guam。空港から予約していたシャトルバンで15分位かな。距離的にはそんなに遠くないのですが、途中交通渋滞で信号機に何度も捕まりちょっと時間が掛かりました。フロントに行ってチェックインの手続きを始めると、女性スタッフがちょっと渋い表情。この時はすでに16:00過ぎでしたが、部屋の清掃がまだ終わっていないので、終わるまで21Fのラウンジで待ってほしいとの説明。勿論、こちらは異論ありません。実は最初に宿泊した時も同じような事があり、この時はロビーで待たされて散々でしたが、今回は少しマシですね。

21Fのラウンジに入ると、受付の男性スタッフにも話が届いており、準備でき次第知らせるという案内。奥まった場所に席を確保して、暫くホテルWi-Fiに接続してメール処理などしていました。17:00から夕方のカクテルタイムが始まるのですが、その直前くらいに男性スタッフ氏がやって来て、部屋の鍵を渡してくれました。一度部屋へ行こうかとも思いましたが、丁度カクテルタイムも始まったので、そのまま少しワインと食事を頂いてから部屋へ移動しました。

部屋へ入ったのが18:00少し前位で、荷物を置いたところで一度外に出てちょっと予定していた買い物などを済ませて、小一時間くらいで戻ってきました。バーで軽く食事でもと思いましたが、思いのほかお腹が空いておらず、そのまま部屋に戻って翌日の出発の準備をすることに。と言っても、殆どやることは無いのですが。

翌日は少し早めに起床をして、 BONVOY Elite特典で朝食が頂ける1Fのバイキングのレストランへ。ここは品数も量もそこそこあって、Guamでも朝食バイキングで賞も貰っているらしいのですが、そんなに沢山は頂けないものの、ゆっくりと食事をして帰国の準備を進めました。空港へのシャトルバンのピックアップが09:30なので、09:10過ぎに部屋を出てロビーでチェックアウトの手続きをして、シャトルバンの到着を待ちました。今回が3回目の利用ですが、Guamに来るときの定宿になりつつあります。

そうそう、今回プチトラブルが2件。1つはデスク上の卓上ライトのスイッチに不具合があり、ランプが点灯しても直ぐに消えてしまう。調光型のスイッチなので、中で接点不良でも起こしているのだろうか。ちょっと強いのでコンセントからコードを抜いて、かつ「This switch is malfunction.」とコメントを添えておきました。もう一つは、室内に時計が無くて目覚まし設定出来なかったこと。目覚ましはiPhoneのタイマーで設定して事なきを得ましたが、これ部屋の清掃時に気がつかない物だろうか。もし後からアンケートとか来たら、コメントする予定です。

(UA) NRT - GUM (5) - 出発当日

さていよいよ出発当日の朝は、どんよりとして雨が降り出しそうな空模様。成田発11:00の予定なので、浜松駅を朝の7時前に出るひかり号乗車が必須条件で、そのためには朝6時前に最寄りバス停に来る始発の路線バスで駅まで出ないといけません。ただ今回の場合は、一泊二日の旅行で翌日の夕方には浜松に戻ってくる予定ということもあり、自家用車で駅まで出て、そのまま駅近くの駐車場に一日半停めて置くことに。12時間まで最大700円で、一日半なので2,100円か2,200円位の予定ですが、割引クーポンが何枚かあるので、2,000円以下で停められるはずという読みです。 

で、出発当日の朝。いつもよりも少し早めに起床をして出かける準備を始めます。朝のニュースが始まっていたので見ていたら、この週末に台風10号が発生して日本の東海地方当たりを直撃するかもと言っています。その台風10号、発生場所が「マリアナ諸島付近」と言われて、思わず「えっ?」と声が出てしまいました。「飛行機、飛ぶんかいな」とちょっと調べてみましたが、肝心なGuamの天候は今日は雨がちですが、明日は晴れの予報。まだ熱帯低気圧の状態で、しかも発生場所はGuamの北の方で、Guamは何とか天気が持ちそう。逆にSaipanは影響がありそうな雰囲気です。天気を心配しつつ、車を出して浜松駅まで移動します。

東京行き新幹線は06:58発のひかり号。静岡に出勤する人や、夏休み後半の家族旅行と思われるグループで結構混雑しています。ここの所ダイヤが乱れている新幹線ですが、この日は定刻通りに到着し定刻発車で品川へ移動します。いつもの「新幹線→京急」の品川駅横断移動と異なり、新幹線の改札を出たら三つ目くらいの所にN'EXのホームがあるので楽です。定刻通りN'EXが到着し、そのまま成田空港まで移動して、空港に到着したのは09:30頃でした。Guamの場合、事前にUAのアプリで必要な項目を入力しておけば、オンラインチェックインが可能なので、移動中にチェックインも完了。4Fの出発階へ上がると、そのまま保安検査場を通過して、出国審査場へ向かいます。ここも空いていて、直ぐに顔認証端末のゲートを抜け、空港到着後10分程で制限エリアへ移動出来ました。この後、出発ゲートが33番ゲートなので、手前のUnited Clubに久し振り寄ることに。そこそこ混雑していましたが、半分位の利用率でしょうか。食事や飲み物は、入口左手の一箇所だけでしたが、品数や内容は以前よりも増えている気がします。

United Clubで暫く時間を潰した後、搭乗開始が10:20からとボーディングパスに表示されていたので、それに合わせてゲートへ移動しました。ただ、ゲートに移動して暫くしたら、搭乗開始が10:30からになってちょっとガッカリ。更にゲート前で待っていると、10:27から事前改札が始まり、その後GS、幼児連れのグループ、そして1Kの順番になりました。ドアクローズは10:50と早く、その後プッシュバックが始まり、定刻丁度くらいにRW16Rへ向けてタキシングが始まりました。出発ラッシュの時間帯で無かったのか、誘導路から滑走路に入ると、そのまま止まること無く加速が始まり直ぐに離陸開始となり飛び立ちました。

成田離陸後は、気流が悪くて少し揺れていて、ドリンクサービスも始まったと思ったら直ぐに一時停止になってしまいました。20分位して、ドリンクサービスが再開されると、懐かしいUAのローストテッドナッツとともに白ワインを頂きます。この時、CAさんが別の人がオーダーしたスパークリングワインを間違えて私に渡し、その後「ごめん間違えた」と白ワインと交換してくれましたが、既に私も口を付けていたので両方手元に置いて交互に飲むことにしました。その後の食事は、事前に魚メインで予約してあり、UAのミールとしては上出来の部類だと思います。サラダのドレッシングやデザートのチョコブラウニーのパッケージを見ると、どうもGuamで搭載してきた物のようでした。

その後フライトは順調に進み、Guamの手前で高度を落としているときに結構揺れましたが、一旦乱気流の層を抜けたら安定したフライトで、空港へと接近します。いつもだと北から接近をしてRW24R/Lに着陸するのですが、この日はタモン湾を回り込んで、結構急な旋回をしつつRW06Lへ着陸しました。その後19番ゲートに到着したのが、定刻よりも30分近く早い15:20でしたが、この後ボーディングブリッジがなかなか接続出来ず、5分以上かかってやっと接続完了し、外に出ることが出来ました。

入国審査はESTAを使用して、一泊二日の旅行なので何か言われるかと思いましたが、ほぼパススルー状態で通過。税関も、事前に登録してあるGuam EDFのQRコードを翳して、パスポートを確認して直ぐに通過完了。到着した19番ゲートはターミナルの端の方で、入国審査場まで結構歩いて移動したんですが、機体を出てから15分位でGuamに入国する事が出来ました。この後事前に予約してあったシャトルのカウンターへ行き、同乗者が揃うまで15分位待ち、その後は無事にホテルへ到着出来ました。ホテルに到着したのは16:00少し過ぎ位でしたが、チェックインをするとまだ部屋の清掃が終わっていないのでラウンジで待っててくれと言われて、そのまま21Fのラウンジへ移動。結局1時間位ラウンジで待たされて、やっと部屋のカードキーを貰うことが出来ました。待っている間にカクテルタイムが始まってしまったので、暫くお酒と摘まみをいただいて部屋へ移動しましたが、結局それが夕飯になってしまいました。その後は、近くのお店が並んでいる場所へ出かけて、ちょっと小物などを購入。取りあえず、最低限のミッションは完了して、翌日の帰国のために準備をします。(続く...)

2024年8月22日

使えないVISAプラチナサービス

自分のメインカードは、もう20年近く利用しているVISA Platinum Card何ですが、今回ちょっとガッカリする経験をして、メインカード切り替えようかと少し真剣に考えるほどに。 事の発端は数日前のこと、VISA Cardの管理サイトであるVpassからメールが飛んできて、何だろうと思ったら、オンラインショップで買い物をしているからこの送った認証コードを入力してくださいという二段階承認のメール。でも、その時私はそんな買い物なんてしていません。オンラインショップなので、どこかで誰かが意図的なのか偶然なのか私のカード番号を使って買い物をしようとしている雰囲気です。実はその2週間前にも同じようにVpassから二段階承認のメールが飛んできていて、この時は舞浜のディズニーランドで買い物をしていると書かれていました。その時は「まぁ誰がカード番号間違って入力したんだろう」と思って、そのまま無視したんですが、今回のオンラインショップの件では、もし身に覚えがなければ「会社(多分三井住友VISAの事だよね?)」に連絡しろと赤字で強調されています。

この時は朝の6時頃だったんですが、プラチナカードのプラチナデスクなら24時間運用だろうと電話したら、朝の9:00から夕方6時迄で、それ以外は留守電に用件をいれるかサイトの良くある質問をミロみたいなつれない録音。その日は時間が無かったので、翌日の昼間の時間帯に再びプラチナデスクへ電話をして見ました。最初は振分用の「ご用件の●●は1のボタンを、××は2のボタンを」というガイドが流されて、問合せのためにボタンを押すと、今度はさらに細分化された振分のステージになり、ここでオペレーターに繋ぐを推してみると、「ただいた大変混み合っています。おつなぎするまで10分程掛かる予定です。そのままお待ちいただくか、後ほどご連絡頂くようにコールバックするか...」みたいなガイドが流されます。で最後に「ホームページからもお問い合わせ頂けます」というので、そのURLをSMSで送って貰うオプションを選択したら、確かにURLは送られてきたんですが、それってVISAカードの「良くある質問」のページなんですよね。そんなところ、最初に確認しているよ、それで見つからない分からないから電話してんだよ、と小言を小一時間...

この後メールベースの問い合わせ先が無いか探したんですが、そういう手段は提供していないみたい。あと、これは自分が悪いんだろうけど、Chromeだとそういう問い合わせ先にアクセスするとエラーになったりするんですよね。Edgeに変えたら表示出来たのと、何かChromeの拡張機能が悪さしているんだろうけど、でもそれで引っかかる仕込みって何なんだよとまた小言を言いたくなります。結局もう問合せする気力が消えてしまいました。一応直近の取引内容を確認して見て、その疑惑の取引はされていないことは確認しているんですが、それでもやはり気分が悪い。対策はカードを作り替えるしか内みたいで、それはそれであちこち登録してあるデータを更新為ないといけないからまた大変。案外便利で不便な仕組みだなぁと再認識しました。

取りあえず気になるので、Vpassのパスワードは変更しましたし、二段階承認になっている事も再確認しているので、自分が何か勘違いして間違って承認しない限りは不当に利用されないはずなんだけれど。それでも暫くは不安が心配(=とっても不安で心配)なので、頻繁にカード利用履歴の確認は怠らないようにしないと。ただ、今回の三井住友VISA Platinum Cardの問合せの不便さはかなりガッカリです。以前アメックスで同様の経験があるんですが、あの時はサクッと繋がったと思うのだけれど。三井住友VISAは日本法人だけれど、AP版のVISA Platinumだともう少し良いのかな。それなら、たしかLexus CardがAP版だった記憶が。乗り換えようかなぁ、カード変更が必要ならば。ちょっと真面目に悩んでいます。

ロピア浜松店

関東圏(横浜・川崎周辺がメイン?)でディスカウント型スーパーとして有名な「ロピア(Lopia)」が、静岡県内初出店として浜松市内の「浜松プラザフレスポ」内に「ロピア浜松店」を開店させるらしい。記事にもあるように、この場所はコストコ浜松倉庫店の直ぐ横で、私は知らなかったのだけれどこの3月まで「フードマーケットマム」が営業して居た場所に入るらしい。

ここは、昔は「東綿紡(東綿紡績)」の工場が有った場所で、高校時代は毎日路線バスで通っていたところ。その後工場敷地が更地になり、今のコストコの場所にはイトーヨーカドーが有ったんですよね。それで一躍しないでも中心的な商業施設になりました。ただ、見た目はひとかたまりの敷地なんですが、そのイトーヨーカードー跡地と利雪する浜松プラザの敷地はべつの管理で、さらにその裏手(西側)にも商業施設があるんですが、それも別の企業の管理だったかな。見た目は結構大きなショッピングセンター何ですが、実は複数の大規模店舗が偶々集まって居るだけみたいな場所。だから、近くにイオンモール浜松市野が出来たとこも、効果的に全体で更新することが出来なくて、一時はそのまま潰れてしまうんじゃないかと言われたくらい。実際、最大店舗のイトーヨーカドーは撤退して、その建物は一度更地にされてから今のコストコ浜松倉庫店が出来て、何とか賑わいは戻った感じだけれど。ただ、コストコとか、その西側にユニクロの大きな店舗が出来たりして、そちら側は賑やかなんだけれど、店舗が集まっているショッピングセンターの浜松プラザはだんだんと寂しくなって行ったんですよね。それが今回のロピア進出で賑やかさを取り戻すのだろうか。

新聞記事ではコストコとの対比を言っているけれど、実はこの敷地の直ぐ北側には業務スーパーもあり、結構生鮮食品関係のお店が集結していて、これからの商売はさらに厳しくなりそうな予感。さらに、この辺りは住宅街でもあって、片側一車線の道路が碁盤の目のように入り組んでいる場所何ですよね。コストコが出来るときに、東側にある幹線道路(笠井街道)を片側1車線から3車線に拡幅したのだけれど、市街地からこのコストコ迄広がっただけなので、市街地方面の南側からのアクセスは良くなったけれど、それ以外の東西北側からアクセするときには全く役に立たない。コストコが出来て暫くは、ですから敷地の外まで長い車列が出来ていて、この場所を通過するだけで10分とか掛かる事もありました。そうで無くてもこの東側の幹線道路は、浜松市と旧浜北市という現在の浜松市副都心部分を結ぶ道路で、以前から混雑している道路だからたまらない。ロピア浜松店開店が11月らしいけれど、年末年始はこの辺り大混雑状態になりそう。そうで無くても浜松は車社会で、早朝の出勤時や夕方の帰宅時は道路が混雑して、私などが路線バスを利用すると、スケジュールでは浜松駅から自宅近くのバス停まで30分なのが、酷いときには50分60分位掛かる場合もありますからね。

ところで、「ロピア」と言えば自分などはどうしても「カトパンの旦那さんが社長のスーパー」という認識がいの一番にくるわけで、そう言えばカトパンどうしているのかなぁと、つい昔の思い出(テレビで見ていたという思い出ですが)が蘇ってくるんですよね(笑)。業界全体で言えば、イオンとか超巨大企業が幾つも存在するから売上高は24位くらいらしいけれど、それでも2,600億円位の売上高があり、神奈川県内ではオーケー(約5,200億円)に次いで2位の売上げ規模らしい。神奈川県が中心で、そう言う意味では隣県の静岡県に展開するのは分かるけれど、でもなんで西の外れの浜松市なのかがちょっと良く分からない。愛知県、岐阜県、三重県、と中部地方に展開しているので、そこから東に攻めてきて先ずは浜松市というプランなんだろうか。でも、Wikiを見ていたら、過去富士市に出店して撤退しているらしいので再挑戦という事になるんですね。ロピアの評判は、テレビでの番組経由でしか知らないけれど、食肉とか生鮮食品が安くて良いものが多いという評判もあるので、そこはちょっと期待したい。ただ、暫くは混雑するだろうから、実際に行ってみるのは来年かなぁ... 

