2026年4月22日

(UA Leg#7) HND-OKA/-HND - Traffic Control Trouble

T2の東急エクセルに宿泊し、出発便は11: 25発の余裕なのでノンビリしていて、いざチェックアウト前にフライトステータスを確認して見たら、管制トラブルでANA/JAL/その他全ての離発着にホールドが掛かっています。朝の6時過ぎにトラブルが発生したらしく、08:30頃にネットで様子を確認して見ると、取りあえず羽田空港の管制トラブルは解決して、ホールドされていた離陸機が順次出発していくようですが、朝の7時とか8時の出発便はだいたい1時間位の遅延か、福岡便はキャンセルされているものも多い気がします。また、トラブルは羽田だけでは無く、福岡とか新千歳とか全国的に発生していて、地方から羽田への飛来機も遅延やキャンセルが発生している様子で、今日は機材繰りがかなり厳しくなりそう。

今回搭乗予定のNH471便は、この時点では一応定刻発の状況ですが、まずはANAのカウンターで様子確認かなぁ。問題は復路のNH472便がどれだけ遅延するか。1時間ならまだしも、2時間遅延すると帰りの新幹線がギリギリになりますし。まぁ、最悪当日ホテル予約することも考えながらの移動にするか、キャンセルするか悩みます。

1) HND 11:25 - OKA 14:15 (NH471)

チェックアウト前、09:30頃にANAの運航状況のページを見てみると、搭乗予定のNH471は11:25の出発予定に対して12:10に遅延予定となっていました。それならば沖縄での接続時間が3時間近くあるので間に合いそうですが、問題は復路便も遅れると帰りの新幹線に間に合わなくなること。また、この時点では45分位の遅延ですが、一つ前のNH469(10:20発)やその前のNH995(09:10発)やNH467(08:15発)はまだ定刻のままで遅延予定すら不明な状態の様子。トラブル発生直前に出発したNH993(06:45発)は4分遅れで出発していますが、その次のNH463(07:30発)は1時間以上遅れて08:48に出発しています。となると、それよりも後から出発する便の遅延が改善するとは思えません。この時点で定刻なら出発しているはずのNH995が、まだ「定刻出発予定」で表示されている位なので、何となくそこまで手が回っていない気もします。

無理してでも飛んじゃおうかなぁとも思ったんですが、この時ANAさんから振替のお知らせが届いていて、一月位の期間内での振替が可能に。これで気持ちが決まり、この日のフライトは往復とも別日に振り替えて、今日は大人しく帰宅することにしました。振替の場合、搭乗クラス(Premium Class)に空席があれば、チケットクラス(今回はPremium Super Value 28)に関係無く変更可能。何とG.W.の後半ならまだ空いているスロットもあり、往路だけで無く復路も同様に振替可能便が空いていることを確認して別日へと変更しました。

後から確認してみると、搭乗予定だったNH471は、11:25発の予定が結局13:35出発と2時間以上の遅延に。到着時刻も14:15の予定に対して実際には16:28着と、こちらは2時間以上遅延していてまぁそうだろうなぁと言う印象です。

2) OKA 16:50 - HND 19:15 (NH472)

復路便NH472の飛来機となるNH473(羽田13:05発)も、まず14:20に遅延となり、実際には14:51に出発しています。到着予定時刻も15:50が17:05に変わっていましたが、実際には17:25と少し改善した様子。本来ならば、15:50に到着して、それが1時間のターンアラウンドで、復路便のNH472(16:50発)になる予定が、17:25到着となると早くても復路便の出発は18:00過ぎ。復路の飛行時間が2時間半とすると、羽田到着は20:30頃で、ここから品川へ移動すると、浜松止まりの新幹線は、次の3本。

  • ひかり665号: 品川 21:13 - 浜松 22:26
  • こだま911号: 品川 21:52 - 浜松 23:25
  • ひかり669号: 品川 22:10 - 浜松 23:17
京急の本数も減ってくるので、羽田に21:00までに到着出来れば、何とか最終のひかり669号に間に合うかなぁと感じ。

実際のフライトは、18:25に那覇空港を出て、羽田到着は20:43。PBBが接続して機外へでるのが20:45とすると、京急の20:51発に間に合えば品川21:10着だけれど、3分での新幹線への乗り替えは厳しいだろうなぁ。結果的に、21:52発のこだま号か22:10発のひかり号には間に合って浜松の自宅に帰宅は出来たけれど、まぁかなりリスキーだったことは確かですね。終わった後で「可能だったじゃん」とか「間に合ったよ」とか言うのは簡単だけれど、実際には先がめない精神的なプレッシャーもあるだろうし、今日は一日空港も大変だっただろうから、予定を振替て正解だったと思うことにします。
P.S.今回の管制トラブルは、05:37に神戸管制で発生し、航空管制能力が低下。原因は、福岡の管制システムトラブルと判明して、東京管制のバックアップシステムに切り替えて、10:52に解消という流れだったらしい。最初のトラブル発生原因と、ホットスタンバイとまでは言わないけれど、もっと早くバックアップシステムへ切り替えて影響を最少化する事を検討して欲しいですよね。

2026年4月21日

(UA Leg#6) HND-OKA/-HND

今週も通い慣れた沖縄詣。 いつもなら早朝のフライトで行きますが、中々往復タイミングの良いフライトが取れずに、今回はお昼過ぎ午後のフライト。そのため自宅出発もお昼前に出かけます。いつのように路線バスで浜松駅まで出ると、11:00頃。新幹線の中で食べるお昼のお弁当を、駅ビル横の遠鉄百貨店で購入して改札を通り抜けます。飲み物は、ペットボトルのお茶だと残りそうでセキュリティ通過の時に面倒そうなので、浜松駅構内のスタバでアイスコーヒーを購入してホームへと移動しました。

お昼前午前遅くのひかり号で品川駅へ向かいますが、車内に入るといつもはガラガラのS-Work車両(7号車)なのに、ほぼ満席の状態。しかも、小学生位の子供もちらほら散見されて、一瞬「あれ? 今日は祝日だったっけ?」と悩んでしまうくらい。車内アナウンスでも、今日は指定席がほぼ満席なので空いている席に荷物を置かないようにとの注意が何度も流されます。そんなほぼ満席の新幹線でしたが、三島駅で度って下車していき、その後は品川駅に到着するまでいつもの状態でした。品川駅に到着したのはお昼過ぎでしたが、例によってインバウンドで混雑しているのは分かるとして、結構小学生位の子供連れの家族が多いのは何故だろうか。京急のホームへ行くと、丁度品川を出るとT3まで直行の特急が来たので、これで移動して13:00頃に空港に到着しました。

出発まで少し余裕があるので、ラウンジに入り冷たいお茶を頂きながらメール確認などして時間を潰しましたが、お昼過ぎの時間帯だからでしょうか、久し振りにそこそこ混雑していたラウンジ内でした。出発ゲートはラウンジ目の前の63番ゲートですが。野生の勘(?)で少し早めにラウンジを出てゲートへと向かいました。

1) HND 14:45 - OKA 17:30 (NH475)

ラウンジに入ったときに、目の前(目の前下?)の63番ゲートにすでに機材が入っていることを確認していたので、まぁ遅延は無いだろうと思いつつゲート前に移動すると、直ぐに事前改札が始まりました。スタート時刻が14:15なので、定刻30分前からというのはかなり早いタイミングだと思います。それだけ事前改札の人が多いのかなと思ったんですが、そんなことは無く5分後にグループ1からの優先搭乗へと切り替わりました。

使用機材は残念なことに古いB777-200でシートも古いもの。それでも機内Wi-Fiシステムの更新は順調に進んでいるのか、この機体でも機内Wi-Fiは途中切断することも無く比較的安定した接続状況でした。ドアクローズが14:40で、プッシュバック開始が定刻14:45。その後すぐに移動開始となり、D滑走路のRW05へと向かい、滑走路に正対すると暫くタイミング調整なのかそのまま停止。1分程たってから、無事に離陸開始となりました。離陸したのが14:59だったので、多分ここ最近では一番スムースな離陸プロセスでした。

時間帯が中途半端で、しかも食事がサンドイッチでは無く幕の内弁当のしっかりしたものが出てきたので、余り食欲もなくこれを断りそのままスリープモードで途中は移動しました。ウトウトしたつもりで目が覚めると、もう奄美大島の南の方まで進出していて、そのまま南下をして沖縄本島を時計回りに回り込むと、RW36Lへと着陸したのがかなり早くて17:10。そこからターミナルに移動をして、33番ゲートに入ったのが17:16とかなりの早着でした。

この日は浜松も都内も25度前後くらいまで気温が上がりそうだったので、今年初めて半袖のポロシャツで出かけてきたんですが、それでもまだ熱さも感じるくらいの沖縄らしい天候でした。この後いつもの様に一度外に出て所用へと向かいます。

2) OKA 19:05 - HND 21:25 (NH476)

空港に戻り、まずはラウンジへとセキュリティを通過して、その奥の受付でスマホの搭乗券をSuite用の端末にかざしたら「係員にお知らせください」と画面に表示。初めての経験でした。で、スタッフの方に搭乗券を見せると、QRコードを確認して「お客様はUAに登録されていますか」というので「そうですけど」と答えて、デジタルカードを表示して何とか入出出来ました。国際線の場合は、同じ事がこれまで毎回あったんですが、国内線は初めて。しかも同じ予約の往路羽田空港では問題無く通過しているのだけれど。それに、今年に入ってからも、同じ様にANAで国内線発券をして、FFPをUAにしてから国内線利用をしたことがあるのに、なぜ今回は弾かれたのか謎です。ANAの国内線予約システムが切り替わるから、その影響かなぁ。それでも何とかラウンジには居ることが出来、先ずは一息です。

羽田からの飛来機は、3分遅れ位で到着。そのため遅延表示は出ていませんでしたが、まぁ多分5分位は贈れるだろうとゲートへ向かいました。事前改札も始まる前でしたが、ゲート前には既にグループ1/2/3の列が。で、何人かの乗客がアナウンスで呼ばれたんですが、どうも座席に不具合があるから席を移動して良いかとか、座席上の天井が何か不具合があるけれど利用には問題無いのでそのままで良いかとか、何か満身創痍の雰囲気。調べてみたら、使用機材はB777-300なので、シートも多分旧式。無事に飛べるんだろうか。

そのうちに出発時刻が19:05から19:10に遅延していて、それに合わせて搭乗開始も18:46と遅れて始まります。機内に入ると案の定旧シートで、しかも座って待っているとどうも後ろの方の席のアームレストカバーが外れたとCAさんが外と連絡して、作業員が乗り込んできます。をぃをぃ大丈夫かよとますます心配になります。それでも、19:12にドアクローズ、19:17にプッシュバック開始と何とか離陸準備がスタートします。その後反対側のRW36Rへと移動して羽田に向けて離陸したのが19:28でした。

機内では中途半端な時間になるので食事は断り、機内Wi-Fiに接続しようとしましたがやっぱりB777-300だからか、全然繋がらない、APまでアクセス出来てもネットワークに接続出来ず、ネットワークにアクセス出来ても直ぐに切れてしまいます。結局諦めてシートを倒してスリープモードで移動しました。羽田へは房総半島を反時計回りに回り込んで、B滑走路のRW22へ21:40に着陸。そこから反転して64番ゲートに入ったのが21:50でした。この日はT2のホテル宿泊予定なので、一度B1Fまで降りてコンビニでアルコールと軽食を調達してから、再び2Fに上がりホテルへと移動しました。

Haneda Excel Hotel Tokyu

約二週間ぶりのT2直結エクセル東急。1日目の羽田到着が夜遅いのだけれど、翌日の出発がお昼前くらいで余裕があるので、他のターミナル直結ホテルも見てみたんですが、何故かこのT2の東急が一番安くてここに決定。まぁ、到着が遅いのですぐにチェックイン出来るのはありがたいなと考える事に。 

到着したのがT2南側の64番ゲートだったので、一度B1Fまで降りて京急のホームへ行く途中のファミマでアルコールと軽食などを調達。その後T2の北側へと移動して、再び2Fへ上がりホテルへ入りチェックインしたのが22:00過ぎでした。

翌日の出発は11:30なので、買ってきたハイボールを飲みながら余裕で色々残務処理をしていましたが、流石に日付が変わる頃になると睡魔も戻って来たので念のため翌朝7時に目覚ましをセットしてベッドに入りました。ただ悲しいかな、もう朝は役目が冷めるのは習性なのか本能なのか5時前には目が覚めてしまい起床。暫く前日の続きなどをしたのち、朝食は外に食べに出るのも面倒だったので、前日夜に購入しておいたパンで軽く朝食を済ませました。

そのまま部屋にいて寝落ちしたら困るので、9時過ぎ頃にはチェックアウトをしてターミナルへと向かうつもりでしたが、直前にフライトステータスを検索したらなんと羽田空港(だけでなく全国的に)完成トラブルで全便にホールドがかかっているらしい。朝の6時過ぎ位から発生して、今は修復して順次待機している航空機に離陸許可が出されるようですが、うーんどうしよう。帰りのフライトも遅れるだろうから、そうなると品川から浜松に帰れなくなりそうだし... 取りあえずカウンターへ行って様子を見てみることにしましょうか。

2026年4月20日

ジェネラリストとスペシャリスト

佐々木俊尚氏のVoicyから、複雑化する社会においては、専門分野の深掘りだけで無く分野を横断して全体を見通せる能力が求められているという話。聞いて思いだしたのが、先日配信されたReHacQの斎藤健衆議院議員のコンテンツの後半で、何故日本は日露戦争に勝利できたのかという部分。明治維新後のある意味混乱している社会ではあったけれど、江戸時代終盤のジェネラリスト世代と、明治維新で一気に日本に入ってきた西洋文化や知識を貪欲に吸収したそのしたの世代が上手く組み合わさって理想的な組織が出来たのが日露戦争の頃。その後ジェネラリスト世代が引退して居なくなると、スペシャリスト世代がそういう部分も賄うようになるけれど、如何せん専門性に引っ張られて汎用的な考えや指導が出来なくなり、日本の敗戦へと繋がっていったという説明は、今回の佐々木氏の説明ともオーバーラップする部分が多いと思う。

私自身は、仕事を始めて開発部門という事も有り先ずは専門性追求で自分の技術的能力を伸ばすようなキャリアパスを進むわけですが、その後マネージメント系かプロフェッショナル系かという分岐点に到達します。管理職を目指すなら全社のパスを選択して、仕事の進め方みたいな物を学ぶようになりますが、私はそういう部分の特に人事関係のところは嫌だったので当然後者を選択。ただ、一つ時代に恵まれていたと思うのは、結局プロフェッショナル系のキャリアパスを選択しても、仕事の形態自体が昔の匠のような専門技術だけという時代から、有る程度仕事や作業を移管委譲して自分は進捗管理(PM/Project Management)に重きを置くような仕組みに世の中が変わってきたこと。但し、完全にPMだけになりと委託先の技術が分からなくなるので、そこは自分でも研鑽して相手以上の知識と技術と経験をもって望まないといけない。そう言う現場で鍛えられたので、個人的にはジェネラリストとしてのPM職と、プロフェッショナルとしてのSW関係の仕事でそれなりにバランス良く進める事ができたと思います。

自分の部門は純粋に開発研究部門だったので、基本開発部門のマネージメントは元エンジニアの人達。だから技術的な話はそれなりに通じるし、マネージメント能力においても海外のエンジニアやマネージャーと丁々発止してきた経験があるから、結構やり手のマネージャーの人も多かった気がします。ただ、そういう能力の高い人達でも、例えば営業の話になると素人ですし、製品デザインみたいな話になるとどうしても技術色が強くなってきてマーケットの人達が欲する「売れる商品」とは一寸違ったりする。そういう向こう側のニーズを上手く吸い上げることの出来る人もごく少数ではあったけれど存在したけれど、時代の流れの方がどんどん加速していくと、そういう人達でも追いつけなくなっていた気がします。常に自分を更新して、よの中の最前線に考え方を置くことは何とか出来ても、「製品開発」の世界では、さらにその半歩先一歩先を見通せないと、成功する商品は出てこないのが厳しい世界だと思いますね。だから、SONYのWALKMANのように尖った製品は作れなくても、パナソニックのように2番煎じ3番煎じでも確実に売れて利益の出る製品を作り続けられる方が、企業としては成功するんだろうな。ただ、エンジニア目線ではやはりSONYのような「突飛も無い製品」を出す事が理想だけれど(笑)。

ジェネラリスト的スペシャリスト、スペシャリスト的ジェネラリスト、どちらの場合もそういう相互のスキルをバランス良く持っている人材は、今も昔も中々居なかったでしょうね。昔の場合は、何でもかんでも自分でやらないといけない時代でもあったから、まだそういうスキルを持った人、持たざるを得なかった人も少なくなかっただろうけど、最近ではどんどん分業制みたいな感じの世の中になってきているから、汎用的且つ専門的な人材は貴重だと思う。一方で、昔には無かったネットワークが今の時代はあるのだから、一人で何でもかんでもやろうとするのでは無く、それぞれ自分の得意技を持ち寄って、全体として理想的な技術力と遂行能力のバランスの取れた組織体を作れば良いような気もします。そうすることで自分の「分」みたいな物も明確になるから、そうすれば仮にメディアに登場して専門外の話題を振られても恥をかかなくなると思う。と言うか其れ以前にメディアと関わらないという最善策を見つけるだろうな(笑)。 

技術革新

東京電力の福島第一原発廃炉作業は、まだまだ長い作業の最初の一歩を踏み出したばかりですが、まずは内部の様子を正確に把握することが必要。最初の頃は長い棒のような物にカメラをつけて内部に挿入したり、車型のロボットを内部に送り込んだりしていました。しかし、激しい放射線に内部回路が破損したり、映像センサーにはノイズが殆どで情報としては不完全なものしか映らないし、ロボットも内部で動作停止してしまうなど、初期の頃はそんな失敗の報道ばかり聴いていたような気がします。

ここ最近(1~2年)位だと思うんですが、時々報道される原子炉内部の映像から、かなりノイズが如帰された映像が使用されるようになり、当初はかなりノイズリダクションを掛けた映像なのかなと思っていました。そのうちに、どうも映像センサーの改良や外部からのノイズ防止策などを積み重ねて、現在ではかなり明瞭な映像を取得することが可能になっているらしいと知りました。

問題は、いかに内部奥深くまで機材を送り込んで、より詳細な情報(=映像)を得ることが出来るか。少し前に、原子炉内部に「ドローン」を送り込んで内部の様子が把握出来たみたいな報道があり、てっきりそのドローンは地上走行型の物だと思っていました。でもこの記事によると、文字通りプロペラ浮上方式の「飛行タイプドローン」を送り込んでいるらしい。記事の中に掲載されているドローンの大きさを見ると、大人の手の廣サイズ位の小型ドローンですが、それでも不規則に内部が破損している状態で、かつ周囲の状況把握する映像もそんなに明瞭では無いと思われる条件の中、よく操縦しながら外部から送り込んでちゃんと回収出来ていると感心してしまいます。

ドローンの操縦者の技能にはかなりの物が要求されるみたいですが、例えば途中までの経路は何度も通過しているはずだから、そういう部分をどんどんAIに学習させてAIによる自動巡回なんていうのも可能になるのでは。今は電波中継の関係で進むことが出来る深度には制限があるみたいですが、予めAI自動操縦の中継ドローンを何機も先に送り込んでいき、その環境を利用してさらにその先を調査するマニュアル操作の探査ドローンを送り込むことで、寄り効果的にかつ安全に内部調査ができる気がする。そう言えば今回の日米の経済協力の中に「ダイヤモンド半導体」があって、それがこういう厳しい条件下でも動作できるようになった技術の一つらしいのですが、さらに日本の得意な小型化や、これもある意味「フィジカルAI」に関係するわけだから、そういう部分での革新も期待出来そうな気がする。原発の廃炉作業は最優先されるべき作業であることは間違いないけれど、そこから派生して生まれてくる技術によって、さらに色々な利益が生まれてくることも重要ですよね。今回のドローン技術は、例えば災害時に狭い場所での生存史や探索なんていう方向にも直ぐに応用が利きそうだし。こういうところに日本らしさが生まれてくる気がします。

