おもしろい!今後普通に広まっていったりして。/「読める!?読めるぞッ!」中国人と日本人が最小限の学習で意思疎通できる画期的言語『日中ングリッシュ』 https://t.co/WXu9Fr1lTU
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) January 24, 2025
佐々木俊尚氏が紹介していた、日本語と中国語を英語と漢字を混在させて表記すると、何故か日本人も中国人も意味が分かるという話。こういう話は、今でもアメリカ人やインド人に欧州人(英語)だけでなく、中国人や台湾人、さらには少し前までは韓国人等と毎日会話したりメールのやり取りをしていた自分としては良く分かる話。
日本・中国・台湾・韓国、そして英語も含めた五カ国語でのコミュニケーションを考えると、何ともむずがゆい関係が成立していて、
- 中国語(=台湾語)と英語は、文字は異なるけれど文法は似ているので、ほぼ逐語訳が可能
- 日本語と韓国語も、文字は異なるけれど文法は似ているので、 ほぼ逐語訳が可能
- 日本語の「漢字」と台湾で試用されている「繁体字」は、繁体字が日本の「旧字」に相当する文字が多いので、ある程度の年代の日本人だと台湾語で書かれた内容は漢字から類推可能。逆に台湾人から見ると、日本の漢字はほぼ意味が判別出来るらしい。
- 同じ「漢字」でも、中国は「簡体字」で省略された漢字が使用されているので、日本人から見ると分からない漢字も多い。台湾人でも、中国と仕事などで関係していればかなり判断出来るらしいけれど、分からない文字もあるらしい。
- 中国語(北京語)と台湾語は、発音・会話は同じだけれど、使用する文字が異なるので、中国人と台湾人は会話は問題無けれど、筆記は難しいらしい
生成AIを使えば、日本語と韓国語のリアルタイム会話システムなんて直ぐにできそうなんですが、まだ実用レベルのものとか無いのかな。同様に、中国語と英語のリアルタイム会話システム何て、多分中国政府は既に開発済みなんじゃ無いだろうか(勝手な憶測)。それを考えると、語順が異なる日本語と英語の翻訳は、本当に難しいと思いますね。同時通訳の人達は、色々な経験や知識から先読みしたり、後から補足する言い回しの仕方を工夫して、出来るだけ日本語として不自然にならないように仕事をしているんですが、やはりリアルタイム翻訳(=同時通訳)と、その後もう一度翻訳し直したものと比較すると、かなり印象が異なります。あれって、例えばライブ放送でも一度キャッシュをして全部を聞いてから翻訳をして、それを乗せて数秒遅れで放送すると言う事は出来ないのだろうか。どうしても、ライブ性が重要視されて翻訳の品質は二の次三の次なんだろうけど、そこで何秒かの遅延が発生しても、やはりちゃんとした相手の言葉を聞きたいと私は思います。
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