2024年8月21日

NRT-HNL減便

2025年1月から、ANAのNRT-HNL線のうち遅い方のNH182/181便を今の週7便から週3便に減便するという記事来月利用予定のHonolulu行きでは、往路のNRT-HNLがこのNH181便利用で、そう言う意味では無くなるわけでは無いけれどちょっと寂しい。成田離発着便は減るけれど、羽田離発着便はそのままのようなのでA380利用に拘らなければそちらを利用することも考えてもいいかも。私は何度も書いているけれど、往路便ではずっと「寝ていく派」なので、A380で無くても構わないけれど羽田発は料金設定がちょっと高くなるんですよね。

しかし、Honolulu線なんて昔は日本人の観光旅行ドル箱路線だったと思うけれど、最近ではそうでも無いのが寂しい。円安やその他色々な理由から海外旅行そのものが減ってきているとは言われているけれど、でも先日のお盆の期間の利用者数は7~8%位国際線も国内線も増えたというニュースもあったので、決して全体が減っているわけでは無いと思うんですよね。ただ、行きやすさとか価格とか時間が短いとか、そういう理由から東アジアとか東南アジアへの渡航が中心になってきているのかなぁ。透かし前は中国旅行が、確か海外旅行の半数くらいを占めていたこともあったけど、色々あってその分がその周りにシフトしているんでしょうね。

Honolulu線は減便されるけれど、新規に欧州線が開設されたりしていて需用は旺盛な様子。個人的には、北米線をもっと充実して欲しいのだけれど、UAとの共同運航もあるから今ぐらいが上限かなぁ。UAもHonolulu線は運休のままだし、Guam線は地方発便が運休したり減便されてきているし、リゾート路線というのは今曲がり角なんだろうか。それだけ余裕がなくなってきた証拠だとすると、ちょっと寂しいですよね。

今回は繁忙期が終わった事による調整だと思うんですが、また来年のシーズンになったら是非復活して欲しい。試しに来年の2月頃の予約を調べてみると、そこそこお手軽な値段でチケットが出ているので、早めに予約すれば案外希望のフライトが取れそう。そのまえ、12月でもそこそこ安いチケットがあるので、年内にもう一回位Honoluluいっちゃおうかなぁ(笑)。ハワイへ行くのは良いけれど、それよりはNFLかカレッジの試合観戦したいし、今年後半の旅程は悩みが多いです。

NHKだけの問題じゃ無い

NHK国際放送のラジオニュースで、業務委託をしている会社の中国籍担当者が、生放送中に原稿にも書かれていない「尖閣諸島は中国領」と放送して問題になっている件。中国の浸透工作だとか色々言われているけれど、仮にそうだとしてもこの担当者はもう20年近くこの翻訳作業をしていて信頼も厚いのに、特に尖閣諸島で揉めている状態でも無いのに、わざわざ騒ぎになるような事を言う理由が分からない。しかもその直前のニュースは、靖国神社への落書き事件に関してで、特に尖閣諸島と直結した話題でもない。 強いて考えると、数日前に尖閣諸島にメキシコ国籍の男性がカヌーで漂着し、それを日本の海上保安庁が救出して書類送検をした事件があり、これは日本の実効支配を示す実例何だけれど、これを中国側としては面白くないと感じてこういう行動を起こさせたのだろうか。

理由はどうあれ、NHKとしては意図しない放送をされてしかもそれが外交的に重要な要素の一つである尖閣諸島関係の話題というのは、大きな失態であることは間違いなく、それなりの対策と責任問題は避けられないと思う。でもどうせ、「今後は録音で対応する」とかで終わって有耶無耶になるんだろうけど。ただ、今回はこういう行為が偶々発覚したけれど、中国語以外にも多数の言語で国際放送をしているNHKのこれまでのコンテンツで、同様の事件はなかったのだろうか。結構気がつかずに、オリジナルの原稿の意図とは異なる内容やニュアンスに翻訳されてそのまま放送されている事って、案外有るんじゃ無いのか。

NHKだけでなく、少し前には毎日新聞で日本語版の記事と英語版の記事の内容が乖離して居るとして結構ネットでは問題になっていたけれど、結局あれも毎日新聞が何か対策したという話は聞かないし、その後も誤解を招く内容というよりは全くの創作記事みたいな英語記事が掲載されていることが有ったんじゃ無かったかな。あれらの英語版記事の問題は、オリジナルの日本語記事に書かれていない内容が、しかも真偽不明な内容が英語版では記載されていて誤解を招くような内容になっていたり、全く日本語版では掲載されていない英語版独自記事が掲載されていたりして、今回のNHKの事件よりも酷い内容だったけれど、それでも何となく有耶無耶で終わって今では忘れている人の方が多いだろうし。

生成AIを活用して、原典の日本語記事に関しては、自動的に可能ならばリアルタイムに複数言語に翻訳して、それをどんどん配信する・出来るような仕組みって、もうそれなりの精度で可能何じゃ無いだろうか。最近余り見なくなったけれど、少し前にだとニュース原稿の読み上げをテキストスピーチのソフトで代用することを、あちこちの放送局でやっていたけれど、あれってもうやっていないのだろうか。国の研究支援として、AIでの自動翻訳、それも特にテキストデータや画像データを自動的に翻訳するようなシステムって、これからの情報発信として重要だし、色々課題が提示されているインバウンド対策としても有効だと思います。例えば先日の台風情報だとか交通情報なんか、どんどん翻訳して各言語別に配信すれば、かなり助かるインバウンド訪日客は多かったのでは。だから、翻訳の問題はこれからは「機械化」することでかなり軽減させることが可能だと思うんですよね。例えば今回の件の反省と対策として、NHKの研究所にそういうシステム開発をするように依託(強制?)するとかしたらどうだろうか。自動化できれば、それを使って他のメディアの翻訳記事の整合性と信頼性を評価するシステム何て言うのも直ぐに作る事が出来そう。

それってペッパー君?!

Bloombergの記事から、AppleがiPadにロボットの手足を付けたようなデバイスを開発しているという話。記事を読んだ瞬間に頭に浮かんだのは「そのってペッパー君じゃね?」という事。勿論、正確に言えばペッパー君は手足のついたロボットに「iPadが胸についているもの」で、今回の様に「iPadに手足を付けた物」とは似て非なるものなんだけれど、イメージとしてはどうしてもペッパー君になってしまう(笑)。

で、記事には「卓上型ホームデバイス」と書いていて、となると手足がついているとしてもそれって卓上で使われるデバイスなのかな。卓上に置いて手足がついていて何か便利な機能ってあるんだろうか。記事にも書かれているような、手足と言うよりはアクチュエーターみたいなものでデバイスの向きや位置や向きを微妙に変更して、例えば常にユーザーをモニターしているとか、常にユーザーに情報提供しているような仕組みを想定しているのだろうか。

個人的には卓上デバイスよりは床上デバイスというか、フローリングの上に置いて使うようなデバイスならユーズも生まれてくるかなという気がします。実は私の部屋では、40インチの4Kテレビ(Android TV)を置いていて、そのテレビはホームエレクターで30センチくらいの高さの代車が着いて移動可能なテレビ台を作ってその上に設置しています。理由は、狭い部屋ですが仕事をするデスクの位置とベッドの位置が左右に離れていて、一箇所にテレビを置いてしまうとどちらからか見にくくなってしまうから。本体が移動可能でも、どうしても電源ケーブルとアンテナ線はその代車まで引かないといけないので、その不便さは我慢しないといけないのですが、その時の気分等で自由にテレビの向きや位置を変えられるのは個人的には便利だと思っています。ただし、ちょっと向きを変えるにも近くに行って手で代車を動かさないといけないのですが、これがリモコンとか例えば音声コマンドで出来るようになったら便利だなぁと思うのですが。

それこそ、ロボット掃除機にiPadを付けたら、もっと便利じゃない? と思うけれど、どうだろうか(笑)。と言うか、それならばロボット掃除機本体にはセンサーとかカメラだけで、iPadの画面部分は手元のスマホなりに転送する方が利便性は良さそう。iPad自体が本体に付属しているメリットって、コントローラーとI/Oが一つに纏まって後付けできる事だと思うけれど、 それがロボットの操作系の簡略化とかに繋がるのかなぁ。まぁ、具体的にAppleから製品なりサンプルが登場しないと彼らが何をどうしたいのか分からないのですが、ちょっとイメージが沸きませんね。というか、どうしてもペッパー君に収斂してしまう(笑)。

2024年8月20日

Lexus NX350h Impression (14) - プラスサポートの功罪

運転操作にも結構慣れてきたNX350h君。スマホアプリのサービスとして、月単位でその期間の運転の評価をしてくれるのですが、初のレポートは「63点」でブレーキ操作に課題有りと評価されてしまいました(笑)。「月単位」と言っても、実際には工場からロールアウトして多分ディラーに納品されたときからスタートしていて(だから開始の日付けは「7月18日」になっている)、私が乗り出したのは納車日の「7月25日」からだから、実際には一月未満ですが、まぁ最初のレポートですから。で、その評価内容ですが、

  • アクセル
    かかとを床に固定して、優しいアクセルを心がけましょう。(★4)
  • ブレーキ
    車間距離広めで余裕のあるブレーキングを! (★2)
  • スピード
    余裕を持った素晴らしいスピードです。(★5)

半分言い訳なんですが、何故か「ブレーキ」だけ評価が低い理由は、以前にも少し触れた「プラスサポート」にあると釈明したい(苦笑)。この機能、専用のデジタルキーを使用して運転開始をすると、安全機能が拡張されて提供されるもの。その中の一つに、先行車がブレーキを掛けたり車間距離が一定の間隔になると、自動的にブレーキがかかりスピードを落とすものがあります。例えば交差点に差し掛かり信号が赤になり、停止しようとすると、右足がアクセルに乗っていても結構手前から自動的にブレーキが掛けられてスピードが遅くなっていきます。個人的には、便利で有効な機能だと思っているんですが、実はちょっとした弊害もあるなと最近感じています。

自宅には家族が使用している軽自動車もあり、こちらは近場に買い物に行ったり、ちょっと荷物が大きい場合に利用したりしています。こちらも、衝突警報やアクセル制御など、実はこの車種で提供されている安全運転支援機能をフルで付けてあるので、結構安心して運転出来るのですが、流石に「プラスサポート」並みの機能は無く、自動的に車間距離などを読み取って減速してくれることはありません。でも、NX350hに乗り慣れてくると、それが普通だと何となく体が記憶してしまうのか、どうしてもブレーキのタイミングが遅くなっている気がするんですよね。NX350hだと「あっ、そろそろブレーキが効き出す?」と思う瞬間に実際にブレーキがかかる感覚があるのですが、軽自動車では「あっ、来る?」と何故か同じように感じてもそんなことは無いから、そこで「あっ、NX350hじゃないんだ」と気がついて、少し慌て気味にブレーキを踏む、みたいな操作になってしまいます。まぁ、運転し始めて一度二度そういう場面を経験すると「今は違う車を運転しているんだぞ」という意識の刷り込みがされるので、それ以降は慎重にアクセル・ブレーキ操作をするんですが、ちょっと変な癖が付きつつあるなぁと感じています。

一番困るのは、同じNX350hでも通常のデジタルキーを保持して運転をしているときで、この時は乗車している車はNX350hで同じなので、余計に誤解してしまうと言うか、意識分けが出来ないと安全運転のための支援機能が、逆に事故を無意識に誘発することになりそうな気がします。多分、一台の車を家族で共有するような場面を想定して、このスマートキーは運転に慣れていない人とか高齢者のドライバーを想定していて、それ以外の慣れている人は通常のデジタルキーを使用する、という棲み分けを想定しているんでしょうね。自分のように、一人でどちらも利用するような場面は想定していないのだろうけど、複数の車を運転する場面って、特に地方で複数の車を所有していることが普通の場合、案外遭遇しそうなユースケースじゃないかと思います。一応この機能はディーラーオプションで後付けも可能だから、もしこれから購入する場合でどうしようかと思っている場合は、ちょっと再検討した方が良いかも。

先日もNX350hで市街地から校外の道路を走っているとき、この時は交差点の度に赤信号に捕まるような状態だったんですが、信号が変わりスピード上げて走り出し、直ぐに前の信号が赤信号になりますが、ここで自動的にブレーキがかかり始めるから、右足はアクセスに乗ったまま。そのまま暫く自動的に動作したブレーキに任せて減速して、結構直前になって自らブレーキを分で停止させる、みたいな操作を繰り返すことになりました。車間距離としては、全く問題無い程度で減速・停止しているのだけれど、実際に操作をしている人間の動作としては、直前までブレーキ操作をせずに急にブレーキを踏んでいるようにシステムとしては認識しているんでしょうね。それが「★2」という評価なのかなと想像しています。支援システムに依存するなということなんだろうけど、支援システムを信頼してそれに合わせた運転方法という事も有りなんじゃ無いかと思うんですよね。まぁ、ドライブ診断の結果が絶対的なものでは無く、あくまで参考情報だからそんなに真剣に悩む必要は無いのだろうけど(笑)、でも63点は気になる。せめて75点は取りたい(いゃ、志が低い...)。

今回NX350hを購入した理由は、最新の運転支援機能や安全機能を活用したいためで、それが年齢的な判断の遅れや不注意などのミスを出来るだけ軽減してくれることを期待してのことでした。そこはそれなりに今の所満足しているのですが、今度はその機能を過信して胡座をかきそうな状態になっていることは、ちょっと不味いかなと再認識しました。あくまで運転するのは「自分」なのだから、自分が先ず何をするべきなのか、もう一度ちゃんと認識しないと。でも、この「プラスサポート」は有益な機能だと思うので、もう少しうまく活用できる方法を見つけたいですね。(続く...)