はじめまして。○○の××と申します

昨日docomoのメールを整理(掃除)していたらところ、

はじめまして。突然のご連絡失礼いたします。
○○の××と申します。 

みたいな文面で始まるメールが届いていました。送信IDが、Yahooメールの時点で「あぁ、察し」案件ですが、内容を見てみると当社の欲する人材にマッチするので、時給は幾らで何日ごとに幾らで、と結構まともな文面で書かれています。ざっと見たところ、日本語としておかしい所も無く、以前はよく見た変な感じ(簡体字)が混じることも無く(笑)、なんと言っても章立てやインデントもちゃんと揃っていて、文体だけ見ると「おっ、ちゃんとした会社」と感じてしまいます。

でも、ちゃんとした会社なら独自ドメインくらいは取得するだろうし、幾ら不特定多数への募集案件の一斉送信とはいえ、怪しいIDのYahooメールは使わないだろう。知らない国番号からの着信をいきなり受けたみたいな印象だな、これは(笑)。予め登録してある知り合いのIDなら、それがYahooだろうとMSNだろうと信用するだろうけど、いきなり知らないIDなら先ずいの一番に弾くでしょうね。Gmailでも同様だし、何となく法人のドメインっぽくても、先ずはそのドメインの確認することを実行するだろうし。

Google先生に聞いてみると、会社名や担当者名、さらには時給や報酬金額等の違いはありつつも、全体の構成としては「同一」と言って良いメールが、色々なところに飛んでいるらしい。 そこに掲載されている文面を見ると、色々細かく変更していたり修正したりしている様子が伺えて、これってもしかしたらAIで文面をランダムに幾つかの部分を変更して、全く同一の文面にはならないようにして配信しているのかもしれませんね。そう考えると、日本語としてそれなりに完成度が高く感じた文章構成や文面も、もしかしたらAIの支援が大きいのかも。

実は更に少し前に、知り合いの人の名前のメールが飛んできて、つい懐かしいなとメールを開いてみたところ、ちょっと様子がおかしくて「あぁ、これ詐欺メールだ」と気がついた次第。偶然だと思うんですが、名前は一致していたし、中に書かれていたことも心当たりがある内容だったので、つい「ふむふむ」と納得して、設定されていたリンクを踏むところでした(笑)。怪しいと思い、そこに設定されているURLを見てみて「あぁ、やっぱりね」と確信できましたが、久し振りに危ないところでした(笑)。こういう詐欺メールは迷惑であることに間違いないのですが、時々こうやって届いてくれると抜き打ちの避難訓練みたいなもので、それなりに価値があるかもしれない(笑)。あっ、勿論最後は迷惑メールとして報告して削除しておきました。

2026年4月18日

ゆかいな期日前

 静岡朝日テレビ夕方のニュース番組、「とびっきり!しずおか」の月曜レギュラーに4月から就任した山本期日前氏が何故か金曜日に出演していて、さらにゲストコメンテーターは今野忍氏という「選挙ドットコムちゃんねる」かと思うような構成(笑)。山本期日前氏は、金曜日レギュラーの高橋洋一氏のピンチヒッターとの事だけれど、その高橋氏はドジャースの試合観戦でお休みというリッチな身分(笑)。

それだけなら、まぁ月曜日の雰囲気が金曜日にもという感じで終わるんだろうけど、流石山本期日前&今野忍コンビニ社運を賭けている(?!)静岡朝日テレビ、山本期日前氏がコンビを組んでいるコンビ「ゆかいな議事録」の生配信までやってしまう。地上波初出演といっているけれど、BSはもとより確かネットでも内容が過激すぎて配信できないんじゃ無かったかな。政治風刺が中心の漫才なんだけれど、かなり過激な内容だったり皮肉が過ぎていて、対政治家と言えども誹謗中傷名誉毀損の訴えがされかねないらしい。

CM明けで下からのパンアップで始まった地上波初の「ゆかいな議事録」の生放送は、何故か隣に今野忍氏が立っていて、そのまま二人での漫才が始まってしまう。で、その直後にお約束で「をぃをぃをぃ」と本来の相方である長島聡之氏が乱入してきて、ここで最初の掴みはOK(?)。まぁ、今野忍氏の紹介テロップでも「選挙ドットコムでの山本期日前の相方」と紹介されるくらいだから、この二人で漫才をやってもおかしくないけれど(マテ)、それだと選挙ドットコムと何が違うのかと言う話にも。

仕切り直して「ゆかいな議事録」の漫才が始まり、今回の衆議院選挙で自民党獲得議席数予想を外しまくったネタをタイムトラベルした相方が過去に戻って修正するけれど信用されず、最後にやっと信用して貰ったら山本期日前氏の立場が大きく変わっていたという、バックトゥーザフューチャーのビフみたいな話。まぁ、地上波だと彼らの本来の毒っ気は出せないから、こんなところなのかな。でも、山本氏やそれ以外の今野氏、鈴木編集長、JX通信社の米重氏等の議席予想のドタバタ騒ぎを知っていないと、このネタの面白も半減以下だと思うなぁ。しかし静岡朝日テレビ、この山本&今野コンビニ社運を託しているのか。日頃静岡朝日テレビにチャンネルを合わせることはほぼ無いのだけれど、この夕方の時間帯だけは合わせてしまいそう。

2026年4月17日

広告ファースト

佐々木俊尚氏の引用から、ファミペイ起動時に先ず全面広告が起動される仕様になったという話。私はQRコード決済時対が、まずスマホ画面のロック解除をしてQRコードを表示させるまでの動作が冗長で面倒なので一切使用していませんが、そこにさらに全面広告まで被さってくるとなると、もうヒステリーを起こしそう(笑)。

最近に多様な不満というかフラストレーションを感じるのが、ANAの国内線に搭乗して機内モニターを起動したときに30秒位かな、表示される機内広告画面。いゃ、少しでも収益を上げるために必要という事は理解します。でも、ブラックアウトしている機内モニターを、手元のリモートコントロールを使って表示させて、「スタート」をクリックしたら、いきなり広告画面が始まるのはいかがなものか。その後、言語選択とか一般メニューか子供用メニューかを選択して、通常メニューのトップ画面が表示されますが、幾ら同じANAの広告とは言え機内サービスを起動するときにまずCMを流すのは勘弁して欲しい。そこから何かサービスを選択したら、そこで短い広告を挟むのは理解出来ます。映画なんかは暫く前から最初のスタート前に広告が流れているけれど、あれはコンテンツ提供とのトレードオフと思えば理解出来る。でも、機内サービス提供前にまず広告というのは何とかして欲しい。

Webサイトも、最近では表示の途中で「ここから先を視聴する場合は、次の広告をご覧頂くと報酬が獲得出来ます」みたいな、広告を見てから次へ行け方式がほぼ標準に。酷いところでは、全面広告画面になってクローズボタンがどこにあるのか分からず、仕方なくそのサイトに移動してみたみたいな事もありました。最近ではすっかりそのトリックにも慣れて(笑)、クローズボタンを探すのにも1秒も掛からなくなりましたが、広告収益を獲得したい企業側の事情も理解するから、もう少しユーザー側の印象にも配慮して欲しいですよね。あと、その表示される広告にしても、いつも同じ様なものばかりだったり興味が無いものばかりだったり、ターゲティング広告にしてくれとは言わないけれど、広告を出す側ももう少し考えた方が良いんじゃ無いだろうか。

QRコード決済ならば、その表示画面の下半分に広告を掲載して、それを例えば2秒見てから決済用スキャンをしたらポイントが増えるみたいなトレードオフをしたら広告の視聴率も上がるのでは。あるいは、その広告をしたい商品や会社のロゴの中に決済用のQRコードを埋め込んだような「広告テンプレート」にQRコードを表示して見ながら決済してもらえるようにするとか。店舗側に置くQRコードにしても、今みたいな一律の○○Payの背景デザインだけじゃ無くて、例えば飲料メーカーのCMパネルに自店舗のQRコードを埋め込んだパネルを転倒に掲載して決済してくれたら、広告費として少し分配があるようなことにすれば、企業、店舗、消費者、三方良し状態になりそうだけれど。私はQRコード決済自体には、利用者としては利用時に手間が掛かることは不満だけれど、「QRコード」を表示してスキャンするという手順を逆手に取り、QRコードを広告の一部にすれば、自分で見る機会や相手から見せられる機会が各自に生まれるわけで、そこは広告効果に利用可能じゃないだろうか。そう言う「さりげない広告」とか「本編と連動した広告」なら、利用者としての抵抗感は低くなると思うけどなあ。 

攪乱作戦

辺野古での抗議船転覆事故に関して、抗議団体が事故に遭った二隻のボートに関して保険には加入しているが補償が十分かどうかは不明ということを取材に対して語ったという記事。素朴な疑問として、仮に保険に加入していたとしても、今回の事故発生時の運用が保険の対象になるのかということ。ボートの保険に詳しくは無いけれど、多分観光船のような乗客搬送目的の場合と、一般的な釣り船とか誇示しよう前提の場合では保険の内容も異なる気がするんですよね。もし前者の登録であったならば、そもそも運行時に数々の安全点検行為を逸脱しているので自らの非を認めることになる。後者の場合だと、個人使用と言いながらも観光船のような運用をした場合保険適用外になるんじゃ無いかと言うこと。いずれにしても、保険加入していても補償対象外じゃないかという気がする。

事故から一月たつのに、この話題に関して継続的に取材報道しているのは産経新聞位で、他のメディアは裏で口裏を合わせているかのように殆ど報道しない。たまに報道されたと思ったら、沖縄観光のために安全運航の再確認をしたとか、多分ちゃんとルールに則っている通常の観光業者に対しての確認行為をすることで、この抗議団体が起こした違法運航とも見える行為を隠そうとしているようにも見えます。 また、抗議団体とは知らなかったというようなことを、当初同志社国際高校側も言っていたけれど、最近の情報では昨年とかの記録では明確に「抗議船に乗船して雰囲気を知ってもらいたい」みたいな事が事前に言われていたと書かれていて、完全に学校側と地元の抗議団体がズブズブの関係であったことが明らかなのでは。

少し前の報道では、この同社国際高校の始業式が有ったけれど、その場ではこの事件に関しては触れら無かったという物がありましたが、それもあんまりの行為なのでは。高校側は、今年も修学旅行で沖縄へ行き、この抗議団体関係のこれまでのイベントを開催するつもりなんだろうか。流石にそれは保護者からもクレームが来ると思うけれど。文科省が高校側の報告が不十分だと、再調査を命じたという記事もありましたが、文科省はどれだけ真剣にこう言う特殊な「教育活動」を認めるんだろうか。幾ら考え方が自由な私立学校とは言え、「考え方」を学ぶのでは無く、自分達の行為行動を正当化するために高校生を出しにしたようにしか見えない。

「平和活動に反対するのか」という意見も散見されるけれど、「平和を願う活動」ならば誰も文句は言わない。問題なのは「平和活動」と言いながらも、その手段は暴力的で治外法権的な事を地元自治体も認めていたりしているから批判されている。批判されているのは目的では無く手段だという事を、今回の件をきっかけに強く認識するべきだと思う。そういう団体を、自分の支援者だからなのか野放図にしている知事の責任も重いと思う。さらに言えば、関係している政党も、何か他人事のように距離をおいてほとぼりが冷めることを待っている様子が伺えるけれど、自らの組織の不祥事なんだからちゃんと処分して反省して謝罪するまではこの問題は解決しないというか、国民も納得しないと思う。京都の事件だったり、イラン情勢だったり、大きなニュースが続けて生まれてくるのでどうしても以前の話題は希薄化しつつあるけれど、解決しようと努力しているのは当事者のご家族・保護者だけで、当該団体も地元自治体も所属高校も嵐が過ぎるのを待っているだけという事を、もっと厳しく追及しないといけないと思う。

舌禍事件

テレビ朝日の朝のワイドショー「羽鳥慎一モーニングショー」のコメンテーターである元テレビ朝日局員の玉川徹氏が、イランとの交渉に出席していたトランプ大統領の娘婿クシュナー氏に関して不適切な発言を番組中に発した件。当初はテレビ朝日側も「問題無い」という、そのまま流すような態度だったけれど、駐日イスラエル大使からの批判や、関係団体からの批判、さらにはその映像が英訳されて世界中に拡散される事態に至り、再度謝罪する事に。でも、これ以上深掘りされたくないのか、誰に対して何の事象について謝罪しているのか言い訳しているのか、良く分からない曖昧な内容で、これで許されると思っているのだろうか。

だいたい玉川氏は、以前も軽率な発言を番組内でして、確か一度番組から外れていたはずなのに、いつの間にかしれっと戻ってきてだけで無く、以前同様好き勝手な発言をしている。それを「小気味よい」と歓迎する視聴者も少なくないので、テレビ局側としても出演をさせているのだろうけど、日頃散々他人に対して厳しい事を言っているのに、いつも身内には大甘なのは何故だろうか。これが、ゲスト出演しているようなタレントさんが同じ様な発言をして、それも二回、三回としていたならば、それでも今回と同様に釈明すれば不問に付して以前同様に番組出演させるのだろうか。

イランとアメリカの交渉に関して、その内容な動向に関してコメントするのは、それは自由だと思うし、その参加者に関して資質や立場が適切かどうかを指摘するのも、その内容の精確さは別にしても「意見」として発言することは問題無いと思う。でも今回の発言の一番の問題点は、そういう個人の資質の話ではなく出生の違いを理由に「不適切」と言及したことで、それって「人権・人種差別」と言われても仕方ない話。この番組を見ることは殆ど無いけれど、時々流れてくるこの人の物の言い方を見聞きしていると、凄く独善的で高飛車かな印象を私は受けるわけで、自分が正義なのだから自分の意見が正しいという雰囲気が強く感じられる人の一人。それだけ自分の知識や経験に自信があるのかもしれないけれど、以前謝罪騒動に巻き込まれたときも「自分が取材した」と大見得を切ったのに、実際はそんなことは無かった、みたいな状況じゃ無かったっけ?!

本人がそう言う「舌禍騒動」を何度も起こして謝罪しているのに、何故テレビ局側は出演を継続しているのか、結局本体のメディアの認識も甘いし、多分頭を下げて暫く静かにしていれば、直ぐにほとぼりが冷めて視聴者は忘れるだろうくらいの計算なんだろうか。でも、今はネットにそういう記録(ある意味デジタルタトゥーというかデジタルエビデンスというか)は残っていて、何度でも再考される時代なんだから、そういう風に「流して終わり」という昔の考え方はもう通用しないと思う。テレビ局としても、視聴率がそれなりに稼げる番組の、売り物の出演者の一人だけに残したいのだろうけど、それならば放送局では無くネット放送のそれこそ系列(?)のABEMA辺りで好きなだけやればと思う。こういうところに、オールドメディアの矜持の無さを改めて感じますよね。

2026年4月16日

政治との関わり合い (2)

ReHacQの政治系コンテンツから、一週間程前に公開された斎藤健衆議院議員と高橋Pとの対談後半。前回に続いて、今回も中々興味深く面白い内容でした。是非第三弾、第四弾、さらにはReHacQの「斎藤健コンテンツ」としてシリーズ化まで希望したい(笑)。

「原敬(はらたかし)」という人物は、自分達の世代だと小学校から高校まで色々なタイミングでよく名前を聞いた偉人の一人という印象。昔は「はらけい」と読んでいましたが、「敬」を「たかし」と読む事を知ったのはこの人が理由。実は高校時代の陸上部の先生の名前が同じで「敬せんせい(けいせんせい)」と先輩達が呼んでいたから、そのまま自分達の世代や後輩達も「けいせんせい」と呼んでいました。でも卒業して暫くして同窓会みたいな時に、偶々「敬先生(けいせんせい)って、本当は『たかし』何ですか」という話になり、即座に「そう。原敬と同じ」と言われて、大コケ足した記憶があるなぁ(笑)。

原敬の話に続いて、日露戦争でピークを迎えた大日本帝国が、わずか30数年後にはボロボロな状態になった理由の話も興味深くなるほどなと納得出来る話。原敬のようなジェネラリスト集団が江戸事態末期には「武士道」という形で多く残っていて、そこに明治維新で西洋思想や技術や情報が入りそれらを貪欲に吸収したスペシャリストが生まれて、それぞれが上手く噛み合ったのが日露戦争前後の日本。その後、江戸時代の人材が消えていき、成功体験だけを知っているスペシャリストが、自己改革できずに独善的な組織体みたいな形態に変質していき、日本として歯車が狂いだしたと言う説明には、自分的にかなり納得感を感じました。それは国民の中にも昔で言えば「武士道」なる日本の道徳観が希薄化して行くことにもつながり、そういう変化の記録をちゃんと残していなかったことで振り返りが出来ないというよ、四つの理由というのはなるほどなと自分も感じる所。最後の「記録」のところに関して言えば、これはメディアの責任も大きいと思うんですよね。つまり太平洋戦争敗戦で180度世の中が変わったので、自分達の黒歴史でもある戦前の報道を無き物にしたことも影響して居る気が私は感じます。

その前に話題に上った日米自動車交渉に関しては、今回改めて当時の様子を思いだしたけれど、考えてみたら今のトランプ関税以上に厳しい鬩ぎ合いだったわけですよね。で、当時はまだ日本の経済がアメリカに匹敵する位というか、アメリカの不動産を買い漁り企業を買収してと言う「黄金時代」だったから、ああいう交渉も可能だっただろうけど、そこから大きく相対的に衰退してしまった今の日本はそういうわけにはいかない。ふと思ったんですが、以前の日本は経済力や資本力に物を言わせて交渉する「モノの力」が武器だったけれど、今の日本は日本の姿勢とか立場とか同意して貰えるような考えや行動力みたいな「コトの力」で多くの仲間(=同盟国、友好国)を増やしていく敷かないような気がしますね。現実的に、アメリカ、ロシア、中国という三大強国に囲まれている唯一の先進国な訳で、どう考えてもこの三社の軋轢の中で上手く立ち回る方法を見つけないと将来は無いことは明らか。で、その三社全部が「力の解決」を目指している今、武力では無い「経済力」や「技術力」で相手を凌駕するくらいの力が日本には必要なんでしょうね。でも、技術力ではアメリカや中国、経済力では中国の台頭が著しいし、ロシアにしても領土の大きさや資源という部分ではトップクラス。改めて、非常に難しく厳しい時代になってきたなと感じる視聴後の印象でした。

2026年4月15日

前途多難

毎日新聞に掲載された、中道改革連合の衆議院選挙総括素案の叩き台(長い...)に関しての記事。記事に掲載された選挙の反省点と今後の方向性を見る限りでは、まぁ客観的に現実を再考して反省をして居るように見られるけれど、まだ「素案の叩き台」なので、これがさらにレビューされて最終的に「総括」として後悔されるときにはどれだけ変質するのか。

個人的に一番疑問を感じるのは、衆議院では中道だけれど参議院では立憲・公明に分かれていて、これを「中道改革連合」といて一本化することに、衆議院側は利益があるけれど参議院側は全くと言って良いほど利益が無いこと。衆議院選挙で何か前向きな結果が出ていれば、まだ参議院側も政党合流への動機も生まれるだろうけれど、ほぼ100%中道改革連合が否定された結果を見ては、「良し今こそ合流しよう」なんて事は間違っても思わないだろうし。

また悩ましいのは、直近の選挙は統一地方選挙で、こちらは自民党と公明党の協力関係や、自民党と立憲民主党との対決姿勢みたいな、旧来の柵がまだ多く残っていること。それらをどの様に解決して行くのかも大きな課題だと思うなぁ。地方としては「昔の名前で選挙したい」と思うだろうし、中道的には何とか一日も早く統一政党活動を、と思っているだろうし。その為にも、「中道改革連合」の名前を変えることも含めて早期に「次の政党」への準備が必要だと思う。小川代表は相変わらず「言葉明瞭内容意味不明」な発言ばかりで、何がどう進めていくのか分からない。再来年には参議院選挙もあるわけで、ここは今の「少数与党」を更に固定化するチャンスなんだけれど、それまでにどれだけ改革が進むのか全く不明なんですよね。

その場合、有権者の支持を得るためにこれまでのやり方を反省して新しい取組や公約を取り込んでいくのは良いことだと思うし、多分そうするのだと思うけれど、ここで問題なのが今回の衆議院選挙で落選した人達。彼らは、全員では無いと思うけれど早めに政界に復帰して政治活動を再始動したいと思い参議院選挙へ鞍替えを検討している人も多いでしょう。そうなると、今の議員さんとどう折り合いをつけるのかという問題が生まれてしまう。さらに彼らにしても、戻る政党の方向性が自分達が良しと思っていた方向性とかなり違ってくる可能性もあるわけで、その場合そのまま復党という事を納得するのかも疑問。さらにさらに、2年後の参議院選挙の後には、多分次の衆議院選挙も比較的短期間に行われる可能性も高く、そうなるとそこでまた政党内候補のやり繰りで競合が生まれるかもしれない。そうなると、数年後まで見据えた「政党再建計画」みたいなものを今から仕込んで実行しないといけないわけで、それが今の執行部に出来るだけの力があるのかと考えてみると、やはりあの代表では何も進まないだろうなと言う印象しか生まれない。まぁ、本当に「前途多難」という言葉がずっと続くような気がする。

スラングが格好いい!

