有名漫画作者が、新年の賀状代わりに登校したXの記事背景に、「旭日旗」が使用されていて怪しからんと韓国の(自称)読者から抗議の撤回要求が送られたという記事。「旭日旗」といいつつも、実際には御来光を表す放射線状のデザインで、これは向かいから世界中で使用されている、極々普通の「背景」の一つ。でも、「旭日旗反対思想」に凝り固まった一部の人達は、放射状にデザインされた物全てに反応しているわけで、もういい加減にしろよと小一時間。
元々韓国の「旭日旗騒動」の発端は、2011年に韓国のサッカー選手が日本選手に対して猿のものまねのようなジェスチャーをして侮辱したことを批判されたときに、「観客席に旭日が掲げられていて、その反動でやってしまった」と言い訳したことから火がついたもの、というのが私の理解。だから其れ以前に韓国で使用されたポスターなんかでも、結構この放射状のデザインはしようされていて、それを指摘されると削除したり否定して「無かったもの」にしている始末。それからも、彼らの主張の根拠の無さが分かると思います。
今回指摘された作者さんは、「ここで要求を受け入れることは、一つのデザインを否定する表現の自由の否定になる」という理由で要求を拒否しているけれど、本来はそういう態度で明確に相手に反論するペ機は無しだと思う。さらに言えば「これは旭日旗ではない」と言っているけれど、旭日旗だって同じ放射状のデザインを使用しているだけなんだから、それも否定される理由は無いと思う。本当ならばそこまで言って否定するべきだと思うけれど「これは『旭日旗』ではないので」と、旭日旗に対しての批判は受け入れるようにも取れる文章は、結果的にこの火種を持ち越すことになるような気がします。
似たような問題で、最近ではアニメキャラクターを地方再生のシンボルにしたりすることが多いけれど、その中の女性キャラクターのデザインが性差別的と批判されることが同様だと思う。主張しているのは、極々一部の人達なのだけれど、それをマスコミが取り上げて周知されると、一気に「差別」とか「性ビジネス」みたいな方向性に持っていって否定する事が自分達の仕事だと思っているように感じます。勿論、中には行きすぎたデザインや表現はあるだろうから、そういう部分はアニメ、キャラクター、実写、関わらずちゃんと線引きしないといけないけれど、アニメやキャラクターの場合は多少のデフォルメもあるわけで、そこまで含めて批判するのは異常だと思う。それならば、実際の人間のような6頭身とか7頭身以外のサイズ感のキャラクターも「体格差別」として批判しなきゃいなくなるわけですし。政治では、国民民主党が是々非々の本来有るべき姿を作ろうとしているように、まずはこの発言から是々非々で表現の自由が議論される状態をまずは作るべきだと思う。
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