地元から内閣総理大臣

いよいよ始まった、自民党の次期総裁選挙。今の所次の衆議院選挙でよほどの事が無い限り自民党の与党第一党はほぼ確実で、となれば自民党の総裁はイコール内閣総理大臣になるという図式。大所帯の自民党故に、推薦議員20人という条件がありながらも、今の所立候補が取り沙汰されている議員は10名以上になり、総裁選は大混戦が予想されています。

その中でいの一番に立候補を正式表明したのが、若手のホープと言われている小林鷹之氏。正直なところ、私は今回の件があるまで全く名前を知らない議員さんだったのですが、49歳ながら大臣経験もあり、結構実力はある人らしい。元々岸田総理が不出馬を言う前から、岸田氏の対抗馬として若手議員から名前が挙がっていたので、そのグループの中では認められている人なんでしょうね。実績や知名度には乏しいので、最初の地方票をどれだけ確保出来るか難しいけれど、議員票での決戦となったら今の自民党議員は当選5回以内の「若手」は半分以上を占めるらしいので、案外いけるかもしれない。

立候補予定者の中には、地元選出の上川陽子外相も含まれていて、昨日のローカルニュースでは各局彼女の立候補の可能性について取り上げていて、まぁもしかしたら総理大臣の可能性もあるわけで、その場合は地元初(?)女性初の内閣総理大臣誕生となるので、期待はかなり高い雰囲気。まだ20名の推薦人を集めている状態のようで、実際に立候補するまでいけるかも未定ですが、今回の立候補予定者の中では最年長であったり、同じ女性候補者と目される高市早苗氏や野田聖子氏と比べると、やはり知名度や人気の点では劣るので、女性候補者というだけでは厳しいかもしれない。それでも、何度も法務大臣を務めて、さらにピンチヒッターで外務大臣を務めているくらいだから、経験値は十分と言っても良いと思うのですが。

今回の総裁選で「刷新」を求めるのであれば、石破氏とか茂木氏とか林氏といった「顔」は、これまでの自民党をある意味代表しているので、ちょっと不利な気がする。そうなると、若手の小林氏、小泉氏、あるいはアメリカの大統領選挙同様女性候補という切り札を着るのもアリかな、と。ただ、若手議員が当選した場合、当然組織体としても若返りを目指すだろうから、半分を占めるベテラン議員が閣僚などのポジションを得るのは難しくなるだろうから、党内の反発は大きいかも。保身を目指すならば、何故か外では人気のある石破氏とか、河野氏といった人を選択するかもしれないけれど、それは個人的には最低の選択だと思うなぁ。「憲政史上初の女性総理」というのは、かなりインパクトもあり選挙戦でも有利に働くように思うけれど、高市氏はその言動で変な言質を取られそうだし、野田氏はいろいろ周辺から叩けば埃が出そう。上川氏が一番安全パイの気がするけれど、人気知名度では他の二人に劣るだろうから、それが一番の課題だろうなぁ。10人以上も候補者が乱立して、しかもそれぞれ特徴が有りすぎる人材ばかりで、今回は全くゴールが見えないけれど、一つ確実に言えるのは同時期に行われる立憲民主党の代表選出選挙は、これで完全に埋没してしまうことでしょうね。わざわざ自民党の総裁選挙にスケジュールを先に合わせた、ある意味、壮大なブーメランとも言える気がする。

2024年8月19日

(UA) NRT - GUM (4) - Guam EDF Entry

Guam出発三日前となったので、朝一でGuam入国の為のGuam EDF (Electronic Declaration Form)にアクセスし、今回の入国関係の情報を入力して、無事に完了。すぐに入国時に必要なQRコードも送られてきました。でも、こちらでは名称が「Guam Customs Electronic Declaration Form」 と微妙に違っているけれど大丈夫なんだろうか。

お盆のお休みも終了したんですが、このお盆の間は地震があったりその影響で新幹線や交通機関が混乱したり、さらにはそれらとも直接関係ない空港でのトラブルが発生して混乱したり、そしてまだまだ続く酷暑の暑さ。今週の水曜日には、浜松にもお湿り程度の雨が予報されていますが、そこから週末にかけて少し最高気温も下がってきて、来週末の予報は30度とかなり下がってきています。一方の「常夏の島」Guamは、ここ最近は最高気温でも30度位の様で、日本と比べて「涼しい」のが渡航の魅力になりそう(マテ)。今回は1泊2日の超弾丸トラベルなので、軽装で行く予定でしたが何か上に羽織る物くらいは持参した方が良いのだろうか。まぁ、寒いか暑いか感じる前に帰国してしまいそうなスケジュールなんだけれど。

UAからも「出発が近くなってきたけれど、準備はOK?」みたいなDMが届くし、事前に機内食の予約はするのかというメールもくるし、いよいよという感じ。食事の選択は、往路は魚かチキンだったので、無難そうな魚(ポン酢ソースと書いてあったから、多少は和風なのか?)に。翌日には、今度は復路の予約が出来るようになり、こちらはビーフ(w/ クラブケーキ)かサーモンの味噌漬け(?)の選択で、これは直ぐにビーフを選択。行きは白ワインで、帰りはハイボールかな(マテ)。

今日辺りから持ち物の確認をしつつ、パックパックの用意をするつもりですが、英語での旅程表、ホテル予約、の印刷を忘れないようにしないと。多分成田のチェックイン時に必要になるから。今の予定では、朝一のひかり号で品川まで移動して、品川では10分ちょっとの接続時間でN'EX。成田空港へは09:30頃に到着するので、10:00前には制限区域には入れるでしょう。出発予定時刻は11:00何ですが、いつもこれよりも早い時間になっているので、多分ラウンジに行くとしても30分位の余裕しか無いでしょうね。それもあるから、今回は久し振りにUnited Clubに行ってみるつもりです。天気が水曜日から悪くなる予報なので、何とか週末まで持って欲しいですよね。勿論現地の天気もそうだし、台風もこの間は生まれないように祈るばかりです。(続く...)

2024年8月18日

Lexus NX350h Impression (13) - 初燃費計算

納車から三週間あまりが過ぎ、せっせとエージングに勤しんできた甲斐があってか、8コマある燃料メーターが最後の1コマになり、残り走行可能距離も100kmを切ってきたので、納車後初めて燃料を給油して、ざっくりと燃費を計ってみることにしました。近くのガソリンスタンドへ行ってみると、前日は181円/lだったハイオクが今日は184円/lになっていてちょっと残念。まぁ、仮に満タンの55Lを入れるとしても、55L×3円=165円なので、そんなに違わないのだけれど一日違いで3円違うのはちょっと悔しい(笑)。

まずは、ここまでの走行距離(Trip B)を確認すると「610.6km」との表示。確か納車時にはすでに8km位走っていたので実際は600kmちょっとでしょうけど、その辺りは割愛します。そして、満タンで入れたガソリンは「44.21l」。ここから単純計算すると、リッター当たりの走行距離は「13.8km/l」とちょっと物足りない。ただ、フロントパネルには「走行燃費」として、その時点でのリッター当たりの走行可能距離が表示されるんですが、大体17~18km/lという表示になります。まぁ、納車時に満タンではなかった可能性もあるので、この辺りは次回の給油時に再確認ですね。個人的な感覚で言うと、市街地走行時には17~18km/l位で、新東名とか高速走行部分だけだと20km/lを越えるかなという感じ。前のUX200が、ガソリン車ではありましたが市街地走行で12~13km/l 位は出していたので、ハイブリッド分で+5km/l得している計算になります。とすると、ガソリン車に比べて、1.4倍位有利と言えるのかな。乗り方や、今の時期ならエアコン用にエンジンも回ってガソリン消費も多いだろうし、これから冬場になってどれだけ改善するかは、また確認して見たいと思います。

今回購入したNX350h Version L AWDモデルの仕様上の燃費(ECOモードで走行)は、

  • WLTCモード: 19.9 km/l
  • 市街地モード: 17.6km/l
  • 校外モード: 21.0km/l
  • 高速道路モード: 20.4km/l

なので、市街地モードに関してはそんなに実感値と変わらない感じ。

ちょっとビックリしたのは、給油したガソリンの量。UX200の場合、ガソリンタンクの大きさは「47l」ですが、フロントパネルの表示が最後の1コマくらいになって、実際に減ってきたなと思って給油すると大体37lとか38l位で、実は5年間のっていて40l以上給油したことがありませんでした。ところが今回NX350hの初給油では、44l以上入りビックリ。タンク容量が55lと大きい事もあるからだとは思うけれど、満タンにするのに40l以上入れるというのはなかなか大変。更に満タンにすると、フロントパネルの「走行可能距離」のキロ数表示が「860km」とかになるんですが、これだとリッター当たり15.6km走行になります。完全にガソリンを使い切らずに、50l位を想定していると、「17.2km/l」と大体スペックくらいの値になるので、それ位の計算なのかな。UX200の場合、満タンにすると残り走行可能距離は540km位と表示されていたと記憶しているので、5l位の予備分を引いた42lで計算すると、12.8km/lになりますからこれも何となく体感とあっている気がします。ところで「ハイブリッド」と言えばプリウスな訳で、こちらの燃費を調べてみたら、NX350hの値に対して+10km位走るのは流石ですね。車重で600kg位違う訳ですが、その車十分くらいプリウスの方が航続距離が長いというのは、やはり車は軽量化が大切なんだなぁと再認識。

車に経済性を求めるのであれば、それこそプリウスとか軽自動車とか別の選択肢を選べばいいわけで、まずは自分が乗りたい車、利用したい車種を選んで、その結果そんなに経済性も悪くなかった、というのが今回の自分なりの結論。UX200もガソリン車としてはかなり燃費は良いなと思っていたのに、NX350hになって更に改善されているのだから、文句は全く無いですね。ただ、ハイオクで今回44lも入れたから料金は8,000円を越えていて、一瞬「えっ?」となったのは事実だけれど(笑)。実は私は、海外出張時にハリケーンの直撃に遭遇して停電した体験があり、その時に車で移動出来る事や車内の装備(ラジオとかシガーライト)に助けられた経験をしているので、基本ガソリンは半分まで減ったら満タンにして、非常時対策として常に100~60%位を維持するようにしています。その分車重も常に増えている状態で走るから、燃費的には不利なんだけれど、万一の時にガス欠で動かない、発電できないというのでは今回ハイブリッド車を購入したメリットを生かせないので。と言うわけで、今後はこまめに給油するモードでの運用になります。スマホやパソコンなんかのパッリーの場合、チマチマ充電放電を繰り返すのは体に悪いけれど、ガソリン供給の場合は問題無いですよね? 私の場合、毎日仕事で使うとか言うことも無くて、週末を中心に利用するから、給油にしても一月に一回位ですからね。半分給油で月2回位かな。UX200でそれ位でしたから、それよりも燃費の良くなったNX350hだと、月1.5回か1回位になるかも。(続く...)

無意識の捏造

Googleの新しいPixel 9が発表されて、個別に撮影した写真を一つに合成して、恰も同時に纏まって撮影したように加工する機能が話題になっているけれど、Googleはその前の「消しゴムマジック」とか、写真加工機能が好きなんだろうか。 確かに、写真撮影をしたときに100%納得出来る写真を撮れるのは、100回に1回どころか、1万回に1回も有るかどうか位、実際に撮影された写真をみると「ここをこうしたい」という部分ばかり目立つ気がします。

そういう個人の不満を解消する、言ってみれば「必要な機能」とも言えるんですが、そうやって加工された写真がネットの中に残されると、それが「事実」として後世の人は評価して「あの人は、あの日あの時にあの場所にいたんだ」という、全く嘘の情報が伝わってしまうかもしれない。その写真データのメタデータとかに「これはオリジナル××の写真と△△の写真を、これこれこういう風に合成したもの」とかいう説明が含まれていれば良いけれど、そんなことは先ず無いだろうし。「個人の写真にそこまで目くじら立てなくても」といも言われそうだけれど、今の時代そう言う膨大な個人が収集した情報が、例えば交通事故だとか災害時の貴重な情報として後から参照されるんですよね。

最近では、例えばAI技術を活用して昔のモノクロ写真や映画を、着色してカラー化することが結構簡単にできるようになりましたが、例えばそのAI技術での彩色ってどれだけ信用できるのだろうか。モノクロ映像の濃淡を類推してカラー化するわけだけれど、そこでやはり情報量としては落ちているわけだから、100%元の彩色には戻らないと思うんですよね。勿論、モノクロとカラーでは同じ映像でも受ける印象はかなり違うわけで、彩色された映像を見ると生き生きした印象を受けることも事実。ただ、私などはそれとは別に、元のモノクロの映像が含んでいた「凄み」みたいな物も何か希釈されて売れていくようにも感じるんですよね。それって、例えば当時の悲惨さとか苦しさ厳しさみたいなものを曖昧にしたりとか、やはり後世誤解するような「余計な情報」にならないだろうか。

「オリジナル」のデータと、それをこういう方法で加工しましたという「加工済みデータ」が、必ずペアで存在して参照出来るなら比較も出来るし、間違いにも気がつくでしょう。でも、多くの場合、特に個人の場合、一度加工してしまえばオリジナルデータは捨ててしまうだろうから、加工後のデータが「オリジナル」として一人歩きすることが殆どでは。そうなると、後から見たときに自分の記憶と違うとか、本来有り得ないことがその情報に含まれてしまい、検証したときに矛盾がこれまで以上に生まれてくるような気がします。しかも、今はどんどん書籍等が無くなりデジタルデータばかりだから、複製は簡単にできるけれど保存性は脆弱で、簡単に消えてしまうリスクもあります。そうなると、その加工品が消えた後に、それを模倣した物が「本家」として扱われる危険性もあるだろうし。実際絵画なんかでも「贋作」が一つの歴史になっているわけですから、デジタルデータの贋作なんかもっと簡単にできそう。で、そう言うものを基本に後世評価されて誤解や虚偽の内容が事実として扱われてしまう事例を私達は何度も見ているわけですよね。そういうリスクがどんどん増えている気がします。Googleは、それで良いのだろうか。それとも何か対策を考えているのだろうか。

