BONVOY系
19滞在目(22泊+14泊)は、先月開業したばかりの
Westin Yokohama。開業のニュースを聞いて、一度は利用してみようと思っていたんですが、仕事で横浜オフィスに行く機会が無くずっと塩漬けのまま。今回久々に横浜に出る機会が出来たので滞在してみました。
実は最初BONVOYのサイトで検索すると、結構良いお値段で「をぃをぃ」と思っていたんですね。ですから、もう少し落ち着いてからにしようかなと思ったんですが、試しに溜まっているポイント利用だとどれくらいになるのかと思って検索してみると、何と「30,000ポイント」で予約できます。「えっ?」と思ったけれど、消える前に速攻で予約(笑)。試しに別の日でも検索してみましたが、30,000~32,000ポイントで予約できる日が結構有ります。まだ開業直後という事も有って、カテゴリーとは別にポイントを下げているんだろうか。まぁ、理由はどうあれ助かります。
で、仕事を気持ち早めに切り上げて(笑)ホテルへ移動。このホテル、最寄り駅からは微妙に距離があって、みなとみらい線のみなとみらい駅だと500m弱、新高島駅からだとそれよりも遠くて600mちょっと、JRの桜木町だと900mちょっとと言う位置関係で微妙です。一番近そうなかつ直線移動できそうなみなとみらい駅からホテルへ向かいますが、やはりちょっと距離がありますよね。
ホテルが入っているビルに到着し、"WESTIN"の看板が掛かっている下辺りに入口があったのでは入ってみたら、こちらは同じ建物の長期滞在者用のマンション部分の入口で慌てて外に戻ることに。ホテル入口は何処かと、反対側に進むと車止めみたいな場所があり"WESTIN"のサインが掲げられた入口がありました。そに入ると、正面にポディアムがあり女性スタッフさんがいたのでチェックインする場所を聞いたら、予約名を確認してBONVOYのステータスを確認すると、クラブラウンジのある22Fは今混雑しているので、23Fの通常のフロントチェックインで良いかと聞かれます。別にどちらでも構わないので、低層階と23Fだけに停止するエレベーターに案内されて、23Fのフロントフロアーに移動しました。23Fのフロントフロアーですが、片側が前面窓のようなデザインで、外の様子が手に取るように見えます。ここで何となくデジャブ感を感じましたが、以前何度か利用したSingaporeの
Westin Singaporeに似ていますね。そう言えば、どちらも湾の近くのオフィス街にあり、1Fが車寄せでそこから上階のフロントに移動し、そのフロンフローは吹き抜けみたいな構造で広くて高いスペースこの後、22Fのアサインされた部屋に入りましたが、中の雰囲気も
SingaporeのWestinそっくりでした。
部屋に入り一息つくと、丁度夕方からのカクテルタイムが始まる17:30を少し過ぎた頃。混雑しているかなと思いつつ、同じフロアーなので行ってみました。入ってみると、ラウンジが大きいのにビックリ。ホテルの建物のうち、東側(横浜湾側)の7割位のスペースを使っているんじゃ無いだろうか。入って右手奥に食事やドリンクのコーナーがあり、後はカウンターやボックスの席がずらっと並んでいます。この時は平日の利用ということもあったかもしれませんが、半分も埋まっていないくらい。で、窓際の席を確保して、まずはお酒の確保から。ドランクスポットみたいな場所で、シャンパンやワインやハードリカーにビールなど、スタッフさんにお願いして貰うような形です。その奥にはテーブルの上にホットミール、コールドミール、乾き物等がありましたが、結構しっかりした内容と量でお皿に山盛りにしてもりもり食べている人が結構いらっしゃいましたね。ただスペース的には狭いかなぁという印象。ラウンジが一杯になると一寸追いつかない気がします。ここで30分程滞在。ワインを2杯と少しお摘まみを頂きました。その後夕食をとりに、ビルの3Fに有る和食のお店に移動しました。
