2025年1月14日

南海トラフ


昨晩夜テレビを点けていたら、突然発生した地震発生のテロップと、その後の地震情報特番への切替。発生場所が「南海トラフ」と呼ばれる九州-四国沖であり、想定マグニチュードが規定のM6.8を越えるという事で「監視対象」となり、いつもの地震速報とは異なり注目されたらしい。結果としては、「通常時と比べて、相対的に発生可能性が高まったとは考えられない」という結論から、一旦は落ち着いたけれど、だから取って大地震の可能性がなくなったわけでは無く、今後も注意が必要なことは変わりない状態。幸いにも、今の所怪我人の情報は無いようで、揺れによるものの落下や破損はあっても、人的被害は無さそうで良かったと思いますが、しかし場所が場所だけに油断出来ない状態ですよね。 

1年前に能登地震があったりしたからか、今回は地震後直ぐに高台へ避難したり対応する様子が流れてきていて、少なくとも直近の経験が生かされているなと感じました。それもあってか、今の所死傷者も無いのはそういう経験値を積み重ねて事前に対策して等の硬貨だと信じたいですね。それに比べて、自分の所の対策はまだまだだからこれを機会に少しずつでも日付くとか耐震対策とか、色々考えて準備を進めないと。

その対策の中で多分最大のものが「自宅の耐震対策」。もう30年以上40年近くたっているから、一応当時の耐震基準は満たしているけれど、その後劣化したり歪みが発生したりしていて(雨戸が閉めにくいとか、サッシの鍵が閉めにくいとか)、多分当時の基準をそのまま信用出来るとは言えない状態だと思うんですよね。リフォームは何度か考えたんですが、多分土地が一部沈降していて、土台が沈んでいる場所があるようなので、そのまま壁など剥がしてスケルトンにしてリフォームという訳にはいかないと考えています。自分の住んでいる場所は、昔は天竜川が流れていたとか言われている地域で、今でも地下には伏流水が流れているので、井戸を掘れば地下水が出てくるような場所。だから、今の自宅を新築したときにも結構な数のパイルを打ち込んだんですが、もう一度土壌検査をして必要ならば追加で土壌改良も必要そう。となると、リフォームと言っても新築した方が楽だし確実何じゃ無いかという考えも。

今回は、「南海トラフ」というキーワードが最初から流れてきたので緊張しましたが、地震の影響というか被害は比較的小さなものに納まり、安心は出来るのですがそれによって「南海トラフ」に対して油断してしまわないようにしないといけませんよね。熊本地震だったか、最初に結構大きな地震があり、その後同規模の大きな地震が続けて発生しましたが、実は最初の地震が前兆で二回目の地震が本震だったという話も。となると、今回の地震は予兆で、この後さらに大きな地震発生の可能性があるという想定で暫くは生活しないといけないのかも。さらに言えば、その影響が宮崎とか四国周辺で収まらず、刺激されて駿河トラフも反応して東海地震に繋がる可能性だって、大きくなることはあっても小さくなることは無いでしょう。そういう認識というか「覚悟」で生活しないといけませんね。

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