2025年1月24日

引退宣言

昨日の中居正広氏の芸能界引退発表にはビックリしましたが、実はこれで個人的にはちょっとホッとした印象も。実は、世間的には中居氏への圧力が高まっている中で、彼もこういう状況では決して安定した考えとか行動が出来る状態では無いだろうから、何かの切っ掛けで最悪の事態にならないかと心配していました。それが、色々問題や課題はあるんだろうけど「芸能界引退」という大きな決断をしたことで、少しは彼への圧力もへり彼も一区切りしたことで、以前よりは余裕ができるようになるんじゃ無いかと。ただ、それが逆に精神的な不安定感を生み出して、ふとした切っ掛けで「全て終わった、片付いた」と言うことで、自分自身にも区切りを付けて最悪の事態にな可能性もないわけじゃ無いので、それも今後は見守らないといけない。

今回の件は、元々は中居氏と相手の方との個人間の話で、それは100%納得したわけでは無いけれど、それなりの慰謝料を払っての示談が成立しているので、それはそれで「一応の解決」と思って良いはずだと思います。でも、中居氏のこれまでの社会的立場とか、その後の本人やフジテレビの対応に疑問が発せられて、それが次の問題点になっている。でも、世間的に派というかメディア的には、それら全部をひっくるめて一つの大きな「話題」として伝えているから、色々なノイズも多く発生しているし、それが問題をますます複雑かつ面倒な状態にしている気がします。

本来ならば「示談」という一つの方法で解決しているわけだから、その事が問題視されるのはおかしいと思う。ただ、とは言っても何かトラブルが発生しなければ「示談」という方法も取られることも無いわけで、そのトラブルの内容や原因によってはその行為者に対しての信頼感だとか責任という事にも疑問が生まれるわけで、そういうイメージがビジネスの肝でもあるタレント・芸能人としては致命的でもあるんですよね。そう言う意味では、示談成立した時点で中居氏自らが「トラブルが発生し、示談成立したが自分としては反省しなければならない、暫く休養します」とでも言ってしまえば、引退までは行かなかったかも。でも、その場合相手との示談内容に膨れる「守秘義務」に関してどうするかという話しも出てくるだろうし、当然相手側も特定されてそちらへ取材という名目で圧力が発生するだろうし、それはどちらにとっても望ましくない話。結局は、当事者同士で示談成立したならば、後は不問に付すのが一番良いのだろうけど、それも今回の様にどこからか漏洩しないうちはと言う事ですよね。

今回の場合、最初にスクープした芸能誌はウハウハなんだろうけど、結局はそのトラブルの火中にあった当事者にとっては、ほじくり返されたくも無いことを公にされてより傷ついただけだろうなぁ。「いゃ、フジテレビの不適切な体質を明らかにした」 という意見もありそうだけれど、中居氏がフジテレビとだけ仕事をしていたなら別だけれど、人気者の彼は全てのメディアと仕事をしていたわけで、となると全てのメディアの身体検査をしないと行けなくなる。スクープした雑誌メディアだって、完全にシロだとは言えないわけで、芸能人とかタレントと関わり合いのある全てのメディア関係者に対しての問題だと思うんですよね。それをフジテレビに矮小化して有耶無耶にしようとしているとも見える気がします。

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