2022年7月31日

隠れた防犯行動

これまでも何度か話題なった、救急隊員や消防隊員が時間の都合でスーパーやコンピ二を利用することへの批判。最近はネットでシェアされるようになった事もあってか、賛成・反対意見が行き来しつつも、その事情に賛同する人は増えてきているように感じるのは良い兆候だとと思う。 

今回話題になったのは、このさいたま市消防局のツイートなんですが、ここの所猛暑続きのうえ新型コロナウイルス陽性者も拡大して居る中、本当に食事処か息つく間もなく出動が繰り返されているんじゃ無いかと思う。普通の会社だと、お昼休みなどの休憩はちゃんと取らないといけないけれど、緊急出動をしなければいけないこう言う人達はそんなことを言ってはいられない。本当に、移動の合間にパンをかじるとかお握りを食べるとか、そんなことすら難しい状況になることだって珍しく無いだろうか。

クレームする側の理由もあえて推測すると、 「緊急車両」という緊急時にしか見る機会の無い車両が、コンビニに駐車していたりすれば、それはビックリすることもあるだろうとは思います。でも、サイレントか警告灯を店頭していなければ、緊急出動状態では無い訳でその場合には別の理由があると推測は出来るはず。でも「業務用車両で個人の用事(=食事購入)に出るのは怪しからん」と言う人もいるかもしれない。確かに、明らかに企業名とか商店名が書かれている営業車がコンピにに止まっていて、車の中で食事している人はよく見かけるけれど、かれらだって営業車を私的目的に利用しているわけでは無いかもしれない。お客様回りで移動の連続で食堂に入る時間も無ければ、移動途中の10分15分を利用してコンビニでお握りを食べるくらいのことは許されるだろうし。

アメリカのドラマや映画なんかを見ていると、警察官がドーナツ店に入ってコーヒーとドーナツを購入して食べるシーンがよく見られるけれど、あれって本当に良くある光景。で、たまたまお店に入ってきた警察官が、そこで問題を起こしている若者とかを見つけると、ちょっとお灸を据えたりするシーンも。あれって、隠れた抑止力として暗黙のうちに安全提供をしているんですよね。最近は一寸減ってきたけれど、日本で言えば、交番があちこちにあって、そこには必ず警察官がいてくれて、何かトラブルが発生したら直ぐに対応してくれる安心感が昔はあったけれど、あれに近いものがあると思う。最近では、昔のような住み込みの交番も減り、さらには人員不足でリモートになって、「交番」の看板はあっても警察官がいない場合も増えており、昔ほどの抑止力になっていないのは残念な気がします。まぁ、人手不足とか色々な理由があるか不満も言えないのだけれど。それを補う形で、それこそ警察官も含めてスーパーとかコンピにとかドラッグストアとか利用してくれれば、お店側だって助かる場合が増えるんじゃ無いだろうか。そんなことを想像させる記事です。

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