2024年8月17日

Lexus NX350h Impression (12) - ITS Connectと各種設定

今回のNX350hに限ったことではないのですが、最近の車は静粛性が優れていて、外部の騒音やノイズが以前の車と比べるとかなり軽減されています。UX200の時もガソリン車でもあるのに、その静かさにビックリして、弟も初めて乗車した時には「これハイブリッド?」と聞いたほど。ただ困るのは、外のノイズや騒音が入ってこないという事は、必要な外の音も聞こえないという事で、その最たる事象は救急車などの緊急車両が接近してきていて道を空けないといけないときに、直前まで気がつかなくてアタフタしてしまうこと。UX200の時も、静かな上にiPhoneのオーディオを結構音量を上げて再生して運転することが多かったので、突然バックミラーに赤色回転灯が見えてビックリしたことは二度三度ではありませんでした。で、NX350hに乗り換えたこの半月余りですが、何度か緊急走行中の救急車に遭遇することがあったのですが、そのうちの何回かは事前にカーナビ画面に「緊急車両接近中」というメッセージとグラフィックが表示されて、しかもどちらの方向から接近しているかも表示されてビックリ。さすがNX350hと思ったんですが、疑問なのは表示されない緊急車両の時もあって、これは何が違うのかなと不思議でした。

今回調べてみたら、車に搭載されている「ITS Connect」が提供する機能らしい。これUX200の時にも搭載されていて利用していたはずですから、多分その時にも同様の表示はあったかもしれないし、偶々気がつかなかっただけなのかもしれないけれど、これ救急車側にもこのシステムを搭載していないと分からないわけですよね。となると、例えば古い車両だと搭載されていなくて反応しないけれど、最近の車両ならば分かると言うことなんだろうか。実はこの「ITS Connect」って、車間距離とかの情報を前後の車で通信して交換する機能だと思っていたので、こういう機能まであるとはちょっと驚きでした。ただITS Connectというよりは、VICSを利用して情報提供できないのかな。まぁ、VICSの場合天気予報とか比較的広範囲の情報提供を目的にしているから、移動する緊急車両とその周りの車両に対して、リアルタイムで情報提供していくというのには向かないのだろうけど。このITS Connectが後付け可能か分からないのですが、可能ならば全ての緊急車両に対して設置して欲しい。一国を争う患者輸送は勿論、火災現場へ急行する消防車もそうだし、例えば犯人を追跡しているパトカーに関しても、巻き込まれないように周辺の車に対して退避するような情報提供って可能なんだろうか。これまでは、一律に情報を拡散する事が殆どでしたが、車同士が通信をして効率的に機能するというのは、何か有機的な生命体みたいな印象を受けますね(笑)。

このITS Connectの機能としては、実は信号待ちしていると「間もなく信号が変わります」と突然案内されて、最初はビックリしました。ただ、これも信号機側が対応していないと何も喋ってくれないので、どの信号機にも対応しているわけではないのだけれど、比較的大きな交差点などでは対応しているみたいなので、そういう所は待ち時間が長めだったりしてついぼぉぅとしてしまいがちだから、注意喚起してくれるのは良いかも。ITS Connectではありませんが、「一旦停止」「最高速度」などの道路標識を読み取って、例えば最高速度を超過すると警告したりという機能は安全運転する上では便利というよりは必須かも。その警告が出ていたのに、無視して運転してトラブルを発生させたら、より重い罪の設定になるとかしても良いのかな。完全では無いけれど、左折専用レーンがありますとか踏切の警告とか、あと「近くに学校があります」と登下校時の注意喚起とか、まぁ最近の車は「良く喋る」と改めて感じます(笑)。音楽再生をして運転していても、いったん音楽嗄声のボリュームを絞り注意喚起するので、正直ちょっとうざったいと感じる事もあるんですが、かといってこの機能を使用不可にしてしまうと、万一の時に公開しそうだし。まだまだ十分に使いこなしているとは言えないのですが、今回UX300ではなくNX350hにした理由は、これら安全運転支援機能がNX350hの方が優れていると言う事も有ったので、そこはどんどん試してみて有効活用をしたいところ。

機能満載なのは良いのですが、問題なのはどの機能がどんな時に動作して、その為にはどんな設定をしたら良いのか難しいということ。一般的には、マニュアルを見て機能や設定を覚えて、それを乗車したときに試してみて、駄目ならまたマニュアルを見てとか繰り返すんでしょうけど、凄く効率が悪い。まさか運転中にマニュアルを開いて見ながら運転して試すわけにも行かず、かといって事前に調べて覚えて置くにしても精々一つ二つ機能で、それも試してみることも何回かあるのでなかなか「これ」という設定に行きつかない。個人的には、マニュアルの絵だけでは分かりづらいので、例えばブラウザーで自分の車のフロントパネルやハンドル等のシミュレーターみたいなものってトヨタさん提供してくれないだろうか。このボタンを押したら、ナビ画面がこう変わって、そこでこれをタップしたらこの設定画面に遷移するか、そこでこれを設定したら、その後はハンドルを好機ったらこういう警告が出る、みたいな。さらに言えば、そこで色々な設定を決めたら、その内容を保存してそれを自分の車に転送して、そのまま設定が反映されるような仕組みもしてほしい。スマホアプリで、それら設定を確認することも出来るし、幾つかの操作に関してはリモートで可能なんだから、そういうカスタマイズみたいな機能を入れ込むことは難しくないのでは。実際に運転して見ないと分からない機能も多いのだから、それを保管するような環境というかツールを提供して欲しい気がしますね。オンラインでは無理だったら、例えばLexusのラウンジにシミュレーターを設置して、そこで試せるとか(笑)。定期点検とかで1時間位待っている間に、自分のセッティングを詰めることが出来ると言うのさービス、どうでしょうか? > Lexus担当各位 (続く...)

台風7号通過

昨日日本を直撃した台風7号は、当初の予想進路よりは東側を通過して、日本列島への上陸は無かったのかな。それは幸いだったけれど、激しい風雨で千葉県や茨城県等に大きな被害が発生したようですね。今回は「強風」による被害が多かったように感じて、自動車の転倒や電柱や並木等が倒れたり折れたりという報道を多く聞いた気がします。

昨日のお昼頃からニュースでは都内の様子等を映し出して、午後に入ると雨がかなり強く降っている様子等見られました。一方浜松周辺では、そこそこ厚い雲が空を覆ったりしたけれど、雨が降ることは無く、逆にその雲が蓋になっているのかジメジメ度はアップ。さらに時々その雲の切れ目から真夏の太陽が差し込んでくるから、丁度蓋をした鍋みたいな感じで気温もどんどん上昇。昨日の浜松は37度とか38度とまで上がったらしい。今日は台風一過の影響で全国的に気温が上がるみたいで、浜松も予報では38度なんですが、場所によっては40度という予報も。今日は一日外出しない方が良さそうだけれど、さてどうしよう。

予想よりも被害が少なかったと感じる人が多いようで、そうなると新幹線止め無くて元か飛行機止め無くてもとか、後付けで言う人が出てくるのはある意味仕方ないかも。タイミング的には、お盆のUターンラッシュの時期ですから、そうで無くても利用する人は多いですしね。ただ、「大丈夫だろう」と運航して、それで突発的な原因から何かトラブルが発生してしまえば、今度はその責任を負わされるのが運航側ですからね。過去そう言う経験を何度もしてきたから、減益や批判を受けてでも「事前に手を打つ」事にしたのが、今回の様な事前の運航休止なわけですから。 

課題なのは、情報が少ない訪日観光客の人達で、中には台風が接近していることも知らなかったというインタビューも有ったけれど、本当だろうか。私もアメリカ出張中にハリケーンに何度か遭遇した事があり、その時には毎日CNNの天気予報の番組をずっと見ていたり、新聞のお天気欄を必死に翻訳して眺めていたけれど、今はスマホ一つで簡単に情報が入手出来るから、余りそういう切迫感みたいなものは無いのだろうか。ただ、政府としても観光庁当たりが音頭を取って、各国語での情報提供をするような仕組みは考えた方が良いんじゃ無いだろうか。そこでは、今回の様な天候の情報だけでなく、交通機関の情報等非常時の情報は勿論、啓蒙活動も兼ねて日本国内のマナーみたいなものを取り上げたり、それこそ少し前にあったコンビニ越しの富士山の撮影や、アニメの聖地巡礼に関しては明確に「こういう迷惑行為の訪日客の方はお断りします」くらい言っても良いと思う。そこまでやらなくても、「お助けリンク」みたいな形で、日本入国時にはこのリンクを確認するような事をガイドしても良いんじゃ無いだろうか。今回の場合だと、台風情報と共に、今日辺りは酷暑猛暑の暑さ警告を出すとか。それも「おもてなし」だと思う。

2024年8月16日

台風7号接近

昨日というか今日に日付けが変わった頃、突然スマホのアラームで目が覚めました。何だろうと思ったら、会社が契約している非常事態時の安否確認のメールが送られてきていて、どうも台風7号関係で危険な状態になったらしい。直ぐに「安全」「異常なし」と返信したけれど、関東はそんなに酷い状態なのかとテレビをつけてみたけれど、天気予報の「て」の時も放送していない。スマホのブラウザーで天気予報を見てみると、台風もまだ八丈島周辺を移動している状態で、まだ都内などには影響は出ていない状態。一体あの安否確認のメールは、何を根拠に送られてきたんだろうか。

その後いつも以上に蒸し暑く感じたので、エアコンを掛けて二度寝。朝は5時位に目が覚めましたが、ちょっと蒸し暑い感じはするものの、浜松周辺では雨は降っておらず、それでも雲がいつもより厚い感じ。日差しが無い分、雨戸を開けて外の空気が入ってくると、昨日までは「むっ」とする熱気が入ってきたのに、今朝は少し涼しい風が入ってきます。でも、やっぱり蒸し暑いことに変わりないから、直ぐに蒸し暑さがぶり返してくるけれど。

朝食を食べながら朝のニュースを見ていますが、八丈島とか大島とか、まさに今台風が通過しているような地域からは強い雨風の映像が入ってきます。でも、都内の映像はまだそんなに悪天候になっていなくて、普通に出社するような様子も見られます。でも、今日はリモートとか休みにしているのか(そう言えばまだお盆休みの一週間だった)、会社に向かうような雰囲気の人の数は少ないですね。朝から運航中止にしている在来線や私鉄もあるみたいですが、都内だとこれからお昼から午後にかけて天候が悪化してくる予報なので、今日は仮に出社するにしてもお昼くらいまでに切り上げて帰宅するのが正解のような気がします。

静岡県内の天気予報も、伊豆地方や東部の三島辺りは強い雨予報が出ていたりして、これから台風の影響をかなり受けそう。静岡辺りも、場合によっては雨が強くなりそうという予報なんですが、一方で西に離れている浜松あたりでは、今日の最高気温は35度の予報で、雨も今の所無いみたい。ただ、突発的なゲリラ豪雨は山間部などで注意が必要そう。今日は、朝からの悪天候を予想して、食料品等の買物は昨日のうちに済ませていたんですが、今の様子だとお昼くらいまでなら問題無さそう。浜松だと、一日何とか天気も持ちそうな気がする。だからどこかに出かけようと思っても、名古屋-東京の新幹線は止まっているし、高速道路もどうなるか分からないし、結果的に今日も夏空が広がるけれどエアコンの効いた室内でじっとしているのが一番のようです。関東や、その後の進路にあたる東北地方の被害が、出来るだけ少ない事を祈るばかりです。 

獅子身中の虫

岸田総理の実質上対人会兼に関しては、与野党色々な反応が出ているのですが、自民党の三原じゅん子参議院議員からド直球のこんな発言が。

批判するのはそれぞれの自由だと思うけれど、その矛先は違っているんじゃ無いのか。政治不信とか、所謂「裏金問題」や不祥事で離党・辞職した議員の事だと思うけれど、それならばまずは旧安倍派の幹部やそれぞれの当事者の議員に対して一言言うべきなのでは。しかも彼女の場合、岸田総理肝いりの「政治刷新本部」のメンバーとして発言もしているわけで、そこで総裁としての責任の取り方が必要位のことは言ったんだろうか。

政治家以前として、自分の選挙の時にも応援演説に来てくれた所属等の重鎮に対して、まずはその3年余りの苦労をねぎらうのが筋では無いだろうか。しかも、今回の諸々の不祥事は自ら起こしたわけでも無く、ある意味部下の不祥事を社長が丸ごと受け入れて引責辞任するような物。等の総裁という立場であれば、どの様にして組織体を維持するかという事も重要な目的の一つのはずで、その中でも自分の進退をかけるという一番重い選択肢を選んだことは批判する事はあれど非難される所以は無いと思うなぁ。

とあるTLでは「自民党版蓮舫」と言われてしまったけれど、なるほど言い得て妙。芸能界出身者だからこういう傾向になるとは言えないのだろうけど、でも何となく先輩の轍を見事になぞっている気がします。彼女は、一応菅前総理のグループに所属しているらしいけれど、菅総理が支持率低下で再登板を事実上拒否されたことに対しての恨みもあるのだろうか。でも、「無派閥」を標榜している菅グループが、そんな派閥闘争みたいな事をするというのは矛盾している気がするけれど。

自民党と言って、それこそ極左から中道、そして極右みたいな人達まで千差万別な人材を有しているだけに、こういう人がいても不思議は無いし、それもある意味「多様性」と言えるのかも。考え方の違いを正々堂々と言えるのは、それはその集団が健全な証拠の一つだと思うので、政策なり考え方の違いなりの発言や議論はどんどんやって欲しい。一方で、組織体としての最低限のルールもあると思うんですよね。全くフラットな組織もあるんだろうけど、少なくとも今の自民党は色々な目的別のグループが階層化された仕組みで動いている組織体。そして、その頂上にいるのが岸田総理で有る以上は、それなりの敬意というか常識も必要だと思うなぁ。仮に彼女は、当選直後の新人議員から「三原さんのあの考えは間違っている」とか言われたら、直ぐに耳を傾けるのだろうか。闊達な意見発言と言うものの、好き勝手なことを発言することは、全く異なるという事を持つと自覚するべきだと思う。

2024年8月15日

突然の退陣

昨日お昼前に突然速報で伝えられた、岸田総理の退陣。9月に予定されている自民党総裁選挙には出馬せず、そのまま総理大臣の地位も委譲するというのは、大きな決断だと思う。お昼前の会見では、外交関係の予定が一区切りついたため、所謂裏金問題等に関して、けじめを付けるために退陣するという説明でしたが、その裏金疑惑は旧安倍派の話だし正直岸田総理自身は被害者というか、貰い事故みたいな話だと思うんですよね。一方で、得意の外交関係は勿論、経済政策でも賃金アップはしていくし、日経平均も4万円を超える高値を記録するなど、やっと目処がついてきたとき。こういう段階で、理由は色々あるんだろうけど自ら退くというのは、その部分はちょっと無責任な気もします。 