佐々木俊尚氏の引用から、産経新聞が「パヨク」というネット隠語を記事に使用したところ、赤旗社会部長が「見識を疑う」と批判するも、過去その赤旗紙も朝日新聞も共産党議員も、同様に「ネトウヨ」なるネット隠語(スラング)を多用していたというブーメラン。

まぁ、こういうのも見た瞬間に頭に血か上って後先考えずに反応してしまう「ネット脊髄反射」んだろうけど、同じ様なことをやっているのに自分達は正義、相手は悪という考え方が1mmも動かないのはある意味立派なのかな。と言うか、本来言葉に関してはそれなりの神経を尖らせないといけないようなメディアの人間の方が、こういうネットスラングみたいな軽い言葉に変に反応したりするのは、何故なんだろうか。ある意味的の芯を射貫いているから彼らも困るんだろうか。それなのに自分達もそういう言葉を使うと、「俺たち格好良い」みたいな気持ちになるだろうか。

「赤旗」はあくまで共産党の機関紙で決して「報道機関」ではないのだけれど、津五欲「報道機関」みたいな扱いになるときもあれば、今回の様に「一機関紙」みたいな言い逃れをして、のらりくらりみたいなところがあるのが今ひとつ信用できないところ。で、その曖昧な立場を利用して自分達の好き勝手を伝える事が許されると思っているんでしょうね。逆に政党の機関紙なんだから、政党に準じた公平性とか社会性みたいな事が要求されると思うんでだけれど、例えば新聞の押し紙みたいな強制的な購買契約だとか、生活保護者に対しての強制的とも見える行動契約とか、それらが事実だとしたらかなり問題だと思うんだけれど。

所謂「流行語」みたいなものであれば、ネットスラングであっても公のメディアが利用するのは許されると思うけれど、売り言葉に買い言葉みたいな勢いで使い出すのはレベルが低い話。ただ「ネットスラング」は、ちょっと前までは文字通りネットという閉じた世界でのみ通用する「隠語」だったけれど、Xが自動翻訳機能を高い性能で公開してしまったので、今では世界中で認識される「キーワード」になってしまった。しかも、どこの国・地域でも左派的な人達の言動や行動にはウンザリしていたところに、日本の自分達とはひと味違う考え方や行為が支持されてしまうことに。それもあって「パヨク(Payoku)」も今や世界標準語の一つになりつつある時代。結果的にリトマス試験紙では無いけれど、騒げば騒ぐほど自分達の愚行が拡散していく時代なったのは、有るいみよいことなのかも。左かしているメディアだけの報道では、それが多数意見と思われがちだけれど、ネット社会を見るとそれとは真反対な世界が広がっていて、結局は両者を対比することで事実が理解されるようになったのは良い時代だと感謝したいところ。

United + American =Unirican Airlines?

米国の大手航空キャリアー、United Airlines (UA)とAmerican Airlines (AA)が経営統合を目指して話合いを始めたというニュースには本当にビックリ。日本で言えば、ANAとJALが経営統合を目指してとか、JR東日本とJR西日本が経営統合を目指してとか、近鉄と阪急が経営統合を目指したとか、まぁ個人的にはそれ位大きな影響。それ故にアメリカの独禁法クリアーは難しそうだけれど、それだけ米国の大手にしても経営は苦しいんでしょうね。

新聞記事にそれぞれの時価総額が掲載されていて、UAがUS$310~340億位なのにAAはUS$75億位というのはちょっとビックリ。そんなに差があるんだ。でもDelta Airlines(DL)の時価総額はUS$410億位あり、仮にUAとAAが統合してやっと追いつく位なのか。最近では、UA/AA/DLに加えて、LCCのSouthwest Airlines (WN)も含めて「米国四大航空キャリアー」という言われ方もしますが、WNの時価総額もUS$200億位あるので、AAとしても何とかしないという気持ちはあるのかも。そう言えば少し前にやはり米国のLCC JetBlue Airways (B6) がUAに身売りみたいなニュースがあったけれど、あれはどうなるんだろうか。対抗馬として出ていたAlaskan Airlines (AS)が買収するんだろうか。

仮に統合が承認されたとして、その後のアライアンスはどうなるんだろうか。継承会社がどちらになるかだよなぁ。UAならスタアラ、AAならワンワールドだけど、どちらもそれぞれのアライアンスの中核航空会社だから、かなり影響は大きいんじゃ無いだろうか。経営統合はしても、UA/AAのブランド名はそのまま残して、アライアンスもそのまま継続するのかな。でも、国内の場合でも、成田空港ではAAはT2、UAはT1を利用しているから、それが一つの会社の運航となるとかなり不便そう。アメリカ国内の空港だと、もっとターミナルが離れている場合もありますからね。同じ航空会社になっても、UA→AAの乗り継ぎなんて大騒ぎになるかも。

フルキャリアーは、LCCの登場で経営が厳しくなり、さらに最近の燃料高騰もあって、さらに苦しんでいることは事実でしょうね。そうなると規模を拡大して規模のメリットを追求するしか無いだろうけど、今でも色々トラブルが多いのに更に大きくなったらますますトラブル度合いが深刻になったりして。まぁ、直ぐにどうこうなるという話では無いと思うけれど、今後の動向は気になりますよね。私が初めて海外出張(=アメリカ)に行くときに利用したのがAAで、NRT-DFW-RDUと言う経路でした。当時は入社数年の若手でも、国際線はビジネスクラスのフルフェアを出して貰えた時代で、当時のAAの太平洋路線はB747でビジネスクラスは革張りシート(ライフラット)という豪華な内容。確か二階席に座った記憶があります。DFWでは、間違えてミネソタ行きの飛行機に乗りそうになり(Delayしていたのに気がつかず一つ前のフライトに乗り込んでしまった)、帰りは日系に乗りたいと、RDU-IAD-NRTでIAD-NRTをANA便にしましたが(帰りのチケットはオープンだったので現地で予約)、これがIADで10時間近くメカトラブルで遅延して、成田に戻ってきたのが日付が変わる頃という大変な初出張でした。この統合話は、それ以上に難航しそうですね(笑)。

2026年4月14日

報道格差

京都の小学生行方不明事件では、カバンや靴などの遺留品の発見から、昨日夕方には子供の遺体が発見されて、今確認が進んでいるところ。素人目に見ても不思議なのは、大人でも分け入るのは難しそうな山中に、しかも学校からかなりの距離をおいて先ずカバンが見つかり、 さらに離れた場所で靴が見つかり、今度は比較的学校近くの場所から子供の遺体が見つかるという謎の多い状況。靴が見つかった場所と今回の遺体発見場所も何キロと離れているから、本人が裸足で移動したとは考えられず、やはり第三者の介在が疑われる事件ですが、早く詳細が解明されることを祈るばかり。

小学生が父親に学校近くまで送迎してもらい別れてから、二週間もその行動が不明のままというのも不思議でしたが、連日メディアは捜査の様子をヘリコプターまで飛ばして取材をして報道しています。勿論大きな事件であることは言うまでも無いけれど、それに対して沖縄のボート転覆事故に関しては、その発生時こそメディアは報道したけれど、産経以外は継続報道は無い。少し前にやっと遺族家族が情報提供をお願いするSNS(note)を立ち上げたことを各社横並びで伝えたけれど、事件関係者がはっきりしているのにその取材もしていないし、逆に関係者の団体などは「基地建設が原因」とか、八つ当たりというのか勝手な言い分の方を特に地元メディアは伝えているし。さらに言えば、当事者の一人である沖縄県知事も、事件解明よりも自分の知事選出馬表明の方が心配のような様子が伺えるし、本当に何やってんの状態。

事故発生現場の沖縄での報道も大きな疑問符が生まれるけれど、被害者が所属している京都の高校に関しても取材をしているのかしていないのか、殆ど状況が分からない。普通こういう事件が発生した場合はに、例えば同級生本人とかその家族とか、しつこいくらい取材攻勢を掛けて、毎日ワイドショー等で報道合戦をすると思うんですが、そう言う事も今回は無い。同時期に発生した京都の事件と比べても、明らかに報道努力が桁違いに違うようにしか見えない。しかも事件の規模から言えば、二人が亡くなり20人近い生徒が怪我をしているという大変な状況なのに、そういうところからの報道も無いと言う事は取材もしていないという事なんだろうか。私は、プライバシーを無視した家族や関係者への「取材」と称した「二次加害行為」みたいなものには100%反対するけれど、これだけ大きな事件であれば周辺取材だけで有っても重要な事柄は多く見つかるんじゃ無いの。それすら無いというのはどういうことなんだろうか。

事故を起こした側が、所謂左翼的集団でしかも沖縄ではそれなりの発言力があり、地元メディアも「味方」しているから遠慮しているのか、不可侵の話題として意図的に遠ざけているのか。結局日頃は偉そうなことを言いながらも、自分達の保身というか都合の悪いことは伝えず、そうで無い事柄あるいは相手が反撃してこない・来られないような弱者に対してなら幾らでも「取材・報道」というなのメディアハラスメントをするのになぁ、と小一時間。京都の小学生行方不明事件も大きな事件だけれど、それ以上に沖縄のボート転覆事件は、教育、思想、地方自治、法律遵守、メディアの意義、かなり重要な要素が含まれているかなり深刻な問題だと私は思うんですけどね。メディアには、何故粉のような報道格差が生まれるのか、いゃ「作るのか」、その理由を聞いてみたい。

時は無慈悲

謎のおかっぱパフォーマンス集団「Avantgardey」のYouTubeに、彼女達の関西方面での冠番組で、代表的なパフォーマンスである岩崎宏美の「シンデレラハネムーン」を、御本人の生歌で振り付けを共演するという、なかなかの企画。

岩崎良美さんは、デビュー当時から歌唱力もあり、数々のヒット曲も生み出し、実力派歌手ではあったけれど、流石に年齢の衰えも感じるコンテンツで当時をリアルタイムで見聞きしていた一人としてはちょっと(かなり?)残念。私より少し上で、今年68歳だから仕方ないけれど、声量にしても声の伸びにしても残念だなあ... もう少しキーを落としたら、もう一寸楽に歌えて、往年の雰囲気には欠けるとしても、ほどよい年相応の雰囲気にならないだろうか。

実は少し前に松崎しげるさんが歌っている場面も見て、相変わらずの声量ではあるけれど、やはりサビの部分での昔のように圧倒的な威圧感みたいなモノはかなり減退していたし、ロングトーンというのか声の伸びというか長さもプツッと切れてしまう感じで、やはり時の流れを感じていたところでした。まぁ松崎さんは70代後半だから、それであれだけの声量と歌唱力があるのは凄いと思うけれど、やっぱりつい昔を思いだすと寂しくなりますね。

圧倒的な歌唱力の歌手というと、自分くらいの世代でもやはり美空ひばりさんを一番に思いだしますが、今調べてみたら無くなったのは52歳の時なんですよね。まだまだ十分現役の頃に無くなったので、年齢による衰えというイメージは無いんですが、仮に彼女が60代、70代、あるいは80代でも歌っていたら、どれくらいの歌唱力があったんだろうか。偉大なヒット曲があると、どうしても当時のイメージで歌わざるを得ないのかもしれないけれど、それはそれとして、今歌える自分なりの「歌」に変えても良いんじゃ無いだろうか。無理して昔のイメージを何とか保とうとするよりは、御本人にしても、その歌にしても、上手く年を重ねてきたということが感じられる方が、当時を知るファンとしては嬉しい気がします。

2026年4月13日

力の時代 (2)

ReHacQリベラルアーツの小泉悠東大准教授による、混迷する世界でのパワーバランスの中で難しい日本の立ち位置についての、一週間前の前編に続いての後編。4年前のウクライナ戦争勃発時に、突如彗星のごとくネット界隈に登場して私も知った小泉氏ですが、やはり淡々と語る軍事論やロシア情勢に関しての考察は説得力がありますよね。

昨日は、アメリカ・イランの停戦協議も決裂して、ホルムズ海峡の混乱は長期化することが予想され、それによる石油価格の上昇はロシアの石油収入を助けることに。そのため、回り回ってウクライナやそれを支援している欧州や日本にとっては好ましく無いというのはなるほどと納得出来る説明。ホルムズ海峡が閉鎖されて原油輸入や航空路が閉鎖されてしまい、日本のみならず世界各国の物流や生活状況が混乱していますが、同じ様な話が一見無関係そうなウクラナイ情勢にも影響するように、何だかんだ言っても世界は持ちつ持たれつなんだけれど、それでも争い事は何度も繰り返されるのは人類の宿命なんだろうか。

日本としては「のらりくらり戦略」が今の所唯一可能な対策というのは、何となく納得出来るけれど、コンテンツの中でも指摘されているようなミドルパワー国連合みたいな話から、核戦力以外の効果的な抑止力に至るまで色々と考えて準備する必要性をひしひしと感じますよね。そう言う意味では高市総理が提唱している経済安全保障という考え方も、その「抑止力」の一つだと思うし、以前もロシアへの密輸出で問題になったNC装置などの工作機械なんかの技術力は、もっと真剣に考えないといけないんでしょうね。この辺りは中国もかなり技術力が上がっていて、ロシア-中国で解決出来る可能性も大きいので中々厳しい気もするし、日本が得意な半導体関連にしても、やはり中国が力業で技術革新を進めているところもあるし。

コンテンツの中では、日米同盟に悲観的な意見も出されていたけれど、やはり世界の強国と言える、アメリカ、ロシア、中国の中での唯一西側の強国であるアメリカとの関係を継続して行くのが、日本の重要なオプションであることは紛れもない事実というか現実だと思う。2年半後には、少なくともトランプ大統領は交代するはずで、その後どうなるかは日本が何か出来る話ではないけれど、誰が大統領になろうともアメリカにとって日本を手放す(縁を切る)事が最後の選択肢になるような依存関係を何とか作らないといけないんだろうなあ。そう言う意味では、石破政権で結んだ80兆円規模の経済政策とか、今小泉大臣が進めているような日米防衛協力みたいな事は、もっと真剣に考えた方が良いのかもしれない。小泉悠氏の次のコンテンツにも期待したいですよね。

2026年4月12日

動画と文章

 佐々木俊尚氏の引用から、タイパ重視なら文章の方が有利という話。自分も、どちらからというと「文書派」の人間なので、情報収集のソースとしてはテキスト(Web、書籍、等)の方が多いけれど、ぶっちゃけ「ケースバイケースじゃね?」(マテ)。

私は社会人になって最初の数年位は保守マニュアルの作成が仕事の一部だったので、保守手順の作成や、それを誰でもどこでも実行可能な「マニュアル」として構成する作業を散々やってきました。基本マニュアルなので、手順や注意点等を文書(一応英語だった)で列挙するわけですが、流石にそれだけでは不十分な場合もあるので、結構挿絵を入れるんですよね。当時はその挿絵を作成する専門のマニュアル開発エンジニアさんもいたし、まぁ結構なお金を掛けていたことは事実。その後時代は進み、マニュアルもWeb化されるようになると、その「挿絵」が「動画」になってくるんですよね。挿絵の場合は、例えば「ドライバーを隙間に挿入する瞬間」しか表現できないけれど、動画だと、どこからどの様な形で挿入すれば良いのか迄再現できるから、作業の正確性や信頼性が格段にアップします。

あるいは料理のレシピの場合、こちらはどちらかと言えば調理工程を見せる動画よりは、簡潔に手順を示した文章の方が私は分かりやすいと感じます。ただ、これは有る程度調理経験があり、基本的な手順や調理方法の知識や経験があるから、文章で記載されていない部分や行間を「読む・推測する」能力が有る程度保有しているからという理由も大きいと思います。情報補完能力みたいなものがあれば、有る程度情報を間引くことが出来、その場合は文章の方が有利と言えますが、そうなると誰でも彼でもそうだとは言えなくなるわけです。それに対して動画ならば、最初から最後ので手順を見たまま再現できるから、そういう事前想定無しで誰にでも訴求できる有利さはあるけれど、ずっと集中していないと肝心な手順を見逃すと何度も巻き戻さないといけない。

更に文章の方が分かりやすいと感じる理由の一つには、文章の場合は最初からその情報(例えば調理手順)を伝える目的でそこに集約して記載されるけれど、動画の場合はどちらかと言えばそういう要素を含んだコンテンツとして作成されるから、どうしても冗長な部分や蛇足的な部分も含まれるわけで、そう言う意味でもノイズが多いことも事実だと思います。例えば文章の場合でも、何処かに旅行してその中で調理した経験を記載するような場合だと、本文の半分以上は地元情報とか旅行の感想みたいな内容になって、本来必要な調理手順なんて少ししか無いかもしれない。逆に動画でも、調理手順だけに特化したらこちらの方が分かりやすいかもしれませんね。例えば、材料を準備するときには上から横から多画面で見せてどの位のサイズにどの様に切り分けるのか分かるようにしたり、調味料を入れる場合は実際に準備しながらでも見逃すことのないようにゆっくりと再生表示したりとか。「タイパ」というとどうしても最短時間を目指すような形になりがちだけれど、「サテパ(サティスファクションパフォーマンス/Satisfaction Performance)」みたいな視点観点がこれからは必要なんじゃ無いかなぁ。

民間投資と政府投資

毎週金曜日夜に公開される、ReHacQのビジネスコンテンツの回。いつもの(時々は変わるけれど-笑)、MC森本智子氏にコメンテーターは永濱利廣氏と、ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎氏。斎藤氏は何度かReHacQに出演されている様子でしたが、私は初めて拝見した方。内容的には、イラン侵攻による不安定な経済指数を元に今後の動向を予測するような話でしたが、現在進行中のアメリカ-イランの会談結果が出て勝本のようなホルムズ海峡通過が出来るようにならないと、中々今年の経済も厳しいかもしれない。

話の中で面白いなと言う感じたのが、斎藤氏による「民間投資と政府投資」に関して。斎藤氏の意見に寄れば、先端技術・有望技術投資は民間がやるべきで、その理由は多数の民間投資が集中してそのビジネスが確立したとき、成功した企業は残りそのビジネスを進めれば良く、負けた企業は倒産して消えるから、健全な競争結果が残る、と言うような論理はちょっと衝撃でした。確かにそれは正しいけれど、そういう体力勝負のスキームって日本では中々厳しいかも。で、政府投資を入れてしまうと、結局その結果が成功していなくてもダラダラと投資をするから駄目という話は、確かにそうですね。過去政府の肝いりで予算を付けて取り組んで、成功したも乗ってあるだろうか。

