- アクセル
かかとを床に固定して、優しいアクセルを心がけましょう。(★4) - ブレーキ
車間距離広めで余裕のあるブレーキングを! (★2) - スピード
余裕を持った素晴らしいスピードです。(★5)
半分言い訳なんですが、何故か「ブレーキ」だけ評価が低い理由は、以前にも少し触れた「プラスサポート」にあると釈明したい(苦笑)。この機能、専用のデジタルキーを使用して運転開始をすると、安全機能が拡張されて提供されるもの。その中の一つに、先行車がブレーキを掛けたり車間距離が一定の間隔になると、自動的にブレーキがかかりスピードを落とすものがあります。例えば交差点に差し掛かり信号が赤になり、停止しようとすると、右足がアクセルに乗っていても結構手前から自動的にブレーキが掛けられてスピードが遅くなっていきます。個人的には、便利で有効な機能だと思っているんですが、実はちょっとした弊害もあるなと最近感じています。
自宅には家族が使用している軽自動車もあり、こちらは近場に買い物に行ったり、ちょっと荷物が大きい場合に利用したりしています。こちらも、衝突警報やアクセル制御など、実はこの車種で提供されている安全運転支援機能をフルで付けてあるので、結構安心して運転出来るのですが、流石に「プラスサポート」並みの機能は無く、自動的に車間距離などを読み取って減速してくれることはありません。でも、NX350hに乗り慣れてくると、それが普通だと何となく体が記憶してしまうのか、どうしてもブレーキのタイミングが遅くなっている気がするんですよね。NX350hだと「あっ、そろそろブレーキが効き出す?」と思う瞬間に実際にブレーキがかかる感覚があるのですが、軽自動車では「あっ、来る?」と何故か同じように感じてもそんなことは無いから、そこで「あっ、NX350hじゃないんだ」と気がついて、少し慌て気味にブレーキを踏む、みたいな操作になってしまいます。まぁ、運転し始めて一度二度そういう場面を経験すると「今は違う車を運転しているんだぞ」という意識の刷り込みがされるので、それ以降は慎重にアクセル・ブレーキ操作をするんですが、ちょっと変な癖が付きつつあるなぁと感じています。
一番困るのは、同じNX350hでも通常のデジタルキーを保持して運転をしているときで、この時は乗車している車はNX350hで同じなので、余計に誤解してしまうと言うか、意識分けが出来ないと安全運転のための支援機能が、逆に事故を無意識に誘発することになりそうな気がします。多分、一台の車を家族で共有するような場面を想定して、このスマートキーは運転に慣れていない人とか高齢者のドライバーを想定していて、それ以外の慣れている人は通常のデジタルキーを使用する、という棲み分けを想定しているんでしょうね。自分のように、一人でどちらも利用するような場面は想定していないのだろうけど、複数の車を運転する場面って、特に地方で複数の車を所有していることが普通の場合、案外遭遇しそうなユースケースじゃないかと思います。一応この機能はディーラーオプションで後付けも可能だから、もしこれから購入する場合でどうしようかと思っている場合は、ちょっと再検討した方が良いかも。
先日もNX350hで市街地から校外の道路を走っているとき、この時は交差点の度に赤信号に捕まるような状態だったんですが、信号が変わりスピード上げて走り出し、直ぐに前の信号が赤信号になりますが、ここで自動的にブレーキがかかり始めるから、右足はアクセスに乗ったまま。そのまま暫く自動的に動作したブレーキに任せて減速して、結構直前になって自らブレーキを分で停止させる、みたいな操作を繰り返すことになりました。車間距離としては、全く問題無い程度で減速・停止しているのだけれど、実際に操作をしている人間の動作としては、直前までブレーキ操作をせずに急にブレーキを踏んでいるようにシステムとしては認識しているんでしょうね。それが「★2」という評価なのかなと想像しています。支援システムに依存するなということなんだろうけど、支援システムを信頼してそれに合わせた運転方法という事も有りなんじゃ無いかと思うんですよね。まぁ、ドライブ診断の結果が絶対的なものでは無く、あくまで参考情報だからそんなに真剣に悩む必要は無いのだろうけど(笑)、でも63点は気になる。せめて75点は取りたい(いゃ、志が低い...)。
今回NX350hを購入した理由は、最新の運転支援機能や安全機能を活用したいためで、それが年齢的な判断の遅れや不注意などのミスを出来るだけ軽減してくれることを期待してのことでした。そこはそれなりに今の所満足しているのですが、今度はその機能を過信して胡座をかきそうな状態になっていることは、ちょっと不味いかなと再認識しました。あくまで運転するのは「自分」なのだから、自分が先ず何をするべきなのか、もう一度ちゃんと認識しないと。でも、この「プラスサポート」は有益な機能だと思うので、もう少しうまく活用できる方法を見つけたいですね。(続く...)
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