故安倍氏が体調不良から突然退陣を発表した時は、右腕だった菅官房長官がその意志を継ぐものという暗黙の了解みたいなものがあったし、その菅氏が支持率低迷から降ろされたときも、その後を埋められるのは岸田さんしか居ないという、これも暗黙の了解みたいなものがあったら、それぞれ突然の退陣ではあっても何とか納得出来た気がします。でも今回は、「次」が見えない。世間一般では、判で押したように「石破、小泉、河野、高市」みたいな名前を伝えているけれど、いゃ彼らが総理の器だと本当に思っているのだろうか。失礼ながら石破氏はもう過去の人だし、小泉氏はお父さんのイメージが有るのかもしれないけれど、実績らしい実績は無い状態。河野氏は、デジタル庁長官としてそれなりの成果は残したと思うけれど、国のリーダーとしての大局観みたいなものが見えない。高市氏は、アメリカのハリス氏みたいな「初の女性宰相」みたいなバリューはあるかもしれないけれど、ちょっと危うい感じがするんですよね。それ以外にも何人かの名前が取り沙汰されているけれど、「総理大臣」という背景にしてイメージが沸かない人達ばかり。

女性宰相というのであれば、地元静岡選出の上川法相も候補らしいけれど、実力はあるんだろうけど今ひとつ人気というか知名度が足りなさそう。上川氏の名前が上がる前には、高市、野田、小渕、当たりの知名度に負けそうだし。ただ、総裁選の後秋の臨時国会では解散総選挙をして「信を問う」事は、新総裁としてまず最初の仕事になるだろうから、仮に女性宰相が誕生して、重要閣僚とか三役に女性議員が登用されると、世間の受けはかなり良くなり選挙も圧勝しそう。ただし、党内の軋轢は今以上に厳しくなって、その女性宰相の任期も1年とかそんなもので終わるかもしれない。ただ、アメリカの大統領選挙が、ハリス氏が今の優勢を維持して当選して、史上初の女性大統領になったとしたら、その時に日本の総理大臣も初の女性宰相ということだと、色々な意味で対比されて関係も深まりそうな気がする。ただ、ハリス氏にしても、日本の女性総理にしても、仕事をちゃんとやるだけの実力があるかと言われたときにどうなのか確信がないのだけれど。

この突然の発表受けて、立憲民主党の泉代表は「自民党は都合が悪くなると代表交代をして誤魔化してきた」みたいな事を言っていたのだけれど、なんでこの人(達)は願い通り「岸田退陣」したのだから、「直ぐに選挙をして政権選択させろ」と言わないのだろうか。少なくとも「次の臨時国会前に総裁が替わるのであれば、臨時国会冒頭での衆議院解散を確約しろ」くらい言わないと、これまでの発言と整合性がとれないのでは。それに、自分達も同時期に代表選挙をするわけで、本当に泉氏が再登板するのであれば、「私が勝つ」くらい言わないと。これで、既に立候補を表明している枝野氏が代表に再任されたら、「古い組織の立憲民主党に、憲政初の女性宰相の自民党」みたいな構図が生まれて、選挙戦も一方的になったりして。何度も書いているけれど、政治はまずは「経済」だと思う。折角上向きになってきている今の状況を、とにかく維持しつつさらにジワジワと緩やかな上昇基調を続けないといけない。それによって、社会保障にも余裕が生まれるだろうし、そこから外交とか防衛とか国としてやるべき部分にも注力出来るだろうし。ただ、今名前が出てきている人達の中に、そういう能力のありそうな候補は居ないような気がするんだよなぁ。まぁ、誰が次の総理になっても良いけれど、やっと上向き掛けてきた経済のモメンタムを潰すことだけは止めて欲しい。

台風7号

明日金曜日に関東周辺に上陸が予想される台風7号。先日の台風5号は、岩手県辺りに上陸するとそのまま真っ直ぐほぼ水平に東北地方を横断する形で日本海側へ抜けましたが、この台風7号は関東周辺に上陸すると、そのまま日本列島を北に縦断するような形で東北地方へと抜ける進路が予想されていて、何か日本列島の半分が台風で縦横に蹂躙されるような感じ。

明日の夜から金曜日に掛けては、首都圏が混乱することを見越して、JR東海は早くも16日金曜日の名古屋-東京間の東海道新幹線の全面運休と、名古屋-新大阪間の減便を発表。航空各社も運休などを予定している様で、お盆の帰省ラッシュにも重なり混乱しそう。ただ、新幹線に関しては帰省ラッシュが分散しているみたいで、少なくとも静岡県内定者のひかり号やこだま号は、自由席の乗車率は100%以下(こだま号は30%とか40%と半分以下)なので、金曜日の予定をその前後に振り返るとしても何とか間に合うのかな。 

台風7号の県内への影響ですが、東部、中部地方は今晩くらいから雨の影響が出るみたいですが、西部地方の天気予報には今の所雨のマークは無くて、明日も天気はそこそこ良さそう。台風の予想進路の一番西側を通過したとして、暴風雨圏がギリギリ浜松辺りに掛かるかどうかと言う状況らしいので、同じ静岡県内でも西の端の浜松辺りはもしかしたら殆ど影響は無いかも。しかも台風の予想進路は、当初の予想よりも東に移動しつつあり、もしかしたら関東地方への上陸も無いかもしれないと変わってきています。直撃は無いとしても、その周りには強い雨風のエリアが有るわけで、そちらの影響はまだ予断を許さない。やはり明日は、出かけないことを前提に今日のうちに準備をして置いた方が良さそう。

と言っても大したことをやるのでは無く、取りあえず今日と明日、そして念のために明後日土曜日のお昼くらいまでの食糧確保をまず目指しておく位かな。まぁ、それなりにレトルト食品の備蓄はあるし、スパゲティ、そば、うどんなどの乾麺もあるし、昆布・鰹節で出汁もいつでも取れるし、取りあえず今の状態でも何とかなるけれど、7~8食全部レトルトとか乾麺とかいうのも寂しいですし。今日はこの後近くのファーマーズマーケットやスーパーにちょっと出かけるつもりなので、そこで日持ちしそうな野菜とか肉類とか果物類とか調達してこようと思っています。多分大丈夫だと思っていても、例えば地域を飛び越えて線状降水帯なんかも発生するかもしれないし、油断は禁物。この週末は少し大人しく慎重に行動することにします。

2024年8月14日

Google Pixel 9

Googleが例年よりは早めに今年の新機種「Google Pixel 9」シリーズを発表。Google初の折り畳みタイプや、単体でGoogleの生成AI「Gemini」が利用可能などかなり機能アップしている雰囲気ですが、その分お値段もアップしていて、一番安いモデルでも13万円近く。下取りやGoogle Storeでのクレジットなどで、最大4万円位まで実質購入価格は下がるらしいけれど、それでも高くなったなぁ、スマホ。

私が現在使用しているのはGoogle Pixel 6で、これはGoogle Storeでの買取購入なので、今回買替えで下取りに出せばどれくらいになるのかちょっと計算してみました。仮に13万円弱のPixel 9(無印)を購入すると、半額くらいになるらしい。 16万円弱のPixel 9 Proだと10万円位かぁ... 今のPixel 6でも不満はないし、バッテリーも含めて3年使ってもまだまだ使えそうだけれど、そういう時に限って突然寿命を迎えるのがこういうデバイスあるある。元気なうちに、やはり更新するべきかなぁ。

それまでの国産メーカー(SONY)から、3年前に初めてGoogle Pixelに切り替えてみたんですが、iPhoneとの2台持ちということもあり、Androidスマホの利用目的は殆どが「FeliCa/NFC」決済端末として。すでにiPhone (iOS)とAndroid (Android OS)との違いは殆ど無くなりつつあり、iPhoneに集約してもよいのですが、それはそれでまた手続きなり運用なりが面倒くさそうで、物理的にそれぞれの端末を持っていた方が利便性は高い気がしています。充電も、どちらもType-Cになったので別々のケーブルを確保する必要も無くなったし。まぁ、Pixelシリーズは、今の自分の利用目的からするとオーバースペックなのは確実なので、わざわざ新製品を狙わなくても、これで価格が下がるかもしれないPixel 8とか8aとか狙いでも良いかもしれない。

もう一つのスマホiPhone 15 Proは、まだ1年目で来年の11月か12月には「おかえしプログラム」で返却して別の機種を準備しないといけない。2年スパンでの更新は、昔はそんなに苦に感じなかったけれど、加齢のせいか最近は面倒と感じるように。来年は、iPhoneも買取購入にして、3年から4年スパンくらいで更新するように変更しようかなぁ。そう言う意味では、今回のAndoroid端末更新は、3年スパンとなり丁度良いという話になるんですが。実は、もう一台機種変更しないといけないスマホがあって、それも含めてどうするか思案中。元々は、新しいAndroidスマホを購入して、現在のPixel 6をその別の機種変更に利用しようと思っていました。でも、下取りに出したらそれも出来ない訳だし。Pixel 6は下取りに出して、Pixel 9の購入価格を下げつつ、もう一つのスマホ用には中古品を購入する方法もあるんですが、それならばPixel 6をそのまま利用してもそんなに違わないだろうし。また暫く悩む日々が続きそう(笑)。

転売対策

やっと対策に乗り出す、訪日観光客向けの免税制度の見直し。今の仕組みでは、国内の免税店で購入時に、すでに消費税が適用されていない価格での支払で品物が購入出来るので、それをそのまま国内の業者へ転配して利鞘を稼ぐことが簡単にできます。それを、Singaporeとかでやっているように、出国時に購入証明書と実際の品物を突き合わせて、正しく申請されていればその分の税金を還付するというもの。 

しかし酷いですよね。記事によれば、サンプリング調査した1億円以上購入した57人のうち、免税品の確認ができたのは一人だけで、さらに残り56人のうち55人が納税せずに出国して本来徴税されるべき18.5億円が未納のままと言う話。55/57が抜け道を利用しているなんて、「ざる」どころの抜け穴どころか単なる「輪っか」に物を入れているような物。しかも、18.5億円が未納と言う事は、55人の購入総額はその10倍、185億円位と推測できるから、一人当たり3.4億円も購入している計算になります。幾ら「爆買い」とか言っていても、何を買っているのか。コロナ禍とか有って、途中の被害はまだ大きくなかったのかもしれないけれど、こんなの最初の制度設計が間違っていると思うなぁ。

多分元々の考えは、出国時の税関申告の手間(訪日客、税関職員双方)や、安い価格にすることで国内での購買意欲を増加させて、お店側にも利益があるようにするという「親心」みたいな物だったと想像します。でも、それって訪日客が出国時にちゃんと購入した物の申告をしてくれるというのが大前提な訳で、よほど大量に購入したものとかならまだしも、スーツケースとかに入るようなコンパクトなでも高級なものなら殆どそのままパススルーされて出国して行ったんじゃ無いだろうか。私はよく、「海外は性悪説前提だから」と言うけれど、この件に関しては性悪説以前に、仕組みとしておかしいと思う。どうしても事前に消費税分を差し引いた金額で処理したいのであれば、

  1. 購入時にパスポートナンバーと購入金額を紐付けて、パスポートナンバーをキーにして必要な税金額を記録
  2. 出国時に税関申告で必要な手続きをして還付を受けたら、そのパスポートナンバーの購入記録を削除して出国
  3. 出国時にそのパスポートナンバーの購入履歴が残ったままなら、清算処理をさせる。場合によっては、追徴金も課す
みたいな仕組みって出来ないだろうか。書類ベースで空港などのVAT窓口で処理するとなると、凄く大変だと思うけどなぁ。Singaporeだと、空港にVAT窓口があって清算処理出来るけれど、いつ行っても大きな荷物を抱えた人が列を作っていて、待ち時間だけでかなり掛かりそうなので、私は一度も利用したことが無いのですが、日本で同じような状況になったら大変だろうなぁ。

現行制度は、消費税分を除いた金額で物品を購入できるという世界でも珍しい仕組み。

記事では書いているけれど、それだけ「お人好し」とも言えると思うんですよね。世界でそういう仕組みをやっていないという事は、やはりこういう問題があるからだからで、今回痛い目を体験したからまともなシステムになるのかな。例えば、上で書いた登録システムって、スマホがあればスマホのアプリとして、内蔵カメラでパスポートのバーコード部分を撮影して、レシートの総額と税額が記載されている部分も撮影して、それを税関のサーバーへ転送すると、サーバー側で画像認識して必要な情報に加工をして蓄積していき、最終的に出国時のパスポート確認まで繋げることは、そんなに難しいシステムでは無いと思うのだけれど。出国時に購入品目が確認出来て、消費税の払い戻しが確認出来たら、今度は振込用のクレジットカード番号とその金額を清算処理システムに投げるようにして、それを受けてパスポートから「消費税未決済」のフラグを削除すれば、全体として効率良く自動化しつつ必要な徴税も出来ると思うのだけれど。まぁ、これを機会に日本も「普通の国」になれるかな。 

ダブスタメディア

またまたやらかしてしまう朝日新聞。埼玉県の2年前に閉校になった校舎を利用した、女性タレントなど120名の撮影会にもの申す朝日新聞の記事。 「市民が」とか「市民団体が」とか書いているけれど、一人でも市民が反対したら駄目なのか? 「市民団体」とよく言うけれど、どういう素性の団体なのかちゃんと明記しないと、単にどこかの怪しい集団かもしれないじゃないの。で、ネットの時代は侮れない。直ぐにこんな投稿があり、朝日新聞社としてのダブスタが指摘されてしまいます。

スタンドで応援する、所謂「チアリーダー」に対しての過剰な撮影行為は、以前から問題になっていて、アメフトの試合でもスタンドの最前列には望遠レンズを着けたカメラがずらっと並ぶことは珍しく無い。以前は注意するくらいしか対策は無かったけれど、今年の春はとうとう撮影する場合のスタンド位置の指定がされて、少しは「性的搾取」が防がれたと思いたい。夏の甲子園は、朝日新聞社が後援している野球大会。本来ならば、試合に出場する選手に一番スポットを当てるべきだと思うけれど、何故かスタンドで応援するチアリーダーなのか女性応援団員なのか、そちらを重視する。例えば、スタンドの熱烈な応援風景を撮影していて、そこにチアリーダーも含まれるというのなら理解出来ます。でも、間近まで近づいて接写したり、遠くから望遠レンズで被写体を探すなど、それってアメフトの試合でもやっている所謂「カメコ(カメラ小僧)」と何が違うのだろうか。一方は不正行為ギリギリだけれど、同じ ことをやっても主催者側の人間ならば許されるのだろうか。