政府投資では無いけれど、国家プロジェクトとして成功した一例は新幹線かな。東京-名古屋-大阪を結ぶ大動脈が、その後は西は福岡-鹿児島まで延長し、東も仙台から函館まで届き、さらに北側にも新潟や金沢とさらに延長している。ビジネス需要としては、東京-大阪がメインで、その他の路線は観光需要も旺盛なので成り立っているとは思うけれど、やはり日本くらいの面積の国土で、かつ東西に細長い地域を大量輸送する手段としては、ある意味ベストな解決策と言えるかも。その国家プロジェクトは、今はJR東海のドル箱になっていて、さらにリニア新幹線も進められているけれど、もともとは国鉄時代の計画だったし、初期には国家プロジェクトみたいなモノだったし、そう言う「切掛(Bring-up)」は政府が投資し、そこから離陸するところで民間に上手くパス出来るようなスキームが理想ですよね。

アメリカで言えばNASAなんかも、当初は国家プロジェクトだったけれど、それでも支えきれなくなって無理くり民間に開放したら、イーロンマスクという「奇人」が苦労しながらも初志貫徹して一代ビジネス&技術革新までこぎ着けたわけで、ああいう成功例は中々日本では難しいかも。自分なりの経験や知識から言えるのは、アメリカの場合はそういう挑戦を良しとするし、失敗してもやり直しできる環境があるから、何千何万回の中から大当たりが生まれてくるし、それがグローバルも支配するような企業が生まれるんでしょうね。日本の場合は、兎に角「失敗しない」事が最重要で、そうなると慎重になる余りに挑戦的な事はしなくなるし、一度失敗するともう再挑戦は許されないような雰囲気がありました。最近は少しそういう雰囲気も緩んだ気はするけれど、まだまだアメリカの1/10、1/100にも足りていないと思う。そう言う意味では無茶苦茶なところもあるけれど、ピラニアのようにお金儲けにナルトナルト集まり淘汰されていく中国のやり方は、無駄も多いけれど成長スピードは驚異的に加速されるのは自然の進化みたいなもの。日本もそう言う、ある意味ハングリー精神とチャレンジ精神がもっと許される世界にならないと、中々生き残れないと思う。

2026年4月11日

政治との関わり合い

ReHacQのコンテンツから、 自民党の齋藤健議員とReHacQ高橋弘樹Pとの対談の前半。私は少し前までこの齋藤健議員という方をよく知らなかった(お名前程度)のですが、先日選挙ドットコムのコンテンツで、この議員さんとの出会いが「期日前」の芸名由来なったという、山本期日前氏との対談があり、そのちょっと異色の経歴(東大→通商産業省→埼玉県副知事→千葉7区へ落下傘候補となり2009年自民党大敗の時に初当選)にビックリしました。

どちらも共通している話題としては、与党の国対筆頭理事として先の令和7年度予算成立に苦労した話ですが、まぁ野党の言い分はあるとは思うけれど、やはり「何時間」という量で内容を担保する決まりは時代後れだと思うなぁ。やはりその内容「質」で問題解決するべきだと思うし、それでも時間が必要ならば日程を延ばすなり土日も夜間も審議するべきだと思うし。

あと、「予算成立」は与党あるいは内閣の責任のように言われるけれど、予算を確定させる責任は国会にあるのならば、それは全議員の責任だと思うんですよね。だから野党は予算の不備とか足りない予算の要求をするしそれが適切な内容であれば反映されるわけですから。新年度の4月1日から各組織が機能するためには、その為の予算が確定している必要が有るわけですから、3月31日までに確定させるのは国会(=議員)の義務だと思うんですよね。今回も、暫定予算を組めばというけれど、その暫定予算は審議されている本予算の一部を先行して認める予算な訳だから、本予算が成立することが前提。ならば、その分の審議を省略して本予算残りの部分に関しての審議を圧縮というか濃縮して進めれば良いのでは。

ところで、今回の高橋Pとの対談で、なんで自民党が70年も続いたのかという問いに対して、斎藤氏は「自民党は嫌いでも、その議員は応援するという人の集まりが自民党だから」という話をしていて、それが逆風の2009年民主党政権成立の時も当選新人議員4人の一人になれた理由という話をしていました。それを聞きながら「じゃぁ、その議員は知らない・応援しないけれど、その政党は好きだから投票するという逆パターンが参政党だな」と熟々考えていたら、直ぐに同じ事を斎藤議員が言っていて「おっ、俺も満更じゃ無いぞ」とちょっと鼻高々(笑)。また斎藤氏は「社会主義者と共産主義者以外は自民党に入れる」と言っていたけれど、その自民党は社民党との連立政権を組んだこともあるからなぁ。社会主義者の中でも可能性はあるんじゃ無いだろうか。例えば東大の斎藤幸平氏とか(笑)。ここの所、議員さんの「巣の様子」みたいなコンテンツを結構見るんですが、議員として国会やニュースで受ける印象とかなり違う部分が多くて、これはこれで人間味を感じるというか、もう少しこういう部分も各議員は表に出すと、色々上手く行きそうな気もしますね。

ThinkPad X13 Gen6への道 (17) - Battery Operation

外出・移動時に欠かせないツールの一つ「ゲンロク君(ThinkPad X13 Gen6)」を使い出して約10ヶ月。先日後継機の「ThinkPad X13 Gen7」等新しいシリーズが発表されてちょっと悔しい気分なんですが(マテ)、Gen6とGen7はCPUがちょっと変わったくらいでそんなに大きな違いは無さそうなので、ちょっと安心しました。まぁ、毎年新しいモデルが出てきますから、どんどん陳腐化するのは仕方ない。それでも、X13シリーズで初めて1kgを切ったこのゲンロク君は、やはり持ち運びには今の所過去使用したモデル全てと比較しても「ベスト」です。

ノートブックパソコンが「ラップトップ」と言われていた、小さなスーツケースくらいのサイズの時代から付き合っている自分としては、最近の技術の中でも特にバッテリー動作時間の長さはビックリすることの一つ。このゲンロク君でも何度かバッテリーパフォーマンスベンチマークみたいな事を試してみていますが、1日フライトを利用して「シャットダウン無しの1日利用」を試してみました。前日就寝前にACアダプターに接続して満充電状態にしておき、朝起きて最初の電源を入れる時からバッテリーオペレーションモードで使用開始して、夕方帰宅するまで電源オフ(シャットダウン、コールドブート)せずに、サスペンド/レジュームで1日使い倒してみようという目論見です。以前のトライアルから、1日持つことは分かっていますが、どの程度のバッテリー消費になるのか、それをちょっと目安みたいなものになればと思います。

 先ずはホテルで起床したところで、ゲンロク君もパワーオン。そんなに余裕があるわけでも無かったので、30分も使用しないところでチェックアウトの時刻となり、カバーを閉じてサスペンド状態に落としてデイパックに入れます。チェックアウト後、優先保安検査場ではカバンに入れたままスキャンOKなので、そのまま無事通過。昔はホット(通電状態)だとX線検査機通させてくれないこともありましたが、最近はアメリカでも気にしなくなったのは検査機が進化したから? その後、出発ゲートが変わったのでちょっとアタフタしてラウンジで開く余裕は無く搭乗し、機内使用も時間が無くてそのままサスペンド状態を継続。空港に到着してからは、仕事で2時間弱程使用し、更にラウンジに入ってやはり1時間程利用。未使用時はカバーを閉じてサスペンドで移動しています。復路の機内でも特に利用する機会は無く、羽田→品川と移動。品川駅では新幹線まで少し余裕があったので買物などをしてから、新幹線車内で1.5時間程利用。浜松駅到着前にカバーを閉じてサスペンドして、その後はやはり浜松駅で少し買物をしてからタクシーで帰宅したのが、18:00過ぎ位でした。

自宅でカバーを開けてレジュームしてバッテリー残量を確認すると「63%」とのこと。使用時は常にWi-Fi接続している等、それなりにストレスは掛けていましたが、かと言ってガンガンネットワークからデータをやり取りするような使い方もしていないので、まぁ非常におしとやかな使い方でしたから、こんなものかと。もう少し負荷の掛かるアプリを回したり、データ転送中心の使い方をすると、30%位は余分に消耗しそうですが、それでも日帰り1日の使用ならば、多分問題無く使用できるとほぼ確信できました。バッテリー残量を気にして、何度もACアダプターを出し入れしなくて良いのは、特に移動使用であちこち行く場合には忘れ物のリスクも減りますし便利ですよね。次のモデルは発表されたけれど、ゲンロク君には、まだまだ現役で活躍して貰わないと。

(NH Leg#4) HND-OKA/-HND

早朝にセットした目覚ましが鳴る10分前に目が覚め、そのまま出発の準備を始めるのはいつものパターン。仕事も含めて、早朝に起床するような場合を散々経験してきたからか、何か体内時計目覚ましの精度はなかなかのもののような気がします(笑)。シャワーを浴びてしっかりと目を覚まし、その後はフライトスケジュール等を確認して05:30前にはチェックアウトしました。 

で、丁度ホテルの入口からT2の出発フロアーに出たところでANAのアプリが反応して、出発ゲートが当初の61番から50A番へ変更というお知らせが。ここ、以前のサテライトと北ピアの根元が接続されて増設されたゲートで、50A番はそのサテライトのほぼ接続部分。ANAからのお知らせには、「一番近い保安検査場Aからゲートまで徒歩10分掛かります」と注意書きが。

いつもの様にANA Suite Loungeへ行くつもりでしたが、そうなるとラウンジとゲートの距離はさらに広がります。そんなことを考えながら歩いていたら、左手にターミナル北側の優先保安検査場兼ラウンジ入口が目に入りました。簡単に軽食があればOKなので、今回はこちらを利用しましょうと、入ってみました。

実はこちらの優先保安検査場利用は初経験。ただ、内部の仕組みはいつも利用している南側と同じですが、利用人数が多い分広さはこちらの方が広いですね。で、X線検査を終えてやはり初体験となる北側のANA Loungeに入りました。「へぇ~、こんな感じなんだ」と思いつつ、ます場軽食をと思ったんですが、お握りとかは置いてないんですね。昔はあった気がするんだけれど... 乾き物とフィナンシェでは足しにならないので、諦めてトイレだけ利用して再び外に出ました。

1) HND 06:25 - OKA 09:10 (NH461)

ラウンジから北側へと歩いて行き、新設された分岐点の目立つゲート番号を見ながらそのまま直進します。到着ゲートとしては、こちらの48番とか利用した事がありますが、出発ゲート利用は、この47番から52番までの部分は初体験。50~52番の部分が少し低いので通路が下り坂になり、その先の昔のサテライト部分は少し高いので緩やかな上り坂になっていますが、ここは水平に考えて作れなかったのだろうか。最後に増設した50~52番の部分をもう少し高くすれば、全体としてなだらかな勾配の通路になって、行き来が少し楽になるように感じるんですが。

06:03から事前改札が始まりゲートスタッフさんが声がけしますが、利用者は無し。2分程してグループ1からの優先搭乗に切り替わりました。使用機材は久し振りのB777-800。シートは電動式のものでしたが、個人モニターは無いタイプ。座り心地は、B777やB787で使用されている最新シートに近い感じでした。CAさんのアナウンスでは満席との事でしたが、搭乗プロセスは順調に進み、最後の乗客が入ってきたところですぐにドアクローズ。これが06:19と早めでしたが、プッシュバックまでに10分程かかります。この頃から外は雨模様になり、帰りの天候(荒れるらしい)がちょっと心配になります。誘導路を移動して、A滑走路のRW16Rへ移動しますが、やはりB737クラスのサイズになると移動スピードが早いですよね。RW16Rへ入る手前から離陸開始合図の四点鐘が鳴り、滑走路に正対すると直ぐに離陸開始となり、それでも06:40に離陸できてまぁまぁスムースなプロセスでした。

離陸後暫くはちょっと揺れる状態が続き、ベルト着用のサインが消えたのは、20分後位だったなぁ。あまり期待していなかったのですが、この機材も機内Wi-Fiの接続具合は良くて、結局フライト中は一度も切れること無く、そこそこのスピードも出てくれました。

ラウンジで軽食を取れなかったので、機内食を頂いた後は暫くメールチェック等してから、早朝起床をリカバリーするべくシートを倒して暫くウトウトしつつ到着を待ちます。着陸30分位前になりシートを少し戻してFlightradar24で確認すると、自分達よりも後から離陸したSkymark機にいつの間にか抜かれていて、そちらが先に到着しそう。同じB737-800なのに、何が違うんだろうか。ちょっと悔しいですね(笑)。

この時間帯はそんなに混雑していないのか、真っ直ぐにRW18Rへと機首を向けるとそのまま着陸。誘導路へ離脱するとUターンをしてターミナルへ向かいますが、やはり小型機(?)なので、移動スピードがいつもより倍位早く感じます(笑)。着陸がほぼ定刻位で、その後35番ゲートに入ったのが定刻から少し遅れて09:17。今日の沖縄は昨日の曇り空とは異なり、朝から真夏の陽気。暑いなぁと呟きつつ、まずは所用へと向かいます。

2) OKA 12:10 - HND 14:30 (NH464)

汗をふきふき空港に戻ると、直ぐに保安検査場を通過してラウンジに入り、冷たい物で一服。まだお昼前でしたが、週末前だからでしょうか、結構観光客風のグループも多くて、ちょっと混雑していました。汗も引いたところで悲しいお知らせが。復路で使用するNH464便ですが、羽田からの往路は定刻よりも早めに到着しているのに、復路の羽田行きは空港管制の理由で出発を遅らせるようリクエストされているというアナウンスが。この時点で何分遅れるのかアナウンスが無いので「20~30分かなぁ」と思い再び腰を下ろしたのですが、その後暫くして遅延は5分という事でゲートへと向かいました。

ゲート前には11:50頃到着しましたが、丁度事前改札が始まったタイミングらしく、車いすの方や幼児連れの家族がゲートを通過していきます。その後5分程してグループ1からの優先搭乗となりました。使用機材は古いB777-300でシートも古いタイプ。ただ、この機体も機内Wi-Fiは比較的安定していて、換装の効果が出ている気がします。

5分の遅延となりましたが、ドアクローズが12:08、プッシュバック開始が12:12。その後すぐ横のRW18Lへと移動して、離陸したのが15:22とそんなに遅延を感じさせない離陸プロセスでした。離陸後暫くは気流が不安定な空域を通過し、食事のサービスはちょっと遅めに。その後はシートを倒して、いつもの様にKindleを読んだりメールチェック等していました。

この日は東海から関東に掛けて強い雨模様が予想されていて、それが心配でしたが影響は余りなさそう。伊豆半島沖を抜けると、上手くB滑走路のRW22へのルートに嵌まり、スムースに着陸する待ち行列に入り込めたように見えます。効果が続き灰色の雲を抜けると、羽田空港周辺は雨。空港の誘導路の誘導灯や証明が雨に滲む中B滑走路のRW22に着陸したのが14:32でした。到着ゲートは、ここから見てT2の反対側の65番ゲート。UターンをしてB滑走路を戻り始めますが、途中で一旦停止してしまいます。暫くしてGAさんのアナウンスがあり、65番ゲートからまだ先の機体が出発していないので、10分位待機すると言う悲しい更なる遅延のお知らせ。そのうちにノロノロと機体が動き出し、いつも以上にゆっくりと、まるですり足で移動為ているよう感じでT2の南ピア手前を右にターンをして、65番ゲートへ入ったのが14:45でした。

この後京急のホームに移動を為て、暫く間隔が空いていましたが、15:02の特別快速が、T1/T2、T3の後は品川までノンストップだったので、品川駅には15:18に到着。ここで新幹線の予約を15:34発のこだま号に変更を為て(その後の予約していた16:10発のひかり号よりも10分位浜松に早着するので)、今回もこだま号での帰宅となりました。雨は降っていましたが、心配していたほど強くは無く、新幹線も通常通りだったので助かりました。

2026年4月10日

Haneda Excel Hotel Tokyu

 約一月振りの東急エクセルホテル羽田。翌日がANA便としては朝一(NH461@06:25)の出発なので、利便性優先でちょっと価格はお高めでしたがT2直結のこのホテルを予約しました。到着したのが遅くて、しかも外国人のグループが受付前で待ち行列を作っていてちょっと時間が掛かりました。チェックインして部屋に入ったら21:00過ぎ。

でもアサインされた部屋は二人部屋で、多分これまでここを利用して1番広い部屋でしたね。いつも利用しているシングルの1.5倍位の広さです。部屋に入り荷物を解きましたが、多少小腹は空いていましたがもう面倒なので、ホテル内の自販機でハイボール缶を購入して、これを夕食&ナイトキャップにして早めに就寝しました。

翌日は目覚まし時計を04:45に設定しましたが、その前に目が覚めてしないそのまま起床。ラウンジで軽くお腹に入れて置きたいこともあり、05:30前にはチェックアウトをしてラウンジへと向かいました。

(NH Leg#3) HND-OKA/-HND

先週に続いての沖縄訪問。お昼過ぎのフライトですが、なんせ浜松からの移動もそれなりに時間が掛かるので、朝いつもよりは遅めに自宅を出て、いつもの様に新幹線経由で品川駅へと移動します。浜松駅に到着したのが10時頃で、中途半端な時刻でしたが、朝昼兼用の所謂「ブランチ」を駅ビルの中に入っているちょっと高級そうなパン屋さんで調達して、コーヒーは駅ナカのスタバで購入し、品川駅へと向かいました。

品川駅にはお昼前に到着しましたが、やはりインバウンドの皆さんが多くて駅中移動も大変。ただし空港行きの京急線は、京急蒲田、T3、T1/T2と停車数が少ない特別快速で、しかも結構空いていて座って移動出来たのは助かりました。 

羽田空港は、時間的にお昼時で飲食店はかなりの混雑、多分午後からの出発組が多いのでしょう、AMCの優先保安場も珍しく待ち行列が出来ていました。ただ4Fに上がってラウンジに入ると、そんなに混雑していなくて出発まで30分位でしたがゆっくり過ごすことが出来ました。

1) HND 13:05 - OKA 15:50 (NH473)

出発ゲートはラウンジからは少し離れた59番ゲート。少し早めにラウンジを出て向かいましたが、12:35頃に到着すると、直ぐに車いすの方がゲート通過をして事前改札が始まりました。その後足の不自由な方とか、幼児連れの家族グループが何組か通過して、5分後からはグループ1からの優先搭乗開始となり機内へと移動します。

使用機材は最新のB787-10で当然シートも最新のもの。この機体が国内線では一番良いですよね。搭乗開始が早めにスタートしたからか、ドアクローズは定刻5分前の13:00丁度。でも、出発機のラッシュ時だったのか、プッシュバック開始は10分後。さらに誘導路移動中にも途中止まったりして時間が掛かり、離陸ポイントのRW16Rから離陸したのは13:31でした。

ここで不思議な体験が。誘導路移動中に、何気なく機内Wi-Fiへと接続すると直ぐにAPにアクセス出来、さらに何気にANAアプリを起動して機内Wi-Fi接続をタップしたら、いつものグルグル回る画面が表示されて接続出来てしまいました。スピードは上空よりもやや遅く感じましたが(半分以下くらいのスピード感)、ちゃんとサイトにアクセス出来るしメールも取得出来ます。そのまま離陸開始となり水平飛行に入るまで、ずっと接続出来たのは今回が初めてだと思います。これまでだと、APは取れてもそこからネットワークアクセスすると「ただいま使用できません」と怒られるのが関の山でしたから。通常は着陸前に切断して、離陸後に接続する設定を忘れてそのまま接続したままでターンアラウンドしたんだろうか。それもあってか、フライト中のネットワークアクセスも安定していて、一度も切断すること無く那覇空港へと向かいました。

