2024年8月12日

パリオリンピック2024終了

パリオリンピック2024は、閉会式を迎えて無事に終了。日本選手団は、ふるわなかった競技もあれば期待以上の活躍をした競技もあり、いつもの様に悲喜交々の結果に。今回、どの選手にも「ご苦労様」と言いたいし、この大会後も選手を続けるので有れば、是非次は今回以上の成績・記録を目指して続けて欲しいと思います。

今回個人的に驚いたのは、これまで日本人が不得意と思われていた、例えば男子高飛び込みとか女子槍投げとか近代五種とか馬術とか、ちょっと予想外の種目や競技でメダル獲得等の活躍が目立ったこと。自分が子供の頃だと、日本は柔道とレスリング、後はバレーと体操でメダルを荒稼ぎして、それ以外ではぱっとしないというのがオリンピックの印象でしたが、最近のオリンピックでは、それ以外の競技、一番顕著なのはフェンシングかな、日本チームや日本人選手が活躍するのが当たり前のように感じてしまいます。同じ陸上競技では、やはり女子槍投げの北口選手の金メダルは凄いと思いますね。其れ以前の国際大会でも遊手するなり力は付けてきていたことは確かだけれど、あの大会一投目で65mを投げて逃げ切るというのは、余り無いパターンだと思う。後は、決勝に進出した男子100mハードルとか、ちょっと日本人選手の資質というか雰囲気が変わってきた気がして、それが凄く前向きに感じられました。

今回の日本選手団は、大会前には金メダル20個を筆頭に、銀・銅合わせて55個のメダル獲得を目標にしていて、残念ながらメダル総数は45個と届かなかったけれど、金メダルは20個の目標到達。確か途中で「20個には届かないので目標変更(減らす)したら」という意見が出たときに、それを変えずに実現したことは選手団のマネージメントの勝利ではないかな。金メダル20個も、アメリカ(40個)、中国(40個)に続く3位の記録(4位は18個のオーストラリア)。メダル総数では6位で、もし目標の55個を達成していたら、53個の5位オーストラリアを上まわったらしい。まぁ、メダル競走がオリンピックの目的では無いし、他の国際競技でも金銀銅のメダルは贈られるけれど、何故かオリンピックのメダルは別格ですからね。それはそれで問題だと思うけれど、やはり実際に参加している選手にとっては大きな目標なんだろうなぁ。

次は4年後のロサンゼルス2028。その次はオーストラリアのプリスベン2032と予定されています。個人的には、コロナ禍で制限の有る中開催した「TOKYO2020」の、有観客での完全版のオリンピック・パラリンピックを、是非もう一度開催して欲しいと思っているんですよね。順番で行けば、2036年は欧州地区、2040年は北米地区になり、次のアジア大洋州地区開催は2044と20年先に。流石に20年以上間が空いてしまうと、TOKYO2020で準備した施設も陳腐化して再建築が必要になるだろうなぁ。希望は、出来るだけ改修工事をして2021年の施設でもう一度開催したいんですよね。無理かなぁ。国立競技場くらいは使えるだろうけど、後は厳しそう。IOCの委員が「日本でも(冬季五輪)開催を」みたいな発言をしたら、TLでは非難の嵐だったらしいけれど、冬季五輪でも良いし個人的にはやはり夏期五輪のやり直しというか「本気の東京オリンピック・パラリンピック」を見せて欲しいなぁ。

0 件のコメント:

コメントを投稿