「我々は、彼女達の真剣な表情を撮影しているだけで、下半身だとか卑猥な状態を連想されるようなポーズを狙っている彼らとは違う」とか言い訳するかもしれない。でも、

「甲子園」の看板と言えば、表紙の女子高生。

と、野球大会のアイコンが選手では無く女子高生だと言って、複数の候補を撮影してその中で代表と考える被写体を持ってくると言うことは、女子高生を利用した商業搾取じゃないの。甲子園大会の中で、例えばチアリーダーの選手権みたいな物があって、それで優勝校が決まるならまだ分かる。でも、実際にはそんなコンテストは開催されるわけも無く、この書籍にしても参加校の戦力分析をしているわけだから、正直なところ応援団の要素は不要なはず。それなのに、毎年表紙を飾るのはスタンドの女子高生というのは、「やましいことは無い」と言うのだろうけど、でも結果的に彼女達を利用していると言えるのでは。

今回の貸し出しにしても、事前に内容を埼玉県が確認をして、さらに公序良俗に反することはしないという確認も取っているのだから、それに反した行為が発生したら幾らでも批判すれば良いだけ。そうで無ければ、表現の自由あるいは自由契約の範疇で、平行した公共施設の有効利用を否定するだけの理由を示さないと、それは単なる自分の我が儘でしかないでしょうね。というか、そういう論評すら無く単に「市民」とか「市民団体」という、漠然とした大きな主語を持ってくることで、何となく全体の総意のような雰囲気を出す記事を書くことが、彼らは自分達の利益と考えているんでしょうね。となれば朝日新聞は、自分達が主催している甲子園大会で性的搾取をしている週刊朝日に対して、その印刷物の発行停止と回収を主張しないと(笑)。

2024年8月13日

謝罪しないメディア

朝日新聞に掲載された、しんかい6500に関しての記事に対して、取材もされていないのに勝手に捏造に近い内容を掲載されたと反論する国立科学博物館の谷健一郎氏。 


それに対して、流石に不味いと思ったのか、朝日新聞側も記事に対して本人に取材していない旨を明らかにしたけれど、 

記者が有識者会議を傍聴しましたが、ご本人への確認を怠りました。

で終わり。いゃ、ブログの記事じゃ無いのだから、本人が原稿書いてそのまま掲載するわけじゃ無いだろう? 編集者とか較正とか、内容を確認して初めて公に公開されるんじゃないの。仮に、そういう通常のプロセスを適用しても今回の様な「抜け」が発生したならば、新聞社としてプロセスの再確認と再発防止策を提示して読者に説明する責任があるんじゃないの。これが他者の話なら、もっと徹底的に追求するだろうに、こと自分達の話になるとなぁなぁ以前の対応。しかも、これが初めてでは無いだろうし、過去にはもっと酷い捏造報道も何度もやっている。一般的な製造業ならば、何度も不正行為を繰り返し、それが発覚してもまた同じ事を繰り返しているわけで、その対策が「エンジニアの確認不足でした」で納得するのだろうか。

マスコミ報道に関しては、Xのツイートでどれだけコミュニティノートがついたか、こんな検証記事があるらしい。実数としてはそんなに多くは無いけれど、欧米のメディアと比較して倍位の比率との事で、問題点として検討する必要があるのでは。各メディア毎に、その傾向というか特徴を纏めているのですが、朝日新聞に関しては、

内心を想像して述べた内容をあたかも言ったようにツイートする。

とは、まさに今回のケースにピッタリ。この記事(note)の公開が、2024年8月10日18:17と記録されているので、当該記事公開の丁度1日前。まるで予見していたかのような実例が生まれてしまったけれど、それだけこの検証作業の信憑性が高いと言えるのだろうし、このメディアの特徴が固定されているという証明では。

「情報」が商品であるメディアに置いて、その情報を捏造したと言う事は、詐欺罪でも有るし不正商品販売でもあるし、一般の企業で有ればその存続すら危ぶまれるレベルの話。しかも、今回が初めてでは無く昔から何度も繰り返している行為で問題点を言われていてもこの体たらく。一般の会社・企業ならば、一度清算して再スタートするレベルだと思うのだけれど、一言「おわびします」で終わる程度だと考えているのだから、まぁまた再発するんでしょうね。こうしてメディアへの信頼性はどんどんなくなっていくんですよね。そのうち「メディア=嘘つき」というアナロジーが社会的に確定すると思う。もっとも自分の中では、すでに確定しているけれど(笑)。

台風週間

自分が記憶している限りでは多分初めての事だと思うんですが、台風5号が東北地方の岩手県に上陸。大体の台風のコースは、九州から関東辺りで日本列島に上陸して、その後北上しつつ日本海側へ抜けるか、東北地方に差し掛かる頃には大概は台風から「熱帯低気圧」に変わっていくもの。それが海上で台風に発達すると、そのまま真っ直ぐに東北を目指して北西に進路を取り、ほぼそのまま東北地方を縦断。8月一月分の雨を数日で降らせるくらいの雨台風で、各地で被害が発生した様子ですが、大事なことが無いことを祈るばかり。その台風5号に続いて、6号も発生していて、これも5号と似たような進路を進んでいるけれど、こちらは日本に上陸する前に熱帯低気圧に変わるらしい。ただ、さらにその後に台風7号が東シナ海で発生して、これは今週中頃から週末にかけて、関東から東北地方当たりで日本列島上陸の可能性があるらしい。また、この台風の場合、台風に刺激を受けた線状降水帯がもっと西の地域にも発生する可能性があるらしく、こちらは静岡県にも影響が大きそう。

今年は台風1号が5月に発生して、この8月の次点で5号というのはいつもと比べるとちょっと遅い気がします。でも、続けて6号7号と発生して日本に接近するから、例年と変わらない台風に対しての対策は重要。少し前に地震が発生して、その対策で備品や飲料水の買い増しが増えているみたいです。それらも有効に利用出来るけれど、さらに台風の場合は雨風対策が必要で、こちらの場合は地域によっては早めに避難しないと、増水した河川の被害が心配。同じ静岡県でも、西部地方は台風7号の影響は今の所余り予測されておらず雨予報は出ていないのですが、中部の静岡や東部の伊豆などは、金曜日あたりから天気が悪くなるらしい。 この週末の予定は今の所無いので、自分にとっては実害は無さそうだけれど、翌週はGuamへ行く予定が週後半にあるので、来週は台風接近も突然の雨も勘弁して欲しいなぁ。

少し前に夜に雷雨とか有って、全く雨が降っていないわけでは無いけれど、昼間に雨が降った記憶が殆ど無くて、今年の夏は記録でも記憶でも「暑さだけの夏」みたいな印象に成りつつあります。普通は、天気が悪くならなければ、夏だし夏休みだしどこかに出かけるのだろうけど、もう特に浜松は連日38度とか39度とか、40度越えないのがラッキーみたいな気温が続いていて大変。数値だけだと、37度とか言われると「あっ、ちょっと過ごしやすいかも」と思うのですが、外に出ると37度も40度も変わりなく「暑い」。本当、外に出て洗濯物を干すほんの10分15分でもちょっと頭がクラクラしてきますね。こういう時にこそ、夕方にざっと雨が降って涼しくなって過ごしやすくなって欲しいけれど、そんな様子は微塵も無い。逆に10分位のちょっとした通り雨みたいな事は何度か有って、先日も車を運転していたら突然雨が降りだしてワイパーが動き出してちょっとビックリしましたが、それだって15分位で終了。その程度の雨だと、湿度が上がって逆に蒸し暑さが増大して余計に体力を奪われます。

暑さが厳しくて参っているのは人間だけで無く、草花や虫も元気がありません。雑草ですら、この暑さで参っているのか、余り茂ってこずに雑草取りの手間が少し楽になった気がします。また、自宅回りには結構蜂が飛び回っていて、時々アシナガバチとかスズメバチみたいな大きな蜂の姿を見かけるのですが、ここの所の暑さのせいか昼間は殆ど飛んでいる姿を見なくなりました。ところが、夕方雨戸を閉めていると、目の前のツツジの固まりの回りを飛び回り出入りしている蜂数匹を発見。更によく見ると、別の場所にも飛んでいる様子が見られて、どうも彼らも暑さを回避しつつサバイバルしている様子。ならば昼間のうちに、その巣がありそうなツツジの中とかに薬剤散布したら、一網打尽で退治できるだろうか。逆に火に油を注ぐ結果になって襲われるのも嫌だし。何度か刺されているので、アナフィラキシーショックも心配だし。もし週末台風の影響で一雨有り、その後気温が下がってきたら、彼らの活動が活発になりそうだし、それならば今のうちに手を打っておいた方が良いかなぁ。悩みは台風襲来だけで無いのが困ります。

涼を求めて

今年も「暑い」を通り越して「暑すぎる」日が続く夏。どうしても「涼」を求めて涼しいエアコンの効いた室内での生活が多くなり、冷たい飲み物の消費量も増えていき、食事にしても火を出来るだけ使わずに調理をして、食べるときも熱くない物になりがち。そうめん、冷やし中華、ざるそば、冷やしうどん等、麺類で冷たい出汁で食べる食事の割合がどんどん増えている気がします。ご飯を食べるにしても、炊きたてよりは常温まで冷めているお握りとかの方が嬉しいかもしれない。

今では製氷技術や流通が発達していて、コンビニに行けばいつでもロックアイスは購入出来ますし、多くの冷蔵庫には自動製氷機が付属していて、こちらもいつでも氷を調達することが可能。私が子供の頃の半世紀前でも、冷蔵庫に製氷室みたいなものがついていて氷を作る事は出来たけれど、四角い窪みのある製氷皿に水を入れて氷を作るだけなので、一度に作る事の出来る氷なんて、グラスに数杯分程度。冷やすために氷を入れるというよりは、清涼感を出すために氷を一つ入れる程度でした。あの頃の「冷たい物」ってどうしてたかなと記憶を辿ってみると、うちは当時は簡易水道で井戸水を使用していたから、夏になると結構冷たい水が出ていたんですよね。だから、大きな薬缶一杯に麦茶を作り、その薬缶を大きなタライに入れて水をちょろちょろ流しながら冷やしていて、これが結構冷たくて美味しかった。麦茶の薬缶だけでなく、やはりタライに水を張り、スイカだとかキュウリなんかを冷やしていたこともあり、昔は水の冷たさ、多分10数度くらいの水温が「冷たい」の規準だったような気がします。今は、氷がいつでもどこでも手に入るから「0度」近くまで冷やされている物が当たり前ですけど、昔は冷たい井戸水がその代わりだったような気がします。

考えてみたら、日本人って「冷たい食事」を気にしないというか、この時期は逆に好んで食べますよね。今のように技術が進む以前から、氷だってそんなに潤沢に簡単に入手出来ないような時代であっても、井戸水だったり湧き水みたいな自然の「冷たい水」を利用して「冷たい食事」を作って食べていたんじゃ無いだろうか。よく見るYouTubeのコンテンツの一つに、海外から日本を訪れて、日本の観光地とか滞在の様子を配信している動画をよく見ますが、その中には食事の風景とか様子を映しているものも多く有ります。そんな様子を見ていると、結構「冷たい食べ物」に戸惑う様子が伺えるんですよね。ラーメンは、もう海外でも有名な日本の食べ物だけれど、最近だと「冷やしラーメン」なんていうのも結構出てきているけれど、それが以外というか戸惑いを感じるらしい。そば、うどんにしても、温かいものと冷たいものが並んでいたり、大体「冷製パスタ」なんていうのは、日本人が作り出したんじゃ無いだろうか。本場のイタリアでは絶対生まれない気がする。冷やし中華だって、元々元祖の中国では「冷たいものは体に悪い」ということで、お握りだって食べないような国ですからね。それをわざわざ冷やして食べる何て、何を考えているんだという事かもしれない。

あくまで個人の勝手な想像ですが、日本の場合結構湧き水が多くて取水しやすく、また湧き水の場合夏は冷たく冬は暖かくなるので、特に夏はその冷たい水を利用して少しでも涼を感じる食べ物が発達したんじゃ無いだろうか。「暖める」事は、何か燃やせば簡単にできるから、昔から可能だったと思うけれど、「冷やす」事は昔だと「氷室」とかで氷を保存するしか無く、それは極々限定されたもの。一般的には、やはり冷たい井戸水あたりが「冷やす」限界だったと思うんですが、それでも夏の暑さと比べたら、当時としては「十分に冷たい」と感じたのかもしれない。京都だったかな、水ようかんを器に入れて、それを流水に入れて冷やして食べるものがあったと思いますが、ああいうことが多分全国的にどこでも可能で、そこにそうめんを流したり、野菜を刻んで入れて味噌で解いてみたり(冷や汁だったかな)とか、冷たい食べ物も多く生まれたんじゃ無いだろうか。それが製氷技術や冷蔵技術が発達してくると、日本人の拘り精神に火がついて、さらに「冷たい食べ物」がどんどん発達していったというのが、今の状況のような気がします。単に、冷たくするだけでは無く、「冷たくて美味しい」という所を追求するのが、日本食の拘りであり初めて食べるであろう訪日観光客の舌も満足させる品質と内容になっている。そのうちに、「夏の暑い時期は、日本に行って日本の冷たい食事を楽しもう」みたいな目的の観光が定着するかも。

2024年8月12日

(UA) NRT - HNL (3) - 気になるアップグレード

9月頭に予約したHonolulu行きまで三週間余り。 その二週間前にはGuam行きの予定があるので、まずはそれを完了してその余力でハワイへ行く感じ。Guam行きでは別途手続き必要だった入国関係の種類は、すでにESTAを取得しているので問題無し。宿泊先のホテルも、これからさらに安いところが出るかもしれないので変更の可能性はありますが、今回はちょっと奥まったDoubleTreeを利用して、お安く済ませる予定。課題は、実質二泊三日なのでGuam同様軽装で行くか、それなりに準備していくかで悩むくらいでしょうか。前回は、TUMIのショルダーバッグで行きましたが、出来れば今回もGuam同様バックパック一つで済ませたいところなんですよね。


もう一つ気になるのが、復路便でリクエストを入れているA380のビジネスからファーストクラスへのアップグレード。未だアップグレードは確定しておらず、試しに検索してみると残席数は「3」でシートマップはこんな感じ。ただし、多分「1K」の座席は、万一の場合のためにブロックされているのだろうから、残り座席数は4席なのかな。あくまで勝手な予想ですが、1D/1Gがカップルで、1K/2Kは特典チケットあるいはアップグレード枠での座席指定何だろうと、勝手に妄想しています(笑)。確定するのは、出発直前かなぁ... 出来れば、一週間位前に2Aとか2Dとかデモ良いから確定してくれると嬉しいのだけれど。今回は、往路のフライトも成田発のA380で、こちらは終始寝て行く予定なので、そのままビジネスを利用の予定。食事も、まだ手続きしていないけれど、往路便は「無し」の選択をして、その分ラウンジでゆっくりたっぷり頂く予定。

Honoluluには、お昼前到着予定だから、今回もゆっくりとバスで移動してホテルに荷物を預けて、午後はブラブラ買い物に出る予定。ただ、バックパック一つで移動出来るなら、空港からそのままアウトレットとかモールに行っても良いかなとも思案中。そうそう、現地移動の必需品のThe Busのアプリとアカウントも事前に利用可能なことを確認しておかないと。現地の通信手段は、前回も利用したeSIMのAiraloのUS用eSIMにチャージをして再使用する予定なので、これも直前に手続きすれば間に合います。事前に準備が必要なのは、それ位かなぁ。まずはGuam行きを完結しないと、なかなかその次の準備も進みません。取りあえず、このアップグレードが確定してくれたら、多分今回のHonolulu行きは「優勝」です(笑)。(続く...)