着陸は北側からRW18Rへ真っ直ぐ進入。先に着陸した先行機との間隔がかなり空いていたので、すんなりと着陸。で、この着陸して地上走行に移ってからも、機内Wi-Fiはちゃんと接続した状態が維持されていました。着陸したのが結構早着の15:37で、そこから移動して33番ゲートに入ったのが10分後でした。沖縄は曇り空でしたが、やはり気温は高めで、外に出たところで機内で着用して居たブルゾンを脱いで、それを片手に抱えながら所用へと向かいました。

2) OKA 18:20 - HND 20:40 (NH474)

夕方という事もあり、灰色の曇り空が一掃厚く感じるような中、少し早めに空港へ到着。軽く食事をしてからラウンジへと向かいました。保安検査場は少し混雑していましたが、ラウンジはそこそこ空いていて余裕のある座席を確保出来ました。ここで暫く時間を潰します。

で、少し早めにラウンジを出て36A番ゲートに到着したら、何故かゲートから車いすの方等が出てきている。到着はそんなに遅くなかったけれど、降機に時間が掛かったのかここで5分遅延のお知らせがゲートで掲載されます。ゲート横の喫煙室から漏れてくるタバコの臭いと煙にちょっと辟易しながら、暫くゲート近くで待っていると、18:00頃から事前改札が始まり、車いすの方が何人か搭乗すると、幼児連れのグループや松葉杖の方が中に入っていきます。でも、まだPBBの中の入口は閉じているようで、途中で滞留したまま。それでも5分程するとグループ1から中に入りますが、やはり少しPBBの途中で待たされて、その後機内へと移動しました。使用機材はB777-200ですが使用シートは古いタイプ。モニターも1番古いタイプが正面と左右に掲げられていますが、機内Wi-Fiはフライト中そこそこ繋がっていて、この部分は改修されているでしょうね。

ドアクローズは18:25でプッシュバック開始は18:30。その後右手に機首を振ると、RW18Lへと移動し離陸前の四点鐘も鳴りましたが、暫くその位置で待機。で、丁度時刻が18:40になった所でエンジンがフルパワーになり動き出しました。

時間帯が中途半端なので食事は断り、シートを倒してグダグダしながら時間を潰します。羽田空港に接近するのは20:30頃とそこそこ遅い時間帯ですが、着陸へと向かう多くの機体は房総半島上空の反時計回りのルートに乗っていて、どうもB滑走路のRW22と一部D滑走路のRW23へ降ろしているようです。搭乗機は外側のRW22のルートに乗り、着陸したのが20:46。そこからUターンをして58番ゲートに入ったのが20:57でした。この後はT2の東急ホテルへと移動して、この日は終了です。

2026年4月9日

Risk Management

米国-イランの停戦合意が報道されて、石油価格もそれまでのUS$110位からUS$90前半まで昨日は下落して、更にこのまま下がることを期待したいところ。10日からパキスタンで双方の停戦協議が行われるようですが、そのまま妥協できる内容まで落とし込めれば良いけれど、どうなるかはまだ全く分からない状況。また、米国-イランで仮に合意に達したとして、イランはイスラエルと、また周辺のアラブ諸国との関係はまた別かもしれないので、その部分も含めて安定した状況に戻らないと、中々ホルムズ海峡危機は解決したとは言えないでしょうね。

各国が石油不足の危機管理に四苦八苦する中、控えめに言っても日本の対応はかなり成功していると感じるし、このまま上手く停戦合意が成立して以前の状態に1~2ヶ月後位に戻る事が出来れば、多分殆どの日本人は影響を感じる事無くこの危機を乗り切ったことになるのでは。実際一番身近に感じるガソリン価格は、銭湯以前と比べて価格は上がったけれど「高騰」という状態では無い。自宅近くのGSでも、会員価格ではあるけれどレギュラーガソリンで155円位のところもあって、少なくとも自分の周りでは給油パニックみたいなモノは見られない。今回は「ナフサ」が流行語になり、そこから生産される色々否石油由来製品からの価格への影響が危惧されているけれど、それも上手く手当てされているように見えます。今供給不足とか価格高騰と言われている部分は、ホルムズ海峡危機で一時ナフサ輸入が停滞・停止した事による影響が、更に際立って取り上げられているだけで、実際にはその目詰まりが解決されれば、特に問題ない流通が復活するように感じます。

メディア等では、プラスチックケースや包装材料などの値上げが大きく取り上げられているけれど、それだって今回の騒動の影響なのか、其れ以前から存在していた値上げ傾向が個々に来て顕在化したのか、その辺りをちゃんと深掘りして欲しいところ。経済成長の常として、有る程度の価格値上がりは必然要素なわけで、それ自体は批判されることは無いはず。問題なのは、その原料価格アップがちゃんと販売価格に転嫁されて売上げと収入アップに繋がり、かつその値上がり分を回収できるだけの賃金アップも実現していること。春闘ではここ最近の状況同様5%位のアップが実現されているけれど、課題はそれら大手だけで無くどれだけ中小企業でも賃金アップが実現して、より多くの国民が納得出来る状態になること。そう言う意味では、経済を萎縮させる可能性のある、節約とか利用制限のような「石油消費削減対策」は、可能ならば回避したいところ。あと、そういう状況だからコソの「備蓄」なわけで、それは今現在はうまく活用されている気がします。

15年前の東日本大震災の時には、災害で電力供給が一気に停止し、さらに原発再稼働が止められてしまったので慢性的な電力不足に陥り、全国的に節電モードが突然急激に日本に発生しました。あの時は非常自体だから仕方ないという全国民の理解があったから何とか急な移行にも対応出来たけれど、それでも厳しい状況にかなりの期間苦しんだわけで、それと比べたら現在は事前準備された対策やその後の対抗策が着々と実現していて安心出来ます。 TBSの「報道特集」が根拠不明確なナフサ危機論を煽るような報道をして、実質的に謝罪する事になったけれど、ああいう意図的な批判だけ姿勢っていうのは、もうオールドメディアの定番になりつつありますよね。彼らは世間を混乱させることが自分達の仕事で是と思っているんだろうか。今の政府の行動に問題や課題があるなら、それをちゃんと伝えれば良いのに、何か怪しげな「専門家」の意見だけで危機感を煽ることはもう「報道」ですらない扇動行為と言って良いのでは。今のような危機状態に於いては、もうメディアが一番のリスクであり、そのリスク回避策はネット情報を丁寧に精査することだというリテラシーが確定しましたね。

二週間停戦

いよいよアメリカの全面攻撃が始まるかと思われた昨日早朝、突然流れてきた「アメリカとイランが二週間の停戦合意」というニュースにビックリ。アメリカ側だけからで無く、ほぼ同時にイランとイスラエルからも同様の発表が有ったので、仲介役のパキスタンがかなり努力した結果だろうか。また、この合意の条件の一つには、この二週間はホルムズ海峡の完全自由な航行が含まれているという事で、先ずはペルシャ湾内に止まっている船舶が脱出出来るだけの余裕はありそう。その後の輸入用のタンカー導入をどうするかという問題は残るけれど、今の所はこのまま上手く行けば5月頃には問題解決も期待出来るけれど、さてどうだろうか。

朝一のニュースに、日本の市場も直ぐさま反応。昨日の日経平均は、市場オープン直後にいきなり56,000円近くまで跳ね上がると、その後は徐々に値を上げながら、一時は3,000円近くまで上がり、終値も56,308円と一気にこれまでの値下がりを回復した印象。為替相場も、US$1=160円前後だったのが、2円近く円高に振れて、こちらも終値は158.27円とかなり戻した印象。

日本として気になるのは、やはりホルムズ海峡の自由航行がいつ戻るかだけれど、幾つかの報道を見ていると、イランと対岸のUAEが定めた通行料徴収の可能性があるとか、アメリカは以前同様の自由航行を主張しているとか、まだ不透明な部分は多い感じですよね。この辺りの状況で、明日以降の株価も再び大きく変化しそうだし、まだまだ予断は許されない状況なのは変わりないですし。 ただ、トランプ大統領としても、先日のパイロット/WSO救出作戦の大成功の印象が薄れないうちに、停戦合意に持ち込んで、何とか自分の功績として中間選挙へと繋げたいだろうから、これまでよりは合意形成に期待出来るんじゃ無いだろうか。

報道等を聞いていると、イラン側の代表者が誰なのか、それが確定していないのが課題のような気がしますね。これまでなら宗教指導者が国のトップとして代表すれば良かったけれど、アメリカの攻撃で今は誰が指揮しているのか不明。また、実質的に国を動かしているであろうイスラム革命防衛隊も、その指示系統がどうなっているか分からないし、停戦指示にどれだけ従うのかも不明。あれだけの攻撃を受けて弱体化はしているだろうという気はしますが、この組織が変わらないとイランの体制も変わらないだろうし、停戦合意も決裂する気がするのが最大の気がかりだろうか。そもそも、なんでこんな戦争を始めたのかという疑問はあるけれど、始まってしまったものを兎に角一日も早く収束させることが直近の一番の課題。少なくともその一歩が実現したことは喜びたいけれど、まだまだ先は長そうな気もしますね。それでも、一日も早い平和と安心を取り戻して欲しい。

2026年4月8日

独裁政党

社民党の党首選挙が行われて、福島みずほ、大椿裕子、ラサール石井の3氏が立候補。一回目の投票で過半数超えの候補者がいなかったため、上位二名での決戦投票が行われて、福島瑞穂氏が党首に再選。まぁ、そこまでは良いのだけれど、その選挙後の会見で大椿氏が発言することを拒否され、それが福島氏からの支持だったことが判明。大椿氏は発言できないことを不服として、会見途中で退席。更に残ったラサール石井氏も、福島氏との拍手を拒否するなど、新体制スタートのはずなのに最初から亀裂が生まれての再スタートになってしまったのは、この政党らしいと言えばそうだけれど、何か末期的症状以上に歪な光景ですよね。

社民党というか、以前は社会党は、昔は議員数150名位を有する野党第一党で、自民党の苦肉の策とは言え一時は村山富市内閣として与党経験もある政党。しかしそれも引き金となり、どんどん党勢は衰退していって、あくまでイメージだけれど現在の福島瑞穂氏が党首になると、そらに加速していったように感じますね。実際福島氏に対して「党の遺産を食い潰している」と批判して離党していった人も居るわけだし。確かに知名度や特定の層には人気はあるだろうけど、特にここ最近は言っていることが余計に支離滅裂になっている気がするし、どういう考えの人がこう言う人をリーダーとして担いでついていく気になるのか不思議。

社民党に変わり野党第一党になった民主党も、一度は与党となったけれど、結局その後衰退して分裂。その末裔とも言える立憲民主党(何代目だ?)も、一時は勢いを取り戻したかと思ったけれど、突然の解散で「中道改革連合」という起死回生の一手を打ったつもりが、大きな自爆となってしまうという何とも言いようのない状態に。「リベラル」という言葉が、今ほど安っぽく疑われる言葉になったことは無いと思うけれど、それ以上に「左翼」という言葉もこれまでにないくらい存在意義とか存在価値に大きな疑問符が付く時代に。東大の斎藤幸平氏とか、今回の大椿裕子氏等は、まだ左翼の矜持を残している存在だと思うけれど、「ビジネス左翼」「ビジネスリベラル」みたいな存在に福島氏なんかは完全に染まっている気がする。

最近よく聞く話だけれど、右から左まで何でもありの自民党の場合、全体として「保守」と言われても、その中身にはリベラル性も大きな存在としてあるわけで、そういうところを無視してというか気がついていないのかもしれない。右派左派の様子を想像してみると、180度の分度器の右端0度を極右、左端180度を極左と想定すると、何となく0度から45度位が自民党で、135度から180度が社民党や共産党、残り90度分が中道から無党派層みたいな漠然としたイメージがあります。でも実際の自民党は、0度から150度くらいまで内部的にはカバーしているし、共産党とか社民党って、残りの150~180度位の狭い領域で、立憲民主党とか公明党とか国民民主党とか、それらライバル政党との差別化をしないといけない。立憲民主党、公明党も、国民民主党あたりだと、自民党とオーバーラップする分野へと右側へ幅を広げる事も出来るけれど、共産党とか社民党は独自性を強調するために、180度へ向けてますます先鋭化するしかない。結局、自分達の生存領域はますます狭まるし、存在意義を強調するためにはより過激になるしか無い。そのある意味終末的な姿が、今回の様な「個人独裁体制」なのかなと感じる党首選挙でしたね。

2026年度予算成立

2026年度の予算が参議院で可決され、2026年度の約122兆円規模の本予算が成立。予め11日までの暫定予算が組まれていたので、一週間ほど遅れた予算成立でも実質の影響は無く、これで今年度に予定されていた様々な支援策や産業投資へとお金が回ることに。まぁ、衆議院の優位性があるので、仮に参議院で審議が遅れたとしても今週末には自然成立するわけで、仮にそうなると「参議院の存在意義」が問われていた話になったかも。何度も書いているけれど「審議時間不足」を理由に参議院では年度内予算成立が出来なかったのだけれど、そう言う「量」での評価は止めて欲しいですよね。そんなに時間を掛けて、どれだけ参議院で実の有る話がされたのかと思えば、今回の予算案には関係無いナフサの話だとか週刊誌の記事からの質問とか。

「これまでは○○時間審議したから」という過去の事例に合わせる事を良しとする考え方は、もう今の時代では古い考え方というか害悪と言っても良い話しだと思いますよ。仕事をしていてこんなことを言っていたら、即そのチームから外されると思う。どなたか識者の方に是非やって欲しいのが、衆議院と参議院での質問内容で、どれだけ共通した質問があり差分はどれだけあったのか、ということ。さらに言えばその中で、本来の予算に関しての質問と予算とは直接関係ないような質問の内容と割合。更に、衆参での審議でどういう内容が変更されたのか変更されなかったのか。衆議院と参議院で同じ津門を繰り返すことは、それは先ず時間の無駄だと思うし、仮に同じ内容の質問をするのであれば衆議院で漏れていた内容、改称されなかった問題点と言うより掘り下げた内容になるべき。さらに言えば、ナフサの問題は今重要な課題では有るけれど本予算には影響しない(影響出来ない)話等、単に首相に直接聞けるからという理由だけから出たような質問も、本来の予算審議にそぐわないと思うし、そういう無駄こそは医除するべきなのでは。

対する野党も、国民民主党はもっと上手く立ち回って自分達の政策実現の切っ掛けにすれば、自分達の存在感も大きくなるし国民からの支持も増えるだろうけど、結局は変な野党仕草を重視して単なるクレーマーみたいな存在になってしまっている気がします。結局は参議院に残る立憲民主党や公明党と変わらない存在と、今回は認識されたんじゃ無いのだろうか。選挙前の少数与党の時には、上手く自分達の立場を利用して政策実現した方法を、何で同じ様な状況の参議院で活用しないのか、それが良く分からない。まぁ、衆議院での政策合意書にサインをしたけれど、自分達の政策実現は無理して達成してくれたのに最後の予算案に賛成のところだけは色々理由をつけて反故にする位ですからね。あれはあれで国民民主党側にも解散選挙は想定していなかったという理由はあるだろうけど、それならそれで「参議院で賛成するけど、今回の突然の解散は想定外だったから次回は賛成しない」とか「○○の政策実現に合意するなら今回は賛成する」とか、やり方はもっと合ったと思うんですよね。

イラン情勢を考えたら、国内経済や対外政策安定のためには、まずは一番の肝である予算を成立させて、その後近々の課題に関して優先順位を上げていくのが本来の手続きのはず。玉木代表は、今回の予算にイラン対策を追加しろと行っていたけれど、それって予算のやり直しになるわけで、ますます国民経済に影響する話。補正予算を組むにしても、そのベースとなる本予算が成立していないのだから、それは本末転倒な話だと思う。政治の世界は特殊な世界だとは思うけれど、そうであっても土日は審議しないとか、一日の審議時間を残業モードで増やすとか、普通の企業で一般的に実行されているような事くらいは取り入れるべきでは。結局は彼らの頭の中には国民のためという一番の目的よりも、与党に対して対決することが優先しているんだなという印象を感じた予算成立でした。

2026年4月7日

Search & Rescue Mission

イラン攻撃中に撃墜されたものの、脱出には成功したF15-Eのパイロットと兵装管制士官。パイロットは直ぐに救出されたけれど、兵装管制士官(WSO)は負傷した上直ぐに配置確定が出来なかったのか、今回48時間後に救出されたのかな。ただ、流石アメリカ軍ですよね、その救出作戦は壮大なもので、特殊部隊100名に輸送航空機や陽動目的の戦闘機など100機以上も導入される作戦に。さらに輸送機のC130がスタックして離陸できない状態になると、その2機は廃棄するとともに爆破処理をして機密情報や鹵獲された機体が相手の宣伝材料にならないように、完全に爆破処理し、代わりに3機のC130が救助に向かうというバックアップ体制。

不謹慎を承知で言えば、自分がよく読んでいる軍事小説でよく見るシーンが実際に展開されたと言える状況。しかも、イラン側には阻止部隊に犠牲者が出たけれど、米軍側には少なくとも死者は無く全員が無事に戻ったらしい。まぁ、軍事小説の場合には、実際に軍に勤務した経験者、しかもそれなりの地位まで昇った人が退役をして小説家になる場合も多いので、まぁ今回に救出ミッションに限らず、似たような状況は過去に何度もあり、その中には今回のようにほぼ完璧な成功と言えないこともあったんでしょうね。

今回の作戦では、多分数百億円規模の航空機やその他資産が消滅して、それによって人間一人が無事に救出されたわけですが、その「費用対効果」を問題視する意見もアメリカでは出てきているらしい。ただ、生きて捕虜となった場合相手がどの様に利用してくるかは、日本人の場合でも戦闘行為での捕虜では無いけれど、無謀なジャーナリストが相手に捕まるようなことは過去に経験しているわけで、決して望ましい状況では無い。最終的には、捕虜の命の保証だって有るようで無いようなものだろうし。そういう状況も有るだろうけど、やはり米軍の伝統としては、必ず生きた状態で救出するしそのためにはどの様な損害も厭わないということは一番守らなきゃいけない規律なんでしょうね。

日本の場合は、海難救助、山岳救助が近い状況だと思うんですが、こちらも自分の命と引換に遭難者救助をしているような状況で、根底にある部分は変わらないと思う。寄りリスクの高いことを理解して、それでもそういうミッションに付くと言う先ずは精神力が桁違いだと思うし、当然その無理なミッションを完結するための物理的な実力だって彼らの組織の中でも桁違いな存在なんだと思う。ただ、こんなリスクを作った元々の原因はトランプ大統領の多分深く考えずに始めたイラン侵攻なわけで、そう言う意味で彼が今回の救出成功を自分の手柄のような扱いにしそうなのは納得いかない。まぁ、一番矛盾を感じているのは軍自体だと思うけれど、そういう矛盾の中でも国家のために奉仕をすることが、彼らの存在意義(raison d'être)なんだろうなあ。「事実は小説よりも奇なり」とは言うけれど、まさにその通りの今回の救出ミッションだったと思いますね。

Takanaka Fever

ギタリストの高中正義氏が、欧米から特に20代等若い世代から熱狂的支持を受けて、今開催されている海外ツアーはどこもSold-outらしい。自分も1970年代後半位に出会って、そこからずっと聞いているので、高中氏も国内だと60、70、80代の昔からのファンが中心だけれど、海外では初めて聞く20代ファンが多くてビックリしているみたいなコメントを出しているくらい、この海外でのブームは御本人も想定外の様子。