3Fには和食のお店とフレンチのお店があるんですが、入口は共通で中で左右に分かれて座るような感じ。一寸違和感はありましたねぇ。で、和食希望と言う事で席に案内されましたが、こう言うご時世もあってかお客さんはまばら。男性二人組みと、台湾か香港からのお客さんみたいな女性の三人組が先客でいらっしゃいました。この和食のお店、コース料理では無く「居酒屋感覚で一品ずつ注文できる」というので入ってみたんですが、お酒は兎も角として、食事の種類が少ない。前菜、魚料理、肉料理、ご飯物、デザート、とグループわけされていましたが、デザート以外は3品位しか掲載されていない。そんなに量は食べられないので、前菜からお刺身の盛り合わせと、肉料理からすき焼き風の煮物を頼み、地元の日本酒を飲みながら頂きましたが... お刺身は「前菜」と言いながらも、5種類の魚が2~3切れずつ乗っていて、それだけでも「多いなぁ」と思ったら、細長いお皿の反対側にも同じ物がもう一セット並んでいました。優に3~4人前は有るかという量。何とか半分くらいまでは食べましたが、とても一人で食べきれる量じゃ有りません。コスパ的にはホテルレストランらしからぬ、居酒屋チェーン並みですが、正直味の方もそれ位という感じ。もう一つのスキヤキ風の煮物は、味付けが甘すぎて一口食べて駄目でした。メレンゲ風の卵のつけだれみたいな物があって、それで少し味付けが和らぐかと思ったけれど、それでも甘味と味の濃さがキツすぎて駄目。場所的に、観光客など外からのお客さんも意識してのことでしょうけど、かなり厳しいんじゃ無いだろうか。
翌朝朝食も朝の07:00からラウンジでいただけるという事で、7時丁度に入室。予想に反して、私とあと数人のサラリーマン風の人達と、家族連れが一組だけのガラガラ。前日夕方のカクテルタイム同様に、入って右手奥の場所にフードコーナーがありましたが、多分前日は解放していなかった、そのさらに奥の窓際スペースも有って、そこにはパン類とサラダ・フルーツ等が置かれていて、スペース的にはカクテルタイムよりも広い場所に朝食が準備されていました。
内容は、パンとお粥に和食のおかず系と洋食のソーセージやカリカリベーコンなど。BTOのオムレツコーナーも有りましたが、スタッフの方が見当たらずオーダーできるのか迄は不明。まぁ、一般的なホテルラウンジの朝食メニューの内容と種類でした。
この朝食の時も感じたんですが、まだ開業して一月余りという事で、若いスタッフや新人(?)と思われるスタッフさんが多く配置されているように感じます。大体、そう言う若手スタッフ5~6人に一人ベテランが付いている感じ。OJTみたいな感じで接客しているので、時々ぎこちなさや躊躇する様子が伺えるんですが、それを指導するというかアドバイスしているだろうベテランスタッフさんが、もう少しお客さんの存在を意識してさりげなく行動してくれると良いのだけれど。いゃ、前日のカクテルタイムにドリンクコーナーで白ワインをお願いしたとき、慣れていない雰囲気の新人君が、ワインの種類も定かで無くグラスもどれかアタフタしていて、それをとなりにいたベテランのスタッフが「シャルドネとソービニヨン・ブラン」とか囁きながら指導しています。まぁ、それでソービニヨン・ブランをグラスに入れて貰って受け取ったんですが、明らかに量が少ない。普通は100ml位が一つの目安だけれど、この時は70~80ml位の感じ。まぁ、別に後からまた頂けば良いのでその注がれた量の多い少ないは気にしないのですが、その直後のベテラン氏の指導の言葉がちょっとカチンと来ました。まだ私がグラスを受け取ってそこにいるのに、目の前でその新人君に「ちょっと量が少ないから次からはもう少し入れて」と言うんですよね。だから私は、グラスに追加してくれるのかと思ったら、そうでも無い。いゃ、そう言う事は私がいなくなってから言って欲しい。あるいは、私なら「お客様、まだ不慣れなため少し少なめに入れてしまいました。もう少しお入れさせていただきます。」とか言って追加して、その後で新人君に「これくらいを目安に」と言えば、私だって「頑張ってね」と一言声がけしたいくらいの気持ちになるのに。何か、関係者だけを招待した「プレオープン」みたいな印象を受けた今回の滞在でした。