Lexus NX350h Impression (11) - Advanced Park

日々出来るだけ運転するようにして、だんだんと慣れてきたNX350h。5年前にUX200を購入した時には、初めて最新の安全装置(自動ブレーキやアクセル抑制、レーントレーシング機能等)に触れて、「おぉ、ここまで進んでいるのか」と感動しましたが、この手の技術は年々改善されていくもので、5年も過ぎるとちょっと物足りなくなります。それもあって、今回刷新されて年次改良も適用されたNX350hに更新したわけですが、更に進んだ技術に改めてビックリしています。特に、UX200と比べてセンサー類が増えて(多分)、その感度や機能もアップ。カメラによる監視機能も向上し、駐車時に反応する周りの障害物や移動してくる対向車などに対しての警告画面は半端有りません。よく戦争映画で見るミサイルとか飛来してきているときに警告画面が出される監視画面みたいな感じで、車体の前後左右にガンガン表示されます(笑)。まぁ、これまでよりも左右や後方確認が、センサーだけで無くモニター画面でも詳細に確認出来るようになったので、安心出来ますが最初は多発する警告音と画面上の警告マーカーに慣れませんでした。

実はNX350hの購入と平行して検討していたのが、メジャーバージョンアップされてほぼ同時にアナウンスされていたUX300h。車体は慣れたUX200と同じで、今回の目的であるハイブリッド。しかもUX200から電装系がかなり改善されていて、最新のモデルと同等機能までにバージョンアップされているという事で、結構悩みました。ただUX300hは、パワートレーン(駆動系)が大きく改善されたものの、電装系は多分スペース等の制限からか最新の「Lexus Safety System+」に更新されたものの、同様のNX350hと比較して一部機能は省略されています。その一つが、車両の自動駐車・出庫運転をサポートする「Lexus Teammate Advanced Park」。これは、車内の操作画面や連携したスマホ操作で、駐車スペースを指定すると車が駐車スペースや周囲の状況を認識して自動的に駐車・出庫操作をしてくれるというもの。その間はバッテリーで動作するので、PHVやHV車でのみ提供されているもので、NXだとNX450h+とNX350hに設定されています。これを試してみたくて、UX300hではなくNX350hを選択した、というのは結構大きな理由でした。単に新しもの好きと言うだけなんですけどね。

早速試してみたいのだけれど、これ実際に試してみるとちょっと癖があって、常用するには向き不向きが有りそうというのが第一印象です。この機能、最初のステップとして、駐車するスペースに対して車の幅にその範囲が並ぶように車を移動させ、そこからスタートする必要があります。並列駐車の場合、駐車予定のスペースに対して、車を直角の位置、つまり「T」の時みたいな位置関係にしてからスタートする必要があります。これは、搭載されているカメラ類が最初の駐車スペースを画像で認識するので、そのカメラ位置から外れた場所には駐車できないらしい。実は、自宅のカーポートは、L時の根元の角の所にあるので、かなり一方の壁近くにしないと、そのスペースが認識されません。何度か試してみたんですが、カーポートの支柱あたりそうでいつもと中で中止してしまうびびり具合(笑)。今の所自宅での駐車支援にはちょっと向かない(場所が複雑過ぎる)と言うのが感想です。ただ、使えないのは悔しいので、自宅近くのイオンモールに早朝出かけて行って、回りに何も無い状態で試してみました。しっかりとスペースの白線も引かれているので、直ぐに駐車予定スペースは認識されて、そこから前向き駐車・後ろ向き駐車に寄って、前後に移動してからハンドルが自動的に切り替えされて真っ直ぐに駐車スペースには行っていく様子は感動ものでした。

実際に試してみて、感じたのは確かに便利だけれど常用するかどうかは微妙かなということ。まだ試していませんが、自分にとっては余り使用機会の無い縦列駐車の時には、この機能で止めると便利そうだなと感じました。一方で、日々利用している並列駐車の時には、どうしても設定-認識-駐車動作と時間が掛かるので、それならば自分で切り返した方が早いかなと言う気がします。ただ、自分は未だに運転が下手で、並列駐車したときにはなかなか真っ直ぐ入れられなくて、大体の場合区画区切りの白線の幅くらい傾いて止めてしまうのですが、それは無くなりそう。あと、まだ恐くて実際に左右に車が停車している状態では試してませんが、隣りの車が寄っているような場合には、丁度まん中当たりに駐車するような事が出来れば、ドアを開けたときにぶつける・ぶつけられるリスクも減るかなと言う気はします。ふと思ったんですが、アメリカなんかだと斜め駐車が普通で、頭から斜めに突っ込んで停車、その後バックで出して前進という手順なんですが、それもこの機能で支援しているのだろうか。アメリカでの利用は兎も角、狭い場所や道が多い日本では有効活用したい機能であることは確か。ただ、初心者の方には嬉しい機能だろうけど、有る程度運転に慣れていてしかも自宅の駐車場とか慣れている場所への駐車であるなら、そんなに必要性は高くないかも。一つ思ったのは、例えば定員いっぱいに乗車していたり、買物で荷物が多いときなどに、予め開けた場所で人や荷物を降ろして、もう一度ドライバーが乗り込んで運転して車庫入れするよりは、そのまま空席のまま外から操作して車庫に入ってくれたら便利かも。後、駐車スペースを記憶しておく機能があるんですが、もう少し発展させて現在地からその駐車スペースに自動的に移動して駐車するような機能も将来的に提供して欲しい。例えば玄関先に車を入れて荷物を出し入れしたら、後は操作一つで自動的に駐車スペースへ移動してくれるとか。現在地点と駐車スペースが、例えば半径3mとか5m以内なら提供するとか制限を付けても良いと思うけれど、ロボット掃除機が自動的に給電ステーションに戻るみたいな機能に拡張されないだろうか。そこまで次の世代車には期待したいですね。取りあえずAdvanced Parkは便利そうな機能である事は確かだから、もう少し使い込んで慣れて習熟したいと思います。(続く...)

パリオリンピック2024終了

パリオリンピック2024は、閉会式を迎えて無事に終了。日本選手団は、ふるわなかった競技もあれば期待以上の活躍をした競技もあり、いつもの様に悲喜交々の結果に。今回、どの選手にも「ご苦労様」と言いたいし、この大会後も選手を続けるので有れば、是非次は今回以上の成績・記録を目指して続けて欲しいと思います。

今回個人的に驚いたのは、これまで日本人が不得意と思われていた、例えば男子高飛び込みとか女子槍投げとか近代五種とか馬術とか、ちょっと予想外の種目や競技でメダル獲得等の活躍が目立ったこと。自分が子供の頃だと、日本は柔道とレスリング、後はバレーと体操でメダルを荒稼ぎして、それ以外ではぱっとしないというのがオリンピックの印象でしたが、最近のオリンピックでは、それ以外の競技、一番顕著なのはフェンシングかな、日本チームや日本人選手が活躍するのが当たり前のように感じてしまいます。同じ陸上競技では、やはり女子槍投げの北口選手の金メダルは凄いと思いますね。其れ以前の国際大会でも遊手するなり力は付けてきていたことは確かだけれど、あの大会一投目で65mを投げて逃げ切るというのは、余り無いパターンだと思う。後は、決勝に進出した男子100mハードルとか、ちょっと日本人選手の資質というか雰囲気が変わってきた気がして、それが凄く前向きに感じられました。

今回の日本選手団は、大会前には金メダル20個を筆頭に、銀・銅合わせて55個のメダル獲得を目標にしていて、残念ながらメダル総数は45個と届かなかったけれど、金メダルは20個の目標到達。確か途中で「20個には届かないので目標変更(減らす)したら」という意見が出たときに、それを変えずに実現したことは選手団のマネージメントの勝利ではないかな。金メダル20個も、アメリカ(40個)、中国(40個)に続く3位の記録(4位は18個のオーストラリア)。メダル総数では6位で、もし目標の55個を達成していたら、53個の5位オーストラリアを上まわったらしい。まぁ、メダル競走がオリンピックの目的では無いし、他の国際競技でも金銀銅のメダルは贈られるけれど、何故かオリンピックのメダルは別格ですからね。それはそれで問題だと思うけれど、やはり実際に参加している選手にとっては大きな目標なんだろうなぁ。

次は4年後のロサンゼルス2028。その次はオーストラリアのプリスベン2032と予定されています。個人的には、コロナ禍で制限の有る中開催した「TOKYO2020」の、有観客での完全版のオリンピック・パラリンピックを、是非もう一度開催して欲しいと思っているんですよね。順番で行けば、2036年は欧州地区、2040年は北米地区になり、次のアジア大洋州地区開催は2044と20年先に。流石に20年以上間が空いてしまうと、TOKYO2020で準備した施設も陳腐化して再建築が必要になるだろうなぁ。希望は、出来るだけ改修工事をして2021年の施設でもう一度開催したいんですよね。無理かなぁ。国立競技場くらいは使えるだろうけど、後は厳しそう。IOCの委員が「日本でも(冬季五輪)開催を」みたいな発言をしたら、TLでは非難の嵐だったらしいけれど、冬季五輪でも良いし個人的にはやはり夏期五輪のやり直しというか「本気の東京オリンピック・パラリンピック」を見せて欲しいなぁ。

2024年8月11日

(UA) NRT - GUM (3) - Guam入国審査

前回のGuam旅行準備で、

Guamの入国は、USと同じESTAなので、こちらもまだ2年間の有効期限内で問題無し。

と書いたんですが、どうもGuam入国の仕方が変わっていて、「Guam Electronic Declaration Form (Guam EDF)」というオンライン申請を、入国の72時間前から手続きしないといけないらしい。ESTAで共通と勘違いしていたので、慌ててカレンダーに「Guam EDF」の予定をマークしておきました。ついでに、Guamからの帰国時の日本入国用のVisit Japanのデータも忘れないうちに入力して、出入国の準備は万端(笑)。
[2024年8月22日追記] これは私の勘違いでした。入国審査に必要な書類としてUS ESTAが必要で、このGuam EDFは税関申告書類でした。ですから、Guam入国には両方のオンライン書類が必要という事になります。

ちょっと心配なのは、先日の宮崎県での地震の影響で東海道新幹線が三河安城から三島の間で減速運転をしており、これが今の所は来週一週間位の予定らしいのですが、新たに地震が発生したりしてさらにその対策機関が伸びた場合、今回の旅行での移動にも影響があるかなぁという所。今の予定では、浜松発最初のひかり号で朝の7時前に出て、品川駅には定時なら08:08到着。ここから一番乗り換えが簡単な成田エクスプレスに接続する予定ですが、品川発のN'EXは08:19と接続時間が11分なんですよね。今現在の品川駅の上り線の様子を見ると、0~4分位の遅れで到着している様子。それ位だと、幸いにも新幹線の改札からN'EXのホームは直ぐ横なので何とか間に合いますが、当日どうなるか不安が心配。最悪次のN'EXにすると08:49で10:00頃に成田空港に到着して、何とか出国には間に合いそうですが... こればかりは、文字通り「運を天に任せる」しか無いですね。

「移動手段」と言う意味では、現地での空港とホテル移動にはシャトルサービスを利用することに。以前も利用したことのある、Veltraの往復サービス(US$35)が一番安いのでこれにすることに。今回は、午後到着のお昼過ぎの出発という、移動には凄く余裕のある日程なので、ノンビリ移動出来そうです。シャトルの場合、空港での待ち時間を考慮して出発時刻の3時間半位前にピックアップされて空港で手持ち無沙汰になりがち。今回も、帰国の時のピックアップタイムが分からないのですが、まぁ早朝の出発だと朝早すぎるのは辛いけれど、今回はお昼の出発なので空港での時間の潰し方も有るだろうと思っています。

持ち物に関しては、一泊二日という事も有るので、いつもの国内旅行と殆ど同じ。違いは、パスポートとUS$を持参する事くらいでしょうか。これまでの経験値だと、グアム特に日本人観光客の利用が多そうなホテルは、アメニティ類もそこそこ揃っているので、歯ブラシなんかも持参しなくても大丈夫かなぁ。まぁ、嵩張るものでは無いから持参しても勿論問題無いですし。持ち物ではないのですが、現地での通信手段としては、これまでだとeSIMで現地のキャリアーを利用していたのですが、Guamの場合はdocomo Pacificがやっているからか、Singapore何かと比べても倍以上のUS$10の設定から。しかも、それで契約しても現地利用は一日もないので、流石に勿体ない気がします。更に、先日利用した「アジア地域用」にもGuamは含まれていなくて、それも利用出来ない。まぁ、初日は空港からホテルへ移動したら、多分徒歩で近くのダウンタウンへ移動してちょっと買い物をして、翌日は朝ビーチとか散歩したら空港移動という内容になるので、殆ど通信を利用する機会は無いと思うんですよね。ですから、今回はeSIMの契約はせずに必要ならばdocomoのローミングサービスで時前のデータを転用することにしようと思っています。どの程度使うか分からないけれど、仮に今月分のデータ量を使い切ったとしても、それならそれで国内でアジア版のeSIMを契約してデータ通信はそちらを利用しても言い訳ですから。

また、直前になったら色々見直しをする予定ですが、取りあえず今の所準備は順調と思っておくことにしよう(笑)。(続く...)