高中氏に限らず、日本の1970~80年代の楽曲が、「J-POP」として世界的にブームになっていることは以前から言われていたけれど、SNSの影響が大きいから何か取っかかりがあれば、一気に世界的規模で広がるのもこの世界の常ですよね。 自分がまさにそのドストライクの世代だからではないけれど、やっぱりこの時代の楽曲は、こういうインストルメンタルにしても加湿器の楽曲にしても、やはりメドレーラインの美しさ楽しさ馴染みやすさが一番自分が好きな理由かもしれない。学生時代の黎紅堂から、CD/DVD/LD集めて、さらにiPodの登場からシリコンオーディオへと変わってきたけれど、結局そのコンテンツの80%位はこの時代に購入したCDからのリッピングですからね。2000年代に入って一番購入しているのは、BABYMETAL位。それだけ体に染みついた音楽というか、まぁそうなんだろうな。

それが自分から見たら自分の子供やそれよりも若い世代に受けているというのは、本当にどういう理由なんだろうか。一つヒントになりそうなのは、日本国内では決してそう言う傾向は見られるわけでは無くて、欧米で顕著という事。これはあくまでも個人的な考えなんですが、欧米系の音楽って2000年代に入るとラップ系というのあるいはレゲエ系みたいというのか、曲調よりはメッセージ性強い楽曲が中心になってきていて、そういう音楽が殆どになったような印象があります。それはそれで良いし、人それぞれの好き好きだと思うけれど、音楽ってリズムとか音の強弱とか抑揚とか体で感じるものだったと思うのに、いつの間にか歌詞の中の主張やメッセージが「音楽」の核になってしまい、自分的には一寸違うだろうみたいな感じだったんですよね。それはそれで音楽の一つの方向性だとは思うけれど、やはり自分が一番聞いてきたものとはちょっと異質に感じるのも事実。そう言う意味で「体で感じるモノ=Vibes」が、初めてそう言うものに遭遇した欧米の若い世代に受けているんじゃ無いだろうか。

ところで、昔はそんな風には見えなかったんだけれど、還暦を過ぎ古希を迎えた高中正義氏ですが、えーーーっとタモリさんに見えるのは私だけ(あーー、ご免なさい )。でも、タモさんがネタでやっていそうな気がするけどなぁ(しつこい)。タカナカ、まだまだ私のプレイリストのメインコンテンツの一つは揺るぎないですね。

2026年4月6日

長所を伸ばすvs短所を正す

選挙ドットコムちゃんねるから、クレディ・アグリコル証券チーフエコノミスト会田卓司氏を招いての、日本経済成長に関しての話。MCは政治ジャーナリストの今野忍氏。「選挙ドットコム」という名前の印象が強いので、選挙以外の話が登場してくるとどうしても「えっ、ReHacQ?」と感じてしまう(笑)。まぁ、「選挙≓政治」と思えば、政権が進めようとしている経済政策に関しての説明や批評はもっと必要なのかもしれない。

内容の前に、コメント欄にも書かれていたけれど、MCを務めた今野氏はもう少し相手の話を受けて伝える技術というかタイミングを考えた方がより分かりやすいと思う。どうしても相手の話の途中に割り込むみたいな印象を受けるんですよね。割り込むのも悪意があるわけじゃ無くて、難しい話を自分なりに咀嚼して理解したことを視聴者に伝えようとする熱意の表れだと思うんだけれど、それならそれで相手の話を一区切り付くまではもう少し待って、そこで「なるほど、○○はこうだから今の××がこうなっていくというわけですね」と分かりやすく言い換えてくれると、非常にコンテンツの中の会話に厚みが生まれると思うんですよね。そう言う意味では、相方(?)の山本期日前氏はそういうタイミングをよく理解しているというか体で理解している気がする。あくまで個人的想像ですが、今野氏は「元朝日新聞政治部記者」という経験から、ああいうタイミングで相手=政治家の発言に被せて質問する癖が付いているんじゃ無いかなぁ。ライバル記者よりも一瞬でも早く政治家から答えを引き出すために、ああいうスタイルが身についてしまったような気がします。その点山本期日前氏は、元々素人という事もあってか、相手の発言を最後まで聞いて尊重しているような印象を受けます。

話の内容は、これまで藻別のコンテンツでも指摘されていることも多くて理解出来たけれど、会田氏が使用していた指標は初めて見たものだったので、なるほどそういう要素(=パラメーター)で判断出来るんだというのが自分なりの新発見と言えるかも。やはり具体的な数値で話をしてくれるとよく理解出来るんですが、ただその使用する数値の意味や使い方次第では本来の意図とは異なる説明も出来てしまうので、それを判断する力は聞く側も必要なんですよね。そう言う意味では、会田氏が示した指標を見ると、民主党政権から第二次安倍政権に代わったときから名目GDPが上がり、さらにコロナ禍の時に民間支援したことが経済投資みたいな形になりさらに名目GDPが上がっているのは、更に現在必要な方向性を証明している気がします。第二次安倍政権の時は、長いデフレからの脱却というさらに足かせがあったから、中々結果が出なかったけれど、コロナ禍以降はかなり上向きのトレンドになっている気がするので、イラン状況にも影響されるだろうけど基本的なスタンスは変えずに「経済成長」を主目的に政策を進めて欲しいですよね。

コンテンツの中で、緊縮派vs成長派みたいな対比が何度か登場しましたが、これを見ていて思いだしたのが、「短所を直すのか、長所を伸ばすのか」という話。私は自分に向いてないと思ったのでキャリアパスでは管理職ではなく技術専門系を選択して、それなりに自分で満足出来る結果を出せたと思っていますが、そうは言ってもチームリーダーとかプロジェクトリーダーみたいな立場では、有る程度チーム内メンバーのマネージメントも必要で、そこで悩むのが「問題点を指摘して解決するのか、有る程度それは属性として受け入れて得意なところで差別化して貰うか」という課題。自分が子供の頃は、「迷惑を掛けない、困ったことはやらない、問題があれば先ずはそれを解決して、回りから誉められる認められる尊敬される人になりなさい」というような教育を受けた人が多いんじゃ無いだろうか。それはそれで良い点も悪い点もあるけれど、結局それだと自分がやりたいことも出来なくなってしまう。社会人になって多少なりとも仕事で色々な経験をして思ったのが、多少の欠点があってもそれを補って余り有る長所なり得意技を獲得した方が、自分も回りも幸せなんじゃ無いか」という事。コンテンツの中の経済政策に関しての考えが、まさにそれだと私は感じましたね。だから、長所を伸ばすという方向性の経済支援重視の高市内閣の「責任有る積極財政」という考え方が、自分的にはスッと腑に落ちるのかも。そんな印象を感じた良コンテンツでした。

UA Polaris Base

UAが発表した、ビジネスクラスやプレミアムプラスの料金を3段階(Base/Standard/Flexible)に分けるというニュース。廉価版の「Base」では、United Polaris Loungeが使用できない(United Clubは利用可)とか座席指定が出来ない等の制限がある分、料金が安く設定されているという事ですが、提携ラウンジはどうなるんだろうか。例えばAMC Diamondの場合は、エコノミークラスでも羽田/成田のSuiteラウンジを利用出来るから、多分そこは変わりないでしょうね。アメリカから帰国するときにPolarisが使えないのはちょっと残念だけれど、乗り継ぎの有る場合(例えば、BOS-ORD-NRT)、シカゴでマッタリする余裕はほぼ無いから、余り関係無いかも。 

ANA国内線も、5月19日から国際線料金設定に合わせて、シンプル/スタンダード/フレックスに別れて、最安値のシンプルは事前座席指定出来ないとか幾つか制限があるんですが、それと同じ様な感じになるんでしょうね。ANAの場合は、チケットクラスでベースマイルの倍率がかわるので、どの料金体系を選ぶか悩むところですが、UAの場合は購入価格(US$建て)でPQPが決まるので、今の円安状況を考えると安い方がありがたい。結果、仮に今年UAを利用することがあっても、Base利用になるかな。でも、新しいキャビンの「United Polaris Studio」へのアップグレード可能なStandard/Flexibleを1回位は利用するかも。

アメリカ・イスラエルのイラン侵攻騒動の影響で、今年の国際線スケジュールは全く決まらないのですが、渡航可能になれば1回無いし2回位は渡米して、MLB/NFL観戦は今年もしたいところ。もう一つ、今年はスタアラの世界一周チケットで世界一周もしてみたいと思っていますが、諸般の事情から一度アメリカに渡ったところで、別チケットで帰国して、その後再びアメリカに戻り、世界一周の続きを再開する予定。世界一周のマイルは、今の所AMCにつける予定ですが、その途中一時帰国は多分UA発券で利用すると思うので、その時にこの新料金を利用する機会があるかな。ただ、余りに円安でUS$計算のPQPには不利なので、マイル発券しようかと思っています。そうなると利用体験は来年になるだろうか。

試しにUAのサイトで検索をかけてみましたが、Business Classの料金設定は「Standard/Flexible」は表示されたけれど、「Base」はまだ表示されませんね。どれくらい料金に差が付くんだろうか。あと、マイル発券した場合、必要マイル数も変わるんだろうか。早く詳細が知りたいですね。

2026年4月5日

魔改造

Xで多言語自動翻訳が始まり、まずは日米のBBQ談義から一気に日本文化の拡散が始まっています。アニメや和食などをきっかけに、世界から日本に注目が集まっている中、特に色々に意味で「密度の濃い」日本のX文化が世界に拡散する機会にもなり、ある意味阿鼻叫喚の様子が観ていて面白い(マテ)。そんな中で、私も初めて聞きましたが、アメリカではコカコーラにピーナッツを入れて飲むと言う話題で盛り上がることに。アメリカでも南部の風習らしく、それならばBBQがテキサス中心に盛り上がったので、そこで発掘されたのも納得出来ます。この「ピーナッツコーラ(Peanuts and Coke)」は、"Farmer's Coke"とも呼ばれているらしい。 

で、この衝撃的な情報に日本側も即座に反応。実際に試してみて、暫く置いてから飲んだ方が良いとか、まぁその辺りのコメントは許せるとして、問題はその続き。これ、日本人なら良く分かり衝動なんですが、「もっと美味しくならないか」「別の素材の組合せは」という、所謂「魔改造」が始まるともう日本人は手がつけられない。コーラを酎ハイ、レモンサワー、日本酒、ウイスキーと変えてみたり、ピーナッツを違う素材にして見たりと、もうやりたい放題(笑)。これにはオリジナルのアメリカ人達が「Oh! Noooooooo!」と阿鼻叫喚状態らしい(笑)。

私が初めて仕事でアメリカへ行って、向こうの食文化で最初にビックリしたのが「朝食のベーコンエッグに蜂蜜をかけて食べる」こと。「蜂蜜」と言えば、とても甘い甘味料な訳で、普通はお菓子とかデザートに使うもの、というのが自分のそれまでの認識。勿論、調理に於いても砂糖や味醂の代わりに使う場合も有るけれど、多くの日本の家庭に於いては特に当時の状況では、そんなに常駐しているものでは無いと思います。で、そんな認識の人間がアメリカに行き、ホテルの朝食でパンの上にベーコンエッグを置くのは良いけれど、底に蜂蜜をたっぷり掛けて食べるというのは衝撃でした。いゃ、そこは醤油かソース、いゃぱんの上だからケチャップが相当だろうと感じるのが一般的な日本人じゃ無いだろうか。後ビックリしたのは、先日のBBQの話でも書きましたが、出張先のNorth CarolinaでのBBQスタイル。それまで「BBQ」と言えば、鉄串に肉やソーセージや野菜をさして焼いたり、ステーキ肉を焼いたりするものが「BBQ」でした。ところが現地N.C.では、豚の固まり(自分の場合は丸一頭)を何時間も掛けて焼いて、ほろほろになった肉を細かく繊維状にほぐして、それを食べるというもの。日本で「焼き魚」と聞いたら、半身を焼いてそのまま出されると想像するのが殆どだと思いますが、それが焼いてはあるけれど身をツナ缶の中身みたいに細かくほぐしたものを出されたような衝撃でした。

アメリカの食事では無いけれど、トルコの食べ物の「鯖サンド」を聞いた時もビックリしました。最初は鯖のフライを挟んだ、所謂「フィッシュサンド」の一種かなと思ったら、焼き鯖をそのままだったりほぐしたりしたものを具材としてパンに挟んだもの。最近では日本でもご当地銘品として出していたり、確かタモリさんが何かの番組で作って有名に成ったんじゃ無いだろうか。そう言う知らない料理、予想もしない料理に出会うのも国際化の恩恵だと思う一方、日本で噂を聞いて実物に出会える事も。「刑事コロンボ」で有名な「チリコンカン(内のかみさんのチリが一番上手い)」に初めて出会ったのは、2回目のアメリカ出張で、当時フロリダ州にあった開発拠点に1ヶ月の予定で出張したら、3ヶ月+3ヶ月にされてしまったとき。「おぉ、これがコロンボのチリかぁ!」と感激しました(笑)。今考えてみたら、情報だけ受けて考えたものって、本来のものとは違ったり、編に誤解したりするものが多いけれど、そんな仮想的なネットの世界で、食べ物ってリアルに体験出来る要素の一つだなと実感します。うーん、久し振りにチリが食べたくなったぞ(笑)。

力の時代

ReHacQリベラルアーツ編から、小泉"全裸中年男性"悠東京大学準教時と高橋Pとの対談。日本の軍事評論家、特にロシアの軍事や安全保障が専門の小泉氏の話は、客観的で混沌としている現状を俯瞰して考察するには非常に参考になる内容だったと思います。これ、前半なんですよね。後半公開は来週だろうけど、ちょっと待ち遠しいです。 

ロシア-ウクライナの戦争が始まって、もう4年。当初はロシアが一気にウクライナを攻め落として終わりかなと思ったら、ロシア側の驕りもあったのかウクライナは奇襲撃退に成功をして、現在は膠着状態に。コンテンツの中でも、どちらが勝つにしても直ぐに結果が出る可能性は低く、このまま暫くは膠着状態が続くだろうという見立て。それでも、ロシア側はすでに死者数だけで40万人位、戦線復帰が困難な重症者も含めると、200万人以上の戦死負傷者を出していて、かなり厳しい状況に有ることは確からしい。イズムイコ氏によれば、毎年30万人位徴兵されて、でもロシア軍の兵員増加は10万人位らしいので、少なくとも20万人は何らかの理由が前線から消えている計算に。勿論ウクライナ側も比率としてはロシア以上に厳しい状況に有ることは確かだけれど、NATOからの支援もあってここまで耐えてきただけに、何とか少なくともウクライナ優位な条件で終戦して欲しいと個人的には感じるところ。

小泉氏によれば、トランプ大統領は現在の前線で停戦するような「土地交換」を前提に終戦条件をプーチン大統領としているらしいけれどそれは間違いで、実はプーチン大統領は一度も土地問題を言ってはおらず、プーチン大統領の懸念は緩衝地帯としてのウクライナの消滅というのはなるほどなあ、と。もう一つ気になったのは、ロシアが力による解決を始め、アメリカも同様に力による解決を今実こうしている中、あの中国がこの三大強国の中でまともに見える皮肉みたいな話し。中国としては、アメリカがイランに関わって疲弊してくれれば、将来台湾統合や東南アジアへの信仰に関してやりやすくなるだろうと思うのは当然の話でしょうね。習近平書記長は、軍組織の粛正みたいな事も最近始めていて、となると自分の意のままに指導できる組織にしようとしているとしたら、イラン侵攻騒動が終わり、トランプ政権が再来年交代したとき辺りが、タイミング的には危ないのかなあ。

もう一つ印象的だったのは、世界の強国が武力による解決に乗り出して、日本のような国にとっては国としての前提条件(=憲法)が変わってきている世界が始まっている訳ですよね。その中で、念仏のように憲法遵守を唱えているだけでは解決出来ない事も事実で、いかにこれまでの理念を守りつつ、その中で世界の状況に合わせた対応が可能なのか、真剣に考えなきゃ行けないタイミングだなと再認識しました。日本独自での解決は、どう考えても無理なわけで、そうなると最近広がりつつある多国間での防衛協力だったり、もしかしたら「同盟国軍」「国連軍」みたいな、日本の外に日本の利益を守るような組織が必要になるかもしれない。「憲法改正」と言うだけで反対する人もまだ多いけれど、少なくとも戦後80年となり世界の状況が大きく変化しているのに、80年前の理想を国是と維持する事が国民の利益になるのか、少なくとも「憲法検証」「憲法再考」くらいのことは今必要じゃないだろうか。後半編が待たれますね。

2026年4月4日

BYD in Hamamatsu

別に某国の某メーカーを貶めたり、皮肉を言いたいわけでは無いのですが、たまたま昨日通りかかってみた光景が結構印象的だったので備忘録代わりに。昨日は前日から外出していて、夕方浜松に戻ってくると、駅ビルで買い物をして丁度タイミング良く路線バスの時刻に間に合うので、久し振りに駅から自宅近くまで路線バスで戻ってきました。駅へ出るときには結構路線バスを使うんですが、戻る時には遅くなったり1時間に2本しかないバスの時刻に合わなかったりで、駅から帰宅するときにはタクシー利用が殆ど。だから、帰宅時のバス利用は半年振りくらいかなぁ。

結構日が落ちるのも遅く成りつつ有る中バスで移動すると、丁度中間辺りで自動車の各社ディラーが並んでいる通称「ディラー通り」を通過します。ここにはAudiやVWにLexusやその他メーカー・中古車ディラーやメーカー が多数並んでいます。路線バスは途中で左折してこの通りから外れますが、そのまま直進すればさらに日産や他の会社メーカーのショーケースやオフィスが並んでいます。で、駅からこの通りに入ると、一番手前に「BYD」のディラーオフィスがあります。以前はPorscheの販売店が入っていた場所を居抜きの形で使用しています。確か、オープンして直ぐくらいのときに通りかかったことがあり、その時は外にもガラス張りの中にも、多分BYDの試乗車が何台も並んでいました。

で、今回通りかかって驚いたのが、以前はそこそこ賑やかな雰囲気だった販売店が、外には一代も車が無く、またガラス越しに見える内部には1台だけぽつんと車が置かれていて、まるで引っ越し直前のようながらんとした雰囲気。調べてみたら、営業時間が丁度終わった頃(10:00~18:00)だったので、閉店した直後だったのかもしれないけれど、ああいうお店って閉店後も中の車が外から見えるように照明つけたり、少なくとも中に売れ筋や人気の車種を展示しませんでしたっけ。浜松店の「お知らせ」には、2026年4月1日付けの記事もあるから、決して閉店とか言う話では無いと思うけれど、ちょっと外から見えた光景の雰囲気がかなり以外だったので美作りしました。

浜松でも時々BEVが走っているのを見ますが、多くの場合は日産のリーフで、それに次いで時々Teslaを見かけます。BYDは車種までは分からないけれど(でもBYDのエンブレムみたいなものは見えた)、この1年間で2回だけ遭遇しました。いゃだからと言って浜松で売れたBYDが2台とは言わないけれど、少し前に日本国内での年間販売台数が2000台とか3000台とか言うニュースを聞いた記憶があり、これは外国メーカーとしては中堅くらいの台数なのかな。ただ本国での販売台数と比べると桁違いも桁違いなわけで、結構厳しい競争を強いられていると思われます。個人的には何度も書いているけれど、BEVの場合は充電環境がもう二段も三段も改善しないと厳しいと思う。充電ステーションがもっと全国ここかしこにあり、かつ充電時間が長くても5分を超えたら駄目だと思う。理想は3分以内で「満充電(満タン)」だなぁ。である意味皮肉だと思うけれど、BYDは高圧急速充電とか展開してガソリン車に近づけようとしているけれど、そのためにはインフラを更新する必要が有るわけで、それが全然足りていない。そう言う意味では、まだまだ日本国内でのBEVビジネスは厳しいと思うし、リーフとかそれなりに知名度のあるところはまだしも、新興メーカーにとっては売るためには価格競争に入らざるを得ないわけで、更に厳しい競争を強いられている気がする。まぁ、個人の勝手な憶測ですが、たまたま昨日通りかかったときの様子を見てそんな印象が浮かんできました。

