少し前に、Amazonのキャンペーンで書籍購入をすると、冊数に応じてポイント還元率がアップするものがあり、調子に乗って上限を越える冊数を購入していました。主に、SF小説だったりテクノスリラー系の小説何ですが、半分位購入したSF系の書籍(Kindle)は、やっぱり時期的な事もあるのか「生成AI」を中心にしたアンソロジーが何冊かあり、ここの所それらを時間のある時に読んでいました。一部は中編・長編位のページ数がある作品もありましたが、多くは短編でまとめられている物で、個人的にはこの時期に読むのに丁度良い感じのサイズ感で、結構一気に読み終わりました。
「SF」なので、基本的に未来の話を書いているので、搭乗する「生成AI」もいまのAIよりも機能的には性能的にも進んでいる想定なんですが、購入した中の1冊は3年位前に出版された物でしたが、ここに搭乗する「生成AI」は、結構現在実際に存在していたり利用されている生成AIに近い物もあり、この分野の成長スピードの速さと競争スピードの速さにビックリするほど。「SFプロトタイピング」という言葉を以前知りましたが、そういう事象が意識せずにどんどん社会の中で生まれて成長して現実となっている状況を実感しました。
新しい技術やサービスが登場すると、そう言うものに既存の技術・サービスが駆逐されてそう言うものに関わっている人やそう言うものしか利用出来ない人が淘汰されるみたいな話がいつも登場します。「生成AI」も、最初に登場したChatGPTの性能が凄すぎて、一気に「生成AIに仕事を奪われる」みたいな論説も広がったけれど、現在は落ち着きを取り戻して、社会実装に向けて現実的な開発が進んでいる気がします。ChatGPTに刺激されて、色々なメーカーから色々な生成AIが登場して、日本からも幾つか出てきているけれど、そういう企業間競争状態が生まれてくるのは、その技術が成熟する最初のステップだと思います。で、そこから淘汰されてい句事で技術も洗練されていくのだけれど、全てがそうなるとは限らないのも事実で(某OSとか-マテ)、まぁその辺りどちらに転ぶかはこれから次第だけれど、案外日常に直結しているサービスも多いし、なんと言ってもこれまでの同様の技術と大きく異なるのは「人に近い存在」という部分であるような気がします。
個人的に凄く興味の有る分野であり技術だけれど、実際に自分の生活の中でどの様に活用しようかと考えるとちょっと具体的なアイデアが浮かばない。例えば、今の生成AIサービスを使うには、PCとかスマホとかデバイスが必要だけれど、それが自然な形で自分の生活に溶け込みデバイスを意識しないで利用できるようにならないと、なかなか個人的に色々な場所で活用しようという気持ちが生まれない気がします。「スマホなら手に持って話すだけだろう」と言われそうだけれど、実験というか試用段階ならそれでも良いけれど、日々の生活の中で活用しようと思うとそれは面倒。例えばペンダント型のデバイスとか、腕時計型のデバイスとかなら案外日々自然に活用出来る気がするんですよね。問題は、そのサイズでネットワークに接続して必要な機能日光が出来ることと、バッテリー動作が十分に使えることかなぁ。Apple Watchとかは、あのサイズで同様の事が出来るわけだから、もう少し工夫すれば生成AIが「そこに存在している」状態で日々生活することができるようになるだろうなぁ。で、その生成AIには自分の「個性・癖・好み・嗜好・行動・傾向」等等を学習して貰い、そのパラメーターはローカルに保存しておくことで、リンク先の生成AIが変わっても自分用のカスタマイズ要件は維持されると嬉しい。今回読んだSFには、ハッピーエンドだけで無くバッドエンドやサッドエンドもあったけれど、現実の世界ではどの様な結末が待っているのだろうか。
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