2024年11月15日

Lexus NX350h Impression (19) - 追突事故

愛車のNX350hに関して、前回こんな記事を投稿した後、とある交差点で追突事故を受けてしまいました。その日は朝から雨模様の天候でしたが、ガソリンの残り1/3を切ってきたのでこれを入れて満タンにするのと、ついでに買物もしてきましょうとお昼前に出かけました。ガソリンを入れて、そこから戻ってイオンスーパーへ行く途中の事。とある交差点で信号が黄色に変わったので、ブレーキを踏んで速度を落として停止線の前で停止した、と思った瞬間鈍い感触とともに「ズズズズ」とタイヤが滑るような音がしました。一瞬ブレーキの踏み方が悪くて路面も濡れているから、タイヤロックしたままスリップしたのかと思ったんですが、そんなスピードではないし、自分的には一瞬停止したと思ったら滑ったような感触でした。で、バックミラーを見たら、後ろの車がハザードを点灯していて、ここで「あっ、ぶつけられた」と認識しました。

後から考えると、この時点でプチパニックになっていたようで、「何する、どうする」と少し混乱気味に。「そうだ、こう言う時にこそ非常ボタンだ」と、ルームライト横に有るエマージェンシーボタンのカバーを開けて押しますが、何も反応がありません。オーナーズデスクに繋がるはずなのにと、何度か押しても無反応。仕方が無いので、取りあえず現状確認と外に出て背後に回ってみます。追突した側の車は、 ボンネットの前が折れてエンジンルーム内が少し見えるような状態で、多分最後に右にハンドルを切ったからでしょうか、左ウインカー中りの損傷が酷くて壊れています。取りあえず先方のドライバーに警察を呼びますと言ったんですが、多分まずはオーナーズデスク経由だろうなあと思いつつ、スマホから電話を掛けてみます。で、直ぐにスタッフさんが電話口に出て、状況の確認とエマージェンシーボタンを押してくれと指示されますが、何度押しても無反応。電話口では「カバーは外していますか」とか「何度か押してみてください」みたいな事を繰り返すんですが埒が空きません。ここでふと気がつきました。実は事故直後に、多分反射的にスタートボタンを押して車内の電源を落としていたんですよね。その状況でもワイパーは動いているし、ハザードランプも点灯しているので、社内システムには通電していると思っていました。でもしかしたらと思って、スタートボタンを押してAUXモードにしてからボタンを押したら、今度は一発で繋がり以後警察へも連絡が行くことに。

その後、担当の警察官が来られて交通の障害にならないように近くの店舗の駐車場へ移動して、必要な書類作成等をして、こちらも先方と連絡先の交換などをしました。この時追突された後ろを見た限りでは、バンパーが傷ついているくらいしか見えなかったので「そんなにスピードも出ていなかったしパンパー交換で終わりかな」と楽観視していました。私は自走可能だったので、そのまま自宅に戻ると、直ぐに担当営業さんから連絡があり取りあえず伺いますとのこと。で、改めて担当営業さんと追突された部分をみると、バンパー以外にも後部のカバーがめくれていたり、後ろからの衝撃でリアフェンダーが歪んでいたり、結構な被害。フレームが曲がっていて板金まで必要となると、折角新車購入して3ヶ月なのに困るなぁというのがこの時の印象でした。衝突時の様子は、内蔵されているドラレコからリモートでオーナーズデスクが保存していて、その様子を見る限りではこちらに非は無く0:10で先方の補償になるだろうという話でしたが、まずは損害状況とその後の修理の手配で二週間くらいは掛かりそうという話でした。取りあえず営業所へ運びますと、事故から1時間もしないうちに愛車君はドナドナされていき、こちらで出来る事も当分無くなります。

Lexusの場合、アプリで車の状況とか現在位置が分かるんですが、三日後位からステータスが変わらなくなり、多分車装システムの電源が切断されて、修理に入ったのだろうと推測。でも、そこからが長かった。それから一週間位して、再びアプリにステータスが反映されるようになり、そのタイミングで担当営業さんから連絡があり、幸いにも板金の必要は無く、外装の交換だけで問題無さそうというお話でホッと一息。損害費用も0:10で100%先方の保険でカバーされると言う事でしたが、それでもこちらが損した気持ちになるのがこういう時の被害者側の気持ちなんでしょうね。それから一週間ほどして、やっと愛車が戻ってきました。板金が入らなかったので、幸いにも評価額も下がらず、修理費もそんなに掛からなかったので、まぁ先方もホッとしたかも。自分の場合、以前のハリアーの時にはまだ運転に慣れていなくて、自宅の駐車場で擦ったりぶつけたりみたいな自損事故は経験していますが、今回の様に突然衝突事故に遭遇したのは初めて。エアバッグが飛び出るような状態では無く、本当に停止していたら「ゴン!」という感じで後ろからぶつけられたので、変な話ですがそのまま気がつかずに発進してしまっていたかもしれないくらいの感じで、それでも「衝突された」と思った瞬間パニックになるんだなぁと、改めて思い返しています。事故の経験なんてしない方が良いし、そんなにしょっちゅう経験するものでは無いけれど、だからこそ偶々経験してしまうとアタフタしてしまうことを改めて経験しました。運転免許更新の時に30分間交通安全ビデオを視聴しますが、もう一度観直すなり、万が一の場合の安全確保とその後の手順を再確認しておかないと。そうそう、車の電源も無闇に落とさず、まずは電装系が生きている間に、エマージェンシーボタンで連絡することを、次はいの一番に実行しないとと肝に銘じました。貴重な教訓でした。

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