2026年4月6日

長所を伸ばすvs短所を正す

選挙ドットコムちゃんねるから、クレディ・アグリコル証券チーフエコノミスト会田卓司氏を招いての、日本経済成長に関しての話。MCは政治ジャーナリストの今野忍氏。「選挙ドットコム」という名前の印象が強いので、選挙以外の話が登場してくるとどうしても「えっ、ReHacQ?」と感じてしまう(笑)。まぁ、「選挙≓政治」と思えば、政権が進めようとしている経済政策に関しての説明や批評はもっと必要なのかもしれない。

内容の前に、コメント欄にも書かれていたけれど、MCを務めた今野氏はもう少し相手の話を受けて伝える技術というかタイミングを考えた方がより分かりやすいと思う。どうしても相手の話の途中に割り込むみたいな印象を受けるんですよね。割り込むのも悪意があるわけじゃ無くて、難しい話を自分なりに咀嚼して理解したことを視聴者に伝えようとする熱意の表れだと思うんだけれど、それならそれで相手の話を一区切り付くまではもう少し待って、そこで「なるほど、○○はこうだから今の××がこうなっていくというわけですね」と分かりやすく言い換えてくれると、非常にコンテンツの中の会話に厚みが生まれると思うんですよね。そう言う意味では、相方(?)の山本期日前氏はそういうタイミングをよく理解しているというか体で理解している気がする。あくまで個人的想像ですが、今野氏は「元朝日新聞政治部記者」という経験から、ああいうタイミングで相手=政治家の発言に被せて質問する癖が付いているんじゃ無いかなぁ。ライバル記者よりも一瞬でも早く政治家から答えを引き出すために、ああいうスタイルが身についてしまったような気がします。その点山本期日前氏は、元々素人という事もあってか、相手の発言を最後まで聞いて尊重しているような印象を受けます。

話の内容は、これまで藻別のコンテンツでも指摘されていることも多くて理解出来たけれど、会田氏が使用していた指標は初めて見たものだったので、なるほどそういう要素(=パラメーター)で判断出来るんだというのが自分なりの新発見と言えるかも。やはり具体的な数値で話をしてくれるとよく理解出来るんですが、ただその使用する数値の意味や使い方次第では本来の意図とは異なる説明も出来てしまうので、それを判断する力は聞く側も必要なんですよね。そう言う意味では、会田氏が示した指標を見ると、民主党政権から第二次安倍政権に代わったときから名目GDPが上がり、さらにコロナ禍の時に民間支援したことが経済投資みたいな形になりさらに名目GDPが上がっているのは、更に現在必要な方向性を証明している気がします。第二次安倍政権の時は、長いデフレからの脱却というさらに足かせがあったから、中々結果が出なかったけれど、コロナ禍以降はかなり上向きのトレンドになっている気がするので、イラン状況にも影響されるだろうけど基本的なスタンスは変えずに「経済成長」を主目的に政策を進めて欲しいですよね。

コンテンツの中で、緊縮派vs成長派みたいな対比が何度か登場しましたが、これを見ていて思いだしたのが、「短所を直すのか、長所を伸ばすのか」という話。私は自分に向いてないと思ったのでキャリアパスでは管理職ではなく技術専門系を選択して、それなりに自分で満足出来る結果を出せたと思っていますが、そうは言ってもチームリーダーとかプロジェクトリーダーみたいな立場では、有る程度チーム内メンバーのマネージメントも必要で、そこで悩むのが「問題点を指摘して解決するのか、有る程度それは属性として受け入れて得意なところで差別化して貰うか」という課題。自分が子供の頃は、「迷惑を掛けない、困ったことはやらない、問題があれば先ずはそれを解決して、回りから誉められる認められる尊敬される人になりなさい」というような教育を受けた人が多いんじゃ無いだろうか。それはそれで良い点も悪い点もあるけれど、結局それだと自分がやりたいことも出来なくなってしまう。社会人になって多少なりとも仕事で色々な経験をして思ったのが、多少の欠点があってもそれを補って余り有る長所なり得意技を獲得した方が、自分も回りも幸せなんじゃ無いか」という事。コンテンツの中の経済政策に関しての考えが、まさにそれだと私は感じましたね。だから、長所を伸ばすという方向性の経済支援重視の高市内閣の「責任有る積極財政」という考え方が、自分的にはスッと腑に落ちるのかも。そんな印象を感じた良コンテンツでした。

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