Soft Landing

まだ解決の兆しも見えないホルムズ海峡の閉鎖。仮に今日明日海峡通過が再開されたとしても、以前のように毎日自由に往来できるまでには月単位の期間が必要になるだろうし、まだまだ厳しい石油事情は続くと思われます。 そんな状況ながら、高市政権はかなり頑張っていると私は感じるんですよね。

まだ子供の頃の記憶ではあるけれど、1970年代のオイルショックのパニックに近い状況を身をもって体験しているだけに、同じ様な状況になりながらも当時とはほぼ180度異なる用な社会状態には、ちょっと感心しています。あの時は、メディアも「石油ストップ」と騒ぎ立てて、毎日どころから朝昼晩と「トイレットペーパーが買い占められて」と、煽るようなニュースや報道ばかり。ところが今回は、メディアは「ホルムズ海峡危機」とか「石油がストップ」とか伝えるものの、国民は至って冷静にその状況を判断しているように感じます。

その最大の理由は、まず「石油=ガソリン」という国民が一番最初に関連付けるであろうガソリン対策をして、先ずは政府からの補助金でガソリン価格の急騰を抑えているところ。私の周辺のガソリンスタンドでは、一番安いところ(会員価格)ではレギュラーガソリンで165円/lというと頃がありましたね。ホルムズ海峡危機が発生する前だと、暫定税率が無くなり一番安くなったときには150円台だったかな。148円なんていう表示も見た記憶があるので、確かに高くはなっているんだけれど、何とか我慢できるところに抑えていると思います。また、ガソリン以外の石油由来製品に関しても、在庫状況を詳しくアナウンスしたり、ナフサやLNG等は中東以外からの輸入に切り替えてその切替先からのタンカーも到着し始めています。

別に政府の肩を持つわけでは無いけれど、初動対応としてはかなり上手く切り抜けている気がします。まだ200日文以上の備蓄もあるわけで、少なくともあと半年はその備蓄を取り崩せば何とかなる状態。ただ、その時点でもまだホルムズ海峡通貨問題が解決していないと拙いわけで、取りあえずは今月中に何か解決に向けての糸口を見つけたい所。トランプ大統領は、あと2~3週間で米軍は撤退するというようなことを言っているらしいけれど、仮にそれで米軍がG.W.前に撤退しても、逆にイランが周辺国への反撃に出てくる可能性もあるだろうし、更に混沌とした状況になる可能性もありそうな気がします。その場合は、日本も含めて多国籍軍が海峡警備というか、あの海峡でイランと対峙する事になるのかもしれない。そうならないためにも、茂木外務大臣や小泉防衛大臣が色々働きかけているような話も聞きますが、なんせ相手は自分かったなトランプ大統領と、主なきイランという不確定要素だけ見たいな存在だからなぁ。今朝も戦闘激化のニュースしか観ませんが、何か解決の切っ掛けが本当に何でも良いから欲しいと感じます。

(NH Leg#2) HND-OKA/-HND

 2日目のフライトは早朝06:45発なので、6時前にはT2のラウンジに入り軽く朝食を摂りたいところ。ホテルにいても仕方が無いので、5時過ぎにチェックアウトをしてT3からT2へ移動します。事前に調べたところ、5時台のシャトルバスは、05:00、05:20、05:40と20分間隔で回遊しているらしいので、05:20に乗車するべくT3 1Fに降りてシャトルバスの0番停車場に着いたのが、05:16頃。直ぐにシャトルバスが到着したので中に入って出発を待ちます。で、何故か05:18にはドアが閉まり出発しましたが、良いのか? 後から時刻表を確かめましたが、T3出発は05:20のはずなのに...

T3からT1へ回り、そこからT2へと10分程で移動完了。流石にまだ早朝6時前なので、T2 2Fの出発フロアーもいつもの様な喧噪はまだありません。いつもの様に優先保安検査場を抜けて、4Fのラウンジに入り、御稲荷さんと太巻きを頂いてやっと人心地尽きました。流石に早朝のフライトなので、往路は軽食を頂いたらそのままシートを倒してスリープモードで移動する予定です。

1) HND 06:45 - OKA 09:30 (NH993)

ラウンジの窓からも見える、62番ゲートへまずは移動。ゲート前には「搭乗開始予定: 06:24」というデジタルサイネージが表示されていましたが、06:21に事前改札のコールがあり、でも誰も通過しないのですぐにグループ1からの優先搭乗となりました。使用機材はB777-200で今回も新シートの機材。新シートへの換装作業って、もう完了したのかな。ここの所かなりの確率で新シート機材が利用出来ています。

この日はほぼ満室というアナウンスがありましたが、ドアクローズは定刻前の09:40。でもプッシュバックは少し遅れて09:47。機首の向きが反転し、その後誘導路をD滑走路へと移動開始。RW05にセットすると直ぐに離陸開始となり、07:00丁度に沖縄へ向けて飛び立ちました。

暫くして機内食のサービスがあり、食べ終わったところで後は早朝起床の寝不足を取り戻すべくシートを倒して寝ていく予定でしたが、機内Wi-Fiに接続してメールチェックとかしていたら、何となく眠気も消えてしまいそのままダラダラと沖縄までのフライトになりました。

空港へは北側からRW18Rへと降りるパターン。着陸すると、結構きつめの制動が掛かりいつもより早く左側の誘導路へ離脱した感じでした。その後空自のF-15の離陸音と思われる爆音が何回か轟いたので、それも関係したのかな。そのまま連絡通路を渡り、33番ゲートへは定刻より少し早めの09:28着となります。前日の沖縄は、初夏の陽気で薄手のブルゾンでも暑いくらいでしたが、今回はまだ午前中だからかそんなに暑さは感じず、ちょっと暖かい曇り空という天候。途中雨に遭遇しないように祈りながら、所用のためにまずは出かけました。

2) OKA 12:10 - HND 14:30 (NH464)

心配した天候は問題無く、無事に空港へと戻り、先ずはラウンジで一服することに。丁度午前中の出発ラッシュに、多分春休みの旅行などが重なり、結構空港内も保安検査場も混雑していました。ラウンジも、最初入室した時には半分以上埋まっていましたが、そのうちに空席も目立つようになりました。

羽田からの飛来機は、定刻から15分遅れで到着しましたが、那覇空港でのターンアラウンドタイムがもともと70分で設定されていたからか、遅延にはならずに定刻出発の様です。33番ゲート前に行くと、丁度事前改札が始まりましたが、暫くはPBBのL1/L2の分岐点で止められて、それが中に入り出すとグループ1の優先搭乗が始まりました。

機内に入るとガッカリなのが、使用機材が古いB777-300なのでシートも旧式の手動操作のタイプ。往路便で寝られなかったので復路便で睡眠時間をリカバリーしようと思っていましたが、これでは寝られません。そうこうしているうちにドアクローズしたのが12:07。プッシュバック開始が12:15と遅れ気味でしたが、直ぐ横のRW18Lから離陸したのが12:24だったので、まぁまぁスムースな方かなと思います。

機内では食事を頂き、その後は寝るにしてもこのシートだしなぁと諦めて、機内Wi-Fiに接続していつもの様にメールチェックやブラウジングで時間を潰します。飛行時間も表示では2時間を切っていたので、定刻前に到着出来るかなと期待していたところ、房総半島の真南辺りで真っ直ぐ北上する進路を取りだしたので、おっこのままRW34Lかなと更に期待感が高まります。ところが房総半島に乗っかったところで右に旋回をして、B滑走路のRW22に降りるパターンへシフト。何だよ、時間調整で期待させるなよと羽田空港の管制官に小一時間... それだけ到着機で混雑していたのか、RW22に降りたのが12:29で、そこから戻る形で64番ゲートに入ったのが、14:36でした。

実は、14:42分発の京急特快に乗ると、14:58に品川駅に到着するので、予約している一本前の15:10発のひかり号に間に合います。ただ、PBBの接続に手間取ったこともあり、L1から外に出たのはもう14:40近く。その次の京急だと、14:46発の特急だと15:08に到着なので、流石に2分間での乗換は無理。ただし、品川駅で1時間も待つのも苦痛なので、15:34発のこだま号に予約を変更して帰宅しました。もう少し品川駅での連絡がスムースだと嬉しいんですけどね。

2026年4月3日

Royal Park Hotel Haneda

前回から約10ヶ月振りとなる、羽田空港第三ターミナル直結の、ロイヤルパークホテル羽田。以前はそこそこお得な料金も多かったのだけれど、旺盛なインバウンドの影響でしょうか、最近は結構価格帯が上がっていて、ちょっと使いづらくなったホテル。とは言っても、どこのホテルも同様なんですが。 

定刻よりも20分位遅れて羽田空港には到着。到着階から外に出て、9番の空港内シャトルバス停へ行くと、丁度出発するところでした。T3へ移動した後、今度は出発階へと移動し、北側端のホテルへとチェックイン。この後、T3の飲食店街へ行くか、7/11で何か買おうかなと思っていましたが、部屋に入ったのが20:00過ぎでもう付かれてしまったので、そのまま同じフロアーにある自販機でハイボールを2本購入して良しとしました(苦笑)。

翌日のフライトは06:45なので、4時には目が覚めてしまい、5時過ぎにはチェックアウト。05:20に次のシャトルバスがあったので、これでT2へと移動し、先ずはラウンジでお腹を満たしてホッとしました。

(NH Leg#1) HND-OKA/-HND

新年度が始まり、ここしばらくは毎週のように飛ぶ予定の令和8年度。前日まで強めの雨が降っていて、東海道新幹線も運行中断するような天候でちょっと心配しましたが、今日明日は何とか天候は戻りそうで一安心です。前夜は雨が降っていたものの、朝目が覚めた頃にはそれも上がり、何とか折り畳み傘無しで出かけられそう。 

利用するフライトが、いつもより一つ後なのでちょっと余裕を持って自宅を出発。いつもの様に路線バスで浜松駅まで出ると、駅ビルのスタバで朝食代わりのコーヒーとホットサンドを頂き、その後やはりいつもよりは一本遅いひかり号で品川へと移動しました。

品川駅はそこそこの混雑具合でしたが、学校が春休みに入った分通学する様子は無いけれど、多分春休み最後の週末を利用しての家族連れが目立ちました。京急線は乗り換え混雑のため遅れて到着しましたが、品川を出た後は京急蒲田、T3、そして終点のT1/T2止まりの一番早い運用だったので、殆ど遅れは関係無く到着しました。羽田空港のT2 2Fも、お昼前の少し落ち着いた感じで、直ぐに保安検査場を通過して4Fのラウンジへ入りましたが、こちらもガラガラの状態でした。

1) HND 11:25 - OKA 14:15 (NH471)

使用ゲートが当日63番から隣りの64番にかわり、ラウンジの窓際の席が丁度その64番ゲートのほぼ真上でしたが、ゲートにはまだ飛行機が入っていません。10分位すると、しずしずとB777機がゲートに入ってきましたが、この時点で出発予定時刻まで1時間以上空いていたので、多分定刻出発出来るでしょう。暫くラウンジで時間を潰してから、ラウンジ南側出口の正面の64番ゲート前へと移動しました。

11:00少し過ぎ位から事前改札が始まり、家族グループが数組入場。その後すぐにグループ1からの優先搭乗で機内へと移動しました。以前だと、使用機材がB777だとほぼ旧シートの機体確定みたいな感じでしたが、最近はシートの換装作業も進み、この機体は新しいシート搭載の機材でした。搭乗プロセスは順調に進み、11:21にドアクローズ、5分後にプッシュバック開始、さらに5分後にはD滑走路のRW05へ向けて移動開始となりました。1機先行機の離陸待ちがありましたが、直ぐにRW05に入ると離陸開始したのが11:43と、ここ最近では一番スムースでした。

ブロッキングタイムが2時間24分と機内モニターに表示されますが、到着予定時刻はそれよりも15分位早い予想時刻が表示されていて、どちらを信用すれば良いのか悩みながら、まずは機内食を頂きます。丁度お昼の時間帯のフライトなので、久し振りに羽田発の幕の内弁当を頂きましたが、ホットミールの太刀魚の煮付けが魚臭すぎて手をつけられない状態だったのが残念。この主菜のホットミールは色々これまでも頂いていますが、どうにも美味しいと感じた主菜に出会った記憶がありません。肉にしても魚にしても、何かグズグズな感じで味付けも濃いし。

食事の後は機内Wi-Fiへ接続しようと思ったんですが、APは取れるんですがそこから「機内Wi-Fiへ接続」ボタンをクリックすると、ずっとグルグルアクセス中のフラッシュ画面が回り続けて、そこから先の認証画面が一向に表示されません。何回かやり直しても駄目なので諦めて、Kindleでダウンロードしていた書籍を読みながら残りフライトを過ごしました。

那覇空港には、沖縄本島を時計回りに回り込んで第2滑走路のRW36Lへと着陸。誘導路を移動して、33番ゲートに入ったのが定刻少し早めの14:14でした。機体の外に出ると、沖縄はもう夏の陽気ですね。羽織っていたブルゾンを脱いで小脇に抱えて、まずは所要のために出かけました。

2) OKA 16:50 - HND 19:30 (NH472)

接続時間が3時間近くあるので、少し早めに空港へ戻りマッタリしようかと思ったら、折返しの羽田からの到着機が、羽田出発時点ですでに15分位遅れています。多分こちらからの出発も10~15分位遅延するんだろうなぁと思いつつ、保安検査場を通過してまずはラウンジで席を確保します。平日の午後遅めなので、ラウンジはガラガラなのがありがたかった。その後、搭乗ゲートが33番から35番に変わり、出発時刻も16:50から16:55に遅延しましたが、そんなに大きな変更では無いしどうせ今日は羽田泊まりなので問題無しです(笑)。

頃合いを見計らってラウンジを出て35番ゲート前に行き、暫くすると事前改札が始まり、優先搭乗で中に入ったのが16:40頃でした。使用機材はB787-10で新シートの機体。ほぼ満員の様子でしたが、途中L2付近のトイレでトラブルがありCAさん達が少しドタバタして、「これは更なる遅延か?」とも思いましたが、何とかトラブル解決したらしく16:57にドアクローズとなりました。しかしこの後那覇空港混雑のため暫く待機となり、プッシュバックが始まったのが15分以上経ってから。その後反対側のRW36Rへと移動して離陸したのが17:27でした。


機内では食事を頂き、こちらの機体では機内Wi-Fiが繋がったのでメールチェック等して時間を潰しつつ到着を待ちました。順調にフライトは進み、気がついたらもう伊豆半島沖を大きく回り込むようにして房総半島に接近していきます。夕方遅めなので羽田空港は到着機の長い列が出来ています。搭乗機のNH472便も、結構大きく房総半島を回り込み、「あれ、もしかしたらB滑走路のRW22に降りる?」と思うくらいに反時計回りに回り込みますが、結構急に左旋回をして戻るような航路に。左側の列がA滑走路のRW34L進入の列だと思うので、こちらはC滑走路のRW34Rへ降りるのだろうけど、手前のD滑走路のRW05も離陸用に使っているので、そのタイミングを計ったような印象です。

結構大きな蛇行の後に、機首が北に向きRW34Rへと向かいます。直前にRW05から離陸したJAL機があり、もう一機くらい離陸させるかなと思いましたが、それはRW05手前でホールドされている様子。そのまま搭乗機はRW34Rへと着陸し、左の誘導路に出てUターンをすると、64番ゲートへと向かいました。結構遅れは取り戻した感じでしたが、ゲートに入ったのは19:33とやはり遅延の影響がありました。この後はT3のホテルへと移動して、先ずは1日目は完了です。

2026年4月2日

郷に入っては郷に従う

X上の書込が、Grokによる高品質の自動翻訳機能により急速に国際交流が進んでいるネット世界。一方で実社会では、そう言う便利なサービスはまだ存在しないので、こう言うちょっとした「自分達の常識」が通らないことで摩擦が生まれることも。 

私の知っている範囲では、アメリカでもスーパー等で会計前に購入した(購入する?)品物の口を開けて中身を食べて、食べながらその商品をレジに見せて会計するような光景を何度か見たことがあります。量り売りのお惣菜なんかでも、ランチボックスに入れて待っている間につまみ食いする光景は結構見ますよね。あれ、量り売りだから、つまみ食いした分は料金に含まれないことになるんだけれど、結構試食とかもさせてくれるので試食分と思えばお店側も納得するのかな(疑問)。ただ、自国ではそれが常識と言っても、同じ事が日本でも常識とは限らないわけで、特に商品に関しては今回のような勘違いあるいは思い込みは多いので、そう言う事は批判するのでは無く啓蒙していくべきだと思う。勿論、それは日本人が海外へ行く反対のケースもそう。

少し前に中国からのインバウンドが大量に国内に来た時に、その行動が批判されたこともありましたよね。例えば陳列している商品を勝手に触ったり押したりして駄目にしたり、品物を購入しないのにイートインスペースとかで長時間滞留したりと。しかも彼らの性格というか国民性から、こちらが注意をするとその倍以上の熱量で反論してきたり文句を言ってきたりするわけで、そこで怯むと向こうはますます嵩に掛かってくる。別に中国語でやり返す必要は無くて、兎に角日本語でどんどんまくし立てて相手が「今日はこれくらいで勘弁してやらぁ」とダチョウ倶楽部モードになったらこちらの勝ちです。

昔と比べてネットが発達して、事前に色々な情報も入手出来る時代にはなったけれど、だからと言って全ての人が同じレベルの同じ分量の情報に接しているわけでは無いし、さらにその情報をちゃんと理解しているわけでも無い。また「旅の恥はかきすて」じゃないけれど、日常には無い高揚感みたいなものも旅の時には感じるので、それでつい行動が利己的なものになってしまうことも。今回の騒動で全ては解決出来るとは思わないけれど、こういう事柄がマナーマーカーみたいな事象としてちゃんとネットで共有されて、インバウンドも国内で迎える側も互いの摩擦が減ることを願いたいですよね。情報空間の共有化が着々と進み始めたのだから、次はまずは気持ちの共有であり、さらには常識とか日常の共有が始まる事を期待したいですね。

April Kool

昨日の4月1日は、多くの日本企業では新年度のスタートで、さらに新入社員の入社式を開催した会社も多かった様子。昔はどこの企業も「4月1日入社」だったけれど、ここ10~20年位で中途入社も普通になって「秋入社」なんていうのも珍しく無くなってきました。でも、まだまだ日本人の心には「4月1日」というのは、何か新しい事の始まり、スタートの日という印象が根強く残っている気がします。

4月1日のもう一つの属性は「April Fool(四月馬鹿)」の日。ネットには、ビックリ情報が続々と投稿されて、さらに既存メディアや企業広告なども、一年間練りに練って来た企画と準備をしてきた「ネタ」をこの一日だけのために炸裂させていました。でも、流石に行きすぎも目立つようになり、最近では批判する声も大きくなってきてからか、今年の4月1日はいつもの平日とそんなに変わらない「ネタ」がネット上を静かに流れている気がする。「今年は、4月1日のエイプリルフールが禁止されました」みたいなエイプリルフールネタが流布されているような印象すら感じる位。

そんな中で、数日早く実現してしまったそれこそ「エイプリルフール」的ネタでもある「GrokによるX上のコメント自動翻訳サービス」が、一昨日くらいまでは殆どが英語-日本語の相互翻訳中心に見えていましたが、昨日は更にスペイン語とかフランス語とかタイ語とか韓国語とか、もう「言語」というカテゴリーがX上では消滅したかのような状況。しかもその翻訳された「日本語」の文章が、非常にナチュラルというか「いかにも」という雰囲気に翻訳されていて、もしかしたらGrokの少なくとも日本語版は「空気を読む」事も出来る隠し機能があるんじゃ無いかと邪推したいくらい(笑)。昔開発の仕事で間接的に音声認識とか自動翻訳みたいなアプリを見ていたことがあり、当時の翻訳品質は「訳あり」のお店でも売れないようなレベルだったけれど、ここ数日嫌というほどGrokの翻訳状況を見ていると、もう時代は完全に変わったなと感じる位。だって一連のスレッドを見ていて、全部日本語で表示されるから日本の投稿だと思ってみていると、小さく上の方に「 ○○からの翻訳」とか表示されているんですからね。

