昨年初めて経験してみた「梅仕事(梅干し作り)」。 この年末に弟家族などが帰省してきたので、試食会をしてみました。付け塩を、18%位にして付けたので、少し長めに梅酢に付けて塩味が抜けるようにしていましたから、実食するしたのはこの年末になってからとなりました。ただ、その甲斐あってか塩味は少し強めではあったけれど、しっかり酸味が感じられて予想以上に旨く「梅干し」らしい梅干しになっていました。試食した弟夫婦や姪っ子夫婦にも好評で、来年は少し多めに梅を漬けて可能ならば少し分けることにします。また、梅干し作りに使った赤紫蘇がかなり大量にあるのですが、これを乾燥させて粉末にした「ゆかり」も好きだというので、天気の良い日を見繕って天日干しにして、大量にゆかりを作って送ることにしました。
個の自分の梅干しが出来るまでは、街中のお店などで梅干しを幾つか購入していたのですが、最近は減塩タイプが主流なので、殆どが8%とか5%とか「それ梅干し?」と思ってしまうものばかり。それでも何とか18%位の梅干しパックを見つけて、長期保存出来るので見つけたときには大量買いしてくるのが習慣でした。その市販の梅干しと自分の今回の梅干しを比較してみると、
- 塩味の具合はそんなに違わず、酸味も同様で、「味」に関してはそれ程違いないかなと言う印象
- 一番の違いは「食感」で、市販のものは梅の皮が柔らかく中の果肉もしっかり感じられる梅干しですが、自分の今回の作品は皮が少し固め(しっかりしている)なのに対して、果肉部分はかなり崩れている印象でした
- また、やはり市販製品は梅の粒も揃っていて品質が均一ですが、自分の梅干しは元々購入した梅の実が昨年は不作で品不足で店頭に回らず、やっと見つけたものを使用しているので、大きさや多分中のみの具合もバラバラだった気がします。今年の梅の実次第ですが、出来れば昨年よりは多めに購入をして、ある程度粒を揃えて付けてみたい気がします
- 弟姪っ子夫婦達には好評だったので、初めての梅仕事としては十分に合格点と言えるのでは
梅干しは、これから少しずつ消費していくし、梅酢はまた今年も使用しても良いけれど、赤紫蘇がかなり残っていて、これをどう使うかが今の課題。ゆかりにするにしても、あれ全部をゆかりにしたらとんでもない量になりそうなので、半分位はゆかりにするとして、残り半分は簡易柴漬けみたないもので活用できないか調べています。本当に「柴漬け」を作るとなると、発酵させたりかなり手順があって、個人的には化学反応の発酵をさせるのが経験不足でちょっと躊躇しているので、赤紫蘇を使った簡易的なものを以前ネットで見つけた事があります。それを真似てみようかなと思っているところです。取りあえず、手探りで始めた一回目の梅仕事ですが、満足出来る結果で終わりそうで、これは一年のスタートとしては良い兆候かも。
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