昨日開催された、フジテレビの2回目の会社会見。冒頭から当事者と関係する個人名を最初の質問者が発言して、「あぁ、やっぱりな」と今回の10分遅れの放送措置が正しかった事を証明することに。その後も、ドタバタして居て直ぐにチャンネルを切り替えたんですが、何処も同じ会見を中継しているので、もうソースを切り替えてNFLのデビィジョナルチャンピオンシップの試合を見ていました。その後就寝をしたんですが、何か寝付けなくて夜中の1時過ぎに目が覚めてしまい、何気なくテレビを点けたらその会見の様子が放送されていて、「あぁ、こんな夜中のニュースで伝えているんだ」と思って少し見ていたら、まだその時点ではリアルタイムで続いていたと分かってビックリ。結局10時間半も会見は続いて、終わったのはそれよりも後の今日の午前2時半頃だった様子。まぁ、欲もそれだけ続けた方も方だし、最後まで参加した方も方だと、その持久力と言うか粘りは評価したい。
でも、開けて今朝伝えられ色々な様子を見ていると、10時間半と言いつつも凄く薄い内容というか、今回はフリージャーナリストやネットメディア等、所謂フリーランスに近いような人達も多く参加していて、そういう人達が好き勝手に引っかき回していた様子。既存メディアが優れているとは思わないし、彼らだって酷いときはあるけれど、それでも「会社」を代表している以上それなりのルールというか秩序は感じられます(一部例外はあるけれど)。でも、そう言うものは無くとにかく目立つことが優先される、「悪名は無名に勝」が座右の銘の人達はとにかく場を占有することが優先するような行動ばかり。しかも、それで自分に酔ってしまうのか、コンプライアンスが問題の案件でコンプライアンス的に許されるのか、みたいな事が中継されてしまう事態になったのは、ある意味「可視化」という事で良いのかも。
フジテレビの1回目の会見は、参加者を制限してかつほぼ非公開のような状態で開催されて批判を浴びたけれど、逆にそれら制限を無くした今回の会見を見ると、私なんかは「だから1回目の会見措置がある意味正しかったんだってば」と感じますね。大体肝の部分は守秘義務だったり、これから正式にスタートする第三者委員会で核にされるべき内容な訳で、それがこの場で「斯く斯く然々」と話が出てくるとは思えない。結局は、当事者が口を滑らすなり不注意な発言を引き出して、それを言質として自分達の主張を構成することが木的なわけで、正義の味方みたいな行動をしつつも結局は被害者、関係者を出しにしているだけだよなぁと言う、いつもながらの印象しか感じない会見でした。それが10時間以上も続くのだから、まぁフジテレビ側も大変だけれど、それに付き合わされる「真面目なメディア関係者」もウンザリしたことでしょうね。
その会見が放送されているのと前後して、突然TBSが生島ヒロシ氏の放送を終了することを発表。TBSのコンプライアンスに違反する行為が確認されたからと言う事なんだけれど、それがどの様に判明したのか詳細は不明。何となく今回の中居氏の件で、フジテレビ以外のメディアも自社に状況を再確認して、そこでこういう話が出てきて慌てて対応を取ったんだろうか。となると、TBSも日頃からコンプライアンス意識が低かったから、これまでそういう行為が見過ごされていたということになるのでは。勿論程度の差はあるんだろうけど、問題の根本はフジテレビと同じですよね。そう言う意味では、メディア全体というか「タレント・芸能人」という素材を利用して、「番組」という商品を制作して、それを「販売」することで利益が得られるというビジネスモデルを作っている、放送、雑誌、エンタメ、全て同様の話が有るはず。実際少し前に、某映画監督がセクハラ行為があったと言う事で批判されて、その影響で今年の紅白出演歌手の歌が差し替えられると言う事も発生したわけです。そう言う意味では、既存メディアはどこも膝に傷持つ存在、同業な訳で、彼らがいかに正義感を持って追求しても、どうしても茶番にしか見えない。だからこそ、そう言う事とは関係性が薄いだろうフリーランスや最近のネットメディアには期待するところもあるんだけれど、どうしても「悪名」が有名な人達ばかりだから、尚更酷い状態にしかならない。10時間半という長くて中身の薄い今回の会見は、そういうメディアの問題点というか現状をまさに表現していた10時間半だったんじゃないだろうか。