先日「スタトレの世界が実現する」と書いたけれど、少なくとも地球上の多くの場所ではそう言っても良いかもしれない。AI技術と組み合わせれば、音声認識からの自動翻訳での音声合成位は、もうあっと言う間かもしれない。ただその場合の課題はリアルタイム性がどこまで維持出来るかだろうなぁ。例えば日本語-英語翻訳の場合、語順がほぼ180度位違うわけで、所謂「逐次翻訳」はかなり難しい。X上の自動翻訳は、全ての文章が入力されている状態だから、日本語-英語の翻訳も一気に可能なわけで、やはりスタトレのように同じ言葉を話しているようにリアルタイムに互いに会話するのはまだまだ無理そう。でも、例えばその話者の癖とかよく使う言い回しとか、そう言うものを翻訳AIが学習すれば、日本語で喋っている間に有る程度先行翻訳して、リアルタイムとは言えなくても昔の海外中継の音声の遅れ位には出来そう。まだまだ夢想レベルだけれど、そんな技術が実現したら今年の4月1日は「April Fool」ならぬ「April Kool」と言われるようになるかも。

国旗毀損罪

国旗毀損罪に関しての議論が国会で行われていますが、色々な人の賛否の話を聞いているとどうも腑に落ちない話も。既に外国の国旗に関しては、それを毀損した場合の罰則規定も決まっているのに、何故か日本国国旗に関してはそう言うものが無いので、現在色々と審議されているわけですが、罰則規定を設けないという話もあるらしくて、それならなんで毀損罪なんていう法律を作るのか困惑します。

そもそも論として「国旗」なる物の定義はあるんだろうか。国旗のデザインとかと言う意味では無く、「これは○○国の国旗として正式に扱われるものです」という定義はあるんだろうか。「国旗」として購入したら、それは全て「国旗」と思っていいんだろうか。例えば、自分で似たようなデザインのものを描いたら、それは「国旗」とは言えない気もするけれど、人によっては精密に描画できる人も居るだろうから、そうなると仮に「手作り」であっても「国旗」相当と言えそう。じゃぁ、そうやって星条旗を作って、それを毀損したら罪に問われるのだろうか。そもそも「国旗」として認証されたものの定義が不明なわけで、それを決めないと「国旗を毀損した」のか「国旗を真似た図柄をデフォルメした」のかの区別も分からない。

日本国国旗にこれまで毀損罪が無かったのは、表現の自由との兼ね合いからという説明をよく聞くんですが、それって外国の国旗だって同様ですよね。 何かの番組で、外国の国旗に罰則があるのは、例えば大使館とかで掲揚されている国旗を毀損した場合に罪に問われると言っていたけれど、なら国内の官庁とか政府機関で掲揚されている日の丸だって同じでは。あるいは、日本国国旗を日本人が弄ることは「表現の自由」というならば、外国人が日の丸を毀損した場合はどうなんだろうか。

日本国国旗だろうと外国の国旗だろうと、例えば公的な施設等で掲揚されているものに何か行動したら、それは器物破損でしょう。どこの国の国旗でも、火を付ければ放火罪かもしれない。ビリビリに破いてそのまま捨てる、あるいは地面に置いて踏みつける行為は不法投棄かもしれない。別に国旗で無くても、同様の行為をしたら罪になるのであれば、それが国旗でも同様だと思うんだけれど。それを特に「国旗に対しての毀損」というルールを作るのであれば、まずは「これが公式に『国旗』と呼べる物体です」という定義が必要じゃないだろうか。その上で、例えば外交上望ましくない行為だとか、一般常識を逸脱すると想像される行為だとか、公序良俗に反する行為というものに対しては、「国旗」というある意味その国を代表する存在に対してより厳密な対応があっても良いと思う。で、そこには「国旗」なのだから、日本の日の丸もアメリカの星条旗も区別は無いと思うけれど。

2026年4月1日

報道したくない自由

彗星のように現れて、今やネット言論界でもトップの知名度と信頼を獲得している、元朝日新聞政治部記者の今野忍氏。この選挙ドットコムちゃんねるのコンテンツも視聴しましたが、この辺野古でのボート転覆事故に関しては、産経新聞以外報道しないメディアの姿勢にかなりお怒りの様子。 

同じくノンフィクションライターとして著名な石戸諭氏も、この事件に関しては当事者側の対応の無さやそれに沿うようなメディア対応の無さにかなり不信感を持っている様子。確か選挙ドットコムちゃんねるで、山本期日前氏との対談の時にも、かなり熱の籠もった批判を展開していたと思います。

兎にも角にも不思議なのは、自分達の教え子が犠牲になっているのに、修学旅行の責任者たる学校側が多分一度記者会見を開いただけで、その後の対応が全くと言って良いほど伝わらないこと。無事だった学生さん達も、骨折など重症な人も居たようだし、なんと言っても友人が亡くなったという精神的な負担は大きいはず。個別の名前は出さなくても、例えば重症で入院していた学生が無事退院したとか、精神的に登校できない生徒にはカウンセラーを派遣して状況を見ているとか、そう言う「回復の道筋」に関しては伝えるべきなのでは。また、旅行手配等はツアー会社や現地担当者へ丸投げしているような言い訳をしていたけれど、ここまでの情報だと最近始まったことでは無く、かなり前から同様の旅行は実行されていて、某宗教組織関係者で学校関係者でもある人物の介在も言われている。学校側は第三者委員会を立ち上げると言うけれど、その人選にしても疑問を持たれているわけで、何かこのまま有耶無耶にして終わろうという意識が見え隠れしている気がします。

亡くなった船長や、現地での担当者の中には、日本最大のキリスト教系宗教団体関係者とも言われているけれど、それって少し形は違うかもしれないけれど、あれだけ世間一斉に批判を展開した(させた?)、所謂統一教会の問題と同種の問題と言えるのでは。つまり、宗教団体という地位や社会的優位性を利用して、無理な勧誘あるいは知識の刷り込み(オルグ)行為という部分は同じだと思う。統一教会があれだけ批判されて解散命令まで出されたのであれば、今回の事件に関しても先ずはその関連していると思われる団体がちゃんと会見をして、さらに自分達自ら身の潔白なり問題点の洗い出しなり、もっと積極的に問題解決を示す義務があると思うのだけれど、そんな様子は全く無い。どうも、その団体の中にも色々なグループがあり、その中でも過激な部類のグループが今回の関係者達という話もネットには流れていたけれど、だとしてもその団体に所属しているあるいは一部であるならば、それはその団体全体で対応するべき問題だと思う。

で、更に疑問なのは、地元でこれだけ大きな事件が発生しているのに、とうの沖縄県の知事にしてもメディアにしても、殆ど取り合わずに、やはりこちらもこのまま有耶無耶にしてほとぼりが冷めるのを待っているかの様子。特に玉城デニー知事は秋の知事選への影響を考えて出馬宣言も保留中だけれど、出馬するのであれば先ずはこの問題に関して自らの立場表明と解決をしてからじゃないだろうか。沖縄には色々な事情があることを理解しても、それ故に自分達が都合よく利用してきたこれまでの矛盾が一気に表面化した事件のように感じます。

オイルショック in 令和

ホルムズ海峡閉鎖による、中東からの石油輸入が事実上止まっている現在。その状況は、自分くらいの世代だと1970年代の「オイルショック」を思い浮かべるわけですが、今考えてもなんで石油輸入が止まるからとトイレットペーパーの争奪戦が勃発したのだろうか。トイレットペーパーが石油由来の製品ならまだ理解出来ますが、素材は違うしあえて言えば製造用のエネルギーとして石油が必要と言う事は有るだろうけど、それはどの工業製品に対しても同じ事。結局は、無関係な事象が引き金になって、それが一気に全国に広がったということなんでしょうね。

で、当時の様子と比べて、多分今のホルムズ海峡の状況は通過する観戦が直接今日に晒されていることから、1970年代のオイルショックに比べて状況的には深刻だと思います。確か当時の中東石油への依存度は90%位だったけれど、現在は95%と増えていることもあるし。ただ、当時の経験から石油備蓄は大幅に増加しているし、調達先の変更なども進んでいるように見られます。当時は、メディアがトイレットペーパー不足を報道すると、どんどんそれが日本中に広まっていってパニックを醸成しているような感じでしたが、現在は同様に石油が入ってこないとメディアが伝えても、そんなにパニックは生まれそうには見えません。

別に政府の肩を持つつもりは無いけれど、やはり政府が丁寧に備蓄放出やその他対策を細かく伝えていることが大きい気がします。また、いち早く補助金を支給して市中のガソリン価格の急騰を抑えていることも、国民感情に対しての沈静化に大きく役立っている気がします。ただ、石油は備蓄放出もあり通常通りに供給されているはずなのに、何故かそこから製造される石油由来製品が足りなくなると言う現象は何故だろうか。海外で製造していて、そこがホルムズ海峡の影響を受けて輸出が滞っているならまだ理解出来ますが、そう言うものばかりでも無いようだし。新しく新規に担当大臣に指名された赤沢大臣は、医療関係にしても必要な在庫はちゃんとあり、流通の混乱から今は配送が間に合わない部分もあるが直ぐに是正されると言うような発言は、もっと取り上げられても良いのでは。

この状態が更に数ヶ月続いたときにはまた状況は大きく変わっているだろうけど、今現在は突然のイラン侵攻で混乱していることは有っても、そこで影響を受ける部分に対しては政府はよく手当てしていると感じます。メディアは、どうしても否定的な部分を取り上げて注目を引こうとするけれど、そういう部分もあるかもしれないけれど、それ以外の部分もちゃんと精査して、全体として何が課題・問題なのかちゃんと伝えて欲しい。今に始まったことじゃないけれど、メディア自身が混乱や不信感を生み出して拡散していてはもうどうしようも無い訳ですし。そう言う意味では、1970年代とは異なりSNSが発達していてメディア以外の情報環流もあるから、そういう部分でも以前のようなパニックが抑えられているように感じます。やっぱり、困った時には頼れるのは先ずは「情報」だと再認識しました。

豪雨の一日

1月2月は、殆ど雨が降らず各地で渇水対策が叫ばれていたと思うのですが、3月に入り特に昨日は「豪雨」と言っても良いくらいの強い雨がほぼ一日降り大変でした。事前の天気予報でも、火曜日は一日強い雨模様の天候と言われていたので、前日までに食料など準備しておき、昨日は一日「完全自宅警備員」モードでした。

そんな完全蟄居みたいな中で唯一の例外が、朝一で可燃物のゴミ出しに出たとき。朝から結構強い雨が降っていて、それは事前に予想されていたので前日夜に出しておけば良かったかなともこの時は後悔しましたが後の祭り。可燃物のゴミをまとめて、雨の中を傘をさして近くのゴミ集積場へと向かいました。自分の地区のゴミ集積場は、回りが田圃の中にありその田圃に水を引く用水路の上に設置されています。「用水路」と言っても結構広く深いもので、幅・深さはそれぞれ1m位はあるかなぁ。多分幹線水路の一つだと思います。ここ最近は雨が殆ど降らない状態が続いていたので、底が見える位の殆ど水が無い状態でしたが、昨日のゴミ出しの時に見てみると8割位まで水量は上がっており、凄い勢いで流れていきます。久し振りにあんな水流を見てビックリしながら、可燃ゴミを出して足早に自宅に戻りました。

今朝のニュースでは、昨日の浜松は一日で115mmの豪雨になり、各地で冠水している場所もあった様子。更にビックリしたのは、雨と雨と強風で東海道新幹線の熱海-新富士間で一時運休したようですね。明日は新幹線で出かける予定があるので、何とか天候は戻って欲しいところ。今の所、今朝の天候は昨日の影響は消えていて、少し晴れ間も覗くような春らしい空模様。でも天気予報では、今日のお昼くらいからまた雨模様の天気に戻るらしい。明日の朝までにはその雨も上がる予報なんですが、何とか出かけるまでには雨が上がって、余計な荷物の傘無しでも出かけられることを祈っています。

少し前には、愛知県(東三河地方)の渇水対策支援で、天竜川上流の水を豊川用水経由で供給することがニュースで報じていましたが、昨日の雨でかなり回復したんじゃ無いだろうか。でも、各地で水が無いと言いつつも、浜松というか遠州地方はやっぱり天竜川があるから、まだ多少なりともそういう余裕もあるんでしょうね。リニア新幹線工事では大井川の水が問題になったけれど、静岡県は大井川に天竜川にと、大きな水系が南北に流れているから、国内自治体の中では渇水に強い地域なのかも。水が多いにしても少ないにしても、ほどほどを願いたいけれど、そうは行かないのが自然の難しく厳しいところですよね。暫く雨模様の天気が続きそうだけれど、ほどほどでお願いしたいです。 

2026年3月31日

BBQの思い出

ネットを騒がす日米BBQ談義。私もアメリカ出張中に何度か向こうのご家庭の食事に招かれて、その中には裏庭にBBQグリルを出してのBBQパーティーみたいなものも有りました。日本でBBQというと、少し小さめのテーブルくらいの焼き網を出して、その上で肉や野菜や海鮮を焼きますが、向こうはダイニングテーブルくらい大きな専用グリルがどの家庭にもあって、それを多い場合には2台とか3台とか並べて、左はビーフ、真ん中はソーセージ、右はまたビーフの別の部位みたいな感じで、数日前から仕込んで当日はその家のお父さんしかグリルに触らせてくれない。日本で言う所の「鍋奉行」「すき焼き奉行」みたいな「BBQ大統領」みたいな印象でした。

一度会社のレクリエーションで、仕事をお昼前に打ち切って、午後からは会社近くにあった屋外ステージ付きの大きなレクレーション施設に全社員集まって、そこでBBQパーティーが開かれたことがありました。BBQグリルを内蔵したような日本で言う4tクラスくらいのトラックが5~5台並んでいたかな。多分朝からBBQの準備をしていて、お昼過ぎ位に会場に行くと、どのトラックからも美味しそうな肉の臭いが立ち上り、アメリカでよく見る白いスチロールのランチボックスに、山盛りのBBQ肉と付け合わせでフレンチフライか皮付きのフライドポテトを入れてくれて、それを別テーブルで配布しているソフトドリンク(流石にアルコールは駄目だった)を受取、むしゃむしゃ食べるみたいな午後でした。勿論、お代わり自由でしたが、日本人は最初の一杯ででも多いくらい。

実はBBQと最初聞いた時に、日本のイメージしか無かったので、所謂大きな串焼きみたいなスタイルや、ステーキ肉を網の上で約物と思っていました。でも、配布されたBBQは今で言う所のサラダチキンとかほぐされたツナみたいな形状の肉。「えっ、これがBBQ?」と疑問だし、後食べてみて「うーみゅ、これは牛(ビーフ)ではなく豚(ポーク)じゃないだろうか」と更に疑問は深まったのでした。で、後から聞いたらBBQと言っても色々スタイルがあって、大きくは4種類あるらしい。

  • テキサススタイル:
    牛肉(ブリスケット)を塩胡椒のシンプルな味付けで燻製したように長時間調理したもの。多分日本人のBBQ感に一番近い気がする
  • メンフィススタイル:
    豚(スペアリブ)を焼いたもので、味付けはスパイス系や日本でお馴染みの甘めのソース味などあるらしい
  • カンザスシティスタイル:
    牛豚鶏等特に肉の種類は問わず、日本で言う所のBBQソースをつけ焼きしたもの
  • カロライナスタイル:
    豚(丸焼き、肩ロース)を長時間低温で焼いて、焼けた肉を繊維状に細かくほぐして、酸味のきいたマスタードソースで味付けしてパンに挟むなどして食べる。
私がこの時経験したのが最後の「カロライナスタイル」で、並んでいる焼き網の上には、豚が丸々一頭横たえられて焼かれていて、それを起用に大きなナイフとフォーク出切り分けてほぐして、肉の塊では無く繊維状にバラバラにほぐしていくんですよね。そのほぐされた肉繊維の固まりを、ランチボックスに入れたり、大きなホットドッグ用のパンに挟んだりしてくれるんです。ですから、かなりBBQのイメージとは自分的には程遠い印象でした。元々仕事で行っていたNorth Carolinaは農業州で、そこから興行へと脱皮しようとして大規模な工業団地を造成していて、そこに出張先の研究所とか有った時代。で、牛だとAngus Beefが有名で美味しかったし、豚もこの時もそうでしたが、よく行く日本料理屋で出されたトンカツも美味しくて、「アメリカでは珍しく豚肉も美味しい州」というのが、自分の勝手な印象です。昔「アメリカのバーボンメーカーを巡るツアー」というのがあったけれど、今回の盛り上がりで「アメリカBBQを巡るツアー」もJTB辺りから登場するような気がする。

スタートレックの時代

突然始まったX上での日米BBQ談義が、日米の文化比較や社会問題さらには「Kawaii談義」や、第二次世界大戦・太平洋戦争前後から現在に至る日米関係に関して等、壮大な規模での日米融和というかそれこそ国民一人一人レベルでの対話に成りつつあります。その一番の功績は、日本語-英語、双方向の翻訳機能を提供しだしたX(ex-Twitter)なのは間違いありません。世界的にはTiktokやInstagramその他新興ツールに押され気味だけれど、日本国内ではLINEとXは最大規模のツールですし、アメリカでもXはそれなりの存在感があるから、行ってみれば世界でトップ2のXユーザー圏同士が、それまでの言語障壁が無くなった途端に大規模かつ好走でデータ同期を始めたようなもの(恐ろしい...)

どうもこの翻訳機能を実装したのは、日本人のエンジニアの方らしいのだけれど 、いゃぁとんでもないことをやってくれたなぁ(賞賛)。凄いのは、Grokがただ単にリアルタイムに日英翻訳しているだけで無く、ちゃんと日本語のニュアンスや英語のニュアンスも含めて「翻訳」してくれていること。「翻訳」という範疇を超えて、日本語英語というこれまでの区別が、それこそその言語の方言レベルにまで落とし込まれた気がする。しかも「方言」と言っても、例えば日本語の標準語と関西弁との違いほども無くて、それこそ「東京弁」と「千葉弁」「神奈川弁」埼玉弁」くらいの差分と言っても決して大げさじゃ無い気がする。

今はXというプラットフォーム上で、バックグラウンドでGrokが一生懸命仕事をしているのだけれど、酷なようだけれどもう少し頑張ってくれないだろうか。つまり、今は日本語英語でテキスト入力しているわけだけれど、それを音声入力で同様に入力されたら自動翻訳して、その翻訳後の文章をテキストスピーチで流して欲しい。そうすると、ほぼリアルタイムの日英会話が成立するんじゃ無いだろうか。勿論、既に似たような同時通訳サービスやツールはあると思うんですが、今回何が印象的だったかというと、Grokが凄く自然な日本語に(多分英語にも)翻訳していて、そういうところまで実装しているようなツールやサービスは、自分はまだ知らなかったから。だから、その「良い部分」を何とかもっと広い範囲に実装できないものだろうか。

スタートレックの世界では、確か耳のところにインプラントが挿入されていて、地球上の言葉は勿論、標準的な宇宙の言葉も自動的に翻訳されて、普通に会話することが可能に。(P.S.あれって、だから相手も聴覚部分に自動的に翻訳されるインプラントなり機能を実装していると言う前提なんですよね?!) 話し言葉と書き言葉の違いはあるけれど、ここ数日の様子を見ていると、ちょっとスタートレックのあの世界観がちょっと見えた気がして個人的にワクワクしています。サテ、今回の日米文化交流はどこまで広がるのだろうか。明日は4月1日なので、とんでもない話があちこちで炸裂して、多分Xの一日のトラフィック記録を大きく書き換える気がする。