ナンバープレート

車を購入する時に、担当者から「プレートのナンバーはどうしましょう」と多分殆どの人が聞かれるんでしょうね。「希望ナンバー」と言って、四桁の数字を自分が希望する番号にするサービスで、別途手数料が必要になります。街中を走っていると、時々記事にも書かれているような番号を見かけることがあります。昨日は前を走っている車の番号が「. . . 1」でした。勝手な想像で「何でも一番にならない気が済まない性格なのか、一番になれないからナンバープレートだけは1番にしたいのか」と妄想していました(笑)。 

私も、今回も前回も新車購入だったので車検が必要で新しいナンバーが設定されますから、「ご希望のナンバーは」と聞かれましたが、私は単なる「記号」だと思っているので「何でも良いですよね」と即答。その割には、前のUXの時も今回のNXの時も、ちょっと自分の関わる拘りのある番号が入っていたりして、結構そんなもんだよなと自分で勝手に納得しています。

車のナンバープレートには幾つか要素があって、一般的には、

  1. 左上に登録事務所(地域名)
  2. 右上に分類番号(一般的には3桁の数字で、排気量や種別で変わる)
  3. 左下に車の分類で平仮名一文字(軍関係はアルファベットも)
  4. 右下一番大きく4桁分の数字部分
この4番目の部分が「希望ナンバー」として取得出来る可能性があるんですが、人気の番号などは抽選らしい。で、その番号1台だけではなく、2番目の分類番号や3伴明の分類の平仮名部分が違う同一の「ナンバー」は何台も存在する事になりますし、当然登録事務所の地域が異なれば同様。だから、例えば私のNX350hは分類番号は300番台ですが、よく見ると同じ300番台でも「348」とか「335」とか、多分そのナンバーの希望が多かったんだろうなぁというナンバープレートをよく見かけます。そうそう、先日も街中を走っていたら、前を走っている軽自動車の3桁の番号の最後が「K」になっていてビックリ。そうで無くても台数が多い軽自動車で、どうも希望番号が足りなくなってきてアルファベットも使っているらしい。でもそれも変な話で、希望ナンバーはあくまで「希望」なんだから、そのスロットがすでに無くなっているなら「設定不可」で通常のあいている番号を利用すれば良いだけのこと。別の車が配車なりナンバー返納で空けば、また再利用するのは良いと思うけれど、わざわざ数字を使っているところにアルファベットを入れるというのは本末転倒だと思う。

「1234」とか「5555」とい、いかにもという番号は思わず笑ってしまうけれど、例えば「1123」みたいな番号を見ると「うーん、11月23日誕生日か」とか思わず考えてしまう。最初の二桁が01~12の場合、何となく「誕生日かなぁ」と感じてしまいますよね。そういう自分的に拘りのある四桁の数字ならまだしも、「1234」とか「5555」とか「7777」とか、いかにも目立ちたい目的と思われるナンバーを付けている人って、何かあったときに凄く目立つ事って気にしないのだろうか。いゃ、目立ちたいからそういう番号をわざわざ設定しているんだろうけど、多分色々な場所で行動というか移動が記録されていて、場合によっては住所も特定されて、何かあったら直ぐに狙われるような気がするんだけれど。それで高速料金が安くなるとか、保険が安くなるとかメリットがあるならまだ分かるけれど、単なる自己満足以外の何物でも無いのに、変なリスクを抱え込むことになりう。自分にはちょっと理解出来ない衝動だなぁと今回も契約するときに感じた不思議です。

2024年8月10日

備えは常に

西の宮崎で大きな地震が発生したと思ったら、昨日はその反対側神奈川で震度5クラスの地震が発生したらしい。それだけの震度ならば、普通は静岡や浜松辺りも揺れて分かると思うのですが、全く気がつきませんでした。どうも震源地の震度が浅くて、だから震源地周辺では大きな揺れだったけれど、そこから距離が有る場所へは殆ど波及しなかったらしい。それでも気になるのは、「南海トラフ」の東西の端と思える場所での連続した地震に見えること。気象庁などの発表では、この神奈川の地震は南海トラフの端の外ナノで、直接の関連は無いだろうという見解らしい。

宮崎の地震では、その影響の度合いは大きく、私は知らなかったけれど市内の量販店などからミネラルウォーターが消えたとか、結構な騒ぎになっていたようですね。場所的には、浜松から見たら遙か西の端の宮崎での地震で何故と思うけれど、これが引き金になるかもしれないという報道というかニュース番組などでも関連性を言うから、余計に煽られている気がします。それに、新幹線や鉄道などが万一の大地震発生に備えて一週間程度は速度を落として運行するとか、これまで無かったような対応をしていることも根拠の無い不安を増大させている気がします。備えることは良いのだけれど、そういう災害っていつ起こるか分からないわけで、その時には普通に新幹線も走っているだろうし、列車や車も普通に走行しているときに発生するわけですからね。岸田総理も、外遊予定を中止して暫く国内で様子を見るみたいですが、実際に災害が発生して大規模な被害が発生しているならともかく、可能性だけであるならば予定通り外遊に出かけて、その間は官房長官とか予め決められているバックアップがちゃんと仕事をすれば良いと思う。

あくまで邪推だけれど、何かあったときにその大小にかかわらず、世間というか一部からの課題なノイズを嫌がったんだろうなぁ。その気持ちも分かるけれど、でも個人で仕事をしているわけでは無く組織として仕事をしているのであれば、問題なのは組織として機能するかしないかと言う点だと思う。岸田総理も、選挙の応援演説中に爆発物を投げられる事件に遭遇したけれど、最悪の場合はその直後から誰かが岸田総理の仕事を引き継がないといけなかったわけですからね。アメリカの場合は、大統領制という事も有るんだろうけど、優先順位(継承順位)が20番目くらいまで決まっていて、自動的に適用されるわけですが、 日本も一応内閣の継承順位は決められているけれど、第五順位までと言う事も有り、例えば首都直下型地震で閣議中に被災した、みたいな場合には誰もいなくなるんじゃ無いか。

地震も心配だけれど、この連休明け位には台風5号が東北地方を直撃する予報が出ていて、しかもかなりの雨が予測されているらしい。最近は、台風というと山崩れとか水に関係する災害が増えている気がしますが、もしかしたら地震の被害以上にこの台風の被害も大きくなるかもしれないので注意が必要。地震だけで無くて、日本の場合は台風に対しての対策も重要だから、準備は何かあったときに反動でするのでは無く、少しずつでも良いから日頃から備えておくことが一番大切だなと感じますね。同じ事は、政府だったり会社組織にも言える訳で、何かありそうだから急いで準備する場合は大体失敗したり肝心なところが足りなかったりするもの。常に意識して準備していることで、一見無駄かもしれないけれどでも万一の時には助かった、と言う事が出来るんだと思います。少なくとも、そういう気持ちは常に持っていないと。

驚きの陸上競技

早くも終盤に成りつつあるパリオリンピック2024。時差があるので、リアルタイムでの観戦は殆どしていませんが、朝のニュースでは直前に終了した競技で、特にメダル獲得とかしていると大きく取り上げられるので「あぁ、あの選手が活躍したんだ」と喜ぶとともに、事前に活躍が期待された有名選手、強豪選手が実力を発揮できずに不本意な結果に終わることもあって、悲喜交々なのはいつもの事。

自分は、小学生の頃から高校生まで、ずっと陸上競技の特に短距離(100m、200m)を競技していたので、先日の男子100m走は興味深く視聴していました。サニブラウン選手が準決勝に進出して、2着+1 (各組2着までの二人と、3着で記録の良い上位二人が決勝進出)のところ、惜しくも4着で準決勝で敗退。でも、3位との差は1/100秒(9.95秒 vs 9.96秒) で、しかも9秒台で走っても決勝に行けないなんて、自分達の時代では考えられない激戦です。決勝進出の8選手は、全員9.8秒台以上との事で、いゃもう開いた口が塞がらない。

後驚いたのは、男子110mハードルに竹村ラシッド選手が何と初めて決勝に進出して、13秒21で5位入賞という結果に。ハードル競技の場合、一定間隔でハードルが並んでいるので、そのハードル間のストライド(足幅)は全員同じ。ですから、ピッチでどれだけ早く進むかと、一番はやはりハードリング技術で差を付けるしかない。「ハードルを跳ぶ」と言うけれど、あれは「跳ぶ」のではなく「跨ぐ」んですよね。普通に走るときに、左右の股を前に上げてそれを振り下ろしてキックして前進するわけですが、ハードルの場合はその振り上げるときに股を通常のように縦に上げると当然ハードルにぶつかるので、横に開いて前に振り出して声ながら前進する競技なんですよね。だから腰の位置は普通に走っているときもハードルを越えているときも一定の高さを維持しないといけないし。これは、昔は過酷すぎて「地獄の競技」と言われていた(言っていた)「400mハードル」も同じ。体の柔軟性も必要ですが、スピードを維持しつつ素早くハードルを跨ぐ技術が一番重要で、世界で戦える選手が出てきたのかとちょっとこちらも感慨深いです。

個人的に今注目しているのは、明日だったかな、決勝のある男子4×100mリレー。準決勝は4着だったけれど、決勝全体の記録でも4位で、メダルの可能性も。自分も高校生までは、短距離で4継(4×100mリレー)の選手でもあったので、やっぱり気になります。リレーという意味ではマイル(4×400mリレー=1,600mリレー=1マイルリレー)も気になるけれど、こっちは厳しいかなぁ。今の400m競走って、昔の200m競走みたいに感じる位スピードレースですからね。後は、女子の投擲でメダルが期待出来る、女子槍投げの北口選手が予選7位通過で決勝に臨みますが、こちらはどうだろうか。陸上競技大会という意味では、来年の世界陸上@東京が楽しみだけれど、その前にやはりオリンピックで結果を残して欲しいですよね。


2024年8月9日

Lexus NX350h Impression (10) - リアルモバイルオフィス

順調に進む、Lexus NX350h習熟トレーニング(?)。前回、5年前にUX200を購入したときには、「最近の車は、電子装備の固まりだなぁ」と、その前に使用していたハリアーと比較して大きな変化にビックリしましたが、今回5年の間隔を置いて購入したNX350hは、そのUX200との比較においても、その時に感じた大きな進化に対して驚きと同じ位の驚きがありました。既に色々な対UX200の新機能を試してみていますが、今回は購入時には想定していなかった「リアルモバイルオフィス」を試してみることにしました。

元々前回のUX200を購入した時にも、私はアマチュア無線(HAM)の免許を持っているので、車に無線機を搭載して景色の良い土地や高さの有る場所へ移動して運用する「移動無線局(モバイルオンエア)」はやりたいことの一つでした。ただ、UX200所有時代の最後の方に、車載できる小型の無線機を購入したものの実際に運用するまでは至らず、そのうちにUX200の車検時期に合わせて今回のNX350h購入へと変わってしまったので、今後はこのNX350hでのモバイル運用を目指すことになります。モバイル運用の醍醐味は、一度運転をして外に出てしまうと、その「車」という環境に閉じ込められて移動する事にこれまではなるのですが、今回のNX350hには「無線AP機能」が別料金だけれど利用可能で、停車中は勿論移動中も車内のWi-Fi APを使用して、外部のネットワークアクセスが出来ます。うれしい事に、月額1,100円(税込)で「容量無制限(三日間で6GB以上の場合は制限有り)」なので、子供などが同乗してロングドライブをするようなときには、これまでのようにDVDとか予めコンテンツをダウロードして置かなくても、そのままネットアクセスをして利用することも可能。私は、iPhone 15 ProをBluetoothでNX350hに接続して、内部に保存している音楽再生するのが利用時の定番ですが、例えばApple CarPlayをUSB経由でNX350hと接続すれば、iPhoneをWi-Fi接続して外部の音楽サブスクとか動画再生、さらにはradikoで視聴範囲外の曲の放送を聞いたり、YouTubeにNetflix視聴等、いつものiPhoneでのコンテンツサービスが、そのままNX350hの大画面パネルで楽しむ事が出来ます。映像系のコンテンツを運転中に再生するのは駄目だけれど、色々な音声コンテンツをその場で選択してリアルタイムに再生出来るのは大きいと思いますね。これも今後試してみたい機能と言うか、ここまで来ると「サービス」と言っても良いのではと感じます。

で、今回試してみたのはタイトルにもある「リアルモバイルオフィス」仕事で使用しているノートブックパソコンを車内に持ち込み、Wi-Fi経由で仕事のメール操作や今回は出来ませんでしたがビデオ通話や音声通話による電話会議何かもこなせればと思っています。自宅近く(車で15分位)に、ドライブスルー付のスタバが何店舗か点在しているので、そこを巡りながら電話会議をこなすというのも有りかもしれない(笑)。問題は、予想していなかったWi-Fi接続は嬉しいけれど、2時間3時間位の利用は本体のバッテリーで間に合うとしても、もっと長い時間の利用とか、多分本体のリソース消費の大きいビデオ会議とかやったら、もっと運用可能時間は短くなります。それもあって、以前も書いたように車内で1500Wの100V電源供給も可能にしましたが、ノートブックパソコンだけだとそこまで大げさにしたくないときも。で、今回購入したのがAnkerから出ている車のアクセサリーソケット(昔の「シガーソケット」)に挿入して、USB Type-C/Aの電源取り出しが出来るもの。単純にUSB Type-A/Cのポートは、既に車内に何カ所か設置されていますが、ノートブックパソコンを利用するとなると、それなりに出力が必要です。今仕事用として会社から支給されているThinkPad X13 Gen1は、45Wタイプを使用していますが、今回購入したAnkerの「Anker 535 Car Charger (67W)」は、その名称通り最大67Wの出力が期待出来るので十分なはずです。


Amazonでポチッとして、翌日到着。早速夕方出かける用事があったので、少し早めに出発をして、自宅近くのイオンモールの駐車場に入りました。コンソールを開けて、電熱線の入っていない「アクセサリーソケット」の蓋(摘み?)を外して、今回購入したアダプターを挿入。このアダプター、通電すると周りが白く光、ソケット内部が青く光るようなのですが、それがNX350hに設定されている車内イルミネーションとピッタリ一致してビックリ。いゃぁ、何か専用のオプションみたいな感じで光っております(笑)。ここにType-C/Cのケーブルを接続し、反対側をノートブックパソコンに接続すると「AC電源」と認識してくれて、ACアダプター接続状態での運用が出来ました。実は、この時は停車してパークポジションにしていましたが、エンジンはアイドリング状態のまま。確かエンジンを止めるとWi-Fi APも閉じるんですよね。理想は、エンジン停止しても、このまま電源供給もWi-Fi接続も維持してくれることだけれど、そういうオプションって出来ないのかなぁ。内蔵バッテリーが10%位にまで減少するまでは、そのまま利用可能になるとか改良して欲しいなぁ。駐車場は、屋内駐車場でしたが、Wi-Fi通信は問題無く利用出来例えば悪天候の時でも屋内駐車場での利用も出来そう。まぁ、実際問題どこまで利用するかは分かりませんが、時には気分転換で外に出て仕事をしてみるのも悪くないなと感じた実験でした。(続く...)