2022年7月8日

ハイブリッドテレワーク

コロナ禍で日本でも浸透した「テレワーク」が「黄信号」という記事。 日本も含めた、米国、英国、アイルランド、フランス、ドイツ、カナダ、オーストラリアの8ヶ国での調査で、9割もの働き手が「燃え尽き症候群」の兆しを感じているというのはちょっとビックリ。

弊社の場合も、これまでのテレワーク前提のスタイルから、有る程度オフィスで仕事をする方向に舵を修正しました。仕事の内容が開発研究部門なので、物理的に「物(=製品)」を作らなきゃいけない。100%オフィス出社は必要無くても、部門によっては80%とか70%はどうしても物理的に素材とか開発途中に製品を手元に置いて仕事をしないといけないし、その為に必要な計測機械とか作業環境等家庭等に持ち込めないものも多い。自分のようにソフト関係のエンジニアにしても、そのコードのコーディングは自宅でできても、テストする場合には開発機に乗せて実行しないといけないわけで、そうなるとその作業機械をどうするかという問題も。自宅に開発機を持ち帰って自宅で作業することは可能ではあるけれど、そうすると他のエンジニアさんがその開発機を使えなくなるので、それも困る。結局は、オフィスで作業することが一番効率が良いことになります。

実は弊社では、リモートワークを主眼にして、オフィスの半分以上をフリーアドレス化して全社員が出社するのでは無く、6割7割位の社員が最大でもオフィスで仕事をすることを想定した体制に変わっています。交通費としての定期代支給も廃止されて、今はオフィス出社の度に都度精算する方式(部門によって出社率が高い人は定期代支給)に変わったり、いろいろリモートワークに重心を移した方針に変わったんですが、それが裏目に出たと言うか何というか。ただ、第七波の始まりも言われていて、徐々に陽性者数も増えているので、また方針が以前のようにリモートワーク重視に変わるかもしれないけれど。

私も以前は、毎週金曜日に新幹線通勤で横浜のオフィスに通勤していましたが、コロナ禍になってからはそれが月に一回になり、さらにそれが数ヶ月に一回になったのが現状。自分の場合は、この2年の間にリモート環境も準備したりしてきたので、以前と比べて出社しなくても出来る仕事は増えてきています。仮にコロナ禍が終息して、以前と同じ状態で仕事が出来る様になったとしても、多分以前のように毎週金曜日に新幹線通勤する必要はなくて、多分二週間に1回、月に2~3回の出社で十分な状態。今度どうするかまだ決めてはいないのでが、自宅で仕事が進むのは自分にとって都合は良い物の、このコロナ禍で外出する機会が激減し、明らかに体力が落ちていることも問題で、週一回の新幹線通勤が、十分ではなかったけれど貴重な運動機会であったことを痛感しています。で、どうせ会社から通勤費が出るのであれば、それを利用しない手は無いかも(笑)。新規陽性者数が倍増しつつある現在ですが、また定期的に新幹線通勤するモードに戻ろうかなぁと言う気持ちが膨らんでいます。

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